JP5164087B2 - 高温作動型燃料電池システム - Google Patents
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Description
システム全体の出力を上げるためには電圧値や電流値を上げる必要があるが、セル自体がセラミックスで構成されているために、大型化には限界があり、機器の対絶縁性等から電圧値の上限をあまり引き上げることは出来ない。そこで、セラミックス製セルを多数並列に繋いで電流値を上げることによって出力上昇を図る手法が採用されている。
図8は、8つのセルスタックC1〜C8を一つの筐体200に収めたシステムを例示しており、係るシステム(図8で示す様なシステム)では、図9のブロック図に示すように各々のセルスタックC1〜C8を並列に接続して構成している。
図9において、符号Lfは燃料供給ライン、Vは燃料調節バルブを示す。
すなわち高温作動型の燃料電池では、図10に示すように、温度が高い(図10のI−V線、I−P線の内の実線)ほど電圧及び出力が増加するという特性があるため、これら温度の異なるスタックを並列に接続すると、温度が高いスタックほど多くの電流(IH)が流れ、温度の低いスタックほど少ない電流(IL)しか流れないと言う現象が生じる。
そのため、起動時においては全てのスタック温度を昇温するのに必要な時間が延びてしまう。その上、高温作動型の燃料電池の運転時においては温度の低いスタックが良い性能を出せないため、係る温度が低いスタックにおける低い性能に引きずられて、システム全体の効率低下を招く。
しかし、係る従来技術では、セルを重ねてスタックを形成した場合に、無駄な空間を形成せずに、スタックの省スペース性を向上するものであり、単位容積あたりの出力密度を高くすることを図るものなので、上述したスタック相互の温度差や電流差、及びそれに起因する各種問題を解決するものではない。
本発明は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)の様な高温作動型の燃料電池に適用されるのが好ましい。固体酸化物形燃料電池(SOFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)の様な高温作動型の燃料電池では、性能が温度に依存する程度が大きいからである。
すなわち、抵抗の大きいスタックには、電流が流れ難い。そこで可変抵抗器(11〜18)を直列に配置することにより、可変抵抗器(11〜18)とスタック(1〜8)との合計の抵抗を調節し、スタック(1〜8)に流れる電流値を制御しスタックの温度を均一とすることが出来る。
先ず、図1〜図3を参照して第1実施形態を説明する。
図1において、第1実施形態の高温作動型燃料電池システム100は、8つの系統G1〜G8が並列に配列(接続)されてシステム全体が構成されており、該8つの系統G1〜G8の各々においては、スタック1〜8と可変抵抗器11〜18と電流計Mi1〜Mi8が導線Eにより直列に接続されている。
各系統のスタックには燃料調節バルブ19を接続した燃料供給ラインLfから燃料が供給される様に構成されている。
ここでシステム100は、制御手段であるコントロールユニット10を装備している。
そして、コントロールユニット10は、検出された各系統G1〜G8のスタック1〜8の温度と、各スタック1〜8に流れる電流値とに基づいて、可変抵抗器11〜18を制御している。
ただし、スタック1〜8の温度のみに基づいて可変抵抗器を制御しても良いし、或いは、各スタック1〜8に流れる電流値のみに基づいて可変抵抗器11〜18を制御しても良い。
その結果、各スタック1〜8の温度は均一となり、温度分布(温度差)が解消する。
可変抵抗器は電圧降下として作用するので、その抵抗値は可能であれば、即ち、発電効率を考慮すれば、0(Ω)であることが望ましく、本実施形態ではその様に制御可能となっている。
上述した様に、温度の低いスタックは発電可能な温度領域まで昇温するのに時間が掛かる(なかなか起動しない)。そして、全てのスタックが発電可能な温度領域まで昇温するのが起動の条件なので、上述した様な温度の低いスタックが存在すると、燃料電池システムの起動時間が長時間となってしまう。
先ず、運転制御の説明に入る前に、図2のフローチャートで用いる符号について説明する。
Vminは電圧値の下限値であり、これ以下に電圧を下げると、そのスタックを構成するセルが破損等の不都合を起こす可能性が有る。
Imaxは全スタックの内、最も電流値が多いスタックの電流値を示し、Iminは最も電流値が少ないスタックの電流値を示し、ΔI0はImaxとIminの差における所定値(閾値)である。
Tmaxは全スタック代表温度の内、最も温度が高い物を示し、Tminは最も温度が低い物を示し、ΔT0はTmaxとTminの差における所定値(閾値)である。
RTmaxは、最も温度が高いスタックに繋がっている可変抵抗器を示す。
RImaxは、最も電流値が多いスタックに繋がっている可変抵抗器を示す。
