JP2008146585A - アノテーション管理プログラム、アノテーション管理装置、アノテーション編集プログラム及びアノテーション編集装置 - Google Patents

アノテーション管理プログラム、アノテーション管理装置、アノテーション編集プログラム及びアノテーション編集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アノテーションの内容とそのアノテーションが関連付けられたオブジェクトの内容との関係がアノテーション利用者に理解され得るようにする。
【解決手段】アノテーションサーバ22の管理モジュール22aは、ウェブページデータの所在情報、アノテーションの内容情報、アノテーションが関連付けられるオブジェクトの位置情報を含むアノテーションデータを、登録依頼とともにウェブクライアントマシン30から受信すると、アノテーションIDを発行し、ウェブページのソーステキストから、アノテーションが関連付けられるオブジェクトとそのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを文脈情報として取り出し、先に受信したアノテーションデータとともにその文脈情報をアノテーションデータベース12に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アノテーションを管理するためのプログラム及び装置と、アノテーションを編集するためのプログラム及び装置とに、関する。
周知のように、アノテーション(注釈)は、書物においては、ページの隅や章末に記載された文中の字句の解釈や参考文献に関する情報であるが、ウェブにおいては、XLink[XML Linking Language]等を活用した技術により、ソーステキストに起因せずにウェブページの一部分(文字列、画像)に関連付けられた付帯情報をいう。
このアノテーション技術では、ウェブサーバとは別に、アノテーションサーバがネットワーク上に用意されるとともに、ウェブクライアントには、アノテーション用のプログラムが、拡張機能として導入される。当該拡張機能は、ウェブクライアントプログラム(ウェブブラウザ)が表示しているウェブページ上の任意の部分が選択され、その部分にアノテーションとして関連付けようとする内容が入力されると、その入力された内容と、それが関連付けられた部分の位置の情報と、ウェブページデータの所在情報とを、アノテーションサーバへ通知する。アノテーションサーバは、それら内容と位置情報と所在情報とを受けると、一意なアノテーションID[Identification]を発行し、それをアノテーションの内容と位置情報と所在情報とに対応付けて、アノテーションデータとして、アノテーションデータベースに登録する。また、当該拡張機能は、ウェブクライアントがウェブページデータをウェブサーバから取得したときに、そのウェブページに関連付けられたアノテーションの有無をアノテーションサーバに問い合わせ、アノテーションが存在していれば、そのアノテーションデータをアノテーションサーバから取得して、アノテーションをウェブページに重ねて表示する。さらに、当該拡張機能は、任意のウェブページに関連付けられているアノテーションのうち、操作者によって選択されたアノテーションにつき、操作者の指示に応じて、そのアノテーションの削除をアノテーションサーバへ要求する。
このように、従来のアノテーション技術によれば、ウェブクライアント側の利用者が、ウェブクライアント側では編集を加えることができないウェブページの一部分に対し、静的な情報を関連付けることができるようになる。つまり、ウェブページの管理主体とは全く別の主体が、ウェブページのインターネット上への掲載及び削除並びに内容の変更とは独立して、アノテーションの関連付けやアノテーションの削除を行うことができる。
なお、アノテーションデータに含まれる位置情報は、例えばXpath[XML Path Language]に従って記述された情報のように、アノテーションが関連付けられるオブジェクト(文字列)の位置を論理的に特定する抽象的な情報となっていることが多い。この種の位置情報としては、例えば、ソーステキスト上において木構造的に関連する各ブロック(<body>と</body>のように同一要素の開始タグ及び終了タグで挟まれる部分が1ブロック)のルートやノードを特定する情報、或いは、ブロック毎に一意に割り当てられているブロックIDがある。
特許第3771831号公報 特開2004−046754号公報
ところで、このアノテーションは、ウェブページ上のテキストの誤謬や誤植を第三者がウェブページの管理者に指摘することにも、利用できる。例えば、「document」が「write」の目的語として通常使用されることはなく「produce」の目的語として通常使用されることが、一般的な知識としてある場合において、ウェブページ上のテキストの一部に「She wrote documents.」という文章があったときには、第三者(勿論、アノテーションサービスの利用権限を有する者に限られる)は、この文章の「wrote」の部分に「writeは使わずproduceを使うべき。」という内容のアノテーションを関連付けることにより、その誤謬をウェブページの管理者に指摘できる。
ここで、このアノテーションを見たウェブページの管理者が、例えば、「documents」を「letters」に書き換えれば、その書き換えの後にこのアノテーションを見た利用者は、「write」の目的語として「letter」を使用するのは一般的であるから、何の違和感も感じない。その一方、アノテーションの位置情報は、前述したように、抽象的な情報であることから、アノテーションは、依然として、「wrote」に関連付けられて表示される。これにより、「She wrote letters.」という文章の中の「wrote」に対して「writeは使わずproduceを使うべき。」という内容のアノテーションが関連付けられることとなるが、当該利用者は、何故そのような内容のアノテーションが「wrote」に関連付けられているのか、全く理解できなくなってしまう。
このように、従来のアノテーション技術によると、アノテーションが関連付けられたオブジェクト(文字列)の周辺がウェブページの管理者によって変更されたときに、アノテーションの内容とそのオブジェクトの内容との関係が理解できなくなる虞があった。
また、この問題は、ウェブページ上のアノテーションの内容を第三者が把握するときだけでなく、アノテーションデータをアノテーションデータベースから取り出して分析するときにも生ずる。例えば、アノテーションの登録の際、アノテーションの位置情報の他に、そのオブジェクト(文字列)そのものを関連先情報として取り込んで、アノテーションデータに含めておけば、そのアノテーションデータに含まれる関連先情報の内容(オブジェクトの内容)を、アノテーションの内容と対比して、アノテーションを分析することができる。ところが、この場合でも、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とだけからは、これらの関係が理解できないため、分析不能となってしまう虞があった。
本発明は、前述したような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、アノテーションの内容とそのアノテーションが関連付けられたオブジェクトの内容との関係がアノテーション利用者に理解され得るようにすることにある。
上記の課題を解決するための案出されたアノテーション管理プログラムは、コンピュータを、ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信手段,その受信手段がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,その取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、受信手段が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分を、文脈情報として取り出す取出手段,及び、その取出手段が取り出した文脈情報を、受信手段が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、ウェブページデータの所在情報、アノテーションの内容情報、アノテーションが関連付けられるオブジェクトの位置情報を、ウェブクライアントから受信したときに、ウェブページのソーステキストから、アノテーションが関連付けられるオブジェクトとそのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出すよう、動作する。また、コンピュータは、取り出した文脈情報を、先に受信したアノテーションデータとともに、アノテーションデータベースに登録するよう、動作する。これにより、アノテーションデータベース内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。また、ウェブクライアントにおいて、アノテーションがウェブページに重ねて表示される場合に、文脈情報も表示されるようにすれば、アノテーションが関連付けられたオブジェクトの周辺がウェブページの管理者によって変更されたときでも、アノテーションの内容とそのオブジェクトの内容との関係が、文脈情報を通じて、利用者に理解されるようになる。
