JP5163325B2 - 粒状物収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガム、キャンデー等、粒状の菓子や錠剤などの粒状物を収納する容器に関し、常に一定の個数の粒を取り出すことが可能であり、粒が不必要に出過ぎることのない粒状物収納容器に関する。
従来、粒状物を収納する容器として、さまざまな形態の容器が使用されているが、一般的には、身と蓋を有する容器のコーナー付近もしくは端部に設けられた開口部に嵌合蓋もしくはスライド蓋が設けられており、取出し時には開口部を開いて、振り出すようにして内容物を取り出す構造を持った容器が多く用いられている。これらの容器は、取り出すときに中身の粒が不用意に飛び出してしまったり、必要な粒数以上に粒が出てしまったりする点で使い勝手が悪かった。(特許文献1、2)
実開平4-112072号公報 特開平9-77152号公報
本発明は、従来の上記のような問題点を解決するためになされたものであり、粒状物を収納する容器において、常に特定の個数の粒を取り出すことができ、必要以上に粒が出てしまうことのない、使い勝手の良い収納容器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、粒状の内容物を収納する容器であって、上ケースと下ケースと取出し部材からなり、上ケースと下ケースは、嵌合リブによって嵌合して容器本体の収納部を形成し、上ケースの中央部に設けた上ガイドと下ケースの中央部に設けた下ガイドは、連接して一つの柱状の空間を形成し、該柱状の空間に前記取出し部材が上下に摺動可能に収納されており、該取出し部材は、その下部に、内容物が入る粒収納部を有するとともに、内容物を取り出すための取出し口を有し、該取出し口は、前記下ガイドに設けた切欠き部を経由して容器本体の収納部と連通しており、容器本体の収納部から粒収納部に入った内容物を、前記取出し部材を上から下に押し込んで容器本体から外に突出させることにより、取出し口から取り出すことを特徴とする粒状物収納容器である。
また、請求項2に記載の発明は、前記上ガイドと下ガイドは、前記取出し部材に設けたストッパーが上下に摺動可能に嵌合する上案内溝と下案内溝をそれぞれ有し、これらは連通しており、前記ストッパーがこの連通した上下案内溝の範囲内でのみ上下に摺動することにより、前記取出し部材が容器本体から脱落しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の粒状物収納容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記取出し部材の上端部に突起を設け、前記上ガイドの上部に係止突起を設け、取出し部材が上昇し、前記突起が前記係止突起を乗り越えることにより、取出し部材が上限位置において係止するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の粒状物収納容器である。
本発明の粒状物収納容器は、上ケースと下ケースと取出し部材からなり、上ケースと下ケースは、嵌合リブによって嵌合して容器本体の収納部を形成し、上ケースの中央部に設
けた上ガイドと下ケースの中央部に設けた下ガイドは、連接して一つの柱状の空間を形成し、該柱状の空間に前記取出し部材が上下に摺動可能に収納されており、該取出し部材は、その下部に、内容物が入る粒収納部を有するとともに、内容物を取り出すための取出し口を有し、該取出し口は、前記下ガイドに設けた切欠き部を経由して容器本体の収納部と連通しており、容器本体の収納部から粒収納部に入った特定個数の内容物を、前記取出し部材を上から下に押し込んで容器本体から外に突出させることにより、取出し口から取り出すことを特徴とする粒状物収納容器であるから、取出し口からは、常に粒収納部に入った特定個数の粒が取り出され、不必要に内容物が飛び出したり、出過ぎたりすることがない。
また、前記上ガイドと下ガイドに、前記取出し部材に設けたストッパーが上下に摺動可能に嵌合する上案内溝と下案内溝をそれぞれ設けた場合には、前記ストッパーがこの連通した上下案内溝の範囲内でのみ上下に摺動することになるので、前記取出し部材が容器本体から容易に脱落しないようになるため、使い勝手が向上すると共に、取出し部材を動かした時に、上限位置と下限位置でぴたっと止まるため、快適な使用感が得られる。
またさらに、前記取出し部材の上端部に突起を設け、前記上ガイドの上部に係止突起を設けた場合には、取出し部材が上昇した時、前記突起が前記係止突起を乗り越えることにより、取出し部材が上限位置において係止するため、取出し部材が不必要に落下して、取出し口が開いてしまうことがなくなり、さらに使い勝手が向上すると共に、前記突起が係止突起を乗り越えた時にカチッと止まる感覚が同様にして快適な使用感を生み出す効果を有する。
図面に基づいて、本発明の粒状物収納容器について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る粒状物収納容器の一実施例を上下に分解した状態を示した全体斜視図であり、図2は、同じ粒状物収納容器の使用方法を示した説明図である。図3は、さらにその取出し部材3の部分拡大斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、本実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、粒状物収納容器を構成する上ケース1と下ケース2と取出し部材3を鉛直方向に引き離した状態を示している。上ケース1と下ケース2とは、上ケース1に設けた嵌合リブ4によって嵌合して一つの容器となり、容器本体の収納部18を形成する。この時、嵌合リブ4に設けた位置合わせ溝5に、下ケース2に設けた位置合わせ突起6が嵌合することにより、上下ケース1、2が所定の位置関係に一体化するようになっている。
