JP5156537B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の電気装置等へのワイヤーハーネス等のケーブルの接続に関し、特にその電気装置におけるプリント基板やアンテナ等に接続されるシールドケーブルの端末部分に接続されるシールドコネクタに関するものである。
近年、カーナビゲーションシステム等の自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリント基板に形成された回路パターンも密集し高密度化されてきている。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送するためにシールドケーブルが用いられるが、伝送される電気信号の更なる高周波化に伴って、このシールドケーブルに接続されるシールドコネクタにも更なる高周波化対応の要求が高まっている。
シールドケーブルの例として、いわゆる同軸ケーブルと呼ばれるものがある。一般的に用いられている同軸ケーブルは、電気信号等の伝送路として銅線などの複数の素線を束ねた信号導体と、同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド導体と、これら導体の間に介在される絶縁体と、シールド導体の外周を覆う絶縁性のシースとが同軸状に配された構造になっており、シールド導体が信号導体の外周を隙間なく覆うことで電磁的にシールドしている。
通常、このような高周波信号を伝送する同軸ケーブルの端末部分に接続されるシールドコネクタには、高周波信号を伝達する信号導体と接続される内導体端子と、編組線などのシールド導体と接続される共に内導体端子の外周を覆う外導体端子と、これら内導体端子と外導体端子の間に介在される所定の比誘電率を有する誘電体とが備えられており、同軸ケーブルの端末部分の絶縁体とシースが剥ぎ取られて露出された信号導体とシールド導体にそれぞれ内導体端子と外導体端子が接続される。
このようなシールドコネクタの例としては、下記特許文献1に開示されているものがある。図8はこのシールドコネクタの縦断面を示している。図示されるように、同軸ケーブルWの絶縁体WbとシースWeが剥ぎ取られて信号導体Waとシールド導体Wdが露出した部分にシールドコネクタ50が接続されている。内導体端子51は圧着部51aを介して信号導体Waと接続され、外導体端子53は圧着部53aを介してシールド導体Wdと接続されており、これら両端子を絶縁状態にする誘電体52が両端子間に介在して設けられている。
一般的に、高周波信号の伝送における同軸ケーブルの特性インピーダンスは、例えば50Ωというように設定されて、接続対象である電気装置の回路基板等の特性インピーダンスとの整合(マッチング)が図られている。高周波信号の伝送経路中に特性インピーダンスが整合していない部分(不整合部)が存在すると、その不整合部での信号の反射による伝送効率の低下及びノイズの発生等の不具合が生じる。したがって、シールドコネクタの特性インピーダンスにおいても同軸ケーブルの特性インピーダンスと整合されている必要がある。
通常、シールドコネクタの特性インピーダンスは、「外導体端子のシェル部内径と内導体端子の端子部外径の比」および「誘電体の比誘電率」を調整して、同軸ケーブルとのインピーダンス整合が図られているが、図8に示されるように内導体端子51の圧着加工後の圧着部51aの外径は、信号導体Waとの電気的な接続信頼性を優先したサイズ・形状となっており、通常、端子部51bの外径よりも小径になるため、圧着部51a位置における「外導体端子53のシェル部53b内径と内導体端子51の圧着部51a外径の比」と、端子部51b位置における「外導体端子53のシェル部53b内径と内導体端子51の端子部51b外径の比」とが同じになっていない。このため、内導体端子51の圧着部51aにおける特性インピーダンスが同軸ケーブルWの特性インピーダンスと整合されておらず、同軸ケーブルWの特性インピーダンスに比べて高い特性インピーダンスなってしまっていた。
このようなシールドコネクタの特性インピーダンスが同軸ケーブルのそれとは等しくない部分では、伝送された電気信号の反射や放射が起こり、信号が正しく伝送されなかったりノイズの原因になったりするなどの不具合が生じたりする。特に数GHzの高周波信号の伝送においてはその傾向が著しいものとなる。
これを改善するためには、内導体体端子の圧着部位置における特性インピーダンスを同軸ケーブルの特性インピーダンスと整合するように低くすれば良いことから、内導体端子の圧着加工後の圧着部の外径を端子部の外径程度に大きくすることでインピーダンス整合を図ることが可能である。従来、この圧着部の外径を大きくする方法として、その圧着部に筒状の金属スリーブを装着する方法が採られてきた。
特開2000−173725号公報
