JP5154522B2 - 材料充填装置及び材料充填方法 - Google Patents
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Description
第1容器に収納された材料を、第2容器に充填する材料充填装置であって、
側面の内壁面によって区画された区画領域の周縁部で前記第1容器から供給された前記材料を中継する材料中継部材と、前記材料中継部材よりも外側の領域で前記第2容器を保持する第2容器保持部とを有する充填装置ユニットと、
前記充填装置ユニットを、前記材料中継部材の区画領域の中心を通り、鉛直方向に延びる回転軸線を中心に回転させる回転駆動機構と、
を含み、
前記材料中継部材の側面には、貫通穴が形成されており、
前記第2容器保持部は、前記回転軸線に対して傾斜するように、前記第2容器を保持し、
前記充填装置ユニットは、前記貫通穴を介して前記材料中継部材の区画領域と前記第2容器の内部空間とが連通されるように構成されており、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器から前記材料中継部材に供給された前記材料を、前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する。
前記第1容器は、上端が開口しており、内側面が当該第1容器の上端側を向く傾斜面となっており、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器の上端を上に向けた姿勢で、当該第1容器を保持する第1容器保持部をさらに備えて、前記材料中継部材の側面に前記第1容器の上端を囲繞させ、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器からの前記材料の前記材料中継部材への供給を行ってよい。
前記第1容器は、上端が開口しており、内側面が当該第1容器の上端側を向く傾斜面となっており、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器の上端を下に向けた姿勢で、当該第1容器を保持する第1容器保持部をさらに備えて、前記材料中継部材の側面に前記第1容器の上端と対抗する底面を囲繞させ、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器からの前記材料の前記材料中継部材への供給を行ってよい。
前記充填装置ユニットは、前記第1容器保持部と前記材料中継部材とが相対的に回転可能に構成されており、
前記回転駆動機構は、前記第1容器保持部を回転駆動する第1回転駆動機構と、前記材料中継部材を回転駆動する第2回転駆動機構とを含んでもよい。
前記充填装置ユニットは、前記第1容器保持部と前記材料中継部材とが固定されてもよい。
前記材料中継部材の側面の内周面は、鉛直方向に配列された下部領域及び上部領域を含み、
前記下部領域は前記上部領域側を向く傾斜面となっており、
前記上部領域は前記下部領域側を向く傾斜面となっており、
前記貫通穴は、前記下部領域及び前記上部領域の境界に形成されていてもよい。
前記材料中継部材は、当該材料中継部材の側面の内周面を水平面で切断した断面が、円形又は多角形となるように構成されており、
前記貫通穴は、前記材料中継部材の側面の内周面を水平面で切断した断面が前記多角形である場合において、前記多角形の頂点に配置されてもよい。
前記充填装置ユニットを格納する気密性のチャンバと、
前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、
をさらに含んでもよい。
前記回転駆動機構を制御して前記充填装置ユニットの回転数を調整する制御手段をさらに含み、
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程中に、前記充填装置ユニットの回転数を変化させる処理を行ってもよい。
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程中に、少なくとも一度、前記充填装置ユニットの回転数を低下させる処理を行ってもよい。
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程の初期の所定時間、前記充填装置ユニットを第1回転数以下の値で回転さる処理を行い、その後、前記充填装置ユニットを前記第1回転数よりも速い第2回転数で回転させる処理を行ってもよい。
前記材料中継部材の側面には複数の前記貫通穴が形成されており、
前記充填装置ユニットは、複数の前記第2容器保持部を有してもよい。
前記充填装置ユニットは、
前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送された材料を、前記第2容器に移送可能な第1状態と、前記第2容器に移送不能な第2状態とに設定することが可能に構成されており、
前記第1状態と第2状態とを切り替える切り替え手段をさらに含んでもよい。
第1容器に収納された材料を、第2容器に充填する材料充填方法であって、
側面の内壁面によって区画された区画領域の周縁部で前記材料を中継する材料中継部材と、前記材料中継部材よりも外側の領域で前記第2容器を保持する第2容器保持部とを有する充填装置ユニットを用意する第1ステップと、
前記第2容器保持部に前記第2容器を保持させて、前記材料中継部材の側面に形成された貫通穴を介して、前記第2容器の内部空間と前記材料中継部材の区画領域とを連通させる第2ステップと、
