JP5156154B2 - 配線ボックス及び配線ボックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の壁面からの電線の引出しや電線の接続或いは分岐等を行なうため、壁面等の造営材に固定され、電線管や電線管接続具が接続される配線ボックス及び配線ボックス装置に関するものである。
従来、この種の配線ボックスは、壁面からの電線の引出し、内部における電線どうしの接続や分岐の態様に応じて、この配線ボックスに接続される電線管、電線管接続具も、例えば、図13に示すように、同図(a)では、配線ボックス71の側壁の1箇所に電線管接続具としての接続筒72が接続され、この接続筒72に電線管73が挿入されて接続される1方出となっており、同図(b)では直状の2方出、同図(c)では直角2方出、同図(d)では3方出、同図(e)では4方出の5種類の異なった態様で接続されている。このため、5種類の配線ボックスが製造され、施工業者は、現場における配線、配管状況に応じて5種類のなかから所望の配線ボックスを選択し、取付けていた。
しかし、配線、配管状況に応じて複数種類の配線ボックスを取揃えるのはコストが高くなり、また、施工業者にとっても多種類の在庫を抱えなければならないため、その管理も大変であった。また、配線、配管状況に対応した配線ボックスを選択して持参しなければならないし、配線ボックスを間違えた場合には、再度、配線ボックス自体を取替えなければならないという不便を生じていた。
そこで、この不具合を解消すべく、1種類の配線ボックスにノックアウト部を設け、配線、配管状況に応じて必要なノックアウト部を打抜き、電線管接続具を接続する技術が、例えば、実用新案登録第3075998号公報、特開2002−305826号公報等に開示されている。図14はノックアウト部を有する配線ボックスの一例を示すものであり、八角形状をなす中空柱状の配線ボックス71の底壁74及び側壁75には、複数のノックアウト部76が設けられている。この配線ボックス71によれば、ノックアウト部76を打抜くことにより、電線の引出方向、引出数に対応する取付孔を任意にしかも簡単に形成することができる。そして、所望の箇所のノックアウト部76を打抜いて取付孔78を形成した後は、図15に示すように、電線管接続具77の一端側を前記配線ボックスの取付孔78に挿通し、次いで、前記電線管接続具77の一端側の外周面に形成した螺着部79に締付具80を螺着して前記配線ボックス71の側壁75を挟持することにより、前記電線管接続具77は配線ボックス71に取付けることができる。なお、底壁74には電線管接続具77の螺着部79に締付具80を締付けるための逃がし部81を形成することが必要となることがある。
実用新案登録第3075998号公報 特開2002−305826号公報
しかし、前記ノックアウト部76を設けた配線ボックス71においては、設置後のノックアウト部76を打抜く際にその打抜き箇所を間違えることがある。また、ノックアウト部76を打抜いて電線管接続具79を接続した後に、配線経路が変更となって電線管の接続箇所が変わったり、接続本数が変更されたりすることがある。このような場合には、ノックアウト部76を打抜いた後に形成される取付孔78は用をなさないばかりか、この部分から配線ボックス71内に塵埃、雨水等の異物が侵入し、支障をきたすことがある。ところが、従来は、一旦、ノックアウト部76を打抜いた後は、その打抜箇所を簡単に塞ぐことはできなかった。なお、板材、テープ等の汎用部材を使用して塞ぐことも可能ではあるが、これらの汎用部材では、配線ボックス71の外観を損ねることとなるため、建物の外壁面等に取付けられる露出タイプの配線ボックスなどには適用できなかった。即ち、従来の配線ボックスは、電線管の接続間違いや接続箇所、接続本数の変更に自在に対応できるものではなかった。
そこで、本発明は、電線管の接続間違いや接続箇所、接続本数の変更に自在に対応できる配線ボックス及び配線ボックス装置の提供を課題とするものである。
請求項1の配線ボックスは、筒状の側壁と該側壁の両端の一方に設けられた底壁とを有し、前記側壁の両端の他方が開口するものであって、前記側壁及び底壁の少なくとも一方に、電線管または電線管接続具を接続するための取付孔が形成され、前記取付孔が、前記配線ボックスの内外に貫通し、内周面に該内外方向を軸とするねじ部が設けられ、外周に雄ねじが形成された螺着部を有し前記取付孔の開口を閉塞する閉塞具が前記ねじ部に螺着脱可能に形成され、前記ねじ部は、前記取付孔の開口から内部側に離間した位置に設けられ、前記取付孔の開口は、除去可能に一体に閉塞されたものである。
前記配線ボックスは、筒状の側壁と底壁とで形成され、底壁の反対側は開口している。前記側壁は円筒状、四角筒状の他、六角筒状、八角筒状等の多角形の筒状等に形成されている。前記配線ボックスは、一般には、造営材である建物の壁面等に露出した状態で取付られるものであるが、必ずしもこれに限られるものではなく、建物の二重天井の裏側などに埋設されるものも含まれる。なお、前記開口には、蓋部材が着脱自在に取付けられて配線ボックスの内部を保護している。
前記配線ボックスの側壁或いは底壁に形成された電線管接続具を接続するための取付孔は、互いに所定間隔をおいて複数設けられているが、1個のみとすることもできる。前記取付孔は、配線ボックスの製造時に該配線ボックスの本体部分と一体に形成することができる。或いは、まず、配線ボックスの本体を形成してから、後加工で穿設することもできる。いずれにしても、配線ボックスに予め形成されているものである。前記取付孔は配線ボックスの内外に貫通しており、その内周面にはその一部または全部に配線ボックスの内外方向を軸とする雌ねじのねじ部が設けられている。なお、前記取付孔のねじ部は、配線ボックスが合成樹脂製である場合には、前記配線ボックスの本体及び取付孔と一体に形成することが可能である。但し、配線ボックスの本体を形成後、後加工により取付孔の内周面に螺刻して形成してもよい。
更に、前記取付孔は、そのねじ部において、この取付孔の開口を閉塞する閉塞具が螺着可能に形成されている。したがって、閉塞具は取付孔のねじ部に螺着するだけの簡単な操作で該取付孔に着脱でき、その開口を閉塞または開放することができる。
