JP5161930B2 - 事故点標定システム - Google Patents
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Description
各端には開閉器(CB)121〜126が設けられ、系統事故発生時には別に設けられる保護リレーからの指令で開放され、再閉路時間が経過すると再閉される。
以下この発明の実施の形態1を図1〜図3により説明する。図1は配電線における事故点標定システムの事例を示す図、図2は図1における親局の内部構成の事例を示す図、図3は図1における子局の内部構成の事例を示す図である。なお、各図中、同一符合は同一部分を示す。
従って、この発明の実施の形態1によれば簡単な構成で精度の高い配電線用事故点標定システムが得られる。
また、更に上位概念では、配電線の各地点に対応して設けられ対応地点の配電線の事故時の電圧情報を得る複数の子局、これら子局から前記配電線の各地点の電圧情報を収集する親局、および前記親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の電圧を見出してそれら電圧から事故点を標定する事故点標定部を備えた事故点標定システムである。
なお、事故点標定部7は、Fault Locatorとも言われ、その略称FLを図中の該当ブロック内に表記してある。
また、事故検出手段11はFault Detectorとも言われ、その略称DLを図中の該当ブロック内に表記してある。
また、電圧情報取得手段12は、Data Acquisition Unitとも言われ、その略称DAUを図中の該当ブロック内に表記してある。
また、電力線搬送通信手段13は、Power Line Communication meansとも言われ、その略称PLCを図中の該当ブロック内に表記してある。
また、零点検出手段16は、Zero point Detectorとも言われ、その略称ZDを図中の該当ブロック内に表記してある。
また、フィルタ手段は、Filter meansとも言われ、その略称FILを図中の該当ブロック内に表記してある。
以下、この発明の実施の形態4を、配電線における事故点標定システムの他の事例を示す図4により説明する。
なお、本実施の形態は、前述のように、概念的には、前記標定演算手段は前記配電用変電所とは異なる地点に設けられるとともに、前記配電線の事故発生時には前記親局ならびに前記子局の電圧情報取得手段からの電圧情報を前記親局を介して前記標定演算手段に取り込むことを特徴とする配電線用事故点標定装置である。
また、更に上位概念では、前記親局が複数設けられ、これら各親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の電圧を見出しそれら電圧から事故点を標定する事故点標定システムである。
以下、この発明の実施の形態3を、電圧情報のみから事故点評定する原理を説明するための配電線各地の電圧の状態を示す図5および図6によって説明する。図5および図6において、横軸は子局と端子(母線)との間の距離であり、縦軸は計測される電圧を表示する。各子局の電圧は、横軸の決まった位置にプロットされることになる。
本実施の形態3では、事故時の電圧情報を実効値として事故点標定演算処理を行う場合について説明する。
事故時の動作を、前述の図1における記号Fの位置で事故が生じた場合について以下に図5により説明する。なお、図5では配電系統を直接接地系として説明する。
ここで、一次式は事例であり、一次式以外の微分その他の数学的手法により、事故時の同時刻における配電線各地の電圧Va,Vb,・・・Ve,・・・から事故点を推定することもできる。図6では、電圧が最低のVeの地点から端子への経路上に無いVcとVdを電圧の近似式を求める上で使用しないが、Veから、端子3への経路からの分岐の位置の電圧として使用して電圧の近似式を求めてもよい。
なお、事故点標定に用いる電圧値であるが、地絡事故、短絡事故など事故の様相に応じ相電圧実効値、線間電圧実効値を使い分けるとよい。
なお、本実施の形態3は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜2において、電圧が漸減する方向に見て事故点より下流側の子局の電圧情報により補正して事故点を標定する事故点標定システムである。
以下、この発明の実施の形態4を、図7〜図10により説明する。図7は親局の他の事例を示す図、図8は子局の他の事例を示す図、および図9は事故時の電圧・電流の波形を示す図、図10は配電線各地の電圧の他の状態を示す図で、本実施の形態4における事故点評定の仕方を説明するための図である。
本実施の形態では、前述の実施の形態3の場合と同じく事故点の抵抗(例えば地絡抵抗値)などが大きく事故点標定演算結果に誤差が含まれることが想定される場合における該抵抗値の影響を低減する方法として、事故時の電圧情報として電圧情報取得地点での電流零時点の電圧瞬時値を用いる場合について説明する。
図9は配電線4上の事故点より端子側に位置する任意の地点における事故時の電流IFおよび電圧VFを簡単に示している。一般的には配電線路のリアクタンス成分により図に示すように電流IFと電圧VFは同位相ではなく遅れ電流位相となる。
電圧VRおよび電圧VXは事故時の電圧VFを抵抗成分とリアクタンス成分に分解したものであり、図6で示したような事故抵抗により発生する事故時の残留電圧VFRは抵抗成分である電圧VRに含まれる。
なお、本実施の形態4は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜3において前記電圧情報が電流零点で計測した電圧情報である事故点標定システムである。
