JP4520450B2 - アノテーション管理プログラム、アノテーション管理装置、アノテーション管理方法及びアノテーション表示プログラム - Google Patents

アノテーション管理プログラム、アノテーション管理装置、アノテーション管理方法及びアノテーション表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、アノテーションデータを管理するためのプログラム、装置及び方法、並びに、アノテーションデータに基づいてアノテーションを表示するためのプログラムに、関する。
周知のように、アノテーション(注釈)は、書物においては、ページの隅や章末に記載された文中の字句の解釈や参考文献に関する情報であるが、ウェブにおいては、XLink[XML Linking Language]等を活用した技術により、ソーステキストに起因せずにウェブページの一部分(文字列、画像)に関連付けられた付帯情報をいう。
このアノテーション技術では、ウェブサーバとは別に、アノテーションサーバがネットワーク上に用意されるとともに、ウェブクライアントには、アノテーション用のプログラムが、拡張機能として導入される。当該拡張機能は、ウェブクライアントプログラム(ウェブブラウザ)が表示しているウェブページ上の任意の部分が選択され、その部分にアノテーションとして関連付けようとする内容が入力されると、その入力された内容と、それが関連付けられた部分の位置の情報と、ウェブページデータの所在情報とを、アノテーションサーバへ通知する。アノテーションサーバは、それら内容と位置情報と所在情報とを対応付けて、アノテーションデータベースに登録する。また、当該拡張機能は、ウェブクライアントがウェブページデータをウェブサーバから取得したときに、そのウェブページに関連付けられたアノテーションの有無をアノテーションサーバに問い合わせ、アノテーションが存在していれば、そのアノテーションデータをアノテーションサーバから取得して、アノテーションをウェブページに重ねて表示する。
特許第3771831号公報 特開2004−046745号公報
前述したように、従来のアノテーション技術は、ウェブクライアント側では編集を加えることができないウェブページの一部分に対し、ウェブクライアント側の利用者が、その一部分に静的な情報を関連付けることができるようにするための技術である。このような現状の下、例えば株価情報のように時々刻々と変化する情報を、ウェブページ上の任意の部分にアノテーションとして関連付けて表示させることができないかとの声があった。
本発明は、前述した要望に鑑みてなされたものであり、その課題は、アノテーションを表示させるたびにアノテーションの内容を動的に変化させ得るようにすることにある。
上記の課題を解決するために案出されたアノテーション管理プログラムの第一の態様は、コンピュータを、ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、第1のデータベースに記憶する第1の記憶手段,何れかのウェブクライアントから通信装置を通じてアノテーションデータを受信すると、その受信したアノテーションデータを第1のデータベースに登録する登録手段,その第1のデータベースに記憶されるアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,その生成手段が当該処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを第2のデータベースに記憶する第2の記憶手段,何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,その受信手段がその送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを第2のデータベースから読み出す読出手段,及び、その読出手段が読み出したアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、第1のデータベースに登録されているアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについて、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果を内容情報に組み込んでから、第2のデータベースへ移転させるよう動作する。また、コンピュータは、ウェブクライアントからアノテーションデータの送信が要求されると、その第2のデータベースの中からアノテーションデータを読み出して、要求元のウェブクライアントへ返すよう動作する。このため、ウェブクライアントは、このコンピュータから受信したアノテーションデータに基づき、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示することとなる。従って、ウェブクライアントの利用者は、所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報を内容情報として含むアノテーションデータを、そのコンピュータの第1のデータベースに事前に登録しておけば、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示させることができるようになる。
また、上記の課題を解決するために案出されたアノテーション管理プログラムの第二の態様は、コンピュータを、ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータを、データベースに記憶する記憶手段,何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,その受信手段がその送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータをデータベースから読み出す読出手段,その読出手段が読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、その生成手段が当該処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、何れかのウェブクライアントからアノテーションデータの送信が要求されると、要求されたアノテーションデータをデータベースから読み出すよう動作する。また、コンピュータは、読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについて、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果を内容情報に組み込んでから、要求元のウェブクライアントへ送信するよう動作する。このため、ウェブクライアントは、このコンピュータから受信したアノテーションデータに基づき、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示することとなる。従って、ウェブクライアントの利用者は、所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報を内容情報として含むアノテーションデータを、そのコンピュータのデータベースに事前に登録しておけば、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示させることができるようになる。
ここで、前述した本発明の第一又は第二の態様のアノテーション管理プログラムと相補的に関連するクライアント側のプログラムは、ウェブクライアントにおける従来のアノテーション拡張機能を実現するプログラムであってもよいし、所定のイベントが発生するたびに同一のウェブページに関連付けられているアノテーションデータを当該アノテーション管理プログラムに再度要求する機能が付加されたプログラムであっても良い。後者のプログラムは、以下のようなプログラムとすることができる。
すなわち、このプログラムは、ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するため、コンピュータを、そのウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報をウェブクライアントから受け取る受取手段,ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバへ、受取手段が受け取った所在情報と、アノテーションデータの送信要求とを、所定のイベントが発生するたびに、通信装置を通じて送信する送信手段,その送信手段が送信した送信要求の応答として、アノテーションサーバから通信装置を通じてアノテーションデータを受信する受信手段,及び、その受信手段が受信したアノテーションデータに基づいて、当該ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、前述した本発明の第一又は第二の態様のアノテーション管理プログラムが動作するコンピュータから、所定のイベントが発生するたびに、同一のウェブページに関連付けられているアノテーションデータを再取得するよう動作する。このため、コンピュータは、所定のイベントが発生するたびに、アノテーションの表示を更新することになる。
また、上記の課題を解決するため、前述した第一又は第二の態様のアノテーション管理プログラムに係る発明とは別の態様の発明として案出されたアノテーション表示プログラムは、ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するため、コンピュータを、ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバから、当該ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、通信装置を通じて取得する取得手段,その取得手段が受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、その生成手段が当該処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータに基づいて、ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、コンピュータは、ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、アノテーションサーバから取得するよう動作する。また、コンピュータは、受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについて、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果を内容情報に組み込んでから、アノテーションデータに基づいて、アノテーションをウェブページに重ねて表示するよう動作する。このため、このコンピュータは、アノテーションサーバから取得したアノテーションデータに基づき、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示することとなる。従って、このコンピュータの利用者は、所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報を内容情報として含むアノテーションデータを、アノテーションサーバのデータベースに事前に登録しておけば、最新の情報をアノテーションとしてウェブページに重ねて表示させることができるようになる。
