JP2006076034A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蓄積データに付加されている認証情報をもとに、蓄積した印刷データを削除でき、また、蓄積した印刷データの認証情報に有効期限を設け、セキュリティを向上させた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 カードを取り外しても登録された認証情報・機器としての認証状態は、一定期間有効にさせるようになっている。但し、その認証で使用可能なユーザーまたは機能以外の要求の場合にはキャンセル動作を行う。また、ユーザーによって使用目的や使用時間が異なるため、前記有効時間は、操作パネル等によりユーザーが個別に設定・変更可能とすることもできる。同様にカードを装着した状態でも、カードによる認証有効期間を設け、ユーザーがカードを挿入したまま忘れたりした場合に、セキュリティ上、問題が発生しないように、未操作時間によるカードの認証有効状態をチェックさせ、一定時間経過後、カードの認証状態を無効にさせることもできる。
【選択図】 図3
【解決手段】 カードを取り外しても登録された認証情報・機器としての認証状態は、一定期間有効にさせるようになっている。但し、その認証で使用可能なユーザーまたは機能以外の要求の場合にはキャンセル動作を行う。また、ユーザーによって使用目的や使用時間が異なるため、前記有効時間は、操作パネル等によりユーザーが個別に設定・変更可能とすることもできる。同様にカードを装着した状態でも、カードによる認証有効期間を設け、ユーザーがカードを挿入したまま忘れたりした場合に、セキュリティ上、問題が発生しないように、未操作時間によるカードの認証有効状態をチェックさせ、一定時間経過後、カードの認証状態を無効にさせることもできる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ネットワーク上に複数のプリンタ、プリンタ・コピーなどが内蔵されたデジタル複合機が接続されている環境で、ユーザー認証印刷において、セキュリティを向上させ、かつ、ユーザーの操作性を向上させた画像形成装置に関する。
従来の技術では、キーカード、キーカウンター、プリペイドカード、ユーザー認証カード、ICカード等の認証カードを挿入することにより印刷が可能になる画像形成装置において、前記カードにて、蓄積した印刷データに関しては、上記認証したカードを抜くと、再度カードを挿入しない限り、再印刷もしくは削除等の操作はできなかった。
また、常にカードを挿入した状態で印刷を行う場合、コピー印刷ではその場所で操作する場合が多いため、セキュリティ上問題が発生する可能性がないが、プリンタ等比較的距離が離れている場所から印刷する場合は、セキュリティ上少なからず問題が発生することが考えられる。但し、コピー印刷でも大量コピーの場合では、コピー機から離れる可能が高く、また、ネットワークを通したプリンタ印刷と同様な問題が発生する可能性が考えられる。
さらに、一時的に制限された機能を使用したい場合においては、本体のユーザー認証情報の変更、新規登録するか、または、認証カードを必要な時に必ず挿入する必要があった。
また、常にカードを挿入した状態で印刷を行う場合、コピー印刷ではその場所で操作する場合が多いため、セキュリティ上問題が発生する可能性がないが、プリンタ等比較的距離が離れている場所から印刷する場合は、セキュリティ上少なからず問題が発生することが考えられる。但し、コピー印刷でも大量コピーの場合では、コピー機から離れる可能が高く、また、ネットワークを通したプリンタ印刷と同様な問題が発生する可能性が考えられる。
さらに、一時的に制限された機能を使用したい場合においては、本体のユーザー認証情報の変更、新規登録するか、または、認証カードを必要な時に必ず挿入する必要があった。
近年、画像形成装置においても、セキュリティを確保することが注目されているが、ユーザーを認識する手段の1つとして、外部課金装置があり、プリペイドカード、キーカード・キーカウンター、ICカード(非接触型)、外部端末等を用いて、利用ユーザー・使用可能機能・課金方法・ロギング情報を管理する発明は従来から数多く考案されている。
特開2002−132726公報
特開平7−327124号公報
特開2001−147627公報
例えば、特許文献1および2に記載の発明では、お金の投入やカードの装着など物理的な動作をなくし、ICカード等の非接触型のカードや無線カードを用いて、利便性を高める技術が提案されている。また、特許文献3記載の発明では、キーカードリーダーや課金装置を装着せずに特定のユーザーのみ使用できるように移動端末を用いたものが、また、特許文献4記載の発明では、ユーザー認証を得て、その認証済みユーザーで、蓄積データをフィルタリングして選択可能なもののみ表示して印刷・複製させるものが考案されている。
いずれの発明も、その都度認証を取る必要があり、ユーザーの利便性からみると、使いにくい装置になっている可能性が高い。カード等で、認証を取って蓄積したジョブのカード等を挿入していない状態での扱いや、認証有効期限等に関しての技術を入れることによりユーザーの操作性を向上にかつ、セキュリティを向上した装置の提供が期待できる。
いずれの発明も、その都度認証を取る必要があり、ユーザーの利便性からみると、使いにくい装置になっている可能性が高い。カード等で、認証を取って蓄積したジョブのカード等を挿入していない状態での扱いや、認証有効期限等に関しての技術を入れることによりユーザーの操作性を向上にかつ、セキュリティを向上した装置の提供が期待できる。
ところで、従来の技術として、キーカード、キーカウンター、プリペイドカード、ユーザー認証カード、ICカード等のカードを挿入することにより印刷が可能になる画像形成装置において、前記カードにて蓄積した印刷データに関しては、上記認証したカードを抜いた場合には、再度カードを挿入しない限り、通常印刷実行、蓄積した印刷データの再印刷もしくは削除等の操作はできなかった。また、一時的に特定の機能を使用したい場合にも、本体の機能権限を追加するしかなかった。
さらに、常にカードを挿入した状態で印刷を行う場合、コピー印刷ではその場所で操作する場合が多いため、セキュリティ上問題が発生する可能性がないが、プリンタ等比較的距離が離れている場合には、セキュリティ上問題が発生することが考えられる。
さらに、常にカードを挿入した状態で印刷を行う場合、コピー印刷ではその場所で操作する場合が多いため、セキュリティ上問題が発生する可能性がないが、プリンタ等比較的距離が離れている場合には、セキュリティ上問題が発生することが考えられる。
そこで、本発明の第1の目的は、画像データ等を蓄積するためのハードディスク等の記憶媒体を有し、且つ、ネットワークに接続可能なデジタル複合機等の画像形成装置において、外部課金装置を装着することが可能で、さらに、例えば、キーカード、キーカウンター、プリペイドカード、ユーザー認証カード、ICカード等のカードを挿入することにより印刷が可能になり、印刷データを画像形成装置に蓄積した際の再印刷時、そのカードの情報を蓄積した文書に付加し、上記認証カードをはずした際にも、画像形成装置の操作部より、識別情報を入力することにより、その蓄積文書の再印刷を可能とすることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、蓄積データに付加されている認証情報をもとに、蓄積した印刷データを削除でき、また、蓄積した印刷データの認証情報に有効期限を設け、一定期間放置した場合には、その蓄積データは認証を取得せずに削除のみ操作が可能になることで、セキュリティを向上させた画像形成装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、認証が取れた場合、その外部課金装置のカードをはずしても、ある一定時間は、そのユーザーの認証が有効になる機能を加え、プリンタ等の比較的離れた場所からの印刷でもセキュリティを向上させ、かつ、カードの忘れ等の人為的ミスを防止できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、蓄積データに付加されている認証情報をもとに、蓄積した印刷データを削除でき、また、蓄積した印刷データの認証情報に有効期限を設け、一定期間放置した場合には、その蓄積データは認証を取得せずに削除のみ操作が可能になることで、セキュリティを向上させた画像形成装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、認証が取れた場合、その外部課金装置のカードをはずしても、ある一定時間は、そのユーザーの認証が有効になる機能を加え、プリンタ等の比較的離れた場所からの印刷でもセキュリティを向上させ、かつ、カードの忘れ等の人為的ミスを防止できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、認証有効時間をユーザー毎に指定できる機能設けることで、ユーザーの使用時間・使用環境に応じて変更でき、ユーザーが使いやすくセキュリティを向上させた画像形成装置を提供することである。
