JP5152298B2 - 送電装置、受電装置及びワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

送電装置、受電装置及びワイヤレス電力伝送システム Download PDF

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Description

本発明はワイヤレスで電力を伝送する送電装置、受電装置及び電力伝送システムに関するものである。
代表的なワイヤレス電力伝送システムとして、送電装置の一次コイルから受電装置の二次コイルに磁界を利用して電力を伝送する磁界結合方式の電力伝送システムが知られている。しかし、磁界結合で電力を伝送する場合、各コイルを通る磁束の大きさが起電力に大きく影響するため、一次コイルと二次コイルとの相対位置関係に高い精度が要求される。また、コイルを利用するため、装置の小型化が難しい。
一方、特許文献1,2に開示されているような電界結合方式のワイヤレス電力伝送システムも知られている。このシステムでは、送電装置の結合電極から受電装置の結合電極に電界を介して電力が伝送される。この方式は、結合電極の相対位置精度が比較的緩く、また、結合電極の小型・薄型化が可能である。
図1は特許文献1の電力伝送システムの基本構成を示す図である。この電力伝送システムは、送電装置と受電装置とで構成される。送電装置には、高周波電圧発生回路1、パッシブ電極2及びアクティブ電極3を備えている。受電装置には、高周波電圧負荷回路5、パッシブ電極7及びアクティブ電極6を備えている。そして、送電装置のアクティブ電極3と受電装置のアクティブ電極6とが空隙4を介して近接することにより、この二つの電極同士が電界結合する。
送電装置のパッシブ電極、送電装置のアクティブ電極、受電装置のアクティブ電極及び受電装置のパッシブ電極は、それらの中心を通る法線を共有している。
特許文献2の電力伝送システムでは、送電装置は交流信号生成部により生成された交流信号に共振する第1共振回路と給電電極を有する。受電装置は電気信号を生成する受電電極と、電気信号に共振する第2共振回路と、共振された電気信号から直流電力を生成する整流部及び回路負荷を有する。送電装置のアクティブ電極とパッシブ電極とは一平面上に設けられ、受電装置のアクティブ電極とパッシブ電極が相手側の各電極と所定間隔を隔てて対向するように設けられている。
特表2009−531009号公報 特開2009−296857号公報
特許文献1の電力伝送システムにおいては、送電装置と受電装置のアクティブ電極同士を近接させて電極間に強い電場を形成するとともに、送電装置と受電装置のパッシブ電極同士間に生じる容量をなるべく大きくする。そのためパッシブ電極を大きくする必要がある。縦方向に狭くされた空間に送電ユニットのパッシブ電極、送電ユニットのアクティブ電極、受電ユニットのアクティブ電極および受電ユニットのパッシブ電極が縦方向に配置されると浮遊容量が過大になりがちである。特許文献2の電力伝送システムにおいても、アクティブ電極とパッシブ電極が一面に隣接配置されているので、アクティブ電極とパッシブ電極とに近接配置された回路基板との間の浮遊容量が過大になりがちである。そのため、いずれも結合度が大きくなく、伝送効率が低いという問題があった。
ところで、受電装置は、たとえば移動体通信端末やデジタルカメラのような電子機器であり、近年、これら電子機器の小型化、高密度化が要求されている。このような状況のもと、アクティブ電極とパッシブ電極の配置位置の制約も増えている。両電極の配置関係によっては、アクティブ電極とパッシブ電極との間に生じる浮遊容量が大きく、その結果、送電装置と受電装置との結合度が低下して、電力伝送効率が低下することがある。また、電子機器に内蔵されるプリント配線板や二次電池等の導体とアクティブ電極との配置関係によっては、その間に生じる浮遊容量が大きい。そのため、電力伝送効率が低下するだけでなく、プリント配線板に形成される各種回路の電気的特性や二次電池の電池特性に影響を与えるといった問題も生じる。
本発明は、装置を大型化することなく、電力伝送に寄与しない浮遊容量を小さくして電力伝送効率を高めた送電装置、受電装置およびワイヤレス電力伝送システムを提供することを目的としている。
(1)本発明の受電装置は、送電装置側アクティブ電極と送電装置側パッシブ電極との間に高周波の高電圧を印加する高周波電圧発生回路が接続された送電装置と対をなす受電装置であって、
前記送電装置側アクティブ電極に対向する受電装置側アクティブ電極、前記送電装置側パッシブ電極に対向する受電装置側パッシブ電極、前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との間に生じる電圧を降圧する降圧回路、及び前記降圧回路の出力電圧を電源電圧として入力する負荷回路、を有し、前記送電装置側アクティブ電極と前記受電装置側アクティブ電極との間、および前記送電装置側パッシブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との間で、前記降圧回路で降圧される前の高電圧で電力伝送が行われ、前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である。