加えて、請求項1の配線ボックスは、取付孔の開口が除去可能に一体に閉塞されている。前記取付孔の開口を除去可能に閉塞する手段として、前述のように、閉塞具を取付けることが考えられるが、この除去可能に一体に閉塞とは、着脱自在ではなく、予め取付孔の開口に一体に接続された状態で閉塞するものを意味し、一旦除去した後は、取付孔の開口は開放状態のままとなる。但し、取付孔の開口の閉塞部を除去して開放した後は、前記取付孔に閉塞具或いは電線管接続具を螺着して再度取付孔の開口を閉塞できる。取付孔の開口を除去可能に一体に閉塞する手段としては、例えば、前記取付孔の開口にノックアウト部を形成することが考えられる。或いは、所要の強度を有する薄膜で取付孔の開口全体を閉塞し、これを突き破って除去するものが考えられる。このような閉塞手段を設けることにより、除去前において、前記取付孔に閉塞具を取付けることなく外部からの異物の侵入を防止できる。なお、ノックアウト部を形成した場合は、これを打抜き後或いは突き破り後に、取付孔の内周縁にばりなどが生じたときは、閉塞具或いは電線管接続具を円滑に挿入できるようばりなどを除いておく。
前記取付孔は、本来、電線管接続具を接続するためのものであるが、この接続をしないときは、その開口は電線管接続具か閉塞具のいずれかによって閉塞されて配線ボックス内が保護される。
請求項1の配線ボックスは、その取付孔が、電線管または電線管接続具についてもねじ部に螺着脱可能に形成されたものとすることができる。ここで、前記電線管接続具は、例えば、配線ボックスの取付孔に挿通した後、該電線管接続具の外周面に設けたねじ部に前記配線ボックスの内部側から環状の締付具を螺着して該配線ボックスの側壁または底壁を挟持して前記取付孔に取着することもできるが、電線管接続具の外周面に設けた螺着部を前記閉塞具の螺着部と同一のねじ径、ねじピッチとすることにより、前記閉塞具と同様に、電線管接続具の螺着部を取付孔のねじ部に螺着することができる。この場合、前記取付孔は、閉塞具に加えて電線管接続具をも共通して取付けることができ、前記電線管接続具は、別途に締付具を用いることなく、取付孔のねじ部に螺着して直接該取付孔に接続することができる。
請求項1の配線ボックスは、加えて、取付孔のねじ部が、該取付孔の開口から内部側に離間した位置つまり該取付孔の内周面の後方寄りに設けられている。取付孔の内周面の前方寄り即ち開口側はねじ部が設けられておらず、平滑となっており、内周面の孔径を閉塞具の螺着部の外径及び電線管接続具の外周部に設けられた螺着部の外径より僅かに大きく形成すれば、前記ねじ部が設けられていない部分は前記閉塞具或いは電線管接続具の挿入の案内として機能し、前記閉塞具或いは電線管接続具は配線ボックスの側壁或いは底壁の壁面に対して直交方向に導かれる。また、ねじ部が取付孔の内周面の後方寄りに設けられていることによって閉塞具或いは電線管接続具の螺回動数が減少する。
請求項2の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの外部側に突出しない状態に設けられている。ここで、取付孔形成部は、取付孔を形成する部分であり、配線ボックスの側壁や底壁に穿設された壁厚部に形成された孔の周縁部に限らず、壁面から側方に突出部を設け、この部分に穿設した孔の外縁部も取付孔形成部となり得るが、請求項4では、この取付孔形成部は少なくとも壁面から外方には突出しない状態に設けられている。逆に言えば、前記取付孔形成部は側壁や底壁において、壁厚部のみに、または、壁厚部と配線ボックスの内部側に向けて突出した部分に設けられている。したがって、取付孔形成部は配線ボックスの壁面から配線ボックスの外部側には突出しないので、特に、請求項3の露出型の配線ボックスにおいて外観を良好に維持し得る。また、外部側への突出部がないため、この部分で他の物に引掛かったりするのが防止されるとともに、運搬容器、保管容器における収容スペースが小さくなる。
請求項3の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの内部側に突出しない状態に設けられている。
請求項4の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの内部側に突出した状態に設けられている。これにより、閉塞具及び電線管接続具が取付孔に取付られている長さつまりは前記閉塞具及び電線管接続具の保持長さは前記取付孔形成部が壁面から配線ボックスの内部側に突出している分だけ大きくなる。
前記各請求項の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、この取付孔に螺着された電線管接続具の螺着部より短かく形成されたものとすることができる。即ち、前記電線管接続具を前記取付孔に螺着したとき、前記電線管接続具の先端部は前記取付孔形成部の内部側先端より配線ボックスの内部側に一定長さ突出している。この電線管接続具の突出部分には別途の締付具を螺着して前記配線ボックスの側壁または底壁を狭持することができ、これにより、電線管接続部を一層強固に取付孔に取着することができる。
請求項5の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部の一方の端部が、電線管接続具及び閉塞具と平面状態で当接すべく、前記取付孔の周縁全周が平坦に形成されている。ここで、取付孔形成部の一方の端部とは、電線管接続具及び閉塞具と当接する側であるから、配線ボックスの外部側の端部を意味する。この取付孔形成部の端部が電線管接続具及び閉塞具と平面状態で当接すれば、両部材は互いに面接触するのであるから、前記取付孔形成部に対する電線管接続具及び閉塞具の座りが良くなる。なお、配線ボックスが多角形の筒状に形成されている場合には、格別の加工を施さなくても電線管接続具及び閉塞具とは平面状態で当接するのであるが、前記配線ボックスが円筒状の側壁で形成されたいわゆる丸型のものである場合には、側壁は曲面となっているので、取付孔形成部が配線ボックスの外部側に突出しないものにあっては、取付孔形成部の一方の端部は平面状態とはならず、曲面状態となる。この場合には、取付孔の開口の周縁部に肉盛りして先端面を平面状態に形成することができる。
請求項6の配線ボックスは、取付孔のねじ部が、周方向の一部を除いて形成されている。
請求項7の配線ボックス装置は、他種の配線ボックスの壁に設けられたノックアウト部を打ち抜くことにより形成される壁孔に、外周面に設けられた雄ねじを挿通するとともに、該雄ねじに螺着される環状の締付具を用いて前記配線ボックスの壁を挟持することにより前記他種の配線ボックスに取付け可能な電線管接続具が接続される取付孔を備えた配線ボックスと、前記取付孔に取付けられて該取付孔を閉塞する閉塞部を備えた閉塞具と、からなる。そして、前記配線ボックスは、筒状の側壁と該側壁の両端の一方に設けられた底壁とを有し、前記側壁の両端の他方が開口し、前記側壁及び底壁の少なくとも一方に、前記配線ボックスの内外方向に貫通した前記取付孔が形成されている。また、前記閉塞具は、前記電線管接続具の雄ねじが螺着できる雌ねじに螺着脱可能な、外周に雄ねじが形成された螺着部が設けられている。更に、前記配線ボックスの取付孔の内周面には、前記電線管接続具及び閉塞具が螺着脱可能な、前記配線ボックスの内外方向を軸としたねじ部が形成されている。そして、前記閉塞具の閉塞部の裏面が前記配線ボックスの壁の外部側における前記取付孔の周縁に当接して該取付孔を閉塞した状態で前記ねじ部に螺着された該閉塞具を螺回動させて螺脱するとともに、開口させた前記取付孔に対して前記電線管接続具を前記ねじ部に螺着することで、該電線管接続具をその一端側が前記配線ボックスの壁の外部側に突出した状態で取付けできるよう形成されている。
