JP2001306433A - 費用効率の高いコンテンツ配信サービスのためのシステムおよび方法 - Google Patents

費用効率の高いコンテンツ配信サービスのためのシステムおよび方法

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JP2001306433A
JP2001306433A JP2001024860A JP2001024860A JP2001306433A JP 2001306433 A JP2001306433 A JP 2001306433A JP 2001024860 A JP2001024860 A JP 2001024860A JP 2001024860 A JP2001024860 A JP 2001024860A JP 2001306433 A JP2001306433 A JP 2001306433A
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Japan
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Application number
JP2001024860A
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English (en)
Inventor
Lee Uen-Shan
ウェン−シャン・リー
Ryoken Gen
良憲 原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体的に低費用でコンテンツ配信サービスを
コンテンツプロバイダに提供するコンテンツ配信システ
ムおよび方法を提供する。 【解決手段】 本発明によるコンテンツ配信システム3
6は、ミラーリングのために第三者コンテンツ配信シス
テム148へコンテンツを送信する複数のコンテンツプ
ロバイダオリジナルサイト118を有する。第三者コン
テンツ配信システム148は、ミラーリングされたコン
テンツを、少なくとも1つのミラーサイト150に記憶
する。エンドユーザー114がコンテンツプロバイダオ
リジナルサイト118からの特定のコンテンツを要求す
ると、コンテンツプロバイダオリジナルサイト118
は、エンドユーザー114にリダイレクションページを
伝達する。リダイレクションページは、第三者コンテン
ツ配信システム148から特定のコンテンツを取り出す
ようにエンドユーザー114に命令するメタタグを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、コンテン
ツ配信(content delivery)ネットワークに関し、か
つ、より好ましい実施形態において、コンテンツ配信サ
ービスを改善するために、httpメタタグ(meta-ta
g)プロトコルを用いてコンテンツ要求を効率的にミラ
ーサイトへリダイレクトするためのシステムおよび方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】Web性能は、コンテンツプロバイダ間
の差別化の重要な問題である。主要なWebサイト内に
おける故障や減速は、会社が高速のWebトラフィック
を処理する場合に直面する問題点を明示している。イン
ターネットのバックボーン技術が発達するにつれて、サ
ービス管理領域における革新は、帯域幅およびWebコ
ンテンツの検索応答時間を改善してきた。しかしなが
ら、インフラストラクチャに対するこれらの改善は、イ
ンターネット内の全ての地点におけるトラフィックの問
題を解決することができない。
【0003】例えば、図1において、日本のネットワー
ク14内のエンドユーザー12が、米国のネットワーク
18内のWebサイト16からのページへアクセスする
ことを要求すると仮定する。(説明の簡略化の目的のた
めに、エンドユーザーは、本明細書において、コンテン
ツを要求または受信するものとして説明され得る。しか
しながら、実際には、エンドユーザーのWebブラウザ
がコンテンツを要求または受信することを理解すべきで
ある。)前記要求は、Webサイト16に到達する前に
幾つかのゲートウェイ20,88,90を通過する必要
がある。Webサイト16は広い帯域幅(大量のデータ
を急速に伝達する能力)を有し得るが、日本のネットワ
ーク14を米国のネットワーク18に接続するゲートウ
ェイは遅い場合があり、かつこれにより、エンドユーザ
ー12がWebサイト16からのページにアクセスしよ
うとするときに、ゲートウェイがボトルネックを作り出
す場合がある。このようなゲートウェイのボトルネック
は、1ページのデータに対して約10秒以上のアクセス
時間という結果となる場合がある。ゲートウェイのボト
ルネックのために、かつ、エンドユーザー12からWe
bサイト16への(および、この逆方向の)インターネ
ット経路に伴う多くの不確実性が存在するので、コンテ
ンツ配信ネットワークまたはシステムが現在も開発され
ている。
【0004】基本的に、コンテンツ配信システムは、2
つの主要な目的のために設計されており、一方の目的
は、負荷の釣り合いを保つことであり、他方の目的は、
全体的な応答時間を短縮することである。コンテンツ配
信システムについては、全てのゲートウェイを無視する
かまたは送信経路におけるインターネットゲートウェイ
数を減少させる一方で、配信コンテンツに対する高速専
用回線を用いて実施できる。しかしながら、このような
専用システムには費用がかかる。コンテンツ配信システ
ムを実施する他の方法は、インテリジェントキャッシ
ュ、ミラーリング、プロキシサーバー、または、要求さ
れたコンテンツのコピーを有しかつエンドユーザーに近
い(すなわち、エンドユーザーによって迅速にアクセス
可能な)有効サーバーへエンドユーザーをリダイレクト
する他の技術を用いることによるものである。リダイレ
クトされたトラフィックのうちの幾つかによって、トラ
フィックサージは減少し、かつ、エンドユーザーは、よ
り高速の応答時間による恩恵を受ける。このようなネッ
トワークまたはシステムのアーキテクチャおよび機能性
に対して用いられる用語が、コンテンツ配信サービス
(content delivery services:CDS)である。
【0005】図2は、従来のエンベディッドオブジェク
トリダイレクションコンテンツ配信システム(embedded
object redirection content delivery system)10
を例示するブロック図である。図2の例において、局所
的(例えば、日本の)ネットワーク94内に配置された
エンドユーザー92は、例えば米国のネットワーク98
内に配置された遠隔のコンテンツプロバイダオリジナル
サイト(content provider original site)96から
の、オブジェクト1(obj1)とオブジェクト2(obj
2)とオブジェクト3(obj3)とを有するWebペー
ジへのアクセスを要求する。obj1,obj2,obj3は、
例えば、3つのイメージを具備することができる。
【0006】図2の例示的システムにおいて、ミラーサ
イト22,100は、日本のネットワーク94において
用いられる。これらのミラーサイト22,100は、概
して、コンテンツプロバイダオリジナルサイト96に記
憶されたコンテンツのコピーを有する。局所的または要
求側エンドユーザー92と同じネットワーク内に配置さ
れたミラーサイトへのアクセスは、しばしば、より高速
のアクセス時間という結果となる。したがって、図2の
例において、日本のエンドユーザー92がコンテンツプ
ロバイダオリジナルサイト96からのデータを要求する
ときに、エンドユーザー92が、米国のコンテンツプロ
バイダオリジナルサイト96からのイメージにアクセス
しかつ該イメージを種々のインターネットゲートウェイ
に渡って送信するのではなく、日本のミラーサイト22
またはミラーサイト100からのデータにアクセスする
ことができれば、概して、はるかに高速となる。もちろ
ん、エンドユーザー92には、より近い(例えば、より
迅速にアクセス可能な)ソースから所望のコンテンツに
アクセスできることを何とかして知らせる必要がある。
【0007】この通信を容易にするために、コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト96は、キャッシュテーブ
ル28を維持するか、または、他のシステムにより維持
されるキャッシュテーブル28にアクセスして、種々の
ミラーサイトにコピーされたオブジェクトの痕跡を保持
する。キャッシュテーブル28は、他のミラーサイトに
コピーされた種々のオブジェクトまたはイメージ全ての
リストと、該オブジェクトとこれらのオブジェクトのコ
ピーを記憶する特定のミラーサイトとのマッピングと、
これらのミラーサイトの位置とを有することができる。
さらに、キャッシュテーブル28は、部分的IPアドレ
ス(例えば、IPアドレスの最上位(most significan
t)セグメント)にとって最も近いミラーサイトに対す
るこれらの部分的IPアドレスのマッピングを有するこ
ともできる。
【0008】“最も近い”ミラーサイトは、応答時間が
最も速いミラーサイトである。コンテンツプロバイダオ
リジナルサイト96は、キャッシュテーブル28を用い
て、エンドユーザー92が所望のコンテンツにアクセス
できる更に近い位置を突き止める。エンドユーザー92
およびミラーサイト22,100は地理的に近接してい
てもよいが、これらを全く異なるネットワーク上に配置
することもできることを特筆しておく。したがって、コ
ンテンツを選択しかつミラーサイトにコピーし、かつ、
所望のコンテンツを特定のミラーサイトにおいて見出せ
ることをエンドユーザー92に知らせる処理は、必ずし
も単に地理上の問題とは限らない。コンテンツプロバイ
ダオリジナルサイト96は、キャッシュテーブル28内
のマッピングを用いて、最も近いミラーサイトを決定す
ることができる。
【0009】図2のシステムにおいて、エンドユーザー
92が最初にコンテンツプロバイダオリジナルサイト9
6内のWebページへのアクセスを要求するときに
は、"getindex.html"要求26という形式である。コン
テンツプロバイダオリジナルサイト96は、この要求を
受信し、かつ、最初に、要求に含まれたIPアドレス情
報によってエンドユーザー92が日本から来ていると決
定する。例示目的のために、要求されたWebページが
obj1,obj2,obj3を有すると仮定する。コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト96がキャッシュテーブル
28へのアクセスを有しかつ要求側エンドユーザー92
がいることを識別しているので、カスタマイズされたin
dex.htmlページ48は、obj1が日本のミラーサイト1
(参照番号22を参照)に配置されておりかつobj2,o
bj3もまた日本のミラーサイト2(参照番号100を参
照)に配置されていることを示すアドレス情報50を備
えて、エンドユーザー92へ返信される。
【0010】エンドユーザー92が前記カスタマイズさ
れたindex.htmlページ48を受信しかつパースすると、
3つのエンベディッドオブジェクトobj1,obj2,obj
3が存在することが決定される。次に、エンドユーザー
92のブラウザは、各々のオブジェクトに関して1つの
“オブジェクト獲得(get object)”要求を送信する。
しかしながら、米国のコンテンツプロバイダオリジナル
サイト96からのオブジェクトを要求する代わりに、エ
ンドユーザー92は、ミラーサイト1からのobj1を要
求し、かつ、ミラーサイト2からのobj2,obj3を要求
する。要するに、コンテンツプロバイダオリジナルサイ
ト96は、エンドユーザー92へ返信されたindex.html
ページを変更し、かつ、より高速のアクセスのために同
じオブジェクト情報がミラーリングされている代替的位
置へエンドユーザー92をリダイレクトする。この処理
は、エンドユーザーに公開されている。
【0011】図2のエンベディッドオブジェクトリダイ
レクションコンテンツ配信システムによる1つの不都合
な点は、オブジェクトのみがミラーリングされるという
事実の結果として生じる。したがって、要求されたペー
ジは他のページへのリンクを有し得るが、変更されたin
dex.htmlページ48は、これらのページに関するリダイ
レクション(redirection)情報を有していない。ユー
ザーがこれらのリンクされたページにアクセスしたい場
合には、各々のページに対する別個のページ要求を、コ
ンテンツプロバイダオリジナルサイト96に向ける必要
がある。
【0012】さらに、コンテンツプロバイダオリジナル
サイト96から全てのページを取り出す必要があるの
で、コンテンツプロバイダオリジナルサイト96内にお
ける処理能力のうち幾らかを、全ての初期要求を処理す
るために、かつ、カスタマイズされたindex.htmlページ
48を準備しかつ送信するために確保しておく必要があ
る。余分の処理および時間の必要性は大きなものとなり
得る。この追加の処理は、特にキャッシュテーブル28
が非常に大きなときに重要となり得る。さらに、全ての
ページ要求に関して、変更されたindex.htmlページ48
をコンテンツプロバイダオリジナルサイト96により送
信する必要があるので、(ページに関する全部のテキス
トを有する)変更されたindex.htmlページ48全体は、
各々のページ要求に関するインターネットゲートウェイ
を通過する必要があり、このことは、全てのページ要求
の速度に影響を及ぼす。
【0013】図2のコンテンツ配信システムに関する他
の不都合な点は、入力/出力媒体配信に関連している。
図2のシステムにおいて、実際のコンテンツ送信の多く
がエンドユーザー92とコンテンツプロバイダオリジナ
ルサイト96から離れた位置(例えば、日本)にあるミ
ラーサイトとの間で生じ得るが、コンテンツプロバイダ
オリジナルサイト96は、高い入力/出力トラフィック
を有し続けることができる。その理由は、各々の要求に
関して、該コンテンツプロバイダオリジナルサイト96
が全ての初期要求26を受信し、かつ、変更されたinde
x.htmlページ48準備しかつ送信するする必要があるた
めである。これにより、コンテンツが他の位置における
種々のミラーサイトに分散されても、コンテンツプロバ
イダオリジナルサイト96に関連した過剰な入力/出力
トラフィックのために故障がなおも発生し得る。
【0014】図3は、通常のドメインネームサーバー
(DNS)リダイレクションコンテンツ配信システム3
0の例を例示するブロック図である。
【0015】DNSの簡潔な概論を以下に規定する。概
して、エンドユーザー92は、DNSのネットワークを
用いて、特定のドメインネームに関連する物理アドレス
を決定する。DNSは、ドメイン名/IPアドレスマッ
ピングのテーブルを調べることにより、人間にとって覚
え易いNEC.comのようなドメイン名を、コンピュータ処
理に適切な数のストリングからなる物理アドレスに変換
する。DNSネットワークは、上部にインターナショナ
ルDNS(international DNS)を備えた逆引きツリー
(inverted tree)のように構成される。このインター
ナショナルDNSは、米国の.comDNSあるいは.eduD
NS、または、日本の.jpDNSのような他のDNSへ
ユーザーを向けるためのアドレス情報を提供することが
できる。これらのDNSは、例えば、NEC.comへユーザ
ーを向けるためのさらなるアドレス情報を提供すること
もできる。DNSについては、特定のインターネットサ
ービスプロバイダにより、または、イントラネットの範
囲内の会社により管理することができる。
【0016】したがって、例えば、エンドユーザーがNE
C.comにアクセスしたい場合には、エンドユーザーは、
最初に、局所的DNSへの要求を始めることにより、所
望のドメイン名"NEC.com"を調べる。局所的DNSは、
所望のドメイン名をインターナショナルDNSに伝達
し、次に、該インターナショナルDNSは、局所的DN
Sを米国の.comDNSへ向ける。次に、.comDNSは、
NEC.comサーバーの物理アドレスを局所的DNSへ返信
することにより、局所的DNSをNEC.com用のサーバー
に向ける。
【0017】図3の例において、コンテンツプロバイダ
オリジナルサイト102は、米国に配置されている。D
NSリダイレクションサーバー34として識別され同様
に米国に配置されている特別目的のDNSは、コンテン
ツプロバイダオリジナルサイト102用のフロントエン
ド(front end)として用いられる。さらに、ミラーサ
イト2(参照番号136を参照)は、台湾のネットワー
ク24において用いられ、かつ、ミラーサイト1(参照
番号112を参照)は、日本のネットワーク104にお
いて用いられる。これらのミラーサイトは、コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト102に記憶されたコンテ
ンツのコピーを有する。要求側エンドユーザーと同じネ
ットワーク内に配置されたミラーサイトへのアクセス
は、しばしば、より高速のアクセス時間という結果とな
る。したがって、図3の例において、台湾のエンドユー
ザー106がコンテンツプロバイダオリジナルサイト1
02からのデータを要求するときに、エンドユーザー1
06が、米国のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
102からのイメージにアクセスしかつ該イメージを種
々のインターネットゲートウェイに渡って送信するので
はなく、台湾のミラーサイト2にアクセスすることがで
きれば、概して、はるかに高速となる。もちろん、エン
ドユーザー106には、より近いソースから所望のコン
テンツにアクセスできることを何とかして知らせる必要
がある。
【0018】図3は、DNSリダイレクションネットワ
ークがこの機能を行う方法に関する概念的例示を有す
る。図3において、台湾のエンドユーザー106は、局
所的DNSを介して、特定のコンテンツ用のDNSリダ
イレクションサーバー34へ要求を送信し、かつ、本質
的に、“誰がコンテンツプロバイダサーバーなのか”を
尋ねる(参照番号56を参照)。次に、DNSリダイレ
クションサーバー34は、要求されたコンテンツにとっ
て最も近いミラーサイト(この例では、ミラーサイト
2)を決定し、かつ、本質的に、“ミラーサイト2”と
いう回答(参照番号58を参照)によって局所的DNS
32へメッセージを返信する。次に、局所的DNS32
は、“ミラーサイト2”をエンドユーザー106へ返信
し、該エンドユーザー106は、次に、ミラーサイト2
からの特定のコンテンツを要求する(参照番号82を参
照)。この処理は、エンドユーザー106に公開されて
いる。
【0019】このリダイレクション機能を行うために、
DNSリダイレクションサーバー34は、各々のミラー
サイトのアドレスの痕跡を保持する必要がある。図3の
通常のコンテンツ配信システムに関し、より詳細な説明
を、日本のネットワーク104を参照して以下に与え
る。日本のネットワーク104内の局所的DNS108
からの、コンテンツプロバイダオリジナルサイトのアド
レスに関する要求が受信されると(参照番号52を参
照)、DNSリダイレクションサーバー34は、該要求
内に備えられるアドレス情報から、要求側エンドユーザ
ー110の位置を決定する。次に、DNSリダイレクシ
ョンサーバー34は、地理的位置とネットワーク構成と
に基づいて、要求側エンドユーザー110により近いミ
ラーサイト1(参照番号112を参照)を識別する。次
に、DNSリダイレクションサーバー34は、識別され
たミラーサイト1の物理アドレスを、局所的DNS10
8へ返信する(参照番号54を参照)。これにより、局
所的DNS108は、コンテンツプロバイダオリジナル
サイトに関する物理アドレスではなく、ミラーサイト1
に関する物理アドレスを記憶する。いったん、DNS1
08がミラーサイト1の物理アドレスを記憶すると、局
所的DNS108によりなされるコンテンツプロバイダ
オリジナルサイトに関する今後の要求は、直ちにミラー
サイト1の物理アドレスに向けられる。
【0020】局所的DNS108がミラーサイト1の物
理アドレスを記憶した後に、このアドレスは、エンドユ
ーザー110へ返信される。次に、エンドユーザー11
0は、所望のコンテンツを得るために、ミラーサイト1
と通信する(参照番号60を参照)。
【0021】図3のDNSリダイレクションコンテンツ
配信システムがドメインネームアドレスのリダイレクシ
ョンに制約されているので、局所的DNS108は、ミ
ラーサイト1のアドレスを記憶するのみであり、他のW
ebページまたはオブジェクトのアドレスのような、よ
り特定的なアドレス情報を有していない。これは重大な
短所である。特定のコンテンツについては、なおも、ミ
ラーサイト1内に配置する必要がある。したがって、図
3のシステムにおいて、ミラーサイトは、コンテンツプ
ロバイダオリジナルサイト102からの全てのコンテン
ツのコピーを有する必要があるだけでなく、所望のオブ
ジェクトを求めて該コンテンツ内を検索するためにデー
タベースシステムのようなソフトウェアを有する必要も
ある。これに対し、図2のシステムにおいては、ある一
定のオブジェクトのみがミラーサイトに記憶され、か
つ、実際の所望のコンテンツの検索は、米国のコンテン
ツプロバイダオリジナルサイト96において行われる。
これにより、図2の例示的システムにおいては、ミラー
サイト22,100は、情報を取り出すWebサーバー
として作用するのみである。
【0022】再び図3のシステムを参照すると、いった
ん、局所的DNS108がミラーサイトのアドレスを記
憶すると、期限切れ時間がカウントされ始める。この間
に、局所的DNS108を介してコンテンツプロバイダ
オリジナルサイト102に要求する任意のエンドユーザ
ーは、ミラーサイト1に向けられる。いったん、局所的
DNS108がミラーサイト1に関する物理アドレスを
記憶すると、該局所的DNS108は、その時刻から期
限切れ時間まで、コンテンツプロバイダオリジナルサイ
ト102を要求するエンドユーザーを同じ物理アドレス
へ送信し続ける。
【0023】図3のシステムの他の不都合な点は、いっ
