JP5157406B2 - 文書履歴管理システム、サーバ装置、端末装置、及びプログラム - Google Patents

文書履歴管理システム、サーバ装置、端末装置、及びプログラム Download PDF

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本発明は、文書履歴管理システム、サーバ装置、端末装置、及びプログラムに関する。
文書情報に対する操作の履歴を管理するシステムがある。例えば特許文献1には、文書の複写などによる紙メディアの生成や紙の廃棄などによる紙メディアの消滅を表現する木構造の文書履歴情報と、業務フローを表現する業務フローグラフとを用いて、紙メディアと電子メディアの文書情報の管理を行って、1対1以外の紙メディアと電子メディアの関係を管理する技術が開示されている。
特開2005−135211号公報
文書情報を、各利用者が操作する各端末とサーバ装置とでそれぞれ保持する場合、共通する文書情報に対する作業の履歴を一覧することが困難である。
請求項1記載の発明は、複数の端末と、サーバ装置とを含む文書履歴管理システムであって、前記端末は、文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、を含み、前記サーバ装置は、前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、前記端末から履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、を含むこととしたものである。
請求項2記載の発明は、サーバ装置であって、通信可能に接続された端末から、当該端末において処理された文書情報に関連し、当該処理された文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報と、当該処理の内容を表す情報とを含むメタ情報と、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報とを履歴情報として受信する受信手段と、前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、前記端末から、内容識別情報の指定とともに、前記保持する履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、を含むこととしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のサーバ装置であって、文書情報を保持する文書情報保持手段と、前記端末から、対象となる文書情報を特定する情報とともに、対象となった文書情報に対する文書操作指示を受信し、当該受信した文書操作指示に従って文書情報の処理を実行する実行手段と、をさらに含み、前記履歴情報保持手段は、前記処理の内容を表す情報と、処理の対象となった文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、処理した文書情報の内容に固有の内容識別情報とを含んだメタ情報、及び、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報を、履歴情報として前記履歴情報保持手段に格納して、一連の履歴情報をさらに保持しており、前記履歴情報送信手段は、前記端末から内容識別情報の指定とともに、履歴情報の要求を受けて、前記履歴情報保持手段に保持されている履歴情報のうち、前記先行履歴情報によって互いに関連づけられる一連の履歴情報であって、前記指定された内容識別情報を含む一連の履歴情報の群を送信することとしたものである。
請求項4記載の発明は、端末装置であって、文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、を含むこととしたものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の端末装置であって、利用者の指示を受けて、文書識別情報とともに、当該文書識別情報によって識別される文書情報に対する文書操作指示をサーバ装置へ送信し、サーバ装置側で、当該文書操作指示に従った文書情報の処理を実行させて、当該処理の内容を表す情報と、処理の対象となった文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、処理した文書情報の内容に固有の内容識別情報とを含んだメタ情報、及び、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報を、履歴情報としてサーバ装置側で保持させる手段と、をさらに含み、前記出力手段は、サーバ装置が送信する履歴情報を受信し、前記先行履歴情報によって互いに関連づけられる一連の履歴情報であって、指定された内容識別情報を含む、一連の履歴情報の群を出力することとしたものである。
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の端末装置であって、前記処理された文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、当該処理の内容を表す情報とを含む端末側の履歴情報を保持する手段をさらに含み、前記出力手段は、さらに、サーバ装置が送信する履歴情報とともに、前記保持された端末側の履歴情報のうち、利用者が指定した文書識別情報で識別される履歴情報を含む一連の履歴情報を群として出力することとしたものである。