この構造によれば、送電装置のアクティブ電極とパッシブ電極とが非平行であり、また、受電装置のアクティブ電極とパッシブ電極とが非平行でもあるので、浮遊容量が抑えられ、結合度の低下が少なく、高い伝送効率が得られる。また、アクティブ電極を装置内のプリント配線板に対して非平行に配置できるので、装置内部の各種回路の電気的特性や二次電池の電池特性に与える影響も抑制できる。
(2)前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極とのなす角度は例えば直角である。
(3)また、例えば前記受電装置の筐体の六面のうち相対的に面積の広い第1の面に沿って受電装置側のパッシブ電極が設けられ、前記六面のうち第1の面に隣り合う四つの面(側面)のうちの一つの面である第2の面に受電装置側のアクティブ電極が設けられている。
この構成によれば、受電装置のアクティブ電極に対応する位置にアクティブ電極を有し、受電装置のパッシブ電極に対応する位置にパッシブ電極を有する送電装置の設計が容易である。
(4)また、例えば前記受電装置の筐体の六面のうち第1の面に沿って受電装置側のパッシブ電極またはアクティブ電極が設けられ、前記六面のうち第1の面に隣り合う第2〜第5の面のうち複数の面に受電装置側のアクティブ電極またはパッシブ電極が設けられている。
この構成によれば、送電装置に対する受電装置の向きの自由度が増す。
(5)また、例えば前記受電装置の筐体の六面のうち第1の面に隣り合う第2〜第5の面に沿って配置された電極のうちいずれが送電装置側アクティブ電極に対向した電極であるかを検知する手段と、前記送電装置側アクティブ電極に対向した電極を前記降圧回路に接続するスイッチ手段とを備える。
この構成によれば、受電装置側の複数のアクティブ電極のうち必要なアクティブ電極のみ使用されるので、残りの不要なアクティブ電極に不要な電位が掛かることがない。
(6)また、前記受電装置は、例えば受電装置本体部と当該受電装置本体部を囲むジャケット部とで構成され、前記筐体は前記ジャケット部であり、前記ジャケット部は前記受電装置側アクティブ電極、前記受電装置側パッシブ電極、前記降圧回路、及び前記降圧回路の出力電圧を供給するジャケット部側電極を少なくとも備え、前記受電装置本体部に前記ジャケット部側電極に接触導通する受電装置本体部側電極、及びこの受電装置本体部側電極に導通する前記負荷回路を備える。
この構成によれば、異なる種類のそれぞれの機器に対応したジャケットを用意することにより、各種の受電装置を一種類の送電装置に適応させることができる。また、受電装置本体部は接触受電方式に対応していればよいので、受電装置本体部単体で接触受電を行うことも可能となる。
(7)本発明の送電装置は、受電装置側アクティブ電極と受電装置側パッシブ電極との間に降圧回路が接続された受電装置と対をなす送電装置であって、
前記受電装置側アクティブ電極に対向する送電装置側アクティブ電極、前記受電装置側パッシブ電極に対向する送電装置側パッシブ電極、及び前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との間に接続され、高周波の高電圧を印加するための昇圧回路を含む高周波電圧発生回路、を有し、前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である。
(8)前記送電装置は、前記送電装置側のアクティブ電極が設けられた第1平坦部と、前記送電装置側のパッシブ電極が形成され、第1平坦部に対して直交する第2平坦部とを備えている。例えば第1平坦部はアクティブ電極が設けられた台座部、第2平坦部はパッシブ電極が設けられた背もたれ部である。また、例えば第1平坦部はパッシブ電極が設けられた載置部、第2平坦部はアクティブ電極が設けられた側壁部である。
この構成によれば、六面体の隣り合う二面にアクティブ電極とパッシブ電極がそれぞれ設けられている受電装置を搭載するだけで、送電装置側アクティブ電極と受電装置側アクティブ電極との位置合わせ、及び送電装置側パッシブ電極と受電装置側パッシブ電極との位置合わせできる。
(9)また、前記第1平坦部および前記第2平坦部に直交する第3平坦部を含み、当該第3平坦部に前記受電装置の筐体の一面が当接した状態で、前記送電装置側アクティブ電極が前記受電装置側アクティブ電極に対向するように構成する。
この構成によれば、受電装置の隣り合う三つの面を第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部にそれぞれ当接させることで、送電装置と受電装置との位置決めを容易且つ確実に行える。
(10)前記第3平坦部には前記送電装置側パッシブ電極を備えてもよい。
