JP5158468B2 - 被検査基板の検査システム及び被検査基板の検査方法 - Google Patents

被検査基板の検査システム及び被検査基板の検査方法

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Description

本発明は、位相差層を有する被検査基板の検査システム及び被検査基板の検査方法に係り、とりわけ、位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる被検査基板の検査システム及び被検査基板の検査方法に関する。
近年、さまざまな液晶ディスプレイが実用化されている。このような液晶ディスプレイには、ブラウン管搭載ディスプレイに比べていう視野角度が狭いという問題点がある。液晶ディスプレイの視野角度を狭くする原因は、主として、斜め方向から液晶ディスプレイを観察した場合、元来、黒を表示すべき画素から光が漏れてしまい、コントラストが反転するため、正しい表示が出来なくなることにある。この点、液晶セルの表面に屈折率異方性を有する透明フィルム(以下、「位相差フィルム」という)を設けることによって、斜め方向から観察した場合でも光漏れの生じない、広視野角度可能な液晶ディスプレイを得ることができる(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このような位相差フィルムは、粘着剤を用いて液晶セルの基板へ貼り付けて用いられているので、特に複数の位相差フィルムを積層して使用する場合には、液晶ディスプレイの厚みが厚くなってしまう問題があった。また、位相差フィルムは耐熱性が低いので、経時的に収縮してしまって、その光学特性が変化する等の問題もあった。
このような問題に鑑み、近年では、液晶セル内の任意の層上に、液晶性高分子を3次元架橋させることによって形成される位相差層を用いることが提案されている(例えば、特許文献2)。このような位相差層を用いれば、粘着材を用いずに基板に直接積層することができるため、液晶ディスプレイの厚みを薄くするとともに、信頼性を向上させることができる。特に、カラー液晶ディスプレイのカラーフィルタ内に位相差層を組み込み、一体化させた場合には、マイクロパターンニングをすることもでき、特に有益である。
特開平10−153802 特開2005−003750
しかしながら、このようにカラーフィルタ内に組み込まれた位相差層では、様々な原因、例えば、重合性液晶材料からなる位相差層を用いた場合には、液晶分子の配向が周辺の液晶分子の配向と異なること等によって、位相差ムラ(欠陥)が発生する。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる被検査基板の検査システム及び被検査基板の検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、位相差層を有する被検査基板の検査システムにおいて、偏光光を照射する偏光光源と、観察側に配置された観察側偏光板とを備え、偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう被検査基板を配置し、観察側偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方は、偏光光源に対して、その配置位置が可変となることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、被検査基板の位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、観察側偏光板又は被検査基板が、偏光光源に対して、水平方向に移動自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、観察側偏光板又は被検査基板が、偏光光源に対して、垂直方向に移動自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、観察側偏光板又は被検査基板が、偏光光源に対して、回転自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源が、観察側偏光板又は被検査基板に対して、水平方向に移動自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源が、観察側偏光板又は被検査基板に対して、垂直方向に移動自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源が、観察側偏光板又は被検査基板に対して、偏光光源から観察側に向かう方向の軸、偏光光源から観察側に向かう方向に直交しかつ水平な方向の軸、及び/又は偏光光源から観察側に向かう方向に直交しかつ垂直な方向の軸の回りに回転自在となっていることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、被検査基板が、位相差層を有するカラーフィルタからなることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源が、光源と、光源に対して被検査基板側に配置された光源側偏光板とを有することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源の光源側偏光板が、光源側偏光板の法線を回転軸として回転自在となっていることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、偏光光源から照射される偏光光の偏光軸を被検査基板に対して自在に回転させることができ、位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、偏光光源が、照射する光の強度が調整自在であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、観察側に配置された観察側偏光板が、観察者の頭部に取付可能であることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、観察者は、位相差ムラを観察しながら、カラーフィルタに対して自由に移動することができるので、位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、観察側偏光板に、観察側偏光板を観察者の頭部に対して保持する頭部保持フレームが連結されていることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、観察側偏光板が、前記頭部保持フレームに設けられた螺子機構によって、観察側偏光板の法線を回転軸として回転自在となることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、観察側偏光板を、観察側偏光板の法線を回転軸として回転させることができるので、効率よく位相差ムラを検出することができる。
