JP5154355B2 - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5154355B2
JP5154355B2 JP2008254225A JP2008254225A JP5154355B2 JP 5154355 B2 JP5154355 B2 JP 5154355B2 JP 2008254225 A JP2008254225 A JP 2008254225A JP 2008254225 A JP2008254225 A JP 2008254225A JP 5154355 B2 JP5154355 B2 JP 5154355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cutting oil
filtration
rotary
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008254225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010082543A (ja
Inventor
酒井成征
Original Assignee
モスニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by モスニック株式会社 filed Critical モスニック株式会社
Priority to JP2008254225A priority Critical patent/JP5154355B2/ja
Publication of JP2010082543A publication Critical patent/JP2010082543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5154355B2 publication Critical patent/JP5154355B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、金属を切削加工する工場から排出される切粉と称する大小様々な金属切削屑を混入した切削油(以下使用済切削油という)を投入する投入口を配し、底板の一方を延長して立ち上がり傾斜板とし、その先端を使用済切削油から分離した切粉の切粉排出部とし、前記した底板の他方と切粉排出部の間に、前記使用済切削油中に混入した切粉であって底板に沈澱堆積した切粉を掻き取り、その切粉を切粉排出部まで搬送する機材としての無端スクレーバコンベヤ、或いは投入される使用済切削油中から、使用済切削油中に混入した切粉を受け止めて、その切粉を切粉排出部まで搬送するヒンジコンベヤ、エプロンコンベヤを回動自在に懸架して成る濾過装置の濾過槽内に、回動自在として配設する前記した使用済切削油の濾過機材としての回転濾過ドラムに関する発明である。
金属を切削加工する工場から排出される使用済切削油を濾過する装置には、特公平7年第204427号公報、特公平7年第41509号公報、特開平3年第294142号公報、実公平7年第13769号公報に開示された型式のものがある。前記した公報に開示された型式の濾過装置の概要は、前記した技術分野の項に記載したとおりである。
これまでの濾過装置の濾過槽に配設される回転濾過ドラムは、前記した文献の図示実施例の記載から明らかなとおり、一方には回転軸を中心に取り付けた円板を配し、その円板の対向側には、前記円板の中心と中心を同心とする回転軸としての機能を果たし、且つ、濾過済切削油流出口としての機能を果たす円形環を取り付けた円板を配し、両円板を支持杆を以て支持した胴体を形成し、該胴体に所望のメッシュのフィルターを巻き付けた状態で配設した回転濾過ドラムとし、この回転濾過ドラムを駆動源からの駆動力の伝達を受けて回転するよう濾過槽に回転自在に軸支する構成としていた。
ところで、前記したフィルターは、メッシュが細かければ細いほど使用済切削油から小さな切粉を分離して、使用済切削油を濾過精度の高い濾過済切削油として回転濾過ドラム内に流入させることができ、この濾過済切削油を回転濾過ドラムの回転軸でもあり、濾過済切削油流出口でもある円形環から濾過槽外に流出できるはずであるが、そのメッシュが細かければ、使用済切削油がフィルターを通過しにくくなるので、自ずからそのメッシュの細かさに限度があった。
