JP5163290B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
印刷される画像の機密性を高めるための技術として、例えば特許文献1には、画像データに対応付けられた暗証番号と利用者によって入力された暗証番号とを照合し、それらの暗証番号が合致した場合にはその画像データに応じた画像を形成する技術が開示されている。この暗証番号は、画像データ毎に任意に設定されるようになっている。
特開平05−143253号公報
本発明は、他人のデータを用いた処理を困難にするとともに、各々の処理がどの利用者によって行われたものかを確認できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記データ記憶手段において前記一時利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させる移行手段とを備え、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記データ記憶手段において前記一時利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させる移行手段とを備え、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶することを特徴とする情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段を備え、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶することを特徴とする情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段を備え、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶することを特徴とする情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、画像を読み取る読取手段を備え、前記データ取得手段は、前記読取手段によって読み取られた画像を表す画像データを取得し、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された画像データを記憶し、前記処理手段は、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されている画像データを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該画像データを用いて当該処理を行うことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、端末装置から画像データが送信されてくると、当該画像データを受信する受信手段を備え、前記データ取得手段は、前記受信手段によって受信された画像データを取得し、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された画像データを記憶し、前記処理手段は、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されている画像データを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該画像データを用いて当該処理を行うことを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項7又は8に記載の情報処理装置において、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されている画像データの中から、画像データの選択を受け付ける選択受付手段を備え、前記処理手段は、前記選択受付手段が選択を受け付けた画像データに応じた画像を形成する処理を行うことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、コンピュータを、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段として機能させるためのプログラムであって、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶するプログラムである。
請求項11に係る発明は、コンピュータを、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段として機能させるためのプログラムであって、前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶するプログラムである。
請求項12に係る発明は、コンピュータを、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段として機能させるためのプログラムである。
請求項13に係る発明は、コンピュータを、利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1及び2に係る発明によれば、他人のデータを用いた処理を困難にするとともに、各々の処理がどの利用者によって行われたものかを確認可能となる。
請求項5及び6に係る発明によれば、データを記憶するときには使用期限が限られた一時利用者識別情報が使用され、そのデータを用いた処理が指示されたときには利用者識別情報が使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶される一方、上記使用期間が経過するまでにそのデータを用いた処理が指示されなかった場合には、そのデータに対応する一時利用者識別情報が削除されるようになっているため、不要な一時利用者識別情報が記憶され続けるのを防ぐことができる。
請求項に係る発明によれば、画像を読み取って生成された画像データを用いた処理を行うことができる。
請求項に係る発明によれば、端末装置から送信されてきた画像データを用いた処理を行うことができる。
請求項に係る発明によれば、利用者によって選択された画像データに応じた画像を形成する処理を行うことができる。