請求項7記載の発明は、請求項4から6のいずれか一項に記載の端末装置であって、前記出力手段が、文書識別情報で識別される履歴情報を含む一連の履歴情報を群として表示している間に、互いに異なる群に含まれる履歴情報であって、前記内容識別情報が共通する履歴情報があれば、当該共通する内容識別情報によって群となっている履歴情報を出力する指示が可能である旨を、利用者に案内する案内表示を行うこととしたものである。
請求項8記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを、通信可能に接続された端末から、当該端末において処理された文書情報に関連し、当該処理された文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報と、当該処理の内容を表す情報とを含むメタ情報と、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報とを履歴情報として受信する受信手段と、前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、前記端末から、内容識別情報の指定とともに、前記保持する履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、として機能させることとしたものである。
請求項9記載の発明はプログラムであって、コンピュータを、文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、として機能させることとしたものである。
請求項1記載の発明によると、文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報が履歴情報としてサーバ装置に保持されることで、共通する文書情報に対する作業の履歴の一覧を生成できる。
請求項2、8記載の発明によると、文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報が履歴情報として保持されることで、共通する文書情報に対する作業の履歴の一覧を生成できる。
請求項3記載の発明によると、サーバ装置側で保持する文書情報に対する操作の履歴もあわせて処理できる。
請求項4、9記載の発明によると、文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報が履歴情報として保持されることで、共通する文書情報に対する他の端末装置での作業の履歴を含めた一覧を、サーバ装置に生成させることができる。
請求項5記載の発明によると、サーバ装置側で保持する文書情報に対する操作の履歴もあわせて受信して処理できる。
請求項6記載の発明によると、端末装置において行われた操作の履歴もあわせて処理できる。
請求項7記載の発明によると、文書ごとに固有の文書識別情報をキーとした表示を行っているときに、他の文書識別情報をキーとした複数の群の文書情報にそれぞれ、内容識別情報の共通する文書情報が含まれていれば、その旨を出力できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態にかかる文書履歴管理システムは、図1に例示するように、サーバ装置1と、少なくとも一つの端末装置2とを含んで構成される。このサーバ装置1と端末装置2とは、ネットワーク等の通信回線を介して互いに通信可能に接続されている。
サーバ装置1は、図1に示すように、制御部11、記憶部12及び通信部13を主として含む。ここに制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態では、このサーバ装置1の制御部11は、端末装置2から受信される指示に従って、記憶部12に保持する文書情報に対する処理を実行する。
この制御部11は、サーバ装置1において行った文書情報に対する処理の履歴情報を記録する。この履歴情報は、例えば処理の対象となった文書情報に関連する関連情報としてのメタ情報として記録される。メタ情報は、具体的な例としては、マークアップ言語で記述される次のような情報である。
<doc>
<base>BASE</base>
<body>BODY</body>
<media>URI</media>
<info>
<user>USER</user>
<time>TIME</time>
<method>METHOD</method>
<content-type>CONTENT-TYPE</content-type>
</info>
</doc>
ここに、<doc>は、メタ要素を意味し、base(ベース)要素、body(ボディ)要素、及びinfo(インフォメーション)要素を含む。さらにinfo要素は、user(ユーザ)要素、time(タイム)要素、method(メソッド)要素、及びcontent-type(コンテントタイプ)要素を含む。もっとも、これらは一例であり、このほかにファイル名などを表す要素を含んでもよい。
base要素は、親となるメタ情報を表す文書識別情報である。すなわち本実施の形態の制御部11は、更新など文書情報に対する操作が行われたとき、当該操作の対象となった文書情報のメタ情報を親(先行履歴情報)として、今回の操作の履歴を表す情報である新たなメタ情報を生成する。そして、生成したメタ情報のbase要素に、親となったメタ情報を特定する文書識別情報(先行履歴情報)を生成する。この文書識別情報は、例えばメタ情報に基づいて演算されたハッシュ値とすればよい。