この構成によれば、受電装置の筐体の第1面にパッシブ電極を設けずに、送電装置側パッシブ電極に対向する受電装置の筐体の面(受電装置の第1面に隣り合う四つの面のうちアクティブ電極が設けられた面に隣接する面)にパッシブ電極を形成することになるので、受電装置のパッシブ電極が設けられた面が送電装置の第3平坦部に当接された場合にのみ送電されることになり安全性を高めることができる。また、この構成によれば、受電装置の面積の広い面に沿った位置にもパッシブ電極を設け、送電装置の第2平坦部にもパッシブ電極を設けることができるので、送電装置と受電装置のパッシブ電極同士に生じる容量をより大きくでき、パッシブ電極の電位をより低電圧にできる。
(11)また、前記第3平坦部に、前記第1平坦部に設けられた送電装置側アクティブ電極とは分離された第3平坦部側の送電装置側アクティブ電極を備え、
前記第1平坦部側の送電装置側アクティブ電極と前記第3平坦部側の送電装置側アクティブ電極のうち、いずかれが前記受電装置のアクティブ電極に対向した電極であるかを検知する手段と、前記受電装置側アクティブ電極に対向した電極を前記高周波電圧発生回路に接続するスイッチ手段を備えてもよい。
この構成によれば、受電装置の一面にのみアクティブ電極を設けている場合でも、その受電装置を送電装置に対して例えば縦置きにしても横置きにしても使用できる。また、送電装置側の複数のアクティブ電極のうち必要なアクティブ電極のみ使用されるので、残りの不要なアクティブ電極に不要な電位が掛かることがない。
(12)本発明のワイヤレス電力伝送システムは、送電装置側アクティブ電極と送電装置側パッシブ電極との間に高周波の高電圧を印加するための昇圧回路を含む高周波電圧発生回路が接続された送電装置と、受電装置側アクティブ電極と受電装置側パッシブ電極との間に降圧回路が接続され、前記降圧回路の出力電圧を電源電圧として入力する負荷回路を有する受電装置と、を備え、
前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との位置関係、および前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である。
(13)前記ワイヤレス電力伝送システムにおいて、例えば前記送電装置は、前記送電装置側のアクティブ電極が設けられた第1平坦部と、前記送電装置側のパッシブ電極が形成され、前記第1平坦部に対して直交する第2平坦部と、前記第1平坦部および前記第2平坦部に対して直交する第3平坦部とを備え、当該第3平坦部に前記受電装置の筐体の一面が当接した状態で、前記送電装置側アクティブ電極が前記受電装置側アクティブ電極に対向し、
前記受電装置の重心を通り、前記第1平坦部または前記第2平坦部に対する垂線が前記第1平坦部または前記第2平坦部に交わる点は前記第1平坦部または前記第2平坦部の中心よりも前記第3平坦部から離れた位置にある。
この構成によれば、受電装置が送電装置に載置される際、受電装置が送電装置の台座部や載置部から外れ落ちるような位置に載置されることを防止でき、適正位置に的確に載置されることになる。
本発明によれば、装置を大型化することなく、電力伝送に寄与しない浮遊容量を小さくして電力伝送効率を高めた送電装置、受電装置およびワイヤレス電力伝送システムを構成できる。
図1は特許文献1の電力伝送システムの基本構成を示す図である。 図2は第1の実施形態に係る送電装置101と受電装置201の斜視図である。 図3は送電装置101と受電装置201の側面図である。 図4はワイヤレス電力伝送システムの等価回路図である。 図5(A)は第2の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部を構成する受電装置202の斜視図、図5(B)は受電装置202の筐体内に設けられている各種電極の配置を示す図である。 図6は受電装置202の概略回路図である。 図7は受電装置202の回路ブロック図である。 図8は第2の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの使用形態を示す斜視図である。 図9は第3の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部である受電装置の回路ブロック図である。 図10(A)は第4の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部である受電装置の斜視図である。図10(B)は、受電装置本体部301とジャケット部302とを分離した状態での斜視図である。 図11(A)は第5の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの或る使用形態での斜視図である。図11(B)は第5の実施形態に係る別の送電装置104の斜視図である。 図12(A)は第6の実施形態に係る送電装置106の斜視図である。図12(B)は送電装置106に載置する受電装置206の斜視図である。 