たん局所的DNS108がミラーサイトの物理アドレス
を記憶すると、該局所的DNS108が、ミラーサイト
のトラフィック状態とは無関係に全てのエンドユーザー
を同じ物理アドレスへ送信してしまうことである。ミラ
ーサイト112に過剰な要求がロードされれば、局所的
DNS108に記憶されたミラーサイト112に関する
物理アドレスが期限切れとなるまでは、負荷を除去する
ために何も行うことができない。
【0024】図3の例示的なDNSリダイレクションコ
ンテンツ配信システム30に関する変形例(図3には図
示せず)は、モバイルエージェント(mobile agent)と
称されるプログラムを用いて、より制御された方法でデ
ータを送信しかつエンドユーザーを特定のミラーサイト
へルーティングする。図3のシステムに関する変形例
は、幾つかの追加的機能と、エンドユーザーと局所的D
NSとの間のインテリジェンスとを、1つ以上の処理ア
ルゴリズムの形式で挿入する。例えば、日本のエンドユ
ーザー110が、ある特定目的(例えば、ビデオを取り
出す)のためにコンテンツプロバイダオリジナルサイト
102へのアクセスを要求すれば、該エンドユーザー1
10を、日本のミラーサイト112へ向けることができ
る。しかしながら、同様に日本における他のエンドユー
ザーは、異なる目的(例えば、航空券を購入する)のた
めにコンテンツプロバイダオリジナルサイト102への
アクセスを要求する場合がある。代わりに、このエンド
ユーザーを、米国のミラーサイトへ向けることができ
る。
【0025】図3のシステムの変形例に関する不都合な
点は、世界中の種々のDNSが異なる組織および会社に
より管理されていることである。これらの存在は、概し
て、自分たちの制御範囲外のインテリジェントルーティ
ングプログラムを自分たちのDNS内に存在させかつト
ラフィックを異なる位置へリダイレクトすることを許容
することを望まない。このような存在は、概して、ルー
ティングの制御を維持したがり、かつ、このような制御
を諦めることを望まない。これらの問題のために、図3
のシステムに関する変形例は、独自のDNSおよび/ま
たはネットワークルータを全て所有する1つの組織内に
統合されたときに最も適用可能となり、この場合には、
ルーティング制御の範囲内における所有権は分割されな
い。
【0026】コンテンツ配信システムプロバイダにより
用いられる通常の料金構成は、ピーク帯域幅の使用量の
百分率(例えば、ピークの90%)×一定の割合(例え
ば、1000ドル/1Mbps)で、コンテンツプロバ
イダに請求する。しかしながら、大抵の例においては、
有効帯域幅は完全に利用されておらず、または、少なく
とも十分には利用されていない。その理由は、Webサ
イトトラフィックが通常は時間とともに変動し、かつ、
トラフィックピークがほんの数分しか続かない場合があ
るためである。例えば、多くの人々は、昼食時間中にニ
ュースWebサイトにアクセスし、これにより、これら
のWebサイトの関するトラフィックピークは正午辺り
に発生する。したがって、Webサイトは、非常に短時
間だけピークとなる使用に対して非常に高い料金を支払
うことになる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
実施形態の利点は、第三者(third-party)コンテンツ
配信システムに加入しかつコンテンツ配信サービスをコ
ンテンツプロバイダに転売することにより、全体的に低
費用でコンテンツ配信サービスをコンテンツプロバイダ
に提供するコンテンツ配信システムおよび方法を提供す
ることである。
【0028】本発明の実施形態のさらなる利点は、第三
者コンテンツ配信システムに加入しかつ該第三者コンテ
ンツ配信システムのミラーサイトを利用することによ
り、低い開始費用でコンテンツ配信サービスをコンテン
ツプロバイダに提供するコンテンツ配信システムおよび
方法を提供することである。
【0029】本発明の実施形態のさらなる利点は、ミラ
ーリングされたコンテンツの量を動的に増大させかつ必
要に応じてエンドユーザー要求をコンテンツ配信システ
ムにリダイレクトすることにより、全体的に低費用でコ
ンテンツ配信サービスをコンテンツプロバイダに提供す
るコンテンツ配信システムおよび方法を提供することで
ある。
【0030】本発明の実施形態のさらなる利点は、より
大きな仮想Webサイトを作り出すためにコンテンツプ
ロバイダのグループ内でリソースを制御しかつ分担する
ことにより、全体的に低費用でコンテンツ配信サービス
をコンテンツプロバイダに提供するコンテンツ配信シス
テムおよび方法を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】これらのおよび他の利点
は、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
要求に応答するためのコンテンツ配信システムに従って
なされる。本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ
配信システムは、第三者コンテンツ配信システムを有す
る更に大きなシステムの一部である。第三者コンテンツ
配信システムは、コンテンツを関連するミラーサイトに
記憶するためにプログラムされたプロセッサを有する。
本発明の実施形態によるコンテンツ配信システムは、ミ
ラーリングのために第三者コンテンツ配信システムへコ
ンテンツを送信する複数のコンテンツプロバイダオリジ
ナルサイトを有する。第三者コンテンツ配信システム
は、このミラーリングされたコンテンツを少なくとも1
つのミラーサイトに記憶する。エンドユーザーブラウザ
がコンテンツプロバイダオリジナルサイトからの特定の
コンテンツを要求すると、コンテンツプロバイダオリジ
ナルサイトは、リダイレクションページをエンドユーザ
ーブラウザへ伝達する。リダイレクションページは、特
定のコンテンツを第三者コンテンツ配信システムから取
り出す(retrieve)ようにエンドユーザーブラウザに命
令するメタタグを有する。
【0032】本発明に関するこれらのおよび他の目的、
特徴および利点については、本発明の実施形態に関する
以下の詳細な説明を図面および添付の請求項とともに熟
読した場合に、当業者には明白となる。
【0033】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態に関する以下の
説明において、本明細書の一部を形成する添付図面につ
いて言及し、かつ、その内容を、これらの図面において
本発明を実施できる特定の例示的実施形態として示す。
本発明の好ましい実施形態の範囲から逸脱することな
く、他の実施形態を利用でき、かつ、構造的な変更がな
され得ることが理解されるべきである。例えば、以下の
説明は、インターネットアプリケーションを参照して示
されているが、本発明の実施形態は、イントラネットア
プリケーションにも適用されることを理解すべきであ
る。さらに、本明細書において参照される例示的図面
は、種々の機能ブロックを包含するネットワークの循環
的表示を例示しているが、本発明の実施形態が、例示さ
れたネットワーク構成を備えるシステムに制約されるも
のではないことを理解すべきである。
【0034】図4は、例示的コンテンツ配信システム3
6を示すブロック図である。図4の例において、エンド
ユーザー114は第2ネットワーク116内に配置さ
れ、かつ、コンテンツプロバイダオリジナルサイト11
8は第1ネットワーク120内に配置される。さらに、
CachePortal(商標)ミラーサイト40は、第2ネット
ワーク116において用いられる。CachePortalは、C
DSを供給するシステムであり、かつ、"System and Me
thod for Efficient Content Delivery"という題目を付
されかつ2000年4月7日に出願された同時係属中の
米国特許出願第09/545,805号に記載されてお
り、その内容は、本明細書に参照として組み込まれてい
る。例示目的のために本明細書においてCachePortalが
引用されているが、他のコンテンツ配信サービスプロバ
イダをも利用できることを理解すべきである。さらに、
図4の構成は例示的なものに過ぎず、かつ、多数のエン
ドユーザーおよび多数のCachePortalミラーサイトを異
なるネットワーク内に配置できることを理解すべきであ
る。さらに、図4は、第2ネットワーク116において
CachePortalミラーサイト40と通信しているエンドユ
ーザー114を示しているが、エンドユーザーおよびCa
chePortalミラーサイトが必ずしも同じネットワーク内
に配置される必要はないことを理解すべきである。
【0035】CachePortalミラーサイトは、独立的に設
置されたCachePortalサーバーであってもよく、また
は、これらのミラーサイトは、既存のサーバーから借り
てきた処理装置およびメモリを具備することができる。
本明細書において定義されるメモリは、ハードディス
ク、テープドライブ、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、読み出し専用メモリ(ROM)、フロッピー(登
録商標)ディスク、コンパクトディスクなどを有する
が、これらに制約されるものではない。種々のCachePor
talミラーサイトは、コンテンツプロバイダオリジナル
サイト118からコピーされたページ全体(テキスト部
分全体)を有する。例えば、ページ1は、第2ネットワ
ーク116内のCachePortalミラーサイト40に存在す
る場合があり、その一方で、ページ2は、他の位置にお
けるCachePortalミラーサイトに存在する場合がある。
さらに、CachePortalミラーサイトは、これらのページ
にエンベディッドオブジェクトのうちの幾つかまたはそ
の全てを有し得る。しかしながら、CachePortalミラー
サイト40に記憶されたページ全体が、コンテンツプロ
バイダオリジナルサイト118に記憶されたページ全体
とは異なっていてもよいことを理解すべきである。その
理由は、CachePortalミラーサイト40のページにエン
ベディッドオブジェクトの中には、異なる位置に記憶で
きるものもあるためである。ページの変更(エンベディ
ッドオブジェクトを記憶すべき位置を決定すること)に
ついては、コンテンツプロバイダオリジナルサイト11
8またはCachePortalミラーサイト40により行うこと
ができる。
【0036】例示目的のみのために、エンドユーザー1
14が、コンテンツプロバイダオリジナルサイト118
内のWebページへのアクセスを要求する(参照番号6
8を参照)と仮定する。図4の実施形態において、コン
テンツプロバイダオリジナルサイト118は、CachePor
talミラーサイトに記憶されたページ(参照番号62を
参照)と、これらのCachePortalミラーサイトの位置
(参照番号64を参照)と、部分的IPアドレス自体に
最も近いミラーサイトに対する部分的IPアドレスのマ
ッピング(図4には示されていない)とを識別するキャ
ッシュテーブル122を維持する。コンテンツプロバイ
ダオリジナルサイト118は、エンドユーザー114が
要求されたページに対してアクセスできる起点となるCa
chePortalミラーサイトを決定するためのテーブル62
を有し得る。部分的IPアドレスマッピングについて
は、エンドユーザー114がコンテンツプロバイダオリ
ジナルサイト118からよりも迅速に前記要求されたペ
ージにアクセスできる起点となるCachePortalミラーサ
イトを突き止めるために用いることができる。このCach
ePortalミラーサイトは、要求それ自体に包含されるエ
ンドユーザー114の物理アドレスに基づいて選択され
る。もちろん、所望のページがミラーリングされなかっ
た場合には、コンテンツプロバイダオリジナルサイト1
18は所望のページ全体を直接的にエンドユーザー11
4へ送信する。
【0037】あるいはまた、コンテンツプロバイダオリ
ジナルサイト118またはミラーサイト40のいずれか
が、要求されたページにアクセスする起点となる最も近
い位置となり得るので、該最も近い位置を経験的に決定
することができる。コンテンツプロバイダオリジナルサ
イト118またはミラーサイト40のいずれか、または
その両方が、コンテンツページに添付された小さなプロ
グラム(“クッキー”)を送信することができる。“ク
ッキー”は、自分がユーザーのサイトに“到着した時
間”を返信する。コンテンツプロバイダオリジナルサイ
ト118またはミラーサイト40を“出発した時間”と
ユーザーサイトに到着した時間との差に基づいて、両方
の位置に関する応答時間を決定することができる。
【0038】しかしながら、より容易にアクセス可能な
CachePortalミラーサイト40が突き止められれば、コ
ンテンツプロバイダオリジナルサイト118は、“第1
リダイレクションページ”66をエンドユーザー114
へ返信する。前記第1リダイレクションページ66は、
何のコンテンツも有していないが、CachePortalミラー
サイト40から所望のページを再ロード(リフレッシ
ュ)するようにエンドユーザーのブラウザに命令するメ
タタグを有する。メタタグは、HTTPプロトコルにお
いて定義される。本明細書において定義される“ブラウ
ザ”は、表示プログラム、パーサ、または通信プログラ
ムの組み合わせまたはこれらの一部を有するが、これら
に制約されるものではないことを特筆しておく。さら
に、本明細書において定義される“メタタグ”は、HT
TPプロトコルにおいて定義された他の仕様またはタグ
(これらは、同様の機能を実行する)を有するが、これ
らに制約されるものではないことを特筆しておく。
【0039】例示目的のみのために、かつ、図4からは
独立して、米国の"www.nec.com"という初期URLに基
づいた、日本のミラーサイトに対するリダイレクション
命令の例を以下に示す。この命令によって、局所的に
(例えば、日本で)要求側エンドユーザーのWebブラ
ウザが、 http://jp_mirror1.cacheportal.com/nec_usa_mirror/jp/index.html: <head> <title>NEC USA Homepage</title> <meta http-equiv="Refresh" content="0; url=http://jp_mirror1.cacheportal.com/nec_usa_mirror/jp/index.html"> </head> から直ちにリフレッシュされる。
【0040】いったん、第1リダイレクションページ6
6がエンドユーザー114により受信されると、“第1
のリダイレクトされた要求”138がエンドユーザー1
14によりCachePortalミラーサイト40へ送信され
る。CachePortalミラーサイト40が第1のリダイレク
トされた要求を処理する方法を理解するために、CacheP
ortalミラーサイトに関してさらなる説明が必要であ
る。
【0041】コンテンツがコンテンツプロバイダオリジ
ナルサイト118から特定のCachePortalミラーサイト
へコピーされると、ミラーサイトテーブル262もま
た、CachePortalミラーサイト40へコピーされる。こ
のミラーサイトテーブルは、キャッシュテーブル122
のサブセットであり、かつ、CachePortalミラーサイト
40に記憶されたページ内における全てのエンベディッ
ドオブジェクトおよびリンクされたページに関するIP
アドレスと、ディレクトリ位置(すなわち、URL)と
を有する。
【0042】したがって、第1のリダイレクトされた要
求138がCachePortalミラーサイト40により受信さ
れた後に、前記ミラーサイトテーブルは、任意のエンベ
ディッドオブジェクトまたは要求されたページにおける
リンクされたページにとって有効なURLを決定するた
めに読み出される。次に、CachePortalミラーサイト4
0は、ページのフルテキストと、ページ内における任意
のエンベディッドオブジェクトまたはリンクされたペー
ジに関するURL情報とを有するページ全体140を、
エンドユーザー114へ返信する。エンベディッドオブ
ジェクトまたはリンクされたページについては、同じミ
ラーサイトに、他のミラーサイトに、または、コンテン
ツプロバイダオリジナルサイト118にさえも記憶する
ことができる。エンドユーザー114がさらなる要求を
発行してこれらのリンクされたオブジェクトまたはペー
ジを取り出せば、該エンドユーザー114は、コンテン
ツプロバイダオリジナルサイト118へ戻る必要なしに
ミラーサイトに記憶することができるこれらのリンクさ
れたオブジェクトまたはページに向けられる。
【0043】あるいはまた、CachePortalミラーサイト
40は、“第2のリダイレクションページ”をエンドユ
ーザー114へ返信することもできる。前記第2リダイ
レクションページは、何のコンテンツも有していない
が、他のCachePortalミラーサイトから、または、コン
テンツプロバイダオリジナルサイト118からさえも所
望のページを再ロード(リフレッシュ)するようにエン
ドユーザーのブラウザに命令するメタタグを有する。
【0044】コンテンツプロバイダオリジナルサイトの
全部のコピーをミラーサイトに記憶する必要がある図3
のシステムとは異なり、図4に例示されたシステムは、
コンテンツの選択された部分をCachePortalミラーサイ
ト40に記憶することができる。この柔軟性は、あるコ
ンテンツが他のコンテンツよりもミラーリングに適して
いるという点で有利である。例えば、あるユーザーは、
あるインターネットサービスプロバイダサイトにリンク
に沿った情報順次提示(navigation)目的のみのために
アクセスすることができ、その一方で、他のユーザーは
検索エンジンを用いるために同じサイトにアクセスする
ことができる。リンクに沿った情報順次提示をすべきW
ebページおよびオブジェクトをCachePortalミラーサ
イト40に記憶することはリソースの良好な割り当てと
なり得るが、検索エンジンソフトウェアをCachePortal
ミラーサイト40に記憶することは、リソースの良好な
割り当てとはなり得ない。
【0045】さらに、全てのページをページ全体(全部
のテキストページ)としてコンテンツプロバイダオリジ
ナルサイト118から取り出す必要がありかつオブジェ
クトのみがミラーリングされる図2のシステムとは異な
り、図4のシステムは、ページ全体およびオブジェクト
にアクセスするために要求側エンドユーザーを近くに位
置されたミラーリングへリダイレクトすることを可能に
し、インターネットゲートウェイを通過する必要がある
コンテンツプロバイダオリジナルサイト118からコン
テンツを取り出す回数を最小限にする。
【0046】図5は、CachePortalサーバー38として
識別される特定目的のサーバーがコンテンツプロバイダ
オリジナルサイト124に関連している代替的システム
を例示する。CachePortalサーバー38およびコンテン
ツプロバイダオリジナルサイト124を異なる位置およ
びネットワークに配置することができることを特筆して
おく。さらに、1つ以上のCachePortalミラーサイト1
26が、他の位置において用いられる。種々のCachePor
talミラーサイト126は、コンテンツプロバイダオリ
ジナルサイト124からコピーされたページ全体(全部
のテキストページ)を有する。例えば、ページ1は、あ
るCachePortalミラーサイトに存在する場合があり、そ
の一方で、ページ2は、他のCachePortalミラーサイト
に存在する場合がある。代替的実施形態において、Cach
ePortalサーバー38は、ミラーサイトとしても作用す
ることができ、かつ、コンテンツプロバイダオリジナル
サイト124からコピーされたページ全体を記憶するこ
とができる。しかしながら、CachePortalミラーサイト
126またはCachePortalサーバー38に記憶されたペ
ージ全体が、コンテンツプロバイダオリジナルサイト1
24に記憶されたページ全体とは異なっていてもよいこ
とを理解すべきである。その理由は、リンクされたペー
ジおよびエンベディッドオブジェクトの中には、異なる
位置に記憶できるものもあるためである。ページの変更
(エンベディッドオブジェクトを記憶すべき位置を決定
すること)については、コンテンツプロバイダオリジナ
ルサイト124、CachePortalサーバー38、または、C
achePortalミラーサイト126により行うことができ
る。
【0047】あるいはまた、コンテンツプロバイダオリ
ジナルサイト124の制御の下で動作するデーモンプロ
グラム42は、コンテンツプロバイダオリジナルサイト
124に関連していてもよい。しかしながら、デーモン
プログラム42については、CachePortalサーバー38
により制御することもできる。デーモンプログラム42
の一目的については、コンテンツプロバイダオリジナル
サイト124へアクセスする要求−時間の例示的グラフ
を示す図6を参照して説明することができる。通常は、
コンテンツプロバイダオリジナルサイト124における
トラフィックは、通常の動作条件と考えられている第1
警告閾値44よりも下に留まっている。しかしながら、
万一トラフィック量が、第1警告閾値44よりも上であ
るが第2警告閾値46よりも下の位置へ上昇すれば、重
大な遅延、または、コンテンツプロバイダオリジナルサ
イト124が有効ではないことをユーザーに示すメッセ
ージが発生し得る。第2警告閾値46よりも上において
は、使用量があまりに膨大なために、システムの故障が
起こり得る。したがって、デーモンプログラム42の一
目的は、トラフィックを再ルーティングして(rerout
e)、コンテンツプロバイダオリジナルサイト124に
関するトラフィックが第1警告閾値44よりも下に維持
されることを確実にすることである。しかしながら、単
にコンテンツ配信をより迅速にユーザーにもたらすため
に、図5のシステムはデーモンプログラム42がなくて
も機能でき、または、デーモンプログラム42が、コン
テンツ配信をより迅速にユーザーに供給するために、あ
らゆる警告閾値から独立してトラフィックを再ルーティ
ングできることを理解すべきである。
【0048】再び図5を参照すれば、トラフィックが第
1警告閾値44よりも上にあることをコンテンツプロバ