前記充填装置ユニットを、前記材料中継部材の区画領域の中心を通り、鉛直方向に延びる回転軸線を中心に回転させることによって前記材料に遠心力を作用させて、前記第1容器から前記材料中継部材に供給された前記材料を、前記貫通穴を経由して、前記材料中継部材の区画領域から、前記第2容器保持部により、前記回転軸線に対して傾斜するように保持された前記第2容器の内部空間に移送して充填する第3ステップと、
を含む。
前記第1容器は、上端が開口すると共に、内側面が上端側を向く傾斜面となっているものであり、
前記第1ステップにて、さらに、前記第1容器の上端を上に向けた姿勢で当該第1容器を保持する第1容器保持部を用意すると共に、前記材料中継部材の側面で、前記第1容器の上端を囲繞し、
前記第3ステップにおける、前記第1容器から前記材料中継部材への前記材料の供給を、前記回転軸線を中心に前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に遠心力を作用させることで行ってもよい。
以下、本発明を適用した第1の実施の形態について、図1〜図9を参照して説明する。
はじめに、本実施の形態に係る材料充填装置1の構成を、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1は材料充填装置1の断面図であり、図2は充填装置ユニット100の斜視図である。材料充填装置1は、1つの第1容器110に収納された材料Mを分配して、複数の第2容器120に同時に充填する装置として構成される。なお、本実施の形態で適用される第1容器110は、上端が開口しており、内側面112が上端側を向く傾斜面となるように構成されている。また、第1容器110は、内側面112を水平面で切断した断面が円形となるように構成されている。
材料充填装置1は、充填装置ユニット100を有する。以下、充填装置ユニット100の構成を説明する。
本実施の形態に係る材料充填装置1は、充填装置ユニット100を回転駆動する回転駆動機構200を有する。回転駆動機構200は、区画領域A1の中心を通り鉛直方向に延びる回転軸線を中心に、充填装置ユニット100を回転させるように構成されている。以下、回転駆動機構200の構成を説明する。
次に、本実施の形態に適用可能な第1容器110について説明する。第1容器110は、上端が開口しており、内側面112が上端側を向く傾斜面となるように構成されている。すなわち、第1容器110は、内側面112の法線が上端側を向くように(水平方向よりも上方を向くように)傾斜する構成となっている。このことから、第1容器110は、内側面112を水平面で切断した断面の外形が、上端に向かうほど大きくなる。また、第1容器110は、内側面112を水平面で切断した断面が円形となるように構成されている。
本実施の形態に適用可能な第2容器120は、特に限定されるものではない。すなわち、第2容器120は、所望の態様で材料を保持することが可能に構成されたいずれかの部材を利用することができる。例えば、第2容器120として、シリンジ容器を利用することができる。ただし第2容器120はシリンジ容器120に限られず、例えば金型(充填型)等を適用することも可能である。また、第2容器120として、上端部にキャップが取り付けられたものを利用することも可能である(図示せず)。なお、第2容器120は、第2容器保持部40に保持される。そのため、第2容器120は、中継部材20に対して固定され、中継部材20と第2容器120とは一体的に動作することになる。そして、中継部材20と第2容器120(第2容器保持部40)とを合わせて、材料移送ユニットと称することができる。
本実施の形態に係る材料充填装置1は、さらに、充填装置ユニット100を格納する気密性のチャンバ92と、チャンバ92内を減圧する減圧手段94とを含む。本実施の形態では、支持体300の横板310上に、チャンバ92が配置される。また、ベアリング保持部材302と回転軸60との間に磁性流体を配置することにより、チャンバ92内を気密に保持することが可能になる。減圧手段94は、減圧ポンプや配管、各種のバルブ(例えば調圧弁98)によって実現することができる。また、本実施の形態に係る材料充填装置1は、チャンバ92内の気圧を測定するためのセンサ96(圧力センサ)を有する構成となっている。
本実施の形態に係る材料充填装置1は、制御手段210を含む。制御手段210は、材料充填装置1の動作を統括制御する役割を果たす。制御手段210は、回転駆動機構200を制御して充填装置ユニット100の回転数を調整する。制御手段210は、また、チャンバ92内の気圧(真空圧)を制御する。制御手段210は、材料充填装置1をシーケンス制御するように構成することができる。以下、制御手段210について説明する。図3は、制御手段210について説明するための図である。
次に、本実施の形態に係る材料充填装置1の動作について、図4〜図7を参照して説明する。
次に、本実施の形態に係る材料充填方法について、図8を参照して説明する。ここで、図8は、材料充填方法を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態に適用可能な材料Mは、流体として挙動するものであればよく、その組成や用途は特に限定されるものではない。材料Mとして、例えば、接着剤、シーラント剤、液晶材料、半田ペースト、成型に利用される硬化性の樹脂材料、歯科用印象材料、歯科用セメント(穴埋め剤等)、粘性の強い液状の薬剤や、粒状体等の種々の材料を適用することができる。