ハッシュ値としては、SHA-256(SHA-256は、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が、FIPS180-2として定めた暗号学的なハッシュ関数であり、256ビットのハッシュ値を得ることができる)などの耐衝突性を備えた暗号学的ハッシュ関数を用いたものなど、電子文書またはそのメタ情報について実用上一意とみなし得るハッシュ値を用いればよい。メタ情報に記述するときには、演算されたハッシュ値を16進数で表記することとすればよい。
なお、サーバ装置1に文書情報が新たに登録されたときには、親となるメタ情報が存在しないので、base要素は、空となる。
このbase要素により、先行するメタ情報が特定される。また、指定された文書識別情報をbase要素に含むメタ情報を検索することにより、後続するメタ情報が特定される。すなわち、base要素に含まれる先行履歴情報によって、一連の操作の履歴情報が互いに関連づけられている。
body要素は、文書情報の内容に基づいて演算されるハッシュ値とすればよい。このようにすると、body要素の情報は、文書情報の内容ごとに固有の情報となる。info要素に含まれるuser要素は、文書情報に対する操作を行った利用者を特定する情報が含まれる。例えば制御部11は、文書情報を操作する利用者を予め認証しておき、当該認証の際に、利用者を特定する情報(例えば利用者名など)を取得する。そして、このuser要素として、当該取得した利用者名などの情報を記録する。
time要素は、操作が行われた時刻を表す情報であり、メタ情報を生成する際(すなわち操作が行われた際)に、図示しない計時部(時刻情報を保持する回路など)から取得したものである。method要素は、行われた操作の種類を表す。この値の例としては、read(閲覧操作)、edited(編集操作)、printed(印刷操作)、copied(複写操作)、deleted(削除操作)などがある。content-type要素は、例えば文書情報を取り扱うアプリケーションソフトウエアを特定する情報である。
さらに制御部11は、端末装置2から、端末装置2側で行われた文書情報についての処理の履歴情報を受信して、記録する処理を行う。さらに制御部11は、要求に応じて、記録した履歴情報を端末装置2へ送信する処理を行う。これら制御部11の処理の詳しい内容については後に述べる。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)等の記憶素子、並びに、ハードディスク等のストレージデバイスを含む。この記憶部12には、制御部11が実行するプログラムが保持される。このプログラムは、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な記録媒体に記録されて提供され、この記憶部12に複写されたものであってもよい。
また、本実施の形態においては、この記憶部12には文書情報が保持される。すなわち、図2(a)に例示するように、記憶部12は、固有の文書識別情報に関連づけて、当該文書識別情報によって識別されるメタ情報を保持している。また、記憶部12は、文書識別情報を含む参照情報に対して、当該含まれている文書識別情報によって識別されるメタ情報に係る文書情報を関連づけて文書データベースとして保持している(図2(b))。
さらに、この記憶部12は、端末装置2から受信した履歴情報を保持する。この端末装置2から受信される履歴情報については、後に詳しく述べる。
通信部13は、ネットワークインタフェース等であり、制御部11から入力される指示に従って、宛先となる端末装置2に対して履歴情報など、種々の情報を送信する。また、この通信部13は、端末装置2から受信される情報を制御部11に出力している。
一方、端末装置2は、図3に示すように、制御部21、記憶部22、操作部23、出力部24、及び通信部25を主として含む。ここに制御部21は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスであり、記憶部22に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態では、この端末装置2の制御部21は、記憶部22に保持している文書情報に対する処理を実行する。またこの制御部21は、利用者から入力される指示に従い、サーバ装置1に対して、サーバ装置1が保持している文書情報に対する操作を指示する。
端末装置2の制御部21は、さらに記憶部22に格納されている文書情報に対する処理をも行う。このとき制御部21は、当該文書情報に対する処理の履歴情報を生成して、サーバ装置1へ送信する。ここでの履歴情報は、すでに述べたメタ情報(関連情報)と同じもので構わない。
さらにこの制御部21は、サーバ装置1に対して履歴情報の要求を送信し、当該要求に応答してサーバ装置1が送信した履歴情報を受信して、出力する処理を行う。これら制御部21の処理の詳しい内容については後に述べる。
記憶部22は、RAM(Random Access Memory)等の記憶素子、並びに、ハードディスク等のストレージデバイスを含む。この記憶部22には、制御部21が実行するプログラムが保持される。このプログラムもまた、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な記録媒体に記録されて提供され、この記憶部22に複写されたものであってもよい。また、本実施の形態においては、この記憶部22には操作の対象となる文書情報が保持される。