イダオリジナルサイト124(あるいはまた、CachePor
talサーバー38)が検出すると、該コンテンツプロバ
イダオリジナルサイト124は、幾つかのユーザー要求
をCachePortalサーバー38へリダイレクトするように
デーモンプログラム42に命令することができる。デー
モンプログラム42は、全ての第3要求を、コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト124への代わりにCacheP
ortalサーバー38へリダイレクトすることができる。
あるいはまた、さらなる詳細については後述するよう
に、要求をリダイレクトする他の基準を用いることもで
きる。
【0049】例示目的のみのために、エンドユーザー1
28が、コンテンツプロバイダオリジナルサイト124
内のWebページへのアクセスを要求する(参照番号1
30を参照)と仮定する。あるいはまた、コンテンツプ
ロバイダオリジナルサイト124は、どのページがCach
ePortalサーバー38またはCachePortalミラーサイト1
26内にミラーリングされたのかを識別するキャッシュ
テーブル132を維持する。キャッシュテーブル132
は、どのページが各々のミラーサイトに記憶されたのか
に関する痕跡を保持することができる。コンテンツプロ
バイダオリジナルサイト124が、所望のページがミラ
ーリングされたとキャッシュテーブル132から決定す
れば、かつ、リダイレクションのためにデーモンプログ
ラム42により要求が選択されれば、該要求は、CacheP
ortalサーバー38へリダイレクトされる。このリダイ
レクションを行うために、コンテンツプロバイダオリジ
ナルサイト124は、“第1リダイレクションページ”
134をエンドユーザー128へ返信する。前記第1リ
ダイレクションページ134は、何のコンテンツも有し
ていないが、CachePortalサーバー38から所望のペー
ジを再ロード(リフレッシュ)するようにエンドユーザ
ー128に命令するメタタグを有する。もちろん、所望
のページがミラーリングされなかった場合には、デーモ
ンプログラム42は要求をコンテンツプロバイダオリジ
ナルサイト124へルーティングし、かつ、コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト124は、所望のページ全
体を直接的にエンドユーザー128へ送信する。
【0050】例示目的のみのために、所望のページがミ
ラーリングされ、かつ、リダイレクションのためにデー
モンプログラム42により要求が選択されたと仮定す
る。エンドユーザー128は、CachePortalサーバー3
8からの所望のページを要求しようとして、“第1のリ
ダイレクトされた要求”を送信する(参照番号70を参
照)。代替的実施形態において、CachePortalサーバー
38は、ミラーリングされたWebページのキャッシュ
テーブル72と、ミラーリングされたWebページの位
置を記憶するIPサイトマッピングテーブル74と、部
分的IPアドレス自体に最も近いミラーサイトに対する
部分的IPアドレスのマッピング(図5には示されてい
ない)とを維持する。代替的実施形態において、キャッ
シュテーブル72、IPサイトマッピングテーブル7
4、部分的IPアドレスのマッピングを、CachePortal
サーバー38またはコンテンツプロバイダオリジナルサ
イト124とともに物理的に配置できることを理解すべ
きである。次に、CachePortalサーバー38は、エンド
ユーザー128が所望のページにアクセスできる起点と
なる最も近いミラーサイトを決定するために、これらの
テーブルと部分的IPアドレスのマッピングとを用いる
ことができる。あるいはまた、コンテンツプロバイダオ
リジナルサイト124、CachePortalサーバー38、ま
たは、ミラーサイト126のいずれかが、要求されたペ
ージにアクセスする起点となる最も近い位置となり得る
ので、該最も近い位置を経験的に決定することができ
る。コンテンツプロバイダオリジナルサイト124、Ca
chePortalサーバー38または、ミラーサイト126の
いずれか、またはこれらの任意の組み合わせが、コンテ
ンツページに添付された小さなプログラム(“クッキ
ー”)を送信することができる。“クッキー”は、自分
がユーザーのサイトに“到着した時間”を返信する。コ
ンテンツプロバイダオリジナルサイト124、CachePor
talサーバー38、または、ミラーサイト126を“出
発した時間”とユーザーサイトに到着した時間との差に
基づいて、これらの位置に関する応答時間を決定するこ
とができる。
【0051】CachePortalサーバー38は、“第2リダ
イレクションページ”をエンドユーザー128へ返信す
る(参照番号76を参照)。前記第2リダイレクション
ページは、最も近い位置から所望のページを再ロードす
るように、エンドユーザー128に命令するメタタグを
有する。このサーバーは、エンドユーザー128の位置
に基づいて決定され、この位置については、要求それ自
体に包含されるエンドユーザー128の物理アドレスか
ら決定することができる。あるいはまた、CachePortal
サーバー38がページを記憶しかつエンドユーザー12
8に最も近ければ、または、全てのミラーサイトがビジ
ー状態であれば、CachePortalサーバー38は、ページ
全体(全部のテキストページ)をエンドユーザー128
に送信することができる。
【0052】図5の例において、最も近い位置は、Cach
ePortalミラーサイト126である。したがって、いっ
たん、第2リダイレクションページ76がエンドユーザ
ー128により受信されると、“第2のリダイレクトさ
れた要求”84がエンドユーザー128によりCachePor
talミラーサイト126へ送信される。第2のリダイレ
クトされた要求84がCachePortalミラーサイト126
により受信された後に、ミラーサイトテーブルは、要求
されたページにおける任意のエンベディッドオブジェク
トまたはリンクされたページのアドレスを決定するため
に読み出される。(図4を参照して規定されたCachePor
talミラーサイトとミラーサイトテーブルとに関する前
述の説明は、図5にも等しく適用できることを理解すべ
きである。)次に、CachePortalミラーサイト126
は、ページのフルテキストと、ページ内における任意の
エンベディッドオブジェクトまたはリンクされたページ
に関するアドレス情報とを有するページ全体142を、
エンドユーザー128へ返信する。エンベディッドオブ
ジェクトまたはリンクされたページについては、同じミ
ラーサイトに、他のミラーサイトに、CachePortalサー
バー38に、または、コンテンツプロバイダオリジナル
サイト124にさえも記憶することができる。次に、エ
ンドユーザー128は、これらのオブジェクトおよびペ
ージを取り出すために、さらなる要求を送信することが
できる。エンドユーザー128がさらなる要求を発行し
てこれらのエンベディッドオブジェクトまたはリンクさ
れたページを取り出せば、該エンドユーザー128は、
コンテンツプロバイダオリジナルサイト124へ戻る必
要なしに、これらのエンベディッドオブジェクトまたは
リンクされたページに向けられる。
【0053】あるいはまた、CachePortalミラーサイト
126は、“第3リダイレクションページ”をエンドユ
ーザー128へ返信することができる。前記第3リダイ
レクションページは、何のコンテンツも有していない
が、他のCachePortalミラーサイト、CachePortalサーバ
ー38、または、コンテンツプロバイダオリジナルサイ
ト124からさえも所望のページを再ロード(リフレッ
シュ)するようにエンドユーザーのブラウザに命令する
メタタグを有する。例えば、エンドユーザー128がCa
chePortalミラーサイト126よりも迅速にコンテンツ
プロバイダオリジナルサイト124にアクセスできれ
ば、CachePortalサーバー38またはミラーサイト12
6は、実際に、デーモンプログラム42をバイパスして
直接的にコンテンツプロバイダオリジナルサイト124
へエンドユーザー128をリダイレクトすることがで
き、これにより、エンドユーザー128は、コンテンツ
プロバイダオリジナルサイト124への直接的なアクセ
スを得る。あるいはまた、コンテンツがCachePortalサ
ーバー38内に配置されれば、CachePortalサーバー3
8は、所望のコンテンツを直接的にエンドユーザー12
8へ返信することができ、かつ、何の“リダイレクショ
ンページ”も送信されない。
【0054】図5は、コンテンツが分散される方法をも
例示している。CachePortalサーバー38は、リダイレ
クショントラフィック活動を分析し、かつ、後述する種
々の基準にしたがってミラーリングすべきコンテンツを
選択する。コンテンツについては、選択的にコンテンツ
プロバイダオリジナルサイト124からCachePortalサ
ーバー38へコピーすることができ(参照番号78を参
照)、かつ次に、CachePortalミラーサイト126にコ
ピーされる(参照番号80を参照)。あるいはまた、コ
ンテンツは、選択的に、コンテンツプロバイダオリジナ
ルサイト124から直接的にCachePortalミラーサイト
126へコピーされる。
【0055】ミラーリングすべきコンテンツを選択する
ための1つの基準は、更新頻度である。頻繁に更新され
るコンテンツは、概して、ミラーリングされたコンテン
ツが非常に短時間で廃れたものとなりかつ再度の取り込
みを必要とする見込みがあるので、ミラーリングのため
には不十分な候補である。これに対し、頻繁に問い合わ
せられるコンテンツまたはイメージにような大きなオブ
ジェクトは、ミラーサイトにアクセスする際に時間が節
約される可能性があるので、概して、ミラーリングのた
めにより良好な候補である。さらに、ユーザーが非常に
短時間でディレクトリ内の幾つかのページにアクセスす
る見込みがあるので、Webサイト内の全てのページの
ようなコンテンツのディレクトリ全体をミラーリングす
ることは、概して好都合である。コンテンツのディレク
トリ全体をミラーリングすることは、より首尾一貫した
応答時間という結果にもなり、このことはユーザーにと
って好ましい。その理由は、クロスリンク(crosslink
s)に起因して、リンクされたページがミラーサイト内
で見つかる可能性が高いためである。したがって、ユー
ザーがディレクトリを通ってリンクに沿った情報順次提
示をするときに、全てのページが、オリジナルサイトか
らのページを要求せずにミラーサイトを通って直接的に
配信される。ユーザーの位置もまた考慮される。遠隔ユ
ーザーにより要求されたコンテンツは、概して、ミラー
リングのためにより良好な候補である。その理由は、ミ
ラーサイトにアクセスする際に時間が節約される可能性
があるためである。
【0056】CachePortalサーバー38は、種々の基準
にしたがって、リダイレクショントラフィック活動を分
析しかつミラーサイトを選択することができる。ミラー
サイトは、概して、該ミラーサイトの近くのユーザーに
より頻繁にアクセスされるコンテンツを記憶するのに最
も適している。しかしながら、並列的な取り込みを可能
にするために、同じユーザーによりアクセスされるコン
テンツを異なるミラーサイトに記憶することは好都合で
ある。例えば、Webページが3つのエンベディッドオ
ブジェクトを有していれば、各々のオブジェクトを異な
るミラーサイトに記憶することは、好都合であり得る。
このような構成は、ユーザーが各々のイメージを並列的
に取り出すことを可能にし、かつ、アクセス時間を改善
することを可能にする。さらに、オブジェクトを異なる
ミラーサイトに記憶することは、ある任意のミラーサイ
トにおいて負荷の釣り合いを保ちかつ過剰なトラフィッ
クを回避するために好都合である。
【0057】CachePortalサーバー38は、単に、トラ
フィック活動をコンテンツプロバイダに報告することも
でき、次に、該コンテンツプロバイダは、トラフィック
を分析しかつCachePortalサーバー38に対するコンテ
ンツのミラーリングを命令することができる。
【0058】CachePortalミラーサイト126は、管理
者サーバーとして指定されたサーバーの1つとともに、
幾つかのサーバーを具備することができる。全てのCach
ePortalミラーサイトからの管理者サーバーは、独自の
トラフィック活動を互いに伝達することができ、かつ、
CachePortalサーバー38の代わりにトラフィックを分
析することができる。次に、管理者サーバーは、コンテ
ンツを記憶するミラーサイトの他に、ミラーリングすべ
きコンテンツを決定する。
【0059】上述したように、本発明の代替的実施形態
は、エンドユーザー要求のリダイレクションに関して存
在する。デーモンプログラム42は、そのリダイレクシ
ョン基準を要求者のIPアドレスまたは地理的位置に基
づかせることができる。例えば、デーモンプログラム4
2は、米国から発せられたエンドユーザーの要求を受け
入れることができるが、日本から発せられた全ての要求
を、日本のCachePortalミラーサイトにリダイレクトす
る。他の代替的実施形態において、デーモンプログラム
42は、ピークトラフィック時間のようなある一定の時
間中にのみ、コンテンツに関する要求をリダイレクトす
ることができる。
【0060】図4と図5との間の主要な差は、図4にお
いてはリダイレクション機能がコンテンツプロバイダオ
リジナルサイト118により行われ、その一方で、図5
においてはリダイレクション機能が別個のCachePortal
サーバー38により行われることである、ということを
特筆しておく。したがって、図5のシステムについて
は、自分たちのWebサイト内においてCachePortalの
機能性を統合する(すなわち、ミラーリングされたコン
テンツの位置の痕跡を保持する)という複雑な状況や重
荷を希望しないコンテンツプロバイダのために利用する
ことができる。
【0061】本発明の好ましい実施形態において、種々
のCachePortalミラーサイト126に記憶されたコンテ
ンツには、コンテンツが最初にコピーされた際に、期限
切れ時間が割り当てられる。期限切れ時間を割り当てる
のには、幾つかの理由がある。1つの理由は、ミラーリ
ングされたコンテンツがミラーサイトのメモリを恒久的
に占有しないことを確実にすることである。他の理由
は、ビジネスモデルに関連する。例えば、コンテンツプ
ロバイダは、毎日の一定時間の間にCachePortalシステ
ムを利用するだけである。このような例において、ミラ
ーリングされたコンテンツは、前記一定時間の終わりに
期限切れとなるように設定される。期限切れ時間を割り
当てるこれら2つの理由は、互いに独立している。例え
ば、コンテンツプロバイダは、その契約時間の間にCach
ePortalシステムを利用できるが、そのミラーリングさ
れたコンテンツは、ミラーリングされたコンテンツが恒
久的にミラーサイトのメモリを占有しないことを確実に
するために単に割り当てられた期限切れ時間に起因して
期限切れとなり得る。
【0062】本発明の代替的実施形態においては、Cach
ePortalミラーサイト126がこの期限切れ時間の痕跡
を保持する。他の代替的実施形態においては、CachePor
talサーバー38が期限切れ時間の痕跡を保持する。コ
ンテンツプロバイダがCachePortalシステムを用いる資
格を与えられた時刻にコンテンツが期限切れとなれば、
CachePortalサーバー38またはコンテンツプロバイダ
のいずれかが、ミラーリングされたコンテンツのリフレ
ッシュを開始することができる。コンテンツプロバイダ
がCachePortalシステムを用いる資格を与えられていな
い時刻にコンテンツが期限切れとなれば、該コンテンツ
をCachePortalミラーサイト126から削除することが
できる。例えば、期限切れとなりかつまだリフレッシュ
されていないページにエンドユーザー128がアクセス
しようとすれば、CachePortalミラーサイト126は、
エラーメッセージをエンドユーザーに送信することがで
きるか、または、コンテンツプロバイダオリジナルサイ
ト124からのコンテンツにアクセスするようにエンド
ユーザー128をリダイレクトすることができる。
【0063】図7は、通常のコンテンツプロバイダに関
するネットワークトラフィック−時間の例示的グラフを
示し、ここでは、1つ以上のトラフィックピーク144
が24時間に渡って発生する。従来のコンテンツ配信シ
ステムにより用いられる通常の料金構成は、24時間毎
に対し、トラフィックピークにおけるネットワーク帯域
幅の使用量の一定の百分率(例えば、90%)×一定の
割合(例えば、1000ドル/1Mbps)にしたがっ
てコンテンツプロバイダに請求することからなる。しか
しながら、図7に示すように、24時間の大部分に関し
て、支払いがなされている帯域幅は完全に利用されてい
ないか(参照番号146を参照)、または、十分に利用
されていない。その理由は、Webサイトトラフィック
が時間とともに変動し、かつ、トラフィックピークがほ
んの数分しか続かない場合があるためである。例えば、
多くの人々は、昼食時間中にニュースWebサイトにア
クセスし、かつ、これらのWebサイトに関するトラフ
ィックピークを正午と午後1時との間に生じさせる。こ
れらのコンテンツプロバイダは、非常に短時間だけピー
クとなる使用量に対して非常に高い料金を支払う。
【0064】コンテンツプロバイダに対する費用全体を
低減させるために、本発明の実施形態のコンテンツ配信
サービス(本明細書において"CachePortalシステム"と
称する;図8および図11を参照)は、第三者コンテン
ツ配信システム148に加入することにより仲介部(br
oker)として作用することができ(図9の参照番号18
2および図12の参照番号184を参照)、これは、図
2または図3のシステムを包含し得るが、これらに制約
されるものではない。本明細書において定義される“第
三者コンテンツ配信システム148”とは、本発明の実
施形態による専有の(proprietary)コンテンツ配信シ
ステムを有するシステムと、この専有コンテンツ配信シ
ステムへのエンドユーザー加入者とに対して“第三者”
ということである。図4および図5に関連して、図8に
おけるCachePortalの機能性は、コンテンツプロバイダ
オリジナルサイト118にエンベッドされており(参照
番号264を参照)、その一方で、図11におけるCach
ePortalの機能性262は、別個のCachePortalサーバー
38に配置されていることを理解すべきである。
【0065】図8および図11の実施形態において、コ
ンテンツプロバイダオリジナルサイトがCachePortalシ
ステムに加入すると、コンテンツプロバイダオリジナル
サイトからのコンテンツは、CachePortalミラーサイト
に記憶されずに、第三者コンテンツ配信システム148
のミラーサイト150内にミラーリングするために、第
三者コンテンツ配信システム148へ送信される(図9
の参照番号186,188および図12の参照番号19
0,192を参照)。代替的実施形態において、CacheP
ortalミラーサイト266に記憶できるコンテンツもあ
れば、その一方で、第三者コンテンツ配信システム14
8へ送信できるコンテンツもある。
【0066】第三者コンテンツ配信システム148は、
CachePortalシステムからのあらゆるコンテンツを単一
ソースからのものとして処理するが、実際には、真のコ
ンテンツソースは、CachePortalシステムに加入したコ
ンテンツプロバイダオリジナルサイトである(図8の参
照番号118および図11の参照番号124を参照)。
CachePortalシステムからのコンテンツが第三者コンテ
ンツ配信システム148内にミラーリングされると、Ca
chePortalシステムは、ミラーリングされたコンテンツ
に関するソースの記録と、ミラーリングされたコンテン
ツの位置とを維持することができる(図9の参照番号1
94,196および図12の参照番号198,200を
参照)。
【0067】この“単一ソース”という概念は、図10
および図13に例示される。図10は、図8のシステム
の表示であり、ここでは、複数のWebサイト(WS−
1,WS−2,…,WS−N)およびこれに対応するCa
chePortalの機能性(CP−1,CP−2,…,CP−
N)が単一ソース268と見なされる。CachePortalが
第三者コンテンツ配信システム148に加入した後に、
CachePortalへの加入者(WS−1,WS−2,…,W
S−N)は、CachePortalの機能性(CP−1,CP−
2,…,CP−N)を介して、自分たちのコンテンツを
第三者コンテンツ配信システム148へ送信し、これに
より、このシステムが単一ソース268であるように見
える。同様に、図13は、図11のシステムの表示であ
り、ここでは、複数のWebサイト(WS−1,WS−
2,…,WS−N)およびこれに対応するCachePortal
サーバー38が、単一ソース268と見なされる。Cach
ePortalが第三者コンテンツ配信システム148に加入
した後に、CachePortalへの加入者(WS−1,WS−
2,…,WS−N)は、CachePortalサーバー38を介
して、自分たちのコンテンツを第三者コンテンツ配信シ
ステム148へ送信し、これにより、このシステムが単
一ソース268であるように見える。
【0068】CachePortalシステムは第三者コンテンツ
配信システムにより単一ソースとして処理されるので、
第三者コンテンツ配信システムによりアクセスされる料
金は、例えば図7に示される通りに、ピーク使用量の百
分率(例えば、90%)に基づくように設定される。複
数のコンテンツプロバイダオリジナルサイトを単一の
“仲介部”コンテンツ配信システム(例えば、CachePor
tal)の傘下に分類することにより、他の場合では無駄
になるか使用されないであろう帯域幅146を、効率的
に利用することができる。
【0069】第三者コンテンツ配信システム148に応
じて、ミラーリングされたコンテンツは、コンテンツプ
ロバイダオリジナルサイトからコピーされたページ全体
(テキスト部分全体)を、または、ページおよび該ペー