以下、この発明の実施の形態5を、図11により説明する。図11は図6と同様な配電線各地の電圧の状態を示す図で、本実施の形態5における事故点評定の仕方を説明するための図である。
例えば親局は図2において、事故検出手段11fからの事故発生情報に基づき、電圧情報収集装置12fで複数回、例えば1サイクルの間隔をあけて2回、事故時の端子3の電圧情報を取得する。
同様に子局も図3において事故検出手段11aからの事故発生情報に基づき、電圧情報収集装置12aで複数回(親局と時間間隔、例えば1サイクルの間隔、をあけて2回)、事故時の配電線4の電圧情報を取得する。これら取得した電圧情報は、前述の各実施の形態と同様、事故点標定部7に転送される。
図11において、○印で示されるVfcは親局5で、Vac,Vbc,・・・Vecは各子局6a,6b・・・6eで、それぞれ取得された事故時の電圧実効値を示している。
また△印で示されるVftは親局5で、Vat,Vbt,・・・Vetは各子局6a,6b,・・・6eで、それぞれ取得された事故時の電圧実効値であり、前記○印の電圧情報取得後、一定間隔(例えば1サイクル)後に取得された電圧情報を示している。
図5では事故点電圧がほぼ零となる点を特異点とし事故点として推定している。
図11の場合、○印の電圧情報から標定される事故点(○)と、△印の電圧情報から標定さられる事故点(△)の間に事故点が存在する可能性が高いことが期待される。このような標定される事故点のばらつきは、事故時の電圧情報には事故直後の過渡現象が含まれるために生じる。ここで述べたように複数組の電圧情報を元に事故点を標定することで、このようなばらつきを加味した標定が可能となる。
なお、本実施の形態1は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜4において、事故時の最初の測定による前記配電線の各地点の電圧情報による事故点標定と、前記最初の測定時点より所定時間後に測定した各地点の電圧情報による事故点標定とを行う事故点標定システムである。
以下、この発明の実施の形態6を図12および図13により説明する。図12は他の配電系における事故点標定システムの事例を示す図、図13は配電線各地の電圧の他の状態を示す図で、本実施の形態6における事故点評定の仕方を説明するための図である。
図13は前述の実施の形態1と同様の手順で取得した電圧情報を示したもので、図5と同様、まず参考として●印で正常時(事故が発生する以前)の各電圧をVf’,Va’・・・Ve’で示している。実際にはこれらの電圧値は配電系統の負荷などにより基準値に対しある許容幅で分布しているが、ここでは簡単のため均一の電圧値で示している。
図13で○印で示されるVfは親局5で、Va,・・・Veは各子局6a,・・・6eで、それぞれ取得された事故時の電圧実効値を示している。事故時の配電線電圧は配電用変電所の端子電圧Vfより事故点にむかってVa,Vbと順次低下していくので、図5では配電系統を直接接地系として説明する。同図に破線で示すように電圧の変化を確認することで図式的表現から配電線電圧が事故点電圧になる特異点を見出し事故点を標定することが可能である。
なお、図13では事故点電圧がほぼ零となる点を特異点とし事故点として推定している。
なお、事故点標定に用いる電圧値であるが、地絡事故、短絡事故など事故の様相に応じ相電圧実効値、線間電圧実効値を使い分けるとよい。
なお、非接地系の場合についてはこの発明は短絡事故点評定に関するものになる。
なお、本実施の形態6は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜5において、配電線における事故点の一方の側の配電線各地の電圧から事故点標定を行うと共に、配電線における事故点の他方の側の配電線各地の電圧からも事故点を標定する事故点標定システムである。
なお、VdはVeよりも端子3からの距離は遠いが、Vcよりも端子側で分岐した幹線上にあるので、端子3から近い側にあると判断する。
する図14の事故点(補正後)のように事故点評定部7で補正することが可能となる。
なお、本実施の形態7は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜6において、前記標定演算手段に取り込まれる電圧情報が前記電力線搬送通信手段による通信が確立しなくて欠損となった場合には、該情報欠損状況も加味して事故点を標定するようにした配電線用事故点標定装置である。
また、更に上位概念では、前述の実施の形態1〜6において、事故により電圧情報が欠損した子局の位置により補正して事故点を標定する事故点標定システムである。
以下、この発明の実施の形態8を、図15〜図17により説明する。図15は親局および各子局での各使用搬送波周波数の周波数帯域を配電線上の各局と対応付けて示す図、図16は親局の内部構成を示す図、図17は子局の内部構成を示す図である。
本実施の形態では、電力線搬送通信手段の搬送波の周波数帯域を複数の通信帯域に分割して、複数に分割した通信帯域を複数の子局に設けられた電力線搬送通信手段にそれぞれ割り当てる場合について説明する。
また、本実施の形態1は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜7において、前記電力線搬送通信手段の搬送波の周波数帯域を複数の通信帯域に分割して、該複数に分割した通信帯域を前記複数の子局に設けられた電力線搬送通信手段にそれぞれ割り当てるとともに当該通信帯域の信号のみを電力線搬送通信手段に送受信可能とするフィルタ手段を前記複数の子局にそれぞれ備え、前記複数の子局に設けられた電力線搬送通信手段はそれぞれ割り当てられた通信帯域で同時に前記親局に設けられた電力線搬送通信手段と通信する配電線用事故点標定装置である。