また、上記の課題を解決するため、前述したアノテーション管理プログラムに係る発明とは別の態様の発明として案出されたアノテーション編集プログラムの第一の態様は、コンピュータを、何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出手段が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、ウェブページデータの所在情報を操作者から受け付けると、そのウェブページデータをウェブサーバから取得するよう動作する。また、コンピュータは、そのウェブページデータによるウェブページのうちのアノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定、及び、アノテーションの内容を、それぞれ受け付けると、ウェブページのソーステキストから、アノテーションが関連付けられるオブジェクトとそのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出すよう、動作する。また、コンピュータは、取り出した文脈情報を、先に受け付けた所在情報、オブジェクトの位置情報、アノテーションの内容を特定する内容情報とともに、アノテーションデータとして、アノテーションサーバへ送信するよう、動作する。このとき、アノテーションサーバは、このコンピュータからアノテーションデータを受信すれば、そのアノテーションデータを、アノテーションデータベースに登録することができる。これにより、アノテーションデータベース内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。また、ウェブクライアントにおいて、アノテーションがウェブページに重ねて表示される場合に、文脈情報も表示されるようにすれば、アノテーションが関連付けられたオブジェクトの周辺がウェブページの管理者によって変更されたときでも、アノテーションの内容とそのオブジェクトの内容との関係が、文脈情報を通じて、利用者に理解されるようになる。
また、上記の課題を解決するために、前述したアノテーション管理プログラムに係る発明とは別の態様の発明として案出されたアノテーション編集プログラムの第二の態様は、コンピュータを、何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付手段,及び、前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付手段が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、ウェブページデータの所在情報を操作者から受け付けると、そのウェブページデータをウェブサーバから取得するよう動作する。また、コンピュータは、そのウェブページデータによるウェブページのうちのアノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定、及び、アノテーションの内容を、それぞれ受け付けるよう、動作する。さらに、コンピュータは、ウェブページの中から選択された任意のテキストを文脈情報として受け付けると、その文脈情報を、先に受け付けた所在情報、オブジェクトの位置情報、アノテーションの内容を特定する内容情報とともに、アノテーションデータとして、アノテーションサーバへ送信するよう、動作する。このとき、アノテーションサーバは、このコンピュータからアノテーションデータを受信すれば、そのアノテーションデータを、アノテーションデータベースに登録することができる。これにより、アノテーションデータベース内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。また、ウェブクライアントにおいて、アノテーションがウェブページに重ねて表示される場合に、文脈情報も表示されるようにすれば、アノテーションが関連付けられたオブジェクトの周辺がウェブページの管理者によって変更されたときでも、アノテーションの内容とそのオブジェクトの内容との関係が、文脈情報を通じて、利用者に理解されるようになる。
従って、本発明によれば、アノテーションの内容とそのアノテーションが関連付けられたオブジェクトの内容との関係がアノテーション利用者に理解され得るようになる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための三つの形態について、説明する。
実施形態1
まず、第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムのハードウエア構成及びソフトウエア構成について、説明する。
図1は、第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムは、ウェブサーバマシン10と、アノテーションサーバマシン20と、ウェブクライアントマシン30とからなる。各マシン10,20,30は、ネットワークNを介して相互に通信自在に接続されている。
ウェブサーバマシン10は、ウェブサーバとしての機能が付加された汎用コンピュータである。従って、このウェブサーバマシン10は、図示していないが、少なくとも、ストレージ,CPU[Central Processing Unit],DRAM[Dynamic Random Access Memory],及び、通信アダプタを、内蔵している。ストレージは、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。CPUは、ストレージ内のプログラムに従って処理を行う演算処理装置である。DRAMは、CPUが処理を行う際にプログラムがキャッシュされたり作業領域が展開されたりする揮発性記憶装置である。通信アダプタは、ネットワークN上の他のコンピュータとデータの遣り取りを行うための通信装置である。
このウェブサーバマシン10のストレージは、ウェブページデータ11,ウェブサーバプログラム12,及び、通信インターフェースプログラム13を、記憶している。ウェブページデータ11は、ネットワークNを通じて他のコンピュータに提供されるHTML[HyperText Markup Language]データである。ウェブページデータ11には、その所在情報として、それぞれ、一意なURL[Uniform Resource Locator]が割り当てられている。ウェブサーバプログラム12は、図示せぬウェブクライアントマシンからURLの指定とともにHTTP[HyperText Transfer Protocol]リクエストメッセージを受けたときに、そのURLにあるウェブページデータ11を含んだHTTPレスポンスメッセージを送信するためのプログラムである。通信インターフェースプログラム13は、TCP/IP[Transmission Control Protocol/Internet Protocol]に従って、他のコンピュータとネットワークNを介したデータの遣り取りを行うためのプロトコルスタック(プログラム)である。
アノテーションサーバマシン20は、アノテーションサーバの機能が付加された汎用コンピュータである。従って、このアノテーションサーバマシン20は、図示していないが、少なくとも、ストレージ,CPU,DRAM,及び、通信アダプタを、内蔵している。
このアノテーションサーバマシン20のストレージは、アノテーションデータベース21,アノテーションサーバプログラム22,及び、通信インターフェースプログラム23を、記憶している。ここで、アノテーション(注釈)とは、XLink[XML Linking Language]等の技術により、ソーステキストに起因せずにウェブページの一部分(文字列、画像)に関連付けられる付帯情報をいう。アノテーションデータベース21は、アノテーションデータを検索自在に記録しておくための機能(テーブル群及びプログラム群)である。アノテーションデータは、少なくとも、ウェブページの所在情報(URL),アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定する位置情報,アノテーションの内容を特定する内容情報,その内容の作成に関する情報(作成者、作成日時など),及び、各アノテーションを個別に識別するためのアノテーションID[Identification]を、含んでいる。ここで、アノテーションデータに含まれる位置情報は、例えばXpath[XML Path Language]に従って記述された情報のように、ソーステキスト上において木構造的に関連する各ブロックのルートやノードを特定する情報であっても良いし、ブロック毎に一意に割り当てられているブロックIDであっても良い。何れにしても、アノテーションデータには、アノテーションが関連付けられるオブジェクト(文字列)の位置を論理的に特定する抽象的な情報が、位置情報として利用される。アノテーションサーバプログラム22は、アノテーションに関するサーバ側の処理を行うためのプログラムである。このアノテーションサーバプログラム22は、管理モジュールプログラム22a,通知モジュールプログラム22b,及び、送信モジュールプログラム22cを、含んでいる。管理モジュールプログラム22aは、ウェブクライアントマシン30からの操作指示に従って、アノテーションデータベース21に対するアノテーションデータの登録若しくは削除を行うためのプログラムである。また、通知モジュールプログラム22bは、ウェブクライアントマシン30からの要求によりアノテーションデータベース21における任意の条件に合致するアノテーションデータの有無を通知するためのプログラムである。送信モジュールプログラム22cは、ウェブクライアントマシン30からの要求を受けてアノテーションデータをアノテーションデータベース21からウェブクライアントマシン30へ送信するためのプログラムである。なお、管理モジュールプログラム22aに従って図示せぬCPUが実行する処理の内容については、図4及び図5を用いて後述する。通信インターフェースプログラム23は、ウェブサーバマシン10のそれと同様に、TCP/IPスタックである。