本発明は、観察側偏光板を差し替え自在に保持する観察側偏光板保持部をさらに備え、当該観察側偏光板保持部で、所望の透過軸を有する観察側偏光板を差し替えることができることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、観察側偏光板の透過軸方向と、光源側偏光板の透過軸方向との関係を自在に変化させることができるので、被検査基板の位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、光源側偏光板を差し替え自在に保持する光源側偏光板保持部をさらに備え、当該光源側偏光板保持部で、所望の透過軸を有する光源側偏光板を差し替えることができることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、観察側偏光板の透過軸方向と、光源側偏光板の透過軸方向との関係を自在に変化させることができるので、被検査基板の位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、被検査基板を保持する被検査基板マウントをさらに備え、当該被検査基板マウントが、偏光光源に対する被検査基板の配置位置を変化させることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、位相差ムラを明瞭に観察できる配置位置に被検査基板を位置づけることができ、効率よく位相差ムラを検出することができる。
本発明は、被検査基板マウントが、ベースに対して水平方向に移動自在の水平移動部と、水平移動部上に配置されるとともに、被検査基板を保持して回転させる回転部とを有することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、回転部が、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向の軸の回りに回転させるY軸回転部と、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向の軸の回りに回転させるX軸回転部と、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向の軸の回りに回転させるZ軸回転部とを有していることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、被検査基板マウントが、水平移動部と回転部との間に配置され、上下方向に伸縮自在となっている上下移動部をさらに有することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、偏光光源が、RGB3色のいずれかに着色された偏光光を照射することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、カラーフィルタのどの色で位相差ムラが発生しているかを効率よく検出することができる。
本発明は、偏光光源が、白色光源と、白色光源に対して被検査基板側に配置されるとともに、RGB3色のいずれかに着色された偏光光源カラーフィルタとを有し、偏光光源が、白色光源からの白色光を偏光光源カラーフィルタでRGB3色のいずれかに着色して照射することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、被検査基板が、複数の赤色画素、緑色画素及び青色画素を有するカラーフィルタであり、偏光光源の偏光光源カラーフィルタで赤色に着色された赤色着色光の主波長が、被検査基板であるカラーフィルタの赤色画素が有する赤色の主波長と実質的に一致し、偏光光源の偏光光源カラーフィルタで緑色に着色された緑色着色光の主波長が、被検査基板であるカラーフィルタの緑色画素が有する緑色の主波長と実質的に一致し、偏光光源の偏光光源カラーフィルタで青色に着色された青色着色光の主波長が、被検査基板であるカラーフィルタの青色画素が有する青色の主波長と実質的に一致することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、カラーフィルタのどの色画素で位相差ムラが発生しているのか、より効率よく検出することができる。
本発明は、偏光光源が、赤色を照射する赤色光源と、緑色を照射する緑色光源と、青色を照射する青色光源とを有し、各光源が、それぞれ独立に点灯及び消灯することを特徴とする被検査基板の検査システムである。
このような構成により、カラーフィルタのどの色で位相差ムラが発生しているかを効率よく検出することができる。
本発明は、偏光光源の各光源は、冷陰極管又はLEDからなることを特徴とする被検査基板の検査システムである。
本発明は、位相差層を有する被検査基板の検査システムであって、偏光光を照射する偏光光源と、観察側に配置された観察側偏光板とを備えた検査システムを用いた被検査基板の検査方法において、偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう被検査基板を配置する配置工程と、偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方の位置を、偏光光源に対して変化させながら、観察側偏光板を介して被検査基板を観察して、被検査基板を検査する検査工程と、を備えたことを特徴とする被検査基板の検査方法である。
このような構成により、被検査基板の位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
本発明は、検査工程が、被検査基板の配置位置を偏光光源に対して水平方向に移動させる水平移動工程、被検査基板の配置位置を偏光光源に対して垂直方向に移動させる垂直移動工程、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向の軸の回りに回転させるY軸回転工程、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向の軸の回りに回転させるX軸回転工程、及び被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向の軸の回りに回転させるZ軸回転工程のうち、少なくともいずれか一つの工程を有することを特徴とする被検査基板の検査方法である。