以下、本実施の形態が奏する作用効果について説明する。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
以下、本発明を適用した第2の実施の形態について、図10を参照して説明する。なお、図10は、本実施の形態における充填装置ユニット100の回転数を示すタイミングチャートである。また、本実施の形態における材料充填装置の構成は、上記した材料充填装置1と同じ構成を採用することができるので、その説明は省略する。
本実施の形態では、材料充填装置(制御手段)は、材料Mを第2容器120に移送させる工程中に、充填装置ユニット100の回転数を変化させる処理を行う。具体的には、材料充填装置は、材料Mを第2容器120に移送させる工程中に、充填装置ユニット100の回転数を低下させ、その後、上昇させる処理を行う。
以下、本実施の形態が奏する作用効果について説明する。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
以下、本発明を適用した第3の実施の形態について、図13及び図14を参照して説明する。なお、図13は、本実施の形態における充填装置ユニット100の回転数を示すタイミングチャートである。また、図14は、本実施の形態における材料充填方法を示すフローチャートである。また、本実施の形態における材料充填装置の構成は、上記した材料充填装置1と同じ構成を採用することができるので、その説明は省略する。
本実施の形態では、材料充填装置(制御手段)は、充填装置ユニット100を回転させる工程中に、その初期において充填装置ユニット100を第1回転数で所定時間回転させ、その後、充填装置ユニット100を第2回転数で回転させる処理を行う。ここで、第1回転数は、材料Mが第1容器110から排出されない値である。また、第2回転数は、材料Mが第1容器110から排出される値であり、第1回転数よりも大きな値となる。第2回転数を、材料Mを第2容器120に移送するに足る値とすることも可能である。なお、第1及び第2回転数は、実験によりその値を設定することができる。
本実施の形態では、材料Mを第1容器110から排出させるステップ(第2ステップ)の前に、第1容器110内で、材料Mの高さを一定にするステップ(第1ステップ)を行う。これにより、材料Mを、第1容器110の上端の開口の全周から同時に排出させることができる。そのため、材料Mは、中継部材20内でその外形が円形を保ちながら(開口と同心円状に)広がってゆき、すべての貫通穴30に(ほぼ)同時に接触させることができる。そのため、複数の貫通穴30のそれぞれから排出される材料Mの量のばらつきを小さくすることができ、複数の第2容器120に均等に材料Mを充填することが可能になる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
以下、本発明を適用した第4の実施の形態について、図18〜図26を参照して説明する。
本実施の形態に係る材料充填装置は、充填装置ユニット101を有する。充填装置ユニット101では、図18〜図19(B)に示すように、中継部材20は、下部領域32が、第1容器110の内側面113よりも急角度に傾斜するように構成される。すなわち、図19(A)に示すように水平に延びる仮想直線と下部領域32とのなす角をa1、図19(B)に示すように水平に延びる仮想直線と内側面113とのなす角をa2とすると、a2<a1の関係を満たすことになる。
本実施の形態では、材料Mを中継部材20から第2容器120に移送するステップ(第2ステップ)の前に、材料Mの少なくとも一部が第1容器110から排出されて中継部材20に移送され、かつ、中継部材20内において材料Mが貫通穴30に接触しないように充填装置ユニット101を回転させるステップ(第1ステップ)を行う。これによると、中継部材20内部で材料Mの高さのばらつきを小さくした後に、材料Mを第2容器120に移送する処理を開始することができる。そのため、材料Mを第2容器120に移送する処理の開始時において、材料Mを、すべての貫通穴30に(ほぼ)同時に接触させることができる。言い換えると、貫通穴30と材料Mとが接触するタイミングのばらつきを、小さくすることができる。このことから、すべての第2容器120への材料Mの移送が、(ほぼ)同時に開始されることになり、それぞれの第2容器120に充填される材料Mの量のばらつきを軽減することが可能になる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
以下、本発明を適用した第5の実施の形態を、図27〜図33を参照して説明する。
以下、本実施の形態に係る材料充填装置2の構成について、図27〜図29を参照して説明する。なお、図27は材料充填装置2の断面図であり、図28は充填装置ユニット400の斜視図であり、図29は中継部材420の断面図である。なお、図28では、第2容器保持部460(第2容器120)及び貫通穴426の図示は省略した。
次に、本実施の形態に係る材料充填装置2の動作について、図30〜図32を参照して説明する。
次に、本実施の形態に係る材料充填方法について、図33を参照して説明する。ここで、図33は、材料充填方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本実施の形態が奏する作用効果について説明する。
以下、本発明を適用した第6の実施の形態について、図34を参照して説明する。なお、図34は、本実施の形態における充填装置ユニット400(中継部材420)の回転数を示すタイミングチャートである。また、本実施の形態における材料充填装置の構成は、上記した材料充填装置2と同じ構成を採用することができるので、その説明は省略する。