請求項10及び11に係る発明によれば、他人のデータを用いた処理を困難にするとともに、各々の処理がどの利用者によって行われたものかを確認可能となる。
[構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。図に示すように、情報処理システム1は、複数の端末装置10と、認証装置20と、画像形成装置30とを備えている。これらの装置は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して互いに接続されている。端末装置10は、利用者によって使用される装置である。なお、図では端末装置10が2台しか示されていないが、3台以上設けられていてもよい。認証装置20は、端末装置10を使用する全ての利用者の認証を行う装置である。画像形成装置30は、端末装置10から送信されてきた画像データを蓄積し、蓄積した画像データの中から指定された画像データに応じた画像を形成する情報処理装置である。
(端末装置の構成)
まず、端末装置10の構成について説明する。図2は、端末装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この端末装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、通信部13と、記憶部14と、操作部15と、表示部16とを備えている。CPU11は、メモリ12に記憶されているプログラムに従って各種の処理を行う。メモリ12は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などを備えており、CPU11によって用いられるプログラムなどを記憶する。通信部13は、ネットワークを介して接続された画像形成装置30との通信を確立し、CPU11の制御に従ってデータの送受信を行う。記憶部14は、例えばハードディスクであり、CPU11によって用いられるプログラムや各種のデータなどを記憶している。操作部15は、例えばキーボードとマウスであり、利用者の操作を受け付けて、その操作に応じた操作信号をCPU11に供給する。表示部16は、例えば液晶ディスプレイであり、CPU11によって供給されるデータに応じた画像を表示する。
(認証装置の構成)
次に、認証装置20の構成について説明する。図3は、認証装置20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この認証装置20は、CPU21と、メモリ22と、通信部23と、記憶部24とを備えている。CPU21は、メモリ22に記憶されているプログラムに従って各種の処理を行う。メモリ22は、例えばROMやRAMなど備えており、CPU21によって用いられるプログラムなどを記憶する。通信部23は、ネットワークを介して接続された画像形成装置30との通信を確立し、CPU21の制御に従ってデータの送受信を行う。記憶部24は、例えばハードディスクであり、認証テーブルTなどを記憶している。
ここで、記憶部24に記憶されている認証テーブルTの内容について説明する。図4は、認証テーブルTの一例を示す図である。同図に示すように、この認証テーブルTには、「ユーザID」と「パスワード」とが対応付けられている。「ユーザID」は、端末装置10の使用を許可された各々の利用者を識別する利用者識別情報の一例である。この「ユーザID」は、端末装置10の使用を許可された全ての利用者に対して予め割り当てられている。「パスワード」は、端末装置10を使用する利用者によって予め指定された認証情報の一例である。この「パスワード」は、利用者が本人であることを確認するために利用される。例えば、図に示した認証テーブルTでは、ユーザID「userA」と、パスワード「1234」とが対応付けられている。これは、「userA」というユーザIDの利用者が正当な利用者であり、その利用者によって「1234」というパスワードが設定されたことを表している。
(画像形成装置の構成)
次に、画像形成装置30の構成について説明する。図5は、画像形成装置30の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置30は、制御部31と、受信手段の一例である通信部32と、データ記憶手段及び履歴情報記憶手段の一例である記憶部33と、表示操作部34と、読取手段の一例である画像読取部35と、処理手段の一例である画像形成部36とを備えている。制御部31は、例えばプログラムに従って処理を行うCPUと、プログラムを記憶するROMと、CPUのワークエリアとして使用されるRAMなどを備えており、画像形成装置30の各部を制御する。通信部32は、ネットワークを介して接続された端末装置10や認証装置20との通信を確立し、制御部31の制御に従ってデータの送受信を行う。記憶部33は、例えばハードディスクであり、登録テーブルR1などを記憶している。また、この記憶部33には、画像読取部35や通信部32から供給された画像データを記憶するための記憶領域が確保されている。表示操作部34は、例えばタッチパネルなどを備えており、制御部31によって指示された画像の表示を行うとともに、操作者の操作に応じた操作信号を制御部31に供給する。画像読取部35は、例えばスキャナ装置であり、原稿の画像を読み取って、その画像を表す画像データを生成する。画像形成部36は、例えばプリンター装置であり、制御部31によって供給された画像データに応じた画像を用紙に形成する処理を行う。なお、以下の説明では、画像データに応じた画像を用紙に形成する処理のことを「印刷処理」という。