本発明は、カラーフィルタが、少なくとも赤色画素、緑色画素及び青色画素の少なくとも一つを含み、偏光光源が、前記色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する偏光光を照射することを特徴とする検査システムである。
このような構成により、偏光光源から照射される偏光光がカラーフィルタの色画素を効率的に透過するので、より効率よく、カラーフィルタの位相差ムラを検出することができる。
本発明は、カラーフィルタが、赤色画素、緑色画素及び青色画素を含み、偏光光源が、前記赤色画素、緑色画素及び青色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する偏光光を照射することを特徴とする検査システムである。
本発明は、偏光光源が、前記赤色画素、緑色画素及び青色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する光を照射するLED又はCCFLを有することを特徴とする検査システムである。
本発明は、位相差層を有し、少なくとも赤色画素、緑色画素及び青色画素の少なくとも一つを含むカラーフィルタからなる被検査基板の検査システムであって、偏光光を照射する偏光光源と、観察側に配置された観察側偏光板とを備えた検査システムを用いた被検査基板の検査方法において、偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう被検査基板を配置する配置工程と、偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方の位置を、偏光光源に対して変化させながら、観察側偏光板を介して被検査基板を観察して、被検査基板を検査する検査工程とを備え、偏光光源から照射される偏光光が、前記色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有することを特徴とする被検査基板の検査方法である。
このような構成により、カラーフィルタの色画素を効率的に透過する偏光光によってカラーフィルタを検査することができる。このため、より効率よく、カラーフィルタの位相差ムラを検出することができる。
本発明によれば、観察側偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方を、偏光光源に対して、その配置位置を変化させることによって、被検査基板の位相差層に発生する位相差ムラを効率よく検出することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係る被検査基板の検査システムの第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図4は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
はじめに、本発明に係る被検査基板の検査システムで検査される被検査基板について述べる。
検査対象となるカラーフィルタ(被検査基板)10の基板としては、透明無機材料からなる板、シート又はフィルムや、透明有機材料からなる板、シート又はフィルムを用いることができる。このうち透明無機材料は、熱膨張性が小さく寸法安定性に優れており、また高温加熱処理における作業性が優れているため好ましい。このような透明無機材料としては、ガラス、シリコン、石英等を挙げることができる。本願では図1(a)(b)に示すように、カラーフィルタ10の基板としてガラス基板1を用いた態様により、以下説明する。なお、カラーフィルタ10は、液晶ディスプレイのカラー化に必須な部材である。
検査対象となるカラーフィルタ10は、図1(a)に示すように、ガラス基板1と、ガラス基板1上に配置された着色層2と、着色層2上に配置された位相差層3とを有している。この着色層2は、格子状又はストライプ状の複数のブラックマトリクス9と、このブラックマトリックス9間に配置された複数の赤色画素2a、緑色画素2b及び青色画素2cとからなっている。なお、このようなカラーフィルタ10のガラス基板1としては、ガラス中にアルカリ成分を含まない無アルカリガラスを用いることが好ましい。
なお、このカラーフィルタ10は、図1(b)に示すように、TFT基板7とある一定のギャップGを設けて貼り合わされ、当該ギャップGには駆動用の液晶6が注入される。さらにカラーフィルタ基板10の外面側に出射側偏光板5bが貼合され、TFT基板7の外側面に入射側偏光板5aが貼合されて、最終的な液晶パネルを構成する。
ここで、位相差層3を構成する液晶性高分子は、電離放射線照射により液晶状態が固定化される性質を有している。具体的には、この液晶性高分子は、分子構造中に不飽和結合基を有する液晶性のモノマーを、液晶状態で3次元架橋させ、その液晶構造の配向特性を保持したまま、固定化したものである。このような3次元架橋できる液晶性モノマーとしては、例えば、特開平7−258638号公報や、特表平10−508882号公報で開示されているような、液晶性モノマーを挙げることができる。
次に、図2により、本発明による検査システムについて説明する。
図2に示すように、カラーフィルタ10の検査システムは、偏光光を照射する偏光光源50と、観察側(観察者側)に配置された観察側偏光板20とを備えている。また、偏光光源50と観察側偏光板20との間には、偏光光源50からの偏光光が照射されるようカラーフィルタ10を保持する被検査基板マウント80が配置されている。なお、図2において、偏光光源50から観察側に向かう方向をY方向とする。また、偏光光源50から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向をX方向とし、偏光光源50から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向をZ方向とする。
この被検査基板マウント80は、図2に示すように、床面(ベース)81aに対して水平方向(XY方向)に移動自在の水平移動部81と、水平移動部81上に配置されるとともに、カラーフィルタ10を保持して回転させる回転部85と、水平移動部81と回転部85との間に配置され、上下方向(Z)方向に伸縮自在な上下移動部82とからなっている。そして、この回転部85は、カラーフィルタ10をY方向の軸に対して回転させるY軸回転部83と、カラーフィルタ10をX方向の軸に対して回転させるX軸回転部87と、カラーフィルタ10をZ方向の軸に対して回転させるZ軸回転部86とを有している。なお、この被検査基板マウント80は、遠隔操作によって駆動される。
また、図2に示すように、観察側に配置された観察側偏光板20は、観察側偏光板20を観察者の頭部に対して保持する頭部保持フレーム(たとえば、メガネ、ゴーグルのフレーム)21に連結され、観察者の頭部に取付可能となっている。また、観察側偏光板20は、当該頭部保持フレーム21に設けられた螺子機構(図示せず)によって、観察側偏光板20の法線を回転軸として回転自在となっている。