しかしながら、圧着部に筒状の金属スリーブを装着してその圧着部の外径を大きくする方法は、内導体端子の圧着部の圧着加工前に金属スリーブを同軸ケーブルの剥き出しになった絶縁体上に先通ししておかなければならないことから、この先通しする作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シールドコネクタの内導体端子とシールドケーブルの信号導体との接続部において高くなってしまっていた特性インピーダンスを低くして、シールドケーブルとのインピーダンス整合を図ると共に、従来の金属スリーブの装着によってインピーダンス整合を図る場合のように金属スリーブをシールドケーブルの剥き出しになった絶縁体上に先通しする必要がない上に、内導体端子と信号導体との接続部を種々なる大きさに設定することが可能なシールドコネクタを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るシールドコネクタは、信号導体とシールド導体との間に絶縁体が介在されると共に、前記シールド導体の外周にシースが被覆されてなるシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子と、該内導体端子を誘電体を介在した状態で収容し前記シールド導体に接続される外導体端子とが備えられ、前記内導体端子には前記信号導体と接続される信号導体接続部が設けられ、接続後の前記信号導体接続部の外周には、該信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために該信号導体接続部の下面を除く左右両側面および上面を囲む導電性の囲み部材が装着されると共に、該囲み部材の途中部位には、前記信号導体接続部の上面に当接するように内側に膨出された膨出部が形成され、前記囲み部材の左右両端部により前記信号導体接続部の左右両側面が弾性的に挟持されていることを要旨とするものである。
このような構成を有するシールドコネクタによれば、信号導体との接続後の内導体端子の信号導体接続部の外周には、この信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために信号導体接続部の下面を除く左右両側面および上面を囲む導電性の囲み部材が装着されているので、内導体端子の端子部よりも小径であった信号導体接続部付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルとのインピーダンス不整合を解消することができる。
また、囲み部材を内導体端子の信号導体接続部の外周に装着するだけなので、従来のような金属スリーブを信号導体接続部に装着してその信号導体接続部を電気的に大径化する場合のように、金属スリーブをシールドケーブルの剥き出しになった絶縁体上に先通しする必要がなく、内導体端子の信号導体接続部を大径化する加工性が向上している。
更に、囲み部材の途中部位には、信号導体接続部の上面に当接するように内側に膨出された膨出部が形成されているので、信号導体接続部を大径化するに際し、この膨出部の大きさを種々変えるだけで、信号導体接続部の大径化後の大きさを種々なる大きさに設定することが可能になる。
この場合、前記囲み部材の左右両端部により前記信号導体接続部の左右両側面が弾性的に挟持されている構成にすれば、内導体端子の信号導体接続部への装着が行い易い上に、装着後の囲み部材が信号導体接続部から不用意に外れてしまうことが防止される。
また、前記信号導体接続部の上面が二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とを有する場合においては、該信号導体接続部の上面に当接される前記膨出部の当接面が前記谷状面よりも広い構成にすれば、囲み部材の膨出部をこのような形状を有する信号導体接続部の上面に対して所定の状態で当接させることができる。特に、内導体端子の信号導体接続部が一般的な圧着部である場合には、その上面が二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とからなる形状を有しているので、このような圧着部に装着後の囲み部材の高さおよび幅を一定に設定することができる。
更に、前記膨出部が前記囲み部材の途中部位を内側に湾曲させた湾曲部である構成にすれば、囲み部材を例えば一枚の導電性の板材より成形することができる。そして、前記膨出部が前記囲み部材と導通接続された導電性の別部材で構成されていても良く、この場合、前記膨出部が、導電性で略円筒形状を有する円筒部材である構成にすれば、信号導体接続部の上面の所定の位置に安定して当接させることができる。