操作部23は、マウスやキーボードなどの入力デバイスであり、利用者の指示操作を受け入れて、その内容を制御部21へ出力する。出力部24は、例えばディスプレイなどの表示デバイスを含む。この出力部24は、制御部21から入力される指示に従い、情報を出力する。例えば出力部24がディスプレイである場合は、制御部21から、制御部21で生成した画面情報を表示する指示を受けると、当該制御部21で生成した画面情報を表示する。
通信部25は、ネットワークインタフェース等であり、制御部21から入力される指示に従って、サーバ装置1に対して履歴情報など、種々の情報を送信する。また、この通信部25は、サーバ装置1から受信される情報を制御部21に出力している。
本実施の形態のサーバ装置1はまた機能的に、図4に例示するように、履歴情報受信部31と、履歴情報保持部32と、履歴情報送信部33と、文書情報保持部34と、操作受信部35と、実行部36と、格納処理部37とを含んで構成されたものとなる。
履歴情報受信部31は、端末装置2から履歴情報を受信して履歴情報保持部32に保持させる。履歴情報保持部32は、端末装置2から受信した履歴情報を保持する。履歴情報送信部33は、履歴情報の要求を端末装置2から受けると、履歴情報保持部32が保持している履歴情報を要求元の端末装置2へ送信する。
このとき履歴情報送信部33は、内容識別情報の指定を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報をグループ(群)として送信しても構わない。また、履歴情報送信部33は、文書識別情報の指定を受けたときには、base要素、つまり先行履歴情報によって互いに関連づけられる一連の履歴情報であって、指定された文書識別情報で識別される履歴情報を含む一連の履歴情報をグループとして送信してもよい。こうした履歴情報送信部33の動作例については後に述べる。
文書情報保持部34は、図2に示したように、文書識別情報と、当該文書識別情報で識別されるメタ情報とを関連づけて保持している。また、文書情報保持部34は、文書識別情報を含む参照情報と、当該含まれる文書識別情報に関係するメタ情報に関わる文書情報とを関連づけて保持している。
操作受信部35は、端末装置2から操作の対象となる文書情報に関わる文書識別情報と、それに対する操作の指示とを受信して、実行部36へ出力する。ここで操作は、後述するように、例えば、新規文書情報の登録(bind)、閲覧・編集のための要求(resolve)、存在確認(exist?)、削除(delete)等である。
実行部36は、端末装置2から受信した文書識別情報で識別されるメタ情報を読み出し、当該メタ情報に関係する文書情報を取り出す。そして、端末装置2から受信した指示に従って、当該取り出した文書情報を操作の指示に従って処理する。この実行部36は、端末装置2から文書情報と、その内容のハッシュ値が受信されると、当該受信したハッシュ値に関連づけて、文書情報を文書情報保持部34に格納する。また実行部36は、端末装置2からこの処理の結果として得られる文書情報についてメタ情報と、当該メタ情報のハッシュ値(文書識別情報)とを受信する。
格納処理部37は、端末装置2から受信したメタ情報と、その文書識別情報とを関連づけて文書情報保持部34に格納する。また、この格納処理部37は、文書識別情報を含む参照情報を生成して文書情報保持部34に格納する。
文書情報、メタ情報、内容識別情報、及び文書識別情報の関係について次に説明する。ここに、ハッシュ値と同じ長さのオクテット列ξ(以下、コンテクストと呼ぶ)が与えられ、あるデータ(文書情報またはメタ情報)xに対してハッシュ値h(x)=ξであるとするとき、コンテクストξはデータxに対応しているという。
そして文書情報全体の集合をD、コンテクスト全体の集合をCと書くと、このサーバ装置1の文書情報保持部34は、記憶領域T及び記憶領域Uを備える。記憶領域Tは図5に示すように、コンテクストをキーとして、そのキーに対応するデータである文書情報またはメタ情報を保持したものである。また記憶領域Uは図6に示すように、コンテクストをキーとして、そのキーに対応するコンテクスト集合を保持したものである。例えば記憶領域Uにおいて、あるコンテクストζをキーとして、当該ζに対応するコンテクスト集合をYとする。以下、このことを、U[ζ]=Yと記す。
このとき集合Yの任意の要素ηに対して、ηは記憶領域Tにおいてキーとして存在し、記憶領域Tにおけるキーη、つまりT[η]には、ζをbase要素として含むメタ情報が関連づけられる。
そしてメタ情報のbody要素に含まれるξもまた、記憶領域Tにおいてキーとして存在しており、h(x)=ξであるような文書情報xが関連づけられている。つまり、T[ξ]=xである。
このことより集合Yは、ζによって特定されるメタ情報のbody要素ξをハッシュ値とする内容の文書情報xに対して操作を行って得られた文書情報のメタ情報の集合(ζの「子」の集合)である。
なお、T[η]の要素は、XML(eXtensible Markup
Language)文書であるメタ情報としているが、T[η]の要素は、XML文書の代わりにメタ情報のXML文書に対応するDOMHash(RFC2803にて規定されている、データオブジェクトモデル(DOM)に対するダイジェスト値)としてもよい。XML文書の場合は、コンテクストを16進表現を用いて表記することとしたが、DOMHashを用いる場合は、コンテクストそのものを用いればよい。
つぎに履歴情報送信部33の動作について述べる。履歴情報送信部33は、履歴情報の文書識別情報の指定が、履歴情報の要求元である端末装置2からなされると、まず図7に示す処理(ルート探索処理と呼ぶ)を開始する。