本発明の第5の目的は、カードを装着後、ある一定時間経過後、カードの有効状態を無効にしすることで、カード忘れの防止策を設けた画像形成装置を提供することである。
本発明の第6の目的は、一定時間、未操作により、機能無効になったカードを、再度有効とするたに、当該カードための特殊パスワード等の入力により無効状態を解除する画像形成装置を提供するすることである。
本発明の第7の目的は、一定期間、未使用の認証カードが挿入されたままの場合、ユーザーおよび機器管理者に通知を行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第8の目的は、カードを抜いて認証状態が有効な状態で、別のユーザーが別の認証カードを装着した場合、前回の認証有効状態が強制解除される画像形成装置を提供することである。
本発明の第5の目的は、カードを装着後、ある一定時間経過後、カードの有効状態を無効にしすることで、カード忘れの防止策を設けた画像形成装置を提供することである。
本発明の第6の目的は、一定時間、未操作により、機能無効になったカードを、再度有効とするたに、当該カードための特殊パスワード等の入力により無効状態を解除する画像形成装置を提供するすることである。
本発明の第7の目的は、一定期間、未使用の認証カードが挿入されたままの場合、ユーザーおよび機器管理者に通知を行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第8の目的は、カードを抜いて認証状態が有効な状態で、別のユーザーが別の認証カードを装着した場合、前回の認証有効状態が強制解除される画像形成装置を提供することである。
本発明の第9の目的は、複数の認証状態および認証情報を管理することができ、本体に登録されているユーザーの権限で不可能な印刷機能を、外部課金装置に認証カードを挿入することにより、その禁止されている機能が一時的に使用できるようにした画像形成装置を提供することである。
本発明の第10の目的は、認証装置を併用し、印刷データを蓄積した場合、蓄積した印刷データに一時的に機能を制限しない情報を付加できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第11の目的は、ユーザーが認証カードを挿入する等の、同じ操作を繰り返さなくても、ある一定期間、制限された機能を可能にした再印刷等の実行が可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第12の目的は、本体認証および複数の機能使用権限認証が取れた場合、最高の権限のモードで印刷を実行できるようにするか、または、その重なった機能使用権限をユーザーが選択、または、管理者が設定し、必要なレベルの機能使用権限を選択できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第10の目的は、認証装置を併用し、印刷データを蓄積した場合、蓄積した印刷データに一時的に機能を制限しない情報を付加できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第11の目的は、ユーザーが認証カードを挿入する等の、同じ操作を繰り返さなくても、ある一定期間、制限された機能を可能にした再印刷等の実行が可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第12の目的は、本体認証および複数の機能使用権限認証が取れた場合、最高の権限のモードで印刷を実行できるようにするか、または、その重なった機能使用権限をユーザーが選択、または、管理者が設定し、必要なレベルの機能使用権限を選択できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第13の目的は、一時的に印刷機能を有効にしているので、蓄積印刷データ等の場合には、一定時間経過後印刷実行を不可能にさせ、削除のみしかできないような仕組みを提供し、セキュリティ性を向上させた画像形成装置を提供することである。
本発明の第14の目的は、複数の認証装置があった場合、本体の認証不可(機能がまったく使用できない)のユーザーが、外部課金装置の認証が取得できれば、印刷可能とした画像形成装置を提供することである。
本発明の第15の目的は、代表的な機能制限として、モノクロしか印刷できないユーザーが、カラー印刷を実行したい場合にカラー印刷権限の認証カードを挿入することによりカラー印刷または蓄積を実行することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第16の目的は、認証カードの各機能の権限(認証カードの機能有効・無効情報)を、機器管理者のような特定のユーザーによって画像形成装置から容易に変更できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第14の目的は、複数の認証装置があった場合、本体の認証不可(機能がまったく使用できない)のユーザーが、外部課金装置の認証が取得できれば、印刷可能とした画像形成装置を提供することである。
本発明の第15の目的は、代表的な機能制限として、モノクロしか印刷できないユーザーが、カラー印刷を実行したい場合にカラー印刷権限の認証カードを挿入することによりカラー印刷または蓄積を実行することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第16の目的は、認証カードの各機能の権限(認証カードの機能有効・無効情報)を、機器管理者のような特定のユーザーによって画像形成装置から容易に変更できる画像形成装置を提供することである。
請求項1記載の発明では、ネットワークに接続可能であり、且つ外部課金装置を装着することが可能な画像形成装置において、ユーザーを認証するためのカードを受領するカード受付手段と、印刷データを受領し、蓄積する印刷データ蓄積手段と、ユーザーの操作を受け付ける操作部と、を備え、前記印刷データ蓄積手段に蓄積されている印刷データに前記カード受付手段で受領したユーザーを認証するための情報を付加して蓄積しておき、 再印刷時、前記操作部より識別情報を入力することにより、前記印刷データ蓄積手段にて蓄積された印刷データの再印刷を可能とすることにより、前記第1の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記カード受付手段からユーザーを認証するためのカードをはずした状態で、前記操作部から認証情報を入力することにより、前記印刷データ蓄積手段に蓄積した印刷データを削除する削除手段を備えたことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記印刷データ蓄積手段に蓄積した印刷データに付加されたユーザーを認証するための情報に有効期限を設けたことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明において、認証有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記操作部から認証情報を入力することなしに削除することが可能なことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記印刷データ蓄積手段に蓄積した印刷データに付加されたユーザーを認証するための情報に有効期限を設けたことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明において、認証有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記操作部から認証情報を入力することなしに削除することが可能なことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項5記載の発明では、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記外部課金装置により、認証が取れた場合、当該外部課金装置のユーザーを認証するためのカードをはずしても、所定時間は、当該認証状態を有効として扱うことにより、前記第3の目的を達成する。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の発明において、当該認証状態を有効として扱う所定時間を設定・変更する有効時間設定手段をさらに備えたことにより、前記第4の目的を達成する。