また、図2に示すように、偏光光源50は、光源53と、光源53に対してカラーフィルタ10側に配置された光源側偏光板55とを有している。このうち、偏光光源50の光源側偏光板55は、光源側偏光板55の法線を回転軸Lとして回転自在となっている。なお、偏光光源50の光源53は、照射する光の強度が調整自在となっている。
また、図2に示すように、偏光光源50の光源53は、白色光源51と、白色光源51に対してカラーフィルタ10側に配置された偏光光源カラーフィルタ52とを有している。ここで、偏光光源カラーフィルタ52は、RGB3色のいずれかに着色されており、適宜差し替え可能となっている。このため、偏光光源カラーフィルタ52の色をRGB3色から適宜選択することによって、偏光光源50は、白色光源51からの白色光を、偏光光源カラーフィルタ52でRGB3色のうち好ましい色に着色して照射することができる。
なお、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で赤色に着色された赤色着色光の主波長は、カラーフィルタ10の赤色画素2aの赤色の主波長と実質的に一致し、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で緑色に着色された緑色着色光の主波長は、カラーフィルタ10の緑色画素2bの緑色の主波長と実質的に一致し、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で青色に着色された青色着色光の主波長は、カラーフィルタ10の青色画素2cの青色の主波長と実質的に一致している(図1(a)及び図2参照)。ここで、例えば偏光光源カラーフィルタ52で赤色に着色されるとは、白色光源51からの白色光のうち赤色の波長成分以外の波長を吸収又は反射することによって、赤色波長の光のみを透過して赤色に着色することを言う。また、赤色画素2aの赤色の主波長とは、赤色画素2aに光が照射された際、赤色画素を透過する赤色の光が有する主波長のことを言う。
上記では、白色光源51と、白色光源51に対してカラーフィルタ10側に配置された偏光光源カラーフィルタ52とを有している偏光光源50を用いて説明したが、これに限ることはない。例えば、赤色を照射する赤色光源(図示せず)と、緑色を照射する緑色光源(図示せず)と、青色を照射する青色光源(図示せず)とを有する偏光光源(図示せず)を用いることもできる。このような偏光光源を用いる場合には、各光源が、それぞれ独立に点灯及び消灯することが好ましい。
例えば、このような光源としては、赤色の蛍光体を有する冷陰極管、緑色の蛍光体を有する冷陰極管及び青色の蛍光体を有する冷陰極管を用いること好ましい。この場合、点燈する蛍光管を切り替えることにより、容易に偏光光の色を変更することができる。また、光源としては、所望の色を発光できればよく、赤色のLED(図示せず)、緑色のLED(図示せず)及び青色のLED(図示せず)を用いることも好ましい。
なお、偏光光源50は、観察側偏光板20及びカラーフィルタ10に対して、水平方向(XY方向)及びに垂直方向(Z方向)に移動自在となっていてもよい。また、偏光光源50は、観察側偏光板20及びカラーフィルタ10に対して、偏光光源50から観察側に向かう方向(Y方向)の軸、偏光光源50から観察側に向かう方向に直交しかつ水平な方向(X方向)の軸、及び/又は偏光光源50から観察側に向かう方向に直交しかつ垂直な方向(Z方向)の軸の回りに回転自在となっていてもよい。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
位相差層3を有さないカラーフィルタ10は光学的に等方性であるため、分光濃度の測定や、欠陥の検出には偏光性を有さない無偏光の光源を用いることができる。他方、位相差層3を有するカラーフィルタ10は光学異方性(位相差)を有するため、欠陥を検出するには、等方性の光ではなく偏光光を用いる必要がある。このため、図2に示すように、偏光光を照射する偏光光源50と、観察側に配置された観察側偏光板20とを用いることによって始めて、カラーフィルタ10が有する欠陥を検出することができる。
特に、重合性液晶材料からなる位相差層3を有するカラーフィルタ10は、位相差層3の液晶分子4bの配向が周辺の液晶分子4a,4cと異なることによる位相差ムラ(欠陥)が発生することがある(図4参照:後で詳述する)。また、膜厚分布によって位相差量が異なることや、「うねり」などの表面状態により、この位相差ムラが発生することもある。
具体的な位相差層3としては、図3(a)(b)に示すように、位相差層3の法線方向にz’軸をとり、位相差層3の面内にx’軸と、x’軸に直交するy’軸をとり、x’軸方向、y’軸方向、z’軸方向の屈折率をそれぞれnx’、ny’、nz’とした際に、nx’>ny’=nz’の関係にあるものが、面内に光学軸を有し、正の複屈折異方性を持つ位相差層(正のAプレート)であり、ny’=nz’ x’の関係にあるものが、面内に光学軸を有し、負の複屈折異方性を持つ位相差層(負のAプレート)であり、nz’>nx’=ny’の関係にあるものが、法線方向に光学軸を有し、正の複屈折異方性を持つ位相差層(正のCプレート)であり、nx’=ny’>nz’の関係にあるものが、法線方向に光学軸を有し、負の複屈折異方性を持つ位相差層(負のCプレート)等がある。
例えば、位相差層3が正のAプレート3aである(屈折率楕円体の光学軸が位相差層3のx’軸方向に延びている)カラーフィルタ10aの位相差ムラを検出する際には、偏光光源50の光源側偏光板55を、観察側偏光板20に対してクロスニコルの状態(光源側偏光板55の透過軸と、観察側偏光板20の透過軸とが直交する状態)にすることによって、位相差ムラを効率よく検出することができる(図3(a)参照)。
しかしながら、位相差層3が正のCプレート3bである(屈折率楕円体が位相差層3のz’軸方向に延びている)カラーフィルタ10bを用いた場合には、正のCプレート3bを通過した偏光光にほとんど位相差が発生しない。このため、偏光光源50の光源側偏光板55を、観察側偏光板20に対してクロスニコルの状態にしても、効率良く位相差ムラを検出することはできず、カラーフィルタ10bをX軸回転部87又はZ軸回転部86によって回転させることによって始めて、位相差ムラを検出することができる(図2及び図3(b)参照)。
このため、図2に示すように、偏光光源50の光源側偏光板55を、光源側偏光板55の法線を回転軸Lとして回転自在とし、かつカラーフィルタ10bをX軸回転部87又はZ軸回転部86によって回転自在とすることによって、観察側偏光板20に対する光源側偏光板55の透過軸方向を自在に変化させることができ、位相差ムラを効率よく検出することができる。