本発明に係るシールドコネクタによれば、信号導体との接続後の内導体端子の信号導体接続部の外周には、この信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために信号導体接続部の下面を除く左右両側面および上面を覆う導電性の囲み部材が装着されているので、内導体端子の端子部よりも小径であった信号導体接続部付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルとのインピーダンス不整合が解消される上に、また、囲み部材を内導体端子の信号導体接続部の外周に装着するだけなので、従来のような金属スリーブを信号導体接続部に装着してその信号導体接続部を大径化する場合のように、金属スリーブをシールドケーブルの剥き出しになった絶縁体上に先通しする必要がなく、内導体端子の信号導体接続部を大径化する加工性が向上される。
以下に、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタについて図面を参照して詳細に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタについて図1〜図3を用いて説明する。図1は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図2は内導体端子の信号導体接続部に信号導体を接続する手順、図3は信号導体が接続された内導体端子の信号導体接続部に囲み部材を装着する手順を示している。尚、以下の説明においてはシールドコネクタの図示しない相手側コネクタとの接続側を前として説明する。
図1に示されるようにシールドコネクタ1は、同軸ケーブルWの端末において、同軸ケーブルWの信号導体Waに内導体端子2が接続され、この内導体端子2を誘電体5が収容保持し、この誘電体5を外導体端子6が内装し、外導体端子6が同軸ケーブルWのシールド導体Wdに接続されたもので構成されている。
同軸ケーブルWは、電気信号等の伝送路として銅線などの複数の素線を撚り合わせて束ねられた信号導体Waと、同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド導体Wdと、これら導体の間に介在される絶縁体Wbと、シールド導体Wdの外周を覆う絶縁性のシースWeとが同軸状に配された構造になっており、シールド導体Wdが信号導体Waの外周を隙間なく覆うことで信号導体Waが電磁的にシールドされている。
図示されるように同軸ケーブルWは、シースWeが所定長さ皮剥されてシールド導体Wdが露出され、露出されたシールド導体Wdが所定長さ皮剥されて絶縁体Wbが露出され、露出された絶縁体Wbが所定長さ皮剥されて信号導体Waが露出されている。
信号導体Waに接続されるシールドコネクタ1の内導体端子2は、導電性の板材が折り曲げ加工されて一体的に成形されたもので、いわゆるメス型の端子形状を有しており、信号導体Waが接続される信号導体接続部としての圧着部3を後方に備え、図示しない相手側コネクタのオス型内導体端子に接続される端子部4を前方に備えている。
図2(a)に示されるように、圧着加工前の内導体端子2の圧着部3には、同軸ケーブルWの信号導体Wa端末部分が載置される圧着部3の底板部から上方に向かって延設された帯形状を有する一対の圧着片3a,3aが形成されている。この圧着片3a,3aは、上方に向かって末広がり状に拡開しており、種々の径の同軸ケーブルの信号導体に巻き付けできるような十分な長さを有している。
図示されるように圧着部3には、上方に配置されたクリンパ101と下方に配置されたアンビル102によって圧着加工が施される。この場合、クリンパ101は、高さが同じ山を2つ連ねたような形状の左右対称の内面を有しており、左右の窪み101a,101aと、これら2つの窪み101a,101aが繋がる中央部分に突出部101bとが形成されている。また、アンビル102の上面は略円弧形状を有している。このようなクリンパ101とアンビル102によって、左右一対の圧着片3a,3aのそれぞれが屈曲するタイミングが同じになるようにされている。
図2(a)示されるように、圧着部3の底板部の上面に載置された信号導体Waの上方からクリンパ101が下降すると、最初にクリンパ101の窪み101a,101aに、左右の圧着片3a,3aの先端が接触し、圧着片3a,3aが窪み101a,101aに沿って内側に屈曲し始める。そして、中央の突出部101bで圧着片3a,3aの先端同士が突き当たり、それぞれ下方に折れ曲がることで、図2(b)に示されるように信号導体Waに圧着片3a,3aが圧着されて電気的に接続される。
図1に示されるように内導体端子2の端子部4は略筒形状を有しており、端子部4の内部に折り返されることにより形成された一対の弾性接触片4a,4aが設けられている。これら弾性接触片4a,4aは弾性的に撓み変形可能となっており、図示しない相手側コネクタのオス型内導体端子のタブ部が弾性接触片4a,4aの間に挿入されると弾性的に接触して信号の受け渡しができるようになる。また、端子部4の上面には、係止片4bが上方に向けて弾性的に撓み変形可能に突設されている。