このルート探索処理では、履歴情報送信部33は、指定された文書識別情報を対象文書識別情報として、対象文書識別情報によって特定される履歴情報を取得する(S1)。そして履歴情報送信部33は、取得した履歴情報に含まれるbase要素を参照して、当該base要素が空であるか否かを調べる(S2)。そして空でなければ、base要素に記述された先行履歴情報を取得し(S3)、先行履歴情報を対象文書識別情報として、処理S1に戻って処理を続ける。
一方、処理S2においてbase要素が空であれば、その時点での対象文書識別情報をルート識別情報として出力して(S4)、処理を終了する。
さらに履歴情報送信部33は、端末装置2から文書識別情報が指定されている場合は、このルート識別情報を用いて、図8に示すツリー生成処理を行う。このツリー生成処理では、履歴情報送信部33は、文書識別情報のリストを初期化し(S11)、ルート識別情報を対象文書識別情報として、当該対象文書識別情報をbase要素に含む履歴情報を検索する(S12)。この検索の結果、対象文書識別情報をbase要素に含む履歴情報が見いだされると、当該見いだした履歴情報についての文書識別情報をリストに加え(S13)、当該見いだした履歴情報についての文書識別情報を対象文書識別情報として、処理S12に戻って処理を続ける。一方、処理S12において、対象文書識別情報をbase要素に含む履歴情報が見いだされないときには、リストを出力して(S14)、処理を終了する。
そして端末装置2から文書識別情報が指定されている場合、履歴情報送信部33は、このツリー生成処理で得られたリストを用い、当該リストに含まれる履歴情報のグループを、履歴情報の要求元である端末装置2へ送信する。
履歴情報送信部33は、また、履歴情報の要求元である端末装置2から、内容識別情報の指定を受けている場合は、図9に示す処理(ツリー群生成処理)を開始する。まず履歴情報送信部33は、指定された内部識別情報をbody要素に含む履歴情報を列挙する(S21)。
そして履歴情報送信部33は、列挙された履歴情報の各々に対応する文書識別情報について、ルート探索処理を実行する(S22)。ここで指定された内部識別情報をbody要素に含む履歴情報が含まれている、一連の履歴情報(一連の操作の履歴情報)のそれぞれについて、そのルート(最初に行われた操作の履歴情報)が見いだされる。
履歴情報送信部33は、見いだした各ルートについて、ツリー生成処理を実行する(S23)。そして、処理S23のツリー生成処理によって各ルートについて出力された複数のリストに含まれる履歴情報から、body要素に含む内部識別情報が互いに一致するものを列挙したデータを生成する(S24)。そして履歴情報送信部33は、処理S23で生成した複数のリストと、処理S24で生成したデータとを出力して処理を終了する。
次に、端末装置2における制御部21の動作について説明する。本実施の形態では、この端末装置2は、サーバ装置1に保持されている文書情報に対する利用者の操作指示を受けて、サーバ装置1に対して文書情報の操作指示を送出する処理と、さらに当該操作によって更新された文書情報の内容に固有な内容識別情報を生成し、当該内容識別情報を含んだ履歴情報を生成して、サーバ装置1へ送信して保持させる処理、さらにはサーバ装置1から受信した履歴情報を出力する処理などを実行する。以下、これらの各処理について説明する。
まず、文書情報に対する操作の処理について説明する。利用者は、サーバ装置1が提供する参照情報について、当該参照情報で参照される文書情報の操作を行う旨の指示操作を行う。端末装置2の制御部21は、この指示操作を受けて、サーバ装置1に対して参照情報に含まれる文書識別情報と、操作の内容とを送信する。
また、この制御部21は、操作の内容によっては、サーバ装置1から文書情報を受け入れる。この文書情報は、次のようなものである。すなわち、先に送信した文書識別情報で識別されるメタ情報(注目メタ情報)には、body要素として、内容識別情報が含まれている。サーバ装置1は、端末装置2から要求された操作の内容が、閲覧・編集のための提供である場合など、端末装置2へ文書情報を送信するべき場合は、当該注目メタ情報のbody要素の内容識別情報で識別される文書情報を、端末装置2へ送信する。
端末装置2の制御部21は、図10に示すように、利用者から指定された操作を行うごとに、文書情報の内容に基づく内容識別情報を生成する(S31)。また制御部21は、当該内容情報及び指定された操作を表す情報を含むメタ情報を生成する(S32)。さらに制御部21は、当該メタ情報に基づいて演算される文書識別情報を生成する(S33)。そして制御部21は、メタ情報とそれに基づいて演算された文書識別情報を、サーバ装置1へ送信する(S34)。このメタ情報と文書識別情報とは、サーバ装置1側で保持される。
なお、この制御部21は、端末装置2に保持されている文書情報に対する利用者の操作指示を受けて、端末装置2内の文書情報を操作する処理を行ってもよい。この場合、当該文書情報の内容に基づく内容識別情報を生成し、さらにそれを含むメタ情報と、当該メタ情報に基づく文書識別情報とを生成して、サーバ装置1へ送信し、サーバ装置1にて保持させてもよい。
さらに端末装置2は、サーバ装置1に対して履歴情報を要求して、当該要求に応答してサーバ装置1が送信した履歴情報を出力する処理を行うので、以下当該処理について説明する。
本実施の形態では、利用者は、(1)特定の文書識別情報で識別される履歴情報(メタ情報)が含まれている一連の操作履歴の一覧(ツリー表示)と、(2)特定の内容識別情報を共通して含む一連の操作履歴を複数含むグループの表示(ツリー群、いわばフォレスト表示)とのいずれかにて文書情報の操作についての履歴情報を参照する。