また、図2に示すように、観察側に配置された観察側偏光板20は、観察側偏光板20を観察者の頭部に対して保持する頭部保持フレーム21に連結されているため、観察者は、その頭部に観察側偏光板20を取付けることができる。このため、観察者は位相差ムラを観察しながら、カラーフィルタ10に対して自由に移動することができるので、位相差ムラを効率よく検出することができる。
さらに、観察側偏光板20は、当該頭部保持フレーム21に設けられた螺子機構によって、観察側偏光板20の法線を回転軸として回転自在となっているので、偏光光源50の光源側偏光板55を回転させなくても、効率よく位相差ムラを検出することができる。
また、図2に示すように、カラーフィルタ10は、上述のX軸回転部87及びZ軸回転部86と、Y軸回転部85とを有する被検査基板マウント80の回転部85に保持されている。また、この回転部85は床面81a上を水平方向に移動自在な水平移動部81上に配置されている。さらに、水平移動部81と、回転部85との間には上下方向に移動自在な上下移動部82が設けられている。
このため、カラーフィルタ10をX軸、Y軸及びZ軸を中心に回転させ、かつX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に自由に移動させることができ、カラーフィルタ10の配置位置を偏光光源50から照射される偏光光に対して自由に変化させることができる。この結果、カラーフィルタ10が有する位相差ムラを明瞭に観察できる配置位置にカラーフィルタ10を位置づけることができ、効率よく位相差ムラを検出することができる。
ところで、着色層2に直接、重合性液晶材料からなる位相差層3を積層するカラーフィルタ10を用いた場合には、各色画素による影響を受けやすいため、位相差ムラも各色の色画素2a,2b,2cに応じて発生しやすい。例えば、緑色画素2bの状態が悪く、緑色画素2bと位相差層3の相性が悪い場合には、図4に示すように、赤色画素2a及び青色画素2c上に配置された位相差層3の液晶分子4a,4cは位相差層3の法線方向にまっすぐ延びているのに対して、緑色画素2b上に配置された位相差層3の液晶分子4bは位相差層3の法線方向から傾いてしまう。このため、緑色画素2b上に配置された位相差層3でのみ位相差ムラが発生する。
このようなカラーフィルタ10に対して、偏光光源カラーフィルタ52の色をRGB3色から適宜選択し、RGB3色のいずれかに着色された偏光光を照射することによって、どの色の色画素2a,2b,2cに位相差ムラが発生しているかを効率よく検出することができる。例えば、上記のように緑色画素2bでのみ位相差ムラが発生しているカラーフィルタ10に赤色及び青色に着色された偏光光を照射しても、赤色及び青色に着色された偏光光は位相差ムラの発生している緑色画素2bを透過せず、観察者は何ら異常を認知しない。これに対して、緑色に着色された偏光光を照射すると、緑色に着色された偏光光は位相差ムラの発生している緑色画素2bを透過することができるので、観察者は緑色画素2bの位相差ムラを検出することができる。このため、緑色画素2bで位相差ムラが発生していることを、効率よく検出することができる。
なお、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で赤色に着色された赤色着色光の主波長が、カラーフィルタ10の赤色画素2aが有する赤色の主波長と実質的に一致し、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で緑色に着色された緑色着色光の主波長が、カラーフィルタ10の緑色画素2bが有する緑色の主波長と実質的に一致し、偏光光源50の偏光光源カラーフィルタ52で青色に着色された青色着色光の主波長が、カラーフィルタ10の青色画素2cが有する青色の主波長と実質的に一致しているので、偏光光は、目的となっている色画素(例えば、緑色画素2b)を効率的に透過し、かつ目的となっていない色画素(例えば、赤色画素2a及び青色画素2c)で有効に遮光されるので、より効率よく、位相差ムラを検出することができる。
第2の実施の形態
次に図5乃至図7により本発明の第2の実施の形態について説明する。図5に示す第2の実施の形態において、観察側偏光板20及び光源側偏光板55は、保持部60により差し替え自在に保持されている。なお、保持部60は、観察側偏光板保持部と光源側偏光板保持部とが一体となっているものである。
また図6(a)(b)に示すように、保持部60の内部側側壁には、観察側偏光板20を案内する第一案内レール71と、光源側偏光板55を案内する第二案内レール72が設けられている。なお、第一案内レール71と第二案内レール72との間には、カラーフィルタ10を案内して保持する第三案内レール73が設けられている。また、第二案内レール72に対して、第三案内レール73の反対側には、光を照射する光源53が設けられている。その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図6(a)は、観察側偏光板20、カラーフィルタ10及び光源側偏光板55を保持した保持部60の側方断面図であり、図6(b)は、観察側偏光板20、カラーフィルタ10及び光源側偏光板55を保持した保持部60の平面図である。
図5乃至図7に示す第2の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6(a)(b)に示すように、観察側偏光板20及び光源側偏光板55の各々は、取外自在となっている。このため、様々な透過軸を有する観察側偏光板20及び光源側偏光板55を予め準備しておくことで、所望の透過軸を有する観察側偏光板20及び光源側偏光板55に差し替えることができる。
このため、観察側偏光板20の透過軸方向と、光源側偏光板55の透過軸方向との関係を自在に変化させることができるので、位相差ムラを効率よく検出することができる。
なお、このような保持部60は、第1の実施の形態で示した被検査基板マウント80上に配置することもできる(図2参照)。このように、被検査基板マウント80上に保持部60を配置することによって、カラーフィルタ10を、位相差ムラが明瞭に観察できる配置位置に位置づけることができ、カラーフィルタ10の位相差ムラを効率よく検出することができる。
