JP5154244B2 - 農作業機用モータ稼動状況通知システム - Google Patents

農作業機用モータ稼動状況通知システム Download PDF

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本発明は、農作業機用モータ稼動状況通知システムに関し、特に、トラクタに装着して農作業する農作業機に設置されている農作業機用モータの稼動状況を通知する農作業機用モータ稼動状況通知システムに関する。
トラクタに装着する農作業機には、様々な農作業機の機能を実現するためにモータが設置されている場合が多い。
特に、播種や施肥の作業を行う農作業機においては、モータの回転により播種や施肥を行うため、その回転の確認は重要である。例えば、播種において、芽が出た後に一部発芽していない部分を見つけることによりモータが回転していなかったことに気づく場合もある。そのため、モータの回転軸等に目印をつけて目視により直接モータの回転の確認を行っている場合もある。
また、特許文献1には、播種機のピッチング回動による影響を検出し、播種機の作業部におけるピッチング回動を是正等する発明が記載されている。
特開2004−201579号公報
しかし、農作業機に設置されているモータは、トラクタの運転席から見て隠れた場所にある場合が多く、直接モータの稼動状況を確認できない場合が多い。また、トラクタに装着される農作業機はトラクタの後部にある場合が多く、後方を確認しなければならないため、安全上問題である。
特に、播種や施肥の作業を行う農作業機においては、トラクタの運転しながら後方を確認することは、安全や的確な農作業の妨げとなる。
一方、特許文献1に記載の発明は、播種機における、播種のためのモータの稼動状況を通知する発明ではない。
上記課題に鑑みて、本発明は、トラクタに装着して農作業する農作業機に設置されているモータの稼動状況を的確に確認可能とする農作業機用モータ稼動状況通知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の農作業機用モータ稼動状況通知システムは、トラクタに装着される農作業機に設置され、電源からハーネスを介して電力が供給されるモータの稼動状況を通知する農作業機用モータ稼動状況通知システムであって、リレーコイル及びリレースイッチを具備するリレーと、前記電源又は別の電源から前記リレースイッチを介して接続される通知デバイスと、ヒューズとを有し、前記リレーコイルは、前記ハーネスの前記モータ近傍に設けられた分岐点から分岐される別ハーネスにより前記モータと並列に接続され、前記ヒューズは、前記分岐点より前記電源側の前記ハーネスに直列に接続され、前記通知デバイスは、前記リレーコイルへの通電がなくなった場合、前記リレースイッチが入ることにより稼動して通知がなされることを特徴とする。
さらに本発明の農作業機用モータ稼動状況通知システムは、トラクタに装着される農作業機に設置され、電源からハーネスを介して電力が供給されるモータの稼動状況を通知する農作業機用モータ稼動状況通知システムであって、前記ハーネスの前記モータ近傍に分岐点を設け、当該分岐点から分岐される別ハーネスにより前記モータと並列に接続される通知デバイスと、当該分岐点より前記電源側に前記ハーネスに直列に接続されたヒューズとを有し、前記モータ近傍で前記ハーネスがコネクタを介している場合、当該コネクタに割り込んで接続される割込み接続部を有し、当該割込み接続部内に、前記分岐点と、前記ヒューズが設けられていることを特徴とする
らに本発明の農作業機用モータ稼動状況通知システムにおいて、前記通知デバイスは、発光ダイオード、ブザー、ランプのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
本発明によれば、農作業機用モータ稼動状況通知システムにおいて、トラクタに装着して農作業する農作業機に設置されているモータの稼動状況を的確に確認することができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、実施例1における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。
実施例1における農作業機用モータ稼動状況通知システムは、スイッチボックス1と、割込み接続部2と、モータ4と、通知部(実施例1)5と、これらを接続する各ハーネスで構成されている。モータ4は、トラクタに装着する農作業機において作業やなんらかの必要な動作をするために設置してあるものである。
一般的に、モータ4には、モータの取替え等が容易なように、モータ4の近傍にコネクタを付設してある場合が多い。すなわち、従来においては、第1スイッチコネクタ14と第1モータコネクタ41が接続され、第2スイッチコネクタ17と第2モータコネクタ43が接続されている状態でモータ4が稼動する。実施例1では、これらのコネクタ間に、割込み接続部2を割り込ませ、通知部(実施例1)5で通知する通知システムである。