以上に説明したように、本発明によれば、アノテーションを表示させるたびにアノテーションの内容を動的に変化させることができるようになる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための三つの形態について、説明する。
実施形態1
まず、第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムのハードウエア構成及びソフトウエア構成について、説明する。
図1は、第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムは、ウェブサーバマシン10と、アノテーションサーバマシン20と、ウェブクライアントマシン30とからなる。各マシン10,20,30は、ネットワークNを介して相互に通信自在に接続されている。
ウェブサーバマシン10は、ウェブサーバとしての機能が付加された汎用コンピュータである。従って、このウェブサーバマシン10は、図示していないが、少なくとも、ストレージ,CPU,DRAM,及び、通信アダプタを、内蔵している。ストレージは、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。CPUは、ストレージ内のプログラムに従って処理を行う演算処理装置である。DRAMは、CPUが処理を行う際にプログラムがキャッシュされたり作業領域が展開されたりする揮発性記憶装置である。通信アダプタは、ネットワークN上の他のコンピュータとデータの遣り取りを行うための通信装置である。
このウェブサーバマシン10のストレージは、ウェブページデータ11,ウェブサーバプログラム12,及び、通信インターフェースプログラム13を、記憶している。ウェブページデータ11は、ネットワークNを通じて他のコンピュータに提供されるHTML[HyperText Markup Language]データである。ウェブページデータ11には、その所在情報として、それぞれ、一意なURL[Uniform Resource Locator]が割り当てられている。ウェブサーバプログラム12は、ネットワーク上の他のコンピュータからURLの指定とともにHTTP[HyperText Transfer Protocol]リクエストメッセージを受けたときに、そのURLにあるウェブページデータ11を含んだHTTPレスポンスメッセージを送信するためのプログラムである。通信インターフェースプログラム13は、TCP/IP[Transmission Control Protocol/Internet Protocol]に従って、他のコンピュータとネットワークNを介したデータの遣り取りを行うためのプロトコルスタック(プログラム)である。
アノテーションサーバマシン20は、アノテーションサーバの機能が付加された汎用コンピュータである。従って、このアノテーションサーバマシン20は、図示していないが、少なくとも、ストレージ,CPU,DRAM,及び、通信アダプタを、内蔵している。
このアノテーションサーバマシン20のストレージは、2つのアノテーションデータベース21,21’,アノテーションサーバプログラム22,及び、通信インターフェースプログラム23を、記憶している。ここで、アノテーション(注釈)とは、XLink[XML Linking Language]等を活用した技術により、ソーステキストに起因せずにウェブページの一部分(文字列、画像)に関連付けられる付帯情報をいう。第1及び第2のアノテーションデータベース21,21’は、何れも、アノテーションデータを検索自在に記録しておくための記憶装置である。但し、第1のアノテーションデータベース21と第2のアノテーションデータベース21’の違いについては、後述する。アノテーションデータは、少なくとも、ウェブページデータの所在情報(URL),アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定する位置情報,アノテーションの内容を特定する内容情報,及び、その内容の作成に関する情報(作成者,作成日時など)を、含んでいる。ここで、アノテーションデータに含まれる位置情報は、例えばXpath[XML Path Language]に従って記述された情報のように、ソーステキスト上において木構造的に関連する各ブロックのルートやノードを特定する情報であっても良いし、ブロック毎に一意に割り当てられているブロックID[Identification])であっても良い。何れにしても、アノテーションデータには、アノテーションが関連付けられるオブジェクト(文字列)の位置を論理的に特定する抽象的な情報が、位置情報として利用される。なお、第1のアノテーションデータベース21にアノテーションデータを記憶するアノテーションサーバマシン20は、前述した第1の記憶手段に相当する。アノテーションサーバプログラム22は、アノテーションに関するサーバ側の処理を行うためのプログラムである。このアノテーションサーバプログラム22は、登録モジュールプログラム22a,通知モジュールプログラム22b,送信モジュールプログラム22c,及び、更新モジュールプログラム22dを、含んでいる。登録モジュールプログラム22aは、アノテーションデータをウェブクライアントマシン30から受け取って第1のアノテーションデータベース21に格納するためのプログラムである。通知モジュールプログラム22bは、ウェブクライアントマシン30からの要求により第1のアノテーションデータベース21における任意の条件に合致するアノテーションデータの有無を通知するためのプログラムである。送信モジュールプログラム22cは、ウェブクライアントマシン30からの要求を受けてアノテーションデータを第2のアノテーションデータベース21’からウェブクライアントマシン30へ送信するプログラムである。更新モジュールプログラム22dは、第1のアノテーションデータベース21内のレコードに基づいて第2のアノテーションデータベース21’のレコードを更新するためのプログラムである。これらプログラム22a〜22dに従ってCPUが実行する処理の内容については、図5乃至図7を用いて後述する。通信インターフェースプログラム23は、ウェブサーバマシン10のそれと同様に、TCP/IPスタックである。
ウェブクライアントマシン30は、ウェブクライアントの機能が付加されたパーソナルコンピュータである。従って、ウェブクライアントマシン30は、図示していないが、液晶ディスプレイ等の表示装置と、キーボードやマウス等の入力装置と、これら装置が接続された本体とからなる。そして、その本体は、ストレージ,CPU,DRAM,及び、通信アダプタを、内蔵している。
ウェブクライアントマシン30のストレージは、ウェブクライアントプログラム31,及び、通信インターフェースプログラム32とを、記憶している。ウェブクライアントプログラム31は、ウェブサーバ(プログラムに因る機能)12とのHTTPメッセージの遣り取りを通じてウェブサーバマシン10内にあるウェブページデータ11を取得し、ウェブページを表示装置に表示するためのプログラムである。このウェブクライアントプログラム31は、その拡張機能用のモジュールプログラムとして、作成モジュールプログラム31a,照会モジュールプログラム31b,及び、表示モジュールプログラム31cを、含んでいる。作成モジュール31aは、アノテーションを作成するための機能を操作者に提供するとともにその機能を通じて作成されたアノテーションデータをアノテーションサーバプログラム22の登録モジュール22aに引き渡すためのプログラムである。照会モジュールプログラム31bは、任意の条件に合致するアノテーションデータの登録の有無をアノテーションサーバプログラム22の通知モジュール(プログラムに因る機能)22bに問い合わせるためのプログラムである。表示モジュールプログラム31cは、アノテーションデータを送信モジュール22cから取得して、アノテーションをウェブページに重ねて表示するためのプログラムである。これらプログラム31a〜31cに従ってCPUが実行する処理の内容については、図2,図5,図6を用いて後述する。通信インターフェースプログラム32は、ウェブサーバマシン10のそれと同様に、TCP/IPスタックである。
次に、アノテーションデータの作成及び登録に係る処理の流れについて、説明する。
まず、ウェブクライアントプログラム31によりウェブページが表示装置に表示されている時に、所定の操作が入力装置を通じてなされると、作成モジュールプログラム31aが起動される。
図2は、作成モジュールプログラム31aによる処理の流れを示す図である。
作成モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)31aは、処理開始後、最初のステップS101において、操作者から、例えば表示中のウェブページ内の任意の一部に対するクリック操作又はドラッグ操作を通じて、アノテーションを関連付ける部分の位置又は範囲の指定を、受け付ける。
次のステップS102では、作成モジュール31aは、操作者から、メニュー選択を通じて、作成しようとするアノテーションが動的アノテーションと通常アノテーションの何れであるかを、カテゴリー指定として、受け付ける。なお、通常アノテーションと動的アノテーションの違いについては、後述する。