図13(A)は、送電装置106に対する受電装置206の正常な載置状態を示す正面図である。図13(B)は、受電装置206の重心を通る鉛直線W−Wを示す図である。図13(C)は、受電装置206が送電装置106から外れ落ちる様子を示す図である。 図14(A)は第7の実施形態に係る送電装置107の平面図である。図14(B)は第7の実施形態に係る受電装置207の斜視図である。 図15(A)は、送電装置107に対する受電装置206の正常な載置状態を示す正面図である。図15(B)は、受電装置207の重心を通り、送電装置107の載置部10Mのエッジに平行な直線W−Wを示す図である。 図16(A)は第8の実施形態に係る送電装置108の正面図である。図16(B)は第8の実施形態に係る受電装置208の斜視図である。 図17は送電装置108に対する受電装置208の載置状態を示す正面図である。 図18(A)は送電装置109の平面図、図18(B)は送電装置109に受電装置209を載置した状態を示す平面図である。 図19は送電装置109のブロック構成図である。 図20は、図19に示した制御回路52の処理内容のうち、送電装置に対する受電装置の載置の検知及びそれ以降の処理内容についてのフローチャートである。
《第1の実施形態》
図2は第1の実施形態に係る送電装置101と受電装置201の斜視図である。また、図3はこの送電装置101と受電装置201の側面図である。この送電装置101と受電装置201とでワイヤレス電力伝送システムを構成している。
送電装置101はパッシブ電極11とアクティブ電極12を備え、受電装置201はパッシブ電極21とアクティブ電極22を備えている。受電装置201の筐体20は直方体形状であり、面積の広い第1の面に沿ってパッシブ電極21が設けられ、筐体の六面のうち第1の面に隣り合う四つの面(側面)のうちの一つの面である第2の面に受電装置側のアクティブ電極22が設けられている。
送電装置101の筐体10は台座部10Dと背もたれ部10Bを備えている。この台座部10Dと背もたれ部10Bとで受電装置201の載置部を構成している。送電装置101の載置部に受電装置201を載置することによって、送電装置101側のパッシブ電極11は受電装置側パッシブ電極21に対向し、送電装置101側のアクティブ電極12は受電装置側アクティブ電極22に対向する。前記台座部10Dは特許請求の範囲に記載の「第1平坦部」に相当し、前記背もたれ部10Bは特許請求の範囲に記載の「第2平坦部」に相当する。
送電装置側アクティブ電極12と送電装置側パッシブ電極11との間には高周波電圧発生回路が接続されている。受電装置側アクティブ電極22と受電装置側パッシブ電極21との間には降圧回路が接続されていて、この降圧回路に負荷回路が接続されている。この例では負荷回路は二次電池28である。すなわち、受電装置201は例えば携帯電子機器であり、送電装置101はその充電台である。受電装置201を送電装置101に載置することによって内部の二次電池28が充電される。携帯電子機器としては携帯電話、ノート型PC、デジタルカメラなどが挙げられる。
図4はワイヤレス電力伝送システムの等価回路図である。この図4において、送電装置101の高周波電圧発生回路OSCは例えば100kHz〜数10MHzの高周波電圧を発生する。昇圧トランスTG及びインダクタLGによる昇圧回路17は、高周波電圧発生回路OSCの発生する電圧を昇圧してパッシブ電極11とアクティブ電極12との間に印加する。受電装置201のパッシブ電極21とアクティブ電極22との間には、降圧トランスTL及びインダクタLLによる降圧回路25が接続されている。降圧トランスTLの二次側には負荷回路RLが接続されている。この負荷回路RLは、整流平滑回路と二次電池とで構成されている。
第1の実施形態によれば、送電装置のアクティブ電極の主面とパッシブ電極の主面とが非平行であり、また、受電装置のアクティブ電極の主面とパッシブ電極の主面とが非平行でもあるので、それぞれのアクティブ電極の間およびパッシブ電極の間の浮遊容量が抑えられ、それぞれのアクティブ電極同士およびパッシブ電極同士の結合度の低下が少なく、高い伝送効率が得られる。また、アクティブ電極22が装置内のプリント配線板に対して非平行に配置できるので、装置内部の各種回路の電気的特性や二次電池の電池特性に与える影響も抑制できる。さらに、受電装置を送電装置の背もたれにもたれさせると共に台座部に載置するだけで、送電装置と受電装置のアクティブ電極同士及びパッシブ電極同士を対向させることができる。
なお、受電装置側アクティブ電極と受電装置側パッシブ電極とのなす角度、送電装置側アクティブ電極と送電装置側パッシブ電極とのなす角度のそれぞれは必ずしも直角でなくてもよく、少なくとも非平行であればよい。