また、図6(a)(b)において、観察側偏光板20と、カラーフィルタ10とが別体になっている例を示したが、これに限らず、図7(a)(b)に示すように、観察側偏光板20とカラーフィルタ10とを、一体に構成してもよい。この場合には、図7(a)(b)に示すように、保持部60は、観察側偏光板20及びカラーフィルタ10を差し替え自在に案内し、保持する第四案内レール74と、光源側偏光板55を差し替え自在に案内し、保持する第二案内レール72とを有している。ここで、図7(a)は、一体となった観察側偏光板20及びカラーフィルタ10と、光源側偏光板55とを保持した保持部60aを示す側方断面図であり、図7(b)は、一体となった観察側偏光板20及びカラーフィルタ10と、光源側偏光板55とを保持した保持部60aを示す平面図である。
カラーフィルタの検査方法
次に、図8及び図9によって、上述のような被検査基板マウント80や、保持部60を用いずに、カラーフィルタ10の位相差ムラを検査する検査方法について説明する。なお、図8及び図9において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、観察者が、その頭部に観察側偏光板20を取付ける(取付工程91)(図8及び図9参照)。
次に、偏光光源50の電源を入れ、偏光光源50から偏光光を照射させる(偏光光照射工程92)(図8及び図9参照)。
次に、観察者が、偏光光源50と観察側偏光板20との間に、偏光光源50からの偏光光が照射されるよう、手でカラーフィルタ10を保持して配置する(配置工程93)(図8及び図9参照)。
次に、観察者は手を動かすことによって、カラーフィルタ10の位置を、偏光光源50に対して変化させながら、観察側偏光板20を介してカラーフィルタ10を観察して、カラーフィルタ10を検査する(検査工程95)。この際、偏光光源50の光源側偏光板55を回転軸Lを中心に回転させる(偏光回転工程94)(図8及び図9参照)。
このように、光源側偏光板55を回転させることによって、偏光光源50から照射される偏光光の偏光軸を、カラーフィルタ10に対して変化させることができる。また、カラーフィルタ10の位置を、偏光光源50に対して変化させることによって、カラーフィルタ10の位相差ムラを明瞭に観察できる位置に、カラーフィルタ10を位置決めすることができる。これらのことより、カラーフィルタ10の位相差ムラを効率よく検出することができる。
なお、カラーフィルタ10の位置を偏光光源50に対して変化させて、カラーフィルタ10を検査する方法(検査工程95)としては、カラーフィルタ10の配置位置を偏光光源50から観察側に向かう方向に対して水平方向に移動させたり(水平移動工程96)、カラーフィルタ10の配置位置を偏光光源50から観察側に向かう方向に対して垂直方向に移動させたり(垂直移動工程97)、カラーフィルタ10を偏光光源50から観察側に向かう方向の軸の回りに回転させたり(Y軸回転工程98a)、カラーフィルタ10を偏光光源50から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向の軸の回りに回転させたり(X軸回転工程98b)、カラーフィルタ10を偏光光源50から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向の軸の回りに回転させたり(Z軸回転工程98c)することができる(図8及び図9参照)。
また、上記の各実施の形態及びカラーフィルタの検査方法において、各光学部材(例えば、白色光源51、偏光光源カラーフィルタ52、光源側偏光板55、カラーフィルタ10、観察側偏光板20等)の間隙には、屈折率のマッチングを取るための液体、例えば、グリセリン、水、マッチングオイル等を満たすことができる。この屈折率のマッチングにより、各界面で発生する界面反射がキャンセルでき、より高精度に検出可能となるためである。
第3の実施の形態
次に、図10及び図11により本発明の第3の実施の形態について説明する。図10及び図11に示す第3の実施の形態は、白色光源51と、白色光源51に対してカラーフィルタ10側に配置された偏光光源カラーフィルタ52とを有する光源53の代わりに、カラーフィルタ10が含む赤色画素2a、緑色画素2b及び青色画素2cを透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する光を照射するバックライト51aを有する光源53aを用いたものであり、他は図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、このようなバックライト51aはRGBのLED(発光ダイオード)やCCFL(冷陰極蛍光ランプ)などからなっている。また、図11は、バックライト51aから照射される光の波長と強度との関係、及びカラーフィルタ10の各色画素2a,2b,2cを透過する透過光の波長と透過率との関係を示したグラフ図である。
図10及び図11に示す第2の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図10において、本実施の形態の偏光光源50の光源53aは、カラーフィルタ10が含む赤色画素2a、緑色画素2b及び青色画素2cを透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する光を照射するバックライト51aを有している(図1参照)。このため、偏光光源50から照射される偏光光は、カラーフィルタ10の各色画素2a,2b,2cを効率的に透過するので、観察者は、より効率よく、カラーフィルタ10の位相差ムラを検出することができる。ところで、光源53aは、バックライト51aを保持する保持枠体59を有している。
なお、ここで、「色画素2a,2b,2cを透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する」光とは、色画素2a,2b,2cを透過する透過光の透過率の最大値(但し、赤色画素2aについては通常650nm近傍で観察される透過率のピーク値)から、60%までの透過率を有する波長範囲に、強度ピークを有する光のことを意味する。
例えば、図11において、「色画素2a,2b,2cを透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する」光とは、青色画素2cに対しては約405nm〜約520nmの範囲に強度ピークを有する光のことを意味し、緑色画素2bに対しては約485nm〜約585nmの範囲に強度ピークを有する光のことを意味し、赤色画素2aに対しては約585nm〜可視光領域の長波長側の端である約700nmの範囲に強度ピークを有する光のことを意味する。
なお、図11において、BL1はCCFL(冷陰極蛍光ランプ)から照射される光の波長と強度との関係を示し、BL2はRGBのLED(発光ダイオード)から照射される光の波長と強度との関係を示している。また、図11において、CF−Rは赤色画素2aを透過する透過光の波長と透過率との関係を示し、CF−Gは緑色画素2bを透過する透過光の波長と透過率の関係を示し、CF−Bは青色画素2aを透過する透過光の波長と透過率の関係を示している。ところで、図11において、FLは一般的な蛍光灯から照射される光の波長と強度の関係を示している。