ウェブクライアントマシン30は、ウェブクライアントの機能が付加されたパーソナルコンピュータである。従って、ウェブクライアントマシン30は、図示していないが、液晶ディスプレイ等の表示装置と、キーボードやマウス等の入力装置と、これら装置が接続された本体とからなる。そして、その本体は、ストレージ,CPU,DRAM,及び、通信アダプタを、内蔵している。
ウェブクライアントマシン30のストレージは、ウェブクライアントプログラム31,及び、通信インターフェースプログラム32を、記憶している。ウェブクライアントプログラム31は、ウェブサーバ(プログラムに因る機能)12とのHTTPメッセージの遣り取りを通じてウェブサーバマシン10内にあるウェブページデータを取得し、ウェブページを表示装置に表示するプログラムである。このウェブクライアントプログラム31は、その拡張機能用のプログラムとして、編集モジュールプログラム31a,照会モジュールプログラム31b,及び、表示モジュールプログラム31cを、含んでいる。編集モジュールプログラム31aは、アノテーションデータの登録又は削除についての操作指示をアノテーションサーバ(プログラムに因る機能)22の管理モジュール(プログラムに因る機能)22aへ送信するためのプログラムである。なお、この編集モジュールプログラム31aは、アノテーションデータの登録に関しては、アノテーションデータを生成して管理モジュール22aに引き渡す機能を実現するためのプログラムでもある。照会モジュールプログラム31bは、任意の条件に合致するアノテーションデータの登録の有無をアノテーションサーバ(プログラムに因る機能)22の通知モジュール(プログラムに因る機能)22bに問い合わせるためのプログラムである。表示モジュールプログラム31cは、アノテーションデータを送信モジュール(プログラムに因る機能)22cから取得して、アノテーションをウェブページに重ねて表示するためのプログラムである。なお、編集モジュールプログラム31aに従って図示せぬCPUが実行する処理の内容については、図2及び図3を用いて後述する。通信インターフェースプログラム32は、ウェブサーバマシン10のそれと同様に、TCP/IPスタックである。
次に、アノテーションデータの作成及び登録に係る処理の流れについて、説明する。
まず、ウェブクライアントマシン30において、所定の操作が入力装置を通じてなされると、編集モジュールプログラム31aが起動される。
図2及び図3は、編集モジュールプログラム31aによる処理の流れを示す図である。
編集モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)31aは、処理開始後、最初のステップS101において、入力画面等を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報(URL)を操作者から受け付ける。
次のステップS102では、編集モジュール31aは、ステップS101で受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバ(プログラムを実行した図示せぬCPU)12から取得する。
次のステップS103では、編集モジュール31aは、ステップS101で受け付けた所在情報を含む全てのアノテーションデータを、アノテーションサーバ(プログラムを実行した図示せぬCPU)22から取得する。
次のステップS104では、編集モジュール31aは、編集画面を表示装置に表示する。その編集画面には、ステップS102で取得したウェブページデータに基づくウェブページと、ステップS103で取得したアノテーションデータに基づくアノテーションとが、表示される。アノテーションは、アノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置に関連付けられた状態で、表示される。
次のステップS105では、編集モジュール31aは、アノテーションの登録、アノテーションの削除、作業終了、及び、その他の操作指示のうち、何れかを操作者から入力装置を通じて受け付ける。なお、アノテーションの登録の操作指示は、編集画面上に表示されているオブジェクトのクリック等による選択である。また、アノテーションの削除の操作指示は、編集画面上に表示されているアノテーションのクリック等による選択である。作業終了の操作指示は、ウインドウの閉じるボタンのクリック、或いは、アプリケーション終了メニューの選択である。その他の操作指示は、例えば、メニュー選択である。
次のステップS106では、編集モジュール31aは、ステップS105で受け付けた操作指示が作業終了であるか否かを、判別する。そして、操作指示が作業終了であった場合、編集モジュール31aは、図2及び図3に係る処理を終了する。一方、操作指示が作業終了でなかった場合、編集モジュール31aは、ステップS106からステップS107へ処理を分岐させる。
ステップS107では、編集モジュール31aは、ステップS105で受け付けた操作指示が編集画面上のオブジェクトの選択であるか否かを、判別する。そして、操作指示が編集画面上のオブジェクトの選択であった場合、編集モジュール31aは、ステップS108へ処理を進める。
ステップS108では、編集モジュール31aは、ステップS105で受け付けた操作指示により選択されたオブジェクトのウェブページデータ上での論理位置を、特定する。具体的には、編集モジュール31aは、まず、ウェブページデータのソーステキスト上において木構造的に関連する各ブロック(<body>と</body>のように同一要素の開始タグ及び終了タグで挟まれる部分が1ブロック)を特定し、ブロック毎にそのブロックを特定する情報(ルートやノードを特定する情報、又は、ブロック毎に一意なブロックID[Identification])を生成することにより、ウェブページデータの構造を解析する。次に、編集モジュール31aは、ステップS108で受け付けた指定により特定される部分のブロックを特定し、そのブロックを特定する情報を、目的の位置情報とする。なお、この位置情報の一例としては、Xpathにて表現された『/HTML/BODY/TABLE/TR/TD 0』が、挙げられる。
次のステップS110では、編集モジュール31aは、操作者から、入力装置を通じて、アノテーションの内容を受け付ける。
次のステップS111では、編集モジュール31aは、ステップS108で特定した論理位置の位置情報とステップS110で受け付けた内容を特定する内容情報とを含むアノテーションデータを生成し、そのアノテーションデータとともに登録依頼を、アノテーションサーバ(プログラムに因る機能)22の管理モジュール(プログラムによる機能)22aへ送信する。その登録依頼の送信後、編集モジュール31aは、ステップS105へ処理を戻す。
また、ステップS107において、ステップS105で受け付けた操作指示が編集画面上のオブジェクトの選択でなかった場合、編集モジュール31aは、ステップS107からステップS112へ処理を分岐させる。
ステップS112では、編集モジュール31aは、ステップS105で受け付けた操作指示が編集画面上のアノテーションの選択であるか否かを、判別する。そして、操作指示が編集画面上のアノテーションの選択であった場合、編集モジュール31aは、ステップS113へ処理を進める。
ステップS113では、編集モジュール31aは、ステップS105で操作指示を受け付けた際に選択されたアノテーションのアノテーションIDとともに、そのアノテーションの削除依頼を、管理モジュール22aに送信する。その後、ステップS105へ処理を戻す。
また、ステップS112において、ステップS105で受け付けた操作指示が編集画面上のアノテーションの選択でなかった場合、編集モジュール31aは、ステップS112からステップS114へ処理を分岐させる。
ステップS114では、編集モジュール31aは、ステップS105で受け付けた操作指示に応じた処理を実行し、その後、ステップS105へ処理を戻す。
この編集モジュール31aによれば、ウェブクライアントマシン30の操作者は、アノテーションの登録や削除を、アノテーションサーバ22に指示することができる。
図4は、アノテーションサーバプログラム22内の管理モジュールプログラム22aによる処理の流れを示す図である。