このような内導体端子2を収容保持する誘電体5は、所定の比誘電率を有する絶縁性の合成樹脂により略円柱形状に一体的に成形されており、この誘電体5によって内導体端子2と外導体端子6との間が絶縁状態にされる。この誘電体5の内部には、前後方向に開口した端子収容室5aが貫通形成されており、この端子収容室5a内に内導体端子2が収容保持される。この端子収容室5aの後方の天井面には、内導体端子2の係止片4bが係止される係止孔5bが形成されており、この係止孔5bに内導体端子2の係止片4bが係止されると、内導体端子2は端子収容室5aから容易に抜けないように保持される。そして、誘電体5の後方の下面には、ロック突部5cが下方に向けて突設されている。
このような誘電体5が内装される外導体端子6は、導電性の板材が折り曲げ加工されて一体的に成形されたもので、誘電体5が内装される略円筒状のシェル部7を前方に備え、同軸ケーブルWが圧着加工により固定される圧着部8を後方に備えている。
シェル部7の前方側下面には、図示しないコネクタハウジングの収容部に外導体端子6が収容される際に、コネクタハウジングの収容部の底面に形成されているスリットに挿入されるスタビライザー7aが下方に突出して形成されている。このスタビライザー7aにより外導体端子6のコネクタハウジング内への挿入方向が規制される。また、スタビライザー7aの形成により生じた開口部7bの先端には、外導体端子6がコネクタハウジング内に挿入される際に、スタビライザー7aがコネクタハウジングの収容部の底面スリットに案内される案内片7cがテーパ形状に形成されている。
そして、シェル部7の後方側下面には、誘電体5の後方側下面に突設されたロック突部5cと係合するロック片7dが上方に向けて撓み変形可能に形成されており、誘電体5が外導体端子6のシェル部7内に前方から挿入されると、誘電体5は容易に抜けないように保持される。尚、シェル部7の左右両側壁には、相手側コネクタの外導体端子の外壁と弾性的に接触する図示しない舌片状の接触片が形成されている。
外導体端子6の圧着部8は、同軸ケーブルWのシールド導体Wd端末部分及びシースWe端末部分が適切に載置されるように段差状に形成されている。この圧着部8には、圧着部8の底面から上方に向かって延設形成された帯形状の一対のシールド導体圧着片8a,8aと、同じく帯形状の一対のシース圧着片8b,8bが前後に順になって設けられている。これら圧着片8a,8bは、種々なる径の同軸ケーブルに巻き付けできるような十分な長さを有している。
シールド導体Wd端末部分が載置される圧着部8のシールド導体圧着片8a位置の底面の中央には貫通孔8cが形成されており、シールド導体圧着片8b,8bによりシールド導体Wd端末部分が圧着されると、シールド導体Wdの一部がこの貫通孔8c内に入り込むようになっている。
このような構成のシールドコネクタ1が備える内導体端子2の信号導体Waとの接続部である圧着部3の外周には、図3(b),(c)に示されるように信号導体Waに圧着加工された後の圧着部3の下面3fを除く左右両側面3e,3eおよび上面3bを覆うように囲み部材9が装着されている。この囲み部材9は導電性を有する板材の打ち抜き加工および折り曲げ加工により略逆U字状に成形されており、この囲み部材9が圧着部3と導通接続されることで、圧着部3の外径が電気的に大径化される。
図3(a)に示されるように囲み部材9は、内導体端子2の圧着加工後の圧着部(信号導体接続部)3に上方から装着される。この囲み部材9には、圧着部3の左右両側面3e,3eを弾性的に挟持する一対の挟持片9a,9aが下方に開いた状態で形成されている。挟持片9a,9aは、それぞれ内側に折り曲げられた断面が略円弧形状を有しており、それぞれの下端には更に内側に折り曲げられた爪部9b,9bが形成されている。図3(b)に示されるように囲み部材9が圧着部3に装着されると、爪部9b,9bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されて、囲み部材9が圧着部3から容易に外れないように保持される。
囲み部材9の中央には、その中央部位を内側下方に向かって膨出するように湾曲された湾曲部からなる膨出部9cが形成されている。膨出部9cは断面が略壺形状を有しており、左右の端部が左右外側方向に張り出し状に形成されている。膨出部9cの下面は、ほぼ平らに形成されており、この下面が圧着部3の上面3bに当接する当接面9dとなっている。
図示されるように、信号導体Waに圧着加工された圧着部3は、その上面3bが二つの山状面3c,3cと、この二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有した形状になっている。