請求項8の配線ボックス装置は、請求項7の配線ボックスと閉塞具とに加え、請求項7に記載の電線管接続具を備えてなる。
請求項9の配線ボックス装置は、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁厚部のみに設けられている。配線ボックスの側壁或いは底壁の肉厚部が大きい場合には、この肉厚部のみに取付孔を設けても、閉塞具及び電線管接続具の取付孔への保持性は確保され得る。
請求項10の配線ボックス装置は、配線ボックスの開口に着脱自在に取付けられた蓋体を更に備えている。
請求項11の配線ボックス装置は、配線ボックスが造営材に外部に露出した状態で取着されるものである。即ち、建物の外壁面や建物内の外部から視認される箇所に取付けられるので、外観を重視される。そこで、取付孔の開口を閉塞具で閉塞することにより見栄えの低下が防止される。
請求項1の配線ボックスは、側壁及び底壁の少なくとも一方に形成した、電線管接続具を接続するための取付孔に、前記取付孔の開口を閉塞する閉塞具を螺着脱できるように構成されているから、必要に応じて取付孔を開放または閉塞することができる。このため、配線ボックスの取付孔への電線管接続具の接続位置を間違えても、直ちに、前記電線管接続具を取外して正規の取付孔に付け直すことができ、取外した後の取付孔に閉塞具を螺着して該取付孔の開口を閉塞することができる。また、配線ボックスを設置後に、配線経路の変更によって電線管の接続箇所が変わったり、接続本数が増減したときも、同様に、電線管接続具の取着箇所を変更し、取付孔に閉塞具を螺着して該取付孔の開口を塞ぐことができる。
そして、閉塞具によって取付孔の開口を閉塞することによって、配線ボックス内に塵埃、雨水等の異物が侵入するのを防いで、内部の配線を確実に保護することができる。また、閉塞具を取付けることは取付孔のねじ部を保護することにもなる。更に、配線ボックスが外壁面等に取付けられる露出型のものである場合には、使用しない取付孔の開口を閉塞して外観の低下を防止することができる。
これらの結果、取付孔に閉塞具を螺着脱するだけの簡単な操作で、電線管の接続間違いや、接続箇所、接続本数の変更に自在に対応することができるのである。
また、閉塞具は直接配線ボックスの取付孔のねじ部に螺着脱できるので、前記閉塞具の螺着部に壁面を挟持して取着するための締付具を不要とすることができる。その結果、部品点数を削減してコストを低減し、作業効率を向上させることができる。そして、締付具を不要とできる分、配線ボックス内の収容スペースを広くできるとともに、側壁における取付孔の形成位置を底壁に近づけて該側壁を低くし、配線ボックスを薄型化できる。
加えて、取付孔のねじ部が、該取付孔の開口から内部側に離間した位置つまり該取付孔の後方寄りに設けられている。このため、閉塞具或いは電線管接続具を取付孔に取付ける際には、前記取付孔の前方寄りのねじ部が設けられていない部分が前記閉塞具或いは電線管接続具を取付孔の途中まで挿入するときの案内として機能するので、前記閉塞具或いは電線管接続具を配線ボックスの側壁或いは底壁の壁面に対して直交方向に導くことができ、斜めに螺着することによってねじ同士の噛合わせに不具合を生ずるのを防いで、取付孔のねじ部に的確に螺合させることができる。また、閉塞具或いは電線管接続具の螺回動数が減るので、作業効率が高まる。
そして、取付孔の開口は、除去可能に一体に閉塞されている。この構成により、閉塞の除去前において、前記取付孔に閉塞具を取付けることなく外部からの異物の侵入を防止できる。
請求項2の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの外部側に突出しない状態に設けられているから、外観を良好に維持することができ、露出タイプの配線ボックスにも適用できる。また、外部側への突出部がないため、他の物との引掛かりを防止して配線ボックスや他の物が損傷するのを防止できる。更に、運搬容器、保管容器における収容スペースが小さくなってこれらの容器を小型化できる。
請求項3の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの内部側に突出しない状態に設けられている。これにより、配線ボックス内を広く使用することができる。
請求項4の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁面から配線ボックスの内部側に突出した状態に設けられている。したがって、閉塞具及び電線管接続具を取付孔内に保持する長さ及びねじ部の長さが大きくなるので、前記閉塞具及び電線管接続具を取付孔に安定して保持できる。
請求項5の配線ボックスは、取付孔を形成する取付孔形成部の一方の端部が、電線管接続具及び閉塞具と平面状態で当接すべく形成されているので、端部同士が面接触し、前記取付孔形成部に対する電線管接続具及び閉塞具の座りが良く、安定した状態で取付けられる。
請求項6の配線ボックスは、取付孔のねじ部が、取付孔の周方向の一部を除いて形成されているから、電線管を取付孔の途中まで挿入した状態で接続されたとき、この電線管の内部を挿通した電線がねじ部と接触して傷付くのを防止できる。
請求項7及び請求項8の配線ボックス装置は、配線ボックスの取付孔のねじ部に電線管接続具及び閉塞具を交換可能に取付けることができる。また、電線管接続具を配線ボックスの取付孔に螺着して直接取付けることができるし、管径の異なる電線管接続具を配線ボックスの取付孔に挿通し、この電線管接続具の外周部の雄ねじに環状の締付具を螺着して取付孔周縁部を挟持することにより取付孔に取付けることもできる。
請求項9の配線ボックス装置は、取付孔を形成する取付孔形成部が、壁厚部のみに設けられているから、配線ボックスの内部側及び外部側への出張りがなく、内部を広く確保できるとともに、壁面部分の外観を簡潔なものとすることができる。
請求項10の配線ボックス装置は、蓋体を更に備えているので、配線ボックス内に異物が混入するのを防いで内部を保護するとともに、配線ボックスの見栄えを良くする。
請求項11の配線ボックス装置は、配線ボックスが造営材に外部に露出した状態で取着されるものであり、閉塞具で取付孔の開口を塞ぐことによって、外観を良好に保つことができる。