請求項7記載の発明では、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記カード受付手段にユーザーを認証するためのカードを装着した状態で、所定時間経過後、カードの有効状態を無効にする無効化手段をさらに備えたことにより、前記第5の目的を達成する。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の発明において、当該認証状態を有効として扱う所定時間を設定・変更する有効時間設定手段をさらに備えたことにより、前記第4の目的を達成する。
請求項7記載の発明では、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記カード受付手段にユーザーを認証するためのカードを装着した状態で、所定時間経過後、カードの有効状態を無効にする無効化手段をさらに備えたことにより、前記第5の目的を達成する。
請求項8記載の発明では、請求項7記載の発明において、一定時間未操作により前記無効化手段により機能無効になったユーザーを認証するためのカードを、再度、有効にするために、前記カード受付手段で再度前記カード受領し、前記操作部に、当該カードが無効である旨表示し、前記操作部より所定の認証情報を受領することにより無効状態を解除することにより、前記第6の目的を達成する。
請求項9記載の発明では、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、一定期間、未使用状態で、前記カード受付手段に当該カードが挿入されたままの場合、ユーザーおよび機器管理者にその旨を知らせるため通知を行う通知手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
請求項10記載の発明では、請求項9記載の発明において、前記通知手段による通知を行うための一定時間を設定または変更する通知時間設定手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
請求項9記載の発明では、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、一定期間、未使用状態で、前記カード受付手段に当該カードが挿入されたままの場合、ユーザーおよび機器管理者にその旨を知らせるため通知を行う通知手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
請求項10記載の発明では、請求項9記載の発明において、前記通知手段による通知を行うための一定時間を設定または変更する通知時間設定手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
請求項11記載の発明では、請求項7記載の発明において、所定時間経過したか否かにかかわらず、前記無効化手段により当該カードを無効にする旨の指示をネットワークを介して受領することにより、前記第8の目的を達成する。
請求項12記載の発明では、請求項7記載の発明において、前記無効化手段により当該カードを無効にされた場合、当該カードの一時機能無効状態を解除するための指示をネットワークを介して受領することにより、前記第8の目的を達成する。
請求項13記載の発明では、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の発明において、前記カード受付手段からカードが引き抜かれて、認証状態が有効な状態で、別のカードが前記カード受付手段に挿入された場合、前回の認証有効状態が解除されることにより、前記第9の目的を達成する。
請求項12記載の発明では、請求項7記載の発明において、前記無効化手段により当該カードを無効にされた場合、当該カードの一時機能無効状態を解除するための指示をネットワークを介して受領することにより、前記第8の目的を達成する。
請求項13記載の発明では、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の発明において、前記カード受付手段からカードが引き抜かれて、認証状態が有効な状態で、別のカードが前記カード受付手段に挿入された場合、前回の認証有効状態が解除されることにより、前記第9の目的を達成する。
請求項14記載の発明では、ネットワークに接続可能であり、且つ外部課金装置を装着することが可能な画像形成装置において、当該装置を使用するユーザーを認証する認証手段と、印刷データを受領し、蓄積する印刷データ蓄積手段と、ユーザーの操作を受け付ける操作部と、を備え、且つ前記外部課金装置にユーザーを認証するためのカードを受領するカード受付手段を備え、前記認証手段に登録されているユーザーの権限で不可能な印刷機能を、外部課金装置に設けられたカード受付手段にユーザーを認証するためのカードが挿入されることによりその禁止されている機能を一時的に使用可能とすることにより、前記第10の目的を達成する。
請求項15記載の発明では、請求項14記載の発明において、前記印刷データ蓄積手段に印刷データを蓄積した場合、蓄積した印刷データに一時的に印刷のための機能を制限しないための情報を付加することが可能なことにより、前記第10の目的を達成する。
請求項15記載の発明では、請求項14記載の発明において、前記印刷データ蓄積手段に印刷データを蓄積した場合、蓄積した印刷データに一時的に印刷のための機能を制限しないための情報を付加することが可能なことにより、前記第10の目的を達成する。
請求項16記載の発明では、請求項15記載の発明において、ユーザーを認証するためのカードの機能権限情報により、前記認証手段に登録されている特定のユーザーの機能使用権限を更新することができることにより、前記第11の目的を達成する。
請求項17記載の発明では、請求項14記載の発明において、前記認証手段に対して、一時的な使用可能権限の有効時間を設定・変更できる有効時間設定手段を備えたことにより、前記第11の目的を達成する。
請求項17記載の発明では、請求項14記載の発明において、前記認証手段に対して、一時的な使用可能権限の有効時間を設定・変更できる有効時間設定手段を備えたことにより、前記第11の目的を達成する。
請求項18記載の発明では、請求項14から請求項17のいずれか1項に記載の発明において、前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、権限の強い認証状態を優先して獲得できることにより、前記第12の目的を達成する。
請求項19記載の発明では、請求項18記載の発明において、前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、その複数の同一機能の権限をユーザーからの選択により受け付ける選択手段を備えたことにより、前記第12の目的を達成する。
請求項20記載の発明では、請求項18または請求項19記載の発明において、前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、複数に異なった機能権限を同時に管理する管理手段を備えたことにより、前記第12の目的を達成する。
請求項19記載の発明では、請求項18記載の発明において、前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、その複数の同一機能の権限をユーザーからの選択により受け付ける選択手段を備えたことにより、前記第12の目的を達成する。
