JP5158519B2 - シャッター機構付印判 - Google Patents

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本発明は、シャッター機構を備えた印判の前記シャッター機構の改良に関する。
特許文献1に示されるように、印判の印字体を、対向する一対のシャッターで遮蔽し、押印操作時以外はシャッターが開かれることがないように構成したシャッター機構付印判が知られている。このようなシャッター機構付印判は、常時はシャッターで印字体が遮蔽されているので、被服等が印字体と接触して汚損することがなく、押印操作を行うだけで、下降する印判がシャッターを押し広げ、押印することができるので大変便利である。また、印字体を覆うキャップが紛失することがなく、押印時にキャップを開く操作をする必要が無い点においても便利である。
特開2006−205440号公報
しかしながら、前記シャッターを印判に取り付けるのに複数の部品が必要となっていて(特許文献1に示される外筒17及び内筒28)、部品点数が多くなるだけでなく、組立時の工程数も増えることから、製造コストが通常の印判に比べて高くなっていた。本発明は、上記問題を解決し、部品点数を削減しつつ、簡単に組み立てることができるシャッター機構付印判を提供することを目的とするためになされたものである。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
下端に印字体を備えた印判本体と、
前記印判本体の外周に、前記印判本体に対して摺動自在に配設され、常時は弾発部材の弾発力により前記印字体の印字面より下に下端が位置する昇降鞘体と、
前記印字体の印字面より下側で且つ前記昇降鞘体の内部に配設され、常時は印字体を遮蔽するように先端同士が接触し、押印操作による前記印判本体に下降により、前記印字体本体の先端で押し広げられ開放する一対のシャッターを備えたシャッター部材と、
を有するシャッター機構付印判において、
前記昇降鞘体の外周面に嵌合凹部を凹陥形成するとともに、前記嵌合凹部に一対の取付窓を互いに対向させて連通形成し、
前記シャッター部材は、前記嵌合凹部に嵌合されて前記昇降鞘体に囲装される2個の半割円筒形状の外被部を有し、前記外被部の各内面に板ばね作用を有する接続部を介して前記シャッターを斜め下向きに接続し、前記外被部の内面に当該内面から離間した係合片を有する係合爪を形成して構成したものであり、
前記嵌合凹部に対する前記外被部の嵌合及び、前記係合片とこれと対向する前記外被部による前記取付窓の縁部の挟持により、前記シャッター部材を前記昇降鞘体に取り付けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
昇降鞘体の外周面の全周に、嵌合凹部を形成し、
前記嵌合凹部に嵌合する一対の外被部の側縁同士を当接させて構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、昇降鞘体の外周面に嵌合凹部を凹陥形成するとともに、前記嵌合凹部に一対の取付窓を互いに対向させて連通形成し、シャッター部材は、前記嵌合凹部に嵌合されて昇降鞘体に囲装される2個の半割円筒形状の外被部を有し、前記外被部の各内面に板ばね作用を有する接続部を介してシャッターを斜め下向きに接続し、前記外被部の内面に当該内面から離間した係合片を有する係合爪を形成して構成したものであり、前記嵌合凹部に対する前記外被部の嵌合及び、前記係合片とこれと対向する前記外被部による前記取付窓の縁部の挟持により、前記シャッター部材を前記昇降鞘体に取り付けたことを特徴とする。
このため、シャッター部材を昇降鞘体に取り付けるための部品が不要となり、部品点数の削減が可能となり、製造コストの低減が可能となる。また、取付窓にシャッターを入れて、外被部を嵌合凹部に押し込むという簡単な作業でシャッター部材を昇降鞘体に取り付けることが可能となることから、製造コストの低減が可能となる。
請求項2に記載の発明は、昇降鞘体の外周面の全周に、嵌合凹部を形成し、前記嵌合凹部に嵌合する一対の外被部の側縁同士を当接させて構成したことを特徴とする。
このため、シャッター部材が昇降鞘体に対して周方向にぐらつくことがなく、シャッター部材が節度感をもって昇降鞘体に取り付けられ、品質感の向上が可能となる。