次のステップS103では、作成モジュール31aは、ステップS101で受け付けた範囲指定により特定されるウェブページ上の部分(文字列)について、その論理位置を特定する。具体的には、作成モジュール31aは、まず、ウェブページデータのソーステキスト上において木構造的に関連する各ブロック(<body>と</body>のように同一要素の一対のタブで挟まれる部分が1ブロック)を特定し、ブロック毎にそのブロックを特定する情報(ルートやノードを特定する情報、又は、ブロック毎に一意なブロックID[Identification])を生成することにより、ウェブページデータの構造を解析する。次に、作成モジュール31aは、ステップS101で受け付けた範囲指定により特定される部分のブロックを特定し、そのブロックを特定する情報を、目的の位置情報とする。作成モジュール31aは、このようにして、アノテーションの関連付け先として選択された部分の位置情報を特定した後、ステップS104へ処理を進める。
ステップS104では、作成モジュール31aは、ステップS102で受け付けたカテゴリー指定により特定されるアノテーションのカテゴリーが動的アノテーションであるか通常アノテーションであるかを、判別する。そして、ステップS102で受け付けたカテゴリー指定により特定されるカテゴリーが動的アノテーションであった場合、作成モジュール31aは、ステップS104からステップS105へ処理を進める。
ステップS105では、作成モジュール31aは、操作者から、例えばメニュー選択やテキスト入力やファイルのドラグアンドドロップなどの操作を通じて、アノテーションの内容を特定するための内容情報を作成する。ここで作成される内容情報は、単なる文章(テキスト)のような静的な情報ではなく、例えば、株価情報や為替情報や気象情報やスポーツ結果を他のウェブサイトから取得するプログラム(スクリプト)、所定のデータベースを利用した統計処理を実行させるプログラム、或いは、それらプログラムの実行指示のような、表示毎に内容を変化させるために必要な情報となる。具体的には、動的アノテーションの内容情報は、「javascript:p=...」のように、プログラム言語名と実行プログラムのファイル名とからなるものであっても良いし、「http://foo/cgi-bin/hoge.cgi」のように、実行プログラムの所在情報と実行プログラムのファイル名とからなるものであっても良い。また、動的アノテーションの内容情報は、図3に示す具体例のように、XML[eXtensible Markup Language]形式で直接記述されたものであっても良いし、「<program language="javascript">p=...</program>」のように、特別な属性名を用いたものであっても良いし、「<contents program="...">/」のように、属性で表現されたものであってもよい。何れにしても、通常の静的なアノテーションの内容情報が単純な文章(テキスト)であるので、動的アノテーションの内容情報は、それと区別できる形態であればなんでも良い。そして、作成モジュール31aは、このような動的アノテーションの内容情報と、この動的アノテーションが関連付けられるウェブページデータの所在情報(URL)と、その動的アノテーションが関連付けられるウェブページ上の論理位置に関する位置情報と、カテゴリー指定の情報とを、対応付けることにより、アノテーションデータを作成する。なお、内容情報は、動的情報であっても静的情報であっても、表現的には、単なるテキストである。このため、内容情報が動的情報であるか静的情報であるかを区別するための情報として、カテゴリー指定の情報が利用される。アノテーションデータの作成後、作成モジュール31aは、ステップS107へ処理を進める。
一方、ステップS104において、ステップS102で受け付けたカテゴリー指定により特定されるカテゴリーが通常アノテーションであった場合、作成モジュール31aは、ステップS104からステップS106へ処理を分岐させる。
ステップS106では、作成モジュール31aは、操作者から、テキスト入力の操作を通じて、通常アノテーションの内容を受け付け、受け付けた内容に基づいて、アノテーションデータの内容情報を作成する。その後、作成モジュール31aは、このような通常アノテーションの内容情報と、この通常アノテーションが関連付けられるウェブページデータの所在情報(URL)と、その通常アノテーションが関連付けられるウェブページ上の論理位置に関する位置情報と、カテゴリー指定の情報とを、対応付けることにより、アノテーションデータを作成する。
図4は、アノテーションデータのデータ構造の一例を示す図である。
図4に示すように、アノテーションデータは、少なくとも所在情報と内容情報と位置情報とを含むデータとなっている。図4では、所在情報はURLである。また、アノテーションの位置情報は、Xpathにて記述された情報と、その情報にて特定されたブロックにおける先頭からオブジェクト開始位置までの文字数であるオフセットとからなる。なお、アノテーションデータには、これら情報の他に、例えば、アノテーションの作成日時,アノテータ(アノテーションを行った利用者)の名前、オブジェクトの大きさ(文字数)などが、含まれていても良い。この図4に示すようなアノテーションデータの作成後、作成モジュール31aは、ステップS107へ処理を進める。
ステップS107では、作成モジュール31aは、ステップS105又はS106で作成したアノテーションデータを、アノテーションサーバ(プログラムを実行した図示せぬCPU)22へ、送信する。その後、作成モジュール31aは、図2に係る処理を終了する。
なお、アノテーションサーバ22内の登録モジュール22aは、作成モジュール31aからアノテーションデータを受信すると、それをトリガとして起動し、受信したアノテーションデータを第1のアノテーションデータベース21に格納する。これにより、アノテーションの登録が完了する。なお、この登録モジュール22aを実行する図示せぬCPUは、前述した登録手段に相当する。
以上のようにして、アノテーションデータが作成されるとともに登録される。これらの処理は、従来のアノテーション技術に係るものと殆ど変わらない。従来技術との相違点は、単なる文章のように表示毎に内容が変化しない静的な情報が、アノテーションの内容情報となる場合の他、プログラムそのものやプログラムの実行指示のような表示毎に内容を変化させるために必要な情報が、アノテーションの内容情報となる場合があるところにある。
次に、アノテーションの有無についての照会に係る処理の流れについて、説明する。
ウェブクライアントマシン30において、任意のウェブページの表示の指示が、入力装置を通じて、ウェブクライアント(プログラムを実行する図示せぬCPU)31になされると、照会モジュールプログラム31bが起動される。
図5は、アノテーションの有無についての照会に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
照会モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)31bは、処理開始後、最初のステップS201において、ウェブクライアント31から、表示指示の対象となっているウェブページの所在情報(URL)を受け取る。なお、この図5に係る処理と並行して、ウェブクライアント31は、その所在情報に基づいて、ウェブサーバ12から、ウェブページデータを取得する処理を実行する。
次のステップS202では、照会モジュール31bは、ウェブクライアント31から受け付けた所在情報とともに、アノテーションの存在について、アノテーションサーバ22の通知モジュール22bに問い合わせる。そして、照会モジュール31bは、通知モジュール22bから応答があるまで待機する。
この問い合わせをトリガとして、アノテーションサーバマシン20では、通知モジュールプログラム22bが起動される。その通知モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)22bは、ステップS301において、問い合わせとともに受信した所在情報をキーとして、第1のアノテーションデータベース21を検索する。
次のステップS302では、通知モジュール22bは、当該所在情報と同一の所在情報を含むアノテーションデータが存在するか否かについての情報を、応答として、照会モジュール31bへ送信し、その後、図5に係る処理を終了する。
これに対し、照会モジュール31bは、ステップS202において、問い合わせとともに送信した所在情報と同一の所在情報を含むアノテーションデータが存在しているか否かを、応答として、通知モジュール22bから受信すると、ステップS203へ処理を進める。
ステップS203では、照会モジュール31bは、ステップS302での問い合わせの結果が、アノテーションデータが存在していることを示すものであったか、アノテーションデータがなかったことを示すものであったかを、判別する。そして、照会モジュール31bは、問い合わせの結果がアノテーションデータがなかったことを示すものであった場合、ステップS203から処理を分岐して、図5に係る処理を終了する。なお、この場合、ウェブクライアント31は、単に、ウェブページを表示することとなる。一方、問い合わせの結果がアノテーションデータがあったことを示すものであった場合、照会モジュール31bは、ステップS204へ処理を進める。
ステップS204では、照会モジュール31bは、表示モジュールプログラム31cを起動して、表示モジュール31cのプロセスを生成し、その後、図5に係る処理を終了する。
次に、アノテーションの表示に係る処理の流れについて、説明する。
図6は、アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
前述したステップS204において生成された表示モジュール31cのプロセスが生成されたあと、この表示モジュール31cは、最初のステップS401において、アノテーションサーバ22の送信モジュール22cからアノテーションデータを取得する。具体的には、まず、表示モジュール31cは、表示中のウェブページのデータの所在情報をウェブクライアント31から受け取る。次に、表示モジュール31cは、受け取ったウェブページデータの所在情報とともに、アノテーションデータの送信要求を、アノテーションサーバ22へ送信し、その応答として、アノテーションデータが送信モジュール22cから送信されてくるまで待機する。