本発明の実施形態の配線ボックス装置を示す斜視図である。 図1の配線ボックス装置の分解斜視図である。 図1の配線ボックスの斜視図である。 図3の配線ボックスの正面図である。 図3の配線ボックスの平面図である。 図5のA−A切断線による断面図である。 図5のボス部におけるボスねじの埋込み位置を説明するための要部断面図であり、(a)はボスねじがボス部の上端から下方に離間した位置に設けられた場合、(b)はボスねじがボス部の上端部に設けられた場合を示す。 図2の閉塞具を示し、(a)は部分断面図、(b)は正面図、(c)は裏面図である。 図8の閉塞具の工具係止部にマイナスドライバーを係止させ、これを螺回動することによって前記閉塞具を取外す状態を示す断面図である。 図2の蓋体の断面図である。 図6の配線ボックス及び蓋体の要部断面図であり、(a)は蓋体を配線ボックスの開口に載置した状態、(b)は蓋体を載置した後に回動して配線ボックスと蓋体とが係合した状態を示す。 図2の別の蓋体を示す斜視図である。 従来の配線ボックスへの接続筒の接続態様を示す斜視図であり、(a)は1方出、(b)は直状の2方出、(c)は直角2方出、(d)は3方出、(e)では4方出を示す。 従来の別の配線ボックスを示す斜視図である。 図14の配線ボックスへの電線管接続具の接続状態を示す要部断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図12に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の実施形態の配線ボックス装置を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1の配線ボックスの斜視図、図4は図3の配線ボックスの正面図、図5は同じく平面図、図6は図5のA−A切断線による断面図である。
図1乃至図6において、配線ボックス装置1は、電線61の引出し、接続、分岐等のために、ビス63を介して建物の外壁面等に取付けられるものであり、配線ボックス11の一側の開口であるボックス開口14には蓋体31が皿付ボルト64を介して着脱自在に取付けられている。また、前記配線ボックス11の側壁12には計4箇所に電線管接続具41を接続するための取付孔16が等間隔で設けられている。このうち2箇所の取付孔16には、それぞれ電線管接続具41の一端部が着脱自在に取着されており、更に、前記電線管接続具41の反対側の端部には波付電線管62が取付けられている。したがって、前記波付電線管62は電線管接続具41を介して前記配線ボックス11の取付孔16に着脱自在に取付けられていることになる。一方、配線ボックス11の他の2箇所の取付孔16にはそれぞれ後述する閉塞具51が螺着脱可能に取着されて前記取付孔16の孔開口16aを閉塞している。前記波付電線管62の内部には電線61が挿通されている。
まず、前記配線ボックス11は合成樹脂、アルミニウムなどの金属等で形成されており、図3乃至図6に示すように、円筒状に形成された側壁12と、前記側壁12の両端の一方に設けられた底壁13とを有しており、前記側壁12の両端の他方にはボックス開口14が形成されている。前記側壁12には取付孔形成部15を介して計4個の取付孔16が周方向に等間隔に設けられている。この取付孔16はその孔開口16aから前記電線管接続具41を挿入して接続するためのものであり、前記側壁12を貫通し、電線61が挿通するようになっている。前記取付孔形成部15は前記側壁12の壁厚部のみでなく、配線ボックス11の内部に突出する突出部15aによっても形成されており、その突出部15aの内部に同一径の孔が形成され、前記取付孔形成部15の全長に至って前記取付孔16が形成されている。なお、前記底壁13は樹脂成形により側壁12と一体に形成することができるが、接着等によって側壁12に接合することもできる。
前記取付孔16の内周面17は内径が後述する前記電線管接続具41の螺着部44の外径及び閉塞具51の螺着部53の外径より僅かに大きく形成されている。更に、取付孔16の内周面17には、後方寄り即ち配線ボックス11の内部側寄りにねじ部18が設けられている。このねじ部18には前記電線管接続具41の螺着部44及び閉塞具51の螺着部53を螺着できるようになっている。したがって、前記取付孔16のねじ部18には電線管接続具41及び閉塞具51を交換可能に取付けることができ、前記取付孔16のねじ部18は電線管接続具41の取付けと閉塞具51の取付けとを兼用するものである。
但し、前記電線管接続具41は必ずしも前記取付孔16のねじ部18に螺着するものに限られるものではなく、前記螺着部44の外径を前記取付孔16のねじ部18の内径より小さくして、単に前記取付孔16内を挿通し、配線ボックス11の内部側から別部材である締付具を前記電線管接続具41の螺着部44に螺着して後述する電線管接続具41の当接部43とで前記配線ボックス11の側壁12を狭持し、取着するものとしてもよい。この場合は、別部材である締付具を必要とするが、1種類の取付孔16に、この取付孔16を挿通可能な各種の大きさの電線管接続具41を取着することができる。
一方、前記配線ボックス11の底壁13の中央部には、ノックアウト13aが設けられており、打抜いて前記底壁13から電線61を引出すことができるようになっている。なお、前記ノックアウト13aに換えて前記取付孔16を設けてもよい。
また、前記配線ボックス11の内部には、対向する2箇所に側壁12に沿って、後述する蓋体31を取付けるためのボス部19が底壁13上に立設されている。そして、前記ボス部19のボス孔の上端部にはナットの埋込みによるボスねじ20が設けられている。
更に、前記配線ボックス11のボックス開口14の周縁部即ち側壁12の上端部には、外周側を低くした段部21が形成されており、後述する蓋体31の周縁に形成されたフランジ33と係合するようになっている。
次に、前記取付孔形成部15及び取付孔16について詳細に説明する。
まず、前記取付孔形成部15は、前記側壁12から配線ボックス11の外部側には突出しない。これは、特に、配線ボックス11が建物の外壁面や建屋内の壁面に取付けられる露出型の場合には、外観が重要視されるので、外方への出張りをなくして配線ボックス11の見栄えを良くするためである。これに付随して、他の物との接触や引掛かりが減り、配線ボックス11や他の物が損傷するのが防止される他、運搬容器、保管容器における収容スペースが小さくなってこれらの容器を小型化できる。但し、外観を重視しない場合や突出していても外観を損ねることがない場合等においては、外部側に突出していても差支えない。