本発明の実施の形態を示すシャッター機構付印判の全体斜視図である。 図1の断面図である。 押印時のシャッター機構付印判の断面図である。 昇降鞘体の斜視図である。 図4の縦断面図である。 シャッター部材の斜視図である。 シャッター部材の上面図及び側面図である。 図7の縦断面図である。 昇降鞘体とシャッター部材との取付部分の斜視図である。 昇降鞘体とシャッター部材との取付部分の断面図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。本発明のシャッター機構付印判50は、主に、キャップ部材1、外筒部材2、印判支持部材3、印判本体4、コイルスプリング5、昇降鞘体支持部材6、昇降鞘体7、シャッター部材8とから構成されている。ユーザがキャップ部材1や外筒部材2を持って、本発明のシャッター機構付印判50を紙面に押し付けると、紙面と当接する昇降鞘体7に対して、キャップ部材1及び外筒部材2が下方に摺動し、これに伴って印判本体4が下方に移動し、印判本体4の先端がシャッター部材8のシャッター8bを押し広げて開放し(図3の(A)の状態)、印字体4aの印字面4cが紙面に押印されるようになっている(図3の(B)の状態)。以下、本発明のシャッター機構付印判50の構造を詳細に説明する。
外筒部材2は、円筒形状である。外筒部材2の上端には、キャップ部材1が取り付けられている。キャップ部材1の中心には、下方に突出する取付突起1aが形成されている。キャップ部材1の外縁には、円筒形状のスプリング保持部1bが形成されている。図に示される実施形態では、スプリング保持部1bが、外筒部材2の上端から内部に侵入して嵌合し、キャップ部材1が外筒部材2に取り付けられている。なお、キャップ部材1と外筒部材2を一体に構成しても差し支えない。
印判支持部材3は、外筒部材2の内部に配設され、印判本体4をキャップ部材1に取り付けている。印判支持部材3の上端は、円筒形状の取付部3aが形成されている。印判保持部材3の取付部3a内に、キャップ部材1の取付突起1aが侵入して嵌合し、印判支持部材3が、キャップ部材1に取り付けられている。印判支持部3の下部は、取付部3aの内外径より大きい内外径の印判保持部3bが形成されている。印判本体4の上部は印判保持部3b内に侵入して嵌合し、印判本体4が印判保持部材3に取り付けられている。
印判本体4は、略円柱形状である。印判本体4の内部には、多孔質のインキ吸蔵体4bが配設されている。印判本体4の下端からは、印字体4aの印字面4cが露出している。印字体4は、無数の連続気孔を有する多孔性材料で構成されている。印字体4aの上端は、インキ吸蔵体4bの下端と接していて、インキ吸蔵体4bに吸蔵されているインキが、印字体4aに供給されるようになっている。
外筒部材2の内側で、且つ、印判支持部材3の外側には、昇降鞘体支持部材6が配設されている。昇降鞘体支持部材6は、円筒形状の本体部6aと、本体部6aの上端から、内側に突出したスプリング受け部6bとが一体となって構成されている。昇降鞘体支持部材6は、外筒部材2に対しても、印判支持部材3に対しても上下方向摺動自在になっている。コイルスプリング5(弾発部材)が、外筒部材2の内部に配設されている。コイルスプリング5の上端は、キャップ部材1のスプリング保持部1bの底部(上端部)と当接している。コイルスプリング5の下端は、昇降鞘体支持部材6のスプリング受部6bと当接している。コイルスプリング5の弾発力により、昇降鞘体支持部材6は、キャップ部材1(外筒部材2)に対して下方に付勢されている。昇降鞘体支持部材6のスプリング受部6bは、印判支持部材3の取付部3aと印判保持部3bを接続する段差部3cと当接している。このため、昇降鞘体支持部材6が印判保持部材3bから脱落しないようになっている。
外筒部材2の内側で、且つ、印判保持部材3及び印判本体4の外側(外周)には、略円筒形状の昇降鞘体7が配設されている。昇降鞘体7は、外筒部材2、及び、印判保持部材3、印判本体4に対して上下方向摺動自在になっている。図4や図5に示されるように、昇降鞘体7の上部には、嵌合取付部7aが形成されている。この嵌合取付部7aが、昇降鞘体支持部材6下端に形成された取付部(図示せず)と嵌合して、昇降鞘体7が昇降鞘体支持部材6に取り付けられている。このような構造により、昇降鞘体7が印判本体4に対して下方に付勢されている。
押印操作時以外には、昇降鞘体7の下端は、印字体4aの印字面4cよりも下側に位置している。更に本発明では、昇降鞘体7にシャッター部材8を取り付け、印字体4aの下方を閉塞している。このため、印字体4aの印面4cで紙面等が汚損されないようになっている。以下、シャッター部材8の昇降鞘体7への取付構造について詳細に説明する。
図4や図5に示されるように、昇降鞘体7の上下方向途中部分には、昇降鞘体7の他の部分に比べて外径が小さい嵌合凹部7bが凹陥形成されている。図に示される実施形態では、嵌合凹部7bは、昇降鞘体7の外周面の全周にわたって凹陥形成されている。