ここで、記憶部33に記憶されている登録テーブルR1の内容について説明する。図6は、登録テーブルR1の一例を示す図である。同図に示すように、この登録テーブルR1には、「ユーザID」と「履歴情報」と「一時登録フラグ」とが対応付けられている。「ユーザID」は、各々の利用者を識別する利用者識別情報の一例である。「履歴情報」は、印刷処理の履歴を表す情報である。この「履歴情報」には、例えば印刷処理が行われた日時、印刷枚数、印刷処理に用いられた画像データのファイル名、サムネイル画像などが含まれている。「一時登録フラグ」は、対応するユーザIDが一時登録されたものか、正規に登録されたものかを示す情報である。図中の「オフ」は、ユーザIDが正規に登録されたものであることを示している。この正規に登録されたユーザIDは、使用期限がない正規の利用者識別情報として利用される。一方、ユーザIDが一時登録されたものである場合には、「オン」状態の一時登録フラグが対応付けられることになる。この一時登録されたユーザIDは、使用期限が限られた一時利用者識別情報として利用される。例えば、図に示した登録テーブルR1では、ユーザID「userX」と履歴情報「logX」と一時登録フラグ「オフ」とが対応付けられている。これは、ユーザID「userX」が正規に登録されたものであり、「logX」という履歴情報によって表わされる履歴の処理が「userX」というユーザIDの利用者によって行われたことを表している。この登録テーブルR1においては、登録テーブルR1にユーザIDが登録されていない新たな利用者によって、画像形成装置30に画像データが記憶されるとき、又は、その画像データを用いた印刷処理が行われるときに、新たなユーザIDが追加されるようになっている。
ここで、画像形成装置30が有する各機能について説明する。図7は、画像形成装置30の機能構成を示す図である。同図に示すように、画像形成装置30の制御部31は、その機能構成として、データ取得部102と、第1の認証要求部103と、利用者識別情報再取得部105と、第2の認証要求部106と、選択受付部107とを備えている。これらの各機能は、CPUがプログラムを実行することによって実現される。また、通信部32は、その機能構成として受信部101を備えており、画像形成部36は、その機能構成として処理部108を有しており、記憶部33は、その機能構成としてデータ記憶部104と履歴情報記憶部109とを備えている。
受信部101は、端末装置10から画像データが送信されてくると、当該画像データを受信する受信手段の一例である。データ取得部102は、利用者によって指定され、受信部101によって受信された画像データと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段の一例である。この利用者識別情報としては、例えばユーザIDが用いられ、認証情報としては、例えばパスワードが用いられる。第1の認証要求部103は、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置20に対し、データ取得部102によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段の一例である。データ記憶部104は、認証装置20による利用者の認証が成功した場合、データ取得部102によって取得された画像データと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段の一例である。
利用者識別情報再取得部105は、利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段の一例である。第2の認証要求部106は、各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置20に対し、利用者識別情報再取得部105によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段の一例である。選択受付部107は、利用者識別情報再取得部105によって取得された利用者識別情報と対応付けてデータ記憶部104に記憶されている画像データの中から、画像データの選択を受け付ける選択受付手段の一例である。処理部108は、利用者識別情報再取得部105によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶された画像データを用いた処理が指示されると、データ記憶部104に記憶された当該画像データに応じた画像を形成する処理を行う処理手段の一例である。履歴情報記憶部109は、処理部108によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、利用者識別情報再取得部105によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段の一例である。
[動作]
次に、情報処理システム1の動作について説明する。ここでは、まず画像形成装置30に画像データを蓄積させる画像データ蓄積処理について説明し、続いて蓄積した画像データの中から指定された画像データに応じた画像を形成する印刷処理について説明する。
(画像データ蓄積処理)
図8は、画像データ蓄積処理を示すシーケンス図である。まず、利用者は、端末装置10の操作部15を操作して、印刷に用いる画像データを指定して、画像データの送信を指示するとともに、自分のユーザIDとパスワードとを入力する。この画像データは、予め記憶部14に記憶されたものであってもよいし、文章や画像などを作成するプログラムに従って新たに作成されたものであってもよい。ここでは、画像データD1が指定され、「userA」というユーザIDと「1234」というパスワードとが入力された場合を想定する。操作部15の操作により画像データの送信指示が入力されると(ステップSA10)、CPU11は、送信が指示された画像データD1を、利用者によって入力されたユーザID「userA」及びパスワード「1234」とともに、通信部13によって画像形成装置30に送信する(ステップSA20)。
画像データD1、ユーザID「userA」及びパスワード「1234」が送信されてくると、画像形成装置30の制御部31は、通信部32によってこれらの情報を受信する(ステップSA30)。上述したように、ユーザIDは利用者識別情報の一例であり、パスワードは認証情報の一例である。つまり、制御部31は、利用者によって指定されたデータと、その利用者によって入力された利用者識別情報と認証情報とを取得するデータ取得手段の一例である。続いて、制御部31は、受信したユーザID「userA」及びパスワード「1234」を通信部32によって認証装置20に送信することにより、認証装置20に対してユーザ認証を要求する(ステップSA40)。つまり、制御部31は、各々の利用者を識別する利用者識別情報とその利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置20に対し、上述したステップSA30にて取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段の一例である。