なお、側壁12は円筒状に形成され、曲面となっているが、前記取付孔形成部15の外部側端部は、電線管接続具41の当接部43及び閉塞具51の閉塞部52の裏面とは平面的に当接するのが望ましい。これは、両者が平面状態で当接すると、座りがよく、取付状態が安定するからである。そこで、前記取付孔形成部15は側壁12の外部側には突出しないものの、前記側壁12が曲面に形成されている関係上、前記取付孔形成部15の外部側端部と側壁12との間は、図5に示すように、充填部15bによって埋められている。なお、充填部15bが設けられてはいるものの、この状態も、取付孔形成部15は側壁12の外部側には突出していないものに含める。なお、側壁12が円筒状でなく、多角形の筒状に形成されている場合には、取付孔形成部15が側壁12の外部側に突出していなければ、充填部15bなどを設けなくても、取付孔形成部15の外部側端部と電線管接続具41の当接部43及び閉塞具51の閉塞部52とはそのまま平面状態で当接することは言うまでもない。
一方、前記取付孔形成部15は、外部側端部とは反対側の端部は配線ボックス11の内部側に所定長さ突出している。前記取付孔形成部15を配線ボックス11の内部まで突出させたのは、取付孔16の全長を長くし、電線管接続具41及び閉塞具51との接触部分を長くしてこれらの部材を安定して保持するためである。但し、前記取付孔形成部15の内部側端部は、閉塞具51等を取付孔16内に安定して保持できれば、配線ボックス11内に突出させなくてもよく、この場合には、ボックス11内のスペースを広くすることができる。
ここで、前記取付孔形成部15の配線ボックス11の内部側への突出長さは、この取付孔に螺着された電線管接続具41の螺着部44より短かく形成されていると、前記電線管接続具41の螺着部44は前記取付孔形成部15の内部側先端より配線ボックスの内部側に一定長さ突出するので、この突出部分の螺着部44に図示しない別途の締付具を螺着すれば、電線管接続具41の当接部43とによって前記配線ボックス11の側壁12を狭持して前記電線管接続具41の接続をより強固なものとすることもできる。
また、前記取付孔形成部15は側壁12の壁厚が大きい場合は、該壁厚部のみによって形成してもよく、この場合には、配線ボックス11の内部側及び外部側への出張りがなく、配線ボックス11の内部を広く確保できるとともに、側壁12の外壁面部分の外観を簡潔なものとすることができる。
次に、前記取付孔16のねじ部18は、取付孔形成部15の全長のうちの一部に形成され、本実施形態では、取付孔形成部15の約2分の1の長さに形成されていて、かつ、それは取付孔形成部15の後方寄り即ち取付孔16の孔開口16aから配線ボックス11の内部側に離間した位置に設けられている。これにより、閉塞具51或いは電線管接続具41の螺回動数を減らして作業効率を高めることができる。但し、ねじ部18の長さは取付孔16の約半分の大きさに限られるものでもなく、また、取付孔形成部15の全長に至って形成するのを妨げるものでもない。
また、前記取付孔16のねじ部18は周方向の一部を除く部分、具体的には、内周面17における左右両側に周方向に部分的に設けられている。ねじ部18をこのように部分的に設けたのは以下の理由による。即ち、電線管が図13に示した電線管73のような平滑管である場合、この平滑管を直接取付孔16に挿入したとき、その先端は内周面17のねじ部18における孔開口16a側の端部に当接し、内周面17の中間位置まで挿入された状態で接着によって接続されることがある。この場合、平滑管内に電線を挿通すると、この電線がねじ部18のねじ山と接触し、擦られて傷付くおそれがある。そこで、電線が載置される内周面17の下部はねじ部18の形成を避け、内周面17の左右両側にねじ部18を形成したのである。なお、このねじ部18は、請求項6の態様に相当する。但し、前記ねじ部18は内周面17の両側に限らず、周方向の3箇所以上に部分的に設けてもよいし、内周面17の全周に至って形成するのを妨げるものではない。
更に、前記ねじ部18はねじ山を前記内周面17の外側に突出させて該内周面17に一体に設けられており、前記ねじ部18の内径はねじ部18の設けられていない部分の内周面17の内径より僅かに小さいものとなっている。加えて、前記内周面17の内径は、前述のように、電線管接続具41の螺着部44の外径及び閉塞具51の螺着部53の外径より僅かに大きいものとなっている。したがって、電線管接続具41または閉塞具51の取付孔16への取付けにおいては、まず、電線管接続具41または閉塞具51を取付孔16の孔開口16aから挿入して前方側のねじ部18の設けられていない内周面17にそのまま内部側に直進させた後、前記電線管接続具41の螺着部44または閉塞具51の螺着部53の先端が取付孔16のねじ部18の前端部に当接したら、前記電線管接続具41または閉塞具51の螺回動を開始して前記取付孔16のねじ部18への螺着を行なう。
前記電線管接続具41及び閉塞具51はこのようにして取付孔16に取着されるから、内周面17は前記電線管接続具41及び閉塞具51の挿入開始時においては、前記電線管接続具41及び閉塞具51を側壁12の壁面に対して直交方向に導く案内として機能する。その結果、その後の取付孔16のねじ部18への螺着において、電線管接続具41及び閉塞具51が斜めに螺着されることによって、ねじ同士の噛合わせに支障をきたすのを防ぎ、ねじ山が圧潰するのを防止して円滑かつ的確に螺合させることができる。
次に、前記配線ボックス11の取付孔16に接続される電線管接続具41について説明する。前記電線管接続具41は、周知のものであって、図1及び図2に示すように、波付電線管62が接続される管接続部42と、鍔状に形成されて配線ボックス11の取付孔形成部15の外部側端部と当接する当接部43と、前記配線ボックス11の取付孔16に挿入されてねじ部18に螺着される螺着部44とで構成されている。まず、前記管接続部42は略円筒状に形成され、内周面に、図示しないが、前記波付電線管62の外周面の凹凸に弾性的に係止する弾性係止片が所定間隔をおいて周方向に複数設けられている。前記弾性係止片は電線管接続具41の一端から内部に波付電線管62を挿入するに従って拡径し、前記波付電線管62の外周面の凹凸に係止した後は、縮径して前記波付電線管62の抜脱を防止している。次に、前記当接部43は配線ボックス11の取付孔形成部15の外部側端部と当接し、前記取付孔16内にそれ以上挿入されるのを防いでいる。
この電線管接続具41を介して波付電線管62を配線ボックス11の取付孔16に取着するには、まず、電線管接続具41を側壁12と直交する方向から前記取付孔16内に挿入し、ねじ部18に螺着して取付けた後、波付電線管62を前記電線管接続具41の管接続部42内に弾性係止片の弾性力に抗して挿入すればよい。
次に、配線ボックス11の取付孔16に取付けられて孔開口16aを閉塞する閉塞具51を図8及び図9に基づいて説明する。