ジにエンベディッドオブジェクトのうちの幾つかまたは
その全てを、または、オブジェクトのみを有することが
できる。ページ全体が第三者コンテンツ配信システムに
記憶されれば、これらのページが、コンテンツプロバイ
ダオリジナルサイトに記憶されたページ全体とは異なっ
ていてもよいことを理解すべきである。その理由は、ペ
ージ内にエンベディッドオブジェクトの中には、異なる
位置に記憶できるものもあるためである。
【0070】エンドユーザーがコンテンツプロバイダオ
リジナルサイト内のWebページへのアクセスを要求す
ると(図9の参照番号202、図8の参照番号68、図
12の参照番号204、図11の参照番号130を参
照)、CachePortalシステムは、“リダイレクションペ
ージ”をエンドユーザーへ返信する(図8の参照番号6
6および図11の参照番号76を参照)。前記リダイレ
クションページは、何のコンテンツも有していないが、
第三者コンテンツ配信システム148から所望のページ
を再ロード(リフレッシュ)するようにエンドユーザー
のブラウザに命令するメタタグを有する(図8の参照番
号138、図11の参照番号84、図9の参照番号20
6、図12の参照番号208,210を参照)。用いら
れている第三者コンテンツ配信システムの形式に応じ
て、第三者コンテンツ配信システム148は、第三者コ
ンテンツ配信システムのミラーサイト150から所望の
ページにアクセスするように(図8の参照番号152ま
たは図11の参照番号154を参照)、エンドユーザー
に指示することができる(図8の参照番号140または
図11の参照番号142を参照)。または、第三者コン
テンツ配信システム148は、どこで該ページに関する
エンベディッドオブジェクトにアクセスすべきかに関す
る情報を有する変更されたページを、エンドユーザーに
返信することができる。代替的実施形態において、ミラ
ーリングされたコンテンツの位置が既知であれば、リダ
イレクションページは、第三者コンテンツ配信システム
148内の適切なミラーサイト150から所望のページ
を直接的に再ロード(リフレッシュ)するように、エン
ドユーザーのブラウザに命令することができる(図9の
参照番号212および図12の参照番号214を参
照)。
【0071】図14に示されるように、CachePortalシ
ステムに加入した多数のコンテンツプロバイダオリジナ
ルサイトが高ピークトラフィック時間を有し得るが、該
ピークトラフィック時間は変動する可能性が高い。した
がって、多数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
が、第三者コンテンツ配信システムからCachePortalシ
ステムを介して、ミラーリングされたコンテンツへのア
クセスを同時に要求しても、CachePortalシステムによ
るピークトラフィック使用量(参照番号156を参照)
は、図14に例示されるように、単一ユーザーによる平
均的なトラフィック使用量よりもはるかに高くなり得な
い。第三者コンテンツ配信システムは、独立したコンテ
ンツプロバイダと同じかそれよりも高い料金を、CacheP
ortalシステムに請求し得る。しかしながら、より高い
料金であっても、CachePortalシステムは、その加入者
に、該加入者が直接的に第三者コンテンツ配信システム
に加入していれば請求されたであろう料金よりも安い料
金を提供することができる。この方法のさらなる利点
は、最初にネットワークおよびミラーサイトを世界中に
設定することに多額の資本を投資せずに、CachePortal
システムを実施できることである。
【0072】要するに、上述のコンテンツ配信システム
については、以下の概念的段階を行うことにより実施す
ることができる:(1)図4および図5において上述し
た技術を利用する;(2)コンテンツプロバイダがミラ
ーリングのためにコンテンツをCachePortalシステムへ
送信したときに、該コンテンツプロバイダは第三者コン
テンツ配信システムへ送信され、かつ、コンテンツがミ
ラーリングされる位置と該コンテンツのソースとに関す
る情報が記録される;(3)コンテンツプロバイダがエ
ンドユーザーの取り込み要求をCachePortalシステムへ
リダイレクトすると、CachePortalシステムは、(前段
階において記録された情報を調べた後に)該取り込み要
求を、第三者コンテンツ配信システムへ、または、直接
的に第三者コンテンツ配信システムの特定のミラーサイ
トへ、のいずれかにリダイレクトすることができる。
【0073】本明細書において図5および図6に関連し
て上述したように、トラフィックを第1警告閾値44よ
りも下に維持しかつ遅延またはシステム故障を最小限に
すべく、エンドユーザー要求をCachePortalシステムへ
リダイレクトするために、デーモンプログラム42を用
いることができる。しかしながら、このリダイレクショ
ンは、所望のコンテンツがミラーリングされた場合にの
み可能である。本発明の代替的実施形態においては、ミ
ラーリングされるコンテンツの量は動的である。例え
ば、トラフィックが増大して第1警告閾値44に到達す
ると、コンテンツプロバイダは、CachePortalシステム
単独によってまたは第三者コンテンツ配信システムと共
同でミラーリングするために、増大したコンテンツ量を
CachePortalシステムへ送信することができる。この増
大したミラーリングは、デーモンプログラムにより行わ
れるリダイレクションの数を増大させる。あるいはま
た、コンテンツプロバイダまたはCachePortalシステム
のいずれかが、増大した分のエンドユーザー要求をリダ
イレクトするために、デーモンプログラムを再構成する
ことができる。
【0074】図15は、コンテンツプロバイダ158,
160,162,164間における通常の独立した関係
を例示する。特定のコンテンツプロバイダが高いトラフ
ィックを受信するが該トラフィックをリダイレクトする
ためのコンテンツ配信システムのいずれにも加入しなけ
れば、エンドユーザーの応答時間は、実質的に増大し得
るか、または、コンテンツプロバイダサーバーが故障す
ることさえあり得る。しかしながら、本発明の代替的実
施形態においては、“仮想Webサイト”(図18の参
照番号216を参照)を形成するために、Web上の加
入しているコンテンツプロバイダとともにCachePortal
システムを利用することができ、該仮想Webサイトに
おいて、アクセストラフィックの釣り合いを保ち、か
つ、応答時間を短縮し、かつ、サーバー故障の数を最小
限にするために、リソースがプールされる。
【0075】図16は、本発明の実施形態による、別個
のCachePortalサーバー38により制御される4つのコ
ンテンツプロバイダWebサイト166,168,17
0,172からなる仮想Webサイトを例示する。図1
6に例示された種々のコンテンツプロバイダWebサイ
トについては、(例えば、大会社または大学のシステム
内のサーバーのように)関連づけてもよいが、関連づけ
なくてもよい。図17は、図5に示されたCachePortal
システムのさらなる詳細を備えた図16の実施形態を例
示する。関連しているコンテンツプロバイダ166,1
68,170,172のうちの1つが通常よりも多量の
トラフィックを受信すると、そのコンテンツプロバイダ
は、幾つかのコンテンツを、ミラーリングのためにCach
ePortalシステムを介して他のコンテンツプロバイダへ
送信することができる(図18の参照番号218〜22
4を参照)。ミラーリングされたコンテンツに関し前記
コンテンツプロバイダに対してなされる後続のエンドユ
ーザー要求は、他のコンテンツプロバイダへリダイレク
トされ、かつ、トラフィックの釣り合いを保つことがで
きる(図18の参照番号226〜230を参照)。これ
により、各々の関連コンテンツプロバイダは、他の関連
コンテンツプロバイダのためのミラーサーバーとして作
用することができる。コンテンツプロバイダ間でリソー
スを分担することによりトラフィックピークを吸収する
ことができるので、より大きな仮想Webサイトが効率
的に作り出される。仮想Webサイトによって、各々の
コンテンツプロバイダは、そのエンドユーザーに、より
迅速な応答時間と多量のトラフィックに起因する故障か
らの保護とをもたらす。
【0076】したがって、図17における各々のWeb
サイト168,170,172が、Webサイト166
と同じサービスを受けるために同じ機能を実行でき、こ
れにより、各々のサイトが自分のコンテンツを供給し、
かつ、仮想Webサイト内における他のサイトのための
ミラーとして機能することを理解すべきである。
【0077】図19は、本発明の代替的実施形態によ
る、各々のコンテンツプロバイダサーバー内のCachePor
talプログラムにより制御される4つのWebサイト1
74,176,178,180からなる仮想Webサイ
トを例示する。各々のコンテンツプロバイダサーバー
は、コンテンツのミラーリングや配信サービスを行うた
めの他の関連コンテンツプロバイダと通信するために、
CachePortalプログラムを実行する(図21の参照番号
232を参照)。図19に例示された種々のコンテンツ
プロバイダサーバーについては、(例えば、大会社また
は大学のシステム内のサーバーのように)関連づけても
よいが、関連づけなくてもよい。図20は、本発明の実
施形態による、図4に示されたCachePortalシステムの
さらなる詳細を備えた図19の実施形態を例示する。関
連しているコンテンツプロバイダ174,176,17
8,180のうちの1つが通常よりも多量のトラフィッ
クを受信すると、そのコンテンツプロバイダは、幾つか
のコンテンツを、ミラーリングのためにCachePortalシ
ステムを介して他のコンテンツプロバイダへ送信するこ
とができる(図21の参照番号234〜238を参
照)。ミラーリングされたコンテンツに関し前記コンテ
ンツプロバイダに対してなされる後続のエンドユーザー
要求は、他のコンテンツプロバイダへリダイレクトさ
れ、かつ、トラフィックの釣り合いを保つことができる
(図21の参照番号240,242を参照)。これによ
り、各々の関連コンテンツプロバイダは、他の関連コン
テンツプロバイダのためのミラーサーバーとして作用す
ることができる。コンテンツプロバイダ間でリソースを
分担することによりトラフィックピークを吸収すること
ができるので、より大きな仮想Webサイトが効率的に
作り出される。仮想Webサイトによって、各々のコン
テンツプロバイダは、そのエンドユーザーに、より迅速
な応答時間と多量のトラフィックに起因する故障からの
保護とをもたらす。
【0078】上述したように、図16および図19の仮
想Webサイト内のコンテンツプロバイダサーバーは、
ミラーサーバーとして作用する。図22は、本発明の実
施形態による、ミラーサーバー244のように動作する
ように構成されたコンテンツプロバイダサーバーのシス
テムアーキテクチャを例示し、該システムアーキテクチ
ャは、概念的には、Webサーバーとプロキシサーバー
との統合である。ミラーサーバー内のディスク空間また
は他のメモリについては、Webサーバーコンポーネン
ト246とプロキシキャッシュコンポーネント248と
に分離することができる。コンテンツ配信のためにミラ
ーサーバーを用いるオリジナルコンテンツプロバイダ2
50、または、多くのコンテンツプロバイダのためにコ
ンテンツミラーリングサービスを行うCachePortal25
2は、コンテンツをミラーサーバー244に記憶するこ
とができる。これらのミラーリングされたページは発行
ツール(publishing tools)を介して予めミラーサーバ
ー244に記憶されているので、このようなコンテンツ
は、Webサーバーコンポーネント246に記憶され
る。Webサーバーコンポーネント246に記憶される
コンテンツは、通常は静的コンテンツである。その理由
は、Webサーバーが、Webサーバーコンポーネント
246からコンテンツを除去するための置き換えタスク
を行わないためである。
【0079】図16および図19に例示された本発明の
実施形態において、コンテンツプロバイダサーバーを、
図22に例示されたミラーサーバー244のように動作
するように構成する必要がある。代替的実施形態におい
て、様々なホストに役立つために、Webサーバーコン
ポーネント246に関するコンテンツプロバイダサーバ
ー上にディスク空間を割り当てるプログラムをダウンロ
ードすることができる。さらなる代替的実施形態におい
て、CachePortalからプログラムをダウンロードするこ
とができ、該プログラムは、フロントエンドデーモンプ
ログラム256と、サーバー構成機能と、同期化コンポ
ーネント260のようなキャッシュ管理機能とを有する
ことができ、かつさらに、Webサーバーコンポーネン
ト246に関するコンテンツプロバイダサーバー上にデ
ィスク空間を割り当てるためのさらなるプログラムのダ
ウンロードを行うことができる。
【0080】エンドユーザー254がミラーサーバー2
44からコンテンツを要求すると、該要求は、最初に、
フロントエンドデーモン256により処理される。フロ
ントエンドデーモン256は、最初に、要求をWebサ
ーバーコンポーネント246へ転送することができる。
コンテンツがWebサーバーコンポーネント246内に
見つかれば、該コンテンツは配信される(参照番号25
8を参照)。コンテンツがWebサーバーコンポーネン
ト246内に見つからなければ、要求がプロキシキャッ
シュコンポーネント248へ転送される。コンテンツが
プロキシキャッシュコンポーネント248内に見つかれ
ば、該コンテンツは配信される。しかしながら、コンテ
ンツがプロキシキャッシュコンポーネント248内に見
つからなければ、フロントエンドデーモン256は、オ
リジナルWebサイト250へ進み、エンドユーザー2
54への配信のためにコンテンツを取り出して、かつ、
コンテンツの属性が“キャッシュ不可能(non-cachabl
e)”と指定されていなければ、コンテンツのコピーを
プロキシキャッシュコンポーネント248内に記憶す
る。Webサーバーコンポーネント246およびプロキ
シキャッシュコンポーネント248内に多数のコンテン
ツ片が存在すれば、フロントエンドデーモンは、プロキ
シキャッシュコンポーネント248内に存在するコピー
を除去する。プロキシキャッシュコンポーネント248
内のコンテンツは、静的コンテンツ(例えば、アイコン
またはイメージ)または動的コンテンツ(例えば、価格
相場)のいずれであってもよいことを特筆しておく。
【0081】同期化コンポーネント260は、ミラーサ
ーバー244内のコンテンツとオリジナルWebサイト
250内のコンテンツとの同期化を処理する。図16の
実施形態が用いられる場合には、同期化コンポーネント
260は、CachePortalサーバー38の一部であっても
よい。しかしながら、図19の実施形態が用いられる場
合には、同期化コンポーネント260は、各々のWeb
サイトにダウンロードされるソフトウェアの一部であっ
てもよい。静的コンテンツに関しては、"Method and Ap
paratus for Intelligent Network Bandwidth and Syst
em Resource Utilization for Web Content Fetch and
Refresh"という題目を付されかつ_に出願された同時係
属中の米国特許出願代理人整理番号073303.0107号に示
された方法を利用することができ、該方法の内容は、本
明細書に参照として組み込まれている。この方法につい
ては、“プルモード(pull mode)”と見なすことがで
き、この場合には、コンテンツをキャッシュに記憶した
あらゆる人物がコンテンツを更新する責任を負う。動的
コンテンツに関しては、"System and Method for Intel
ligent Caching and Refresh of Dynamically Generate
d and Static Web Content"という題目を付されかつ2
000年8月14日に出願された同時係属中の米国特許
出願第09/639,208号に示された方法を利用す
ることができ、該方法の内容は、本明細書に参照として
組み込まれている。この方法については、“プッシュモ
ード(push mode)”と見なすことができ、この場合に
は、キャッシュテーブル内のWebページが、該Web
ページの基礎となるデータが変更されると常に自動的に
更新、無効化、またはリフレッシュされる。Webサー
バーコンポーネント246またはプロキシキャッシュコ
ンポーネント248内のコンテンツを置き換えるために
同期化コンポーネント260を用いることもできること
を特筆しておく。
【0082】制御のために幾つかのパラメータが用いら
れる。1つは“最大容量(maximumcapacity)”と称さ
れ、これは、ミラーサーバー244が処理することがで
きる最大能力である。この能力については、要求レート
またはネットワークスループットという用語で説明する
ことができる。他のパラメータは、“容量閾値”であ
り、これは、ミラーサーバー244の能力を示し、この
閾値以上では、トラフィックはあまりに多量すぎてミラ
ーサーバー244が処理できないこととなり得る。この
能力についてもまた、要求レートまたはネットワークス
ループットという用語で説明することができる。いった
ん、要求レートまたはスループットがある一定期間に渡
って容量閾値に到達すると、ミラーサーバー244は、
幾らかのトラフィックを他のミラーサーバーへリダイレ
クトし始める。ミラーサーバー244は、他のミラーサ
ーバーへコンテンツをリダイレクトする前に、ミラーリ
ングされたコンテンツが他のミラーサーバー上において
も有効であることを確認する必要があることを特筆して
おく。ミラーリングされたコンテンツが他のミラーサー
バー上において有効でなければ、または、このようなコ
ンテンツを有するミラーサーバーもまた多量のトラフィ
ック状態にあれば、ミラーサーバー244は、自らの、
または、CachePortal252を介しての、追加のミラー
サーバーへ、コンテンツをミラーリングする必要があ
る。
【0083】他のコンテンツパラメータは“有効性”で
あり、これは、ミラーサーバー244の余剰能力を説明
するものである。有効性については、要求レート、また
は、ネットワークスループットおよびディスク空間とい
う用語で説明することができる。有効性は、概して、容
量閾値と現在のミラーサーバーの負荷との差である。こ
のパラメータは、他のミラーサーバーがトラフィックを
処理するのに役立ち得るかどうかを決定するために、他
のミラーサーバーまたはCachePortal252により用い
られる。他の制御パラメータは、アクセスレートと、ネ
ットワークスループットと、システム負荷とを包含す
る。
【0084】上述したように、多数のWebサイト25
0に関するコンテンツのミラーリングサービスと配信サ
ービスとを処理するためのミラーサーバー244の構成
は、データベースWebサーバー内の仮想ホスト機能性
により行われ、これにより、ミラーサーバー244は、
異なるWebサイト250がindex.htmlのような同じ名
前のWebページを有しているというような状況を処理
することができる。
【0085】フロントエンドデーモン256は、さら
に、HTMLレベルプロトコルまたはHTTPレベルプ
ロトコルのいずれかを介して、他のWebサイト250
へトラフィックをリダイレクトすることもできる。
【0086】ミラーサーバー244に記憶されたWeb
ページに関して、該Webページがリンクまたはエンベ
ディッドオブジェクトを、www.ccrl.com/index.htmlの
ような絶対アドレスの形式で有していれば、エンドユー
ザー254は正にそのアドレスwww.ccrl.com/index.htm
lへリダイレクトされることを理解すべきである。エン
ベディッドオブジェクトがlogo.gifのような相対アドレ
スの形式であれば、エンドユーザー254は、オリジナ
ルWebサイト250ではなく配信ミラーサーバー24
4からコンテンツを取り出すようにリダイレクトされ
る。これは望ましい機能性である。その理由は、エンド
ユーザー254にとって、ミラーサーバー244からの
コンテンツを可能な限り多く取り出すことは望ましいこ
とであるためである。
【0087】しかしながら、全てのコンテンツがミラー
サーバー244において有効なわけではないという状況
についても述べておく必要がある。この問題を緩和する
一方法は、www.ccrl.comのような相対アドレスに対して
基底アドレスを設定するために、HTMLページの冒頭
において“基底”コマンドを用いることである。“基
底”コマンドによって、エンドユーザー254は、ミラ
ーサーバーではなくオリジナルWebサイトからコンテ
ンツを取り出すようにリダイレクトされる。あるいはま
た、本発明の実施形態による上述のミラーサーバーアー
キテクチャは、“基底”コマンドを用いずにこの問題に
取り組むことが可能である。第一に、ミラーサーバー2
44は(大抵のシステムのように)Webサーバーとプ
ロキシキャッシュサーバーとの統合であるので、本発明
のシステムアーキテクチャは、部分的なミラーリングを
サポートしている。すなわち、あるコンテンツがミラー
サーバー244に記憶されるとすぐに、コンテンツのソ
ースが既知であるので、ミラーサーバー244は、エン
ドユーザー254に役立ち始めることができる。あるコ
ンテンツが(正規のミラーリングタスクの一部として)
Webサーバーコンポーネント246においてまだ有効
ではなくても、フロントエンドデーモン256は、単
に、コンテンツをオリジナルWebサイト250から取
り出して、かつ、該コンテンツを、次の要求における配
信のためにプロキシキャッシュコンポーネント248に
記憶することができる。したがって、ミラーサーバー2
44は、要求されたコンテンツがミラーサーバー244
に存在しないときにはエラーを発生させない。その理由
は、ミラーサーバー244が、要求があり次第コンテン
ツを取り出すためのプロキシサーバーとして機能できる
ためである。
【0088】前述の説明においては、ミラーサーバーの
構想および機能性について説明してきた。図16におい
て、CachePortal38により調整された幾つかのミラー