管理モジュールプログラム22aは、アノテーションサーバマシン20の起動後、図示せぬCPUによって実行されるようになっている。そして、実行開始後、管理モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)22aは、最初のステップS201において、何れかのウェブクライアントマシン30の編集モジュール31aから、操作依頼を受信するまで待機する状態になる。そして、何れかのウェブクライアントマシン30から操作依頼を受信すると、管理モジュール22aは、ステップS202へ処理を進める。なお、このステップS201を実行する図示せぬCPUは、前述した受信手段に相当する。
ステップS202では、管理モジュール22aは、ステップS201で受信した操作依頼が削除依頼であるか否かを、判別する。そして、ステップS201で受信した操作依頼が削除依頼であった場合、管理モジュール22aは、ステップS203へ処理を進める。
ステップS203では、管理モジュール22aは、ステップS201で削除依頼とともに受信したアノテーションIDに係るアノテーションデータを、アノテーションデータベース21から削除する。なお、アノテーションの削除は、当該アノテーションデータをアノテーションデータベース21内で削除状態にするものであって良い。ここで、削除状態とは、実際にアノテーションデータベース21からアノテーションデータを削除した状態ではなく、表示モジュール(プログラムに因る機能)31cからの要求があってもアノテーションデータを送らない状態を言う。その状態は、例えばフラグにより管理することができる。その後、管理モジュール22aは、図4に係る処理を終了する。
一方、ステップS202において、ステップS201で受信した操作依頼が削除依頼でなく、登録依頼であった場合、管理モジュール22aは、ステップS202からステップS204へ処理を分岐させる。
ステップS204では、管理モジュール22aは、ステップS201で登録依頼とともに受信したアノテーションデータに対し、新たなアノテーションIDを発行する。
次のステップS205では、管理モジュール22aは、文脈情報取得サブルーチンを実行する。
図5は、文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図である。
処理開始後、最初のステップS301では、管理モジュール22aは、ステップS201で登録依頼とともに受信したアノテーションデータ内から所在情報を読み出し、読み出した所在情報にて特定されるウェブページデータをウェブサーバ(プログラムに因る機能)12から取得する。なお、このステップS301を実行する図示せぬCPUは、前述した取得手段に相当する。
次のステップS302では、管理モジュール22aは、ステップS301で取得したウェブページデータの構造を解析する。なお、ウェブページデータの構造解析については、図3のステップS108についての説明で既に述べている。
次のステップS303では、管理モジュール22aは、ステップS201で受信したアノテーションデータ内の位置情報に基づいて、アノテーションが関連付けられている部分を包含する最下位のブロックを、特定する。なお、ブロックの階層については、後述する。その後、管理モジュール22aは、特定したブロックを処理対象として、ステップS304へ処理を進める。
ステップS304では、管理モジュール22aは、処理対象のブロックの始端及び終端である開始タグ及び終了タグの要素をキーに、定義テーブルを検索する。ここで、定義テーブルについて説明するが、その前に、ウェブページのソーステキストの構成について、簡単に説明する。
図6は、ウェブページのソーステキストの一例を示す図である。
図6に示すウェブページのソーステキストには、『(1)特許権等の適切な付与』という文字列が含まれている。そして、この文字列を含む最下位層のブロックは、『<p> 特許庁は、総務部、…に進めています。<br>&nbsp;</p>』である。このブロックの直上位層のブロックは、『<td colspan="2"><p> 産業財産権制度…られます。</p> <p> 特許庁は…進めています<br>&nbsp;</p></td>』である。つまり、図6のウェブページ内において、上記文字列を包含するブロック(或る要素の開始タグから終了タグまでの部分)のうち、開始タグ及び終了タグが上記文字列に最も近いブロックが、<p>と</p>であるので、この<p>で始まり</p>で終わるブロックが、上記文字列についての最下位のブロックとなる。また、その<p>で始まり</p>で終わるブロックは、更に、<td colspan="2">で始まり</td>で終わるブロックに包含されている。従って、このブロックは、最下位のブロックの直上位のブロックとなる。このように、ウェブページ上の文字列は、ソーステキスト上では、何らかのブロックに包含されている。
その一方、ウェブページのソーステキストには、これらブロックを定義できない要素や、ブロックとして採用するに値しない要素も、含まれる場合がある。ブロックを定義できない要素の例としては、図6には示してないが、『<hr>』や『<img>』のように終了タグが不要な要素がある。また、ブロックとして採用するに値しない要素の例としては、図6には示していないが、『<ruby>,</ruby>』や『<sup>,</sup>』のように文字の表示形態を特定するための要素がある。
以上のような前提の下、前述した定義テーブルに検索自在に記録される情報は、図6のようなソーステキストにおいて木構造的に関連する各ブロックのうち、以後の処理対象として採用すべきブロックを構成するタグと、処理対象として採用すべきでないブロックを構成するタグとについて、それぞれ定義する情報となっている。
図7は、この定義テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図7に示すように、定義テーブルの各レコードは、具体的には、「要素」と「フラグ」のフィールドを、有している。「要素」フィールドは、HTMLの要素の名称が記録されるフィールドであり、「フラグ」フィールドは、その要素にて定義されるブロックが処理対象として有効であるか無効であるかを決定するフラグが記録されるフィールドである。なお、そのフラグは、管理者によって事前に設定されている。定義テーブルがこのようなフィールド構成を採るため、どの要素にて定義されるブロックが処理対象として利用できるかが、この定義テーブルから判断できることとなる。
なお、以上に示した定義テーブルには、HTMLタグの要素が登録されているが、これに限定されるものではない。例えば、ウェブページのソーステキスト中の単語や句や熟語をブロック化するため、周知の構造解析ツールがこれら単語や句や熟語の前後に配置する品詞タグがあるが、これら品詞タグの要素が定義テーブルに登録されていてもよい。後者のようの品詞タグの要素が登録された定義テーブルを用いる場合、管理モジュール22aは、ステップS302の構造解析を実行する直前に、ウェブページのソーステキストに対して品詞タグを組み込む処理を、周知の構造解析ツールに行わせておく必要がある。
管理モジュール22aは、ステップS304において、図7のような定義テーブルの検索を行った後、ステップS305へ処理を進める。
ステップS305では、管理モジュール22aは、ステップS304での検索により検出されたレコード内のフラグが有効を示すか無効を示すかを、判別する。そして、検出されたレコード内のフラグが無効を示している場合、管理モジュール22aは、ステップS305からステップS306へ処理を分岐させる。
ステップS306では、管理モジュール22aは、この時点で処理対象となっているブロックの直上位のブロックを、特定する。その後、管理モジュール22aは、ステップS304へ処理を戻す。
一方、ステップS305において、ステップS304での検索により検出されたレコード内のフラグが有効を示している場合、管理モジュール22aは、ステップS307へ処理を進める。
ステップS307では、管理モジュール22aは、処理対象のブロックに含まれるテキストを文脈情報として取り出す。その後、管理モジュール22aは、図5に係る文脈情報取得サブルーチンを終了し、図4のステップS206へ処理を進める。なお、ステップS302乃至S307を実行する図示せぬCPUは、前述した取出手段に相当する。
ステップS206では、管理モジュール22aは、ステップS201で登録依頼とともに受信したアノテーションデータに、ステップS205で取得した文脈情報を加え、これれらをアノテーションデータベース21に登録する。その後、管理モジュール22aは、図4に係る処理を終了する。なお、このステップS206を実行する図示せぬCPUは、前述した登録手段に相当する。
次に、第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムの作用及び効果について、説明する。
ウェブクライアントマシン30の操作者が、図示せぬ入力装置を操作することによって、編集モジュールプログラム31aを起動し、任意のウェブページデータの所在情報を入力すると、編集画面が、図示せぬ表示装置に表示される(ステップS101乃至S104)。その編集画面には、操作者が指定したウェブページと、そのウェブページに関連付けられているアノテーションとが、含まれている。
その後、操作者が、登録の操作指示を入力した後、その編集画面に含まれているウェブページの任意の部分を指定し、アノテーションの内容を入力すると、アノテーションデータがアノテーションサーバ22に送られる(ステップS105乃至S108,S110,S111)。
