JP5154205B2 - 熱応動弁装置及び当該装置を利用した蓄熱システム - Google Patents
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Description
このものは、図19に示すようなシステム構成を有し、エンジン1の運転中に高温となった冷却水を運転中(或いは停止直後)に所謂魔法瓶状の蓄熱タンク7に移送して貯留するよう冷却水経路を三方弁6Aを用いて切り換え、次回エンジン始動前に前記三方弁6Aを用いて流路を切り換えると共に電動ポンプ8を駆動することで、この蓄熱タンクに貯留しておいた比較的高温の冷却水をエンジン1に供給して暖め(プレヒート)、始動性や始動後の燃焼特性を改善すると共にエンジン1の暖機完了までの時間を短縮して、未燃物質の排出量の低減等を図るようにしている。
特許文献2に記載されている技術は、図20に示すように、蓄熱タンク7とエンジン1との間に熱応動弁機能付きの逆止弁9を配設して、エンジン1側から蓄熱タンク7への冷却水の流れを制限すると共に、冷却水の温度上昇により逆止弁9による冷却水流れの制限を緩めることにより、エンジン1の冷却水温度が所定に上昇した際には冷却水(温水)の蓄熱タンク7への貯留を可能にする一方(走行時蓄熱モードに対応)、蓄熱タンク7側からエンジン1側への冷却水の流れは制限されないため、エンジン始動前には電動ポンプ8を駆動することで、蓄熱タンク7に貯留しておいた比較的高温な冷却水をエンジン1へ供給してプレヒートを可能にしている。
また、図21の(A)、(B)に示すように配管133や配管134を別途新たに設けてエンジン1の冷却水を感温部93へ積極的に触れさせることなどが考えられるが、このように配管133や配管134を設ける場合は、システムの複雑化や大型化を招くこととなる。
周囲の流体温度に応じて熱応動する熱応動素子により駆動され、前記周囲の流体温度に応じて第1の流体通路と所定領域との連通度合いを制御する第1の弁装置と、
前記熱応動素子の熱応動動作を利用して、第2の流体通路と前記領域との連通度合いを制御する第2の弁装置と、
前記熱応動素子の熱応動動作を利用して、第3の流体通路と、前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路と、の連通度合いを制御する第3の弁装置と、
を備えて構成される熱応動弁装置であって、
前記第1の弁装置が、前記周囲の流体温度が第1の所定温度より低い場合に閉弁され第1の流体通路と前記領域との連通を制限すると共に、第1の所定温度以上の場合に開弁され前記第1の流体通路と前記領域とを連通させるように構成され、
前記第2の弁装置が、前記周囲の流体温度が第2の所定温度より低い場合に開弁され第2の流体通路と前記領域とを連通させると共に、第2の所定温度以上の場合に閉弁され前記第2の流体通路と前記領域との連通を制限するように構成され、
前記第3の弁装置が、前記第3の流体通路から流体が前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路内へ流入する際には閉弁して前記第3の流体通路から前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路への流体の流入を制限する逆止弁を含んで構成され、前記周囲の流体温度が第3の所定温度以上の場合に前記熱応動素子の熱応動動作を利用して当該逆止弁が開弁され前記第3の流体通路と前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路とを連通させるように構成されることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の弁装置が、前記熱応動素子の熱応動動作により移動される移動体の動作を利用して開閉弁し、
前記第2の弁装置が、前記移動体の動作を利用して開閉弁されると共に、
前記移動体の移動方向が、変換手段を介して変換され、当該変換された移動方向に沿って前記第3の弁装置の逆止弁が開弁されることを特徴とすることができる。
また、以下で説明する実施例に係る熱応動弁装置が制御の対象とする流体は、冷却水等の冷媒に限定されるものではないと共に、非圧縮性流体、圧縮性流体のいずれにも適用可能であり、水道水、純水等の液体は勿論、気体にも適用可能である。
図1に示したように、エンジン1にはクランク軸等により駆動されるメカニカル駆動のウォーターポンプ2がエンジン1の内部の冷却通路(図示せず)の入口側に接続され、エンジン1の内部の冷却通路の出口側には、ラジエータ3が介装されるラジエータ通路200及びヒータコア5及び二方向弁6が介装されるヒーターコア通路300が配設され、前記ラジエータ通路200と前記ヒーターコア通路300はサーモスタット装置100に接続されている。
更に、前記バイパス通路400から分岐され、蓄熱タンク7及び電動式ウォーターポンプ8が介装される蓄熱タンク通路500が、前記サーモスタット装置100に接続されている。