請求項20記載の発明では、請求項18または請求項19記載の発明において、前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、複数に異なった機能権限を同時に管理する管理手段を備えたことにより、前記第12の目的を達成する。
請求項21記載の発明では、請求項14から請求項20のいずれか1項に記載の発明において、前記印刷データ蓄積手段に蓄積された一時機能使用可能権限の有効期限が切れた印刷データは、削除することしかできないことにより、前記第13の目的を達成する。
請求項22記載の発明では、請求項14から請求項21のいずれか1項に記載の発明において、一時機能使用権限の有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記カード受付手段が再度ユーザーを認証するためのカードを受領することにより、その有効期限を更新できることにより、前記第14の目的を達成する。
請求項22記載の発明では、請求項14から請求項21のいずれか1項に記載の発明において、一時機能使用権限の有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記カード受付手段が再度ユーザーを認証するためのカードを受領することにより、その有効期限を更新できることにより、前記第14の目的を達成する。
請求項23記載の発明では、請求項14から請求項22のいずれか1項に記載の発明において、前記認証手段における認証が不可(全権限なし)でも、前記外部課金装置の認証が取得できれば、印刷または前記印刷データ蓄積手段への印刷データ蓄積が可能となることにより、前記第14の目的を達成する。
請求項24記載の発明では、請求項14から請求項23のいずれか1項に記載の発明において、前記認証手段がカラー印刷・モノクロ印刷が可能か否かを認証することにより、前記第15の目的を達成する。
請求項25記載の発明では、請求項14から請求項24のいずれか1項に記載の発明において、前記ユーザーを認証するためのカードの機能有効・無効情報を前記操作部から変更可能なことにより、前記第16の目的を達成する。
請求項24記載の発明では、請求項14から請求項23のいずれか1項に記載の発明において、前記認証手段がカラー印刷・モノクロ印刷が可能か否かを認証することにより、前記第15の目的を達成する。
請求項25記載の発明では、請求項14から請求項24のいずれか1項に記載の発明において、前記ユーザーを認証するためのカードの機能有効・無効情報を前記操作部から変更可能なことにより、前記第16の目的を達成する。
請求項1から請求項25記載の発明では、従来の構成で、セキュリティが向上した印刷環境を容易に構築することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図1ないし図10を参照して、詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタの構成およびホストとの関係を示したブロック図である。CONTROLLER(コントローラー)10は、実際のペ−ジ記述言語により変換された印刷デ−タを、本体もしくはドライバなどにより設定された印刷補正モ−ドの条件下で、ビデオデ−タに変換してプリンタエンジンへ出力する出力装置の総称で、以下のようなモジュ−ル構想を持っている。
HOST I/F(ホストインターフェイス)7は、HOST PC(ホストPC)13からプリンタへのデ−タ送信、または、プリンタからのHOST PC13へのステ−タス信号、データ受信用のインタ−フェ−スである。
SD I/F14は、着脱可能な外部記録メディアへのインタフェースまたは挿入スロットを示している。このスロットにカードを挿入した際、電圧の変化等で、カードが挿入されているかどうかを認識できるようになっている。
CPU4およびASIC5は、ROM(Read Only Memory)2に従ってHOST PC13からのデータ(印字デ−タ)などを処理する。RAM1は、CPU4が処理するときのワークメモリ、HOST PC13からのデ−タをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、バッファに記憶されたデータを実際の印字パタ−ンに変換し、ビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われている。
図1は、本実施の形態に係るプリンタの構成およびホストとの関係を示したブロック図である。CONTROLLER(コントローラー)10は、実際のペ−ジ記述言語により変換された印刷デ−タを、本体もしくはドライバなどにより設定された印刷補正モ−ドの条件下で、ビデオデ−タに変換してプリンタエンジンへ出力する出力装置の総称で、以下のようなモジュ−ル構想を持っている。
HOST I/F(ホストインターフェイス)7は、HOST PC(ホストPC)13からプリンタへのデ−タ送信、または、プリンタからのHOST PC13へのステ−タス信号、データ受信用のインタ−フェ−スである。
SD I/F14は、着脱可能な外部記録メディアへのインタフェースまたは挿入スロットを示している。このスロットにカードを挿入した際、電圧の変化等で、カードが挿入されているかどうかを認識できるようになっている。
CPU4およびASIC5は、ROM(Read Only Memory)2に従ってHOST PC13からのデータ(印字デ−タ)などを処理する。RAM1は、CPU4が処理するときのワークメモリ、HOST PC13からのデ−タをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、バッファに記憶されたデータを実際の印字パタ−ンに変換し、ビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われている。
FONTROM3は、実際に使われるさまざまなフォントを有している。ENGINE I/F6は、CONTROLLER10からENGINE9への制御信号、CONTROLLER10へのエンジンステータス信号のインタ−フェ−スである。
ENGINE9は、CONTROLLER10からのビデオ信号および制御信号により感光体上に静電潜像を作成して、現像し、また給紙部より転写紙を給紙し、転写及び定着をし、画像を形成する。
HDD8は、文書データ情報、文書データ、印刷データ等を保存しておく。TIMER12は常に現在時間を計測する装置である。NIC11はネットワーク接続するためにインターフェ−スを提供する。HOST PC13からのプリント命令またはHOST PC13から受け取ったデータが1ページを超えたとき、CONTROLLER10はまず、中間コードをビデオデータに変換し、それが終了したらENGINE I/F6を介して、エンジンにプリント開始命令を出力する。この操作を繰り返し、実際にHOST PC13からのデ−タがENGINE9を通して印字される。CARD I/F15は外部課金装置を接続、または、認証カードを挿入できるスロットである。
ENGINE9は、CONTROLLER10からのビデオ信号および制御信号により感光体上に静電潜像を作成して、現像し、また給紙部より転写紙を給紙し、転写及び定着をし、画像を形成する。
HDD8は、文書データ情報、文書データ、印刷データ等を保存しておく。TIMER12は常に現在時間を計測する装置である。NIC11はネットワーク接続するためにインターフェ−スを提供する。HOST PC13からのプリント命令またはHOST PC13から受け取ったデータが1ページを超えたとき、CONTROLLER10はまず、中間コードをビデオデータに変換し、それが終了したらENGINE I/F6を介して、エンジンにプリント開始命令を出力する。この操作を繰り返し、実際にHOST PC13からのデ−タがENGINE9を通して印字される。CARD I/F15は外部課金装置を接続、または、認証カードを挿入できるスロットである。
図2は、本実施の形態の全体構成図であり、図3は、その機能構成を示した図である。
まず、図2において、ネットワーク環境にデジタル複合機(MFP)や複数のプリンタが存在する環境において、MFP1が、カード認証機能を持っているとする。複数のHOST PC13は、MFP1に印刷データを蓄積でき、また、通常印刷ができるようになっている。