画像形成装置30からユーザ認証が要求されると、認証装置20のCPU21は、その画像形成装置30から送信されてきたユーザID「userA」及びパスワード「1234」を用いてユーザ認証を行う(ステップSA50)。具体的に説明すると、CPU21は、送信されてきたユーザIDとパスワードとの組み合わせが、記憶部24の認証テーブルTに記憶されているか否かを判定する。この例では、画像形成装置30からユーザID「userA」とパスワード「1234」とが送信されてくるため、これらの組み合わせが図4に示した認証テーブルTに含まれているか否かが判定される。続いて、CPU21は、ユーザ認証の成功又は失敗を表す認証結果を通信部23によって画像形成装置30に返信する(ステップSA60)。この例では、ユーザID「userA」とパスワード「1234」との組み合わせが図4に示した認証テーブルTに含まれているため、ユーザ認証の成功を表す認証結果が返信される。
認証結果が返信されてくると、画像形成装置30の制御部31は、通信部32によってこの認証結果を受信し、受信した認証結果に基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する(ステップSA70)。仮に、受信した認証結果がユーザ認証の失敗を表している場合、制御部31は、ユーザ認証に成功しなかったと判定し(ステップSA70:NO)、ステップSA30にて受信した画像データを破棄する(ステップSA80)。このとき、画像データとともに、ステップSA30にて受信したユーザID及びパスワードを破棄してもよい。一方、この例のように、受信した認証結果がユーザ認証の成功を表している場合、制御部31は、ユーザ認証に成功したと判定し(ステップSA70:YES)、ステップSA30にて受信したユーザID「userA」が記憶部33の登録テーブルR1に登録済みであるか否かを判定する(ステップSA90)。仮に、ユーザID「userA」が記憶部33の登録テーブルR1に含まれている場合、制御部31は、そのユーザIDが登録テーブルR1に登録済みであると判定し(ステップSA90:YES)、ステップSA30にて受信した画像データD1を、そのユーザID「userA」と対応付けて記憶部33に記憶させる(ステップSA110)。
一方、ユーザID「userA」が記憶部33の登録テーブルR1に含まれていない場合、制御部31は、そのユーザIDが登録テーブルR1に登録済みではないと判定する(ステップSA90:NO)。この例では、図6に示した登録テーブルR1にユーザID「userA」が含まれていないため、ユーザID「userA」が登録テーブルR1に登録済みではないと判定される。この場合、制御部31は、ステップSA30にて受信したユーザID「userA」を記憶部33の登録テーブルR1に追加して、対応する一時登録フラグを「オン」にすることにより、そのユーザIDを登録テーブルR1に一時登録する(ステップSA100)。図9は、ユーザID「userA」が追加された後の登録テーブルR2を示す図である。同図に示すように、この登録テーブルR2には、ユーザID「userA」が追加されており、このユーザID「userA」には「オン」状態の一時登録フラグが対応付けられている。
続いて、制御部31は、上述したステップSA110の処理に進み、ステップSA30にて受信した画像データD1を、受信したユーザID「userA」と対応付けて記憶部33に記憶させる。図10は、このときに記憶される画像データD1を示す図である。同図に示すように、画像データD1には、ユーザID「userA」が対応付けられている。これにより、記憶部33には、ユーザID「userA」と一時登録フラグ「オン」とが対応付けられた登録テーブルR2と、ユーザID「userA」が対応付けられた画像データD1とが記憶される。つまり、記憶部33においては、ユーザID「userA」をキーとして、ユーザID「userA」と一時登録フラグ「オン」と画像データD1とが対応付けて記憶されていることになる。このとき、「オン」状態の一時登録フラグが対応付けられたユーザIDは、使用期間が限られた一時利用者識別情報として利用される。つまり、記憶部33は、認証装置20による利用者の認証が成功した場合、上述したステップSA30にて取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するとともに、その利用者識別情報を一時利用者識別情報として記憶することになる。
このようにして、正当な利用者によって端末装置10から画像データが送信される度に、その画像データが画像形成装置30に蓄積されていく。
(印刷処理)
次に、画像形成装置30に蓄積された画像データの中から指定された画像データに応じた画像を形成する印刷処理について説明する。図11は、印刷処理を示すシーケンス図である。画像形成装置30に記憶されている画像データに応じた画像の形成を行いたい場合、利用者は、まず画像形成装置30が設置されている場所に移動する。続いて、利用者は、画像形成装置30の表示操作部34を操作して、自分のユーザIDとパスワードとを入力する。ここでは、「userA」というユーザIDと、「1234」というパスワードとが入力された場合を想定する。
表示操作部34の操作によりユーザID「userA」とパスワード「1234」とが入力されると(ステップSB10)、制御部31は、入力されたユーザID及びパスワードを通信部32によって認証装置20に送信することにより、認証装置20に対してユーザ認証を要求する(ステップSB20)。つまり、制御部31は、利用者によって入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段の一例である。画像形成装置30からユーザ認証を要求されると、認証装置20のCPU21は、上述と同様にしてユーザ認証を行い(ステップSB30)、その認証結果を通信部23によって画像形成装置30に返信する(ステップSB40)。この例では、ユーザID「userA」とパスワード「1234」との組み合わせが図4に示した認証テーブルTに含まれているため、ユーザ認証の成功を表す認証結果が返信される。