スイッチボックス1の構成について述べる。電源電圧11からの電源ハーネス18はスイッチ12に接続され、さらに、スイッチ12から、第1スイッチハーネス13に接続されている。そして、第1スイッチハーネス13は、第1スイッチコネクタ14へ接続される。一方、アース15からのアースハーネス19は、第2スイッチハーネス16へそのまま接続されている。そして、第2スイッチハーネス16は、第2スイッチコネクタ17へ接続されている。なお、電源電圧11はトラクタのバッテリから取ることも多い。
モータ4は、第1モータハーネス42と第2モータハーネス44に接続され、第1モータハーネス42は第1モータコネクタ41へ、第2モータハーネス44は第2モータコネクタ43へ接続されている。
割込み接続部2について説明する。第1割込みコネクタ21は、第1割込みハーネス22に接続され、さらに、ヒューズ23に接続される。ヒューズ23は、さらに、第2割込みハーネス24へ接続され、第2割込みハーネス24は、第2割込みコネクタ27へ接続される。また、第2割込みハーネス24は第1分岐点25を有し、第1分岐点25から、第1通知ハーネス26が分岐している。一方、第3割込みコネクタ28は、第3割込みハーネス29へ接続し、第3割込みハーネス29は、第4割込みコネクタ31へ接続される。また、第3割込みハーネス29には、第2分岐点30を有し、第2分岐点30から、第2通知ハーネス32が分岐している。
通知部(実施例1)5は、第1通知ハーネス26から接続される通知デバイス6を有し、通知デバイス6は、第2通知ハーネス32へ接続されている。通知デバイス6は、通知しやすい位置に設置される。作業機側でも可能であるが、トラクタの運転席近傍、特に運転席のメータ近傍等に設置すれば作業者がモータの稼働状況を確認し易い。そして、図2〜図4に、通知デバイス6の具体例について述べる。
図2は、図1における通知デバイス6の第1の例を示す構成図である。第1通知ハーネス26は、抵抗61に接続され、さらに、第1発光ダイオード62と第2発光ダイオード63が並列に接続された回路に接続している。これら、第1発光ダイオード62と第2発光ダイオード63の向きは逆であり、電流の流れる向きによって発光するダイオードが異なる。図2において、上から下への電流の場合は、第1発光ダイオード62が、下から上への電流の場合は、第2発光ダイオード63が発光する。これにより、第1発光ダイオード62と第2発光ダイオード63の色を変えれば、モータ4の正転、逆転それぞれにおいて、発光する色を変えることができる。また、発光ダイオードは、小電力で発光するので、モータ4への影響が極めて少ない。
図3は、図1における通知デバイス6の第2の例を示す構成図である。第1通知ハーネス26と第2通知ハーネス32の間には、ブザー64が接続されており、電流が流れるとブザー64が鳴る構成となっている。
図4は、図1における通知デバイス6の第3の例を示す構成図である。第1通知ハーネス26と第2通知ハーネス32の間には、ランプ65が接続されており、電流が流れるとランプ65が発光する構成である。
図1において、使用時は、第1スイッチコネクタ14と第1割込みコネクタ21、第2スイッチコネクタ17と第3割込みコネクタ28、第2割込みコネクタ27と第1モータコネクタ41、第4割込みコネクタ31と第2モータコネクタ43を接続する。そして、スイッチ12をいれるとモータ4に電流が流れモータ4は稼動する。
このとき、通知デバイス6は、モータ4と並列回路となるので、通知デバイス6にもモータ4と同じ電圧がかかることにより電流が流れ、通知デバイス6でモータ4の稼動を通知することができる。
そして、第1分岐点25と第2分岐点30より電源側(モータ4と反対側)での断線によりモータ4に電流が流れなくなったとき、もしくは電源が供給されないときは、通知デバイス6にも電流が流れなくなるため、通知デバイス6でモータ4の稼動を通知しなくなる。このことにより、作業者はモータ4が稼動していないことに気づくことになる。
なお、スイッチボックス1がトラクタ側にある場合、第1スイッチハーネス13と第2スイッチハーネス16はかなりの距離を必要とする。さらに、作業機は農作業ごとにトラクタから取り外しをすることが多いため、第1スイッチハーネス13や第2スイッチハーネス16が断線するリスクも高くなっている。
一方、モータ4が何らかの原因(例えば高負荷等)で回転せずに(もしくは定格回転よりはるかに低回転となり)、回路自体に過電流が流れた場合、ヒューズ23が切れるようになっている。この場合、通知デバイス6にも電流は流れなくなるので、通知デバイス6での通知をしなくなる。このことにより、作業者はモータ4が稼動していないことに気づくことになる。なお、ヒューズ23は、このようにモータ4による作用を考慮しモータ4が正常に稼動しなくなる場合の過電流により切断されるヒューズが選ばれる。なお、第1分岐点25はヒューズ23よりモータ4側にある必要がある。
