JP5156627B2 - 自己発火/ブースター組成物 - Google Patents

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Description

関連出願との相互参照
本出願は、2005年7月29日に出願された米国の仮出願番号60/703,998の利益を要求する。
技術分野
本発明は一般にガス生成システム、およびたとえば、自動車の拘束システムのためのガス生成装置に使用される自己発火組成物に関する。
発明の背景
本発明は、自己発火組成物に関し、点火の際に燃焼連絡関係にあるガス生成組成物を安全に点火させるために必要なフレームフロントおよび圧力フロントを提供する自己発火組成物に関する。当該技術分野において公知のように、ガス生成物質は、点火の際に所望のしきい値温度に反応して点火する自己発火組成物を有して典型的に提供される。その結果、ガス生成物質は、例えば溶融する前に点火され、それにより主ガス生成組成物を安全に点火し、一旦ガス生成装置が燃焼を始めたら爆発の可能性を防止する。
進行中の挑戦は、それの生産において要求される要素の低減によりガス生成装置の製造を単純化することである。例えば、乗り物乗客保護システムの中で使用される多くのガス生成装置においては、いくつかの別個の組成物が相応して別々の機能に役立つために提供される。これらの組成物は、燃焼する際にエアバッグまたはシートベルトプリテンショナーのような付随する拘束装置を作動させるために十分な量のガス生成物を提供するために使用される、主ガス生成組成物をしばしば含む。ブースター組成物は主ガス生成組成物の燃焼に先立ちガス生成装置内の圧力および熱を上げ、それにより主ガス生成組成物の許容可能な燃焼のためのインフレータ内の好ましい状況を作る。もちろん、点火の際に他の組成物の安全な燃焼を提供するためにさらに他の組成物が自己発火組成物であることができる。自己発火組成物は、例えば主ガス生成組成物の溶融温度以下の温度で点火するように設定され、それにより主ガス生成組成物の、爆発反応に相対する制御された燃焼を保証する。
自己発火組成物内の塩素酸カリウムの使用はこの酸化剤の自己発火特性を与えると考えられていた。更に、塩素酸カリウムと組み合わされたカルボン酸は、典型的には摂氏200度あるいはそれ以下の所望の自己発火温度を提供する。しかしながら、これらのタイプの組成物は、例えば、乗り物乗客保護システムの中で使用されるガス生成装置中で使用された時、典型的にはただ自己発火機能を提供するだけである。
発明の要約
上記および関連する課題は、塩素酸カリウムのような金属塩素酸塩から選ばれた第一の酸化剤、主燃料としてのカルボン酸またはジカルボン酸、金属および非金属の硝酸塩、亜硝酸塩、酸化物、塩基性金属硝酸塩および他の公知の酸化剤から選ばれた第二の酸化剤、および、テトラゾール類、トリアゾール類およびフラザン類並びにそれらの塩を含むアゾール類から選ばれた第二の燃料を含む自己発火組成物を含むガス生成システムによって解決されることができる。ヒュームドシリカおよび/またはグラファイトのような押し出し助剤をはじめとする他の成分も、比較的少量で含まれることができる。
本発明には、さらに本発明の自己発火システムを組込むガス生成装置および乗り物乗員保護システムも含まれている。
好ましい実施態様の説明
本発明の組成物は、約10−60重量%で、塩素酸カリウムのような、アルカリ金属、アルカリ土類金属および遷移金属の塩素酸塩並びにこれらの混合物から選ばれた第一の酸化剤;
約15−45重量%の、DLー酒石酸のような、カルボン酸およびジカルボン酸から選ばれた主燃料;
約30−50%の、金属および非金属の、硝酸塩、亜硝酸塩、酸化物および他の公知の酸化剤から選ばれた第二の酸化剤;および
約0−30重量%の、テトラゾール類、トリアゾール類、フラザン類並びそれらの塩類から選ばれた第二の燃料を含む。重量パーセントは組成物合計の重量に基づいて計算された。押し出し助剤あるいは加工助剤、たとえばグラファイトまたはヒュームドシリカは、たとえば組成物合計の重量に基づいて0.1−2重量%のような比較的少量で加えられることができる。
本発明の組成物は、塩素酸カリウムのような金属塩素酸塩;
DLー酒石酸、Lー酒石酸、Dー酒石酸、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、粘液酸、フマル酸、シュウ酸、ガラクタル酸、クエン酸、グリコール酸、Lーリンゴ酸、および少なくとも1つのーCOOHー基を有する化合物、ならびにそれらの混合物をはじめとするカルボン酸およびジカルボン酸から選択される主燃料;
テトラゾール類、トリアゾール類、フラザン類、それらの塩類およびそれらの混合物を含むアゾール類から選ばれる第二の燃料;