従って、現実には、回転濾過ドラム中に切粉を分離して流入する濾過済切削油は好ましくない大きさの切粉まで混入した状態で流入し、これが、回転濾過ドラムの回転軸でもあり、濾過済切削油流出口でもある円形環から濾過槽外に流出されるということになっていた。そのため、前記した濾過済切削油から、好ましくない大きさの切粉を除去するためには、二次濾過手段を講じなければならなかった。
特公平7年第204427号公報 特公平7年第41509号公報 特開平3年第294142号公報 実公平7年第13769号公報
本発明は、これまでの回転濾過ドラムの前記した不都合を解消し、二次濾過手段を講じなくとも、二次濾過手段を講じたと同じような濾過精度の濾過済切削油を流出する回転濾過ドラムを提供しようとするものである。
本発明の濾過装置の濾過槽は、次の構成から成る。即ち、外部構造を両側板に形成した濾過済切削油放流開口の外側には、濾過済切削油回収凾を配設する構成とし、
内部構造を一方側には使用済切削油投入口を、他方側には底板を延長して先端を切粉放擲部として構成し、使用済切削油投入口側と、切粉放擲部側には少なくとも一方を駆動スプロケットとするスプロケットを配し、両スプロケットを跨いで、回動自在とするスクレーバコンベアを懸架し、そのスクレーバコンベアの回動軌跡の内側に該スクレーバコンベアの回動力の伝達を受けて回転する胴周にフィルターを張設した回転濾過ドラムを配した構成とし、
前記濾過装置の濾過槽に回転濾過ドラムを配し、その回転濾過ドラムは、次の構成から成る。即ち、
持杆から成る胴体骨の一方側には、濾過済切削油放流開口としての機能、並びに回転軸としての機能も備えた環状筒を軸心に固定して、周囲をスクレーバコンベアからの駆動力の伝達を受ける機能を発揮する構成とした環状筒付円板を配し、
他方側には、周囲を前記円板と同機能を発揮する構成とし、軸心には回転軸貫通穴を設け、該回転軸貫通穴の周りには、所望の間隔を隔てて濾過済切削油を流出する濾過済切削油流出穴を配した濾過済切削油流出穴付円板を配して胴体とし、
該胴体の周囲に、濾過槽に投入された使用済切削油中に混じった或る程度の大きさの切粉を濾過ドラム内には侵入するのを阻止する機能を果たすメッシュのフィルターを張設し、
前記胴体の他方側に配した前記濾過済切削油流出穴付円板の外側には、
板面に、前記円板と同心とする回転軸貫通穴を設け、その回転軸貫通孔の周囲には、前記円板に設けた濾過済切削油流出穴と同機能を果たす濾過済切削油流出窓を設け、該窓には、前記胴体の外周に張設したフィルターのメッシュよりも細いメッシュのフィルターを張設し、直径を前記円板よりやや小径としたフィルター張設円形板を、前記円板と同心とし、且つ、該フィルター張設円形板に設けた前記窓の位置を前記円板に設けた前記穴と一致する位置に取り付けて濾過ドラムとして形成し、
前記濾過ドラムを構成した前記フィルター張設円形板の外側には、前記両円板並びに前記円形板と同心とした回転軸貫通穴を設け、且つ、円周の内側に該回転軸貫通孔穴を挟んでその上下の対象位置に前記フィルター張設円形板に設けた濾過済切削油流出窓と同形状の濾過済切削油放流開口、ノズル対向開口としての機能を果たす開口を形成し、且つ、円周縁には、フィルター張設円形板の円周を抱え込む抱え込み機構を形成し、該抱え込み機構に該フィルター張設円形板を回転自在に抱え込んで成る外側円形枠を配して回転濾過ドラムとする。
前記した濾過槽に前記した回転濾過ドラムを配置する手段は次の通りである。即ち、
該回転濾過ドラムを以て濾過槽の一方の側板に形成された環状軸受に、該回転濾過ドラムの環状筒付円板の環状筒を回転自在に軸支し、前記環状筒と環状軸受とで濾過済切削油放流開口個所とし、
濾過槽の他方の側板に形成された回転軸には前記回転濾過ドラムの外側円形枠、フィルター張設円形板、濾過済切削油流出穴付円板の軸心に形成された回転軸貫通穴を回転自在に貫通するとともに、該側板に設けられた濾過済切削油放流開口、ノズル対向開口としての機能を果たす開口には前記回転濾過ドラムを構成する外側円形枠、フィルター張設円形板、濾過済切削油流出穴付円板に設けられた前記開口を位置させて配置する。
前記した通りに構成した本発明に係る回転濾過ドラムによれば、濾過装置の濾過槽に投入された使用済切削油は、濾過槽内で駆動源からの駆動力の伝達を受けて回転する回転濾過ドラムの胴周に張設されたフィルターにより、回転濾過ドラム内には或る程度の大きさの切粉は分離されて、比較的小さな切粉を混入された濾過済切削油として流入する。この濾過済切削油は、そのままの状態で回転濾過ドラムの回転軸と該回転軸を軸支する濾過槽の一方に配された軸受から流出して濾過済切削油回収凾に回収されるものと、回転濾過ドラムに設けられたフィルター張設円形枠に形成されたフィルター張設窓に張設されたフィルターから更に比較的小さな切粉が分別されて濾過精度の高い濾過済切削油として濾過槽から流出されて濾過済切削油回収凾に回収されるものとに分けられる。
