JP5161526B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池セルを収容し、収容した電池セルの短絡事故を防止するとともに、強度・剛性に優れた電池パックに関する。
従来から、各種電子機器の電源にバッテリ(二次電池)が利用されている。例えば、リチウムイオンを用いて充放電を行う二次電池などの密閉角形電池は、エネルギー密度が高く、幅広い分野での利用が期待されている。金属缶ケースの中に、所定の電極コイルと電解液、端子接続部品を挿入したリチウムイオン二次電池は、金属缶ケースを負極又は正極に接地した構造を有する場合が多い。なお、いずれの端子が接地されているかは材質に依存し、又、いずれの端子も接地されてない電池セルも存在する。
ここで、二次電池の正極が缶に接地されている場合を考える。すると、当該二次電池のような導電性の部材を別の二次電池上に誤って落下させた場合、負極端子と正極端子、あるいは負極端子と缶とが接触し短絡する事故が起こりうる。このような事故は、複数の電池を組み込む電池パックの組み立て作業中に起こりがちである。
高出力大容量の二次電池を外部短絡させた場合には、大きな電流量の短絡電流が流れることにより、二次電池が発熱し破裂発火に至る可能性が考えられる。また電流量の大きな短絡電流は、短絡部における部材の発熱を引き起こし、作業者に影響を与えることも考えられる。
特許文献1には、組み立てが容易で信頼性の高い電池パックが記載されている。この電池パックは、上ケースと下ケースからなる電池パックのケース内に複数個の角型の電池セルを収容し、当該電池セル間に隙間を設けて積層した状態の電池セルを支える仕切り部材を備える。この仕切り部材は、電池セルの厚みに応じて設けられ、電池セルを周縁部で支える凸部と、凸部に設けられた電池セルを挟持する突起とを有しており、さらに電気的に並列に接続される電池セル間を絶縁する絶縁部材が設けられている。
この電池パックによれば、異極となる電池セルの間に絶縁部材を配しているため、電池セル間での短絡を防止することができる。仕切り部材の一部として絶縁部材が設けられているため、絶縁部品を追加する必要がない。
さらに、仕切り部材の内壁と凸部により、積層状態に嵌挿された電池セルのそれぞれの周縁部をガタつきなく支えるため、絶縁のテープ等を使用することなく、個々の電池セルを浮かせた状態で積層することができ、構造体での強度を強くすることができる。
特開2005−203207号公報
一般に短絡事故を防ぐために、電池セルは絶縁外装体(フィルムや塗装)で被覆されている。また、最近では熱収縮性フィルムが絶縁外装体として利用されることが多い。特許文献1に記載の電池パックは、上述したように電池セルの間に絶縁部材を配しているため、電池セル間での短絡を防止することができるが、仮に絶縁外装体で被覆されていない電池セルを用いるとすると、電池パックの組み立て工程において短絡事故が起こり得る。
例えば、電池パックを組み立てる工程において、手作業あるいはロボットアームにより取り出された単セルは、パック構造体に組み込まれる際に、組込み場所の誤りにより既組込みセル上に衝突させられ、あるいは誤って既組込みセル上に落下する可能性があるからである。
しかしながら、特許文献1に記載の電池パックが絶縁外装体で被覆されている電池セルを用いるとすると、設けられた絶縁部材の意義が半減し、また絶縁外装体の厚み公差によりパック構造体の強度・剛性が劣るという問題が生ずる。
複数の電池セルを組み込む電池パックにおいて、各電池セルは、樹脂等の絶縁性の材料で構成されるパックの構造体に固定されることになる。電池セルが絶縁外装に被覆されている場合、絶縁外装の厚み公差は小さいものではない。また、絶縁外装体に熱収縮性フィルムを使うと、当該フィルムは、熱のかけ方で収縮性が異なるためフィルム膜厚にムラが出来る。さらに、塗装による絶縁外装は、物理的耐性を付与するために厚く塗装されるが、塗装ムラが起こりがちであり、依然として寸法公差が劣るという欠点がある。
電池セル固定に際し、セル外形公差の大きさは、パック構造体の設計難易度に影響を与える。セル外形公差が大きい場合、パック構造体のセルに対する嵌め合い部は、セル寸法に対する許容範囲を大きくした設計とせざるを得ないため、パック構造体に対する強度・剛性を劣化させる。
さらに、熱収縮性フィルムを絶縁外装体に用いた場合には、当該フィルムと金属缶表面が接着されていないため、パック構造とセルの機械的固定(結合)がなされておらず、パック全体の機械的剛性が劣る。
そこで、本発明は、組み立て工程や収納後における電池セルの短絡事故を防止するとともに、強度・剛性の高い電池パックを提供することを課題とする。