R0は、可変抵抗の許容最大値を示す。
また、ここで記す燃料流量とは、システム全体に供給される燃料流量であって、スタック毎に供給される燃料流量ではない。
最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度の差が所定値ΔTを上回っている場合(ステップS5がYES)は、ステップS6に進む。
一方、最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度の差が所定値ΔT以下の場合(ステップS5がNO)は、ステップS12に進む。
全ての可変抵抗器が0Ωであれば、ステップS6のステップは素通りする。
一方、最も温度が高いスタックに繋がっている可変抵抗器の抵抗値が許容最大値未満でない場合(ステップS7がNO)は、ステップS8を経由すること無く(ステップS8をスルーして)ステップS3まで戻り、ステップS3以降を繰り返す。
可変抵抗器の抵抗値が少ない程、可変抵抗器における出力損失を減らすことができ、スタックに対する負荷が減り電圧値を上昇させることができるため、ステップS9では全ての可変抵抗器の抵抗値を減少させて行くのである。そして、ステップS10において、コントロールユニット10は、再度、システム全体の電圧値が下限値を上回っているか否かを判断する。
先ず、ステップS12において、コントロールユニット10は電流値最大のスタックと、電流値最小のスタックとの電流値の差が所定値ΔI0を超えているか否かを判断する。
所定値ΔI0を超えていれば(ステップS12がYES)、ステップS13に進み、所定値以下なら(ステップS12がNO)、ステップS17に進む。
電流値最大のスタックと、電流値最小のスタックとの電流値の差が所定値ΔI0を超えていれば(ステップS14がYES)、ステップS15に進む。一方、電流値最大のスタックと、電流値最小のスタックとの電流値の差が所定値ΔI0以下ならば(ステップS14がNO)、ステップS3まで戻り、再びステップS3以降を繰り返す。
一方、電流値最大スタックの可変抵抗器の抵抗値が最大許容抵抗未満でなければ(ステップS15がNO)、ステップS18に進む。
先ず、ステップS21において、全ての可変抵抗器11〜18の抵抗値を0Ωにセットする。次のステップS22では、コントロールユニット10は電流が取り出せる状態になるまで待機して(ステップS22のループ)、電力取出しが可能であれば(ステップS22がYES)ステップS23に進む。
電圧値が下限値を上回っていれば(ステップS24がYES)、ステップS25に進み、下限値以下であれば(ステップS24がNO)、ステップS29に進む。
最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度の差が所定値を上回っている場合(ステップS25がYES)は、ステップS26に進む。
一方、最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度の差が所定値を上回っていない場合(ステップS25がNO)は、ステップS32に進む。
ステップS27に至り、コントロールユニット10は、最も温度が高いスタックに繋がっている可変抵抗器の抵抗値が許容最大値未満であるか否かを判断して、許容最大値未満である場合(ステップS27がYES)は、ステップS28で温度最高スタックの可変抵抗器の抵抗値を増大させるように制御する。温度最高スタックの可変抵抗器の抵抗値が許容最大値以上の場合(ステップS27がNO)は、ステップS28を経由すること無く(ステップS28をスルーして)ステップS23まで戻り、ステップS23以降を繰り返す。
可変抵抗器の抵抗値が少ない程、可変抵抗器における出力損失を減らすことができ、スタックに対する負荷が減り電圧を上昇させることができるため、ステップS29では全ての可変抵抗器の抵抗値を減少させるのである。そして、ステップS30において、コントロールユニット10は、再度、システム全体の電圧値が下限値を上回っているか否かを判断する。
具体的には、燃料電池セルスタック1〜8を接続した各系統G1〜G8に可変抵抗器11〜18が接続され、特定の系統(温度が高いスタックが接続されている系統)の可変抵抗器の抵抗値を増大させることで、その系統に流れる電流値を減らし他のスタックが接続されている系統(温度が低いスタックが接続されている系統)に流れる電流値を増やすことができる。その結果、当該特定の系統に接続されている温度の高いスタックの昇温が抑制され、他の温度が低いスタックの昇温が促進される。つまり、スタック1〜8へ直列に配置された可変抵抗器11〜18を調節し、スタック1〜8に流れる電流値を制御して、スタック1〜8の温度を均一とすることが出来る。
また、負荷追従性の面でも、負荷を増大させる際に各々のスタック温度が均一になるよう電流値を調整しながら増やすことで、温度が低く高出力を得難いスタックが現れることを回避でき、全体の出力を高めるまでの時間を短縮可能である。