高周波電圧発生回路OSCが発生する交流電圧の周波数は、送電装置101および受電装置201の周囲の誘電性媒質(すなわち空気)での波長が、送電装置101および受電装置201の大きさに比べて長い関係にある。すなわち準静電場により電力伝送される。このことにより、電磁波放射の形で輻射(分散)されるエネルギーが少ないので、電力伝送効率が高まる。また、高周波電圧発生回路OSCが発生する交流電圧の周波数は、輻射される電磁波エネルギーが、送電装置101から受電装置201へ伝搬される電界エネルギーに比べて小さい範囲で、できるだけ高い周波数とする。このことによって、送電装置側アクティブ電極12、送電装置側パッシブ電極11、受電装置側アクティブ電極22、受電装置側パッシブ電極21のそれぞれの面積が小さくても(小さい割に)伝送電力を高めることができる。同じ伝送電力である場合は結合電極の電圧を低めることができる。したがって、小型でありながら電力伝送効率の高い電力伝送システムが構成できる。これらのことは第2の実施形態以降の各実施形態についても同様である。
《第2の実施形態》
図5(A)は第2の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部を構成する受電装置202の斜視図、図5(B)はその筐体内に設けられている各種電極の配置を示す図である。
受電装置202の筐体20は直方体形状であり、筐体20の面積の広い第1の面に沿ってパッシブ電極21が設けられ、筐体の六面のうち第1の面に隣り合う四つの面(側面)のうちの三つの面に受電装置側のアクティブ電極22,23,24が設けられている。また、第1の面に平行な面に沿って液晶表示パネル26が設けられている。さらに、筐体20の内部には第1の面に平行に回路基板が設けられている。
図6は前記受電装置202の概略回路図である。3つのアクティブ電極22,23,24とパッシブ電極21との間に降圧トランスTLの1次側が接続されている。この降圧トランスTLの2次側に負荷回路RLが接続されている。3つのアクティブ電極22,23,24は共通接続されているので同電位である。
図7は前記受電装置202の回路ブロック図である。ここで降圧回路25は図6に示した降圧トランスTLに相当する。整流平滑回路27は降圧回路25の出力電圧を整流平滑して二次電池28へ充電電圧を供給する。この整流平滑回路27および二次電池28が負荷回路RLに相当する。
図8は第2の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの使用形態を示す斜視図である。図8(A)は、送電装置102の台座部10Dに対して受電装置202を縦向きに載置した例である。図8(B)は、送電装置102の台座部10Dに対して受電装置202を横向きに載置した例である。送電装置102の基本構成は第1の実施形態で示した送電装置101と同じである。
このように、送電装置101の台座部に沿って設けられている送電装置側アクティブ電極に受電装置側アクティブ電極が対向すればよいので、受電装置202は三通りの形態で載置することができる。
なお、筐体の六面のうち第1の面に隣り合う四つの面(側面)の全ての面に受電装置側のアクティブ電極を設けてもよい。さらに、四つの面の全てに設けられた受電装置側アクティブ電極を環状に接続してもよい。
また、図5〜図8に示した例では、単一のパッシブ電極と複数のアクティブ電極を備えたが、パッシブ電極とアクティブ電極との関係を逆にしてもよい。すなわち、筐体の第1の面に沿って単一のアクティブ電極を配置し、第1の面に隣り合う複数の面にパッシブ電極を設けてもよい。
《第3の実施形態》
図9は第3の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部である受電装置の回路ブロック図である。第2の実施形態で示した受電装置202と異なり、3つのアクティブ電極22,23,24が切替スイッチ29で選択的に降圧回路25に接続されるように構成されている。切替スイッチ29はセンサ部30の検出結果に応じてアクティブ電極22,23,24の何れかを選択する。センサ部30は重力加速度の方向を検出するセンサを備え、このセンサ部30によって受電装置202のどのアクティブ電極が送電装置のアクティブ電極に対向するかを検知する。切替スイッチ29は、送電装置のアクティブ電極に対向する受電装置側アクティブ電極を選択する。このことにより、非選択状態のアクティブ電極はフローティング状態となって、高電位が掛からないので安全性が高まる。
なお、非選択状態のアクティブ電極はパッシブ電極に接続するように構成してもよい。このことによってパッシブ電極の総面積をかせぐことができる。
センサ部30には人体センサも備えている。この人体センサが人体を検知すれば、すなわち受電装置に人体が近接していれば、切替スイッチ29は全てのアクティブ電極22,23,24を非選択にする。これにより充電は停止される。送電装置は受電装置への伝送電力が0になったことを検知して送電装置側アクティブ電極とパッシブ電極への電圧印加を停止するので、送電装置側と受電装置側の何れのアクティブ電極及びパッシブ電極にも高電位が掛かることが無く、安全性が高まる。
なお、筐体の六面のうち第1の面に隣り合う四つの面(側面)の全ての面に選択可能な受電装置側アクティブ電極を設けてもよい。
《第4の実施形態》