以下の説明では、端末装置2が複数あり、第1の端末装置2aにおいて、内容識別情報がα1であるような文書情報A1が変更されて、内容識別情報がα2であるような文書情報A2となり、さらに、この文書情報A2が削除されたものとする。この場合、内容識別情報α1をbody要素に含むメタ情報μ1とそれから演算される文書識別情報β1、内容識別情報α2をbody要素に含み、文書識別情報β1をbase要素に含むメタ情報μ2とそれから演算される文書識別情報β2、及び内容識別情報α2と文書識別情報β2とをそれぞれbody要素とbase要素とに含み、削除の操作を表す情報を含むメタ情報μ3並びにそれから演算される文書識別情報β3がそれぞれサーバ装置1へ送信され、サーバ装置1にて保持されていることになる。
一方、第2の端末装置2bにおいて、内容識別情報がα2であった文書情報A2が受け入れられ、さらにこの文書情報A2が変更されて内容識別情報がα11であるような文書情報A11が得られているものとする。この場合、文書情報A2が受け入れられたときの操作を表す情報と、内容識別情報α2をbody要素に含んだメタ情報μ4と、それから演算される文書識別情報β4、及び内容識別情報α11がbody要素に含まれ、文書識別情報β4がbase要素に含まれたメタ情報μ11とそれから演算される文書識別情報β11とがサーバ装置1へ送信され、サーバ装置1にて保持される。
さらに、サーバ装置1においても、内容識別情報がα2であった文書情報A2が登録され、その後、他の端末装置2に閲覧されたとすると、登録の操作を表す情報と、内容識別情報α2とを含むメタ情報μ21並びにその文書識別情報β21、及び、閲覧の操作を表す情報と内容識別情報α2とを含むメタ情報μ22並びにその文書識別情報β22がサーバ装置1にて保持されていることになる。
以上のような状況において、端末装置2の利用者が、文書識別情報β2を指定して履歴情報の提供をサーバ装置1に求めると、サーバ装置1では、文書識別情報β2に対応するメタ情報μ2が特定される。そして、このμ2においてbase要素に含まれる文書識別情報β1が特定される。さらにサーバ装置1は、この文書識別情報β1で特定されるメタ情報μ1を参照し、そのbase要素が空であるので、この文書識別情報β1をルートとする。以下、文書識別情報β1を起点として、再帰的に、直前に見いだした文書識別情報βをbase要素に含む一連の文書識別情報の列(一連の履歴情報)が特定される。ここでは、文書識別情報β1,β2,β3が特定されることになる。サーバ装置1は、この特定された一連の履歴情報を要求元の端末装置2へ送信する。
端末装置2では、サーバ装置1から受信した一連の履歴情報を表示出力する。具体的には、図11に示すように、ルートとなった文書識別情報に対応するメタ情報を参照し、対応する文書情報が参照情報であったか、実体の情報であったかを表す情報(i)や、行われた操作を表すアイコン(p)、ファイル名(f)、ユーザ(図では顔写真としている;u)、更新日時(d)などの情報が表示される(A)。また、この情報に関連づけて、一連の履歴情報の中でその後の操作に対応するメタ情報が、それぞれインデントをつけて表示される(B)。なお、この図11では、後続の操作に対応するメタ情報から得られる情報ほど、インデントの深さ(左方の空白部分の広さ)が大きくなるように表示されている。
このときには、同じ文書情報に対する操作で派生している、サーバ装置1や、他の端末装置2(ここでは端末装置2b)での操作の履歴情報が表示されない。
一方、端末装置2の利用者が、文書識別情報β2が識別するメタ情報μ2から、そこにbody要素として含まれる内容識別情報α2を指定して、履歴情報を求める場合は次のようになる。
このときには、サーバ装置1が、まず、内容識別情報α2をbody要素に含むメタ情報を列挙する。上述の例の場合、メタ情報μ2、μ4、及びμ21が列挙される。そして、これら列挙されたメタ情報に係る文書識別情報β2、β4、及びβ21に対応して一連の履歴情報の中でルートとなる文書識別情報が検索される。ここでは、文書識別情報β2については上述の通り、そのbase要素をたどることにより、文書識別情報β1がルートとして特定される。また、文書識別情報β4及び、β21については、それぞれ自身がルートとして特定される。
次にサーバ装置1は、各ルートに対応する一連の履歴情報を列挙する。すなわち文書識別情報β1については、文書識別情報β1、β2、β3に対応するメタ情報μ1、μ2、μ3が列挙される。また、文書識別情報β4については、メタ情報μ4、μ11が列挙される。さらに文書識別情報β21については、メタ情報μ21及びμ22が列挙される。そしてサーバ装置1は、これら列挙されたメタ情報のうちに、共通する内容識別情報が含まれているか否かを調べる。ここでは列挙されたメタ情報、μ1、μ2、μ3、μ4、μ11、μ21、μ22には、それぞれ内容識別情報として、α1、α2、α2、α2、α11、α2、α2が含まれており、共通する内容識別情報はα2のみとなっている。
サーバ装置1は、列挙したメタ情報と、共通する内容識別情報として見いだしたα2とを、履歴情報の要求元である端末装置2へ送信する。
端末装置2では、図12に示すように、一連の履歴情報に係る文書情報のファイル名などをそれぞれ表示する。さらに端末装置2の制御部21は、ここで互いに独立している一連の履歴情報(ルートをそれぞれ文書識別情報β1、β4及びβ21とする複数本の履歴情報列)に、共通する内容識別情報が含まれているので、当該共通する内容識別情報によって群となっている履歴情報を出力する指示が可能である旨を、利用者に案内する案内表示(C)を表示する。