図4と図5の第2実施形態は、第1実施形態における可変抵抗器11〜18に代えて、直流電圧変換機(DC―DCコンバータ:以後、本明細書において、直流電圧変換機を「DDコンバータ」と記載する)21〜28を(第1実施形態の可変抵抗器11〜18と同様に、)スタック1〜8と直列に接続した実施形態である。また、各々のスタックにおける電流値と電圧値はDDコンバータにおいて計測できるので、電流計と電圧計は設置していない。
すなわち、温度を均一化させるために、それぞれの(スタックを接続した)系統に流れる電流値を制御するのである。
先ず、説明に入る前に、図5のフローチャートで用いる符号について説明する。
Vnはn番スタックにおける電圧値を、Inはn番スタックにおける電流値の指令値を、Tnはn番スタックにおける代表温度を示す。
Vminは電圧値の下限値であり、これ以下に電圧を下げると、そのスタックを構成するセルが破損等の不都合を起こす可能性が有る。
I0はスタック電流指令値Inの内、要求出力により決まる項であり、ΔInはスタック温度により決まる項である。
ΔI0はΔInの限界値であり、スタック温度均一化のための電流最大調整値を示し、正数である。
Tmaxは全スタック代表温度の内、最も温度が高い物を、Tminは最も温度が低い物を示し、ΔT0は、TmaxとTminの差における所定値(閾値)である。
Taveは全スタック代表温度の平均値であり、図4のような8スタックで構成されている場合は、T1からT8までの平均値となる。
KはTave−TnからInを決定する際の感度となる乗数であり、必ずしも定数と限らず、温度や電流値の関数であっても良い。
In=I0+ΔIn (1)
I0は要求出力から決定される値であり、全スタック同値である。ΔInはスタック毎の温度から設定される値であり、スタック毎の温度差を低減するよう各々の電流値の補正を行うものである。
その後ステップS43に進み、コントロールユニット10は任意のスタック或いはn番スタックの電圧値Vnが下限値Vminを上回っているか否かを判断する。
電圧値Vnが下限値Vminを上回っていれば(ステップS43がYES)、ステップS44に進む。電圧値Vnが下限値Vmin以下であれば(ステップS43がNO)、ステップS47に進む。
最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度との温度差が所定値ΔT0を上回っている場合(ステップS44がYES)は、ステップS45に進む。
最高温度のスタック温度と最低温度のスタック温度との温度差が所定値ΔT0を上回っていない場合(ステップS44がNO)は、ステップS48に進む。
すなわち、全スタック代表温度の平均値Taveとn番スタック代表温度Tnの温度差に感度Kを乗じたものの絶対値(|(Tave−Tn)K|)が、所定値ΔI0を下回っている場合(ステップS45がYES)は、ステップS46に進み、下回っていない場合(ステップS45がNO)は、ステップS49に進む。
ΔIn=(Tave−Tn)K (2)
式(2)においてKを正数に設定すると、温度が高いスタックに対しては電流値が減じられ、温度が低いスタックに対しては電流値が増加される補正が、温度差に応じて働く。それにより、温度が高いスタックにおける発熱は軽減し、温度が低いスタックにおける発熱は増加するため、全スタックにおける温度分布が軽減される。
温度差に応じたスタック毎の電流値補正を行った後、ステップS42に戻り、再びステップS42以降を繰り返す。
また図4、図5の第2実施形態における制御は、通常の運転時のみならず、起動時においてもまったく同様に適用可能である。
図6と図7の第3実施形態は、第1実施形態における可変抵抗器11〜18に代えて、シリコンダイオード(以下SiD)等を用いた定電圧ドロッパ31〜38を(第1実施形態の可変抵抗器11〜18と同様に、)スタック1〜8と直列に接続した実施形態である。
すなわち、温度を均一化させるために、それぞれの(スタックを接続した)系統に流れる電流値を制御するのである。
図7において、符号39で示すSiDは順方向の電圧降下が0.7V程度ある。図7で示す定電圧ドロッパでは、SiDの直列数(直列に接続するSiD39の数)を各スタックの起電力差を補正する値に応じて決定し、これと並列設置するスイッチSW1〜3を短絡し或いは開放させることにより、スタックに電圧降下要素を挿入し或いは電圧降下要素をバイパスさせるのである。
図7において、各電圧ドロッパ(各スイッチSW1〜SW3と並列に接続されている)は、SiD39を直列に3個接続して構成されており、電圧降下は0.7V×3=2.1Vである。そして、符号39で示す様な定電圧ドロッパが、直列に3個接続されたもの(直列接続数が3のもの)が例示されている。
9・・・電圧計
10・・・制御装置/コントロールユニット
11〜18・・・可変抵抗器
19・・・燃料供給バルブ
20・・・出力制御器
21〜28・・・直流電圧変換機/DDコンバータ
31〜38・・・定電圧ドロッパ