サーバー166〜172が存在する。図22に示される
ように、ミラーサーバー内の記憶部の一部がプロキシキ
ャッシュコンポーネント248として用いられることを
特筆しておく。例えばWebサイト1のような特定のミ
ラーサーバーが自らの能力閾値よりも高い要求レートに
遭遇すると、該ミラーサーバーは、そのトラフィックを
処理するために1つ以上のWebサイト(すなわち、ミ
ラーサーバー)を割り当てるように、CachePortal38
に対して要求を行う。CachePortal38は、関連してい
るミラーサーバーの有効値を調べ、かつ、例えばWeb
サイト2のような、コンテンツをミラーリングできるW
ebサイトを1つ以上突き止めようとする。本例におい
て、コンテンツのうち幾つかまたはその全てがWebサ
イト2内にミラーリングされた後に、Webサイト1
は、幾らかのトラフィックをWebサイト2へリダイレ
クトすることができる。
【0089】CachePortalは、後で、Webサイト2上
でミラーリングされたコンテンツを除去できると決定す
ることができる。その理由は、Webサイト1がもはや
多量のトラフィック状態にはなく、Webサイト2内の
空間を他の目的のために多少は解放するためである。
【0090】さらに、ミラーサーバーのソフトウェアに
ついては、図19のWebサイト1〜4上においてイン
ストールすることができる。図22に示されるように、
ミラーサーバー内の記憶部の一部がプロキシキャッシュ
コンポーネント248として用いられることを特筆して
おく。例えばWebサイト1のような特定のミラーサー
バーが自らの能力閾値よりも高い要求レートに遭遇する
と、該ミラーサーバーは、他の関連ミラーサーバーの有
効値を調べ、かつ、コンテンツをミラーリングするため
に、例えばWebサイト2のようなミラーサーバーを1
つ以上決定する。コンテンツのうち幾つかまたはその全
てがWebサイト2内にミラーリングされた後に、We
bサイト1は、幾らかのトラフィックをWebサイト2
へリダイレクトすることができる。
【0091】Webサイト1またはWebサイト2が、
後で、Webサイト1を補助するためにWebサイト2
上でミラーリングされたコンテンツを除去できると決定
することができることを特筆しておく。その理由は、W
ebサイト1がもはや多量のトラフィック状態にはな
く、Webサイト2内の空間を他の目的のために多少は
解放するためである。
【0092】図5および図16に例示されたコンテンツ
プロバイダとCachePortalシステムとの間の自由に結ば
れた関係のために、CachePortalシステムをWeb上の
多数のユーザーに対して市場で販売できることを理解す
べきである。例えば、ある代替的実施形態においては、
CachePortalWebサイトを、コンテンツプロバイダが
自分たちのWebサイトURLにタイピングしさえすれ
ばよい位置に生じさせることができる。CachePortalW
ebサイトのプログラムは、指定されたURLのWeb
サイトコンテンツを分析し、かつ、ミラーリングを自動
的に行う。このように用いれば、CachePortalシステム
については、簡単、迅速、かつ、ユーザーフレンドリー
なものとすることができる。
【0093】本発明の代替的実施形態において、図16
および図19の仮想Webサイトを、図8または図11
の第三者コンテンツ配信システムとともに用いることが
できる。このような取り決めにおいて、CachePortal
は、第三者コンテンツ配信システムに加入し、かつさら
に、CachePortalに加入しているコンテンツプロバイダ
を仮想Webサイトの一部として有する。仮想Webサ
イトのサーバーが自分たちの容量のまたは該容量に近い
トラフィックに遭遇すれば、該サーバーは、幾つかのコ
ンテンツを第三者コンテンツ配信システムへ送信するこ
とができる。
【0094】さらなる代替的実施形態において、図16
および図19の仮想Webサイトを、図8または図11
に例示したCachePortalミラーサイト266、または、
他のコンテンツプロバイダとともに用いることができ
る。このような取り決めにおいて、CachePortalは、第
三者コンテンツ配信システムに加入し、独立的にCacheP
ortalに加入している他のコンテンツプロバイダを有す
ることができ、かつ、自分のミラーサイトを管理するこ
ともできる。仮想Webサイトのサーバーが自分たちの
容量のまたは該容量に近いトラフィックに遭遇すれば、
該サーバーは、幾つかのコンテンツをCachePortalミラ
ーサイトへ、または、独立的にCachePortalに加入して
いる他のコンテンツプロバイダへ送信することができ
る。これに対し、独立的にCachePortalに加入している
他のコンテンツプロバイダが自分たちの容量のまたは該
容量に近いトラフィックに遭遇した場合に、該コンテン
ツプロバイダは、仮想Webサイトが余剰の容量を有し
ていれば、幾つかのコンテンツを仮想Webサイトへ送
信することができる。
【0095】さらに、上述した本発明の実施形態のいず
れにおいても、第三者コンテンツ配信システムへの加入
者または仮想Webサイトの関係者のいずかとしてのCa
chePortalは、請求書作成センターとして機能すること
ができるか、または、請求書作成および安全の目的のた
めに証明書を処理することができる。したがって、図8
または図11に例示された第三者コンテンツ配信システ
ムを必要とする取り決めにおいて、CachePortalは、仮
想Webサイトに関連しているコンテンツプロバイダに
対する請求書作成を処理することができるか、または、
CachePortalへの加入者に対する請求書作成を処理する
ことができる。
【0096】上記の説明は、コンテンツプロバイダとCa
chePortalシステムとの間における他の取り決めを規定
する。仮想Webサイトプログラムに関連してしないコ
ンテンツプロバイダには、フラットレート(flat rat
e)、使用時間、使用頻度、または、ミラーリングされ
たコンテンツの量を備えた(しかしながら、これらに制
約されるものではない)決定基準を有する料金を請求す
ることができる。仮想Webサイトプログラムに関連し
ているコンテンツプロバイダにも、同様の基準に基づい
て料金を請求することができる。
【0097】したがって、本発明の実施形態は、第三者
コンテンツ配信システムに加入しかつコンテンツ配信サ
ービスをコンテンツプロバイダに転売することにより、
全体的に低費用でコンテンツ配信サービスをコンテンツ
プロバイダに提供するコンテンツ配信システムおよび方
法を提供する。さらに、第三者コンテンツ配信システム
のミラーサイトを利用することにより、開始費用が低減
する。
【0098】さらに、本発明の実施形態は、ミラーリン
グされたコンテンツの量を動的に増大させかつ必要に応
じてエンドユーザー要求をコンテンツ配信システムにリ
ダイレクトすることにより、全体的に低費用でコンテン
ツ配信サービスをコンテンツプロバイダに提供するコン
テンツ配信システムおよび方法を提供する。より大きな
仮想Webサイトを作り出すためにコンテンツプロバイ
ダのグループ内においてリソースを制御しかつ分担する
ことによっても、費用が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のエンドユーザーとWebサイトとの間
のコンテンツ配信経路の例を示すブロック図である。
【図2】 従来のエンベディッドオブジェクトリダイレ
クションコンテンツ配信システムの例を示す図である。
【図3】 従来のドメインネームサーバー(DNS)リ
ダイレクションコンテンツ配信システムの例を示す図で
ある。
【図4】 各々のコンテンツプロバイダにエンベディッ
ドコンテンツサービスプロバイダの機能性を備えた例示
的コンテンツ配信システムを示すブロック図である。
【図5】 各々のコンテンツプロバイダとは別個のサー
バーにエンベディッドコンテンツサービスプロバイダの
機能性を備えた例示的コンテンツ配信システムを示すブ
ロック図である。
【図6】 トラフィック−時間のグラフである。
【図7】 コンテンツ配信システムプロバイダにより用
いられる通常の料金構成を示す図であり、この場合に、
コンテンツプロバイダには、該プロバイダのピーク帯域
幅使用の百分率の割合で請求書発送することができる。
【図8】 本発明の好ましい実施形態による、第三者コ
ンテンツ配信システムに加入することにより仲介部とし
て作用することができるCachePortalコンテンツ配信シ
ステムを示す図である。
【図9】 本発明の好ましい実施形態による、図8のCa
chePortalコンテンツ配信システムの実施方法のフロー
チャートであり、この場合に、前記システムは、第三者
コンテンツ配信システムに加入することにより仲介部と
して作用する。
【図10】 本発明の好ましい実施形態による、第三者
コンテンツ配信システムにより単一ソース加入者と見な
されるCachePortalコンテンツ配信システムを示す図で
ある。
【図11】 本発明の代替的実施形態による、第三者コ
ンテンツ配信システムに加入することにより仲介部とし
て作用することができるCachePortalコンテンツ配信シ
ステムを示す図である。
【図12】 本発明の代替的実施形態による、図11の
CachePortalコンテンツ配信システムの実施方法のフロ
ーチャートであり、この場合に、前記システムは、第三
者コンテンツ配信システムに加入することにより仲介部
として作用する。
【図13】 本発明の代替的実施形態による、第三者コ
ンテンツ配信システムにより単一ソース加入者と見なさ
れるCachePortalコンテンツ配信システムを示す図であ
る。
【図14】 本発明の好ましい実施形態による、CacheP
ortalシステムに加入した多数のコンテンツプロバイダ
オリジナルサイト、および、これらのジグザグ形状の高
ピークトラフィック時間を示す図である。
【図15】 コンテンツプロバイダ間の通常の独立関係
を示す図である。
【図16】 本発明の実施形態による、別個のCachePor
talサーバーにより制御される4つのミラーサーバーか
らなる仮想Webサイトを示す図である。
【図17】 本発明の実施形態による図5に示されたCa
chePortalシステムのさらなる詳細を備えた図16の実
施形態を示す図である。
【図18】 本発明の実施形態による図16および図1
7のCachePortalコンテンツ配信システムの実施方法の
フローチャートである。
【図19】 本発明の代替的実施形態による、各々のコ
ンテンツプロバイダサーバー内のCachePortalプログラ
ムにより制御される4つのミラーサーバーからなる仮想
Webサイトを示す図である。
【図20】 本発明の代替的実施形態による図4に示さ
れたCachePortalシステムのさらなる詳細を備えた図1
9の実施形態を示す図である。
【図21】 本発明の実施形態による図19および図2
0のCachePortalコンテンツ配信システムの実施方法の
フローチャートである。
【図22】 本発明の代替的実施形態による、仮想We
bサイトの一部として図16および図19に示されたミ
ラーサーバーを示す図である。
【符号の説明】
36 コンテンツ配信システム 38 CachePortal 40 ミラーサイト 42 デーモンプログラム 62 CachePortalミラーサイトに記憶されたページ 64 CachePortalミラーサイトの位置 72 キャッシュテーブル 74 IPサイトマッピングテーブル 114 エンドユーザー 116 第2ネットワーク 118 コンテンツプロバイダオリジナルサイト 120 第1ネットワーク 122 キャッシュテーブル 124 コンテンツプロバイダオリジナルサイト 126 ミラーサイト 128 エンドユーザー 132 キャッシュテーブル 148 第三者コンテンツ配信システム 150 第三者コンテンツ配信システムのミラーサイト 158,160,162,164 コンテンツプロバイ
ダWebサイト 166,168,170,172 コンテンツプロバイ
ダWebサイト 174,176,178,180 Webサイト 246 Webサーバーコンポーネント 248 プロキシキャッシュコンポーネント 250 オリジナルコンテンツプロバイダ 252 CachePortal 254 エンドユーザー 256 フロントエンドデーモンプログラム 260 同期化コンポーネント 262 ミラーサイトテーブル 264 CachePortalの機能性 266 ミラーサイト 268 単一ソース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 330 G06F 17/30 330B 17/60 ZEC 17/60 ZEC 132 132 302 302C (72)発明者 原 良憲 アメリカ合衆国・カリフォルニア・ 95134・サンノゼ・110・ロブルスアベニュ ー エヌ・イー・シー・ユー・エス・エ ー・インク内

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのミラーサイトにコンテ
    ンツを記憶するために、かつ、コンテンツに関する要求
    に応答するためにプログラムされたプロセッサを有する
    第三者コンテンツ配信システムにおいて、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザからのコンテンツに
    関する要求に応答するためのコンテンツ配信システムで
    あって、 少なくとも1つのミラーサイト内にミラーリングするた
    めに第三者コンテンツ配信システムへコンテンツを送信
    するための、かつ、少なくとも1つの通信ネットワーク
    によって、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラ
    ウザと通信するための、少なくとも1つのコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイトを具備し、 前記少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザか
    らの、特定のコンテンツに関する要求に応答して、少な
    くとも1つのコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    は、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ
    第1リダイレクションページを伝達するようにプログラ
    ムされ、該第1リダイレクションページは、第三者コン
    テンツ配信システムから特定のコンテンツをロードする
    ために、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウ
    ザをリダイレクトするためのメタタグを有することを特
    徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1リダイレクションページを受信
    した後に、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラ
    ウザは、特定のコンテンツに関する第1リダイレクショ
    ン要求を、第三者コンテンツ配信システムへ伝達するた
    めにプログラムされることを特徴とする請求項1に記載
    のコンテンツ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1リダイレクション要求を受信し
    た後に、第三者コンテンツ配信システムは、少なくとも
    1つの要求側エンドユーザーブラウザへ、第2リダイレ
    クションページを伝達するようにプログラムされ、該第
    2リダイレクションページは、少なくとも1つのミラー
    サイトから特定のコンテンツをロードするために、少な
    くとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレ
    クトするためのメタタグを有することを特徴とする請求
    項2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つのミラーサイト内に
    コピーされたコンテンツのソースと、コンテンツがコピ
    ーされた特定のミラーサイトの位置と、コンテンツそれ
    自体とを相関させるマッピングを記憶するための第1メ
    モリをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の
    コンテンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1リダイレクションページは、特
    定のコンテンツがコピーされた特定のミラーサイトから
    該コンテンツをロードするために、少なくとも1つの要
    求側エンドユーザーブラウザをリダイレクトするための
    メタタグを有することを特徴とする請求項4に記載のコ
    ンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのミラーサイトにコンテ
    ンツを記憶するために、かつ、コンテンツに関する要求
    に応答するためにプログラムされたプロセッサを有する
    第三者コンテンツ配信システムにおいて、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザからのコンテンツに
    関する要求に応答するためのコンテンツ配信システムで
    あって、 コンテンツに関する要求を処理するための、かつ、少な
    くとも1つの通信ネットワークを介して、少なくとも1
    つのエンドユーザーブラウザと通信するためのコンテン
    ツ配信サービスプロバイダと、 少なくとも1つのミラーサイト内にミラーリングするた
    めのコンテンツ配信サービスプロバイダを介して、第三
    者コンテンツ配信システムへコンテンツを送信するため
    の、かつ、少なくとも1つの通信ネットワークを介し
    て、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザと
    通信するための、少なくとも1つのコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトとを具備し、 前記少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザか
    らの、特定のコンテンツに関する要求に応答して、少な
    くとも1つのコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    は、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ
    第1リダイレクションページを伝達するようにプログラ
    ムされ、該第1リダイレクションページは、コンテンツ
    配信サービスプロバイダから特定のコンテンツをロード
    するために、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブ
    ラウザをリダイレクトするためのメタタグを有し、 前記第1リダイレクションページに応答して、少なくと
    も1つの要求側エンドユーザーブラウザは、第1リダイ
    レクション要求をコンテンツ配信サービスプロバイダへ
    伝達するためにプログラムされ、 前記第1リダイレクション要求に応答して、コンテンツ
    配信サービスプロバイダは、第三者コンテンツ配信シス
    テムから特定のコンテンツをロードするために、少なく
    とも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレク
    トするためのメタタグを有する第2リダイレクションペ
    ージを、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウ
    ザへ伝達するためにプログラムされることを特徴とする
    コンテンツ配信システム。
  7. 【請求項7】 前記第2リダイレクションページを受信
    した後に、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラ
    ウザは、特定のコンテンツに関する第2リダイレクショ
    ン要求を、第三者コンテンツ配信システムへ伝達するた
    めにプログラムされることを特徴とする請求項6に記載
    のコンテンツ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記第2リダイレクション要求を受信し
    た後に、第三者コンテンツ配信システムは、少なくとも
    1つの要求側エンドユーザーブラウザへ、第3リダイレ
    クションページを伝達するようにプログラムされ、該第
    3リダイレクションページは、少なくとも1つのミラー
    サイトから特定のコンテンツをロードするために、少な
    くとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレ
    クトするためのメタタグを有することを特徴とする請求
    項7に記載のコンテンツ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つのミラーサイト内に
    コピーされたコンテンツのソースと、コンテンツがコピ
    ーされた特定のミラーサイトの位置と、コンテンツそれ
    自体とを相関させるマッピングを記憶するための第1メ
    モリをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の
    コンテンツ配信システム。
  10. 【請求項10】 前記第2リダイレクションページは、
    特定のコンテンツがコピーされた特定のミラーサイトか
    ら該コンテンツをロードするために、少なくとも1つの
    要求側エンドユーザーブラウザをリダイレクトするため
    のメタタグを有することを特徴とする請求項9に記載の