本実施の形態では、材料充填装置(制御手段)は、材料Mを第2容器120に移送させる工程中に、中継部材420(充填装置ユニット400)の回転数を変化させる処理を行う。具体的には、材料充填装置は、材料Mを第2容器120に移送させる工程中に、中継部材420の回転数を低下させ、その後、上昇させる。
以下、本実施の形態が奏する作用効果について説明する。
以下、本発明を適用した第7の実施の形態について、図35〜図37を参照して説明する。なお、図35は、本実施の形態における充填装置ユニット400(中継部材420)の回転数を示すタイミングチャートである。また、図36は、本実施の形態における材料充填方法を示すフローチャートである。そして、図37は、材料Mの様子を模式的に示す図である。また、本実施の形態における材料充填装置の構成は、上記した材料充填装置2と同じ構成を採用することができるので、その説明は省略する。
本実施の形態では、材料充填装置(制御手段)は、中継部材420を回転させて材料Mを第2容器120に充填する工程中に、中継部材420を第1回転数で所定時間回転させ、その後、第2回転数で回転させる処理を行う。ここで、第1回転数は、材料Mが中継部材420から排出されない速度である。また、第2回転数は、材料Mが中継部材420から排出されて第2容器120に移送される値であり、第1回転数よりも大きな値となる。なお、第1及び第2回転数は、実験によりその値を設定することができる。
本実施の形態では、内周面424と接触する材料Mの高さのばらつきを小さくしてから、中継部材420の回転速度を上げて、材料Mを第2容器120に充填することができる。そのため、すべての貫通穴426に(ほぼ)同時に材料Mを接触させることが可能になり、材料Mを、高い精度で複数の第2容器120に均一に分配することができる。
以下、本発明を適用した第8の実施の形態について、図38を参照して説明する。
以下、本実施の形態に係る材料充填装置3の構成について、図38を参照して説明する。
本実施の形態では、充填装置ユニット600を、区画領域A4の中心を通る仮想直線を中心に回転させる。これにより、第1容器110に収納された材料Mを、中継部材620を介して、第2容器120に充填する。詳しくは、充填装置ユニット600を回転させると、遠心力の作用により、材料Mは第1容器110の内側面112に押し付けられて開口に向かって移動し、開口を通して第1容器110から排出される。第1容器110から排出された材料Mは区画領域A4に移送され、遠心力の作用により側面622の内面(区画領域A4の周縁部)に押し付けられて貫通穴630に向かって移動し、貫通穴630から排出される。貫通穴630から排出された材料Mは、材料中継管58を通って第2容器120に移送される。これにより、第1容器110に収納された材料Mが、第2容器120に充填される。
材料充填装置3を利用した場合でも、遠心力を利用して、第1容器110に収納された材料Mを第2容器120に充填することができる。そのため、粘度の高い材料であっても、効率よく第2容器120に充填(移送)することが可能になる。
Claims (15)
- 第1容器に収納された材料を、第2容器に充填する材料充填装置であって、
側面の内壁面によって区画された区画領域の周縁部で前記第1容器から供給された前記材料を中継する材料中継部材と、前記材料中継部材よりも外側の領域で前記第2容器を保持する第2容器保持部とを有する充填装置ユニットと、
前記充填装置ユニットを、前記材料中継部材の区画領域の中心を通り、鉛直方向に延びる回転軸線を中心に回転させる回転駆動機構と、
を含み、
前記材料中継部材の側面には、貫通穴が形成されており、
前記第2容器保持部は、前記回転軸線に対して傾斜するように、前記第2容器を保持し、
前記充填装置ユニットは、前記貫通穴を介して前記材料中継部材の区画領域と前記第2容器の内部空間とが連通されるように構成されており、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器から前記材料中継部材に供給された前記材料を、前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する材料充填装置。 - 請求項1の材料充填装置において、
前記第1容器は、上端が開口しており、内側面が上端側を向く傾斜面となっており、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器の上端を上に向けた姿勢で、当該第1容器を保持する第1容器保持部をさらに備えて、前記材料中継部材の側面に前記第1容器の上端を囲繞させ、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器からの前記材料の前記材料中継部材への供給を行う材料充填装置。 - 請求項1の材料充填装置において、
前記第1容器は、上端が開口しており、内側面が上端側を向く傾斜面となっており、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器の上端を下に向けた姿勢で、当該第1容器を保持する第1容器保持部をさらに備えて、前記材料中継部材の側面に前記第1容器の上端と対抗する底面を囲繞させ、