すると、アノテーションサーバ22の管理モジュール22aが、アノテーションデータを受信した後、そのアノテーションデータ内の所在情報により特定されるウェブページデータを取得し、そのウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、アノテーションが関連付けられるオブジェクトとそのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す(ステップS201,S202,S204,S205)。その後、管理モジュール22aが、取り出した文脈情報を、先に受信したアノテーションデータとともに、アノテーションデータベース21に登録する(ステップS206)。
アノテーションサーバ22が以上のように作用するため、アノテーションデータベース21には、アノテーションデータとともに、その内容情報に対応する文脈情報も、登録されることとなる。従って、アノテーションデータベース21内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。
また、ウェブクライアントマシン30において、アノテーションがウェブページに重ねて表示される場合に、文脈情報も表示されるようにすれば、アノテーションが関連付けられたオブジェクトの周辺がウェブページの管理者によって変更されたときでも、アノテーションの内容とそのオブジェクトの内容との関係が、文脈情報を通じて、ウェブクライアントマシン30の操作者に理解されるようになる。
実施形態2
図8は、第2の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第2の実施形態は、文脈情報取得処理(図4のステップS206の処理、すなわち、図5に係るサブルーチン)が、アノテーションサーバマシン20ではなく、ウェブクライアントマシン30で行われる点で、第1の実施形態と異なる。しかし、それ以外のハードウエア構成及びソフトウエア構成は、基本的に、第1の実施形態と同じである。図8と図1とを比較して明らかなように、アノテーションサーバマシン20の管理モジュールプログラムと、ウェブクライアントマシン30の編集モジュールプログラムとには、第1の実施形態と第2の実施形態とにおいて異なる符号が付されているが、これは、第2の実施形態の管理モジュールプログラム22a’と編集モジュールプログラム31a’の処理内容が、第1の実施形態のそれと若干異なっているためである。
図9は、編集モジュールプログラム31a’による処理の流れの一部を示す図である。なお、この図9に示される部分以外の処理の流れは、図2に示されているものと共通する。すなわち、第2の実施形態の編集モジュールプログラム31a’による処理の流れは、図2及び図9に係る処理の流れを組み合わせたものとなっている。
図2に示すように、編集モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)31a’は、起動後、入力画面等を通じて何れかのウェブページデータの所在情報(URL)を操作者から受け付け(ステップS101)、そのウェブページデータをウェブサーバ(プログラムを実行した図示せぬCPU)12から取得するとともに(ステップS102)、その所在情報を含む全てのアノテーションデータをアノテーションサーバ(プログラムを実行した図示せぬCPU)22から取得する(ステップS103)。なお、ステップS101を実行する図示せぬCPUは、前述した第1の受付手段に相当し、ステップS102を実行する図示せぬCPUは、前述した取得手段に相当する。
続いて、編集モジュール31a’は、編集画面を表示装置に表示し(ステップS104)、入力装置を通じて操作指示を操作者から受け付けると(ステップS105)、その受け付けた操作指示の種別を判別する(ステップS106,S107,S112)。そして、編集モジュール31a’は、その操作指示が編集画面上のオブジェクトの選択(アノテーションの登録の操作指示)であった場合には、図9のステップS108へ処理を進め、その操作指示が編集画面上のアノテーションの選択(アノテーションの削除の操作指示)であった場合には、図9のステップS113へ処理を進める。
操作指示が編集画面上のオブジェクトの選択(アノテーションの登録の操作指示)であった場合(ステップS107;YES)、編集モジュール31a’は、その操作指示により特定されるオブジェクトのウェブページデータ上での論理位置を、特定する(ステップS108)。従って、ステップS105を実行する図示せぬCPUは、前述した第2の受付手段に相当する。
この後、第1の実施形態では、アノテーションの内容を受け付ける処理(ステップS110)が行われるが、第2の実施形態では、その処理の前に、図9に示すように、文脈情報取得サブルーチンが行われる(ステップS109)。
図10は、第2の実施形態の文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図である。
処理開始後、最初のステップS501では、編集モジュール31a’は、ステップS108で特定した論理位置の位置情報に基づいて、アノテーションが関連付けられている部分を包含する最下位のブロックを、特定する。その後、編集モジュール31a’は、特定したブロックを処理対象として、ステップS502へ処理を進める。
ステップS502では、編集モジュール31a’は、処理対象のブロックの始端及び終端である開始タグ及び終了タグの要素をキーに、図7に示すような定義テーブルを検索する。
次のステップS503では、編集モジュール31a’は、ステップS502での検索により検出されたレコード内のフラグが有効を示すか無効を示すかを、判別する。そして、検出されたレコード内のフラグが無効を示している場合、編集モジュール31a’は、ステップS503からステップS504へ処理を分岐させる。
ステップS504では、編集モジュール31a’は、この時点で処理対象となっているブロックの直上位のブロックを、特定する。その後、編集モジュール31a’は、ステップS502へ処理を戻す。
一方、ステップS503において、ステップS502での検索により検出されたレコード内のフラグが有効を示している場合、編集モジュール31a’は、ステップS505へ処理を進める。
ステップS505では、編集モジュール31a’は、処理対象のブロックに含まれるテキストを文脈情報として取り出す。なお、ステップS503乃至S505を実行する図示せぬCPUは、前述した取出手段に相当する。
次のステップS506では、編集モジュール31a’は、取り出した文脈情報を、図示せぬ表示装置に表示する。
次のステップS507では、編集モジュール31a’は、ダイアログボックス等を通じて、文脈情報についての修正の指示が操作者からなされたか否かを、判別する。そして、文脈情報についての修正の指示が操作者からなされなかった場合、編集モジュール31a’は、ステップS509から処理を分岐させ、図10に係る文脈情報取得サブルーチンを終了し、図9のステップS110へ処理を進める。一方、文脈情報についての修正の指示が操作者からなされた場合、編集モジュール31a’は、ステップS510へ処理を進める。
ステップS510では、編集モジュール31a’は、文脈情報の修正を操作者から入力装置を通じて受け付ける。その後、編集モジュール31a’は、図10に係る文脈情報取得サブルーチンを終了し、図9のステップS110へ処理を進める。
編集モジュール31a’は、以上のようにして文脈情報を取得した後、アノテーションの内容を受け付け(ステップS110)、その内容を特定する内容情報と文脈情報などを含むアノテーションデータとともに、登録依頼を、アノテーションサーバ(プログラムに因る機能)22の管理モジュール(プログラムによる機能)22a’へ送信する(ステップS111)。なお、ステップS110を実行する図示せぬCPUは、前述した第3の受付手段に相当し、ステップS111を実行する図示せぬCPUは、前述した送信手段に相当する。
図11は、第2の実施形態の管理モジュールプログラム22a’による処理の流れを示す図である。
図11と図4とを比較して明らかなように、第2の実施形態の管理モジュールプログラム22a’は、文脈情報取得処理(図4のステップS205)を行わない点を除き、第1の実施形態の管理モジュールプログラム22aと同じである。従って、管理モジュール22a’は、ウェブクライアント31から登録依頼を受信したときには、それと同時に受信したアノテーションデータ(文脈情報を含む)をそのままアノテーションデータベース21に登録する。つまり、第2の実施形態の管理モジュールプログラム22a’は、文脈情報をアノテーションデータベース21に登録する点を除き、従来のものと変わらないものとなっている。
このように編集モジュール31a’と管理モジュール22a’とが動作するため、第2の実施形態によっても、アノテーションデータベース21には、アノテーションデータとともに、その内容情報に対応する文脈情報が、登録されることとなる。従って、アノテーションデータベース21内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。