圧着部3のこのような上面3bの形状に対応して、その上面3bに当接される囲み部材9に膨出部9cの下面である当接面9dは、圧着部3の上面3bの谷状面3dよりも広い面積を有しており、より詳しくは、当接面9dの左右の幅が隣り合う山状面3c,3cの頂点同士を結ぶ長さよりも長くなっている。
この場合、当接面9dの面積を谷状面3dよりも狭くして、当接面9dが凹形状となっている谷状面3dにだけ当接する構成、つまり当接面9dが小さく谷状面3dに入り込むような構成にすると、囲み部材9が左右のいずれかの方向にややずれて装着された場合に、当接面9dが谷状面3dには当接せず一方の山状面3cに当接してしまい、その結果、谷状面3dに入り込んで当接したときと、谷状面3dには入り込まずに一方の山状面3cに当接したときとでは、装着後の囲み部材9の高さが異なってしまうことが発生する。
そこで、図示されるように圧着部3の上面3bが、二つの山状面3c,3cと、この二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有する場合においては、その圧着部3の上面3bに当接される膨出部9cの当接面9dを谷状面3dよりも広くして、山状面3c,3cにだけ当接するような構成にすることで、囲み部材9が左右のいずれかの方向にややずれて装着された場合でも、装着後の囲み部材9の高さが異なってしまうことが防止される。これにより、囲み部材9の膨出部9cを、圧着部3の上面3bに対して所定の状態で当接させることができる結果、装着後の囲み部材9の高さを所定の長さに設定することが容易になる。
尚、上述した囲み部材9の挟持片9a,9aは、装着後の下端の爪部9b,9bが圧着部3の下面3fよりも下方に突出しない長さにすることが好ましい。爪部9b,9bが圧着部3の左右両側面3e,3eを乗り越えて下面3fの両端位置に係止されるような構成では、下面3fの左右両端に外側に突出したバリが発生している場合と、発生していない場合とにおいて、装着後の囲み部材9の高さや幅が異なってしまうからである。
次に、信号導体Wd端末部分に内導体端子2の圧着部3を圧着加工により接続する手順、および内導体端子2の圧着加工後の圧着部3の外周に囲み部材9を装着して接続する手順について説明する。
図2(a)に示されるように、先ず内導体端子2の圧着部3の底板部に信号導体Wa端末部分を載置する。その後、クリンパ101およびアンビル102によって圧着加工を施すことにより、それぞれの圧着片3a,3aが内側に折り曲げられて、図2(b)および図2(c)に示されるような状態にされる。これにより、内導体端子2は圧着部3を介して信号導体Waと導通接続される。
そして、この状態の内導体端子2の圧着部3に上述した囲み部材9が装着される。図3(a)に示されるように、囲み部材9を圧着部3の上方から装着する。装着前の囲み部材9の挟持片9a,9aの間の間隔は圧着部3の幅よりも狭くなっている。
装着の際に挟持片9a,9aは、圧着部3の上面の山状面3c,3cの外側部位に当接しつつ、外側方向に弾性変形しながら下方に案内され、膨出部9cの当接面9dが、圧着部3の上面3bに当接することで、図3(b)および図3(c)に示されるように挟持片9c,9cの下端の爪部9b,9bが圧着部3の左右両側面3e,3eの下方位置で止まり、装着が完了する。
このとき、挟持片9a,9aの爪部9b,9bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されると、圧着部3は挟持片9a,9aによって弾性的に挟持されたことになる。また、この装着により囲み部材9が圧着部3と導通接続されて、圧着部3は電気的に大径化されたことになる。これにより内導体端子3の端子部4よりも小径であった圧着加工後の圧着部3付近の高い特性インピーダンスを、同軸ケーブルWやシールドコネクタ1の圧着部3以外の部分の特性インピーダンスと整合するように低くすることがきる。
また、導電性の板材からなる囲み部材9を内導体端子2の圧着加工後の圧着部3に上方から装着するだけで圧着部3の外径が電気的に大径化されるので、従来のような金属スリーブの装着によって圧着部3を大径化する場合のように金属スリーブを同軸ケーブルWの露出された絶縁体Wb上に先通しする必要がなく、内導体端子2の圧着部3を大径化する加工性が向上している。
次に、本発明の第2の実施形態に係るシールドコネクタについて図4と図5を用いて説明する。図4は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図5は信号導体に接続された内導体端子の圧着部への囲み部材の装着の手順を示している。尚、上述した第1の実施の形態のシールドコネクタと同一の構成については同符号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図4に示されるように、シールドコネクタ10は、図1のシールドコネクタ1とは内導体端子2の圧着加工後の圧着部3に装着される囲み部材11が、図1に示した囲み部材9とは異なる形状を有している。