このように、実施例1では、新たな電源をとらなくても、設置できる農作業機用モータ稼動状況通知システムである。モータ4が正常に稼動している場合に、通知デバイス6で通知することが可能となり、モータが正常に稼動しなくなった場合、通知デバイス6の通知がなされなくなるものである。
以上の説明では、各コネクタ(第1スイッチコネクタ14、第1割込みコネクタ21、第2スイッチコネクタ17、第3割込みコネクタ28、第2割込みコネクタ27、第1モータコネクタ41、第4割込みコネクタ31、第2モータコネクタ43)がある場合について説明した。しかし、これらの各コネクタがない場合(そのまま接続されている場合)でも通知システムとしての機能をはたすことは可能である。ただし部品供給により現行品にコネクタを接続するだけで追加できるメリットはなくなる。
次に、モータ4の使用例について述べる。図5は、モータの使用例を示す施肥機の側面図である。図6は、モータの使用例を示す施肥機の正面図である。
施肥機200は、ホッパー201内にある肥料を繰り出しローラ211を回転することによりホース203から落としていくことにより施肥するものである。モータ210からの動力は、回転軸212等を介し、繰り出しローラ211に伝わり、繰り出しローラ211が回転する機構である。図6に示される施肥機200では、ホッパー201を横方向に4つ有し、これらにそれぞれ、繰り出しローラ211が設置されている。一方、モータ210は左右2つあり、それぞれのモータ210が2つの繰り出しローラ211へ動力を伝えるようになっている。これは、左右の片側のみ施肥を行いたいときのために対応するためである。施肥機200は、ロータリー220の上部に支柱202等を介して設置されている。
ロータリー220は、装着部222側がトラクタ後部に装着される。そして、トラクタのPTOから出力された動力は、入力軸221から入力され、ロータリー220内部に設けられたギアやチェーン、軸等を介して、耕耘部223に伝えられ、耕耘部223が回転することにより耕耘作業を行うものである。
図7は、図5と図6におけるモータ部の要部拡大図である。繰り出しローラ211には、落とし口213が設けられており、ここに、肥料が上から入る。落とし口213の大きさは決まっているため、ここに入る肥料の量は一定量となる。そして、繰り出しローラ211が回転すると、落とし口213も回転し、落とし口213が下側になると、肥料はホース203から落下していく。
このため、繰り出しローラ211の回転数が、落とす肥料の量を決定する。このため、モータ210が正常に稼動しているか否かは重要である。もし、なんらかの断線等でモータ210が回転しない場合は、肥料は落ちて行かない。また、落とし口213が目詰まりした等により、繰り出しローラ211が正常に稼動しない場合も、正確な量を施肥することができない。
これは、原理的に播種機においても同じであり、モータが正常に稼動しているか否かは農作業の観点から重要な事項である。
そして、本実施例においては、モータ210は、図1のモータ4とすれば、モータの稼動状況を確認することができ的確な農作業を行うことができる。つまり、なんらかの断線等でモータ210が回転しない場合や、落とし口213が目詰まり等により繰り出しローラ211が正常に回転せずモータ210に負荷がかかりヒューズ23が切れた場合は、通知デバイス6での通知がされなくなるため、作業者はモータの稼動状況が正常でないことに気づくことになる。また、それぞれのモータ210ごとに通知デバイス6でその稼動状況を確認することができる。
図8は、実施例2における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。図1に示された実施例1とは、通知部(実施例2)7構成が異なり、以下には異なる部分について説明する。
通知部(実施例2)7には、リレー71と通知デバイス6を有している。リレー71は、コイル82とリレースイッチ81で構成されている。第1通知ハーネス26は、コイル82に接続され、さらに、コイル82は、第2通知ハーネス32に接続されている。また、通知用電源電圧72からの第1リレーハーネス73は、リレースイッチ81へ接続されている。さらに、リレースイッチ81は、第2リレーハーネス74を介して通知デバイス6へ接続され、さらに、通知デバイス6は、第3リレーハーネス75を介してアースへ接続されている。リレー71は、コイル82へ通電するとリレースイッチ81が切れるようになっているリレーである。また、通知デバイス6は、実施例1で説明した図2〜図4の例で示される通知デバイス6と同じである。
図8において、使用時は、第1スイッチコネクタ14と第1割込みコネクタ21、第2スイッチコネクタ17と第3割込みコネクタ28、第2割込みコネクタ27と第1モータコネクタ41、第4割込みコネクタ31と第2モータコネクタ43を接続する。そして、スイッチ12をいれるとモータ4に電流が流れモータ4は稼動する。