また、編集モジュール31a’は、文脈情報を取得した後、その文脈情報を表示装置に表示して、文脈情報を修正する機会を操作者に提供する。従って、ウェブクライアントマシン30の操作者は、自分が納得できる文脈情報をアノテーションデータベース21に登録することができる。
実施形態3
図12は、第3の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第3の実施形態は、アノテーションサーバ22やウェブクライアント31が文脈情報を自動的に取得するのではなく、文脈情報をウェブクライアントマシン30の操作者から受け付ける点で、第1及び第2の実施形態と異なる。しかし、それ以外のハードウエア構成及びソフトウエア構成は、基本的に、第2の実施形態と同じである。図12と図8とを比較して明らかなように、ウェブクライアントマシン30の編集モジュールプログラムには、第2の実施形態と第3の実施形態とにおいて異なる符号が付されているが、これは、第3の実施形態の編集モジュールプログラム31a”の処理内容が、第2の実施形態のそれと若干異なっているためである。
図13は、第3の実施形態の文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図である。
この図13に示す文脈情報取得サブルーチンは、編集モジュール31a”が、図9のステップS109において、実行するサブルーチンである。すなわち、第2の実施形態と第3の実施形態とでは、文脈情報取得サブルーチンの内容が相違するのみとなっている。従って、管理モジュールプログラム22a’は、第2の実施形態と同様に、文脈情報をアノテーションデータベース21に登録する点を除き、従来のものと変わらないものとなっている。
処理開始後、最初のステップS601では、編集モジュール31a”は、表示装置に表示されているウェブページにおけるドラッグ等による操作を通じて、文脈情報として選択される部分の指定を、受け付ける。なお、このステップS601を実行する図示せぬCPUは、前述した第4の受付手段に相当する。
次のステップS602では、編集モジュール31a”は、ステップS601で受け付けた指定により特定される選択部分の論理位置を、特定する。なお、この論理位置の特定には、図9のステップS108で解析された構造に関する情報が、利用される。
次のステップS603では、編集モジュール31a”は、ステップS602で特定された選択部分の論理位置の位置情報と、図9のステップS108で特定されたアノテーション関連先の部分(オブジェクト)の論理位置の位置情報とに基づいて、選択部分とオブジェクトとを正規化する。正規化の方法としては、例えば、選択部分の先頭文字及び末尾文字がソーステキストにおける先頭から何文字目かを特定するとともに、オブジェクトの先頭文字及び末尾文字がソーステキストにおける先頭から何文字目かを特定する。
次のステップS604では、編集モジュール31a”は、オブジェクトが当該選択部分に包含されているか否かを、判別する。具体的には、オブジェクトの先頭文字の番号をal、末尾文字の番号をar、選択部分の先頭文字の番号をcl、末尾文字の番号をcrとしたとき、編集モジュール31a”は、cl≧al、且つ、ar≦crを満たすか否かを、判別する。そして、オブジェクトが当該選択部分に包含されていなかった場合、編集モジュール31a”は、ステップS604からステップS605へ処理を分岐させる。
ステップS605では、編集モジュール31a”は、文脈情報として選択される部分の指定を、再度、操作者から受け付ける。その後、編集モジュール31a”は、ステップS602へ処理を戻す。
一方、ステップS604において、オブジェクトが当該選択部分に包含されていた場合、編集モジュール31a”は、その時点の選択部分のテキストを、文脈情報として採用し、図13に係る文脈情報取得サブルーチンを終了して、図9のステップS110へ処理を進める。
このように編集モジュール31a”が動作するため、第3の実施形態によると、ウェブクライアントマシン30の操作者がウェブページの中から任意に選択したテキストが文脈情報として、アノテーションデータとともに、アノテーションデータベース21に登録される。従って、アノテーションデータベース21内のアノテーションデータのそれぞれについて、アノテーションの内容とオブジェクトの内容とが対比される際、作業者は、それらの関係を、アノテーションデータに対応する文脈情報に基づいて、理解することができるようになる。
また、編集モジュール31a”は、ウェブクライアントマシン30の操作者が任意に選択したテキストとアノテーション関連先のオブジェクトとの関係が適切か否か判断する(ステップS603,S604)。従って、ウェブクライアントマシン30の操作者が、オブジェクトに対して不適切な文脈情報を選んでしまったとしても、それがそのままアノテーションデータベース21に登録されないようになる。
(付記1)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信手段,
前記受信手段がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信手段が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
前記取出手段が取り出した文脈情報を、前記受信手段が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
(付記2)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信手段,
前記受信手段がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信手段が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
前記取出手段が取り出した文脈情報を、前記受信手段が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録手段
として機能させるアノテーション管理プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記3)
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信部,
前記受信部がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信部が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出部,及び、
前記取出部が取り出した文脈情報を、前記受信部が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録部
を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
(付記4)
コンピュータが、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信手順,
前記受信手順においてアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手順,
前記取得手順において取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信手順において受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手順,及び、
前記取出手順において取り出した文脈情報を、前記受信手順において受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション管理方法。
(付記5)
コンピュータを、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出手段が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション編集プログラム。
(付記6)
コンピュータを、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出手段が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させるアノテーション編集プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記7)
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付部,
前記第1の受付部が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付部,
前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付部,
前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出部,及び、
前記第1の受付部が受け付けた所在情報と、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付部が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出部が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信部