図5(a)に示されるように、囲み部材11は、圧着加工後の圧着部3の左右両側面3e,3eを弾性的に挟持する一対の挟持片11a,11aが下方に開いた状態で形成されている。挟持片11a,11aは、それぞれ内側に折り曲げられた断面が略円弧形状を有しており、それぞれの下端には更に内側に折り曲げられた爪部11b,11bが形成されている。図5(b)に示されるように囲み部材11が圧着部3に装着されると、爪部11b,11bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されて、囲み部材11が圧着部3から容易に外れないように保持される。
囲み部材11には、左側の挟持片11aの上方部位を内側右方向に向かって膨出するように湾曲された湾曲部からなる膨出部11cが形成されている。この膨出部11cの下面は、ほぼ平らに形成されており、この下面が圧着部3の上面3bに当接する当接面11dとなっている。
この場合も、膨出部11cの下面である当接面11dは、圧着部3の上面3bの谷状面3dよりも広い面積を有しており、より詳しくは、当接面11dの左右の幅が隣り合う山状面3c,3cの頂点同士を結ぶ長さよりも長くなっている。
次に、このような構成の囲み部材11を圧着加工後の内導体端子2の圧着部3に装着する手順について説明する。図5(a)に示されるように、囲み部材11を圧着部3の上方から装着する。装着前の囲み部材11の挟持片11a,11aの間の間隔は圧着部3の幅よりも狭くなっている。
装着の際に挟持片11a,11aは、圧着部3の上面の山状面3c,3cの外側部位に当接しつつ、外側方向に弾性変形しながら下方に案内され、膨出部11cの当接面11dが、圧着部3の上面3bに当接することで、図5(b)および図5(c)に示されるように挟持片11c,11cの下端の爪部11b,11bが圧着部3の左右両側面3e,3eの下方位置で止まり、装着が完了する。
このとき、挟持片11a,11aの爪部11b,11bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されると、圧着部3は挟持片11a,11aによって弾性的に挟持されたことになる。また、この装着により囲み部材11が圧着部3と導通接続されて、圧着部3は電気的に大径化されたことになる。これにより内導体端子3の端子部4よりも小径であった圧着加工後の圧着部3付近の高い特性インピーダンスを、同軸ケーブルWやシールドコネクタ10の圧着部3以外の部分の特性インピーダンスと整合するように低くすることがきる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るシールドコネクタについて図6と図7を用いて説明する。図6は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図7は信号導体に接続された内導体端子の圧着部への囲み部材の装着の手順を示している。尚、上述した第1の実施の形態のシールドコネクタと同一の構成については同符号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図6に示されるように、シールドコネクタ20は、図1のシールドコネクタ1とは内導体端子2の圧着加工後の圧着部3に装着される囲み部材21が、図1に示した囲み部材9とは異なる形状を有している。
図7(a)に示されるように、囲み部材21は、圧着加工後の圧着部3の左右両側面3e,3eを弾性的に挟持する一対の挟持片21a,21aが下方に開いた状態で形成されている。挟持片21a,21aは、それぞれ内側に折り曲げられた断面が略円弧形状を有しており、それぞれの下端には更に内側に折り曲げられた爪部21b,21bが形成されている。図7(b)に示されるように囲み部材21が圧着部3に装着されると、爪部21b,21bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されて、囲み部材21が圧着部3から容易に外れないように保持される。
囲み部材21の中央の内側の面には、この囲み部材21とは別部材である膨出部22が導通接続されて設けられている。膨出部22は、囲み部材21の中央の内側の面に、導電性接着剤や溶接加工により接合されている。この膨出部22は断面が上下方向に潰れた略楕円の円筒形状を有し、膨出部22の下面がほぼ平らに形成されており、この下面が圧着部3の上面3bに当接する当接面22aとなっている。