一方、アノテーションサーバ22は、アノテーションデータの送信要求を表示モジュール31cから受信すると、この受信した送信要求をトリガとして、送信モジュールプログラム22cを起動する。なお、送信要求を受信する処理を実行する図示せぬCPUは、前述した受信手段に相当する。その送信モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)22cは、ステップS501において、受信した所在情報を含むアノテーションデータを、第2のアノテーションデータベース21’から読み出す。なお、第1の実施形態では、第1のアノテーションデータベース21からアノテーションデータが読み出されてウェブクライアント31に送信されることはない。このステップS501を実行する図示せぬCPUは、前述した読出手段に相当する。
次のステップS503では、送信モジュール22cは、読み出したアノテーションデータを、応答として、表示モジュール31cへ送信し、その後、図6に係る処理を終了する。なお、このステップS503を実行する図示せぬCPUは、前述した送信手段に相当する。
これに対し、表示モジュール31cは、アノテーションデータの送信要求に対する応答として、アノテーションデータを、送信モジュール22cから受信すると、ステップS403へ処理を進める。
ステップS403では、表示モジュール31cは、受信したアノテーションデータに基づいて、ウェブクライアント31が表示しているウェブページに重ねてアノテーションを表示する。その後、表示モジュール31cは、図6に係る処理を終了する。
以上のようにして、アノテーションデータがアノテーションサーバ22からウェブクライアントに送信され、アノテーションが表示される。これらの処理は、従来のアノテーション技術に係るものと殆ど変わらない。従来技術との相違点は、表示モジュール31cへのアノテーションデータの送信の際、作成モジュール31aによって作成されたアノテーションデータが蓄積されている第1のアノテーションデータベース21からアノテーションデータを読み出すのではなく、それとは異なる第2のアノテーションデータベース21’からアノテーションデータを読み出すところにある。
次に、第2のアノテーションデータベース21’に係る処理について、説明する。
アノテーションサーバマシン20では、通常の動作状態において、更新モジュールプログラム22dが実行された状態となっている。
図7は、更新モジュールプログラム22dによる処理の流れを示す図である。
更新モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)22dは、処理開始後、最初のステップS601において、事前に設定されているイベントが発生するまで待機する。なお、イベントには、一定時間の経過,所定時刻の経過,特定の操作などがある。そして、事前に設定されているイベントが発生すると、更新モジュール22dは、ステップS602へ処理を進める。
ステップS602では、更新モジュール22dは、第1のアノテーションデータベース21から全レコードを読み出す。
次のステップS603では、更新モジュール22dは、内容生成サブルーチンを実行する。
図8は、内容生成サブルーチンによる処理の流れを示す図である。
サブルーチン開始後、更新モジュール22dは、第1の処理ループL1を実行する。第1の処理ループL1では、更新モジュール22dは、ステップS602で読み出した全てのアノテーションデータのそれぞれについて、一つずつ、ステップS701乃至S705を、実行する。
ステップS701では、更新モジュール22dは、処理対象のアノテーションデータに係るアノテーションが動的アノテーションであるか否かを、判別する。すなわち、更新モジュール22dは、処理対象アノテーションデータに含まれるカテゴリー指定の情報が、動的アノテーションを示すものであるか、通常アノテーションを示すものであるかを、判別する。そして、処理対象のアノテーションデータに含まれるカテゴリー指定の情報が通常アノテーションを示すものであった場合、更新モジュール22dは、この処理対象のアノテーションデータについての処理を終了する。一方、処理対象のアノテーションデータに含まれるカテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであった場合、更新モジュール22dは、ステップS702へ処理を進める。
ステップS702では、更新モジュール22dは、動的アノテーションの内容情報に従ってプログラムを実行し、処理結果を得る。
次のステップS703では、更新モジュール22dは、当該プログラムによる処理が正常終了しているか否かを、判別する。そして、当該プログラムによる処理が正常終了していた場合、更新モジュール22dは、ステップS704へ処理を進める。
ステップS704では、更新モジュール22dは、ステップS702で得た処理結果で、処理対象のアノテーションデータの内容情報を上書き更新し、その後、この処理対象のアノテーションデータについての処理を終了する。
一方、ステップS703において、当該プログラムによる処理が異常終了していた場合、更新モジュール22dは、ステップS705へ処理を進める。
ステップS705では、更新モジュール22dは、エラー情報で、処理対象のアノテーションデータの内容情報を上書き更新し、その後、この処理対象のアノテーションデータについての処理を終了する。
更新モジュール22dは、図7のステップS602で読み出した全てのアノテーションデータについて、ステップS701乃至S705を実行し終えると、図8に係る内容生成サブルーチンを終了し、図7のステップS604へ処理を進める。なお、このステップS603を実行する図示せぬCPUは、前述した生成手段に相当する。
ステップS604では、更新モジュール22dは、ステップS603で生成された全てのアノテーションデータで、第2のアノテーションデータベース21’内を上書き更新する。なお、このステップS604を実行する図示せぬCPUは、前述した第2の記憶手段に相当する。その後、更新モジュール22dは、ステップS601へ処理を戻し、事前に設定されているイベントが発生するまで待機する。
このように、第1のアノテーションデータベース21から第2のアノテーションデータベース21’へ移転されるアノテーションデータが、その内容情報がプログラム又はプログラム実行指示である動的アノテーションである場合、その移転前に、そのプログラムが実行されて処理結果がアノテーションデータに反映され(ステップS603,S704)、その後、第2のアノテーションデータベース21’に登録される。そして、ウェブクライアントマシン30に送信されるアノテーションデータとしては、第2のアノテーションデータベース21’内のアノテーションデータが利用される。
ここで、動的アノテーションの内容は、図2のステップS105についての説明でも述べたように、株価情報などを取得するプログラムなどである。このため、第2のアノテーションデータベース21’には、最新の情報を静的な情報として含むアノテーションデータが、格納されることとなる。従って、ウェブクライアントマシン30の表示モジュール31cは、表示時において比較的最新の情報を、アノテーションとして表示することができることとなる。
また、ウェブクライアントマシン30の利用者は、第1の実施形態に係る作成モジュール31aを使って、動的アノテーションを登録しておくだけで、最新の情報を、アノテーションとして表示させることができるようになる。
なお、第1の実施形態において、通知モジュール22bは、アノテーションデータの有無を照会モジュール31bに通知するものとして、説明したが、これに限定されない。例えば、アノテーションデータの有無を通知する代わりに、アノテーションデータベースから検出されたアノテーションデータそのものを送信するものであっても良い。
また、第1の実施形態では、アノテーションデータベースが2個用意されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、アノテーションデータベースが1個だけしか用意されいなくてもよい。後者の場合、そのアノテーションデータベース内の各レコードは、ウェブクライアントから送られてくる所在情報,位置情報,内容情報,作成に関する情報,フラグ情報をそれぞれ記録するフィールドのほかに、内容情報に基づいて処理を実行して得られた結果を記憶するフィールドを有していればよい。このようにすれば、第1の実施形態において、アノテーションデータベースを物理的に一つにすることができる。
また、第1の実施形態では、図7のステップS601に示すように、アノテーションサーバがイベント発生を監視していたが、これに限定されるものではない。例えば、ウェブクライアント31のアノテーション拡張機能31a〜31cが、ウェブクライアントでの何らかのイベントの発生に応じて、アノテーションデータをアノテーションサーバに要求するようであってもよい。後者の場合、ウェブクライアント31の表示モジュール31cが、図6のステップS403の実行後、イベント発生を監視し、イベント発生を検知したときに、アノテーションデータの送信要求を所在情報とともにアノテーションサーバ22へ送信して、アノテーションデータを取得するものとすることができる。このようにすれは、第1の実施形態において、ウェブクライアントマシン30において、アノテーションの表示が、所定のイベントが発生するたびに、更新されることとなる。
実施形態2
図9は、第2の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第2の実施形態は、内容生成処理(図7のステップS603の処理)が、イベントが発生するごとに行われるのではなく、ウェブクライアントマシン30の表示モジュール31c’から要求されるごとにサーバ側で行われる点で、第1の実施形態と異なる。また、その相違点に伴い、第2の実施形態では、第2のアノテーションデータベース21’が不要となっている。しかし、それ以外のハードウエア構成及びソフトウエア構成は、基本的に、第1の実施形態と同じである。従って、図9と図1と比較して明らかなように、アノテーションデータベース21は、1つしか存在しない。また、アノテーションサーバプログラム22は、更新モジュールプログラム22dを含まず、その代わりに、送信モジュールプログラム22c’と表示モジュールプログラム31c’が、第1の実施形態のそれとは若干異なる処理を行うものとなっている。このため、図9では、送信モジュールプログラム22cと表示モジュールプログラム31cには、第1の実施形態のそれと異なる符号が付されている。