図10(A)は第4の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの一部である受電装置の斜視図である。図10(B)は、受電装置本体部301とジャケット部302とを分離した状態での斜視図である。この受電装置は受電装置本体部301とそれを収納するジャケット部302とで構成されている。
ジャケット部302は受電装置側アクティブ電極32,33,34、受電装置側パッシブ電極31、制御回路36及び降圧回路の出力電圧を供給するコネクタ35を備えている。受電装置本体部301にはジャケット部側のコネクタ35に接触導通する受電装置本体部側電極、及びこの受電装置本体部側電極に導通する負荷回路を備えている。前記制御回路36は先に示した各実施形態における降圧回路に相当する。したがって、ジャケット部302に受電装置本体部301を収納することによって、電気的には第2または第3の実施形態で示した受電装置と同様に作用する。
なお、受電装置本体部301の電極と接触する端子電極をコネクタ35に代えて設けてもよい。
第4に実施形態によれば、異なる種類のそれぞれの機器に対応したジャケットを用意することにより、各種の受電装置を一種類の送電装置に適応させることができる。また、受電装置本体部301は、それ単体で従来の接触方式の充電台に装着することで充電が行われる装置であってもよい。すなわち、接触充電方式の受電装置本体部とジャケット部とによって、ワイヤレス充電方式の受電装置が構成できる。
《第5の実施形態》
図11(A)は第5の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの或る使用形態での斜視図である。この例では、送電装置103は、それに対して複数の受電装置201A,201Bを載置できる大きさにしている。また、送電装置103の台座部10Dのどの位置に受電装置を載置しても電力伝送が行えるように、台座部10Dと背もたれ部10Bとによる谷に沿った方向に延びるように、送電装置側のパッシブ電極11とアクティブ電極12を形成している。
このようにして単一の送電装置から複数の受電装置へ電力伝送を行うことも可能である。
図11(B)は第5の実施形態に係る別の送電装置104の斜視図である。この送電装置104の背もたれ部10Bは透明基材で構成されていて、この透明基材にITOなどによる透明のパッシブ電極が形成されている。この例では、背もたれ部10Bより後方に支持部材10Lを広げることによって送電装置104を卓上などに立てて使用する。
このように透明電極を用いることによりデザイン性に優れた送電装置を構成できる。
《第6の実施形態》
図12(A)は第6の実施形態に係る送電装置106の斜視図である。また、図12(B)はこの送電装置106に載置する受電装置206の斜視図である。この送電装置106と受電装置206とでワイヤレス電力伝送システムを構成する。
送電装置106は、パッシブ電極11が設けられた背もたれ部10B、アクティブ電極12が設けられた台座部10D、および側壁部10Sを備えている。背もたれ部10B、台座部10Dおよび側壁部10Sのそれぞれの内側の面は互いに直交している。この送電装置106の背もたれ部10Bは透明基材で構成されていて、この透明基材にITOなどによる透明のパッシブ電極11が形成されている。送電装置側アクティブ電極12と送電装置側パッシブ電極11との間には高周波電圧発生回路が接続されている。
前記台座部10Dは特許請求の範囲に記載の「第1平坦部」に相当し、前記背もたれ部10Bは特許請求の範囲に記載の「第2平坦部」に相当し、前記側壁部10Sは特許請求の範囲に記載の「第3平坦部」に相当する。
図12(B)に示すように、受電装置206の筐体は直方体形状であり、面積の広い第1面S1に沿ってパッシブ電極21が設けられ、筐体の六面のうち第1面に隣り合う四つの面(側面)のうちの一つの面である第2面S2にアクティブ電極22が設けられている。受電装置側アクティブ電極22と受電装置側パッシブ電極21との間には降圧回路が接続されていて、この降圧回路に負荷回路が接続されている。
図13(A)は、前記送電装置106に対する前記受電装置206の正常な載置状態を示す正面図である。送電装置106の載置部に受電装置206を載置する際、受電装置206の第2面S2を送電装置の台座部10Dに載置し、受電装置206の第3面S3を側壁部10Sに当接させる。この状態で、送電装置106側のパッシブ電極11は受電装置側パッシブ電極21に対向し、送電装置106側のアクティブ電極12は受電装置側アクティブ電極22に対向する。
図13(B)において、破線W−Wは受電装置206の重心を通る鉛直線である。この鉛直線W−Wが送電装置106の台座部10Dのエッジより外側を通ると、図13(C)に示すように、受電装置206は送電装置106の台座部10Dから外れ落ちる。すなわち、受電装置の重心を通り、台座部10Dに対する垂線が台座部10Dに交わる点Pは台座部10Dの中心Qよりも側壁部10Sから離れた位置にあるため、受電装置206の第3面S3が側壁部10Sから離れていると受電装置206は送電装置106の台座部10Dから容易に落ちる。そのため、操作者は意識的または無意識的に受電装置206の前記第3面S3を送電装置106の側壁に当接するように載置することになる。