を備えることを特徴とするアノテーション編集装置。
(付記8)
コンピュータが、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手順,
前記第1の受付手順において受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手順,
前記取得手順において取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手順,
前記第2の受付手順において受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手順,
前記取得手順において取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付手順において受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手順,及び、
前記第1の受付手順において受け付けた所在情報と、前記第2の受付手順において受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手順において受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出手順において取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション編集方法。
(付記9)
コンピュータを、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付手段,及び、
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付手段が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション編集プログラム。
(付記10)
前記コンピュータを、更に、
前記第4の受付手段が文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付手段が受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別手段
として機能させ、
前記送信手段は、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別手段が判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
ことを特徴とする付記9記載のアノテーション編集プログラム。
(付記11)
コンピュータを、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付手段,及び、
前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付手段が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させるアノテーション編集プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記12)
前記コンピュータを、更に、
前記第4の受付手段が文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付手段が受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別手段
として機能させ、
前記送信手段は、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別手段が判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
ことを特徴とする付記11記載のコンピュータ可読媒体。
(付記13)
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付部,
前記第1の受付部が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付部,
前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付部,
前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付部,及び、
前記第1の受付部が受け付けた所在情報と、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付部が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付部が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信部
として機能させる
を備えることを特徴とするアノテーション編集装置。
(付記14)
前記第4の受付部が文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付部が受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別部を、更に備、
前記送信部は、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別部が判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
ことを特徴とする付記13記載のアノテーション編集装置。
(付記15)
コンピュータが、
何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手順,
前記第1の受付手順において受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手順,
前記取得手順において取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手順,
前記第2の受付手順において受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手順,
前記取得手順において取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付手順,及び、
前記第1の受付手順において受け付けた所在情報と、前記第2の受付手順において受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手順において受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付手順において受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション編集方法。
(付記16)
前記コンピュータが、更に、
前記第4の受付手順において文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付手順において受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別手順
を実行し、
前記送信手順においては、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別手順において判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
ことを特徴とする付記15記載のアノテーション編集方法。
第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 編集モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 編集モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 管理モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図 ウェブページのソーステキストの一例を示す図 定義テーブルのデータ構造の一例を示す図 第2の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 編集モジュールプログラムによる処理の流れの一部を示す図 第2の実施形態の文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図 第2の実施形態の管理モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 第3の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 第3の実施形態の文脈情報取得サブルーチンによる処理の流れを示す図
符号の説明
10 ウェブサーバマシン
12 ウェブサーバプログラム
20 アノテーションサーバマシン