前記閉塞具51は、前記取付孔16の孔開口16aを閉塞する閉塞部52と、前記取付孔16のねじ部18に螺着してこの閉塞具51を該取付孔16に取着するための螺着部53とで構成されている。まず、閉塞部52は薄厚の円板状に形成されており、外周部には脱着時に指でこの閉塞部52を把持し易くするため、鋸歯状の把持部52aが形成されている。ここで、閉塞部52を薄厚の円板状に形成したのは、側壁12からの外部側への突出量を小さくして閉塞部52を取付けることによる外観の低下を防止するためである。但し、良好な外観を得られれば、薄厚に限るものではない。また、円板状のものに限るものでもない。
また、前記把持部52aは閉塞部52が薄厚に形成されたことによって脱着時に指での把持が困難となるので、指の引掛かりをよくするためである。したがって、前記把持部52aは指での把持が可能であれば、鋸歯状のものに限るものではなく、他の凹凸形状のものとしてもよく、また、これらの凹凸を設けなくてもよい。或いは、閉塞部52の外表面にローレット加工や絞加工を施してもよい。
前記螺着部53は円筒状に形成され、前記閉塞部52の裏面に配線ボックス11の内部側に向けて突設され、外周面に雄ねじが形成されている。更に、円筒状の螺着部53の内部において、前記閉塞部52の裏面の中央部に工具係止部54が突出して設けられている。前記工具係止部54は円柱状の突出部54aの中央部に工具であるマイナスドライバー65の先端が係止する凹溝からなる係止溝54bが設けられて成る。この凹溝からなる係止溝54bは、図9に示すように、マイナスドライバー65の先端が閉塞具51の螺回動軸55に対して傾斜した状態で係止可能であって、前記マイナスドライバー65を前記螺回動軸55に対して傾斜した状態で螺回動できるようになっている。
前記閉塞部52の裏面にこの工具係止部54を設けたのは、一旦、配線ボックス11の取付孔16に閉塞具51を取付けた後、取外しが必要となったときに、配線ボックス11の外部側から前記閉塞具51の閉塞部52の把持部52aを指で把持して取外し難く或いは取外せないことがあり、その場合に、第2の取外し手段として確実に前記閉塞具51の取外しを可能とするためである。したがって、配線ボックス11の外部側から前記閉塞具を指で把持して取外せれば、前記工具係止部を設ける必要はない。
なお、前記閉塞具51の螺着部53は材料コスト低減、重量軽減のために円筒状に形成しているが、円柱状に形成されていてもよく、この場合は、前記工具係止部54は突出先端面に形成されることとなる。また、工具係止部54は閉塞部52の裏面側から工具を操作して取外すものであるから、工具の回動方向が表面側からの回動方向とは逆となり、回動方向を間違えて逆に更に締めてしまうことも考えられるので、閉塞具51の裏面側のいずれかの箇所に回動方向を刻設等によって表示しておいてもよい。
更に、前記工具係止部54は工具を使用して閉塞具51を取外すときに使用されるが、前記閉塞具51の取着時に閉塞部52の表面側からその把持部52aを把持しにくく充分な締付力を得ることができないときにも使用することができ、配線ボックス11のボックス開口14から工具を挿入して回動し、閉塞具51を強固に取付孔16に取着することもできる。
次に、前記配線ボックス11のボックス開口14に取付けられる蓋体31は合成樹脂等で形成されており、図6及び図10に示すように、蓋本体32が薄板の略円盤状に形成され、周縁全体に前記配線ボックス11側に向けて折曲したフランジ33が設けられている。このフランジ33は前記配線ボックス11の側壁12の上端部に形成された段部21と係合し、前記蓋体31が配線ボックス11から水平方向にずれないようにしている。前記蓋本体32において前記配線ボックス11のボス部19に対応する位置には、円筒状の突出部34が蓋本体32の表面側に突設され、その内部にはボルト挿通孔35が設けられており、内部を挿通する皿付ボルト64が前記配線ボックス11のボス部19のボスねじ20に螺着するようになっている。皿付ボルト64としたのは、見栄えの観点から、ボルトの頭部が蓋本体32から突出しないようにするためであるが、この種のボルトに限られるものではない。これにより、前記蓋体31は前記配線ボックス11のボックス開口14に着脱自在に取付けられる。
前記ボルト挿通孔35は単なる挿通孔ではなく、その上部には、縮径方向に突出する突部36が周方向に設けられている。前記突部36は皿付ボルト64を配線ボックス11のボス部19のボスねじ20に螺着する際、前記皿付ボルト64のねじによって螺刻される。このため、一旦、蓋体31を配線ボックス11に取付けた後、配線ボックス11内の点検、配線等の必要から、螺着を緩めてこの蓋体31を配線ボックス11から取外す際に、前記皿付ボルト64は緩められて所定高さまで上方に引上げられた状態のまま、該皿付ボルト64のねじによって螺刻された前記突部36に保持される。したがって、蓋体31を取外した後も、前記皿付ボルト64は途中高さにおいて突部36によって仮保持されるので、蓋体31から取外された後に或いは落下によって紛失するのが未然に防止される。
更に、前記蓋体31のフランジ33は、周縁の対向する2箇所に局部的に、図11に示すような、係合凸部33aが突設されている。一方、配線ボックス11の側壁12の上端部には、図11(a)に示すように、前記蓋体31の係合凸部33aに対応して局部的に該係合凸部33aの回動を許容する空間22が形成されている。更に、これから周方向に所定距離離間した位置に係合部23が設けられており、図11(b)に示すように、前記蓋体31の係合凸部33aと係合する係合凹部23a及び前記蓋体31の係合凹部33bと係合する係合凸部23bが形成されている。これにより、蓋体31を取付ける際には、まず、図11(a)に示すように、上方からフランジ33の係合凸部33aを配線ボックス11の側壁12の上部の空間22に降下させ、次いで、蓋体31全体を所定角度回動し、図11(b)に示すように、蓋体31の係合凸部33aを配線ボックス11の係合凹部23aに係合させ、蓋体31の係合凹部33bを配線ボックス11の係合凸部23bに係合させる。これにより、蓋体31は配線ボックス11のボックス開口14に取付けられ、上方に外れるのが防止される。なお、蓋体31を取外すには、前述と逆の手順で、蓋体31全体を所定角度逆方向に回動させて係合を解除し、上方に取外せばよい。
ここで、蓋体31のフランジ33と配線ボックス11の段部21とが係合して水平方向への移動が防止されるとともに、配線ボックス11の側壁12の上端部に局部的に設けられた係合凹部23a及び係合凸部23bと蓋体31のフランジ33に局部的に設けられた係合凸部33a及び係合凹部33bとが係合して上下方向への移動が防止されるので、前記ボルト挿通孔35は蓋本体32の1箇所に設ければ足りる。但し、配線ボックス11の2個のボス部19それぞれに皿付ボルト64を螺着するようにしてもよい。なお、前記ボルト挿通孔35は予め蓋本体32に設けておいてもよいし、ノックアウトを設けて打抜くものとしてもよいが、見栄えの観点から、皿付ボルト64を取付けてボルトの頭部が外方に突出しない形態とするのが望ましい。