また、図10において、バックライト51aから照射される光の色温度は、7000ケルビン以上からなることが好ましく、10000ケルビン以上からなることがさらに好ましい。
このように、バックライト51aから照射される光の色温度を7000ケルビン以上にすることによって、偏光光源50に用いられる保持枠体59などの周りの部材(黄色く色づいた部材)から偏光光に加わる影響を相殺することができる。このため、当該偏光光は、一般的な蛍光灯から照射される光と比較して、カラーフィルタ10の青色画素の透過光量を十分に確保することができる。このため、観察者は、カラーフィルタ10の位相差ムラをより効率よく検出することができる。
他方、色温度が高くなりすぎると、青色画素を透過してきた光量が緑色画素、赤色画素からの透過光量に比較して大きくなり過ぎ、相対的に緑色、及び赤色画素で発生したムラが視認しづらくなるため、バックライト51aの色温度は、30000ケルビン以下からなることが好ましい。
ところで、一般的な蛍光灯から照射される光の色温度は、6700ケルビンからなっている。
本発明による被検査基板の検査システムの第1の実施の形態のカラーフィルタの態様を示す概略断面図。 本発明による被検査基板の検査システムの第1の実施の形態を示す概略図。 本発明による被検査基板の検査システムの第1の実施の形態の位相差ムラを検出する方法を説明する概略図。 本発明による被検査基板の検査システムの第1の実施の形態の位相差ムラが発生する原因の一例を示す概略断面図。 本発明による被検査基板の検査システムの第2の実施の形態を示す概略図。 本発明による被検査基板の検査システムの第2の実施の形態の保持部を示す概略断面図。 本発明による被検査基板の検査システムの第2の実施の形態の保持部の変形例を示す概略断面図。 本発明による被検査基板の検査方法を説明するための概略図。 本発明による被検査基板の検査方法の工程を示すフロー図。 本発明による被検査基板の検査システムの第3の実施の形態を示す概略図。 本発明による被検査基板の検査システムの第3の実施の形態において、バックライトから照射される光の波長と強度との関係、及びカラーフィルタの各色画素を透過する透過光の波長と透過率との関係を示したグラフ図。
符号の説明
1 ガラス基板
2 着色層
2a カラーフィルタの赤色画素
2b カラーフィルタの緑色画素
2c カラーフィルタの青色画素
3 位相差層
10 カラーフィルタ(被検査基板)
20 観察側偏光板
21 頭部保持フレーム
50 偏光光源
51 白色光源
51a バックライト
52 偏光光源カラーフィルタ
53,53a 光源
55 光源側偏光板
59 保持枠体
60,60a 保持部(観察側偏光板保持部,光源側偏光板保持部)
80 被検査基板マウント
81 水平移動部
82 上下移動部
83 Y軸回転部
85 回転部
86 Z軸回転部
87 X軸回転部
93 配置工程
95 検査工程
96 水平移動工程
97 垂直移動工程
98a Y軸回転工程
98b X軸回転工程
98c Z軸回転工程

Claims (30)

  1. 位相差層を有する被検査基板の検査システムにおいて、
    偏光光を照射する偏光光源と、
    観察側に配置された観察側偏光板とを備え、
    偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう被検査基板を配置し、
    観察側偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方は、偏光光源に対して、その配置位置が可変となり、
    被検査基板は、位相差層を有するカラーフィルタからなることを特徴とする被検査基板の検査システム。
  2. 観察側偏光板又は被検査基板は、偏光光源に対して、水平方向に移動自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  3. 観察側偏光板又は被検査基板は、偏光光源に対して、垂直方向に移動自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  4. 観察側偏光板又は被検査基板は、偏光光源に対して、回転自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  5. 偏光光源は、観察側偏光板又は被検査基板に対して、水平方向に移動自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  6. 偏光光源は、観察側偏光板又は被検査基板に対して、垂直方向に移動自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  7. 偏光光源は、観察側偏光板又は被検査基板に対して、偏光光源から観察側に向かう方向の軸、偏光光源から観察側に向かう方向に直交しかつ水平な方向の軸、及び/又は偏光光源から観察側に向かう方向に直交しかつ垂直な方向の軸の回りに回転自在となっていることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  8. 偏光光源は、光源と、光源に対して被検査基板側に配置された光源側偏光板とを有することを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  9. 偏光光源の光源側偏光板は、光源側偏光板の法線を回転軸として回転自在となっていることを特徴とする請求項記載の被検査基板の検査システム。
  10. 偏光光源は、照射する光の強度が調整自在であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  11. 観察側に配置された観察側偏光板は、観察者の頭部に取付可能であることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  12. 観察側偏光板に、観察側偏光板を観察者の頭部に対して保持する頭部保持フレームが連結されていることを特徴とする請求項11記載の被検査基板の検査システム。
  13. 観察側偏光板は、前記頭部保持フレームに設けられた螺子機構によって、観察側偏光板の法線を回転軸として回転自在となることを特徴とする請求項12記載の被検査基板の検査システム。
  14. 観察側偏光板を差し替え自在に保持する観察側偏光板保持部をさらに備え、