    コンテンツ配信システム。
  11. 【請求項11】 複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイト間においてリソースを分担するための仮想We
    bサイトシステムであって、 コンテンツに関する要求を処理するための、かつ、少な
    くとも1つの通信ネットワークを介して、少なくとも1
    つのエンドユーザーブラウザと通信するためのコンテン
    ツ配信サービスプロバイダと、 各々のコンテンツプロバイダオリジナルサイトが、他の
    コンテンツプロバイダオリジナルサイト内にミラーリン
    グするためのコンテンツ配信サービスプロバイダを介し
    て、他のコンテンツプロバイダオリジナルサイトへコン
    テンツを送信するための、かつ、少なくとも1つの通信
    ネットワークを介して、少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザと通信するためのコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトである、複数のコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトとを具備し、 前記少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザか
    らの、特定のコンテンツに関する要求に応答して、各々
    のコンテンツプロバイダオリジナルサイトは、少なくと
    も1つの要求側エンドユーザーブラウザへ第1リダイレ
    クションページを伝達するようにプログラムされ、該第
    1リダイレクションページは、コンテンツ配信サービス
    プロバイダから特定のコンテンツをロードするために、
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダ
    イレクトするためのメタタグを有し、 前記第1リダイレクションページに応答して、少なくと
    も1つの要求側エンドユーザーブラウザは、第1リダイ
    レクション要求をコンテンツ配信サービスプロバイダへ
    伝達するためにプログラムされ、 前記第1リダイレクション要求に応答して、コンテンツ
    配信サービスプロバイダは、特定のコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトから特定のコンテンツをロードする
    ために、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウ
    ザをリダイレクトするためのメタタグを有する第2リダ
    イレクションページを、少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザへ伝達するためにプログラムされるこ
    とを特徴とする仮想Webサイトシステム。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、より少量のトラフィックを伴う他のコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイト内にコンテンツをミラーリン
    グするために、コンテンツ配信サービスプロバイダを介
    して、より多量のトラフィックを伴うコンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトから、より少量のトラフィックを
    伴う他のコンテンツプロバイダオリジナルサイトへ、コ
    ンテンツを送信するためにプログラムされることを特徴
    とする請求項11に記載の仮想Webサイトシステム。
  13. 【請求項13】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイト内にミラーリングされたコンテンツのソー
    スと、コンテンツがミラーリングされた特定のコンテン
    ツプロバイダオリジナルサイトの位置と、コンテンツそ
    れ自体とを相関させるマッピングを記憶するための第1
    メモリをさらに有することを特徴とする請求項12に記
    載の仮想Webサイトシステム。
  14. 【請求項14】 前記第1リダイレクション要求に応答
    して、コンテンツ配信サービスプロバイダは、コンテン
    ツがコピーされかつより少量のトラフィックに遭遇して
    いる特定のコンテンツプロバイダオリジナルサイトから
    特定のコンテンツをロードするために、少なくとも1つ
    の要求側エンドユーザーブラウザをリダイレクトするた
    めのメタタグを有する第2リダイレクションページを、
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ伝達
    するためにプログラムされることを特徴とする請求項1
    3に記載の仮想Webサイトシステム。
  15. 【請求項15】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々はミラーサーバーを具備し、該ミラ
    ーサーバーは、 ミラーリングされたコンテンツを記憶するためのWeb
    サーバーメモリコンポーネントと、 ミラーリングされたコンテンツを記憶するためのプロキ
    シキャッシュメモリコンポーネントとをさらに有し、 前記ミラーサーバーは、 Webサーバーメモリコンポーネントとプロキシキャッ
    シュメモリコンポーネントとの間にメモリ空間を割り当
    てるために、 要求側エンドユーザーブラウザによるコンテンツに関す
    る要求を処理するためのフロントエンドデーモンを実施
    するために、 ミラーサーバーに記憶されたコンテンツと、複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイトに記憶されたコンテ
    ンツとを同期させるための同期化コンポーネントを実施
    するために、プログラムされることを特徴とする請求項
    13に記載の仮想Webサイトシステム。
  16. 【請求項16】 前記フロントエンドデーモンは、 特定のコンテンツに関する要求側エンドユーザーブラウ
    ザからの要求を受信し、該要求をWebサーバーメモリ
    コンポーネントへ転送し、かつ、特定のコンテンツがW
    ebサーバーメモリコンポーネント内に見つかれば、特
    定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エンドユー
    ザーブラウザへ配信するために、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内に見つからなければ、要求をプロキシキャッシュメ
    モリコンポーネント転送し、かつ、特定のコンテンツが
    プロキシキャッシュメモリコンポーネント内に見つかれ
    ば、特定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エン
    ドユーザーブラウザへ配信するために、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内にもプロキシキャッシュメモリコンポーネント内に
    も見つからなければ、コンテンツプロバイダオリジナル
    サイトからコンテンツを取り出し、特定のコンテンツを
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ配信
    し、かつ、特定のコンテンツをプロキシキャッシュメモ
    リコンポーネントに記憶するために、 コンテンツがWebサーバーメモリコンポーネント内で
    複製されれば、コンテンツをプロキシキャッシュメモリ
    コンポーネントから除去するために、さらにプログラム
    されることを特徴とする請求項15に記載の仮想Web
    サイトシステム。
  17. 【請求項17】 各々のミラーサーバーは、 ミラーサーバーが処理できる最大要求レートまたはネッ
    トワークスループットを表す最大容量パラメータを維持
    するために、 ミラーサーバーがコンテンツに関する要求をリダイレク
    トする必要なしに処理できる上限となる、要求レートま
    たはネットワークスループットを表す容量閾値パラメー
    タを維持するために、 たとえ僅かにしても、ミラーサーバーが容量閾値よりも
    どれだけ低いのかを表す有効性パラメータを維持するた
    めに、さらにプログラムされ、 前記フロントエンドデーモンは、特定のミラーサーバー
    へのコンテンツに関する要求が、1つのミラーサーバー
    へリダイレクトされるように、さらにプログラムされ、 該1つのミラーサーバーは、要求されたコンテンツのコ
    ピーを有し、かつ、その有効性パラメータにより決定さ
    れる通りに、前記特定のミラーサーバーがその容量閾値
    を超過すれば有効となることを特徴とする請求項15に
    記載の仮想Webサイトシステム。
  18. 【請求項18】 各々のミラーサーバーは、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが絶対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、コンテンツプロバイダオリジナルサイトから取り
    出すために、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、ミラーサーバーから取り出すために、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されても、要求されたコ
    ンテンツのうちの幾つかが既にミラーサーバーに記憶さ
    れていれば、要求されたコンテンツ内の該エンベディッ
    ドリンクまたはオブジェクトを、コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトから取り出すために、さらにプログラ
    ムされることを特徴とする請求項15に記載の仮想We
    bサイトシステム。
  19. 【請求項19】 前記Webサーバーメモリコンポーネ
    ントおよび前記プロキシキャッシュメモリコンポーネン
    トは、静的コンテンツまたは動的コンテンツを記憶する
    ことが可能であることを特徴とする請求項15に記載の
    仮想Webサイトシステム。
  20. 【請求項20】 複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイト間においてリソースを分担するための仮想We
    bサイトシステムであって、 各々のコンテンツプロバイダオリジナルサイトが、他の
    コンテンツプロバイダオリジナルサイト内にミラーリン
    グするために、該他のコンテンツプロバイダオリジナル
    サイトへコンテンツを送信するための、かつ、少なくと
    も1つの通信ネットワークを介して、少なくとも1つの
    要求側エンドユーザーブラウザと通信するためのコンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトである、複数のコンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトを具備し、 前記少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザか
    らの、特定のコンテンツに関する要求に応答して、各々
    のコンテンツプロバイダオリジナルサイトは、少なくと
    も1つの要求側エンドユーザーブラウザへ第1リダイレ
    クションページを伝達するようにプログラムされ、該第
    1リダイレクションページは、より少量のトラフィック
    に遭遇している特定のコンテンツプロバイダオリジナル
    サイトから特定のコンテンツをロードするために、少な
    くとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレ
    クトするためのメタタグを有することを特徴とする仮想
    Webサイトシステム。
  21. 【請求項21】 各々のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイトは、より少量のトラフィックを伴う他のコンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイト内にコンテンツをミラ
    ーリングするために、より少量のトラフィックを伴う他
    のコンテンツプロバイダオリジナルサイトへコンテンツ
    を送信するためにプログラムされることを特徴とする請
    求項20に記載の仮想Webサイトシステム。
  22. 【請求項22】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイト内にミラーリングされたコンテンツのソー
    スと、コンテンツがミラーリングされた特定のコンテン
    ツプロバイダオリジナルサイトの位置と、コンテンツそ
    れ自体とを相関させるマッピングを記憶するための第1
    メモリをさらに有することを特徴とする請求項21に記
    載の仮想Webサイトシステム。
  23. 【請求項23】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々はミラーサーバーを具備し、該ミラ
    ーサーバーは、 ミラーリングされたコンテンツを記憶するためのWeb
    サーバーメモリコンポーネントと、 ミラーリングされたコンテンツを記憶するためのプロキ
    シキャッシュメモリコンポーネントとをさらに有し、 前記ミラーサーバーは、 Webサーバーメモリコンポーネントとプロキシキャッ
    シュメモリコンポーネントとの間にメモリ空間を割り当
    てるために、 要求側エンドユーザーブラウザによるコンテンツに関す
    る要求を処理するためのフロントエンドデーモンを実施
    するために、 ミラーサーバーに記憶されたコンテンツと、複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイトに記憶されたコンテ
    ンツとを同期させるための同期化コンポーネントを実施
    するために、プログラムされることを特徴とする請求項
    22に記載の仮想Webサイトシステム。
  24. 【請求項24】 前記フロントエンドデーモンは、 特定のコンテンツに関する要求側エンドユーザーブラウ
    ザからの要求を受信し、該要求をWebサーバーメモリ
    コンポーネントへ転送し、かつ、特定のコンテンツがW
    ebサーバーメモリコンポーネント内に見つかれば、特
    定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エンドユー
    ザーブラウザへ配信するために、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内に見つからなければ、要求をプロキシキャッシュメ
    モリコンポーネント転送し、かつ、特定のコンテンツが
    プロキシキャッシュメモリコンポーネント内に見つかれ
    ば、特定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エン
    ドユーザーブラウザへ配信するために、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内にもプロキシキャッシュメモリコンポーネント内に
    も見つからなければ、コンテンツプロバイダオリジナル
    サイトからコンテンツを取り出し、特定のコンテンツを
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ配信
    し、かつ、特定のコンテンツをプロキシキャッシュメモ
    リコンポーネントに記憶するために、 コンテンツがWebサーバーメモリコンポーネント内で
    複製されれば、コンテンツをプロキシキャッシュメモリ
    コンポーネントから除去するために、さらにプログラム
    されることを特徴とする請求項23に記載の仮想Web
    サイトシステム。
  25. 【請求項25】 各々のミラーサーバーは、 ミラーサーバーが処理できる最大要求レートまたはネッ
    トワークスループットを表す最大容量パラメータを維持
    するために、 ミラーサーバーがコンテンツに関する要求をリダイレク
    トする必要なしに処理できる上限となる、要求レートま
    たはネットワークスループットを表す容量閾値パラメー
    タを維持するために、 たとえ僅かにしても、ミラーサーバーが容量閾値よりも
    どれだけ低いのかを表す有効性パラメータを維持するた
    めに、さらにプログラムされ、 前記フロントエンドデーモンは、特定のミラーサーバー
    へのコンテンツに関する要求が、1つのミラーサーバー
    へリダイレクトされるように、さらにプログラムされ、 該1つのミラーサーバーは、要求されたコンテンツのコ
    ピーを有し、かつ、その有効性パラメータにより決定さ
    れる通りに、前記特定のミラーサーバーがその容量閾値
    を超過すれば有効となることを特徴とする請求項23に
    記載の仮想Webサイトシステム。
  26. 【請求項26】 各々のミラーサーバーは、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが絶対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、コンテンツプロバイダオリジナルサイトから取り
    出すために、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、ミラーサーバーから取り出すために、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されても、要求されたコ
    ンテンツのうちの幾つかが既にミラーサーバーに記憶さ
    れていれば、要求されたコンテンツ内の該エンベディッ
    ドリンクまたはオブジェクトを、コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトから取り出すために、さらにプログラ
    ムされることを特徴とする請求項23に記載の仮想We
    bサイトシステム。
  27. 【請求項27】 前記Webサーバーメモリコンポーネ
    ントおよび前記プロキシキャッシュメモリコンポーネン
    トは、静的コンテンツまたは動的コンテンツを記憶する
    ことが可能であることを特徴とする請求項23に記載の
    仮想Webサイトシステム。
  28. 【請求項28】 コンテンツ配信サービスプロバイダ
    と、 各々が前記コンテンツ配信サービスプロバイダに加入し
    ている複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    と、 コンテンツ配信サービスプロバイダと複数のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイトとから独立している少なく
    とも1つの第三者コンテンツ配信システムと、を具備
    し、 前記少なくとも1つの第三者コンテンツ配信システム
    は、複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイトのコ
    ンテンツをミラーリングするための少なくとも1つのミ
    ラーサイトを有し、 前記コンテンツ配信サービスプロバイダは、複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイトのための単一のソー
    スとして、少なくとも1つの第三者コンテンツ配信シス
    テムに加入していることを特徴とするコンテンツ配信サ
    ービスプロバイダ。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つのミラーサイトにコン
    テンツを記憶するために、かつ、コンテンツに関する要
    求に応答するためにプログラムされたプロセッサを有す
    る第三者コンテンツ配信システムにおいて、少なくとも
    1つのコンテンツプロバイダオリジナルサイトへ向けら
    れた少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザか
    らの要求に関する要求に応答したコンテンツ配信のため
    の方法であって、 少なくとも1つのミラーサイト内にミラーリングするた
    めに、少なくとも1つのコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイトから、第三者コンテンツ配信システムへ、コン
    テンツを伝達する段階と、 少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザから
    の、特定のコンテンツに関する要求に応答して、該少な
    くとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ第1リダ
    イレクションページを伝達する段階とを具備し、 前記第1リダイレクションページは、第三者コンテンツ
    配信システムから特定のコンテンツをロードするため
    に、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザを
    リダイレクトするためのメタタグを有することを特徴と
    するコンテンツ配信のための方法。
  30. 【請求項30】 前記方法は、第1リダイレクションペ
    ージが少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザ
    により受信された後に、少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザから、第三者コンテンツ配信システム
    へ、特定のコンテンツに関する第1リダイレクション要
    求を伝達する段階をさらに有することを特徴とする請求
    項29に記載のコンテンツ配信のための方法。
  31. 【請求項31】 前記方法は、第1リダイレクション要
    求が第三者コンテンツ配信システムにより受信された後
    に、第三者コンテンツ配信システムから、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザへ、第2リダイレク
    ションページを伝達する段階をさらに有し、該第2リダ
    イレクションページは、少なくとも1つのミラーサイト
    から特定のコンテンツをロードするために、少なくとも
    1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレクトす
    るためのメタタグを有することを特徴とする請求項30
    に記載のコンテンツ配信のための方法。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1つのミラーサイトに
    コピーされたコンテンツのソースと、コンテンツがコピ
    ーされた特定のミラーサイトの位置と、コンテンツそれ
    自体とを相関させるマッピングを記憶する段階をさらに
    有することを特徴とする請求項29に記載のコンテンツ
    配信のための方法。
  33. 【請求項33】 特定のコンテンツがコピーされた特定
    のミラーサイトから該コンテンツをロードするために、
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダ
    イレクトするためのメタタグを有する第1リダイレクシ
    ョンページを伝達する段階をさらに有することを特徴と
    する請求項32に記載のコンテンツ配信のための方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも1つのミラーサイトにコン
    テンツを記憶しかつコンテンツに関する要求に応答する
    ためにプログラムされたプロセッサを有する第三者コン
    テンツ配信システムにおいて、少なくとも1つの要求側
    エンドユーザーブラウザからの要求に関する要求に応答
    したコンテンツ配信のための方法であって、 少なくとも1つのミラーサイト内にミラーリングするた
    めに、コンテンツ配信サービスプロバイダを介して、少
    なくとも1つのコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    から、第三者コンテンツ配信システムへ、コンテンツを
    伝達する段階と、 少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザから
    の、特定のコンテンツに関する要求に応答して、コンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトから、少なくとも1つ
    の要求側エンドユーザーブラウザへ、第1リダイレクシ
    ョンページを伝達する段階と、 第1リダイレクションページに応答して、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザから、コンテンツ配
    信サービスプロバイダへ、第1リダイレクション要求を
    伝達する段階と、 第1リダイレクション要求に応答して、コンテンツ配信
    サービスプロバイダから少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザへ、第2リダイレクションページを伝
    達する段階とを具備し、 前記第1リダイレクションページは、コンテンツ配信サ
    ービスプロバイダから特定のコンテンツをロードするた
    めに、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザ
    をリダイレクトするためのメタタグを有し、 前記第2リダイレクションページは、第三者コンテンツ
    配信システムから特定のコンテンツをロードするため
    に、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザを
    リダイレクトするためのメタタグを有することを特徴と
    するコンテンツ配信のための方法。
  35. 【請求項35】 前記方法は、第2リダイレクションペ
    ージが少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザ
    により受信された後に、少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザから、第三者コンテンツ配信システム
    へ、特定のコンテンツに関する第2リダイレクション要
    求を伝達する段階をさらに有することを特徴とする請求
    項34に記載のコンテンツ配信のための方法。
  36. 【請求項36】 前記方法は、第2リダイレクション要
    求が第三者コンテンツ配信システムにより受信された後
    に、第三者コンテンツ配信システムから、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザへ、第3リダイレク
    ションページを伝達する段階をさらに有し、該第3リダ
    イレクションページは、少なくとも1つのミラーサイト
    から特定のコンテンツをロードするために、少なくとも
    1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレクトす
    るためのメタタグを有することを特徴とする請求項35
    に記載のコンテンツ配信のための方法。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも1つのミラーサイトに
    コピーされたコンテンツのソースと、コンテンツがコピ
    ーされた特定のミラーサイトの位置と、コンテンツそれ
    自体とを相関させるマッピングを記憶する段階をさらに
    有することを特徴とする請求項34に記載のコンテンツ
    配信のための方法。
  38. 【請求項38】 特定のコンテンツがコピーされた特定
    のミラーサイトから該コンテンツをロードするために、
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダ
    イレクトするためのメタタグを有する第2リダイレクシ
    ョンページを伝達する段階をさらに有することを特徴と
    する請求項37に記載のコンテンツ配信のための方法。
  39. 【請求項39】 コンテンツ配信サービスプロバイダを
    介して、複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    のうち1つ以上から、他のコンテンツプロバイダオリジ
    ナルサイトへ、コンテンツをミラーリングする段階と、 少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザから
    の、特定のコンテンツに関する要求に応答して、コンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトから、少なくとも1つ
    の要求側エンドユーザーブラウザへ、第1リダイレクシ
    ョンページを伝達する段階と、 第1リダイレクションページに応答して、少なくとも1
    つの要求側エンドユーザーブラウザから、コンテンツ配
    信サービスプロバイダへ、第1リダイレクション要求を
    伝達する段階と、 第1リダイレクション要求に応答して、コンテンツ配信
    サービスプロバイダから少なくとも1つの要求側エンド
    ユーザーブラウザへ、第2リダイレクションページを伝
    達する段階とを具備し、 前記第1リダイレクションページは、コンテンツ配信サ
    ービスプロバイダから特定のコンテンツをロードするた
    めに、少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザ
    をリダイレクトするためのメタタグを有し、 前記第2リダイレクションページは、特定のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイトから特定のコンテンツをロ
    ードするために、少なくとも1つの要求側エンドユーザ
    ーブラウザをリダイレクトするためのメタタグを有する
    ことを特徴とする複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイト間においてリソースを分担するための方法。
  40. 【請求項40】 前記方法は、より多量のトラフィック
    を伴うコンテンツプロバイダオリジナルサイトから、よ
    り少量のトラフィックを伴う他のコンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトへ、コンテンツをミラーリングする段
    階をさらに有することを特徴とする請求項39に記載の
    複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト間におい
    てリソースを分担するための方法。
  41. 【請求項41】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイト内にミラーリングされたコンテンツのソー
    スと、コンテンツがミラーリングされた特定のコンテン
    ツプロバイダオリジナルサイトの位置と、コンテンツそ
    れ自体とを相関させるマッピングを記憶する段階をさら
    に有することを特徴とする請求項40に記載の複数のコ
    ンテンツプロバイダオリジナルサイト間においてリソー
    スを分担するための方法。
  42. 【請求項42】 前記第1リダイレクション要求に応答
    して、コンテンツ配信サービスプロバイダから、少なく
    とも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ、第2リダ
    イレクションページを伝達する段階をさらに有し、該第
    2リダイレクションページは、特定のコンテンツがコピ
    ーされかつより少量のトラフィックに遭遇している特定
    のコンテンツプロバイダオリジナルサイトから該コンテ
    ンツをロードするために、少なくとも1つの要求側エン
    ドユーザーブラウザをリダイレクトするためのメタタグ
    を有することを特徴とする請求項41に記載の複数のコ
    ンテンツプロバイダオリジナルサイト間においてリソー
    スを分担するための方法。
  43. 【請求項43】 前記方法は、複数のコンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構
    成する段階をさらに有し、該複数のコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成
    する段階は、 Webサーバーメモリコンポーネントとプロキシキャッ
    シュメモリコンポーネントとの間に、複数のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイトの各々のためのメモリ空間
    を割り当てる段階と、 要求側エンドユーザーブラウザによるコンテンツに関す
    る要求を処理するためのフロントエンドデーモンを実施
    する段階と、 ミラーサーバーに記憶されたコンテンツと、複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイトに記憶されたコンテ
    ンツとを同期させるための同期化コンポーネントを実施
    する段階とをさらに有することを特徴とする請求項41
    に記載の複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    間においてリソースを分担するための方法。
  44. 【請求項44】 前記フロントエンドデーモンを実施す
    る段階は、 特定のコンテンツに関する要求側エンドユーザーブラウ
    ザからの要求を受信し、該要求をWebサーバーメモリ
    コンポーネントへ転送し、かつ、特定のコンテンツがW
    ebサーバーメモリコンポーネント内に見つかれば、特
    定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エンドユー
    ザーブラウザへ配信する段階と、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内に見つからなければ、要求をプロキシキャッシュメ
    モリコンポーネント転送し、かつ、特定のコンテンツが
    プロキシキャッシュメモリコンポーネント内に見つかれ
    ば、特定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エン
    ドユーザーブラウザへ配信する段階と、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内にもプロキシキャッシュメモリコンポーネント内に
    も見つからなければ、コンテンツプロバイダオリジナル
    サイトからコンテンツを取り出し、特定のコンテンツを
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ配信
    し、かつ、特定のコンテンツをプロキシキャッシュメモ
    リコンポーネントに記憶する段階と、 コンテンツがWebサーバーメモリコンポーネント内で
    複製されれば、コンテンツをプロキシキャッシュメモリ
    コンポーネントから除去する段階とをさらに有すること
    を特徴とする請求項43に記載の複数のコンテンツプロ
    バイダオリジナルサイト間においてリソースを分担する
    ための方法。
  45. 【請求項45】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成する段
    階は、 ミラーサーバーが処理できる最大要求レートまたはネッ
    トワークスループットを表す最大容量パラメータを維持
    する段階と、 ミラーサーバーがコンテンツに関する要求をリダイレク
    トする必要なしに処理できる上限となる、要求レートま
    たはネットワークスループットを表す容量閾値パラメー
    タを維持する段階と、 たとえ僅かにしても、ミラーサーバーが容量閾値よりも
    どれだけ低いのかを表す有効性パラメータを維持する段
    階とをさらに有し、 前記フロントエンドデーモンを実施する段階は、特定の
    ミラーサーバーから、他のミラーサーバーへ、コンテン
    ツに関する要求をリダイレクトする段階をさらに有し、
    前記他のミラーサーバーは、要求されたコンテンツの
    コピーを有し、かつ、その有効性パラメータにより決定
    される通りに、前記特定のミラーサーバーがその容量閾
    値を超過すれば有効となることを特徴とする請求項43
    に記載の複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    間においてリソースを分担するための方法。
  46. 【請求項46】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成する段
    階は、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが絶対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、コンテンツプロバイダオリジナルサイトから取り
    出す段階と、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、ミラーサーバーから取り出す段階と、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されても、要求されたコ
    ンテンツのうちの幾つかが既にミラーサーバーに記憶さ
    れていれば、要求されたコンテンツ内の該エンベディッ
    ドリンクまたはオブジェクトを、コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトから取り出す段階とをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項43に記載の複数のコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイト間においてリソースを分担す
    るための方法。
  47. 【請求項47】 複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイトのうち1つ以上から、他のコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトへ、コンテンツをミラーリングする
    段階と、 少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザから
    の、特定のコンテンツに関する要求に応答して、コンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトから、少なくとも1つ
    の要求側エンドユーザーブラウザへ、第1リダイレクシ
    ョンページを伝達する段階とを具備し、 前記第1リダイレクションページは、より少量のトラフ
    ィックを伴う特定のコンテンツプロバイダオリジナルサ
    イトから特定のコンテンツをロードするために、少なく
    とも1つの要求側エンドユーザーブラウザをリダイレク
    トするためのメタタグを有することを特徴とする複数の
    コンテンツプロバイダオリジナルサイト間においてリソ
    ースを分担するための方法。
  48. 【請求項48】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイト内にミラーリングされたコンテンツのソー
    スと、コンテンツがミラーリングされた特定のコンテン
    ツプロバイダオリジナルサイトの位置と、コンテンツそ
    れ自体とを相関させるマッピングを記憶する段階をさら
    に有することを特徴とする請求項47に記載の複数のコ
    ンテンツプロバイダオリジナルサイト間においてリソー
    スを分担するための方法。
  49. 【請求項49】 前記方法は、複数のコンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構
    成する段階をさらに有し、該複数のコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成
    する段階は、 Webサーバーメモリコンポーネントとプロキシキャッ
    シュメモリコンポーネントとの間に、複数のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイトの各々のためのメモリ空間
    を割り当てる段階と、 要求側エンドユーザーブラウザによるコンテンツに関す
    る要求を処理するためのフロントエンドデーモンを実施
    する段階と、 ミラーサーバーに記憶されたコンテンツと、複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイトに記憶されたコンテ
    ンツとを同期させるための同期化コンポーネントを実施
    する段階とをさらに有することを特徴とする請求項47
    に記載の複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    間においてリソースを分担するための方法。
  50. 【請求項50】 前記フロントエンドデーモンを実施す
    る段階は、 特定のコンテンツに関する要求側エンドユーザーブラウ
    ザからの要求を受信し、該要求をWebサーバーメモリ
    コンポーネントへ転送し、かつ、特定のコンテンツがW
    ebサーバーメモリコンポーネント内に見つかれば、特
    定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エンドユー
    ザーブラウザへ配信する段階と、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内に見つからなければ、要求をプロキシキャッシュメ
    モリコンポーネント転送し、かつ、特定のコンテンツが
    プロキシキャッシュメモリコンポーネント内に見つかれ
    ば、特定のコンテンツを、少なくとも1つの要求側エン
    ドユーザーブラウザへ配信する段階と、 特定のコンテンツがWebサーバーメモリコンポーネン
    ト内にもプロキシキャッシュメモリコンポーネント内に
    も見つからなければ、コンテンツプロバイダオリジナル
    サイトからコンテンツを取り出し、特定のコンテンツを
    少なくとも1つの要求側エンドユーザーブラウザへ配信
    し、かつ、特定のコンテンツをプロキシキャッシュメモ
    リコンポーネントに記憶する段階と、 コンテンツがWebサーバーメモリコンポーネント内で
    複製されれば、コンテンツをプロキシキャッシュメモリ
    コンポーネントから除去する段階とをさらに有すること
    を特徴とする請求項49に記載の複数のコンテンツプロ
    バイダオリジナルサイト間においてリソースを分担する