なお、前記ハウジング部101の内部が本発明に係る所定領域に相当し、前記ラジエータ通路(200)が本発明に係る第1の流体通路の一例に相当し、弁体として機能する前記スプリングシート(162)が本発明に係る第1の弁装置の一部を構成する。また、前記バイパス通路(400)が本発明に係る第2の流体通路の一例に相当し、弁体として機能する前記スプリングシート(167)が本発明に係る第2の弁装置の一部を構成する。更に、前記蓄熱タンク通路(500)が本発明に係る第3の流体通路の一例に相当し、前記逆止弁(152)が本発明に係る第3の弁装置の一部を構成する。
図2は、エンジン始動前に電動式ウォーターポンプ8を駆動して蓄熱タンク7に貯留しておいた比較的高温の冷却水をエンジンに供給して暖機を図るプレヒートの際のサーモスタット装置100の作動状態を示している。
プレヒートモードにおいては、エンジン1の冷間始動の際にスタータによるクランキングを行なう前に電動式ウォーターポンプ8が駆動されると、電動式ウォーターポンプ8の吐出側の冷却水圧力が昇圧され、図2に示したサーモスタット装置100のエンジン側接続部110から冷却水がサーモスタット装置100のハウジング部101内へ流入しようとする。なお、このとき、二方向弁6は例えば閉弁状態とすることができる。
これにより、エンジン1の冷間始動時における始動性や始動後における燃焼特性が改善され、特に未燃物質の排出量を効果的に低減することが可能となる。
図3、図4は、プレヒート後、エンジン1を始動した後の通常運転におけるサーモスタット装置100の作動状態(通常運転モード)を示している。
[始動後暖機完了前まで](図3参照)
プレヒート終了後、電動式ウォーターポンプ8の駆動が停止されており、エンジン1が始動される。
エンジン1の始動が行なわれると、エンジン1によりウォーターポンプ2が駆動されるため、冷却水は、図2の冷却水の流れ方向とは逆に、図3に示すように、前記ハウジング部101から前記エンジン側接続部110を介してウォーターポンプ2側へ向けて流れるようになる。そして、ウォーターポンプ2により吐出される冷却水は、エンジン1の内部の冷却通路(図示せず)を通過し、バイパス通路400を通ってサーモスタット装置100に向けて流れることになる。
また、冷却水温度が未だ所定の暖機完了温度(例えば、78°C〜88°Cの間に設定され、本発明に係る第1の所定温度の一例に相当する)に至っていないため、プレヒート時と同様、サーモエレメント160の温度感知部161内の熱膨張体が熱膨張してピストンロッド161aを伸張させておらず、前記スプリングシート162は前記コイルスプリング165の付勢力によって図3中上方に閉弁付勢されており、前記ラジエータ側接続部120側と前記ハウジング部101の内部との連通は遮断された状態となっている。
このため、通常のエンジンにおける暖機運転と同じように、エンジン1の内部通路を経てエンジン1から流出する冷却水を、ラジエータ3、ヒータコア5、蓄熱タンク7などへ流入させることなく、バイパス通路400を介して循環させることができる。
よって、通常のエンジンの暖機運転と同じように、冷却水から外部へ持ち去られる熱量を低減し、エンジン1の燃焼熱等によって冷却水を始動後早期に昇温させることができることになる。
上述した図3に示す状態から、冷却水温度が上昇し、所定の暖機完了温度に至ると、サーモエレメント160の温度感知部161内の熱膨張体が熱膨張してピストンロッド161aを伸張させるため、図4に示すように、前記スプリングシート162は、前記コイルスプリング165の付勢力に抗して図4中下方に移動され、冷却水温度に応じて所定に開弁されて、前記ラジエータ側接続部120延いてはラジエータ通路200と前記ハウジング部101の内部とが所定に連通された状態となる。
このため、サーモスタット装置100のハウジング部101の内部では、バイパス通路400を通過した比較的高温な冷却水と、ラジエータ3により冷却されラジエータ通路200から流入する比較的低温の冷却水と、が混合され、当該混合後の冷却水温度を前記サーモエレメント160の温度感知部161が検知して、当該混合後の冷却水温度に応じてピストンロッド161aの伸張量が自動的に調整されることになる。これにより、前記スプリングシート162の開弁量が自動的に定められることになる。
この逆に、バイパス通路400を流れる冷却水温度がエンジン1の運転状態に応じて低下すれば、混合後の冷却水温度が低下するため、前記スプリングシート162の開弁量が低減される一方で前記スプリングシート167の開弁量が増大され、以ってラジエータ通路200へ流入する冷却水量が減少されてバイパス通路400を流れる冷却水量が増加されるため、混合後の冷却水温度が上昇される。
ここにおいて、前記スプリングシート167が閉弁される前記混合後の冷却水温度の閾値が、本発明に係る第2の所定温度(>第1の所定温度)の一例に相当する。
上述したような暖機完了後の運転中において、混合後の冷却水温が所定の走行時蓄熱開始温度(例えば、78°C〜88°Cの間に設定され、本発明に係る第3の所定温度(>第1の所定温度)の一例に相当する)に至った場合、本実施例では、図5に示すように、蓄熱タンク7に高温の冷却水を貯留させるための蓄熱動作を行なうようになっている。