この場合も、膨出部22の下面である当接面22aは、圧着部3の上面3bの谷状面3dよりも広い面積を有しており、より詳しくは、当接面22aの左右の幅が隣り合う山状面3c,3cの頂点同士を結ぶ長さよりも長くなっている。
次に、このような構成の囲み部材21を圧着加工後の内導体端子2の圧着部3に装着する手順について説明する。図7(a)に示されるように、囲み部材21を圧着部3の上方から装着する。装着前の囲み部材21の挟持片21a,21aの間の間隔は圧着部3の幅よりも狭くなっている。
装着の際に挟持片21a,21aは、圧着部3の上面の山状面3c,3cの外側部位に当接しつつ、外側方向に弾性変形しながら下方に案内され、膨出部22の当接面22aが、圧着部3の上面3bに当接することで、図7(b)および図7(c)に示されるように挟持片21c,21cの下端の爪部21b,21bが圧着部3の左右両側面3e,3eの下方位置で止まり、装着が完了する。
このとき、挟持片21a,21aの爪部21b,21bが圧着部3の左右両側面3e,3eに係止されると、圧着部3は挟持片11a,11aによって弾性的に挟持されたことになる。また、この装着により囲み部材21が圧着部3と導通接続されて、圧着部3は電気的に大径化されたことになる。これにより内導体端子3の端子部4よりも小径であった圧着加工後の圧着部3付近の高い特性インピーダンスを、同軸ケーブルWやシールドコネクタ20の圧着部3以外の部分の特性インピーダンスと整合するように低くすることがきる。
以上説明したシールドコネクタ1(10,20)によれば、信号導体Waとの接続後の内導体端子2の信号導体接続部(圧着部)3の外周には、この信号導体接続部3の外径を電気的に大径化するために信号導体接続部3の下面3fを除く左右両側面3e,3eおよび上面3bを囲む導電性の囲み部材9(11,21)が装着されているので、内導体端子2の端子部4よりも小径であった信号導体接続部3付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルWとのインピーダンス不整合を解消することができる。
また、囲み部材9(11,21)を内導体端子2の信号導体接続部3の外周に装着するだけなので、従来のような金属スリーブを信号導体接続部3に装着してその信号導体接続部3を電気的に大径化する場合のように、金属スリーブをシールドケーブルWの剥き出しになった絶縁体Wb上に先通しする必要がなく、内導体端子2の信号導体接続部3を大径化する加工性が向上している。
更に、囲み部材9(11,21)の途中部位には、信号導体接続部3の上面3bに当接するように内側に膨出された膨出部9c(11c,22)が形成されているので、信号導体接続部3を大径化するに際し、この膨出部9c(11c,22)の大きさを種々変えるだけで、信号導体接続部3の大きさを種々なる大きさに設定することが可能になる。
この場合、囲み部材9(11,21)の左右両端部9a(11a,21a)により信号導体接続部3の左右両側面3e,3eが弾性的に挟持されている構成なので、内導体端子2の信号導体接続部3への装着が行い易い上に、装着後の囲み部材9(11,21)が信号導体接続部3から不用意に外れてしまうことが防止される。
また、信号導体接続部(圧着部)3の上面3bが二つの山状面3c,3cとその二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有する場合においては、信号導体接続部3の上面3bに当接される膨出部9c(11c,22)の当接面9d(11d,22a)が谷状面3dよりも広い構成なので、囲み部材9(11,21)の膨出部9c(11c,22)をこのような形状を有する信号導体接続部(圧着部)3の上面3bに対して所定の状態で当接させることができる。
特に、内導体端子2の信号導体接続部が一般的な圧着部3である場合には、その上面3bが二つの山状面3c,3cとその二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとからなる形状を有しているので、このような圧着部3に装着後の囲み部材9(11,21)の高さおよび幅を一定に設定することができる。
更に、膨出部9c(11c)が囲み部材9(11)の途中部位を内側に湾曲させた湾曲部である構成にすれば、囲み部材9(11)を例えば一枚の導電性の板材より成形することができる。
そして、膨出部22が囲み部材21と導通接続された導電性の別部材で構成すると共に、膨出部22が導電性で略円筒形状を有する円筒部材である構成にしても良く、信号導体接続部3の上面3bの所定の位置に安定して当接させることができる。