前記回転駆動機構は、前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に作用する遠心力を利用して、前記第1容器からの前記材料の前記材料中継部材への供給を行う材料充填装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の材料充填装置において、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器保持部と前記材料中継部材とが相対的に回転可能に構成されており、
前記回転駆動機構は、前記第1容器保持部を回転駆動する第1回転駆動機構と、前記材料中継部材を回転駆動する第2回転駆動機構とを含む材料充填装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の材料充填装置において、
前記充填装置ユニットは、前記第1容器保持部と前記材料中継部材とが固定されている材料充填装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか、又は、請求項5に記載の材料充填装置において、
前記材料中継部材の側面の内周面は、鉛直方向に配列された下部領域及び上部領域を含み、
前記下部領域は前記上部領域側を向く傾斜面となっており、
前記上部領域は前記下部領域側を向く傾斜面となっており、
前記貫通穴は、前記下部領域及び前記上部領域の境界に形成されている材料充填装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の材料充填装置において、
前記材料中継部材は、当該材料中継部材の側面の内周面を水平面で切断した断面が、円形又は多角形となるように構成されており、
前記貫通穴は、前記材料中継部材の側面の内周面を水平面で切断した断面が前記多角形である場合において、前記多角形の頂点に配置されている材料充填装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の材料充填装置において、
前記充填装置ユニットを格納する気密性のチャンバと、
前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、
をさらに含む材料充填装置。 - 請求項2から請求項8のいずれかに記載の材料充填装置において、
前記回転駆動機構を制御して前記充填装置ユニットの回転数を調整する制御手段をさらに含み、
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程中に、前記充填装置ユニットの回転数を変化させる処理を行う材料充填装置。 - 請求項9に記載の材料充填装置において、
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程中に、少なくとも一度、前記充填装置ユニットの回転数を低下させる処理を行う材料充填装置。 - 請求項9に記載の材料充填装置において、
前記制御手段は、
前記材料を前記第1容器から前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送し、さらに、前記貫通穴を経由して前記第2容器に移送して充填する工程の初期の所定時間、前記充填装置ユニットを第1回転数以下の値で回転さる処理を行い、その後、前記充填装置ユニットを前記第1回転数よりも速い第2回転数で回転させる処理を行う材料充填装置。 - 請求項1から請求項11のいずれかに記載の材料充填装置において、
前記材料中継部材の側面には複数の前記貫通穴が形成されており、
前記充填装置ユニットは、複数の前記第2容器保持部を有する材料充填装置。 - 請求項12に記載の材料充填装置において、
前記充填装置ユニットは、
前記材料中継部材の区画領域の周縁部に移送された材料を、前記第2容器に移送可能な第1状態と、前記第2容器に移送不能な第2状態とに設定することが可能に構成されており、
前記第1状態と第2状態とを切り替える切り替え手段をさらに含む材料充填装置。 - 第1容器に収納された材料を、第2容器に充填する材料充填方法であって、
側面の内壁面によって区画された区画領域の周縁部で前記材料を中継する材料中継部材と、前記材料中継部材よりも外側の領域で前記第2容器を保持する第2容器保持部とを有する充填装置ユニットを用意する第1ステップと、
前記第2容器保持部に前記第2容器を保持させて、前記材料中継部材の側面に形成された貫通穴を介して、前記第2容器の内部空間と前記材料中継部材の区画領域とを連通させる第2ステップと、
前記充填装置ユニットを、前記材料中継部材の区画領域の中心を通り、鉛直方向に延びる回転軸線を中心に回転させることによって前記材料に遠心力を作用させて、前記第1容器から前記材料中継部材に供給された前記材料を、前記貫通穴を経由して、前記材料中継部材の区画領域から、前記第2容器保持部により、前記回転軸線に対して傾斜するように保持された前記第2容器の内部空間に移送して充填する第3ステップと、
を含む材料充填方法。 - 請求項14に記載の材料充填方法において、
前記第1容器は、上端が開口すると共に、内側面が上端側を向く傾斜面となっているものであり、
前記第1ステップにて、さらに、前記第1容器の上端を上に向けた姿勢で当該第1容器を保持する第1容器保持部を用意すると共に、前記材料中継部材の側面で、前記第1容器の上端を囲繞し、
前記第3ステップにおける、前記第1容器から前記材料中継部材への前記材料の供給を、前記回転軸線を中心に前記充填装置ユニットを回転させることにより、前記材料に遠心力を作用させることで行う材料充填方法。
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