金属および非金属の硝酸塩または過塩素酸塩を含まない他の公知の酸化剤から選択される第二の酸化剤を含む。
カルボン酸またはジカルボン酸は、好ましくは一級の水素または3以下のPKAを有する。しかしながら、ある燃料/塩類では、塩基酸のpKaが5.0またはそれ以下であることができることが見いだされた。
1つの実施態様では、カルボン酸燃料および第二の燃料を含む合計の燃焼成分が、組成物の合計の約20ー45重量%で提供され;酸化剤成分は組成物の合計の約20ー50重量%で提供され;塩素酸カリウムまたは金属塩素酸塩は、組成物の合計の約10ー60重量%で提供される。ここで塩素酸塩の重量パーセントは酸化剤のそれとは別々に計算される。組成物は顆粒の形状で、成分を乾式または湿式で公知の方法で混合し、ペレット化または他の方法でさらなる用途のために組成物を賦形することにより形成することができる。成分は、フィッシャーケミカル、アルドリッチケミカル、GFSおよび他の公知のサプライヤーによって提供されることができる。
本発明は次の例によって例証される:
比較例1
公知の自己発火組成物が、組成物の合計に基づいて約26.875重量%のD−グルコースと約73.125重量%の塩素酸カリウムを、均一に混合し乾燥し、顆粒化することにより調整された。DSC分析により、組成物は約144℃で自己発火することが測定された。上記成分から形成されたプロペラントは、ほぼ55.5%のガス収率を与えた。この配合物の衝撃感受性は、ブルーストン(Bruceton)テストで、2.0インチのHD50を有していた。
例2
例示配合物は、ブースター組成物、自己発火組成物およびガス生成組成物として機能するものとして提供された。その配合物は、約19.0重量%の5ーアミノテトラゾール、約20.0重量%のDLー酒石酸、約35.0重量%の硝酸ストロンチウムおよび約26.0重量%の塩素酸カリウムを含む。成分は事前に別々に公知の方法で比較的小さい寸法に粉砕された。その後、それらは乾式混合されて、本質的に均質の組成物を形成した。DSC分析によって、この組成物は約140℃で自己発火することが測定された。成分から形成されたプロペラントは、ほぼ67%のガス収率を与えた。ブルーストンテストでのこの組成物の衝撃感受性は11.5インチのHD50であった。組成物は107℃で約480時間エージングされた。DSC分析によれば約145.1℃で依然として自己発火した。
例3
例示配合物は、ブースター組成物、自己発火組成物およびガス生成組成物として機能するものとして提供された。その配合物は、約19.0重量%の5ーアミノテトラゾール、約19.0重量%のDLー酒石酸、約50.0重量%の硝酸ストロンチウムおよび約12.0重量%の塩素酸カリウムを含む。成分は粉砕され乾式混合されて、実質的に均一な組成物が形成された。DSC分析によって、この組成物は約141℃で自己発火することが測定された。成分から形成されたプロペラントは、ほぼ68.2%のガス収率を与えた。ブルーストンテストでのこの組成物の衝撃感受性は8.8インチのHD50であった。図3の中で示されるように、組成物はいくつかの圧力条件にわたって比較的大きな燃焼速度をもたらし、特に、0.8インチ/秒(ips)よりも大きな燃焼速度を示した。再び図3を参照する。組成物は約200psigで約0.2ips、約550psigで約0.35ips、約1000psigで約0.5ips、約1500psigで約0.55ips、約2000psigで約0.85ips、約2500psigで約0.9ips、約3000psigで約0.85ips、約3900psigで約1.2ipsを示す。したがって、本発明の組成物は、十分な燃焼速度(典型的には約2500−3000psigで0.4ips以上)を示し、それにより主ガス生成物質として十分な機能を保証する。組成物は107℃で約480時間エージングされた。DSC分析によれば約174.7℃で依然として自己発火した。
例4
例示配合物は、ブースター組成物、自己発火組成物およびガス生成組成物として機能するものとして提供された。その配合物は、約28.0重量%のDLー酒石酸、約32.0重量%の硝酸ストロンチウムおよび約30.0重量%の塩素酸カリウムを含む。成分は事前に別々に公知の方法で比較的小さい寸法に粉砕された。その後、それらは乾式混合されて、本質的に均質の組成物を形成した。DSC分析によって、この組成物は約153℃で自己発火することが測定された。成分から形成されたプロペラントは、ほぼ66.1%のガス収率を与えた。ブルーストンテストでのこの組成物の衝撃感受性は8.1インチのHD50であった。