図10は、アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
図10と図6とを比較して明らかなように、図10では、送信モジュール22c’の処理に、ステップS502が含まれているとともに、表示モジュール31c’の処理に、ステップS402及びS404が含まれている。
表示モジュール31c’は、最初のステップS401において、アノテーションサーバ22の送信モジュール22c’からアノテーションデータを取得する。具体的には、まず、表示モジュール31c’は、表示中のウェブページのデータの所在情報をウェブクライアント31から受け取る。次に、表示モジュール31c’は、受け取ったウェブページデータの所在情報とともに、アノテーションデータの送信要求を、アノテーションサーバ22へ送信し、その応答として、アノテーションデータが送信モジュール22c’から送信されてくるまで待機する。
一方、アノテーションサーバ22は、アノテーションデータの送信要求を表示モジュール31c’から受信すると、この受信した送信要求をトリガとして、送信モジュールプログラム22cを起動する。なお、送信要求を受信する処理を実行する図示せぬCPUは、前述した受信手段に相当する。その送信モジュール(プログラムを実行した図示せぬCPU)22c’は、ステップS501において、受信した所在情報を含むアノテーションデータを、アノテーションデータベース21から読み出す。なお、このステップS501を実行する図示せぬCPUは、前述した読出手段に相当する。
次のステップS502では、送信モジュール22c’は、内容生成サブルーチンを実行する。なお、この内容生成サブルーチンに係る処理の内容については、図8を用いて先に説明している。この内容生成サブルーチンの実行により、ステップS501で読み出したアノテーションデータのうち、その内容情報がプログラム又はプログラム実行指示である動的アノテーションである場合、そのプログラムが実行されて処理結果で内容情報が更新される。なお、このステップS502を実行する図示せぬCPUは、前述した生成手段に相当する。
次のステップS503では、送信モジュール22c’は、読み出したアノテーションデータを、応答として、表示モジュール31c’へ送信し、その後、図10に係る処理を終了する。なお、このステップS503を実行する図示せぬCPUは、前述した送信手段に相当する。
これに対し、表示モジュール31c’は、アノテーションデータの送信要求に対する応答として、アノテーションデータを、送信モジュール22c’から受信すると、ステップS402へ処理を進める。
ステップS402では、表示モジュール31c’は、ステップS401で取得した全てのアノテーションデータの中に、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが、含まれているか否かを、判別する。そして、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが一つも含まれていなかった場合、表示モジュール31c’は、ステップS403へ処理を進める。
ステップS403では、表示モジュール31c’は、受信したアノテーションデータに基づいて、ウェブクライアント31が表示しているウェブページに重ねてアノテーションを表示する。その後、表示モジュール31c’は、図10に係る処理を終了する。
一方、ステップS402において、ステップS401で取得した全てのアノテーションデータの中に、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが、含まれていた場合、表示モジュール31c’は、ステップS402からステップS404へ処理を分岐させる。
ステップS404では、表示モジュール31c’は、表示更新サブルーチンを実行する。
図11は、表示更新に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
サブルーチン開始後、最初のステップS801では、表示モジュール31c’は、アノテーションサーバ22の送信モジュール22c’からアノテーションデータを取得する。具体的には、表示モジュール31c’は、表示中のウェブページのデータの所在情報とともに、アノテーションデータの送信要求を、アノテーションサーバ22へ送信し、その応答として、アノテーションデータが送信モジュール22c’から送信されてくるまで待機する。このとき、送信モジュール22c’は、前述したように、受信した所在情報を含むアノテーションデータをアノテーションデータベース21から読み出し(ステップS501)、内容生成サブルーチンの実行により、動的アノテーションについてプログラムを実行してその処理結果で内容情報を更新し(ステップS502)、アノテーションデータを表示モジュール31c’へ送信する(ステップS503)。表示モジュール31c’は、送信モジュール22c’からアノテーションデータを受信すると、ステップS802へ処理を進める。
ステップS802では、表示モジュール31c’は、受信したアノテーションデータに基づいて、ウェブクライアント31が表示しているウェブページに重ねてアノテーションを表示する。その後、表示モジュール31c’は、ステップS803へ処理を進める。
ステップS803では、表示モジュール31c’は、ウェブクライアント31のウインドウを閉じるといった終了指示があったか否かを、判別する。そして、終了指示がなかった場合、表示モジュール31c’は、ステップS803からステップS804へ処理を分岐させる。
ステップS804では、表示モジュール31c’は、事前に設定されているイベントが発生したか否かを、判別する。なお、図7のステップS601で説明したのと同様に、イベントには、一定時間の経過,所定時刻の経過,特定の操作などがある。そして、事前に設定されているイベントが発生していなかった場合、表示モジュール31c’は、ステップS804から処理を分岐させ、ステップS803へ処理を戻す。
このステップS803,S804の処理ループの実行中、事前に設定されたイベントが発生していた場合、表示モジュール31c’は、ステップS801へ処理を進め、アノテーションデータ取得処理,及び、アノテーション表示処理を再実行する。
また、このステップS803,S804の処理ループの実行中、終了指示があった場合、表示モジュール31c’は、図11に係る処理を終了し、図10に係る処理も終了する。
このように、表示モジュール31c’が要求したアノテーションデータが、その内容情報がプログラム又はプログラム実行指示である動的アノテーションである場合、送信モジュール22c’は、そのプログラムを実行して処理結果をアノテーションデータに反映し(ステップS502,S704)、その後、アノテーションデータを表示モジュール31c’へ引き渡す。
ここで、動的アノテーションの内容は、図2のステップS105についての説明でも述べたように、株価情報などを取得するプログラムなどである。このため、ウェブページが表示されるたびに、ウェブページには、その表示時において最新の情報が、アノテーションとして関連付けられることとなる。
然も、表示モジュール31c’は、事前に設定されているイベントが発生するとアノテーションデータを送信モジュール22cに要求し(ステップS804;YES,S801)、一方、その送信モジュール22c’が、動的アノテーションについて最新の情報をアノテーションデータに反映して(ステップS502)、表示モジュール31c’に引き渡し、表示モジュール31c’が、アノテーションを再表示する(ステップS802)。従って、イベントが発生するたびに、ウェブページに重ねて表示されているアノテーションが、最新の情報を持つものに更新されることとなる。
また、ウェブクライアントマシン30の利用者は、第2の実施形態に係る作成モジュール31aを使って、動的アノテーションを登録しておくだけで、最新の情報を、アノテーションとして表示させることができるようになる。
実施形態3
図12は、第3の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
第3の実施形態は、内容生成処理(図7のステップS603の処理,図10及び図11のステップS502の処理)の実行主体が、アノテーションサーバ22ではなく、ウェブクライアント31である点で、第1及び第2の実施形態と相違する。その相違点に伴い、第3の実施形態でも、第2のアノテーションデータベース21’が不要となっている。しかし、それ以外のハードウエア構成及びソフトウエア構成は、基本的に、第1及び第2の実施形態と同じである。従って、図12と図9と図1と比較して明らかなように、アノテーションデータベース21は、1つしか存在しない。また、アノテーションサーバプログラム22は、更新モジュールプログラム22dを含まず、その代わりに、表示モジュールプログラム31c”が、第1及び第2の実施形態のそれとは若干異なる処理を行うものとなっている。但し、送信モジュール22cは、第1の実施形態と同じものである。このため、図12では、表示モジュールプログラム31cには、第1及び第2の実施形態のそれと異なる符号が付されている。
図13は、アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
図13と図10と図6とを比較して明らかなように、図13では、送信モジュール22cは、第1の実施形態のそれと同様に、ステップS502が含まれていない。一方、表示モジュール31c”の処理には、第2の実施形態と同様に、ステップS402及びS404が含まれている。
表示モジュール31c”は、最初のステップS401において、アノテーションサーバ22の送信モジュール22cからアノテーションデータを取得する。具体的には、まず、表示モジュール31c”は、表示中のウェブページのデータの所在情報をウェブクライアント31から受け取る。次に、表示モジュール31c”は、受け取ったウェブページデータの所在情報とともに、アノテーションデータの送信要求を、アノテーションサーバ22へ送信し、その応答として、アノテーションデータが送信モジュール22cから送信されてくるまで待機する。このとき、この送信要求をトリガとして起動される送信モジュール22cは、前述したように、受信した所在情報を含むアノテーションデータをアノテーションデータベース21から読み出し(ステップS501)、読み出したアノテーションデータを表示モジュール31c”へ送信する(ステップS503)。表示モジュール31c”は、送信モジュール22cからアノテーションデータを受信すると、ステップS402へ処理を進める。なお、このステップS401を実行する図示せぬCPUは、前述した受取手段に相当する。