なお、前記蓋体31は上記手段によって配線ボックス11のボックス開口14から着脱自在なものとするものに限られず、例えば、図12に示すように、配線ボックス11と蓋体31とを薄肉形成したヒンジ37によって連結する構造としてもよい。
次に、このように構成された本実施形態の配線ボックス装置の作用について説明する。
配線ボックス11の取付孔16は、電線管接続具41及び閉塞具51のいずれも螺着脱可能に形成されているから、設置時には、前記電線管接続具41及び閉塞具51を側壁12に予め形成されている4箇所の取付孔16のうち任意の取付孔16に螺回動するだけの簡単な操作で取付けられる。したがって、前記電線管接続具41及び閉塞具51は任意の組合わせで4箇所の取付孔16に取付けられる。即ち、波付電線管62は図1及び図2に示す接続の他、図13の(a)、(b)、(d)、(e)に示すような態様で接続することができる。そして、前記波付電線管62が接続されていない取付孔16に対しては閉塞具51が取着され、配線ボックス11の内部に塵埃、雨水等の異物が混入するのが確実に防止される。
また、設置時に、仮に、取付孔16への電線管接続具41の接続位置を間違えても、直ちに、前記電線管接続具41を取外して正規の取付孔16に付け直すことが可能である。このとき、電線管接続具41及び閉塞具51の取外しも、取付孔16のねじ部18との螺着を緩めるだけの簡単な操作で行なわれる。そして、電線管接続具41を取外した後の取付孔16には閉塞具51を螺着して該取付孔16の孔開口16aを閉塞することができる。
更には、配線ボックス11の設置後に、配線経路の変更によって波付電線管61の接続箇所が変わったり、接続本数が増設或いは削減されたときも、同様にして、電線管接続具41或いは閉塞具51を付け直して変更することができる。
これらの結果、取付孔16に電線管接続具41或いは閉塞具51を螺着脱するだけの簡単な操作で、電線管の接続間違いや、接続箇所、接続本数の変更に自在に対応できる。
そして、前記閉塞具51は電線管接続具41が取着されていない取付孔16に螺着されて孔開口16aを閉塞するので、前述の異物混入が防止されることに加え、配線ボックス11の外観の低下が防止される。これは、特に、配線ボックス11が外壁面等に取付けられる露出型のものである場合に有効である。
加えて、電線管接続具41及び閉塞具51は直接配線ボックス11の取付孔16に螺着できる。このため、前記電線管接続具41の螺着部44或いは閉塞具51の螺着部53を取付孔16内に挿通した後、別途に配線ボックス11の内部で前記電線管接続具41の螺着部44或いは閉塞具51の螺着部53の先端部に図15に示す従来の締付具80のような締付具を締付けて取着する必要がない。その結果、電線管接続具41及び閉塞具51の取付孔16への取着時間を短縮でき、作業効率が高まる。
また、締付具が不要となるから、締付具を取着するためのスペースを不要とすることができ、図15に示す従来の配線ボックス71の底壁74に逃がし部81を形成する必要がなく、配線ボックス11内の収容スペースは広くなる。更には、締付具の収容スペースが不要となる分、側壁12における取付孔16の形成位置を底壁13側に接近させることができ、側壁12の高さを小さくして配線ボックス11全体を薄形にすることが可能となる。但し、前述のように、より強固に取着するために、更に別途の締付具を取着し、側壁12を挟持することを妨げるものではない。
ところで、配線ボックス11から蓋体31を取外すときに、緩められた皿付ボルト64は所定高さまで引上げられた状態で蓋体31のボルト挿通孔35に仮保持される。ここで、配線ボックス11のボス部19のボス孔に埋込まれたナットからなるボスねじ20が該ボス孔19の上面から所定距離下方に離間してボス孔に埋込まれていると、皿付ボルト64を緩めてボスねじ20との螺合を解除してもなおボスねじ20の上部にはボス孔が存在している。このため、図7(a)に示すように、螺合を解除した後直ちに蓋体31を水平方向に回動して配線ボックス11の側壁12の上端部における係合部23との係合を解除しようとしても前記皿付ボルト64の先端部がまだボス部19の上端部においてボス孔から解放されていないので、これと干渉し、蓋体31を回動させることができないこととなる。
これに対して、本実施形態においては、ボス部19におけるナットからなるボスねじ20は配線ボックス11の側壁12の上端部において埋込まれているので、前記皿付ボルト64を蓋体31のボルト挿通孔35に仮保持させつつ緩めてボスねじ20との螺合を解除すれば、直ちにボス部19のボス孔から上方に解放されることになる。その結果、図7(b)に示すように、皿付ボルト64を緩めてボスねじ20との螺合を解除すれば、直ちに蓋体31を水平方向に回動させて配線ボックス11の側壁12の上端部の係合部23との係合を解除し、前記蓋体31を上方に取外すことができる。したがって、蓋体31を取外すまでに要する皿付ボルト64を緩める量は少なくてよく、作業効率が向上する。
ところで、上記実施形態においては、取付孔16は、その孔開口16aにノックアウトを設け、前記孔開口16aを除去可能に閉塞したものとすることもできる。この構成とした場合には、ノックアウトの打抜き前において、前記取付孔16に閉塞具51を取付けなくても外部からの異物の侵入を防止できる。この場合、閉塞具51は前記ノックアウトを打抜いた後、或いは、配線経路の変更、波付電線管61の本数の変更の後などにおいて取付孔16の孔開口16aが開放されたときに取着するものとなる。
また、上記実施形態においては、配線ボックス11は側壁12を円筒状とした丸型のものとし、取付孔16は4箇所に設けたものを記載しているが、本発明を実施する場合には、これに限られるものではなく、前記配線ボックス11の側壁12を四角、六角、八角等の多角形の筒体に形成したものであっても同様に適用でき、前記取付孔16の形成も4箇所に限られるものではない。
そして、前記取付孔16は配線ボックス11の側壁12に設けているが、底壁13にも設けてもよく、或いは、底壁13のみに設けてもよい。
更に、配線ボックス11は、建物の外壁面に設置される露出型のものに限られず、建屋内の二重天井や壁材の裏面に埋設される埋設型のものであってもよい。