上ケース1の中央部には、上ガイド7が設けられており、下ケース2の中央部には、下ガイド8が設けられている。これら上下ガイド7、8は、連接して一つの柱状の空間を形成し、この柱状の空間に取出し部材3が上下に摺動可能に収納される。本実施例では、上下ガイド7、8が形成する空間は円柱状の形状をしており、同様に円柱状の外形をもった取出し部材3がこの空間に収納されているが、これらの形状については、特に制約はなく、四角形でも六角形でもかまわない。
取出し部材3は、その下部に特定個数の内容物が入る粒収納部17を有し、粒収納部への内容物16の出入りを許す取出し口12が設けられている。取出し部材3が定位置にある時には、取出し口12は、下ガイド8に設けられた切欠き部11と一致するようになっており、この時、粒収納部17と容器本体の収納部18とは、連通するようになっている。
図2の上の図は、取出し部材3が定位置にある状態を示しており、下の図は、取出し部材が下に摺動して下限位置に来た状態を示している。取出し部材3が定位置にあると、先
に説明したように、取出し部材3の粒収納部17と容器本体の収納部18とは、連通するようになっているため、容器本体の収納部18にあった内容物16は、取出し部材3の粒収納部17に移動することができる。この時、粒収納部17は、一回に取り出すべき内容物16の個数に見合った大きさを持っており、この例では粒収納部17には内容物16が1個以上入らないようになっている。
なお、図3に示したように、取出し部材3の底面を構成する底板19と側面を構成する側壁20の端面が交わるコーナー部分21には、内容物の出し入れ時に繰り返し応力が掛かるので、この部位の破断を防止するため、1mm程度のRを設けておくと良い。
次に図2の下の図に示したように、取出し部材3を上から押して下にスライドさせると、粒収納部17が外に押し出され、内容物16を取出し口12から1個だけ取り出すことができる。この時、切欠き部11は、取出し部材3の上部の壁によってふさがれるので、余分な内容物がこぼれ落ちることはない。またこの時、取出し部材3に設けたストッパー13が、下案内溝10の最下部に当たって止まるので、取出し部材3が下に抜け落ちてしまうことはない。
容器本体の底面から突出した取出し部材3の底部を押して本体内に押し込むと、図2の上の図の状態に戻る。この時、ストッパー13は、上案内溝9の最上部に当たって止まるので、取出し部材が容器本体の上に飛び出してしまうことはない。またこの時、取出し部材3の上端部に設けた突起14が、上ガイド7の上部に設けた係止突起15を乗り越えて止まるので、手を離した状態でも取出し部材3が、勝手に落下することはない。
上に説明したように、上下案内溝9、10とストッパー13および、突起14と係止突起15は、これらが存在することによって、容器としての使い勝手が著しく向上するものである。
上ケース1、下ケース2、取出し部材3の材質については、特に限定されるものではないが、生産のしやすさ、コスト、使い勝手などを考慮すると、各種熱可塑性プラスチックが好ましく使用できる。
本発明に係る粒状物収納容器の一実施例を上下に分解した状態を示した全体斜視図 図1に示した粒状物収納容器の使用方法を示した説明図 図1に示した粒状物収納容器の取出し部材の部分拡大斜視図
符号の説明
1・・・上ケース
2・・・下ケース
3・・・取出し部材
4・・・嵌合リブ
5・・・位置合わせ溝
6・・・位置合わせ突起
7・・・上ガイド
8・・・下ガイド
9・・・上案内溝
10・・・下案内溝
11・・・切欠き部
12・・・取出し口
13・・・ストッパー
14・・・突起
15・・・係止突起
16・・・内容物
17・・・粒収納部
18・・・容器本体の収納部
19・・・底板
20・・・側壁
21・・・コーナー部分

Claims (3)

  1. 粒状の内容物を収納する容器であって、上ケースと下ケースと取出し部材からなり、上ケースと下ケースは、嵌合リブによって嵌合して容器本体の収納部を形成し、上ケースの中央部に設けた上ガイドと下ケースの中央部に設けた下ガイドは、連接して一つの柱状の空間を形成し、該柱状の空間に前記取出し部材が上下に摺動可能に収納されており、該取出し部材は、その下部に、内容物が入る粒収納部を有するとともに、内容物を取り出すための取出し口を有し、該取出し口は、前記下ガイドに設けた切欠き部を経由して容器本体の収納部と連通しており、容器本体の収納部から粒収納部に入った内容物を、前記取出し部材を上から下に押し込んで容器本体から外に突出させることにより、取出し口から取り出すことを特徴とする粒状物収納容器。
  2. 前記上ガイドと下ガイドは、前記取出し部材に設けたストッパーが上下に摺動可能に嵌合する上案内溝と下案内溝をそれぞれ有し、これらは連通しており、前記ストッパーがこの連通した上下案内溝の範囲内でのみ上下に摺動することにより、前記取出し部材が容器本体から脱落しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の粒状物収納容器。
  3. 前記取出し部材の上端部に突起を設け、前記上ガイドの上部に係止突起を設け、取出し部材が上昇し、前記突起が前記係止突起を乗り越えることにより、取出し部材が上限位置において係止するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の粒状物収納容器。
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