本発明は、金属切削加工を行う工場から排出される使用済切削油を濾過する濾過装置に関する発明であって、濾過槽に投入された使用済切削油中に混入した切粉を該使用済切削油から分離し、濾過済切削油とする機材についての発明である。その構成を図面に基づいて説明する。
本発明に係る回転濾過ドラムを配設する濾過装置の濾過槽の構造型式には、いろいろな構成形式のものがあることは背景技術の項に例示したとおりであるが、その1構造型式を特開平7年第41509号公報に開示された型式のものを図1に例示して説明する。図1に図示する濾過装置の濾過槽1は、使用済切削油を投入する投入口2を有し、底板3の一方を延長した立ち上がり傾斜板4とし、その先端を切粉排出部5として構成される。
その濾過槽1内には、底板3の一方側の使用済切削油投入口と他方側の切粉排出部の側とにスプロケット6、7を配し、そのスプロケットを跨いで、無端スクレーバコンベヤ8を回動自在に懸架し、その回動軌跡内に、前記コンベアから回転力の伝達を受けて回転する回転濾過ドラム10を配設した構成としている。
無端スクレーバコンベヤ8を回動自在に懸架する前記スプロケット6、7の一つは、駆動源(図示しない)からの駆動力の伝達を受けて回転する構成としている。
前記した構成の濾過槽1内に投入された使用済切削油は、混入した切粉が自重により底板3に沈澱堆積することになる。
この切粉は、濾過槽内に回動自在に懸架された無端スクレーバコンベヤ8のスクレーバ8Aによって掻き集められながら切粉排出部5まで移送され、切粉排出部5から濾過槽1外に排出される。
回転濾過ドラム10の駆動力伝達手段は、いろいろ考えられるが、その1例として無端スクレーバ8の無端帯をチェンとし、回転濾過ドラム10の円板を歯車形式の円板とし、前記した文献に図示実施例として記載されているように本発明の回転濾過ドラム10は濾過槽1内に回動自在に懸架した無端スクレーバコンベ8の回動力を歯車形式の円板が噛み合わせて受けるようにしてもよいことは勿論である。
本発明は、前記した文献に記載されているこれまでの型式の濾過装置に配設される濾過槽、並びに濾過槽に配設される回転濾過ドラムの果たす濾過機能の不都合を解消するために開発された発明である。
本発明の回転濾過ドラム10の構成材を図2に図示する。
一方の円板(無端スクレーパコンベヤ8の無端帯であるチェンと噛合して回転する歯車型とした円板)は、濾過済切削油流出機能を有し、且つ、回転軸としての機能も備えた環状回転軸12を同心として固定した環状回転軸付円板11とし、他方の円板(無端スクレーパコンベヤ8の無端帯であるチェンと噛合して回転する歯車型とした円板)は、前記環状回転軸付円板11と同心の回転軸貫通穴13を設け、円周に沿って濾過済切削油流出窓14を所望の間隔を隔てて設けた濾過済切削油流出窓付円板15とし、前記両円板11、15は、支持杆10Aを胴体骨として対設固定して胴体として構成する。
該胴体は外周にフィルター17Aを巻き付けた状態で張設するとともに、濾過済切削油流出窓付円板15の外側には、濾過済切削油流出窓14に胴体の外周に巻き付け状態で張設したフィルターのメッシュより細いメッシュのフィルター16Aを張設したフィルター張設枠16を取り付けた濾過ドラム17として形成する。
濾過ドラム17を形成した濾過済切削油流出窓付円板15の外側に取り付けたフィルター張設枠16の外側に取り付けた外側円板22は、前記両円板11、15と同心とした回転軸貫通穴18を設け、円周内側には濾過済切削油流出穴19とフィルター張設枠に設けたフィルター張設窓を覗く窓20である透孔を設け、且つ、円周にフィルター張設枠16の円周を回転自在に保持する抱え込み機構21を形成して成る外側円板22を配設する。該外側円板22の抱え込み機構21に液漏れ防止材(図示しない)を介在させて図4に図示するようにフィルター張設16の円周を回転自在として嵌合して配設する。
外側円板22の回転軸貫通穴18には、濾過ドラム17を構成する濾過済切削油流出窓付円板15の回転軸貫通穴13を貫通する回転軸23を貫通する。これを以て回転濾過ドラム10とする。