本発明に係る電池パックは、上記課題を解決するために、金属缶ケースの外周に正極端子及び負極端子を備えた複数の電池セルをパック構造体の内部に収容する電池パックにおいて、前記複数の電池セルの各々は、前記金属缶ケースの表面部分に設けられ、前記金属缶ケースが前記パック構造体に直接接触する部分以外の部分を被覆する絶縁保護のための絶縁外装体を備えることを特徴とする。
本発明に係る電池パックによれば、組み立て工程や収納後における電池セルの短絡事故を防止するとともに、強度・剛性を高くすることができる。
以下、本発明の電池パックの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る電池パックに収容される電池セル1の構造を示す三面図である。ここで、図1(a)は電池セル1の平面図であり、図1(b)は電池セル1の正面図であり、図1(c)は電池セル1の側面図である。また、図2は、複数の電池セル1を備えた電池パックの概略構成図である。
本実施例において、電池セル1は、図1に示すように、正極端子10、負極端子12、絶縁ガード14、金属缶ケース19、及び金属缶ケース19の中央部を被覆する絶縁外装体16で構成されており、正極端子10が金属缶ケース19に接地された角型二次電池セルである。なお、この電池セル1は、金属缶ケース19の外周に正極端子10及び負極端子12を備えている。また、金属缶ケース19は、上部と下部をそれぞれ嵌め合い部18a、嵌め合い部18bとする。
また本発明の電池パックは、図2に示すように、複数の電池セル1をパック構造体20a,20bの内部に収容する。
絶縁外装体16は、金属缶ケース19の表面部分に設けられ、金属缶ケース19がパック構造体20a,20bに直接接触する部分以外の部分を被覆し、絶縁保護を目的とする。本実施例において、絶縁外装体16は、パック構造体20a,20bに直接接触する部分である金属缶ケース19の上部である嵌め合い部18aと金属缶ケース19の下部である嵌め合い部18bとを被覆せず、金属缶ケース19の中央部を腹巻状に被覆する。
電池パックのパック構造体20a,20bの内部に収容された複数の電池セル1の各々は、この絶縁外装体16を備える。
本実施例において、この絶縁外装体16は、熱収縮性チューブを使って腹巻状に金属缶ケース19を被覆しているが、例えば粘着材付きラベルや樹脂塗装を用いて絶縁外装を金属缶ケース19に施したものでもよい。
絶縁ガード14a,14bは、金属缶ケース19の表面部分に設けられ、正極端子10と負極端子12の少なくとも一方の周囲を囲むとともに、囲まれた正極端子10又は負極端子12の高さよりも一部又は全周が高い。本実施例において、絶縁ガード14a,14bは、負極端子12の周囲を囲む。また、絶縁ガード14aは、負極端子12の高さよりも僅かに(約1mm)高い。なお、絶縁ガード14bの高さは、負極端子12の高さとほぼ同じであるが、絶縁ガード14aの高さと同じ高さでもよい。
絶縁ガード14a,14bがいずれの端子の周囲に設けられるかについては、いずれの端子が接地されているかに依存する。すなわち、絶縁ガード14a,14bは、正極端子10と負極端子12のうち、金属缶ケース19に接地されていない端子の周囲を囲む。本実施例においては、正極端子10が金属缶ケース19に接地されているので、絶縁ガード14a,14bは、負極端子12の周囲を囲む。
複数の電池セル1を電池パック内に組み込む際に、最も懸念される事故は、電池セル1同士の接触に基づく短絡事故である。本実施例においては、正極端子10が金属缶ケース19に接地されているので、負極端子12は、他の電池セル1の正極端子10に触れた場合、他の電池セル1の金属缶ケース19表面に触れた場合、及び自己の電池セル1の金属缶ケース19表面に導電性の部材を介して触れた場合のいずれの場合であっても短絡事故が発生する。したがって、これらの短絡事故を防止するために、絶縁ガード14a,14bは、正極端子10と負極端子12のうち、金属缶ケース19に接地されていない端子の周囲を囲む必要がある。
また、絶縁ガード14a及び14bは、例えば絶縁体樹脂により構成され、負極端子12が他の導体等を介して正極端子10等と短絡するのを防止する。例えば、絶縁ガード14aは、負極端子12の高さよりも僅かに高いため、直線的な形状の導電体(例えば別の電池セル)が負極端子12と金属缶ケース19の表面(又は正極端子10)とに同時に接触するのを阻む。したがって、電池パックの組み込み工程において、電池セルが別の電池セル上に落下した場合であっても、絶縁ガード14a,14bは、負極端子12が他の導体等を介して正極端子10等に短絡するのを防止する。
また、絶縁ガード14a,14bは、金属缶ケース19と着脱可能である。したがって、作業者あるいはロボットアームは、電池パックに電池セル1の組込みが完了する直前に全ての電池セル1に設けられた絶縁ガード14a,14bを取り除けばよい。例えば、絶縁ガード14a,14bは、粘着材で金属缶ケース19の表面に取り付けられており、その粘着度を調整することによって、作業者あるいはロボットアームは、電池セル1に設けられた絶縁ガード14a,14bを容易に除去することができる。