従って、前記温度感知部161と略一体的なロッド166も図5中下方へ移動され、このロッド166の下端部の位置規制部材169に押圧付勢されている弁体としてのスプリングシート167も図5中下方へ移動されて、バイパス通路接続部140の弁座部141に着座してバイパス通路400を閉じる。ただし、弁座部141には、周方向に複数(一つでもよい)の切欠142が設けられているため、スプリングシート167が弁座部141に着座した状態でも、バイパス通路接続部140側からハウジング部101側への冷却水のある程度の流入がなされるようになっている。
これにより、ハウジング部101内へ、逆止弁151の切欠152、蓄熱タンク通路接続部150、蓄熱タンク通路500を介して冷却水が流入されるようになる。従って、蓄熱タンク通路500に介装される蓄熱タンク7では、先に貯留されていた低温の冷却水を、新たに流入してくる比較的高温の冷却水によって入れ替えて貯留することができることになる。
ところで、前述した第2の所定温度と前述した第3の所定温度の上下関係は、要求に応じて適宜設定可能である。
すなわち、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置100によれば、1つのサーモエレメントの熱応動動作を多機能(逆止弁作動)に利用することができるため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
図6に示すように、本実施例に係るサーモスタット装置600は、逆止弁651の取り付け位置が実施例1の逆止弁151と異なっている。
本実施例に係る逆止弁651は、ハウジング部101の側壁に配設され蓄熱タンク通路500に接続される蓄熱タンク通路接続部650に配設されている。なお、逆止弁651の開閉弁方向は、サーモエレメント160の温度感知部161の移動方向(或いはピストンロッド161aの伸張収縮方向)と略直交する方向に配設されている。当該逆止弁651は、ハウジング部101側の冷却水圧力により生じる押力(図6中右向き)が、蓄熱タンク通路500側の冷却水圧力により生じる押力(図6中左向き)とコイルスプリング652の付勢力との合計を上回った場合に図6中右側に移動されて開弁してハウジング部101側から蓄熱タンク通路500側への冷却水の通過を許容し、それ以外の時は逆止弁651は閉弁してハウジング部101側と蓄熱タンク通路500側との連通を遮断するようになっている。
ここで、本実施例においては、図6に示した(プレヒートモード)、図7に示した(通常運転モード)、図8に示した(走行時蓄熱モード)において、逆止弁651は実施例1の逆止弁151と同様に機能し、実施例1で説明したと同様にして各モードが達成されることになる。
ここで、逆止弁651が開弁されると、ハウジング部101内へ、逆止弁651の切欠652、蓄熱タンク通路接続部650、蓄熱タンク通路500を介して冷却水が流入されるようになる。よって、蓄熱タンク通路500に介装される蓄熱タンク7では、先に貯留されていた低温の冷却水を、新たに流入してくる比較的高温の冷却水によって入れ替えて貯留することができることになる。
なお、(通常運転モード)の[暖機完了後]のモードにおいて、ハウジング部101内の冷却水温が上昇し、所定の暖機完了温度に至った場合でも、蓄熱開始温度に至るまでは、図7に示したように、サーモエレメント160の温度感知部161内の熱膨張体が熱膨張してピストンロッド161aが伸張し、温度感知部161及びガイド部材610が図7中下方に移動されても、逆止弁651の端部651aは、ガイド部材610の外周部611と当接しないようにガイド部材610の外周部611の形状は形成されているため、逆止弁651が開弁することはない。
以上説明したように、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置600によっても、従来における特許文献1や特許文献2に記載されているようなエンジン暖機用蓄熱システムにおいて、冷却水の循環系に通常のサーモスタットとは別に、別個新たに三方弁や熱応動弁機能付きの逆止弁を設け構造系を複雑化したり制御系を複雑化させることがないため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
すなわち、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置600によっても、1つのサーモエレメントの熱応動動作を多機能(逆止弁作動)に利用することができるため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