22 アノテーションサーバプログラム
22a 管理モジュールプログラム
22b 通知モジュールプログラム
22c 送信モジュールプログラム
30 ウェブクライアントマシン
31 ウェブクライアントプログラム
31a 編集モジュールプログラム
31b 照会モジュールプログラム
31c 表示モジュールプログラム

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信手段,
    前記受信手段がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
    前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信手段が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
    前記取出手段が取り出した文脈情報を、前記受信手段が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録手段
    として機能させる
    ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
  2. ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、通信装置を通じて、何れかのウェブクライアントから受信する受信部,
    前記受信部がアノテーションデータを受信すると、そのアノテーションデータ内の所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
    前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記受信部が受信したアノテーションデータ内の位置情報にて特定される位置にあるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出部,及び、
    前記取出部が取り出した文脈情報を、前記受信部が受信したアノテーションデータに加えて、記憶装置内のアノテーションデータベースに登録する登録部
    を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
  3. コンピュータを、
    何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
    前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
    前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
    前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
    前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出手段,及び、
    前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出手段が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
    として機能させる
    ことを特徴とするアノテーション編集プログラム。
  4. 何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付部,
    前記第1の受付部が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
    前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付部,
    前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付部,
    前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのソーステキストから、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトと、そのオブジェクトに対して所定条件を満たす関係にある隣接部分とからなるテキストを、文脈情報として取り出す取出部,及び、
    前記第1の受付部が受け付けた所在情報と、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付部が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記取出部が取り出した文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信部
    を備えることを特徴とするアノテーション編集装置。
  5. コンピュータを、
    何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付手段,
    前記第1の受付手段が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得手段,
    前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付手段,
    前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付手段,
    前記取得手段が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付手段,及び、
    前記第1の受付手段が受け付けた所在情報と、前記第2の受付手段が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付手段が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付手段が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信手段
    として機能させる
    ことを特徴とするアノテーション編集プログラム。
  6. 前記コンピュータを、更に、
    前記第4の受付手段が文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付手段が受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別手段
    として機能させ、
    前記送信手段は、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別手段が判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
    ことを特徴とする請求項5記載のアノテーション編集プログラム。
  7. 何れかのウェブページデータの所在情報を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第1の受付部,
    前記第1の受付部が受け付けた所在情報にて特定されるウェブページデータを、ウェブサーバから通信装置を通じて取得する取得部,
    前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページのうち、アノテーションを関連付けようとするオブジェクトの指定を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第2の受付部,
    前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトに関連付けられるアノテーションの内容を、操作者から入力装置を通じて受け付ける第3の受付部,
    前記取得部が取得したウェブページデータによるウェブページの中から選択された任意のテキストを、文脈情報として、操作者から入力装置を通じて受け付ける第4の受付部,及び、
    前記第1の受付部が受け付けた所在情報と、前記第2の受付部が受け付けた指定にて特定されるオブジェクトの位置情報と、前記第3の受付部が受け付けたアノテーションの内容を特定する内容情報と、前記第4の受付部が受け付けた文脈情報とを含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する送信部
    として機能させる
    を備えることを特徴とするアノテーション編集装置。
  8. 前記第4の受付部が文脈情報として受け付けたテキストに、前記第2の受付部が受け付けた指定により特定されるオブジェクトを、包含するか否かを判別する判別部を、更に備、
    前記送信部は、前記オブジェクトが前記テキストに包含されると前記判別部が判別した場合に、そのテキストを文脈情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバへ通信装置を通じて送信する
    ことを特徴とする請求項7記載のアノテーション編集装置。
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