パック構造体20a,20bは、例えば樹脂等の絶縁性の材料により構成され、金属缶ケース19の接触する部分である嵌め合い部18a,18bの形状に精度良く嵌め合わせることができる。嵌め合い部18a,18bは、絶縁外装体16による被覆がされず、金属缶ケース19の表面が剥き出しの部分であるため、寸法公差が小さいからである。したがって、パック構造体20a,20bは、嵌め合い部18a,18bに対して嵌め合わせる部分について、セル寸法に対する許容範囲を大きくとった設計とする必要が無く強度・剛性の向上に資する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の電池パックの作用を説明する。まず、電池パックを組み立てる工程において、電池セル1は、手作業あるいはロボットアームによりトレイから取り出され、パック構造体20a,20bに組み込まれる。電池パックが図2に示すような構造を有する場合、作業者あるいはロボットアームは、例えば電池セル1の嵌め合い部18bをパック構造体20bに予め設計された窪みに挿入する。ここで、電池セル1の嵌め合い部18bは、絶縁外装体16による被覆がされておらず金属缶ケース19の表面が剥き出しであるため、寸法公差が小さい。したがって、上述したように、パック構造体20bは、嵌め合い部18bに対して嵌め合わせる部分について、セル寸法に対する許容範囲を大きくとった設計とする必要が無く、嵌め合い部18bを精度良く嵌め合わせることができる。
また、電池パックを組み立てる工程において、手作業あるいはロボットアームにより取り出された電池セル1は、パック構造体20bに組み込まれる際に、組込み場所の誤りにより既組込みセル上に衝突させられ、あるいは誤って既組込みセル上に落下する可能性がある。しかしながら、電池セル1は、金属缶ケース19の中央部を腹巻状に被覆した絶縁外装体16を備えるため、金属缶ケース19の表面が露出している部分(嵌め合い部18a,18b)の面積は非常に狭く、短絡事故が起こる確率は低い。さらに、絶縁ガード14a,14bは、負極端子12の周囲を囲み、絶縁ガード14aの高さが負極端子12の高さよりも高いので、金属缶ケース19の露出部分が負極端子12に接触する可能性は非常に低く、短絡事故が起きる確率はさらに低いものとなる。
なお、金属缶ケース19の高さを約100mmとすると、例えば、嵌め合い部18aは、金属缶ケース19の上底部から6mmの部分とし、嵌め合い部18bは、金属缶ケース19の下底部から6mmの部分とすることができる。すなわち、金属缶ケース19全体の大きさに対して、嵌め合い部18a,18bの割合は僅かで済む。
作業者あるいはロボットアームは、必要な複数の電池セル1の各々の嵌め合い部18bをパック構造体20bの挿入すべき場所に挿入すると、絶縁ガード14a,14bを除去する。上述したように、絶縁ガード14a,14bは、粘着材で金属缶ケース19の表面に取り付けられており、その粘着度を調整することによって、作業者あるいはロボットアームは、電池セル1に設けられた絶縁ガード14a,14bを容易に除去することができる。なお、絶縁ガード14a,14bが取り付けられたままの状態で電池パックに組み込むことができるように、パック構造体20aの構造を工夫してもよい。
その後、作業者あるいはロボットアームは、パック構造体20aの窪みを各電池セル1の嵌め合い部18aと嵌め合わせるようにして、蓋となるパック構造体20aを上方から被せる。なお、図2は、パック構造体20aとパック構造体20bの一部のみを描いているが、実際には、パック構造体20aとパック構造体20bとさらに側壁等により構成されたケース(電池パック)内に複数の電池セル1が収容される。
嵌め合い部18bは、嵌め合い部18aと同様に、パック構造体20aの窪みに精度良く嵌め合わされる。仮に、嵌め合い部18aを金属缶ケース19の上底部から6mmの部分とすると、パック構造体20aの窪みの深さも6mm程度である。したがって、金属缶ケース19の露出した部分は、全てパック構造体20a(又は20b)の内部に挿入され、外部には露出しない。
また、図2に示すように、複数の電池セル1の各々は、正極端子10(あるいは負極端子12)をパック構造体20aの表面部分から露出し、図示されない配線等により直列又は並列に接続され、電池パック外部に対して所定の電力を出力する。
当該電池パックを使用(充放電)する際に、内部に収容された複数の電池パック1の各々は、膨張する可能性が考えられる。この膨張により隣り合う電池セルが接触した場合でも、各電池セル1は、金属缶ケース19の中央部を腹巻状に被覆する絶縁外装体16を備えるので、互いに電気的に接触して外部短絡を起こすことは無い。