図3において、API −Layer(API層)に挟まれた部分がApplication−Layer(アプリ層)と呼ばれる部分になる。MFPのような複合機では、この部分にコピー・スキャナ・ファックス・プリンタ等の複数のアプリケーションが機能することになる。
まず、図2において、ネットワーク環境にデジタル複合機(MFP)や複数のプリンタが存在する環境において、MFP1が、カード認証機能を持っているとする。複数のHOST PC13は、MFP1に印刷データを蓄積でき、また、通常印刷ができるようになっている。
図3において、API −Layer(API層)に挟まれた部分がApplication−Layer(アプリ層)と呼ばれる部分になる。MFPのような複合機では、この部分にコピー・スキャナ・ファックス・プリンタ等の複数のアプリケーションが機能することになる。
そのアプリ層の中のアプリケーション(ここではプリンタ)において、「印刷データ解析部」および「印刷データ受信部」からなる「ジョブ管理モジュール」は、ネットワークコントロールサービスから印刷データを受信し、そのデータおよび設定情報を識別・解析し、必要に応じて、そのデータ情報を元に、「印刷データ管理部」、「データ蓄積管理部」および「印刷データ処理部」からなる「印刷ページ管理モジュール」や、「認証管理部」、「ユーザー情報管理部」と呼ばれる各モジュールに処理を委譲する。システムレベルでの情報管理するのは、API層の下にある各コントロールサービスが行う。
外部課金装置に、キーカード、キーカウンター、プリペイドカード、ユーザー認証カード、ICカード等のカードを挿入することにより印刷が可能になり、そのカード情報が外部課金装置を通して、画像形成装置に通知され、さらに、認証コントロールサービスに登録される。この処理手順を図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、カードの挿入を検知すると(ステップ10;Y)、当該カードのカード認証情報を取得する(ステップ11)。カードが挿入されているかどうは、電気信号・電圧の変化等で検知できる。ICカード等の場合には、カード側から画像形成装置へ通知可能とする。
そして、取得したカード認証情報を登録し(ステップ12)、認証有効タイマーをスタートさせる(ステップ13)。その後、有効期限が終了すると認証情報を削除する(ステップ14)。
まず、カードの挿入を検知すると(ステップ10;Y)、当該カードのカード認証情報を取得する(ステップ11)。カードが挿入されているかどうは、電気信号・電圧の変化等で検知できる。ICカード等の場合には、カード側から画像形成装置へ通知可能とする。
そして、取得したカード認証情報を登録し(ステップ12)、認証有効タイマーをスタートさせる(ステップ13)。その後、有効期限が終了すると認証情報を削除する(ステップ14)。
当該カードの情報を機器として保持する必要があるため、その情報を認証コントロールサービスが保持・管理し、そこから画像形成装置に搭載されている各アプリに対して、現在、認証を行うためのカードが挿入されている等の通知を行う。
但し、ここでは認証情報そのものの通知は行わず、実際にそのコントールサービスに、認証情報そのものの取得および認証整合を依頼するのは、アプリ層にある「認証管理部」からなる認証モジュールからになる。
また、認証カード等から取得できた認証情報の内容が有効な場合、その登録された認証情報そのものの有効期限を計測するためのタイマーの起動を行う。
但し、ここでは認証情報そのものの通知は行わず、実際にそのコントールサービスに、認証情報そのものの取得および認証整合を依頼するのは、アプリ層にある「認証管理部」からなる認証モジュールからになる。
また、認証カード等から取得できた認証情報の内容が有効な場合、その登録された認証情報そのものの有効期限を計測するためのタイマーの起動を行う。
上記の状態でカードを取り外しても、登録された認証情報・機器としての認証状態は、一定期間有効にさせるようになっている。但し、その認証で使用可能なユーザーまたは機能以外の要求の場合にはキャンセル動作を行う。
また、ユーザーによって使用目的や使用時間が異なるため、前記有効時間は、操作パネル等によりユーザーが個別に設定・変更可能とすることもできる。
同様にカードを装着した状態でも、カードによる認証有効期間を設け、ユーザーがカードを挿入したまま忘れたりした場合に、セキュリティ上、問題が発生しないように、未操作時間によるカードの認証有効状態をチェックさせ、一定時間経過後、カードの認証状態を無効にさせる。
また、ユーザーによって使用目的や使用時間が異なるため、前記有効時間は、操作パネル等によりユーザーが個別に設定・変更可能とすることもできる。
同様にカードを装着した状態でも、カードによる認証有効期間を設け、ユーザーがカードを挿入したまま忘れたりした場合に、セキュリティ上、問題が発生しないように、未操作時間によるカードの認証有効状態をチェックさせ、一定時間経過後、カードの認証状態を無効にさせる。
上記カード有効機能無効は、一時的な機能であるため、そのカードで認証をとったユーザーが容易に、無効状態を解除できる機能、具体的には、操作部等で特殊なパスワード等を入力することにより、解除できる機能を提供することもできる。
カードを挿入した状態で、認証状態が有効でかつ、未操作で一定時間経過後、ユーザーに容易にその状態を知らせるように、メール等にて通知を行えるようにしてもよい。
また、その通知時間の設定においても、操作等で入力し設定することができるものとする。
さらに、そのメールアドレス等の情報は、その認証カード内の認証情報に含んでいるか、画像形成装置本体にあらかじめ登録することができるようにし、そのメール通知にてユーザーが気づいた場合に、離れた場所からでもリモートで状態を無効にすることができ、再度、その認証状態を有効に設定したい場合にも、同様にリモートで設定できるものとする。
カードを挿入した状態で、認証状態が有効でかつ、未操作で一定時間経過後、ユーザーに容易にその状態を知らせるように、メール等にて通知を行えるようにしてもよい。
また、その通知時間の設定においても、操作等で入力し設定することができるものとする。
さらに、そのメールアドレス等の情報は、その認証カード内の認証情報に含んでいるか、画像形成装置本体にあらかじめ登録することができるようにし、そのメール通知にてユーザーが気づいた場合に、離れた場所からでもリモートで状態を無効にすることができ、再度、その認証状態を有効に設定したい場合にも、同様にリモートで設定できるものとする。
次に、ネットワークコントロールサービスより、「ジョブ管理モジュール」に印刷データが通知された場合(ホストからの印刷)の動作を示したのが図5のフローチャートである。
まず、ネットワークコントロールサービスより、データイン通知がジョブ管理モジュールに通知される。ジョブ管理モジュールはその通知をトリガーに通知し、ネットワークコントロールサービスの受信バッファから印刷データの取得を行う(ステップ20)。
その通知および取得してくる印刷データの中に、ユーザーを識別する情報が付加されており、「コマンド解析部」によりその情報が取り出され、その後、「認証管理モジュール」に情報が渡されそのジョブが印刷可能かどうかのジョブかどうかチェックされる(ステップ21、22、23)。
機器としての認証が取れていない場合には(ステップ21;N)、その印刷データはジョブリセットされ(ステップ27)、また、その印刷データの情報と現在機器として認証が得られている情報(カード認証情報)との認証の整合を行った結果、認証NGの場合には(ステップ23;N)、同様にジョブリセットされる(ステップ27)。
認証OKの場合には(ステップ23;OK)、その印刷データが蓄積印刷なのか通常印刷なのかによって分岐する(ステップ24)。通常印刷の場合には(ステップ24;通常)、その印刷動作を行い(ステップ28)、終了する。一方、蓄積の場合には(ステップ24;蓄積)、印刷データを蓄積し(ステップ25)、前記カード認証情報と印刷データをあわせて登録する(ステップ26)。
まず、ネットワークコントロールサービスより、データイン通知がジョブ管理モジュールに通知される。ジョブ管理モジュールはその通知をトリガーに通知し、ネットワークコントロールサービスの受信バッファから印刷データの取得を行う(ステップ20)。