嵌合凹部7bには、長方形状に開口した取付窓7cが連通形成されている。図5の(A)に示されるように、一対の取付窓7cが、互いに対向して嵌合凹部7bに連通形成されている。取付窓7cの幅寸法は、シャッター8bの幅寸法よりも広くなっている。
図6〜図8にシャッター部材8の部品図を示して、以下、シャッター部材8について説明をする。シャッター部材8は、半割円筒形状の外被部8aと、この外被部8aの内面に斜め下向きに接続された略半円板状のシャッター8bとが一体に構成された部材である。シャッター部材8は、ポリプロピレン等の強靱な合成樹脂等の可撓性材料で構成されている。
シャッター8bは、基板部8eと、この基板部8eの両側から上方へ折り曲げられた側板部8fとから構成されている。シャッター8bは、その基端の接続部8cで外被部8aの内面に接続している。図7の(A)に示されるように、シャッター8bと外被部8aの内面とを接続している接続部8cは、シャッター8bの他の部分に比べて幅が狭くなっていて、前記接続部8cの厚さも薄くなっている。このため、接続部8cが板ばね作用を有し、シャッター8bが外被部8aに対して、前記接続部8cを中心に下方側に回動自在になっている。シャッター8bが、下方に回動しても、可撓性材料の弾性力により、元の形状(図8の(A)に示される形状)に復帰するようになっている。
シャッター部材8の外被部8aの高さ寸法β(図8に示す)は、昇降鞘体7の嵌合凹部7bの高さ寸法α(図5に示す)よりも、僅かに小さくなっている。本実施形態では、寸法αは13.1mmであり、寸法βは13mmとなっていて、昇降鞘体7の嵌合凹部7bとシャッター部材8の外被部8aのクリアランスは0.1mmとなっている。
昇降鞘体7の嵌合凹部7bの外径寸法と、シャッター部材8の外被部8aの内径寸法は、殆ど同じ寸法になっている。本実施形態では、外被部8aの内径寸法は16.8mmであり、嵌合凹部7bの外径寸法は16.7mmであり、外被部8aの内径寸法の方が嵌合凹部7bの外径寸法よりも僅かに大きくなっている。
シャッター部材8の外被部8aの内面には、係合爪8dが形成されている。本実施形態では、図7の(A)に示されるように、係合爪8dは、接続部8cの両側に形成されている。図8の(B)に示されるように、係合爪8dは、外被部8aの内面から離間した係合片8gと、この係合片8gの上端と外被部8aの内面とを接続する接続部8hとから構成されている。図8の(B)に示されるように、接続部8hの下側の外被部8a(つまり、係合片8gと対向する外被部8a)は、挟持片8iとなっている。係合片8gと挟持片8iとの離間寸法は、昇降鞘体7の取付窓7cの下縁7dの厚さ寸法より僅かに大きくなっている。
シャッター部材8を昇降鞘体7に取り付けるには、まず、シャッター部材8のシャッター8bを、昇降鞘体7の取付窓7c内に挿入させる。次に、取付窓7cの下縁7dを、シャッター部材8の挟持片8iと係合片8gの間に侵入させるように、シャッター部材8の外被部8aを昇降鞘体7の嵌合凹部7bに押し込む。すると、シャッター部材8は、可撓性材料で構成されているため、係合爪8dが変形して、係合片8gが挟持片8iから離間し、取付窓7cの下縁7dが、シャッター部材8の挟持片8iと係合片8gの間に侵入するとともに、外被部8aが嵌合凹部7bに嵌合して昇降鞘体7に囲装され、シャッター部材8が昇降鞘体7に取り付けられる(図9の状態)。
図10に示されるように、シャッター部材8が昇降鞘体7に取り付けられた状態では、係合片8gと挟持片8iとが取付窓7cの下縁7dを挟持して、係合爪8dが取付窓7cの下縁7dに係合した状態となっている。更に、シャッター部材8の外被部8aの高さ寸法βは、昇降鞘体7の嵌合凹部7bの高さ寸法αよりも僅かに小さくなっているだけなので、シャッター部材8の昇降鞘体7に対する上下方向の動きが規制され、係合爪8dと取付窓7cの下縁7dとの係合が外れることがないため、シャッター部材8が昇降鞘体7から脱落することがない。
シャッター部材8に形成されている2つの係合爪8bの外側間の幅寸法γ(図7の(A)に示す)は、昇降鞘体7の取付窓7cの幅寸法δ(図5の(B)に示す)よりも僅かに小さい寸法となっている。このため、昇降鞘体7に取り付けられたシャッター部材8が周方向(横方向)にぐらつくことがない。なお、本実施形態では、寸法γは12.6mmであり、寸法δは12.7mmであり、クリアランスは0.1mmとなっている。また、外被部8aは半割円筒形状であるので、図9に示されるように、昇降鞘体7に対向して取り付けられた一対のシャッター部材8の外被部8aの側縁8j(図9に示す)同士が互いに当接し、当接する両側縁8j間にはクリアランスが殆ど無いので、シャッター部材8が周方向(横方向)にぐらつくことがなく、シャッター部材8が節度感をもって昇降鞘体7に取り付けられ、品質感が良好となっている。