39・・・シリコンダイオード
SW1〜SW3・・・スイッチ
Lf・・・燃料供給ライン
Lit・・・入力信号ライン
Lia・・・入力信号ライン
Lor・・・制御信号ライン
St1〜St8・・・温度計測装置
Mi1〜Mi8・・・電流計測装置
Claims (5)
- 複数の燃料電池セルから構成されるスタックとそれらのスタックを流れる電流値を計測する電流計測装置とそれらのスタックと電気的に接続された各スタックの温度調節装置とを備える系統を複数設定した高温作動型燃料電池システムにおいて、各系統を電気的に並列接続すると共に、各系統のスタックを相互に間隔を空けて配置しており、そして前記各系統はそれぞれ前記スタックと前記温度調節装置としての可変抵抗器と前記電流計測装置とが直列に接続されており、前記電流計測装置の計測結果に基づいて前記可変抵抗器を制御する制御装置を設け、前記制御装置は各系統間の電流差が許容範囲(ΔI0)を超えた場合に、電流値が小さい前記スタックが接続されている系統の前記可変抵抗器の抵抗値を減少させ、電流値が大きい前記スタックに接続された系統の前記可変抵抗器の抵抗値を増大させる機能を有することを特徴とする高温作動型燃料電池システム。
- 複数の燃料電池セルから構成されるスタックとそれらのスタックの温度を計測する温度計測装置とそれらのスタックと電気的に接続された各スタックの温度調節装置とを備える系統を複数設定した高温作動型燃料電池システムにおいて、各系統を電気的に並列接続すると共に、各系統のスタックを相互に間隔を空けて配置しており、そして前記各系統はそれぞれ前記スタックと前記温度調節装置としての可変抵抗器が直列に接続されており、前記温度計測装置の計測結果に基づいて前記可変抵抗器を制御する制御装置を設け、前記制御装置は各系統間の温度差が許容範囲(ΔT0)を超えた場合に、温度が低い前記スタックが接続されている系統の前記可変抵抗器の抵抗値を減少させ、温度が高い前記スタックに接続された系統の前記可変抵抗器の抵抗値を増大させる機能を有することを特徴とする高温作動型燃料電池システム。
- 複数の燃料電池セルから構成されるスタックとそれらのスタックの温度を計測する温度計測装置とそれらのスタックと電気的に接続された各スタックの温度調節装置とを備える系統を複数設定した高温作動型燃料電池システムにおいて、各系統を電気的に並列接続すると共に、各系統のスタックを相互に間隔を空けて配置しており、そして前記各系統はそれぞれ前記スタックと前記温度調節装置としての直流電圧変換機とが直列に接続されており、前記直流電圧変換機は電流値と電圧値とを計測できるものであり、前記直流電圧変換機を制御する制御装置を設け、前記制御装置は各系統間の温度差が許容範囲(ΔT0)を超えた場合に、温度が低い前記スタックが接続されている系統の前記直流電圧変換機の電流値が多くなるように制御し、温度が高い前記スタックに接続された系統の前記直流電圧変換機の電流値が小さくなるように制御する機能を有することを特徴とする高温作動型燃料電池システム。
- 複数の燃料電池セルから構成されるスタックとそれらのスタックを流れる電流値を計測する電流計測装置と、それらのスタックと電気的に接続された各スタックの温度調節装置とを備える系統を複数設定した高温作動型燃料電池システムにおいて、各系統を電気的に並列接続すると共に、各系統のスタックを相互に間隔を空けて配置しており、そして前記各系統はそれぞれ前記スタックと前記温度調節装置としての定電圧ドロッパと前記電流計測装置とが直列に接続されており、前記電流計測装置の計測結果に基づいて前記定電圧ドロッパの前記電圧降下を制御する制御装置を設け、前記制御装置は各系統間の電流差が許容範囲(ΔI0)を超えた場合に、電流値が小さい前記スタックが接続されている系統の前記定電圧ドロッパの直列接続段数を減少させ、電流値が大きい前記スタックに接続された系統の前記定電圧ドロッパの直列接続段数を増大させる機能を有することを特徴とする高温作動型燃料電池システム。
- 複数の燃料電池セルから構成されるスタックとそれらのスタックの温度を計測する温度計測装置とそれらのスタックと電気的に接続された各スタックの温度調節装置とを備える系統を複数設定した高温作動型燃料電池システムにおいて、各系統を電気的に並列接続すると共に、各系統のスタックを相互に間隔を空けて配置しており、そして前記各系統はそれぞれ前記スタックと前記温度調節装置としての定電圧ドロッパとが直列に接続されており、前記温度計測装置の計測結果に基づいて前記定電圧ドロッパの電圧降下を制御する制御装置を設け、前記制御装置は各系統間の温度差が許容範囲(ΔT0)を超えた場合に、温度が低い前記スタックが接続されている系統の前記定電圧ドロッパの直列接続段数を減少させ、温度が高い前記スタックに接続された系統の前記定電圧ドロッパの直列接続段数を増大させる機能を有することを特徴とする高温作動型燃料電池システム。
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