認証結果が返信されてくると、画像形成装置30の制御部31は、通信部32によってこの認証結果を受信し、受信した認証結果に基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する(ステップSB50)。仮に、受信した認証結果がユーザ認証の失敗を表している場合、制御部31は、ユーザ認証に成功しなかったと判定し(ステップSB50:NO)、例えばユーザ認証に失敗したことを表すメッセージを表示操作部34に表示させて、この処理を終了する。一方、この例のように、受信した認証結果がユーザ認証の成功を表している場合、制御部31は、ユーザ認証に成功したと判定し(ステップSB50:YES)、画像データの選択を受け付ける画像データ選択画面を表示操作部34に表示させる(ステップSB60)。この画像データ選択画面には、ステップSB10にて入力されたユーザIDと対応付けて記憶部33に記憶されている画像データのファイル名などが選択可能に配置されている。この例では、ステップSB10にて入力されたユーザID「userA」と対応付けて記憶部33に記憶されている画像データのファイル名、例えば図9に示した画像データD1のファイル名などが選択可能に配置される。
画像データ選択画面が表示されると、利用者は、表示操作部34を操作して、画像データ選択画面にて提示された画像データの中から印刷に使用する画像データを選択して、印刷指示を行う。ここでは、利用者によって画像データD1が選択されて、印刷指示が行われた場合を想定する。表示操作部34の操作によって印刷指示が入力されると(ステップSB70)、制御部31は、その選択操作及び印刷指示操作を受け付ける。つまり、制御部31と表示操作部34とは、ステップSB10にて取得された利用者識別情報と対応付けて記憶部33に記憶されている画像データの中から、画像データの選択を受け付ける選択受付手段の一例である。そして、制御部31は、記憶部33に記憶されている画像データの中から選択された画像データD1を読み出して、画像形成部36に供給する。制御部31によって画像データD1が供給されると、画像形成部36は、この画像データD1に応じた画像を用紙に形成して出力する(ステップSB80)。つまり、画像形成部36は、ステップSB10にて取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、指示されたデータを用いて処理を行う。これにより、利用者によって指定された画像データD1に応じた画像が形成された印刷物が出力される。
続いて、制御部31は、ステップSB70にて印刷を指示された画像データD1に対応付けられたユーザIDが、一時登録されたものであるか否かを判定する(ステップSB90)。仮に、画像データD1に対応付けられたユーザID「userA」に対して「オフ」状態の一時登録フラグが対応付けられている場合、制御部31は、このユーザIDが一時登録されたものではないと判定する(ステップSB90:NO)。この場合、制御部31は、ステップSB80にて行なわれた印刷処理に基づいて履歴情報を作成し、記憶部33の登録テーブルR2においてユーザID「userA」に対応する履歴情報に、作成した履歴情報を追加する(ステップSB100)。一方、この例では、図9に示すように、画像データD1にユーザID「userA」が対応付けられており、さらに図8に示すように、登録テーブルR2のユーザID「userA」に対して「オン」状態の一時登録フラグが対応付けられているため、制御部31は、このユーザIDが一時登録されたものであると判定する(ステップSB90:YES)。この場合、制御部31は、ステップSB10にて入力されたユーザIDを一時登録から正規の登録に移行させるか否かを問い合わせる問い合わせ画面を表示操作部34に表示させる(ステップSB110)。
問い合わせ画面が表示されると、利用者は、表示操作部34を操作して、ステップSB10にて入力したユーザID「userA」を一時登録から正規の登録に移行させるか否かを選択する。例えば、表示操作部34の操作によって、ステップSB10にて入力されたユーザID「userA」を正規の登録に移行しないことが指示された場合(ステップSB120:NO)、制御部31は、そのユーザID「userA」を含むレコードを記憶部33の登録テーブルR2から削除して(ステップSB130)、この処理を終了する。一方、表示操作部34の操作によって、ステップSB10にて入力されたユーザID「userA」を正規の登録に移行させることが指示された場合(ステップSB120:YES)、制御部31は、記憶部33の登録テーブルR2において、そのユーザIDに対応付けられた一時登録フラグを「オフ」状態に変更することにより、ユーザID「userA」を正規の登録に移行させる(ステップSB140)。この例では、図8に示した登録テーブルR2において、ユーザID「userA」に対応する一時登録フラグが「オン」から「オフ」に変更される。
続いて、制御部31は、ステップSB80にて行なわれた印刷処理に基づいて履歴情報を作成し、記憶部33の登録テーブルR2においてユーザID「userA」に対応付けて、作成した履歴情報を記憶させる。(ステップSB150)。つまり、記憶部33は、ステップSB80にて行われた処理の履歴を表す履歴情報と、ステップSB10にて取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する。例えば、ステップSB80にて行われた印刷処理の履歴を表す履歴情報として「logA」という履歴情報が作成された場合、登録テーブルR2では、ユーザID「userA」と対応付けてこの履歴情報「logA」が記述されることになる。
以上のように、画像データの送信指示とともに入力されたユーザIDと、印刷処理において入力されたユーザIDとが一致しなければ、その画像データを用いた印刷処理を行わないため、他人のデータを用いた処理を行うことが困難になる。