その通知および取得してくる印刷データの中に、ユーザーを識別する情報が付加されており、「コマンド解析部」によりその情報が取り出され、その後、「認証管理モジュール」に情報が渡されそのジョブが印刷可能かどうかのジョブかどうかチェックされる(ステップ21、22、23)。
機器としての認証が取れていない場合には(ステップ21;N)、その印刷データはジョブリセットされ(ステップ27)、また、その印刷データの情報と現在機器として認証が得られている情報(カード認証情報)との認証の整合を行った結果、認証NGの場合には(ステップ23;N)、同様にジョブリセットされる(ステップ27)。
認証OKの場合には(ステップ23;OK)、その印刷データが蓄積印刷なのか通常印刷なのかによって分岐する(ステップ24)。通常印刷の場合には(ステップ24;通常)、その印刷動作を行い(ステップ28)、終了する。一方、蓄積の場合には(ステップ24;蓄積)、印刷データを蓄積し(ステップ25)、前記カード認証情報と印刷データをあわせて登録する(ステップ26)。
次に、前記印刷データが蓄積印刷で、その蓄積されたデータの再印刷を行う時の処理手順を示したものが図6のフローチャートであり、そのデータの削除を行う処理手順を示したものが図7のフローチャートである。
まず、再印刷時の処理を図6のフローチャートを参照して説明する。蓄積データを再印刷する場合(ステップ30)、まず、再印刷対象の印刷データが認証情報を持っているかどうかチェックする(ステップ31)。蓄積データが認証情報を持っていない場合で、かつ、認証カードが挿入されていない場合、または、認証カードは挿入されているが、その蓄積データを印刷するための認証が許可できないカードの場合には(ステップ31;N)、操作部上に「正しいカードセットしてください」等のメッセージを表示する(ステップ40)。
まず、再印刷時の処理を図6のフローチャートを参照して説明する。蓄積データを再印刷する場合(ステップ30)、まず、再印刷対象の印刷データが認証情報を持っているかどうかチェックする(ステップ31)。蓄積データが認証情報を持っていない場合で、かつ、認証カードが挿入されていない場合、または、認証カードは挿入されているが、その蓄積データを印刷するための認証が許可できないカードの場合には(ステップ31;N)、操作部上に「正しいカードセットしてください」等のメッセージを表示する(ステップ40)。
一方、認証情報が付加されている場合で(ステップ31;Y)、現在の機器としての認証状態で印刷可能な場合には、そのまま蓄積されている印刷データを取得し(ステップ32)、印刷が可能か否かを判断する(ステップ33)。
現在の機器としての認証状態で印刷不可の場合には(ステップ33;N)、その蓄積された印刷データと対応する保存された認証情報を基に、認証情報を入力する画面を表示させる。その場合、パスワード等の認証情報を入力回数がある規定回数失敗した場合には(ステップ34;規定回数認証失敗)、その蓄積された印刷データをロックする(ステップ35)。このロックされた印刷データは、機器管理者またはそのデータの認証者により、削除のみは可能である。
一方、規定回数内で認証できた場合(ステップ34;規定回数認証)、認証を行い(ステップ36)、認証の結果が照合ができた場合(ステップ37;OK)、印刷データを取得し(ステップ38)、印刷を開始する(ステップ39)。
現在の機器としての認証状態で印刷不可の場合には(ステップ33;N)、その蓄積された印刷データと対応する保存された認証情報を基に、認証情報を入力する画面を表示させる。その場合、パスワード等の認証情報を入力回数がある規定回数失敗した場合には(ステップ34;規定回数認証失敗)、その蓄積された印刷データをロックする(ステップ35)。このロックされた印刷データは、機器管理者またはそのデータの認証者により、削除のみは可能である。
一方、規定回数内で認証できた場合(ステップ34;規定回数認証)、認証を行い(ステップ36)、認証の結果が照合ができた場合(ステップ37;OK)、印刷データを取得し(ステップ38)、印刷を開始する(ステップ39)。
続いて、削除の処理手順を図7のフローチャートを参照して説明する。
この処理は、ステップ50からステップ57が、図6に示した再印刷の処理のステップ30からステップ37と同様の処理を行うので、説明を省略する。そして、認証の結果が照合できた場合は(ステップ57;OK)、削除の処理を実行する(ステップ58)。
この削除の場合には、その蓄積された印刷データに対応する保存されている認証情報の有効期限が切れている場合には、認証情報を入力する画面を表示せずに削除のみ可能とする。
この処理は、ステップ50からステップ57が、図6に示した再印刷の処理のステップ30からステップ37と同様の処理を行うので、説明を省略する。そして、認証の結果が照合できた場合は(ステップ57;OK)、削除の処理を実行する(ステップ58)。
この削除の場合には、その蓄積された印刷データに対応する保存されている認証情報の有効期限が切れている場合には、認証情報を入力する画面を表示せずに削除のみ可能とする。
次に、カードを挿入していないで、機器としての認証が取れている状態で、別の認証カードを挿入した場合の処理手順を図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、カードを挿入しカードが検知されると(ステップ60)、現在の機器としての認証状態をチェックし(ステップ61)、機器として認証が有効である場合(ステップ61;Y)、現在の認証情報を破棄し(ステップ62)、新たに、カードから認証状態を読み込み、再度登録を行う(ステップ63)。また、その際、その認証状態の有効期限をチェックするタイマーも同時に起動する(ステップ64)。その後、有効期限が終了すると、認証情報を削除する(ステップ65)。
まず、カードを挿入しカードが検知されると(ステップ60)、現在の機器としての認証状態をチェックし(ステップ61)、機器として認証が有効である場合(ステップ61;Y)、現在の認証情報を破棄し(ステップ62)、新たに、カードから認証状態を読み込み、再度登録を行う(ステップ63)。また、その際、その認証状態の有効期限をチェックするタイマーも同時に起動する(ステップ64)。その後、有効期限が終了すると、認証情報を削除する(ステップ65)。
次に、図9のフローチャートを参照して、データを受信したときの認証、印刷・蓄積処理の手順を説明する。
本体での認証情報は、操作部から明示的にログインするか、印刷データに付加されているユーザー識別情報から取得される。印刷データを受信した場合、その印刷データに付随する情報を、印刷データ解析部で解析を行い、印刷データ(ユーザー)の認証機能使用権限情報の問い合わせをユーザー情報管理部および認証管理部からシステムサービスに対応して問い合せを行う。この問い合せにて、本体の認証情報の機能使用権限で、受信したデータが印刷不可の場合、外部課金装置に認証カードを挿入し、そのカードの認証情報の機能使用権限で、印刷継続可能な場合には、一時的に印刷を許可する。また、その印刷データが蓄積等の再印刷可能な印刷データの場合には、データに一時的に機能利用権限を許可する情報を付加し、データ蓄積管理部を通して保存・蓄積する。
本体での認証情報は、操作部から明示的にログインするか、印刷データに付加されているユーザー識別情報から取得される。印刷データを受信した場合、その印刷データに付随する情報を、印刷データ解析部で解析を行い、印刷データ(ユーザー)の認証機能使用権限情報の問い合わせをユーザー情報管理部および認証管理部からシステムサービスに対応して問い合せを行う。この問い合せにて、本体の認証情報の機能使用権限で、受信したデータが印刷不可の場合、外部課金装置に認証カードを挿入し、そのカードの認証情報の機能使用権限で、印刷継続可能な場合には、一時的に印刷を許可する。また、その印刷データが蓄積等の再印刷可能な印刷データの場合には、データに一時的に機能利用権限を許可する情報を付加し、データ蓄積管理部を通して保存・蓄積する。
以上の処理を図9に沿って説明すると、まず、印刷データを受信したあと(ステップ70)、印刷データに付加されているユーザー識別情報を取得し、解析を行う(ステップ71)。それとほぼ同時に、外部課金装置(認証装置)での認証獲得による認証許可をする設定かどうかをチェックする(ステップ72)。許可する場合には(ステップ72;Y)、カード認証情報を取得する(ステップ73)。許可しない場合には(ステップ72;N)、通常の認証のみを行う(ステップ74)。