    当該観察側偏光板保持部で、所望の透過軸を有する観察側偏光板を差し替えることができることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  15. 光源側偏光板を差し替え自在に保持する光源側偏光板保持部をさらに備え、
    当該光源側偏光板保持部で、所望の透過軸を有する光源側偏光板を差し替えることができることを特徴とする請求項記載の被検査基板の検査システム。
  16. 被検査基板を保持する被検査基板マウントをさらに備え、
    当該被検査基板マウントは、偏光光源に対する被検査基板の配置位置を変化させることを特徴とする請求項1記載の被検査基板の検査システム。
  17. 被検査基板マウントは、ベースに対して水平方向に移動自在の水平移動部と、水平移動部上に配置されるとともに、被検査基板を保持して回転させる回転部とを有することを特徴とする請求項16記載の被検査基板の検査システム。
  18. 回転部は、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向の軸の回りに回転させるY軸回転部と、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向の軸の回りに回転させるX軸回転部と、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向の軸の回りに回転させるZ軸回転部とを有していることを特徴とする請求項17記載の被検査基板の検査システム。
  19. 被検査基板マウントは、水平移動部と回転部との間に配置され、上下方向に伸縮自在となっている上下移動部をさらに有することを特徴とする請求項17記載の被検査基板の検査システム。
  20. 偏光光源は、RGB3色のいずれかに着色された偏光光を照射することを特徴とする請求項記載の被検査基板の検査システム。
  21. 偏光光源は、白色光源と、白色光源に対して被検査基板側に配置されるとともに、RGB3色のいずれかに着色された偏光光源カラーフィルタとを有し、
    偏光光源は、白色光源からの白色光を偏光光源カラーフィルタでRGB3色のいずれかに着色して照射することを特徴とする請求項20記載の被検査基板の検査システム。
  22. 被検査基板は、複数の赤色画素、緑色画素及び青色画素を有するカラーフィルタであり、
    偏光光源の偏光光源カラーフィルタで赤色に着色された赤色着色光の主波長は、被検査基板であるカラーフィルタの赤色画素が有する赤色の主波長と実質的に一致し、
    偏光光源の偏光光源カラーフィルタで緑色に着色された緑色着色光の主波長は、被検査基板であるカラーフィルタの緑色画素が有する緑色の主波長と実質的に一致し、
    偏光光源の偏光光源カラーフィルタで青色に着色された青色着色光の主波長は、被検査基板であるカラーフィルタの青色画素が有する青色の主波長と実質的に一致することを特徴とする請求項21記載の被検査基板の検査システム。
  23. 偏光光源は、赤色を照射する赤色光源と、緑色を照射する緑色光源と、青色を照射する青色光源とを有し、
    各光源は、それぞれ独立に点灯及び消灯することを特徴とする請求項記載の被検査基板の検査システム。
  24. 偏光光源の各光源は、冷陰極管又はLEDからなることを特徴とする請求項23記載の被検査基板の検査システム。
  25. 位相差層を有する被検査基板の検査システムであって、偏光光を照射する偏光光源と、観察側に配置された観察側偏光板とを備えた検査システムを用いた被検査基板の検査方法において、
    偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう位相差層を有するカラーフィルタからなる被検査基板を配置する配置工程と、
    観察側偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方の位置を、偏光光源に対して変化させながら、観察側偏光板を介して被検査基板を観察して、被検査基板を検査する検査工程と、を備えたことを特徴とする被検査基板の検査方法。
  26. 検査工程は、被検査基板の配置位置を偏光光源から観察側に向かう方向に対して水平方向に移動させる水平移動工程、被検査基板の配置位置を偏光光源から観察側に向かう方向に対して垂直方向に移動させる垂直移動工程、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向の軸の回りに回転させるY軸回転工程、被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ水平な方向の軸の回りに回転させるX軸回転工程、及び被検査基板を偏光光源から観察側に向かう方向に直交し、かつ垂直な方向の軸の回りに回転させるZ軸回転工程のうち、少なくともいずれか一つの工程を有することを特徴とする請求項25記載の被検査基板の検査方法。
  27. カラーフィルタは、少なくとも赤色画素、緑色画素及び青色画素の少なくとも一つを含み、
    偏光光源は、前記色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する偏光光を照射することを特徴とする請求項記載の検査システム。
  28. カラーフィルタは、赤色画素、緑色画素及び青色画素を含み、
    偏光光源は、前記赤色画素、緑色画素及び青色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する偏光光を照射することを特徴とする請求項27記載の検査システム。
  29. 偏光光源は、前記赤色画素、緑色画素及び青色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有する光を照射するLED又はCCFLを有することを特徴とする請求項28記載の検査システム。
  30. 位相差層を有し、少なくとも赤色画素、緑色画素及び青色画素の一つを含むカラーフィルタからなる被検査基板の検査システムであって、偏光光を照射する偏光光源と、観察側に配置された観察側偏光板とを備えた検査システムを用いた被検査基板の検査方法において、
    偏光光源と観察側偏光板との間に、偏光光源からの偏光光が照射されるよう被検査基板を配置する配置工程と、
    偏光板又は被検査基板のうち、少なくとも一方の位置を、偏光光源に対して変化させながら、観察側偏光板を介して被検査基板を観察して、被検査基板を検査する検査工程とを備え、
    偏光光源から照射される偏光光は、前記色画素を透過する透過光の透過率が最大となる波長に実質的に一致する波長を有することを特徴とする被検査基板の検査方法。
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