以上、本発明に係るシールドコネクタの実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記実施形態では内導体端子の信号導体との接続部としての圧着部に囲み部材を装着する形態について説明したが、内導体端子の信号導体との接続部として溶接により接続された溶接接続部や、内導体端子の信号導体との接続部としてハンダ付けにより接続されたハンダ接続部などの接続部にも本発明に係る囲み部材を装着することができ、上記実施の形態には限定されない。
本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図1に示した内導体端子の圧着部に同軸ケーブルの信号導体を圧着加工により接続する手順を示しており、(a)は圧着加工前の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の縦断面図である。 図2に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に囲み部材を装着する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着前の囲み部材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図4に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に囲み部材を装着する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着前の囲み部材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図6に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に囲み部材を装着する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着前の囲み部材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と装着後の囲み部材の縦断面図である。 従来から用いられているシールドコネクタの概略構成を示した縦断面図である。
符号の説明
1,10,20 シールドコネクタ
2 内導体端子
3 信号導体接続部(圧着部)
3a 圧着片
3b 上面
3c 山状面
3d 谷状面
3e 側面
3f 下面
4 端子部
5 誘電体
6 外導体端子
7 シェル部
8 圧着部
9,11,21 囲み部材
9a,11a,21a 挟持片
9b,11b,21b 爪部
9c,11c,22 膨出部
9d,11d,22a 当接面
W 同軸ケーブル
Wa 信号導体
Wb 絶縁体
Wd シールド導体
We シース
W 同軸ケーブル
Wa 信号導体
Wb 絶縁体
Wd シールド導体
We シース

Claims (5)

  1. 信号導体とシールド導体との間に絶縁体が介在されると共に、前記シールド導体の外周にシースが被覆されてなるシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子と、該内導体端子を誘電体を介在した状態で収容し前記シールド導体に接続される外導体端子とが備えられ、前記内導体端子には前記信号導体と接続される信号導体接続部が設けられ、接続後の前記信号導体接続部の外周には、該信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために該信号導体接続部の下面を除く左右両側面および上面を囲む導電性の囲み部材が装着されると共に、該囲み部材の途中部位には、前記信号導体接続部の上面に当接するように内側に膨出された膨出部が形成され、前記囲み部材の左右両端部により前記信号導体接続部の左右両側面が弾性的に挟持されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記信号導体接続部の上面が二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とを有する場合においては、該信号導体接続部の上面に当接される前記囲み部材の膨出部の当接面が前記谷状面よりも広いことを特徴とする請求項に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記膨出部が前記囲み部材の途中部位を内側に湾曲させた湾曲部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記膨出部が前記囲み部材と導通接続された導電性の別部材で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記膨出部が、導電性で略円筒形状を有する円筒部材であることを特徴とする請求項に記載のシールドコネクタ。
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