《第7の実施形態》
図14(A)は第7の実施形態に係る送電装置107の平面図(正面図ではなく平面図)である。また、図14(B)は第7の実施形態に係る受電装置207の斜視図である。この送電装置107と受電装置207とでワイヤレス電力伝送システムを構成する。
送電装置107は、パッシブ電極11が設けられた載置部10M、アクティブ電極12が設けられた第1の側壁部10Sa、および第2の側壁部10Sbを備えている。載置部10Mの上面と、第1の側壁部10Saおよび第2の側壁部10Sbのそれぞれの内側の面は互いに直交している。送電装置側アクティブ電極12と送電装置側パッシブ電極11との間には高周波電圧発生回路が接続されている。
図14(B)に示すように、受電装置207の筐体は直方体形状であり、面積の広い第1面S1に沿ってパッシブ電極21が設けられ、筐体の六面のうち第1面に隣り合う四つの面(側面)のうちの互いに隣接する第2面S2および第3面S3にアクティブ電極22Aおよび22Bがそれぞれ設けられている。アクティブ電極22A,22Bとパッシブ電極21との間には降圧回路が接続されていて、この降圧回路に負荷回路が接続されている。
図15(A)は、送電装置107に対する前記受電装置207の正常な載置状態を示す正面図である。送電装置107の載置部に受電装置207を載置する際、受電装置207の第1面S1を送電装置の載置部10Mに載置し、受電装置207の第2面S2を送電装置107の第1側壁部10Saに当接させ、受電装置207の第3面S3を送電装置107の第2側壁部10Sbに当接させる。この状態で、送電装置107側のパッシブ電極11は受電装置側パッシブ電極21に対向し、送電装置107側のアクティブ電極12は受電装置側アクティブ電極22Aに対向する。
前記載置部10Mは特許請求の範囲に記載の「第2平坦部」に相当し、前記第1側壁部10Saは特許請求の範囲に記載の「第1平坦部」に相当し、前記第2側壁部10Sbは特許請求の範囲に記載の「第3平坦部」に相当する。
図15(B)において、破線W−Wは受電装置207の重心を通り、送電装置107の載置部10Mのエッジに平行な直線である。この直線W−Wが送電装置107の載置部10Mのエッジより外側を通ると、受電装置207は送電装置107の載置部10Mから外れ落ちる。すなわち、受電装置207の重心を通り、載置部10Mに対する垂線が載置部10Mに交わる点Sは載置部10Mの中心Tよりも側壁部10Sから離れた位置にあるため、受電装置207の第3面S3が第2側壁部10Sbから離れていると受電装置207は送電装置107の載置部10Mから容易に落ちる。そのため、操作者は意識的または無意識的に受電装置207の前記第2面S2または第3面S3を送電装置107の第2側壁10Sbに当接するように載置することになる。
図15(A)に示した状態から受電装置207を90度右回転させた状態で送電装置107に載置してもよい。その場合には、送電装置107側のパッシブ電極11は受電装置側パッシブ電極21に対向し、送電装置107側のアクティブ電極12は受電装置側アクティブ電極22Bに対向する。
《第8の実施形態》
図16(A)は第8の実施形態に係る送電装置108の正面図である。また、図16(B)は第8の実施形態に係る受電装置208の斜視図である。この送電装置108と受電装置208とでワイヤレス電力伝送システムを構成する。
送電装置108は、背もたれ部10B、アクティブ電極12が設けられた台座部10D、パッシブ電極11が設けられた側壁部10Sを備えている。背もたれ部10B、台座部10Dおよび側壁部10Sのそれぞれの内側の面は互いに直交している。送電装置側アクティブ電極12と送電装置側パッシブ電極11との間には高周波電圧発生回路が接続されている。
受電装置208の筐体は直方体形状であり、筐体の六面のうち面積の広い面に隣り合う四つの面(側面)のうちの互いに隣接する面にアクティブ電極22およびパッシブ電極21がそれぞれ設けられている。アクティブ電極22とパッシブ電極21との間には降圧回路が接続されていて、この降圧回路に負荷回路が接続されている。
前記台座部10Dは特許請求の範囲に記載の「第1平坦部」に相当し、前記背もたれ部10Bは特許請求の範囲に記載の「第2平坦部」に相当し、前記側壁部10Sは特許請求の範囲に記載の「第3平坦部」に相当する。第8の実施形態では、受電装置208の筐体の第1面S1にパッシブ電極を設けずに、第1面S1に隣接する面にパッシブ電極21を設けることができる。この場合、受電装置208のパッシブ電極21が設けられた面が送電装置108の第3平坦部に当接された場合にのみ送電されるので安全性を高めることができる。また、受電装置208のパッシブ電極形状を小さくスリムにできるが、パッシブ電極の電位変動は大きい。
