JP5156414B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置において、非使用状態における電力消費を必要とせ
ずに、一定時間ごとにインク循環を行い、インク循環経路内のインク固着を防止すること
に関する。
インクジェット記録装置の原理は、インクタンクのインクをノズルを備えた印字ヘッド
に供給し、ノズルからインクを噴出し粒子化を行い、更に粒子化するタイミングで文字情
報に応じた電荷を帯電させ、帯電したインク粒子を電界の中を飛行させることで電荷量に
応じた偏向が行われ、この偏向されたインク粒子が被印字物に付着することで文字を形成
する(例えば、特許文献1参照)。この際、粒子化は一定周期で行われるが印字する文字
によっては電荷を帯電させないインク粒子もある。この電荷が帯電されないインク粒子は
回収されインクタンクに戻され、再度ノズルを備えた印字ヘッドに供給する。このように
、インクジェット記録装置は動作中にインクの供給と回収を行っている。
ここで、インクジェット記録装置に使用するインクは被印字物に付着した際の取り扱い
性を良くするために速乾性を持たせている。このためインクは固まり易く、仮にインクジ
ェット記録装置内のインク経路でインクが固着した場合は、正常に印字ヘッドへのインク
供給や回収が行えず、印字が行えないなどの故障が発生してしまう。
従来の技術ではこれらを防止するために、インクジェット記録装置が無人の非使用状態においても通電状態とし、一定時間ごとに印字ヘッドへのインク供給及び、回収を行いインクジェット記録装置内のインク経路にインクを循環させることにより、インク経路内のインク固着を防止している。
なお、インクジェット記録装置が無人の非使用状態においても通電状態とし、一定時間ごとに印字ヘッドへのインク供給及び、回収を行いインクジェット記録装置内のインク経路にインクを循環させる技術に対応する特許文献は存在しない。
特開2004−322558号公報
上記の従来技術においては、インクジェット記録装置が周囲が無人の非使用状態であっ
ても、交流商用電源供給及び、停止手段を常時通電しておく必要があるため、常時電力を
消費し環境上好ましくない。
上記課題を解決するため、インクジェット記録装置において、交流商用電源供給及び、
停止手段と、インク循環制御手段に対し一定時間ごとに交流商用電源供給開始信号、イン
ク循環開始信号、インク循環停止信号、交流商用電源供給停止信号を入力するという構成
をとる。
本発明によれば、インクジェット記録装置が無人の非使用状態であっても、電力消費を
最小限に抑えながら、インク循環経路内のインク固着を防止することができる。
以下、本実施の形態にかかる発明について図を用いて説明する。
まず、全体の構成について述べる。図2に示すように、破線にて囲まれた21がインク
ジェット記録装置(以下IJPと記す)であり、以下の各部により構成される。1はIJ
P21全体を制御するMPU(マイクロプロセッシングユニット)、2はインクジェット
印字装置21内で一時的にデータを記憶しておくRAM(ランダムアクセスメモリー)、
3はインクの種類、ノズルヘッドケーブル長さ、使用環境、稼働状況等における制御プロ
グラムや制御データ、印字情報、帯電量検出タイミング等を格納する書換え可能な不揮発
性の記憶装置(HDD、フラッシュメモリ、バッテリーバックアップされたRAM等)で
ある。
4は入力されたデータおよび印字内容等を表示する表示装置、5はパネルインターフェ
ース、6は文字高さ等の設定値を入力するパネル、7は被印字物検出回路、8はIJP2
0の印字に関する全般的な制御を行う印字制御回路、10は印字内容を文字信号に変換す
る文字信号発生回路、11はインクを噴出するノズル、12はノズルより噴出したインク
が粒子になりそのインク粒子に電荷を加える帯電電極、13は帯電したインク粒子を偏向
する偏向電極である。
14は印字に使用しないインクを回収するガター、15はガターより回収されたインク
を再びノズルへ供給しインク循環を行うポンプ、16はインク循環を行う際のインク経路
、17は被印字物を検出するセンサ、18は被印字物を搬送するコンベア、19は印字の
対象となる被印字物、20はノズルから噴出されたインク粒子、31はIJP21外部か
らの外部制御信号入力回路、32は入力される交流商用電源のON/OFFを行うリレー
回路、33は入力された交流商用電源をインクジェット記録装置内で使用する直流電源に
変換する電源装置、34はIJP21を起動するためのスイッチ、35は34スイッチが
ONすることで動作する補助電源装置である。
次に実際の印字の流れについて図1を使って説明する。IJP21は交流商用電源を3
3電源装置に入力し、必要な直流電源に変換し各回路などに供給され動作している。ここ
で、交流商用電源は電源装置33へ直接入力されず、リレー回路32に入力されリレー回
路のON/OFFにより電源装置33への交流商用電源の供給と停止を行っている。
但し、リレー回路32のON/OFF制御はMPU1により行われ、このMPU1は電
源装置33から供給される直流電源で動作するため、リレー回路32がOFF状態、すな
わち電源装置33が動作していない状態である、IJP21非使用状態からリレー回路3
2がON状態、すなわちIJP21が動作状態に移行する場合には、電源装置33が動作
していないため、MPU1も動作できない。
よって、そのままではリレー32に対してON状態にする制御を行えない。そこで、交
