JP5154389B2 - リピータ装置及び干渉信号抑圧方法 - Google Patents
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Description
算出した相関演算値を記録し、再設定された設定時間だけ遅延した遅延リファレンス信号に基づき新たに相関演算手段で算定された相関演算値と記録された相関演算値とを比較することにより、リピータ装置が有する遅延付加手段及び相関演算手段のハードウエア総数を超えた相関演算の結果を得ることができる。
本発明の干渉信号抑圧方法は、送信信号の一部が干渉信号として混入した受信信号を受信するリピータ装置における干渉信号抑圧方法であって、送信対象となる対象信号から当該対象信号と同じ振幅および位相の複数のリファレンス信号を同時期に取り込み、取り込んだこれらのリファレンス信号を、それぞれ異なる設定時間の遅延を生じさせることにより、複数の遅延リファレンス信号として出力する段階と、各遅延リファレンス信号と前記受信信号との相関度合いを表す相関演算値をすべての遅延リファレンス信号について並行して算定し、算定された相関演算値の大きさに応じていずれか一つの遅延リファレンス信号を前記干渉信号に適合する信号として特定し、特定した遅延リファレンス信号の振幅および位相並びに前記設定時間を表す遅延プロファイルを作成する段階と、前記遅延プロファイルが表す振幅および位相に基づいて前記特定した遅延リファレンス信号と同じ振幅で逆位相となる抑圧信号を生成し、この抑圧信号を前記遅延プロファイルが表す前記設定時間だけ遅延させて前記受信信号に加算する段階とを有する、リピータ装置による干渉信号抑圧方法である。
図1は本実施形態のリピータ装置の機能ブロック図である。
また、図2は、リピータ装置において、遅延プロファイルを作成する機能を有する回路の詳細構成例を示す図である。
次に、上記のように構成されるリピータ装置による干渉信号抑圧方法の実施の形態例を説明する。この方法は、例えば図3および図4に示す手順で実行される。この手順は、所定のコンピュータプログラムを読み込んで実行するCPU8の制御により実現される。
そして、すべての相関積分器6に、所望信号に干渉信号が混入した受信信号と、各々の遅延器7から出力される遅延リファレンス信号とを入力し、n個分の相関演算を並行して同時に行なわせ(S113)、演算結果である相関演算値をメモリに記憶させる(S114)。
すなわち、作成した遅延プロファイルに基づき、未使用の抑圧回路の遅延器7の1つに相関演算値が最大であった遅延リファレンス信号に設定された遅延時間を設定する(S116)。遅延時間を設定した後、対になる位相振幅制御器5を遅延プロファイルに基づき起動し、その動作環境下での抑圧回路として動作させる(S117)。
2 チップ遅延器
3 D/A変換器
4 加算器
5 位相振幅制御器
6 相関積分器
7 遅延器
8 CPU
9 監視制御回路
Claims (6)
- 送信信号の一部が干渉信号として混入した受信信号を受信するリピータ装置であって、
送信対象となる対象信号から当該対象信号と同じ振幅および位相の複数のリファレンス信号を同時期に取り込む取込手段と、
この取込手段で取り込んだこれらのリファレンス信号を、それぞれ異なる設定時間の遅延を生じさせることにより、複数の遅延リファレンス信号として出力する遅延付加手段と、
各遅延リファレンス信号と前記受信信号との相関度合いを表す相関演算値をすべての遅延リファレンス信号について並行して算定する相関演算手段と、
この相関演算手段により算定された相関演算値の大きさに応じていずれか一つの遅延リファレンス信号を前記干渉信号に適合する信号として特定し、特定した遅延リファレンス信号の振幅および位相並びに設定された遅延時間を表す遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段と、
前記遅延プロファイルが表す振幅および位相に基づいて前記特定した遅延リファレンス信号と同じ振幅で逆位相となる抑圧信号を生成し、この抑圧信号を前記遅延プロファイルが表す前記遅延時間だけ遅延させて前記受信信号に加算する信号抑圧手段と、
を備えて成るリピータ装置。 - 前記遅延付加手段は、それぞれ前記リファレンス信号を入力とする複数の遅延器を含み、
前記相関演算手段は、前記遅延器と同数の相関積分器を含み、
個々の遅延器と相関積分器とが1対1に対応付けられている、
請求項1記載のリピータ装置。 - 前記遅延プロファイル作成手段は、すべての遅延リファレンス信号の各々について算定された相関演算値を比較し、最も相関演算値の大きい遅延リファレンス信号の振幅、位相および前記設定時間を表す遅延プロファイルを作成する、
請求項1又は2記載のリピータ装置。 - 前記遅延プロファイル作成手段は、前記相関演算手段がいずれかの遅延リファレンス信号についての相関演算値を算定する毎に、当該遅延リファレンス信号についての前記相関演算値を所定の記録領域に記録し、記録後は前記設定時間を再設定可能にするとともに、再設定された設定時間だけ遅延した遅延リファレンス信号に基づき新たに前記相関演算手段で算定された相関演算値と前記記録された相関演算値とを比較する、
請求項3記載のリピータ装置。 - 前記受信信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、
ディジタル信号を前記送信信号に変換するD/A変換器とを備えており、
前記遅延プロファイル作成手段は、それぞれ前記A/D変換器および前記D/A変換器のサンプリング周波数の逆数である単位時間の整数倍となる複数の遅延時間設定信号を前記遅延付加手段に出力することにより前記設定時間を設定する、
請求項4記載のリピータ装置。 - 送信信号の一部が干渉信号として混入した受信信号を受信するリピータ装置における干渉信号抑圧方法であって、
送信対象となる対象信号から当該対象信号と同じ振幅および位相の複数のリファレンス信号を同時期に取り込み、取り込んだこれらのリファレンス信号を、それぞれ異なる設定時間の遅延を生じさせることにより、複数の遅延リファレンス信号として出力する段階と、
各遅延リファレンス信号と前記受信信号との相関度合いを表す相関演算値をすべての遅延リファレンス信号について並行して算定し、算定された相関演算値の大きさに応じていずれか一つの遅延リファレンス信号を前記干渉信号に適合する信号として特定し、特定した遅延リファレンス信号の振幅および位相並びに前記設定時間を表す遅延プロファイルを作成する段階と、
前記遅延プロファイルが表す振幅および位相に基づいて前記特定した遅延リファレンス信号と同じ振幅で逆位相となる抑圧信号を生成し、この抑圧信号を前記遅延プロファイルが表す前記設定時間だけ遅延させて前記受信信号に加算する段階とを有する、
リピータ装置による干渉信号抑圧方法。
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