例1−4に示されるように、本発明(例2−4)に従って形成された組成物は、好ましくは約180℃またはそれ以下で自己発火し、ブースター機能も提供する。本発明の組成物はさらに実質的な量の来気体を生成し、十分な燃焼速度を提供し、それにより作動する際に十分な量のガスを生成する。硝酸ストロンチウムのような第二の酸化剤を使用する組成物は相対的に増加した量のガスおよび改善された感受性を提供する。ブルーストン感受性試験の結果、3.9以上のH50は、U.S.D.O.T規則でのパッケージ基準を緩和する。従って、3.9以上の感受性結果を有する組成物は、実質的に包装における利点を提供する。5−アミノテトラゾールのような第二の燃料を、カルボン酸またはジカルボン酸、第二の酸化剤、および塩素酸カリウムと一緒に使用することは、より多量のガス、許容可能な自己発火温度およびブースター機能性を与えることが理解される。そのため、このような方法で形成された組成物は、ガス生成装置に通常使用される、3つの個別のブースター組成物、自己発火組成物および主ガス生成組成物を単一物で置き換えるために提供されることができる。
実施例5−16
以下の表1で示されるように、示された様々な酸が塩類に変換され、化学量論量の塩素酸カリウムと混合された時、様々な用途において許容可能な自己発火温度を示す。180℃を超える自己発火温度も、たとえばハイブリッドインフレータおよびシートベルトプリテンショナーのような選択された用途においては依然として有用である。これらの例は、得られる塩類および塩素酸カリウムによって与えられた自己発火特性を反映することが認識されるだろう。さらに示されるように、約3.05以下のpKaを示す酸は、一般的に170−180℃未満の自己発火温度を提供する。しかしながら、約5.0以下のpKaを示す酸は、例えば、250℃程度の自己発火温度が許容可能な用途においては依然として利用されることができる。塩素酸カリウムと化学量論量で組み合わされた、たとえばクエン酸およびマロン酸のようなある種の酸は、自己発火機能を満たさないことがあるが、少なくとも第二の酸化剤と組み合わされた時には、ブースター酸化剤および主ガス生成組成物として機能する。参照され本明細書の一部として組み込まれる、本出願の出願人により所有され同時係属中の米国特許出願番号11/479,493に記載されているように、乾燥剤の使用はある環境においてはガス生成装置内の最適な状態を保持し、それにより自己発火組成物、ブースター組成物、および主ガス生成組成物として使用された時の組成物の3つの機能を促進する。
Figure 0005156627
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本発明はさらに、当該技術分野において公知のように作られたガス生成装置を提供し、また当該技術分野において公知のように作られた乗り物乗員保護システムも企図されることが理解されるだろう。そのため、本発明の自己発火組成物は、ガス生成装置、シートベルトアセンブリーおよび/または乗り物乗員保護システムにおいて使用され、これらは当該技術分野において公知のように作られる。
本発明の他の態様においては、本発明の組成物はガス生成システムにおいて使用されることができる。例えば、図2の中で概略的に示されるように、公知の方法で作られた乗り物乗員保護システムは、ハンドル中のエアバッグインフレータ、およびさらにシートベルトアセンブリーと電気的に接続された衝突センサーを含んでいる。本発明のガス生成組成物は、より広汎な乗り物乗員保護システムあるいはガス生成システム内のサブアセンブリーにおいて使用されることができる。より具体的には、自動車のガス生成システム内で使用されるそれぞれのガス生成装置は、本明細書に記載されたガス生成組成物を含むことができる。
押出助剤は、タルク、グラファイト、ボラジン[(BN)]、窒化ホウ素、ヒュームドシリカおよびヒュームドアルミナを含む群から選ばれることができる。押出助剤は、好ましくは組成物全体の0−10%、より好ましくは0−5%を構成する。
組成物は当該技術分野において公知の方法で、乾式又は湿式で混合することができる。様々な成分は、粒子の形状で一般に提供され、混合して他のガス生成成分と均一な混合物を形成する。
本明細書におけるパーセントは、すべてガス生成組成物の合計の重量に基づく重量パーセントである。本明細書に記述された化学薬品は、たとえば、アルドリッチケミカル社のような会社によって供給されることができる。
図1の中で示されるように、例示的なインフレータは、付随するエアバッグの展開の力を調整するためにダブルチャンバ設計を組込む。一般に、主なガス生成組成物12および自己発火/ブースター組成物14を含み、本明細書に記載されるように形成されるインフレータは、当該技術分野において公知の方法により製造されることができる。米国特許番号6,422,601、6,805,377、6,659,500、6,749,219および6,752,421は、典型的なエアバッグインフレータ設計を例証し、これらの特許は参照され本明細書の一部として組み込まれる。