複数の認証装置にて、認証権限(機能使用可能権限)が取れない場合には(ステップ74;NG)、「権限がありません」等のメッセージを表示して、印刷データをジョブリセットする(ステップ75)。一方、認証権限が獲得できた場合には(ステップ74;OK)、印刷データの種類によって処理が分かれる。
複数の認証装置にて、認証権限(機能使用可能権限)が取れない場合には(ステップ74;NG)、「権限がありません」等のメッセージを表示して、印刷データをジョブリセットする(ステップ75)。一方、認証権限が獲得できた場合には(ステップ74;OK)、印刷データの種類によって処理が分かれる。
印刷種類が通常印刷の場合には(ステップ76;通常)、そのまま印刷を実行し(ステップ78)、蓄積の場合には(ステップ76;蓄積)、どの認証権限を利用しての印刷実行かどうかをチェックし(ステップ79)、一時機能利用可能権限にて蓄積をしている場合には、その一時機能利用権限情報を蓄積データに付加するか、または、データ蓄積管理部へ情報を更新、登録依頼して蓄積を行う(ステップ80)。
また、その認証カードの情報で、すでに画像形成装置本体に登録されているユーザーの機能使用権限情報を更新することや、新規登録時にその情報を反映することができるようにし、蓄積した印刷データの一時機能使用権限の有効期限を操作部等のパネルから設定する(時間入力や常時有効等)ことができるものとする。
本体認証および外部課金装置からの認証カードで、複数の機能使用権限が獲得できた場合には、一番に権限の強いモードで印刷を実行できるか、または、ユーザーがその複数の権限を操作部等より、任意に選択し、必要なレベルの権限のみを選択できる機能を提供する。また、その権限の設定は、1つの機能だけではなく、複数の機能を同時に管理・設定できるものとする。
本体認証および外部課金装置からの認証カードで、複数の機能使用権限が獲得できた場合には、一番に権限の強いモードで印刷を実行できるか、または、ユーザーがその複数の権限を操作部等より、任意に選択し、必要なレベルの権限のみを選択できる機能を提供する。また、その権限の設定は、1つの機能だけではなく、複数の機能を同時に管理・設定できるものとする。
一時機能利用可能設定を有効にしている場合、通常の印刷データでは、印刷時のみ機能を有効に設定するが、蓄積印刷データ等の場合には、蓄積データに印刷を許可する情報を付加しているので、一定時間経過後印刷実行を不可能にさせる。蓄積データを保存する際に、一時機能許可情報と共に、その認証を取得した時間も合わせて保存しておき、その保存した時間情報を元に、現在の時刻からの経過時間計測し、有効期間が過ぎていた場合には、印刷実行ができないようにし、削除のみは可能とする。
但し、その状態で、再度、認証カードを挿入した場合には、一時機能有効期限が切れた蓄積データの有効期間を更新することができるようにする。
但し、その状態で、再度、認証カードを挿入した場合には、一時機能有効期限が切れた蓄積データの有効期間を更新することができるようにする。
この処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
蓄積したデータは、画像形成装置の操作部またはWEBから選択実行可能であるが、認証有効期限が有効かどうかをチェックするのは、電源ON時および蓄積文書一覧を表示する時に行うものとする。
まず、蓄積文書を選択し(ステップ90)、印刷実行する際に、その蓄積された印刷データに認証情報が付加されているかどうかチェックする(ステップ91)。認証情報が付加されていない、または、取得できない場合には(ステップ91;N)、「認証カードをセットしてください」等のメッセージを操作部またはWEB上に表示する(ステップ94)。
蓄積したデータは、画像形成装置の操作部またはWEBから選択実行可能であるが、認証有効期限が有効かどうかをチェックするのは、電源ON時および蓄積文書一覧を表示する時に行うものとする。
まず、蓄積文書を選択し(ステップ90)、印刷実行する際に、その蓄積された印刷データに認証情報が付加されているかどうかチェックする(ステップ91)。認証情報が付加されていない、または、取得できない場合には(ステップ91;N)、「認証カードをセットしてください」等のメッセージを操作部またはWEB上に表示する(ステップ94)。
一方、認証情報が取得できる場合には(ステップ91;Y)、認証情報を取得し(ステップ92)、一時機能使用権限情報等の認証情報の有効期限をチェックし(ステップ93)、有効であるならば(ステップ93;Y)、そのまま印刷実行を行う(ステップ95)。認証有効期限が切れている場合には(ステップ93;N)、「権限が無効なため印刷不可」等のメッセージを表示する(ステップ96)。このステップ93での処理手順をステップ100からステップ102に示してある。認証有効時間情報を取得して(ステップ100)、当該期限が有効か否かを判断する(ステップ101)。認証期限が有効期限内でないときは(ステップ101;N)、一時機能使用権限無効と判断する(ステップ102)。
その状態で、認証カードをセットし(ステップ97)、カードの権限で印刷できる場合には(ステップ98;権限あり)、蓄積データの一時機能使用権限情報を更新し(ステップ99)、印刷を行う(ステップ95)。
そのカードでの認証権限で印刷できない場合には(ステップ98;権限なし)、再度メッセージを表示し(ステップ96)、印刷実行キャンセルか削除の操作のみの操作しかできないものとする。
その状態で、認証カードをセットし(ステップ97)、カードの権限で印刷できる場合には(ステップ98;権限あり)、蓄積データの一時機能使用権限情報を更新し(ステップ99)、印刷を行う(ステップ95)。
そのカードでの認証権限で印刷できない場合には(ステップ98;権限なし)、再度メッセージを表示し(ステップ96)、印刷実行キャンセルか削除の操作のみの操作しかできないものとする。
蓄積文書一覧画面を表示した状態において、認証カードをセットした場合にも同様に、一時機能使用権限の有効期限が切れているデータの有効期限を延長または更新することができる。
複数の認証装置が接続されている場合において、本体での認証不可、すなわち、機能がまったく使用できないか、登録されていないユーザーの場合に、外部課金装置の認証が取得できれば印刷できるようする。
また、前記記載の一時機能使用権限の代表的な機能制限として、モノクロしか印刷できないユーザーが、一時的にカラー印刷を実行したい場合に、カラー印刷権限の認証カードを挿入することにより、カラー印刷または蓄積を実行することができ、その状態で蓄積した蓄積文書の再印刷で一時機能使用可能権限(カラー印刷機能)が有効な場合、認証カードをセットしなくても、そのまま印刷ができるようにしてもよい。
認証カードの各機能の権限(認証カードの機能有効・無効情報)は、機器管理者のような特定の管理ユーザーによって、画像形成装置の操作部や、WEB上から、必要に応じて容易に書き換えられるようにする。
複数の認証装置が接続されている場合において、本体での認証不可、すなわち、機能がまったく使用できないか、登録されていないユーザーの場合に、外部課金装置の認証が取得できれば印刷できるようする。
また、前記記載の一時機能使用権限の代表的な機能制限として、モノクロしか印刷できないユーザーが、一時的にカラー印刷を実行したい場合に、カラー印刷権限の認証カードを挿入することにより、カラー印刷または蓄積を実行することができ、その状態で蓄積した蓄積文書の再印刷で一時機能使用可能権限(カラー印刷機能)が有効な場合、認証カードをセットしなくても、そのまま印刷ができるようにしてもよい。
認証カードの各機能の権限(認証カードの機能有効・無効情報)は、機器管理者のような特定の管理ユーザーによって、画像形成装置の操作部や、WEB上から、必要に応じて容易に書き換えられるようにする。
1 RAM
2 ROM
3 FONTROM
4 CPU
5 ASIC
6 ENGINE I/F
7 HOST I/F
8 HDD
9 ENGINE
10 CONTROLLER
11 NIC
12 TIMER
13 HOST PC
14 SD I/F
15 CARD I/F
2 ROM
3 FONTROM
4 CPU
5 ASIC