利用者が、この案内表示をマウス操作などでクリックするなどすると、端末装置2は、互いに共通する内容識別情報α2を含んだメタ情報を強調表示して、他のメタ情報から識別可能に表示する。ここで強調表示は、例えば図12に示すように、ファイル名などの背景を着色(B)するなどの処理で行うことができる。
本発明の実施の形態に係る文書履歴管理システムの例を表す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が保持する情報の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置の例を表す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置の例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が保持する情報の概念の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が保持する情報の概念の別の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が実行するルート探索処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が実行するツリー生成処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ装置が実行するツリー群生成処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置が実行する処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置が出力する画面の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置が出力する画面のもう一つの例を表す説明図である。
符号の説明
1 サーバ装置、2 端末装置、11,21 制御部、12,22 記憶部、13,25 通信部、23 操作部、24 出力部、31 履歴情報受信部、32 履歴情報保持部、33 履歴情報送信部、34 文書情報保持部、35 操作受信部、36 実行部、37 格納処理部。

Claims (9)

  1. 複数の端末と、サーバ装置とを含む文書履歴管理システムであって、
    前記端末は、
    文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、
    前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、
    前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、
    前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、
    前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、
    前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、
    前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、
    を含み、
    前記サーバ装置は、
    前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、
    前記端末から履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、
    を含む
    ことを特徴とする文書履歴管理システム。
  2. 通信可能に接続された端末から、当該端末において処理された文書情報に関連し、当該処理された文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報と、当該処理の内容を表す情報とを含むメタ情報と、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報とを履歴情報として受信する受信手段と、
    前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、
    前記端末から、内容識別情報の指定とともに、前記保持する履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、
    を含む
    ことを特徴とするサーバ装置。
  3. 文書情報を保持する文書情報保持手段と、
    前記端末から、対象となる文書情報を特定する情報とともに、対象となった文書情報に対する文書操作指示を受信し、当該受信した文書操作指示に従って文書情報の処理を実行する実行手段と、をさらに含み、
    前記履歴情報保持手段は、前記処理の内容を表す情報と、処理の対象となった文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、処理した文書情報の内容に固有の内容識別情報とを含んだメタ情報、及び、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報を、履歴情報として前記履歴情報保持手段に格納して、一連の履歴情報をさらに保持しており、