なお、本実施例は、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク接続部650を独立して配設したので、実施例1のように弁座部141に切欠142を設ける必要がなく、バイパスバルブとして機能するスプリングシート167の閉弁(前記ハウジング部101内とバイパス通路400との連通の遮断)を確実に行えることができるため、第2の所定温度(バイパス閉弁温度)以上において、より冷却能力が要求されるときには、ラジエータ3を流れる冷却水流量を増加させることができ、以って冷却能力をアップさせることができる。
更に、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク接続部650を独立して配設したことで、蓄熱タンク接続部650の配置の自由度を向上させることができる。このため、例えば、走行時蓄熱モードにおいて逆止弁651が押し開かれ冷却水がハウジング部101内に流入する際に、プレヒート時に蓄熱タンク7に貯留した(エンジン1から流入した)冷たい冷却水が蓄熱タンク通路500からハウジング部101内に流入し、この冷たい冷却水がサーモエレメント160の温度感知部161に直接的に当たることで偏った温度感知を生じさせ、エンジン1のための冷却水温度調節機能を乱すなどの惧れがあるが、このような惧れを、蓄熱タンク接続部650からのハウジング部101内への流入場所(配置)を工夫することで、極力小さくすることが可能となる。
また、本実施例のように、蓄熱タンク接続部650をハウジング部101のサイドに配設し(図6等参照)、ガイド部材610の外周部611と当接させ当該外周部611の形状に倣って逆止弁651を開弁させるようにした場合においては、前記ガイド部材610の外周部611をデフレクターとしての機能(水流を反らしたり曲げたりする機能)を持つよう形成することで、上述したような蓄熱タンク接続部650を介して蓄熱タンク7からの冷水がサーモエレメント160の温度感知部161に直接的に当たってしまい偏った温度感知を生じさせるような現象等を抑制することも可能である。
ところで、本実施例では、コイルスプリング653を設けて逆止弁651を閉弁方向に付勢しているが、当該コイルスプリング653を省略し、逆止弁651の前後差圧により閉弁させる構成とすることもできる。かかる場合には、逆止弁651を、圧力差のみで開閉弁する浮動弁、延いては空気抜き用の所謂ジグルバルブ(jiggle valve)として機能させることができるため、蓄熱タンク通路500に別個新たに空気抜き用のジグルバルブ(浮動弁)を設ける必要がなく、低コスト化、小型化等を図ることができる。
本実施例に係る逆止弁751は、実施例1と同様の蓄熱タンク通路接続部150に設けられている。しかしながら、当該逆止弁751には、実施例1の逆止弁151に作用していたコイルスプリング153が省略されている。
すなわち、本実施例に係る逆止弁751は、実施例1のようにコイルスプリング153を用いることなく、圧力差のみで開閉弁する浮動弁、延いては空気抜き用の所謂ジグルバルブ(jiggle valve)として機能するようになっている。
これにより、エンジン1の始動性や始動後における燃焼特性が改善され、特に未燃物質の排出量を効果的に低減することが可能となる。
従って、本実施例においても、実施例1と同様に(通常運転モード)が達成されることになる。
更に、ロッド166の下端部に設けられている押圧部材760が、逆止弁751の上端部と当接して逆止弁751を図11中下方に押下げることによって逆止弁751を開弁させる。
なお、本実施例では、図10に示したように、ロッド166の下端部166Aに設けられる開口部に挿入されている押圧部材760は、ロッド166に対して移動自在に構成されており、ロッド166に内装されるコイルスプリング761により、ロッド166の端部166Aに押圧付勢されている。
このように、逆止弁751を開弁させたときにコイルスプリング761を圧縮させる構成としたことで、以下のような作用効果を奏することができる。
すなわち、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置700によっても、1つのサーモエレメントの熱応動動作を多機能(逆止弁作動)に利用することができるため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
更に、本実施例に係る逆止弁751は所謂ジグルバルブとしての機能も有するため、蓄熱タンク通路500に別個新たに空気抜き用のジグルバルブ(浮動弁)を設ける必要がないため、低コスト化、小型化等を図ることができる。
なお、本実施例においては、図12に示したように、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク通路接続部150と、が独立して配設されている。
そして、前記押圧部材860は、バイパス通路接続部140を貫通して逆止弁851の上端部に臨んで配設される収容穴862に摺動自在に収容されている。
なお、図14に示す(走行時蓄熱モード)においては、押圧部材860の先端部が前記収容穴862を貫通して図14中下方に突出して逆止弁851の上端部と当接し逆止弁851を開弁させるようになっている。