    ための方法。
  51. 【請求項51】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成する段
    階は、 ミラーサーバーが処理できる最大要求レートまたはネッ
    トワークスループットを表す最大容量パラメータを維持
    する段階と、 ミラーサーバーがコンテンツに関する要求をリダイレク
    トする必要なしに処理できる上限となる、要求レートま
    たはネットワークスループットを表す容量閾値パラメー
    タを維持する段階と、 たとえ僅かにしても、ミラーサーバーが容量閾値よりも
    どれだけ低いのかを表す有効性パラメータを維持する段
    階とをさらに有し、 前記フロントエンドデーモンを実施する段階は、特定の
    ミラーサーバーから、他のミラーサーバーへ、コンテン
    ツに関する要求をリダイレクトする段階をさらに有し、
    前記他のミラーサーバーは、要求されたコンテンツの
    コピーを有し、かつ、その有効性パラメータにより決定
    される通りに、前記特定のミラーサーバーがその容量閾
    値を超過すれば有効となることを特徴とする請求項49
    に記載の複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト
    間においてリソースを分担するための方法。
  52. 【請求項52】 前記複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトの各々をミラーサーバーとして構成する段
    階は、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが絶対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、コンテンツプロバイダオリジナルサイトから取り
    出す段階と、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されれば、要求されたコ
    ンテンツ内の該エンベディッドリンクまたはオブジェク
    トを、ミラーサーバーから取り出す段階と、 エンベディッドリンクまたはオブジェクトに関するアド
    レスが相対アドレスとして指定されても、要求されたコ
    ンテンツのうちの幾つかが既にミラーサーバーに記憶さ
    れていれば、要求されたコンテンツ内の該エンベディッ
    ドリンクまたはオブジェクトを、コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトから取り出す段階とをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項49に記載の複数のコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイト間においてリソースを分担す
    るための方法。
  53. 【請求項53】 少なくとも1つのコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトに向けられた、少なくとも1つの要
    求側エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
    要求に応答したコンテンツ配信のための方法であって、 専有のコンテンツ配信システムを用いて第三者コンテン
    ツ配信システムに加入する段階と、 専有のコンテンツ配信システムへのコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイト加入者の顧客ベースを作り出す段階
    と、 コンテンツを、ミラーリングすべきコンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトから、専有のコンテンツ配信システ
    ムを介して、ミラーリングするための第三者コンテンツ
    配信システムへ配信する段階と、を具備し、 要求側エンドユーザーブラウザがコンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトからのコンテンツを要求すれば、該要
    求側エンドユーザーブラウザは、第三者コンテンツ配信
    システムから、または、ミラーサイトが既知であれば該
    ミラーサイトから直接的に、コンテンツを取り出すよう
    に指示されることを特徴とするコンテンツ配信のための
    方法。
  54. 【請求項54】 前記方法は、専有のコンテンツ配信シ
    ステムへのコンテンツプロバイダオリジナルサイト加入
    者の顧客ベースを作り出す他の段階をさらに有し、該段
    階において、前記加入者は、離散的かつ非連続的な期間
    の間、専有のコンテンツ配信システムに加入することが
    できることを特徴とする請求項53に記載のコンテンツ
    配信のための方法。
  55. 【請求項55】 関係しているコンテンツプロバイダオ
    リジナルサイトのグループにより仮想Webサイトを形
    成する段階と、 より多量のトラフィックを伴うコンテンツプロバイダオ
    リジナルサイトから、より少量のトラフィックを伴う他
    のコンテンツプロバイダオリジナルサイトへ、コンテン
    ツをミラーリングする段階と、 ミラーリングされたコンテンツに関する後続の要求を、
    要求側エンドユーザーブラウザから、ミラーリングされ
    たコンテンツを記憶しかつより少量のトラフィックを有
    するコンテンツプロバイダオリジナルサイトへリダイレ
    クトする段階とを具備することを特徴とする複数のコン
    テンツプロバイダオリジナルサイト間においてリソース
    を分担するための方法。
  56. 【請求項56】 コンテンツをミラーリングするための
    第三者コンテンツ配信システムと、複数のコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイトとを有するネットワークにお
    いて、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関す
    る要求を管理するための専有のコンテンツ配信システム
    であって、 ネットワークを介して複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと連絡しており、かつ、複数のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイト内におけるコンテンツのミ
    ラーリングを制御するためにプログラムされたコンテン
    ツ配信サービスプロバイダを具備し、 複数のコンテンツは、複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイト内にミラーリングされ、前記複数のコンテ
    ンツプロバイダオリジナルサイトは、コンテンツ配信サ
    ービスプロバイダに加入しかつ仮想Webサイトを形成
    し、前記コンテンツ配信サービスプロバイダは、ネット
    ワークを介して第三者コンテンツ配信システムとも連絡
    しており、かつさらに、ミラーリングのために、第三者
    コンテンツ配信システムへコンテンツを送信するために
    さらにプログラムされ、 前記仮想Webサイトがその容量または該容量に近いト
    ラフィックに遭遇すれば、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、ミラーリングのために、仮想Webサイトか
    ら、第三者コンテンツ配信システムへ、特定のコンテン
    ツを送信するためにさらにプログラムされ、 前記エンドユーザーブラウザからの、特定のコンテンツ
    に関する要求に応答して、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、リダイレクションページをエンドユーザーブ
    ラウザへ伝達するためにさらにプログラムされ、該リダ
    イレクションページは、第三者コンテンツ配信システム
    から特定のコンテンツをロードするために、エンドユー
    ザーブラウザをリダイレクトするためのメタタグを有す
    ることを特徴とする専有のコンテンツ配信システム。
  57. 【請求項57】 前記コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、請求書作成または安全の目的のために証明書を処
    理するための請求書作成センターとして機能するために
    さらにプログラムされることを特徴とする請求項56に
    記載の専有のコンテンツ配信システム。
  58. 【請求項58】 複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイトを有するネットワークにおいて、エンドユーザ
    ーブラウザからのコンテンツに関する要求を管理するた
    めの専有のコンテンツ配信システムであって、 ネットワークを介して複数のコンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと連絡しており、かつ、複数のコンテンツ
    プロバイダオリジナルサイト内におけるコンテンツのミ
    ラーリングを制御するためにプログラムされたコンテン
    ツ配信サービスプロバイダと、 コンテンツをミラーリングするために、ネットワークを
    介してコンテンツ配信サービスプロバイダと連絡してい
    る少なくとも1つのコンテンツ配信サービスプロバイダ
    のミラーサイトとを具備し、 前記複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイトは、
    コンテンツ配信サービスプロバイダに加入しかつ仮想W
    ebサイトを形成し、 前記仮想Webサイトがその容量または該容量に近いト
    ラフィックに遭遇すれば、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、ミラーリングのために、仮想Webサイトか
    ら、少なくとも1つのコンテンツ配信サービスプロバイ
    ダのミラーサイトへ、特定のコンテンツを送信するため
    にさらにプログラムされ、 前記エンドユーザーブラウザからの、特定のコンテンツ
    に関する要求に応答して、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、リダイレクションページをエンドユーザーブ
    ラウザへ伝達するためにさらにプログラムされ、該リダ
    イレクションページは、少なくとも1つのコンテンツ配
    信サービスプロバイダのミラーサイトから特定のコンテ
    ンツをロードするために、エンドユーザーブラウザをリ
    ダイレクトするためのメタタグを有することを特徴とす
    る専有のコンテンツ配信システム。
  59. 【請求項59】 前記コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、請求書作成または安全の目的のために証明書を処
    理するための請求書作成センターとして機能するために
    さらにプログラムされることを特徴とする請求項58に
    記載の専有のコンテンツ配信システム。
  60. 【請求項60】 複数の第1コンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと、少なくとも1つの第2コンテンツプロ
    バイダオリジナルサイトとを有するネットワークにおい
    て、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
    要求を管理するための専有のコンテンツ配信システムで
    あって、 ネットワークを介して複数の第1コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトと連絡しており、かつ、複数の第1コ
    ンテンツプロバイダオリジナルサイト内におけるコンテ
    ンツのミラーリングを制御するためにプログラムされた
    コンテンツ配信サービスプロバイダを具備し、 前記複数の第1コンテンツプロバイダオリジナルサイト
    は、コンテンツ配信サービスプロバイダに加入しかつ仮
    想Webサイトを形成し、前記コンテンツ配信サービス
    プロバイダは、ネットワークを介して少なくとも1つの
    第2コンテンツプロバイダオリジナルサイトとも連絡し
    ており、かつ、少なくとも1つの第2コンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトと仮想Webサイトとの間におけ
    るコンテンツのミラーリングを制御するためにプログラ
    ムされ、 前記仮想Webサイトがその容量または該容量に近いト
    ラフィックに遭遇すれば、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、ミラーリングのために、仮想Webサイトか
    ら、少なくとも1つの第2コンテンツプロバイダオリジ
    ナルサイトへ、特定のコンテンツを送信するためにさら
    にプログラムされ、 前記エンドユーザーブラウザからの、特定のコンテンツ
    に関する要求に応答して、コンテンツ配信サービスプロ
    バイダは、リダイレクションページをエンドユーザーブ
    ラウザへ伝達するためにさらにプログラムされ、該リダ
    イレクションページは、少なくとも1つの第2コンテン
    ツプロバイダオリジナルサイトから特定のコンテンツを
    ロードするために、エンドユーザーブラウザをリダイレ
    クトするためのメタタグを有することを特徴とする専有
    のコンテンツ配信システム。
  61. 【請求項61】 前記コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、請求書作成または安全の目的のために証明書を処
    理するための請求書作成センターとして機能するために
    さらにプログラムされることを特徴とする請求項60に
    記載の専有のコンテンツ配信システム。
  62. 【請求項62】 複数の第1コンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと、少なくとも1つの第2コンテンツプロ
    バイダオリジナルサイトとを有するネットワークにおい
    て、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
    要求を管理するための専有のコンテンツ配信システムで
    あって、 ネットワークを介して複数の第1コンテンツプロバイダ
    オリジナルサイトと連絡しており、かつ、複数の第1コ
    ンテンツプロバイダオリジナルサイト内におけるコンテ
    ンツのミラーリングを制御するためにプログラムされた
    コンテンツ配信サービスプロバイダを具備し、 前記複数の第1コンテンツプロバイダオリジナルサイト
    は、コンテンツ配信サービスプロバイダに加入しかつ仮
    想Webサイトを形成し、前記コンテンツ配信サービス
    プロバイダは、ネットワークを介して少なくとも1つの
    第2コンテンツプロバイダオリジナルサイトとも連絡し
    ており、かつ、少なくとも1つの第2コンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトと仮想Webサイトとの間におけ
    るコンテンツのミラーリングを制御するためにプログラ
    ムされ、 特定の第2コンテンツプロバイダオリジナルサイトがそ
    の容量または該容量に近いトラフィックに遭遇すれば、
    コンテンツ配信サービスプロバイダは、ミラーリングの
    ために、特定の第2コンテンツプロバイダオリジナルサ
    イトから、仮想Webサイトへ、特定のコンテンツを送
    信するためにさらにプログラムされ、 エンドユーザーブラウザからの、特定のコンテンツに関
    する要求に応答して、コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、リダイレクションページをエンドユーザーブラウ
    ザへ伝達するためにさらにプログラムされ、該リダイレ
    クションページは、仮想Webサイトから特定のコンテ
    ンツをロードするために、エンドユーザーブラウザをリ
    ダイレクトするためのメタタグを有することを特徴とす
    る専有のコンテンツ配信システム。
  63. 【請求項63】 前記コンテンツ配信サービスプロバイ
    ダは、請求書作成または安全の目的のために証明書を処
    理するための請求書作成センターとして機能するために
    さらにプログラムされることを特徴とする請求項62に
    記載の専有のコンテンツ配信システム。
  64. 【請求項64】 コンテンツをミラーリングするための
    第三者コンテンツ配信システムと、複数のコンテンツプ
    ロバイダオリジナルサイトとを有するネットワークにお
    いて、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関す
    る要求を管理するための方法であって、 複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト内におけ
    るコンテンツのミラーリングを制御することにより、仮
    想Webサイトを形成する段階と、 仮想Webサイトがその容量または該容量に近いトラフ
    ィックに遭遇すれば、ミラーリングのために、仮想We
    bサイトから、第三者コンテンツ配信システムへ、特定
    のコンテンツを送信する段階と、 特定のコンテンツを要求したエンドユーザーブラウザ
    へ、リダイレクションページを伝達する段階とを具備
    し、 前記リダイレクションページは、第三者コンテンツ配信
    システムから特定のコンテンツをロードするために、エ
    ンドユーザーブラウザをリダイレクトするためのメタタ
    グを有することを特徴とする方法。
  65. 【請求項65】 複数のコンテンツプロバイダオリジナ
    ルサイトを有するネットワークにおいて、エンドユーザ
    ーブラウザからのコンテンツに関する要求を管理するた
    めの方法であって、 複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト内におけ
    るコンテンツのミラーリングを制御することにより、仮
    想Webサイトを形成する段階と、 仮想Webサイトがその容量または該容量に近いトラフ
    ィックに遭遇すれば、ミラーリングのために、仮想We
    bサイトから、少なくとも1つのコンテンツ配信サービ
    スプロバイダのミラーサイトへ、特定のコンテンツを送
    信する段階と、 特定のコンテンツを要求したエンドユーザーブラウザ
    へ、リダイレクションページを伝達する段階とを具備
    し、 前記リダイレクションページは、少なくとも1つのコン
    テンツ配信サービスプロバイダのミラーサイトから特定
    のコンテンツをロードするために、エンドユーザーブラ
    ウザをリダイレクトするためのメタタグを有することを
    特徴とする方法。
  66. 【請求項66】 複数の第1コンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと、少なくとも1つの第2コンテンツプロ
    バイダオリジナルサイトとを有するネットワークにおい
    て、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
    要求を管理するための方法であって、 複数のコンテンツプロバイダオリジナルサイト内におけ
    るコンテンツのミラーリングを制御することにより、仮
    想Webサイトを形成する段階と、 仮想Webサイトがその容量または該容量に近いトラフ
    ィックに遭遇すれば、ミラーリングのために、仮想We
    bサイトから、少なくとも1つの第2コンテンツプロバ
    イダオリジナルサイトへ、特定のコンテンツを送信する
    段階と、 特定のコンテンツを要求したエンドユーザーブラウザ
    へ、リダイレクションページを伝達する段階とを具備
    し、 前記リダイレクションページは、少なくとも1つの第2
    コンテンツプロバイダオリジナルサイトから特定のコン
    テンツをロードするために、エンドユーザーブラウザを
    リダイレクトするためのメタタグを有することを特徴と
    する方法。
  67. 【請求項67】 複数の第1コンテンツプロバイダオリ
    ジナルサイトと、少なくとも1つの第2コンテンツプロ
    バイダオリジナルサイトとを有するネットワークにおい
    て、エンドユーザーブラウザからのコンテンツに関する
    要求を管理するための方法であって、 複数の第1コンテンツプロバイダオリジナルサイト内に
    おけるコンテンツのミラーリングを制御することによ
    り、仮想Webサイトを形成する段階と、 特定の第2コンテンツプロバイダオリジナルサイトがそ
    の容量または該容量に近いトラフィックに遭遇すれば、
    ミラーリングのために、特定の第2コンテンツプロバイ
    ダオリジナルサイトから、仮想Webサイトへ、特定の
    コンテンツを送信する段階と、 特定のコンテンツを要求したエンドユーザーブラウザ
    へ、リダイレクションページを伝達する段階とを具備
    し、 前記リダイレクションページは、仮想Webサイトから
    特定のコンテンツをロードするために、エンドユーザー
    ブラウザをリダイレクトするためのメタタグを有するこ
    とを特徴とする方法。
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