図2を参照する。上記の例示的なインフレーター10は、エアバッグシステム200内に組み込まれることができる。エアバッグシステム200は少なくとも1つのエアバッグ202、および本発明のガス生成物質組成物12を含むインフレータ10を含み、該インフレータはエアバッグの内部と流体連絡可能にエアバッグ202と組み合わされる。エアバッグシステム200は、衝突センサー210を含むか、またはこれと接続される。衝突センサー210は公知のクラッシュセンサーアルゴリズムを含み、衝突の場合に例えばエアバッグインフレーター10の活性化によってエアバッグシステム200の起動の信号を送る。
図2を参照する。エアバッグシステム200は、安全ベルトアセンブリー150のような追加の要素を含む、より広範な、より包括的な乗り物乗員拘束システム180に組み入れられることができる。図2は、そのような拘束システムの1つの典型的な実施態様の概略図を示す。安全ベルトアセンブリー150は、安全ベルトハウジング152および、ハウジング152から伸びる安全ベルト100を含む。安全ベルトリトラクタメカニズム154(例えば、ばね式のメカニズム)は、ベルトの端部分に連結されることができる。さらに、衝突の際にリトラクタメカニズムを始動させるために、プロペラント12と自己発火組成物14を含む安全ベルトプリテンショナー156がベルトリトラクターメカニズム154に連結されることができる。本発明の安全ベルト実施態様と共に使用されることができる典型的なシートベルトリトラクタメカニズムは、米国特許番号5,743,480、5,553,803、5,667,161、5,451,008、4,558,832および4,597,546に開示されている。これらの特許は参照され、本明細書の一部として組み込まれる。本発明の安全ベルトの実施態様が組み合わされることができる典型的なプリテンショナーの例は、米国特許番号6,505,790および6,419,177に開示されている。これらの特許は参照され、本明細書の一部として組み込まれる。
安全ベルトアセンブリ150は、例えばプリテンショナーに組み入れられた火工品イグナイタ(図示せず)の起動によって、ベルトプリテンショナー156の起動の信号を発生する公知のクラッシュセンサーアルゴリズムを含む、衝突センサ158(例えば慣性センサあるいは加速度計)を含むか、またはこれと接続されることができる。先に参照され、本明細書の一部として組み込まれた米国特許番号6,505,790および6,419,177は、そのような方法で始動するプリテンショナーの例を提供する。
安全ベルトアセンブリ150、エアバッグシステム200、およびより広範な乗り物乗員保護システム180が例示されるが、本発明により意図されるガス生成システムはこれらに限定されるものではない。
本発明の実施態様の先の記述が例示の目的だけのためにあり、本発明の範囲を何ら制限しないことはさらに理解されるだろう。そのため、ここに示された様々な構造操作上の特徴は、当該技術分野における当業者により、特許請求の範囲により規定される本発明の技術範囲を逸脱することなく多くの改良を行うことができる。
図1は、本発明のインフレータの一般的な構造を示す横断面図である; 図2は、本発明のガス生成組成物を含む典型的な乗り物乗員拘束装置の概要図である。 図3は圧力条件と組成物の燃焼速度を示す図である。

Claims (5)

  1. 第一の酸化剤としての金属塩素酸塩;
    カルボン酸、ジカルボン酸およびそれらの混合物から選ばれた主燃料;
    テトラゾール類、トリアゾール類、フラザン類およびそれらの塩類から選ばれる第二の燃料;並びに
    金属、塩基性金属および非金属の、硝酸塩、亜硝酸塩、酸化物および塩素酸塩から選択される第二の酸化剤;を含み、
    組成物全体の重量に基づいて、前記の金属塩素酸塩が10−20重量%で提供され、主燃料が15−45重量%で提供され、第二の燃料が0.1−30重量%で提供され、第二の酸化剤が30−50重量%で提供される、組成物。
  2. 請求項1記載の組成物を含む乗り物乗員保護システム。
  3. 請求項1記載の組成物を含むガス生成システム。
  4. 前記の主燃料が酒石酸およびその異性体、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、粘液酸、シュウ酸、マロン酸、フマル酸、ガラクタル酸、グリコール酸、クエン酸、L−リンゴ酸およびそれらの混合物から選択される、請求項1記載の組成物。
  5. 組成物全体の重量に基づいて、9−28重量%のDL−酒石酸、2−30重量%の塩素酸カリウム、5−25重量%の5−アミノテトラゾール、および0−50重量%の硝酸ストロンチウムを含む、請求項記載の組成物。
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