すなわち、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置800によっても、1つのサーモエレメントの熱応動動作を多機能(逆止弁作動)に利用することができるため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
更に、本実施例に係る逆止弁851は所謂ジグルバルブとしての機能も有するため、別個新たに空気抜き用のジグルバルブ(浮動弁)を設ける必要がないため、低コスト化、小型化等を図ることができる。
なお、本実施例において、逆止弁851を、閉弁方向に付勢するコイルスプリングにより付勢されない浮動弁(或いは所謂ジグルバルブ)として例示したが、これに限定されるものではなく、逆止弁851を閉弁方向に付勢するコイルスプリングを配設する構成とすることができるものである。
また、本実施例は、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク接続部150を独立して配設したので、実施例1のように弁座部141に切欠142を設ける必要がなく、バイパスバルブとして機能するスプリングシート167の閉弁(前記ハウジング部101内とバイパス通路400との連通の遮断)を確実に行えることができるため、第2の所定温度(バイパス閉弁温度)以上において、より冷却能力が要求されるときには、ラジエータ3を流れる冷却水流量を増加させることができ、以って冷却能力をアップさせることができる。
更に、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク接続部150を独立して配設したことで、蓄熱タンク接続部150の配置の自由度を向上させることができる。このため、例えば、走行時蓄熱モードにおいて逆止弁851が押し開かれ冷却水がハウジング部101内に流入する際に、プレヒート時に蓄熱タンク7に貯留した(エンジン1から流入した)冷たい冷却水がハウジング部101内に流入し、この冷たい冷却水がサーモエレメント160の温度感知部161に直接的に当たることで偏った温度感知を生じさせ、エンジン1のための冷却水温度調節機能を乱すなどの惧れがあるが、このような惧れを、蓄熱タンク接続部150からのハウジング部101内への流入場所(配置)を工夫することで、極力小さくすることが可能となる。
従って、本実施例においても、実施例1や実施例3と同様に(通常運転モード)のモードが達成されることになる。
このようにして、本実施例によれば、エンジン運転中(走行中)に高温の冷却水を蓄熱タンクに貯留させることができるため、次回始動時におけるプレヒートによる暖機効果を効果的なものとすることができる。
すなわち、本実施例に係るサーモスタット(熱応動弁)装置900によっても、1つのサーモエレメントの熱応動動作を多機能(逆止弁作動)に利用することができるため、構成の簡略化及び低コスト化を促進することができる。
更に、本実施例に係る逆止弁951は所謂ジグルバルブとしての機能も有するため、蓄熱タンク通路500に別個新たに空気抜き用のジグルバルブ(浮動弁)を設ける必要がないため、低コスト化、小型化等を図ることができる。
また、本実施例は、バイパス通路接続部140と蓄熱タンク接続部150を独立して配設したので、実施例1のように弁座部141に切欠142を設ける必要がなく、円盤状部材953の閉弁(前記ハウジング部101内とバイパス通路400との連通の遮断)を確実に行えることができるため、第2の所定温度(バイパス閉弁温度)以上において、より冷却能力が要求されるときには、ラジエータ3を流れる冷却水流量を増加させることができ、以って冷却能力をアップさせることができる。
加えて、プレヒート時に、逆止弁951に略一体的に取り付けられバイパスバルブとして機能する円盤状部材953は差圧力により閉弁されるので、冷却水がバイパス通路400を流れないようにすることができるため、蓄熱タンク7内の冷却水を全てエンジン1に供給することができ、簡単な構成でありながら、暖機効率を向上させることができる。
また、本実施例では、図17で説明したように、スプリングシート967の下端側に取り付けられた円筒状部材969が、逆止弁951の上端部に取り付けられている円盤状部材953を押圧して逆止弁951を開弁させるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、実施例3で説明したようなロッド166の下端部に押圧部材760を設け、当該押圧部材760により逆止弁951を押下げることによって逆止弁951を開弁させる構成などとすることができる。
また、上述した各実施例において、装置の簡略化、低コスト化等のために、例えば、前記バイパス通路接続部140と前記ハウジング部101の内部とを連通或いは遮断する弁として機能するスプリングシート167等(本発明に係る第2の弁装置に相当する部分)が省略して構成されることも想定されるが、かかる省略された構成も本発明の範囲である。