また、処理の履歴を表す履歴情報とユーザIDとが対応付けて記憶されるため、利用者は、この記憶内容を参照して各々の処理がどの利用者によって行われたものかを確認する。例えば、画像データに対応付けられた暗証番号と利用者によって入力された暗証番号とを照合し、それらの暗証番号が合致した場合にはその画像データの印刷を行うような場合には、暗証番号が画像データ毎に任意に設定されているため、画像データの送信指示を行った利用者と、画像データの印刷指示を行った利用者とが同一の人物であることは確認できても、その利用者が誰であるかを特定することができない。したがって、処理の履歴を表す履歴情報を蓄積したとしても、その処理がどの利用者によるものかを特定することができず、追跡性を確保することができない。これに対し、上述した実施形態では、認証装置20に記憶されているユーザIDと履歴情報とが対応付けられているため、この記憶内容を見て処理がどの利用者によって行われたものかを特定すればよい。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の各変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、認証装置20によるユーザ認証が画像データ蓄積処理と印刷処理とでそれぞれ行われていたが、このユーザ認証が画像データ蓄積処理又は印刷処理のどちらか一方だけで行われてもよい。例えば、認証装置20によるユーザ認証を印刷処理においてのみ行う場合、上述したステップSA10では、ユーザIDのみが入力されればよく、パスワードが入力される必要はない。そして、上述したステップSA30にて画像データとユーザIDとが受信された後、上述したステップSA40〜ステップSA70の処理を飛ばしてステップSA90の処理が行われる。この構成では、認証装置20によって認証される正当な利用者以外の第3者であっても、画像形成装置30に画像データを記憶させることができるが、その第3者がその画像データを用いて印刷を行おうとしても認証装置20によるユーザ認証に失敗するため、結局は正当な利用者以外の人は印刷を行うことができないことになる。
また、認証装置20によるユーザ認証をデータ蓄積処理においてのみ行う場合も同様である。この場合、上述したステップSB10では、ユーザIDのみが入力されればよく、パスワードが入力される必要はない。そして、このステップSB10にてユーザIDが入力された後、上述したステップSB20〜ステップSB50の処理を飛ばしてステップSB60の処理が行われる。このような構成であってもよい。
(変形例2)
上述した実施形態では、一時登録されたユーザIDに対応付けられた画像データの印刷指示が行われなくても、その画像データは記憶部33に記憶され続けていたが、所定の時間が経過するまでの間にその画像データの印刷指示が行われなかった場合には、画像データを削除してもよい。この場合、画像形成装置30の制御部31は、「ON」状態の一時登録フラグが対応付けられたユーザIDの画像データが記憶部33に記憶されてから所定の時間が経過するまでに、その画像データの印刷が指示されなかった場合には、その画像データと対応するユーザIDとを削除する。つまり、制御部31は、一時利用者識別情報が記憶部33に記憶されてからその一時利用者識別情報の使用時間が経過するまでに、その一時利用者識別情報と対応付けて記憶部33に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、記憶部33に記憶されているその一時利用者識別情報を削除する削除手段の一例である。これにより、記憶部33に不要な一時利用者識別情報が記憶され続けるのを防ぐことができる。
(変形例3)
上述した実施形態では、ユーザIDを一時登録から正規の登録に移行させるか否かを利用者に問い合わせていたが、この問い合わせを行わずに正規の登録に移行させてもよい。例えば、画像形成装置30の制御部31は、上述したステップSB70において「ON」状態の一時登録フラグが対応付けられた画像データの印刷指示が入力されたときに、ステップSB10にて入力されたユーザIDを上述と同様に正規の登録に移行させてもよい。つまり、記憶部33は、一時利用者識別情報と対応付けて記憶部33に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合、ステップSB10にて取得された利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶することになる。
あるいは、ユーザIDの一時登録を行わず、初めから正規の登録を行ってもよい。この場合、登録テーブルR1に一時登録フラグを設ける必要がなくなり、さらにステップSB110〜SB150の処理がなくなる。そして、ステップSB80において印刷処理が行われた後、上述したステップSB90の処理を飛ばしてステップSB100の処理が行われる。このステップSB100において、画像形成装置30の制御部31は、ステップSA30にて受信したユーザIDを記憶部33の登録テーブルR1にそのまま追加すればよい。
(変形例4)
上述した実施形態では、画像形成装置30に蓄積される画像データが端末装置10から送信されてくる例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、画像読取部35によって生成された画像データが記憶部33に蓄積されてもよい。この場合、利用者は、表示操作部34を操作して、画像読取部35にセットした原稿の画像の読み取りを指示するとともに、自分のユーザIDとパスワードとを入力する。画像読取部35は、利用者によってセットされた原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを制御部31に供給する。制御部31は、画像読取部35によって生成された画像データを取得し、ステップSA40以降の処理を行う。この構成によれば、原稿の画像に基づいて作成された画像データを蓄積し、その画像データに応じた画像を形成する。
(変形例5)
上述した実施形態では、印刷処理において、画像データ選択画面を表示して、画像データの選択を受け付けていたが、印刷対象となる画像データを決定する方法はこれに限らない。例えば、制御部31は、上述したステップSB50においてユーザ認証に成功したと判定したときに、ステップSB10にて入力されたユーザIDと対応付けて記憶部33に記憶されている画像データを全て読み出して、画像形成部36に供給してもよい。この場合には、利用者によって画像データの選択および印刷指示が行われなくても、その利用者によって蓄積された全ての画像データが印刷されることになる。