ステップS402では、表示モジュール31c”は、ステップS401で取得した全てのアノテーションデータの中に、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが、含まれているか否かを、判別する。そして、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが一つも含まれていなかった場合、表示モジュール31c”は、ステップS403へ処理を進める。
ステップS403では、表示モジュール31c”は、受信したアノテーションデータに基づいて、ウェブクライアント31が表示しているウェブページに重ねてアノテーションを表示する。その後、表示モジュール31c”は、図13に係る処理を終了する。
一方、ステップS402において、ステップS401で取得した全てのアノテーションデータの中に、カテゴリー指定の情報が動的アノテーションを示すものであるアノテーションデータが、含まれていた場合、表示モジュール31c”は、ステップS402からステップS404へ処理を分岐させる。
ステップS404では、表示モジュール31c”は、表示更新サブルーチンを実行する。
図14は、表示更新に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図である。
サブルーチン開始後、最初のステップS801’では、表示モジュール31c”は、内容生成サブルーチンを実行する。なお、この内容生成サブルーチンに係る処理の内容については、図8を用いて先に説明している。この内容生成サブルーチンの実行により、ステップS401で取得したアノテーションデータのうち、その内容情報がプログラム又はプログラム実行指示である動的アノテーションである場合、そのプログラムが実行されて処理結果で内容情報が更新される。なお、このステップS801’を実行する図示せぬCPUは、前述した生成手段に相当する。
ステップS802では、表示モジュール31c”は、ステップS801’で生成したアノテーションデータに基づいて、ウェブクライアント31が表示しているウェブページに重ねてアノテーションを表示する。なお、このステップS802を実行する図示せぬCPUは、前述した表示手段に相当する。その後、表示モジュール31c’は、ステップS803へ処理を進める。
ステップS803では、表示モジュール31c”は、ウェブクライアント31のウインドウを閉じるといった終了指示があったか否かを、判別する。そして、終了指示がなかった場合、表示モジュール31c”は、ステップS803からステップS804へ処理を分岐させる。
ステップS804では、表示モジュール31c”は、事前に設定されているイベントが発生したか否かを、判別する。なお、図7のステップ601で説明したのと同様に、イベントには、一定時間の経過,所定時刻の経過,特定の操作などがある。そして、事前に設定されているイベントが発生していなかった場合、表示モジュール31c”は、ステップS804から処理を分岐させ、ステップS803へ処理を戻す。
このステップS803,S804の処理ループの実行中、事前に設定されたイベントが発生していた場合、表示モジュール31c”は、ステップS801’へ処理を戻し、内容生成処理,及び、アノテーション表示処理を再実行する。
また、このステップS803,S804の処理ループの実行中、終了指示があった場合、表示モジュール31c”は、図14に係る処理を終了し、図13に係る処理も終了する。
このように、表示モジュール31c”が送信モジュール22cから取得したアノテーションデータが、その内容情報がプログラム又はプログラム実行指示である動的アノテーションである場合、表示モジュール31c”は、そのプログラムを実行して処理結果をアノテーションデータに反映し(ステップS801’,S704)、その後、アノテーションを表示する(ステップS802)。
ここで、動的アノテーションの内容は、図2のステップS105についての説明でも述べたように、株価情報などを取得するプログラムなどである。このため、ウェブページが表示されるたびに、ウェブページには、その表示時において最新の情報が、アノテーションとして関連付けられることとなる。
然も、表示モジュール31c’は、事前に設定されているイベントが発生すると、動的アノテーションについて最新の情報をアノテーションデータに反映して(ステップS804;YES,S801)、アノテーションを再表示する(ステップS802)。従って、イベントが発生するたびに、ウェブページに重ねて表示されているアノテーションが、最新の情報を持つものに更新されることとなる。
また、ウェブクライアントマシン30の利用者は、第3の実施形態に係る作成モジュール31aを使って、動的アノテーションを登録しておくだけで、最新の情報を、アノテーションとして表示させることができるようになる。
(付記1)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、第1のデータベースに記憶する第1の記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じてアノテーションデータを受信すると、その受信したアノテーションデータを前記第1のデータベースに登録する登録手段,
前記第1のデータベースに記憶されるアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを第2のデータベースに記憶する第2の記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,
前記受信手段が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記第2のデータベースから読み出す読出手段,及び、
前記読出手段が読み出したアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
(付記2)
前記生成手段が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記1記載のアノテーション管理プログラム。
(付記3)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、第1のデータベースに記憶する第1の記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じてアノテーションデータを受信すると、その受信したアノテーションデータを前記第1のデータベースに登録する登録手段,
前記第1のデータベースに記憶されるアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを第2のデータベースに記憶する第2の記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,
前記受信手段が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記第2のデータベースから読み出す読出手段,及び、
前記読出手段が読み出したアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させるアノテーション管理プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記4)
前記生成手段が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記3記載のコンピュータ可読媒体。
(付記5)
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、第1のデータベースに記憶する第1の記憶部,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じてアノテーションデータを受信すると、その受信したアノテーションデータを前記第1のデータベースに登録する登録部,
前記第1のデータベースに記憶されるアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成部,
前記生成部が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを第2のデータベースに記憶する第2の記憶部,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信部,
前記受信部が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記第2のデータベースから読み出す読出部,及び、
前記読出部が読み出したアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信部
を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
(付記6)
前記生成部が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記5記載のアノテーション管理装置。
(付記7)
コンピュータが、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを、第1のデータベースに記憶する第1の記憶手順,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じてアノテーションデータを受信すると、その受信したアノテーションデータを前記第1のデータベースに登録する登録手順,
前記第1のデータベースに記憶されるアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手順,
前記生成手順において前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを第2のデータベースに記憶する第2の記憶手順,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手順,