6 ENGINE I/F
7 HOST I/F
8 HDD
9 ENGINE
10 CONTROLLER
11 NIC
12 TIMER
13 HOST PC
14 SD I/F
15 CARD I/F
Claims (25)
- ネットワークに接続可能であり、且つ外部課金装置を装着することが可能な画像形成装置において、
ユーザーを認証するためのカードを受領するカード受付手段と、
印刷データを受領し、蓄積する印刷データ蓄積手段と、
ユーザーの操作を受け付ける操作部と、を備え、
前記印刷データ蓄積手段に蓄積されている印刷データに前記カード受付手段で受領したユーザーを認証するための情報を付加して蓄積しておき、
再印刷時、前記操作部より識別情報を入力することにより、前記印刷データ蓄積手段にて蓄積された印刷データの再印刷を可能とすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記カード受付手段からユーザーを認証するためのカードをはずした状態で、前記操作部から認証情報を入力することにより、前記印刷データ蓄積手段に蓄積した印刷データを削除する削除手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記印刷データ蓄積手段に蓄積した印刷データに付加されたユーザーを認証するための情報に有効期限を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
- 認証有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記操作部から認証情報を入力することなしに削除することが可能な請求項3記載の画像形成装置。
- 前記外部課金装置により、認証が取れた場合、当該外部課金装置のユーザーを認証するためのカードをはずしても、所定時間は、当該認証状態を有効として扱うことを特徴と請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 当該認証状態を有効として扱う所定時間を設定・変更する有効時間設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記カード受付手段にユーザーを認証するためのカードを装着した状態で、所定時間経過後、カードの有効状態を無効にする無効化手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 一定時間未操作により前記無効化手段により機能無効になったユーザーを認証するためのカードを、再度、有効にするために、前記カード受付手段で再度前記カード受領し、前記操作部に、当該カードが無効である旨表示し、前記操作部より所定の認証情報を受領することにより無効状態を解除することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 一定期間、未使用状態で、前記カード受付手段に当該カードが挿入されたままの場合、ユーザーおよび機器管理者にその旨を知らせるため通知を行う通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記通知手段による通知を行うための一定時間を設定または変更する通知時間設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 所定時間経過したか否かにかかわらず、前記無効化手段により当該カードを無効にする旨の指示をネットワークを介して受領することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 前記無効化手段により当該カードを無効にされた場合、当該カードの一時機能無効状態を解除するための指示をネットワークを介して受領することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 前記カード受付手段からカードが引き抜かれて、認証状態が有効な状態で、別のカードが前記カード受付手段に挿入された場合、前回の認証有効状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- ネットワークに接続可能であり、且つ外部課金装置を装着することが可能な画像形成装置において、
当該装置を使用するユーザーを認証する認証手段と、
印刷データを受領し、蓄積する印刷データ蓄積手段と、
ユーザーの操作を受け付ける操作部と、を備え、
且つ前記外部課金装置にユーザーを認証するためのカードを受領するカード受付手段を備え、
前記認証手段に登録されているユーザーの権限で不可能な印刷機能を、外部課金装置に設けられたカード受付手段にユーザーを認証するためのカードが挿入されることによりその禁止されている機能を一時的に使用可能とすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷データ蓄積手段に印刷データを蓄積した場合、蓄積した印刷データに一時的に印刷のための機能を制限しないための情報を付加することが可能なことを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
- ユーザーを認証するためのカードの機能権限情報により、前記認証手段に登録されている特定のユーザーの機能使用権限を更新することができることを特徴とする請求項14または請求項15記載の画像形成装置。
- 前記認証手段に対して、一時的な使用可能権限の有効時間を設定・変更できる有効時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
- 前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、権限の強い認証状態を優先して獲得できることを特徴とする請求項14から請求項17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、その複数の同一機能の権限をユーザーからの選択により受け付ける選択手段を備えたことを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
- 前記認証手段が複数の認証権限を同時に獲得した場合には、複数に異なった機能権限を同時に管理する管理手段を備えたことを特徴とする請求項18または請求項19に記載の画像形成装置。
- 前記印刷データ蓄積手段に蓄積された一時機能使用可能権限の有効期限が切れた印刷データは、削除することしかできないことを特徴とする請求項14から請求項20のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 一時機能使用権限の有効期限が切れた前記印刷データ蓄積手段に蓄積された印刷データは、前記カード受付手段が再度ユーザーを認証するためのカードを受領することにより、その有効期限を更新できることを特徴とする請求項14から請求項21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記認証手段における認証が不可(全権限なし)でも、前記外部課金装置の認証が取得できれば、印刷または前記印刷データ蓄積手段への印刷データ蓄積が可能となることを特徴とする請求項14から請求項22のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記認証手段がカラー印刷・モノクロ印刷が可能か否かを認証することを特徴とする請求項14から請求項23のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ユーザーを認証するためのカードの機能有効・無効情報を前記操作部から変更可能なことを特徴とする請求項14から請求項24のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004260259A JP2006076034A (ja) | 2004-09-07 | 2004-09-07 | 画像形成装置 |
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---|---|---|---|
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