(変形例6)
上述した実施形態では、データを用いた処理を行う情報処理装置として、画像形成装置30を例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、端末装置10から送信されてきたデータを一端記憶した後、そのデータを他の装置に転送する情報処理装置であってもよい。この場合、情報処理装置は、端末装置10から送信されてきたデータをそのまま他の装置に転送してもよいし、送信されてきたデータに処理を施してから転送してもよい。あるいは、情報処理装置は、端末装置10から送信されてきたデータを電子メールとして送信してもよい。要するに、情報処理装置は、データを用いた処理を行うものであればよい。
(変形例7)
上述した実施形態では、一時登録されたユーザIDと正規に登録されたユーザIDとを区別するために、一時登録フラグを利用したが、これらを区別する方法はこれに限らない。例えば、正規に登録されたユーザIDを記憶する正規登録テーブルと、一時登録されたユーザIDを記憶する一時登録テーブルとを設け、ユーザIDがどちらの登録テーブルに記憶されているかに応じて一時登録されたユーザIDと正規に登録されたユーザIDとを区別してもよい。要するに、記憶部33は、正規の利用者識別情報と履歴情報とを対応付けて記憶するとともに、利用者識別情報が一時登録された場合には、その利用者識別情報を一時利用者識別情報として記憶すればよい。また、記憶部33は、一時利用者識別情報を一時登録から正規の登録に移行させる場合には、ステップSB10にて取得された利用者識別情報を正規の利用者識別情報として記憶すればよい。
また、履歴情報のデータ記憶形式は、図6に示した例に限らない。例えば、印刷処理が行われる度に、その印刷処理の履歴を表す履歴情報を時系列に沿って蓄積していき、各々の履歴情報に対応するユーザID又はそのユーザIDを表す識別子を対応付けてもよい。
また、登録テーブルのデータ構造は、図6,9に示した例に限らない。例えば、図9に示した登録テーブルR2を、「ユーザID」と「一時登録フラグ」とが対応付けられた第2の登録テーブルと、「ユーザID」と「履歴情報」とが対応付けられた履歴テーブルとに分けてもよい。この場合、上述したステップSB130では、ステップSB10にて入力されたユーザIDを含むレコードをこの第2の登録テーブルだけから削除し、履歴テーブルに記述されているユーザID及び履歴情報は削除せずに、そのまま残してもよい。
(変形例8)
上述した実施形態では、認証情報の一例としてパスワードを使用した例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、利用者の指紋や虹彩、音声などの生体情報が利用者の認証情報として使用されてもよい。
(変形例9)
上述した実施形態において、端末装置10のCPU11、認証装置20のCPU21、画像形成装置30のCPUによって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
本実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 上記情報処理システムの端末装置の構成を示すブロック図である。 上記情報処理システムの認証装置の構成を示すブロック図である。 上記認証装置が記憶する認証テーブルの一例を示す図である。 上記情報処理システムの画像形成装置の構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置が記憶する登録テーブルの一例を示す図である。 上記画像形成装置の機能構成を示す図である。 上記情報処理システムによる画像データ蓄積処理を示すシーケンス図である。 ユーザIDが追加された後の上記登録テーブルを示す図である。 上記画像形成装置に記憶される画像データを示す図である 上記情報処理システムによる印刷処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…情報処理システム、10…端末装置、11…CPU、12…メモリ、13…通信部、14…記憶部、15…操作部、16…表示部、20…認証装置、21…CPU、22…メモリ、23…通信部、24…記憶部、30…画像形成装置、31…制御部、32…通信部、33…記憶部、34…表示操作部、35…画像読取部、36…画像形成部、101…受信部、102…データ取得部、103…第1の認証要求部、104…データ記憶部、105…利用者識別情報再取得部、106…第2の認証要求部、107…選択受付部、108…処理部、109…履歴情報記憶部。

Claims (13)

  1. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    前記データ記憶手段において前記一時利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させる移行手段とを備え、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    前記データ記憶手段において前記一時利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させる移行手段とを備え、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    とを特徴とする情報処理装置。
  3. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、
    前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段を備え、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と、
    前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段を備え、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 画像を読み取る読取手段を備え、