濾過槽1の一方の側板1Aは、従来の濾過槽と同じく回転濾過ドラム10に配した環状回転軸付円板11の環状回転軸12を軸支する回転軸受1Bを設け、該回転軸受1Bには従来どおり回転濾過ドラム10の環状回転軸付円板11に設けた環状回転軸12を回転自在に軸支する。濾過槽1の他方の側板1Cは、本発明特有の構成とし、濾過済切削油流出穴1Dを設け、回転濾過ドラム10の濾過ドラム17の構成材である外側板22に設けたフィルター張設枠16フィルター張設窓にフィルターを張設したフィルター張設窓を覗く窓20である透を設け、更に該濾過済切削油流出穴1Dと外側円板22の濾過済切削油流出穴19とを連結筒、或いは所望の手段で連結し、外側円板22を濾過槽1の他方の側板1Cに固定し、また、前記透1Eと前記覗き穴20とを一致する構成とした。
前記の構成から成る回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を回転する手段は、図1、図3、図4に図示するように回転濾過ドラム10の濾過ドラム7が無端スクレーバコンベヤ8の回動力の伝達を受けて回転するように濾過槽内に配設する構成を例示した。
即ち、図示実施例では、本発明の回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を回転する手段について濾過槽1内に回動自在に懸架した無端スクレーバコンベヤ8の無端帯の回動力を前記回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を構成する円板11、15が受けて回転する構成として図示した。
使用済切削油を投入された濾過槽1内で、回転濾過ドラム10が、前記使用済切削油中回転自在に浸漬する状態を図3、図4に示す。
回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を構成する環状回転軸付円板11の環状回転軸12、並びにこの環状回転軸12を軸支する濾過槽1の一方の側板1Aに設けた回転軸受1B、回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を構成する濾過済切削油流出窓付円板15に形成された濾過済切削油流出窓14、該濾過済切削油流出窓付円板15の外側に配設する外側円板21に形成した濾過済切削油流出穴19、並びに濾過槽の他方の側板1Cに設けた濾過済切削油流出1Dから回転濾過ドラム10内の濾過済切削油が濾過槽1に隣接された回収凾41に落差を生じて流出する程度まで浸漬する状態で回転させる。
濾過槽1の他方の側板1Cには、前記回転軸の上下の対象位置に本発明特有の濾過済切削油放流開口1Dとノズル対向開口1Eとしての機能を発揮する覗き窓(開口)を設ける。その濾過済切削油流出開口1D、ノズル対向開口1Eとしての機能を発揮する覗き窓(開口)は回転濾過ドラム10を構成する濾過ドラム17の構成材であるフィルター張設円形板16の外側に配した外側円形枠22に設けたフィルター張設窓を覗く窓19(開口)が前記濾過槽1の他方の側板1Cに設けた覗き窓(開口)の対応個所に位置したときは、それぞれの覗き窓(開口)は濾過済切削油流出開口1D、並びにノズル対向開口1Eとしての機能を発揮する。
この濾過槽1の他方に配した側板1Cの濾過済切削油放流開口の機能を果たす覗き窓1D(開口)の脇には濾過済切削油回収凾51を配設する。
前記の構成から成る回転濾過ドラム10を濾過槽1内で回転する手段は、図1、図3、図4に図示するように回転濾過ドラム10に配した円板11、15が無端スクレーバコンベヤ8の回動力の伝達を受けて回転するように濾過槽内に配設する構成とした。
即ち、図示実施例では、本発明の回転濾過ドラム10を回転する手段について、濾過槽1内に回動自在に懸架した無端スクレーバコンベヤ8の無端帯の回動力を前記回転濾過ドラム10を構成する円板11、15が受けて回転する構成となっていることを図示した。
濾過槽の一方側に設ける側板1Aに配した軸受には、回転濾過ドラムの環状筒付円板の環状筒体を軸支すす。
濾過槽の他方側に設ける側板1Cには、回転濾過ドラムを軸支する回転軸を内側に向けて設け、この回転軸に回転濾過ドラムの外側円形枠、フィルター張設円形板、濾過済切削油流出穴付円板に設けて回転軸貫通孔を貫通する。側板面には前記回転軸の上下の対称位置に、回転濾過ドラムの外側円形枠22に設けた覗き窓と同形の覗き窓(開口)を設ける。そして、前記側板に形成した回転軸に回転濾過ドラムの外側円形枠板、フィルター張設円形板、濾過済切削油流出穴付円板に設けた回転軸貫通口を貫通し、更に、前記側板に設けた覗き窓である開口には前記回転濾過ドラムの外側円形枠に設けた覗き窓(開口)とを一致させて位置する。