流商用電源を分岐しスイッチ34を介して補助電源装置35に入力している。この補助電
源装置35は交流商用電源をMPU1だけ動作させるのに必要な直流電源に変換しており
、動作のON/OFF制御はスイッチ34により行われる。
これにより、リレー回路32がOFF状態、すなわち電源装置33が動作していない状
態である、IJP21非使用状態で、スイッチ34をONすることで補助電源装置35が
動作し、MPU1に直流電源が供給され、MPU1からリリレー回路32に対してON状
態とするための制御信号が入力され、電源装置33が動作しIJP21の各回路に直流電
源が供給されIJP21は動作を開始する。
ここで、本IJP21では、スイッチ34に並列にリレー回路36を設けこのリレー回
路36のON/OFF制御を制御信号外部入力回路31を介してIJP21の外部から行
えるような構成としている。これにより、リレー回路32がOFF状態、すなわち電源装
置33が動作していない状態である、IJP21非使用状態からリレー回路32がON状
態、すなわちIJP21が動作状態への移行をIJP21の外部から行える構成としてい
る。
前記のIJP21の動作状態は、大きく電源が入っているだけの状態(以下、休止状態
と記す)とポンプ15によりノズル11からインクが噴出され、インクを粒子化しセンサ
17に被印字物19を検出したことを示す検出信号が入力されれば印字が行われ、印字に
使用しないインクはガター14から回収され、センサ17に被印字物19を検出したこと
を示す検出信号が入力されなければインク循環を行う状態(以下、運転状態と記す)に分
けられる。
IJP21ではまず、休止状態となり休止状態から運転状態への移行は、制御信号外部
入力回路31を介して運転信号を入力することでIJP21の外部から操作が行えるよう
な構成としている。また、運転状態から休止状態への移行は、制御信号外部入力回路31
を介して停止信号信号を入力することでIJP21の外部から操作が行えるような構成と
している。
IJP21が使用される工場などで、生産計画などによりIJP21が長期間非使用状
態に置かれる場合は、インク経路16内でインクが固着しインク経路16を詰まらせてし
まうことがあるため、これを防ぐため制御信号外部入力回路31にタイマー回路などを備
えたシーケンサなどを接続しておき、一定間隔で制御信号外部入力回路31に電源ON信
号を入力し、IJP21を休止状態とし、次に運転信号を入力しインク循環を一定時間行
った後に、停止信号を入力しインク循環を停止し再び休止状態としMPU1からリレー回
路32に対しOFF信号を入力することでIJP21は動作を停止するという動作を行う
ことで、無人で一定時間ごとにインク循環を行うことが可能となりインク固着を防止でき
る。
しかもインク循環を行わないときIJP21はまったく電力を消費しない。更には、周
囲が無人の非使用状態における通電時に活電部の故障と、インクタンクやインク経路など
からのインク漏れなどが重なった場合に、インクへの引火から火災に至る危険を低減する
ことが可能となる。
本実施の形態にかかるインクジェット記録装置の部分詳細ブロック図である。 本実施の形態にかかるインクジェット記録装置の原理ブロック図である。
1…MPU、2…RAM、3…記憶装置、4…表示装置、5…パネルインターフェース、
6…パネル、7…被印字物検出回路、8…印字制御回路、10…文字信号発生回路、11
…ノズル、
12…帯電電極、13…偏向電極、14…ガター、15…ポンプ、16…インク経路、1
7…被印字物センサ、18…コンベア、19…被印字物、20…インク粒子、21…イン
クジェット記録装置、31…制御信号外部入力回路、32…リレー回路A、33…電源装
置、34…スイッチ、35…補助電源装置、36…リレー回路B

Claims (3)

  1. ノズルとノズルから噴出されたインクを粒子状にするインク粒子作成手段と、前記インク粒子に印字情報に基づいた電荷を帯電させる手段と、帯電したインク粒子を偏向させる手段と、ノズルから噴出され帯電されず印字に使用しないインク粒子を回収するインク回収手段を備えた印字ヘッド部と、交流商用電源を直流電源に変換する電源変換手段と、前記の電源変換手段への交流商用電源の供給と停止を、外部から制御可能な交流商用電源供給開始及び、停止手段と、ノズルを備えた印字ヘッド部に対してインクの供給及び、回収を行う為のインク循環手段と、インク循環の実行及び停止を外部から制御可能なインク循環制御手段を備えた印字装置本体を備える非使用時にも一定時間ごとにインク循環を行うインクジェット記録装置において、
    交流商用電源供給及び、停止手段と、インク循環制御手段に対し一定時間ごとに交流商用電源供給開始信号、インク循環開始信号、インク循環停止信号、交流商用電源供給停止信号を入力することを特徴とするインクジェット記録装置
  2. 請求項1に記載のインクジェット記録装置において、交流商用電源供給開始及び、停止手段は、電磁石への通電を制御することで接点の開閉を行う機械式リレーを用い、交流商用電源供給開始及び、停止を行うことを特徴とするインクジェット記録装置
  3. 請求項1に記載のインクジェット記録装置おいて、交流商用電源供給開始及び、停止手段は、サイリスタやフォトカプラなどの半導体を用いた半導体リレーを用い、交流商用電源供給開始及び、停止を行うことを特徴とするインクジェット記録装置
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