図2に示されるように、シャッター部材8が昇降鞘体7に取り付けられた状態では、昇降鞘体7の内部に配設された対向するシャッター8bの先端縁8k同士が互いに接触して、印字体4aを遮蔽し、印字体4a側への異物の侵入を防止している。なお、本実施形態では、図6に示されるように、対向する一対のシャッター8bの先端に、互いに向きを異ならせて係合段差8mを形成しているので、係合段差8mが互いに重なり合った状態で、対向するシャッター8bの先端縁8kが互いに密着している。このような構造により、尖鋭な文房具等の先端が昇降鞘体7内に侵入しシャッター8bを押圧したとしても、シャッター8bが印字体4a側に回動されることや、シャッター8bが不用意に開放されることがなく、印字体4が保護されるとともに、印字体4で文房具等が汚損されることがない。
以上詳細に説明したように、本発明では、昇降鞘体7に嵌合凹部7bと取付窓7cを形成し、シャッター部材8に、取付窓7cの下縁7dと係合する係合爪7dを形成したので、取付窓7cにシャッター8bを入れて、外被部8aを嵌合凹部7bに押し込むという簡単な作業でシャッター部材8を昇降鞘体7に取り付けることが可能となった。また、嵌合凹部7bに対する外被部8aの嵌合及び、係合片8gとこれと対向する挟持片8iによる取付窓7cの下縁7dの挟持により、シャッター部材8を昇降鞘体7に取り付けたので、シャッター部材8を昇降鞘体7に取り付けるのに別部材が必要なく、部品点数の削減が可能となった。
なお図に示される実施形態では、係合片8gと挟持片8iとで取付窓7cの下縁7dを挟持しているが、本発明のシャッター機構付印判50はこの実施形態に限定されず、係合片8gと挟持片8iで取付窓7cの上縁を挟持する実施形態であっても差し支えない。この場合には、係合片8gの下端と外被部8aの内表面とは接続部8hで接続されている。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うシャッター機構付印判もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 キャップ部材
1a 取付突起
1b スプリング保持部
2 外筒部材
3 印判支持部材
3a 取付部
3b 印判保持部
3c 段差部
4 印判本体
4a 印字体
4b インキ吸蔵体
4c 印字体の印字面
5 コイルスプリング
6 昇降鞘体支持部材
6a 本体部
6b スプリング受部
7 昇降鞘体
7a 嵌合取付部
7b 嵌合凹部
7c 取付窓
7d 取付窓の下縁
8 シャッター部材
8a 外被部
8b シャッター
8c 接続部
8d 係合爪
8e 基板部
8f 側板部
8g 係合片
8h 接続部
8i 挟持片
8j 外被部の側縁
8k 先端縁
8m 係合段差
50 シャッター付印判

Claims (2)

  1. 下端に印字体を備えた印判本体と、
    前記印判本体の外周に、前記印判本体に対して摺動自在に配設され、常時は弾発部材の弾発力により前記印字体の印字面より下に下端が位置する昇降鞘体と、
    前記印字体の印字面より下側で且つ前記昇降鞘体の内部に配設され、常時は印字体を遮蔽するように先端同士が接触し、押印操作による前記印判本体に下降により、前記印字体本体の先端で押し広げられ開放する一対のシャッターを備えたシャッター部材と、
    を有するシャッター機構付印判において、
    前記昇降鞘体の外周面に嵌合凹部を凹陥形成するとともに、前記嵌合凹部に一対の取付窓を互いに対向させて連通形成し、
    前記シャッター部材は、前記嵌合凹部に嵌合されて前記昇降鞘体に囲装される2個の半割円筒形状の外被部を有し、前記外被部の各内面に板ばね作用を有する接続部を介して前記シャッターを斜め下向きに接続し、前記外被部の内面に当該内面から離間した係合片を有する係合爪を形成して構成したものであり、
    前記嵌合凹部に対する前記外被部の嵌合及び、前記係合片とこれと対向する前記外被部による前記取付窓の縁部の挟持により、前記シャッター部材を前記昇降鞘体に取り付けたことを特徴とするシャッター機構付印判。
  2. 昇降鞘体の外周面の全周に、嵌合凹部を形成し、
    前記嵌合凹部に嵌合する一対の外被部の側縁同士を当接させて構成したことを特徴とする請求項1に記載のシャッター機構付印判。
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