加えて、取付孔16に接続される電線管は、波付電線管62に限られるものではなく、外表面に凹凸を有しない平滑管にも同様に適用できることは言うまでもない。この場合、電線管接続具41は内部に弾性係止片等を有しない、図13に示したような筒体が用いられる。なお、平滑管の場合には、接続部分の外表面に接着剤を塗布して接続すれば、接続強度は大きいものとなる。
また、上記実施形態においては、配線ボックス11のボックス開口14に蓋体31を着脱するものとしているが、前記蓋体31は必ずしも設けなくてもよく、配線ボックス11が建物の外壁面に設置される露出型のものでなく、建屋内の二重天井や壁材の裏面に埋設される埋設型のものである場合には不要とすることができる。
そして、配線ボックス11に設けられたボス部19は2箇所に限られるものではなく、1個或いは3個以上としてもよい。
1 配線ボックス装置
11 配線ボックス
12 側壁
13 底壁
14 ボックス開口
15 取付孔形成部
15a 突出部
16 取付孔
17 内周面
18 ねじ部
31 蓋体
41 電線管接続具
51 閉塞具
52 閉塞部
53 螺着部
54 工具係止部
55 螺回動軸
62 波付電線管
65 マイナスドライバー

Claims (11)

  1. 筒状の側壁と該側壁の両端の一方に設けられた底壁とを有し、前記側壁の両端の他方が開口する配線ボックスであって、
    前記側壁及び底壁の少なくとも一方に、電線管接続具を接続するための取付孔が形成され、
    前記取付孔は、前記配線ボックスの内外に貫通し、内周面に該内外方向を軸とするねじ部が設けられ、外周に雄ねじが形成された螺着部を有し前記取付孔の開口を閉塞する閉塞具が前記ねじ部に螺着脱可能に形成され、
    前記ねじ部は、前記取付孔の開口から内部側に離間した位置に設けられ
    前記取付孔の開口は、除去可能に一体に閉塞されたことを特徴とする配線ボックス。
  2. 前記取付孔を形成する取付孔形成部は、壁面から配線ボックスの外部側に突出しない状態に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス。
  3. 前記取付孔を形成する取付孔形成部は、壁面から配線ボックスの内部側に突出しない状態に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線ボックス。
  4. 前記取付孔を形成する取付孔形成部は、壁面から配線ボックスの内部側に突出した状態に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線ボックス。
  5. 前記取付孔を形成する取付孔形成部における配線ボックスの外側となる端部は、電線管接続具及び閉塞具と平面状態で当接すべく、前記取付孔の周縁全周が平坦に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の配線ボックス。
  6. 前記取付孔のねじ部は、周方向の一部を除いて形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の配線ボックス。
  7. 他種の配線ボックスの壁に設けられたノックアウト部を打ち抜くことにより形成される壁孔に、外周面に設けられた雄ねじを挿通するとともに、該雄ねじに螺着される環状の締付具を用いて前記配線ボックスの壁を挟持することにより前記他種の配線ボックスに取付け可能な電線管接続具が接続される取付孔を備えた配線ボックスと、
    前記取付孔に取付けられて該取付孔を閉塞する閉塞部を備えた閉塞具と、からなる配線ボックス装置であって、
    前記配線ボックスは、筒状の側壁と該側壁の両端の一方に設けられた底壁とを有し、前記側壁の両端の他方が開口し、前記側壁及び底壁の少なくとも一方に、前記配線ボックスの内外方向に貫通した前記取付孔が形成され、
    前記閉塞具は、前記電線管接続具の雄ねじが螺着できる雌ねじに螺着脱可能な、外周に雄ねじが形成された螺着部が設けられ、
    前記配線ボックスの取付孔の内周面には、前記電線管接続具及び閉塞具が螺着脱可能な、前記配線ボックスの内外方向を軸としたねじ部が形成され、
    前記閉塞具の閉塞部の裏面が前記配線ボックスの壁の外部側における前記取付孔の周縁に当接して該取付孔を閉塞した状態で前記ねじ部に螺着された該閉塞具を螺回動させて螺脱するとともに、開口させた前記取付孔に対して前記電線管接続具を前記ねじ部に螺着することで、該電線管接続具をその一端側が前記配線ボックスの壁の外部側に突出した状態で取付けできるよう形成されたことを特徴とする配線ボックス装置。
  8. 筒状の側壁と該側壁の両端の一方に設けられた底壁とを有し、前記側壁の両端の他方が開口する配線ボックスと、
    他種の配線ボックスの壁に設けられたノックアウト部を打ち抜くことにより形成される壁孔に、外周面に設けられた雄ねじを挿通するとともに、該雄ねじに螺着される環状の締付具を用いて前記配線ボックスの壁を挟持することにより前記他種の配線ボックスの壁孔に取付け可能な電線管接続具と、
    閉塞部と外周に雄ねじが形成された螺着部とを備えた閉塞具と、からなる配線ボックス装置であって、
    前記電線管接続具の雄ねじと前記閉塞具の螺着部とは同一の雌ねじに螺着脱可能であり、
    前記配線ボックスは、前記側壁及び底壁の少なくとも一方に、前記電線管接続具及び閉塞具を取付けるための、前記配線ボックスの内外方向に貫通した取付孔が形成され
    記配線ボックスの取付孔の内周面には、前記電線管接続具及び閉塞具が螺着脱可能な、前記配線ボックスの内外方向を軸としたねじ部が形成され、
    前記配線ボックスの取付孔のねじ部に前記電線管接続具または閉塞具を螺着することで、該電線管接続具の一端側が前記配線ボックスの壁の外部側に突出して前記取付孔に接続された状態と、前記閉塞具の閉塞部の裏面が前記配線ボックスの取付孔の外部側の周縁に当接して該取付孔を閉塞した状態と、を選択可能であることを特徴とする配線ボックス装置。
  9. 前記取付孔は、前記配線ボックスの壁を内外に貫通する壁厚部のみに設けられ、前記ねじ部は、壁厚内に設けられていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の配線ボックス装置。
  10. 前記配線ボックスの開口に着脱自在に取付けられた蓋体を更に備えたことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の配線ボックス装置。
  11. 前記配線ボックスは、造営材に外部に露出した状態で取着されることを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の配線ボックス装置。
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