    前記データ取得手段は、前記読取手段によって読み取られた画像を表す画像データを取得し、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された画像データを記憶し、
    前記処理手段は、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されている画像データを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該画像データを用いて当該処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 端末装置から画像データが送信されてくると、当該画像データを受信する受信手段を備え、
    前記データ取得手段は、前記受信手段によって受信された画像データを取得し、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された画像データを記憶し、
    前記処理手段は、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されている画像データを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該画像データを用いて当該処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されている画像データの中から、画像データの選択を受け付ける選択受付手段を備え、
    前記処理手段は、前記選択受付手段が選択を受け付けた画像データに応じた画像を形成する処理を行う
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    ログラム。
  11. コンピュータを、
    利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された前記利用者識別情報が、使用期間が限られた一時利用者識別情報である場合、当該一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかったときには、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    前記処理手段により前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が行われると、当該一時利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報に移行させるか否かを問い合わせる画面を表示手段に表示させ、当該画面において前記正規の利用者識別情報に移行させることが指示された場合には、当該一時利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報に移行させる移行手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記データ記憶手段は、前記データ取得手段によって取得された前記利用者識別情報が前記移行手段により前記正規の利用者識別情報に移行されている場合には、当該利用者識別情報を前記正規の利用者識別情報として記憶する
    ログラム。
  12. コンピュータを、
    利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報及び認証情報とを取得するデータ取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記データ取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されたデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶された当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    して機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、
    利用者によって指定されたデータと、当該利用者によって入力された利用者識別情報とを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータと利用者識別情報とを対応付けて記憶し、当該利用者識別情報を使用期間が限られた一時利用者識別情報として記憶するデータ記憶手段と、
    利用者によって再度入力された利用者識別情報及び認証情報を取得する利用者識別情報再取得手段と、
    各々の利用者を識別する利用者識別情報と当該利用者の認証情報とを対応付けて記憶する認証装置に対し、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報及び認証情報を送信して、利用者の認証を要求する認証要求手段と、
    前記認証装置による前記利用者の認証が成功した場合、前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報と対応付けて記憶されているデータを用いた処理が指示されると、前記データ記憶手段に記憶されている当該データを用いて当該処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によって行われた処理の履歴を表す履歴情報と前記利用者識別情報再取得手段によって取得された利用者識別情報とを対応付けて記憶し、前記一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示された場合には、当該利用者識別情報を使用期間に制限がない正規の利用者識別情報として記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記一時利用者識別情報が前記データ記憶手段に記憶されてから前記使用期間が経過するまでに、当該一時利用者識別情報と対応付けて前記データ記憶手段に記憶されているデータを用いた処理が指示されなかった場合、当該一時利用者識別情報を削除する削除手段と
    して機能させるためのプログラム。
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