    前記履歴情報送信手段は、前記端末から内容識別情報の指定とともに、履歴情報の要求を受けて、前記履歴情報保持手段に保持されている履歴情報のうち、前記先行履歴情報によって互いに関連づけられる一連の履歴情報であって、前記指定された内容識別情報を含む一連の履歴情報の群を送信することを特徴とする、請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、
    前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、
    前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、
    前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、
    前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、
    前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、
    前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、
    を含むことを特徴とする端末装置。
  5. 利用者の指示を受けて、文書識別情報とともに、当該文書識別情報によって識別される文書情報に対する文書操作指示をサーバ装置へ送信し、サーバ装置側で、当該文書操作指示に従った文書情報の処理を実行させて、当該処理の内容を表す情報と、処理の対象となった文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、処理した文書情報の内容に固有の内容識別情報とを含んだメタ情報、及び、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報を、履歴情報としてサーバ装置側で保持させる手段と、をさらに含み、
    前記出力手段は、サーバ装置が送信する履歴情報を受信し、前記先行履歴情報によって互いに関連づけられる一連の履歴情報であって、指定された内容識別情報を含む、一連の履歴情報の群を出力することを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. 前記処理された文書情報に係る履歴情報を特定する先行履歴情報と、当該処理の内容を表す情報とを含む端末側の履歴情報を保持する手段をさらに含み、
    前記出力手段は、さらに、サーバ装置が送信する履歴情報とともに、前記保持された端末側の履歴情報のうち、利用者が指定した文書識別情報で識別される履歴情報を含む一連の履歴情報を群として出力することを特徴とする請求項4または5記載の端末装置。
  7. 前記出力手段が、文書識別情報で識別される履歴情報を含む一連の履歴情報を群として表示している間に、互いに異なる群に含まれる履歴情報であって、前記内容識別情報が共通する履歴情報があれば、当該共通する内容識別情報によって群となっている履歴情報を出力する指示が可能である旨を、利用者に案内する案内表示を行うことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の端末装置。
  8. コンピュータを、
    通信可能に接続された端末から、当該端末において処理された文書情報に関連し、当該処理された文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報と、当該処理の内容を表す情報とを含むメタ情報と、当該メタ情報に基づいて生成された文書識別情報とを履歴情報として受信する受信手段と、
    前記端末が送信する履歴情報を受信して保持する履歴情報保持手段と、
    前記端末から、内容識別情報の指定とともに、前記保持する履歴情報の要求を受けて、指定された内容識別情報を含む履歴情報を群として、履歴情報の送信を行う履歴情報送信手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータを、
    文書情報を取得したときに、当該取得した文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の第1の内容識別情報を含む第1メタ情報を生成する手段と、
    前記文書情報と、当該文書情報の内容に基づいて演算され、文書情報の内容ごとに固有の内容識別情報とを関連づけて保持する保持手段と、
    前記保持している文書情報に対する利用者の操作指示に従い、前記文書情報に対する処理を実行して第2文書情報を生成する実行手段と、
    前記実行手段が行った処理の内容を表す情報と、当該処理により得られた第2文書情報の内容に固有の第2の内容識別情報と、前記第1メタ情報を表す第1文書識別情報とを含む第2メタ情報を生成する手段と、
    前記第1メタ情報と第1文書識別情報、及び、前記第2メタ情報と前記第2メタ情報を表す第2文書識別情報とを履歴情報として前記サーバに送信する履歴情報送信手段と、
    前記サーバ装置に対し、内容識別情報の指定とともに、サーバ装置が保持する履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、
    前記要求に応じてサーバ装置が送信する履歴情報を出力する出力手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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