前記受信手順において前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記第2のデータベースから読み出す読出手順,及び、
前記読出手順において読み出したアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション管理方法。
(付記8)
前記コンピュータが、所定のイベントが発生するたびに、前記生成手順を行う
ことを特徴とする付記7記載のアノテーション管理方法。
(付記9)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータを、データベースに記憶する記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,
前記受信手段が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記データベースから読み出す読出手段,
前記読出手段が読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
(付記10)
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータを、データベースに記憶する記憶手段,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手段,
前記受信手段が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記データベースから読み出す読出手段,
前記読出手段が読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手段
として機能させるアノテーション管理プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記11)
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータを、データベースに記憶する記憶部,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信部,
前記受信部が前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記データベースから読み出す読出部,
前記読出部が読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成部,及び、
前記生成部が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信部
を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
(付記12)
コンピュータが、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータを、データベースに記憶する記憶手順,
何れかのウェブクライアントから通信装置を通じて、何れかのウェブページデータの所在情報を、アノテーションデータの送信要求とともに受信する受信手順,
前記受信手順において前記送信要求を受信すると、その送信要求とともに受信した所在情報に対応付けられるアノテーションデータを前記データベースから読み出す読出手順,
前記読出手順において読み出したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手順,及び、
前記生成手順において前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータを要求元のウェブクライアントへ通信装置を通じて送信する送信手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション管理方法。
(付記13)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示プログラムであって、
コンピュータを、
前記ウェブページを表示するためウェブページデータの所在情報を前記ウェブクライアントから受け取る受取手段,
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバへ、前記受取手段が受け取った前記所在情報と、アノテーションデータの送信要求とを、所定のイベントが発生するたびに、通信装置を通じて送信する送信手段,
前記送信手段が送信した送信要求の応答として、前記アノテーションサーバから通信装置を通じてアノテーションデータを受信する受信手段,及び、
前記受信手段が受信したアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション表示プログラム。
(付記14)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示プログラムであって、
コンピュータを、
前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を前記ウェブクライアントから受け取る受取手段,
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバへ、前記受取手段が受け取った前記所在情報と、アノテーションデータの送信要求とを、所定のイベントが発生するたびに、通信装置を通じて送信する送信手段,
前記送信手段が送信した送信要求の応答として、前記アノテーションサーバから通信装置を通じてアノテーションデータを受信する受信手段,及び、
前記受信手段が受信したアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段
として機能させるアノテーション表示プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記15)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示装置であって、
前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を前記ウェブクライアントから受け取る受取部,
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバへ、前記受取部が受け取った前記所在情報と、アノテーションデータの送信要求とを、所定のイベントが発生するたびに、通信装置を通じて送信する送信部,
前記送信部が送信した送信要求の応答として、前記アノテーションサーバから通信装置を通じてアノテーションデータを受信する受信部,及び、
前記受信部が受信したアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示部
を備えることを特徴とするアノテーション表示装置。
(付記16)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示方法であって、
コンピュータが、
前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を前記ウェブクライアントから受け取る受取手順,
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバへ、前記受取手順において受け取った前記所在情報と、アノテーションデータの送信要求とを、所定のイベントが発生するたびに、通信装置を通じて送信する送信手順,
前記送信手順において送信した送信要求の応答として、前記アノテーションサーバから通信装置を通じてアノテーションデータを受信する受信手順,及び、
前記受信手順において受信したアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション表示方法。
(付記17)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示プログラムであって、
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバから、前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段
として機能させる
ことを特徴とするアノテーション表示プログラム。
(付記18)
前記生成手段が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記17記載のアノテーション表示プログラム。
(付記19)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示プログラムであって、
コンピュータを、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバから、前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、通信装置を通じて取得する取得手段,
前記取得手段が受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手段,及び、
前記生成手段が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手段
として機能させるアノテーション表示プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
(付記20)
前記生成手段が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記19記載のコンピュータ可読媒体。
(付記21)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示装置であって、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバから、前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、通信装置を通じて取得する取得部,
前記取得部が受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成部,及び、
前記生成部が前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示部