また、回転濾過ドラム10の濾過ドラム17内に流入した前記した濾過済切削油は、回転濾過ドラム10の濾過ドラム17を構成する濾過済切削油流出窓付円板15に穿設された濾過済切削油流出窓14からも、該窓に配設されたフィルター張設枠16のフィルター張設窓に張設されたフィルター16Aにより、濾過済切削油に混入した細い切粉を除外した濾過精度の高い濾過済切削油として濾過槽1に隣接して設けられた別の回収凾51に落差を生じて流出して回収される。
回転濾過ドラム10を構成する濾過ドラム17の外周に張設したフィルター17A、並びに回転濾過ドラム10を構成する濾過ドラム17の一方の濾過済切削油流出窓付円板の外側に形成したフィルター張設枠フィルター張設枠16のフィルター張設窓に張設したフィルター16Aに付着した切粉を、前記フィルターから除外するための液体、或いは空気を噴射するノズル31、32が図3、図4に図示するように配設される。
濾過槽に投入された大小様々な切粉を混入した使用済切削油は、濾過槽1内に配設された回転濾過ドラム10の濾過ドラムの17の胴体の円周に巻き付け状態で張設されたフィルター17Aを通過して回転濾過ドラム10内に流れ込む際に、使用済切削油中に混入された比較的大きな切粉は、前記したフィルター17Aにより通過を阻止される。即ち、前記したフィルター17Aにより、使用済切削油中に混入された比較的大きな切粉は使用済切削油中から分離されてフィルター17Aの表面に付着することになる。この切粉をフィルター表面から取り除かなければフィルターの濾過能力を阻害することになる。
回転濾過ドラム中に侵入した上記の小さな切粉を混入した濾過済切削油は、濾過槽の一方の側板1Aに配設された軸受、即ち、回転濾過ドラムの一方側に配設された環状筒付円板の環状筒を軸支する軸受から回転濾過ドラムに配設した前記環状筒付円板の環状筒を軸支した状態で、濾過済切削油放流開口としての機能を発揮して濾過槽外に配置された濾過済切削油回収凾41中に流出することになる。
また、前記した回転濾過ドラム中に侵入した上記の小さな切粉を混入した濾過済切削油は、上記した流出以外に、回転濾過ドラムの他方側に配設した濾過済切削油流出穴付円板に設けられた該穴、並びに該円板の外側に配されたフィルター張設窓付円形板に設けられたフィルターを張設したフィルター張設個所である窓、並びに該円形板の外側に配された外側円形枠に設けられた覗き窓(開口)を通して濾過済切削油放流開口とし、この開口を通し、小さな切粉も混入しない濾過済切削油として濾過槽の他方の側を構成する側板に配された濾過済切削油放流開口としての機能を果たす覗き窓(開口)を通って濾過槽外に配された濾過済切削油回収凾51中に流出される。
使用済切削油中から切粉が分離されて回転濾過ドラム内に流れ込んだ濾過済切削油の濾過精度を高めるため、該濾過済切削油中に混入した細かい切粉を取り除くために本発明は、回転濾過ドラム10の濾過ドラム17の構成材であるのフィルター張設枠のフィルター張設窓に回転濾過ドラムの胴体の円周に巻き付け状態で配設したフィルター17Aより細いメッシュのフィルター16Aを張設し、このフィルターによって回転濾過ドラム中に流入した濾過済切削油中に混入した細い切粉を分離し、濾過精度の高い濾過済切削油として、前記したフィルター張設枠16のフィルター張設窓に配設されたフィルター16Aを通して流出することにしている。
このフィルターにも回転濾過ドラムに流入した濾過済切削油を濾過精度を高めた濾過済切削油として回転濾過ドラムのフィルター張設枠16のフィルター張設窓に取り付けられたフィルター16Aを通して濾過ドラム外に流出するとき、該濾過済切削油中に混入した細い切粉が該フィルター16Aに付着する。
これをそのままにしておくとフィルター16Aの濾過機能を阻害することになるので、このフィルター16Aに付着した切粉を取り除くための手段を講ずる必要がある。その手段は濾過槽の他方の側板1Cに設けた透穴1Eを通して回転濾過ドラム外から回転濾過ドラムの内側に向かって濾過済切削油、或いはエアーを噴射するノズル32を配する。或いは回転濾過ドラムの内側からノズルを配設する。
本発明の回転濾過ドラムを配設する濾過装置の断面概略図である。 本発明の回転濾過ドラムの構成材の分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1の一部切欠断面拡大図である。