モータ4が稼動しているときは、コイル82は、モータ4と並列回路となるので、コイル82にも電流が流れる。このことにより、リレースイッチ81が切れ、通知デバイス6はなも通知しない。
そして、第1分岐点25と第2分岐点30より電源側(モータ4と反対側)での断線によりモータ4に電流が流れなくなったとき、もしくは電源から電流が供給されないときは、コイル82にも電流が流れなくなるため、リレースイッチ81が入り通知デバイス6に電流が流れて通知デバイス6での通知を行う。このことにより作業者はモータ4が稼動していないことに気づくことになる。
一方、モータ4が何らかの原因(例えば高負荷等)で回転せずに(もしくは定格回転よりはるかに低回転となり)、回路自体に過電流が流れた場合、ヒューズ23が切れる。この場合、コイル82にも電流は流れなくなるので、リレースイッチ81が入り通知デバイス6で通知を行う。このことにより、作業者はモータ4が稼動していないことに気づくことになる。
実施例2では、このように、モータ4が正常に稼動しなくなる場合に、通知デバイス6で通知するため、作業者がその通知に気づきやすいと言える。特に、複数のモータを使用している場合等には有効である。ただし、通知用電源電圧72が必要である。なお、通知用電源電圧72は、トラクタのバッテリ電源を使用することも可能である。つまり、モータ4の電源と共通にすることも可能である。
また、実施例1と同様に、各コネクタ(第1スイッチコネクタ14、第1割込みコネクタ21、第2スイッチコネクタ17、第3割込みコネクタ28、第2割込みコネクタ27、第1モータコネクタ41、第4割込みコネクタ31、第2モータコネクタ43)がない場合(そのまま接続されている場合)でも通知システムとしての機能を果たすことは可能である。ただし部品供給により現行品にコネクタを接続するだけで追加できるメリットは有さない。
そして、本実施例においても、図5から図7で説明した施肥機200のモータ210を、図8のモータ4とすれば、モータの稼動状況を確認することができ的確な農作業を行うことができる。つまり、なんらかの断線等でモータ210が回転しない場合や、落とし口213が目詰まりした等により繰り出しローラ211が正常に回転せずモータ210に負荷がかかりヒューズ23が切れた場合は、通知デバイス6での通知がされるようになるため、作業者はモータの稼動状況が正常でないことに気づくことになる。また、それぞれのモータ210ごとに通知デバイス6でその稼動状況を確認することができる。
図9は、実施例3における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。
実施例3における農作業機用モータ稼動状況通知システムは、モータ4の回転を検出する回転検出装置90と、制御ボックス100と、通知部(実施例3)105と、各ハーネスで構成されている。
スイッチボックス1の構成については上記の実施例と同様であるが、スイッチボックスからの第1スイッチハーネス13と第2スイッチハーネス16がモータ4へ直接接続されているところが異なる。
回転検出装置90は、モータ4の回転をなんらかの電気信号に変えて制御ハーネス91へ出力するものである。回転検出装置90の例として、ジェネレータとパルス発生器がある。ジェネレータは、モータの回転を電力に変換するものであるので、制御ハーネス91へは回転数により異なる電力が出力される。一方、パルス発生器(回転センサ)は、モータ4の回転をパルス波に変換するもので、モータ4の回転数に応じたパルス波が制御ハーネス91へ出力される。
制御部103は、制御ボックス100に設けられており、制御ハーネス91と接続される。また、制御部103は、制御部電源電圧101に接続される制御部電源ハーネス107及び制御部アース102に接続される制御部アースハーネス106とも接続されておりここから、電源が供給される。これらの電源はトラクタのバッテリ電源に接続されていてもよく、モータ4の電源と共通にすることもできる。さらに、制御部103は通知ハーネス104とも接続されている。そして、通知ハーネス104は、通知部(実施例3)105へ接続されている。
制御部103では、回転検出装置90から出力された制御ハーネス91からの電気信号から、通知部(実施例3)105で通知するために必要な出力を行う。制御部103はこのために必要なIC等の電子デバイスで構成されている。