上述したように、本発明の実施例1に係る電池パックによれば、組み立て工程や収納後における電池セルの短絡事故を防止するとともに、強度・剛性を高くすることができる。
すなわち、絶縁外装体16は、金属缶ケース19がパック構造体20a,20bに直接接触する部分以外の部分を被覆するので、組み立て工程や電池パックへの収容後において電池セル1同士が接触しても、短絡事故による電池セル1の発熱・破裂発火を防止することができる。
また、絶縁外装体16は、金属缶ケース19の中央部を腹巻状に被覆するのみなので、簡易な構成でありコスト削減に資する。
さらに、嵌め合い部18a,18bは、厚み公差の劣る熱収縮性フィルム等の絶縁外装体16により被覆されること無く、パック構造体20a,20bと直接接合するため、精度良く嵌め合わせることができ、電池パックの構造的な強度・剛性の向上に資する。なお、仮に熱収縮性フィルム等による絶縁外装体16が嵌め合い部18a,18bを被覆すると、当該フィルムと金属缶ケース19表面が接着されていないため、パック構造体20a,20bと金属缶ケース19との機械的固定(結合)がなされておらず、パック全体の機械的剛性が劣るが、本発明においては、パック構造体20a,20bがフィルムを介さず直接的に嵌め合い部18a,18b(金属缶ケース19の表面)に接合され固定するので、電池パック全体の機械的剛性に優れる。
また、絶縁ガード14a,14bは、金属缶ケース19の表面部分に設けられ、正極端子10と負極端子12の少なくとも一方の周囲を囲むとともに、囲まれた正極端子10又は負極端子12の高さよりも一部又は全周が高いので、電池セル1同士が衝突した場合に、嵌め合い部18a,18bにおいて金属缶ケース19の表面が一部露出することによる短絡事故を避けることができる。
さらに、絶縁ガード14a,14bは、正極端子10と負極端子12のうち、金属缶ケース19に接地されていない端子の周囲を囲むので、他の電池セル1の正極端子10に触れた場合、他の電池セル1の金属缶ケース19表面に触れた場合、及び自己の電池セル1の金属缶ケース19表面に導電性の部材を介して触れた場合のいずれの場合についても最小限の構成で防止し、短絡事故の発生を防ぐことができる。
また、絶縁ガード14a,14bは、金属缶ケース19と着脱可能であるので、作業者あるいはロボットアームは、電池パックに電池セル1の組込みが完了する直前に全ての電池セル1に設けられた絶縁ガード14a,14bを取り除くことができる。
また、当該電池パックを使用(充放電)する際に、内部に収容された複数の電池パック1の各々が膨張し、隣り合う電池セルが接触した場合でも、各電池セル1は、金属缶ケース19の中央部を腹巻状に被覆する熱収縮性チューブ等の絶縁外装体16を備えるので、互いに電気的に接触して外部短絡を起こすことは無い。
本発明は、金属缶ケース内に所定の電極コイルと電解液、端子接続部品が収納された複数の電池セルから構成される電池パックに適用可能である。
本発明の実施例1に係る電池パックに収容される電池セルの構造を示す三面図である。 本発明の実施例1に係る電池パックの概略構成図である。
符号の説明
1 電池セル
10 正極端子
12 負極端子
14a,14b 絶縁ガード
16 絶縁外装体
18a,18b 嵌め合い部
19 金属缶ケース
20a、20b パック構造体

Claims (5)

  1. 金属缶ケースの外周に正極端子及び負極端子を備えた複数の電池セルをパック構造体の内部に収容する電池パックにおいて、
    前記複数の電池セルの各々は、前記金属缶ケースの表面部分に設けられ、前記金属缶ケースが前記パック構造体に直接接触する部分以外の部分を被覆する絶縁保護のための絶縁外装体を備えることを特徴とする電池パック。
  2. 前記絶縁外装体は、前記パック構造体に直接接触する部分である前記金属缶ケースの上部と前記金属缶ケースの下部とを被覆せず、前記金属缶ケースの中央部を腹巻状に被覆することを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記複数の電池セルの各々は、前記金属缶ケースの表面部分に設けられ、前記正極端子と前記負極端子との少なくとも一方の周囲を囲むとともに、囲まれた前記正極端子又は前記負極端子の高さよりも一部又は全周が高い絶縁ガードを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池パック。
  4. 前記絶縁ガードは、前記金属缶ケースと着脱可能であることを特徴とする請求項3記載の電池パック。
  5. 前記絶縁ガードは、前記正極端子と前記負極端子のうち、前記金属缶ケースに接地されていない端子の周囲を囲むことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の電池パック。
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