1B 回転軸受
10 回転濾過ドラム
11 環状回転軸付円板
12 環状回転軸
13 回転軸貫通穴
14 濾過済切削油流出窓
15 濾過済切削油流出窓付円板
16 フィルター張設枠
17 濾過ドラム
18 回転軸貫通穴
19 濾過済切削油流出穴
20 覗く窓
23 回転軸

Claims (1)

  1. 一方側に使用済切削油投入口を、他方側は底板の延長先を立ち上り傾斜板とし、該板の先端を使用済切削油中に混じった切粉の放擲部とし、一方側と他方側に少なくともどちら側かを駆動スプロケットとしたスプロケットを配し、そのスプロケットを跨いで、濾過槽内の底板に沈澱した使用済切削油に混じった切粉を掻き集めて前記切粉の放擲部まで切粉を搬送するスクレーパコンベヤを回動自在に懸架し、そのスクレーパコンベヤの回動軌跡の内側に該スクレーパコンベヤの回動力の伝達を受けて回転する回転濾過ドラムを、該回転濾過ドラムの一方側に設けた環状回転軸を濾過槽の一方の側板に配した軸受に回転自在に配した従来型の濾過装置の濾過槽において、
    該濾過槽内に配する回転濾過ドラムを一方の円板は、濾過済切削油流出機能を有する回転軸としての機能も備えた環状回転軸付円板とし、他方の円板は、前記環状回転軸付円板と同心の回転軸貫通穴を設け、円周内側に沿って濾過済切削油流出窓を所望の間隔を隔てて設けた濾過済切削油流出窓付円板とし、前記両円板を支持杆から成る胴体骨に対設固定して胴体とし、該胴体の外周にはフィルターを巻き付けて張設し、前記濾過済切削油流出窓付円板の外側には、濾過済切削油流出窓付円板の直径よりやや小径とし、中心に回転軸貫通穴を設け、円周内側に所望の間隔を隔てて設けたフィルター張設窓に、前記胴体に張設したフィルターのメッシュよりも細いメッシュのフィルターを張設して成るフィルター張設枠を取り付けた濾過ドラムとして形成し、該フィルター張設枠の外側には、前記両円板と同心とした回転軸貫通穴を設け、該回転軸貫通穴の周囲に所望の間隔を開けて前記フィルター張設枠に形成したフィルターを張設した窓を覗く透孔と濾過済切削油流出穴の機能を発揮する窓を覗く透孔を設けるとともに、円周には、前記フィルター張設枠の円周を回転自在に保持する抱え込み機構を形成して成る外側円板を、該外側円板の抱え込み機構に液漏れ防止材を介在させてフィルター張設枠の円周を回転自在に嵌合して配し、
    外側円板の回転軸貫通穴には、濾過ドラムを構成するフィルター張設枠の回転軸貫通穴に回転軸を貫通して前記した濾過ドラムを回転濾過ドラムとして構成するとともに、濾過槽の一方の側板に設けた回転軸受けには前記したとおり回転濾過ドラムの環状回転軸付円板に取り付けた環状回転軸を従来通り回転自在に軸支し、濾過槽の他方の側板には、回転濾過ドラムの外側円板に形成した濾過済切削油流出穴とフィルター張設窓を覗く窓である透孔を設け、該濾過済切削油流出穴と前記した回転濾過ドラムの外側円板に設けた濾過済切削油流出穴を連結筒を以て連結し、外側円板を濾過槽の他方の側板に固定する構成としたことを特徴とする濾過装置。
JP2008254225A 2008-09-30 2008-09-30 濾過装置 Active JP5154355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008254225A JP5154355B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008254225A JP5154355B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010082543A JP2010082543A (ja) 2010-04-15
JP5154355B2 true JP5154355B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42247032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008254225A Active JP5154355B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5154355B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5526253B1 (ja) * 2013-04-12 2014-06-18 株式会社ブンリ 濾過装置