を備えることを特徴とするアノテーション表示装置。
(付記22)
前記生成部が、所定のイベントが発生するたびに、前記処理を行う
ことを特徴とする付記21記載のアノテーション表示装置。
(付記23)
ウェブクライアントが表示するウェブページに重ねてアノテーションを表示するためのアノテーション表示方法であって、
コンピュータが、
ウェブページデータの所在情報と、そのウェブページデータによるウェブページに関連付けられるアノテーションの内容を特定するための内容情報と、そのアノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを対応付けるアノテーションデータをデータベースにおいて管理するアノテーションサーバから、前記ウェブページを表示するためのウェブページデータの所在情報を含むアノテーションデータを、通信装置を通じて取得する取得手順,
前記取得手順において受信したアノテーションデータのうち、内容情報が所定のプログラムの処理結果を得ることを要求する情報であるアノテーションデータについてのみ、それぞれ、そのプログラムを実行して処理結果をその内容情報に組み込む処理を行う生成手順,及び、
前記生成手順において前記処理を行うと、処理されたアノテーションデータ及び残りのアノテーションデータに基づいて、前記ウェブページに重ねてアノテーションを表示する表示手順
を実行する
ことを特徴とするアノテーション表示方法。
(付記24)
前記コンピュータが、所定のイベントが発生するたびに、前記生成手順を行う
ことを特徴とする付記23記載のアノテーション表示方法。
第1の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 作成モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 アノテーションデータ内の内容情報の具体的な一例を示す図 アノテーションデータのデータ構造の一例を示す図 アノテーションの有無についての照会に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図 アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図 更新モジュールプログラムによる処理の流れを示す図 内容生成サブルーチンによる処理の流れを示す図 第2の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図 表示更新に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図 第3の実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 アノテーションの表示に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図 表示更新に係るアノテーションサーバ側及びウェブクライアント側のそれぞれの処理の流れを示す図
符号の説明
10 ウェブサーバマシン
11 ウェブページデータ
12 ウェブサーバプログラム
13 通信インターフェースプログラム
20 アノテーションサーバマシン
21 アノテーションデータベース
22 アノテーションサーバプログラム
22a 登録モジュールプログラム
22b 通知モジュールプログラム
22c 送信モジュールプログラム
22d 更新モジュールプログラム
23 通信インターフェースプログラム
30 ウェブクライアントマシン
31 ウェブクライアントプログラム
31a 作成モジュールプログラム
31b 照会モジュールプログラム
31c 表示モジュールプログラム
32 通信インターフェースプログラム

Claims (6)

  1. コンピュータを、
    ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータ関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを記憶した記憶手段から前記アノテーションデータをイベント発生時に読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を前記アノテーションデータに対応付けて前記記憶手段に登録する内容生成手段,
    クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信手段,
    前記受信手段が前記送信要求を受信すると、前記送信要求とともに受信した所在情報に対応するアノテーションデータ及び前記アノテーションデータに対応する処理結果を前記記憶手段から読み出す読出手段,及び、
    前記読出手段が読み出した前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信手段
    として機能させる
    ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
  2. ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータ関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを記憶した記憶部から前記アノテーションデータをイベント発生時に読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を前記アノテーションデータに対応付けて前記記憶部に登録する内容生成部,
    クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信部,
    前記受信部が前記送信要求を受信すると、前記送信要求とともに受信した所在情報に対応するアノテーションデータ及び前記アノテーションデータに対応する処理結果を前記記憶部から読み出す読出部,及び、
    前記読出部が読み出した前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信部
    を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
  3. コンピュータが、
    ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータ関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報とを含むアノテーションデータを記憶した記憶手段から前記アノテーションデータをイベント発生時に読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を前記アノテーションデータに対応付けて前記記憶手段に登録する内容生成手順,
    クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信手順,
    前記受信手順が前記送信要求を受信すると、前記送信要求とともに受信した所在情報に対応するアノテーションデータ及び前記アノテーションデータに対応する処理結果を前記記憶手段から読み出す読出手順,及び、
    前記読出手順が読み出した前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信手順
    を実行する
    ことを特徴とするアノテーション管理方法。
  4. コンピュータを、
    クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信手段,
    前記所在情報に対応するアノテーションデータを、ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータに関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報と、を含むアノテーションデータを記憶した記憶手段から読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を取得する内容生成手段,及び、
    前記内容生成手段において読み出された前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信手段
    として機能させる
    ことを特徴とするアノテーション管理プログラム。
  5. クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信部,
    前記所在情報に対応するアノテーションデータを、ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータに関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特定するための位置情報と、を含むアノテーションデータを記憶した記憶部から読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を取得する内容生成部,及び、
    前記内容生成部において読み出された前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信部
    を備えることを特徴とするアノテーション管理装置。
  6. コンピュータが、
    クライアントからウェブページデータの所在情報を含む送信要求受信する受信手順,
    前記所在情報に対応するアノテーションデータを、ウェブページデータの所在情報と、前記ウェブページデータに関連付けられるアノテーションの内容を生成するためのプログラムのプログラム名と、前記アノテーションが関連付けられるウェブページ上の位置を特
    定するための位置情報と、を含むアノテーションデータを記憶した記憶手段から読み出し、前記アノテーションデータに含まれるプログラム名で特定されるプログラムを実行して処理結果を取得する内容生成手順,及び、
    前記内容生成手順において読み出された前記アノテーションデータ及び前記処理結果を前記クライアント送信する送信手順
    を実行する
    ことを特徴とするアノテーション管理方法。
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