また、更に上位概念では、前述の実施の形態1〜7において、前記親局で収集される前記各子局の電圧情報の各搬送周波数を何れも異なる周波数とする事故点標定システムである。
次に、複数の子局に設けられた電力線搬送通信手段に割り当てられる通信帯域の割り振り方について説明する。
なお、本実施の形態9は、前述のように、概念的には、前述の実施の形態1〜8において、前記複数の子局に設けられた電力線搬送通信手段に割り当てられる通信帯域は、親局に設けられた電力線搬送通信手段に対し、その通信距離が遠くなるほど低周波の通信帯域が割り当てられるようにした配電線用事故点標定装置である。
なお、前述の実施の形態では、電圧情報を電圧の実効値とした場合を例示したが、電圧の瞬時値、その他の値としてもよい。
以下、この発明の実施の形態10を、親局と保護リレーとを機能的に関連付けた事例を示す図18により説明する。
なお、事故検出手段11f’は、Fault Detector(略称FD)とも言われ、図18では略称FDをブロック内に表記してある。
以下、この発明の実施の形態11を、親局と保護リレーとを機能的に関連付けた他の事例を示す図19により説明する。
以下、この発明の実施の形態12を、親局と保護リレーとを機能的に関連付けた更に他の事例を示す図20により説明する。
前記演算処理装置352は、保護リレー400のリレー演算機能と前述の実施の形態1における電圧情報取得手段12fの機能とを有している。
従って、前述の図2と異なり、事故点標定システムの親局5には事故検出手段11fおよび電圧情報取得手段12fは設けられていない。
なお、電圧情報取込手段351は、図20における該当ブロック内にA/Dと表記してある。
以下、この発明の実施の形態13を、親局と保護リレーとを機能的に関連付けた更に他の事例を示す図21により説明する。
前記演算処理装置352は、保護リレー400のリレー演算機能と前述の実施の形態1における事故点標定部7の機能とを有している。
従って、前述の図2と異なり、事故点標定システムの親局5に付属する事故点標定部7は設けられていない。
配電線の各地点に対応して設けられ対応地点の配電線の事故時の電圧情報を得る複数の子局、これら子局から前記配電線の各地点の電圧情報を収集する親局、および前記親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の電圧を見出しそれら電圧から事故点を標定する事故点標定部を備えた事故点標定システムである。
技術的特異点1の事故点標定システムにおいて、事故点標定システムの機能の少なくとも一部が配電線保護リレーに持たせてあることを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記親局が複数設けられ、これら各親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の電圧を見出しそれら電圧から事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、電圧が減少する方向に見て事故点より下流側の子局の電圧情報により補正して事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記電圧情報は電流零点で計測した電圧情報であることを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、事故時の最初の測定による前記配電線の各地点の電圧情報による事故点標定と、前記最初の測定時点より所定時間後に測定した各地点の電圧情報による事故点標定とを行うことを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、配電線における事故点の一方の側の配電線各地の電圧から事故点標定を行うと共に、配電線における事故点の他方の側の配電線各地の電圧からも事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、事故により電圧情報が欠損した子局の位置により補正して事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点1および技術的特異点2の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記親局で収集される前記各子局の電圧情報の各搬送周波数を何れも異なる周波数とすることを特徴とする事故点標定システムである。
配電線の各地点に設置され設置地点における配電線の事故時の電圧情報を得る複数の子局と、これら子局から前記配電線の各地点の同時刻での電圧情報を収集し設置地点における配電線の事故時の電圧情報を得る親局と、前記親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報を用いて事故点を標定する事故点標定部とを備えた事故点標定システムである。