通知部(実施例3)105は、通知に必要なデバイスで構成されている。例えば、液晶表示や、7セグ、LED、ランプ、ブザー等である。例として、回転検出装置90からの出力を制御部103で回転数出力に変換し、液晶表示や7セグ表示でそのまま回転数を表示することがあげられる。また、回転検出装置90からの出力が適切な回転数の範囲内である場合や、適切でない数値範囲にある場合は、制御部103からそれぞれその旨の出力がなされ、液晶表示内や、LED、ランプ、ブザーで作業者に知らせることができる。ここで、LEDやランプなら適切な回転数の範囲内なら緑、それから外れた場合は赤といったように、色を変えて通知することも考えられる。ブザーなら、適切な回転数の範囲内から外れたときはブザー音を鳴らすことが考えられる。また、モータの回転数が適切な回転数の範囲内から離れるに従い、その通知内容を変えることも可能である。液晶表示であれば、警告の表示を大きくする場合又は変えていく場合、ブザーによる通知ならブザー音を大きくしていく場合、又は、「ピ、ピ、ピ」というような音の間隔を狭めていく場合等があげられる。
通知部(実施例3)105は、通知しやすい位置に設置される。作業機側でも可能であるが、トラクタの運転席近傍、特に運転席のメータ近傍等に設置すれば作業者がモータの稼働状況を確認し易い。
実施例3では、回転検出装置90により、直接モータの回転状況を検出できるのでより確実にモータ4の稼働状況を確認することができる。また、回転数を知ることができれば、現在の作業状況自体の内容も知ることができる。
実施例3においても、実施例1に説明した、図5〜図7の施肥機において、モータ210をモータ4として適用できる。この場合、回転検出装置90による回転の検出は、モータ4の回転でもよいが、回転軸212による回転(繰り出しローラ211の回転)を検出しても実施可能である。
実施例1における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。 図1における通知デバイスの第1の例を示す構成図である。 図1における通知デバイスの第2の例を示す構成図である。 図1における通知デバイスの第3の例を示す構成図である。 モータの使用例を示す施肥機の側面図である。 モータの使用例を示す施肥機の正面図である。 図5と図6におけるモータ部の要部拡大図である。 実施例2における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。 実施例3における農作業機用モータ稼動状況通知システムを示す構成図である。
符号の説明
1 スイッチボックス
2 割込み接続部
4 モータ
5 通知部(実施例1)
6 通知デバイス
7 通知部(実施例2)
11 電源電圧
15 アース
23 ヒューズ
62 第1発光ダイオード
63 第2発光ダイオード
64 ブザー
65 ランプ
71 リレー
72 通知用電源電圧
81 リレースイッチ
82 コイル
90 回転検出装置
100 制御ボックス
101 制御部電源電圧
102 制御部アース
103 制御部
105 通知部(実施例3)
200 施肥機
210 モータ
211 繰り出しローラ
212 回転軸
213 落とし口
220 ロータリー

Claims (3)

  1. トラクタに装着される農作業機に設置され、電源からハーネスを介して電力が供給されるモータの稼動状況を通知する農作業機用モータ稼動状況通知システムであって、
    リレーコイル及びリレースイッチを具備するリレーと、前記電源又は別の電源から前記リレースイッチを介して接続される通知デバイスと、ヒューズとを有し、
    前記リレーコイルは、前記ハーネスの前記モータ近傍に設けられた分岐点から分岐される別ハーネスにより前記モータと並列に接続され、
    前記ヒューズは、前記分岐点より前記電源側の前記ハーネスに直列に接続され、
    前記通知デバイスは、前記リレーコイルへの通電がなくなった場合、前記リレースイッチが入ることにより稼動して通知がなされることを特徴とする農作業機用モータ稼動状況通知システム。
  2. トラクタに装着される農作業機に設置され、電源からハーネスを介して電力が供給されるモータの稼動状況を通知する農作業機用モータ稼動状況通知システムであって、
    前記ハーネスの前記モータ近傍に分岐点を設け、当該分岐点から分岐される別ハーネスにより前記モータと並列に接続される通知デバイスと、当該分岐点より前記電源側に前記ハーネスに直列に接続されたヒューズとを有し、
    前記モータ近傍で前記ハーネスがコネクタを介している場合、当該コネクタに割り込んで接続される割込み接続部を有し、
    当該割込み接続部内に、前記分岐点と、前記ヒューズが設けられていることを特徴とする農作業機用モータ稼動状況通知システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の農作業機用モータ稼動状況通知システムにおいて、
    前記通知デバイスは、発光ダイオード、ブザー、ランプのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする農作業機用モータ稼動状況通知システム。
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