KR101694007B1 (ko) * 2015-06-15 2017-01-09 현대자동차주식회사 자동차용 연료필터
CN114029784A (zh) * 2021-12-14 2022-02-11 三明学院 一种伺服动力刀塔式数控机床

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139112A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Nippon Shisutomeeshiyon Eng Kk 瀘過装置
JPH03294143A (ja) * 1990-04-06 1991-12-25 Shisuto:Kk 濾過装置
JPH0457207U (ja) * 1990-09-17 1992-05-15
JP2519170Y2 (ja) * 1991-09-12 1996-12-04 株式会社シスト 濾過装置
US6571959B1 (en) * 1999-09-22 2003-06-03 Robin C. Moore Coolant fluid cleaning method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010082543A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7344637B2 (en) Apparatus for removing fine material from a liquid
CA2713990C (en) Filter element for a disc filter
CA2970745C (en) Rotary interstage screen apparatus
CA3131949C (en) Rotary disc filter having backwash guides
TWI282291B (en) A device for the continuous filtering of flowable masses containing solid particles
KR930004691B1 (ko) 여과 장치
JP5154355B2 (ja) 濾過装置
WO2013114329A1 (en) Backflush type filter
JP2008029946A (ja) 洗浄処理システム、洗浄処理方法、遠心濾過装置及び遠心濾過方法
US4137177A (en) Filtering apparatus for sludgy liquids
CN211383976U (zh) 一种污水杂物分离污水处理除杂装置
KR101658451B1 (ko) 수직형 자동 고액분리장치
JP3117052B2 (ja) 流水管の夾雑物除去装置
US3402821A (en) Centrifugal separator
JP3147137U (ja) 回転濾過ドラム
KR101146101B1 (ko) 트로멜 및 이 트로멜을 포함하는 폐기물 선별기
JP2014091093A (ja) 押出式遠心分離機
JP6282455B2 (ja) 濾過装置
JPH08501725A (ja) フィルタ装置
US4925576A (en) Continuous discharge centrifuge
JPH01139113A (ja) 瀘過装置
US2941668A (en) Separating apparatus
KR0180278B1 (ko) 원추형 원심분리기
CN209968659U (zh) 一种氰化亚金钾生产用晶体离心机
US5967335A (en) Screening device for screening a suspension

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110804

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120309

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5154355

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250