技術的特異点10の事故点標定システムにおいて、前記事故点標定部が、最も低い電圧情報の地点から配電用変電所に向かう経路上にある配電線の地点の電圧情報からこの経路上にある配電線の各地点の電圧を求める式を導出し、この式を用いて事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点10および技術的特異点11の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記親局が複数設けられ、前記事故点標定部が複数の前記親局で共有されることを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点11の事故点標定システムにおいて、前記事故点標定部が、最も低い電圧情報がほぼ零でない場合に、最も低い電圧情報の前記子局の設置地点を用いて補正して事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点10および技術的特異点11の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記子局及び親局が、配電線を流れる電流が零かどうかを検出する零点検出手段を有し、前記零点検出手段が零電流を検出した時点の電圧情報を取得することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点10ないし技術的特異点14の何れか一の事故点標定システムにおいて、事故時の複数時点での電圧情報を取得して、複数時点での電圧情報を用いて事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点11の事故点標定システムにおいて、前記事故点標定部が、最も低い電圧情報の地点よりも配電用変電所から遠い地点により高い電圧情報がある場合には、最も低い電圧情報の地点から配電用変電所とは反対側にあるより高い電圧情報がある地点への経路上にある配電線お各地点での電圧を求める式を導出し、この式も用いて事故点を標定することを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点10ないし技術的特異点16の何れか一の事故点標定システムにおいて、情報欠損である前記子局が存在し、標定された事故点の位置が情報欠損である前記子局の設置地点よりも遠い場合は、情報欠損である前記子局の設置地点を事故点とすることを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点10ないし技術的特異点17の何れか一の事故点標定システムにおいて、前記子局と前記親局との間の通信を配電線を介して行うことを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点18の事故点標定システムにおいて、前記子局が通信に使用する搬送波の周波数を前記子局ごとに異なる周波数とすることを特徴とする事故点標定システムである。
技術的特異点18の事故点標定システムにおいて、前記子局が通信に使用する搬送波の周波数を親局から遠い前記子局ほど小さくすることを特徴とする事故点標定システムである。
5 親局、 6 子局、
7 事故点標定部、 8 PT(電圧計測手段)、
9 信号結合器、 11 事故検出手段、
12 電圧情報取得手段、 13 電力線搬送通信手段、
15 CT、 16 零点検出手段、
17 フィルタ手段、 21 事故検出信号、
22 零点検出信号、 F 配電線上の事故点、
300,400 保護リレー。
Claims (8)
- 配電線の各地点に対応して設けられ対応地点の配電線の事故時の電圧情報を得る複数の子局、これら子局から前記配電線の各地点の電圧情報を収集する親局、および前記親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の商用周波電圧から事故点を標定する事故点標定部を備えた事故点標定システムであって、事故点標定システムの機能の少なくとも一部が配電線保護リレーに持たせてあることを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1に記載の事故点標定システムにおいて、前記親局が複数設けられ、これら各親局が収集した前記配電線の各地点の電圧情報のうち事故点にむかって減少する関係にある複数の前記商用周波電圧から事故点を標定することを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、前記商用周波電圧が減少する方向に見て事故点より下流側の子局の電圧情報により補正して事故点を標定することを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、前記電圧情報は電流零点で計測した電圧情報であることを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、事故時の最初の測定による前記配電線の各地点の電圧情報による事故点標定と、前記最初の測定時点より所定時間後に測定した各地点の電圧情報による事故点標定とを行うことを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、配電線における事故点の一方の側の配電線各地の前記商用周波電圧から事故点標定を行うと共に、配電線における事故点の他方の側の配電線各地の前記商用周波電圧からも事故点を標定することを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、事故により電圧情報が欠損した子局の位置により補正して事故点を標定することを特徴とする事故点標定システム。
- 請求項1および請求項2の何れか一に記載の事故点標定システムにおいて、前記親局で収集される前記各子局の電圧情報の各搬送周波数を何れも異なる周波数とすることを特徴とする事故点標定システム。
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