更に、上述した各実施例では、熱応動素子であるサーモエレメント160のワックス等の熱膨張体を内封した温度感知部161を、ハウジング部101(所定領域)内の冷却水の温度を感知する位置に配設して説明したが、これに限定されるものではなく、所望の制御したい冷却水の温度を感知することができるように、サーモエレメント160のワックス等の熱膨張体を内封した温度感知部161を、前記ハウジング部101(所定領域)内とは異なる部位に配設するような構成とすることもできる。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、サーモスタット(熱応動弁)装置100、600〜900を構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
また、熱応動弁のアクチュエータとしては、上述した各実施例で説明した温度を感知して膨張収縮するワックス等の熱膨張体を内封したサーモエレメントに限らず、バイメタルや形状記憶合金といった温度に応じて変形する部材などを用いたものも採用可能である。
更に、本発明に係るサーモスタット(熱応動弁)装置は、蓄熱システムに適用される場合に限定されるものではなく、冷媒の分配を必要とする車両、機器等、燃料電池自動車の冷却装置、その他暖機を必要とする冷却装置、液体ライン等にも適用可能である。
2 ウォーターポンプ
3 ラジエータ
5 ヒータコア
7 蓄熱タンク
8 電動式ウォーターポンプ
100 サーモスタット(熱応動弁)装置
151 逆止弁
160 サーモエレメント
200 ラジエータ通路
300 ヒータコア通路
400 バイパス通路
500 蓄熱タンク通路
600 サーモスタット(熱応動弁)装置
651 逆止弁
700 サーモスタット(熱応動弁)装置
751 逆止弁
800 サーモスタット(熱応動弁)装置
851 逆止弁
900 サーモスタット(熱応動弁)装置
951 逆止弁
Claims (5)
- 周囲の流体温度に応じて熱応動する熱応動素子により駆動され、前記周囲の流体温度に応じて第1の流体通路と所定領域との連通度合いを制御する第1の弁装置と、
前記熱応動素子の熱応動動作を利用して、第2の流体通路と前記領域との連通度合いを制御する第2の弁装置と、
前記熱応動素子の熱応動動作を利用して、第3の流体通路と、前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路と、の連通度合いを制御する第3の弁装置と、
を備えて構成される熱応動弁装置であって、
前記第1の弁装置が、前記周囲の流体温度が第1の所定温度より低い場合に閉弁され第1の流体通路と前記領域との連通を制限すると共に、第1の所定温度以上の場合に開弁され前記第1の流体通路と前記領域とを連通させるように構成され、
前記第2の弁装置が、前記周囲の流体温度が第2の所定温度より低い場合に開弁され第2の流体通路と前記領域とを連通させると共に、第2の所定温度以上の場合に閉弁され前記第2の流体通路と前記領域との連通を制限するように構成され、
前記第3の弁装置が、前記第3の流体通路から流体が前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路内へ流入する際には閉弁して前記第3の流体通路から前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路への流体の流入を制限する逆止弁を含んで構成され、前記周囲の流体温度が第3の所定温度以上の場合に前記熱応動素子の熱応動動作を利用して当該逆止弁が開弁され前記第3の流体通路と前記領域或いは前記領域に接続される第2の流体通路とを連通させるように構成される
ことを特徴とする熱応動弁装置。 - 前記第1の所定温度より前記第2の所定温度が高く設定され、前記第1の所定温度より前記第3の所定温度が高く設定されることを特徴とする請求項1に記載の熱応動弁装置。
- 前記第1の弁装置が、前記熱応動素子の熱応動動作により移動される移動体の動作を利用して開閉弁し、
前記第2の弁装置が、前記移動体の動作を利用して開閉弁されると共に、
前記移動体の移動方向が、変換手段を介して変換され、当該変換された移動方向に沿って前記第3の弁装置の逆止弁が開弁されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱応動弁装置。 - 前記第3の弁装置の逆止弁が、前記熱応動素子の熱応動動作により開弁されていないときに、空気抜き用の浮動弁として機能するよう構成されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の熱応動弁装置。
- 前記第3の弁装置の逆止弁に略一体的に取り付けられた弁体を介して前記第2の流体通路と前記領域との連通度合いを制御するように構成されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の熱応動弁装置。
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