なお、受電装置208の面積の広い面に沿った位置にもパッシブ電極21を設け、送電装置108の背もたれ部10Bにもパッシブ電極を設けてもよい。この場合、送電装置108と受電装置208のパッシブ電極同士に生じる容量を、受電装置208の第1面S1にのみパッシブ電極を設けた場合に比べて大きくでき、パッシブ電極の電位をより低電圧にできる。
図17は送電装置108に対する受電装置208の載置状態を示す正面図である。送電装置108の台座部に受電装置208を載置した状態で、送電装置108のパッシブ電極11は受電装置208のパッシブ電極21に対向し、送電装置108のアクティブ電極12は受電装置208のアクティブ電極22に対向する。
《第9の実施形態》
第9の実施形態は、送電装置に複数のアクティブ電極を備え、送電装置に対して載置する受電装置の向きに応じて送電装置のアクティブ電極を有効化するものである。
図18(A)は送電装置109の平面図、図18(B)はその送電装置109に受電装置209を載置した状態を示す平面図である。送電装置109は、パッシブ電極11が設けられた載置部10M、アクティブ電極12Aが設けられた第1の側壁部10Sa、およびアクティブ電極12Bが設けられた第2の側壁部10Sbを備えている。載置部10Mの上面と、第1の側壁部10Saおよび第2の側壁部10Sbのそれぞれの内側の面は互いに直交している。送電装置側アクティブ電極12と送電装置側パッシブ電極11との間には高周波電圧発生回路が接続されている。
前記載置部10Mは特許請求の範囲に記載の「第2平坦部」に相当し、前記第1側壁部10Saは特許請求の範囲に記載の「第1平坦部」に相当し、前記第2側壁部10Sbは特許請求の範囲に記載の「第3平坦部」に相当する。
図18(B)に示すように、受電装置209の筐体は直方体形状であり、面積の広い面に沿ってパッシブ電極21が設けられ、筐体の六面のうち一つの側面にアクティブ電極22が設けられている。アクティブ電極22とパッシブ電極21との間には降圧回路が接続されていて、この降圧回路に負荷回路が接続されている。
送電装置109には、アクティブ電極12A,12Bへの印加電圧を検出する電圧検出回路41、アクティブ電極12A,12Bのいずれに電圧を印加するかを選択する切替スイッチ42、駆動制御回路40等が設けられている。駆動制御回路40は電圧検出回路41の検出電圧を基に、アクティブ電極12A,12Bのいずれに受電装置のアクティブ電極が対向しているかを検知し、該当のアクティブ電極に高周波電圧を印加するように切替スイッチ42を選択する。図18(B)の状態では、切替スイッチ42がアクティブ電極12A側を選択するように切り替える。
図19は送電装置109のブロック構成図である。ここで駆動電源回路51は商用電源を入力して例えば一定の直流電圧(例えばDC5V)を発生する電源回路である。制御回路52は次に述べる各部との間で信号を入出力して各部の制御を行う。
駆動制御回路55は制御回路52から出力されるON/OFF信号に従ってスイッチング回路56のスイッチ素子をスイッチングする。スイッチング回路56は昇圧回路37の入力部を交番駆動する。
DCI検出回路53はスイッチング回路56に流れる駆動電流(すなわち、駆動電源回路51から昇圧回路37への供給電流量)を検出する。制御回路52はこの検出信号V(DCI)を読み取る。ACV検出回路58は、アクティブ電極12Aまたは12Bへの印加電圧を容量分圧し、分圧された交流電圧を整流した直流電圧を検出信号V(ACV)として生成する。制御回路52はこの検出信号V(ACV)を読み取る。
図20は、図19に示した制御回路52の処理内容のうち、送電装置に対する受電装置の載置の検知及びそれ以降の処理内容についてのフローチャートである。
先ず、監視用周波数で高周波電圧を発生させる(S11→S12)。そして切替スイッチ42が第1のアクティブ電極12A側を選択するようにし、駆動電流DCIを検出する(S13→S14)。この駆動電流DCIが閾値DCIth2を超えなければ、切替スイッチ42が第2のアクティブ電極12B側を選択するようにし、駆動電流DCIを検出する(S16→S17→S18)。
前記閾値DCIth2は電力伝送を行うべき受電装置が載置されたことを検知するための値である。前記監視用周波数の高周波電圧を発生すれば、仮に単なる金属物体が載置されても、共振せず、殆ど容量結合しないので、伝送電力がなされず、安全性が保たれる。
駆動電流DCIが閾値DCIth2を超えたなら、駆動用周波数で高周波電圧を発生させ、駆動電流DCIを検出する(S19→S20)。その後は、駆動電流DCIが閾値DCIth3を下回るのを待つ(S21→S20)。この閾値DCIth3は電力伝送を停止すべき駆動電流となったことを検知するための値である。例えば負荷回路に含まれる二次電池が満充電状態になった場合や受電装置が取り除かれたような場合、駆動電流DCIは閾値DCIth3より下回る。駆動電流DCIが閾値DCIth3より下回ったなら、駆動を停止する(S22)。
このようにして、送電装置109に二つのアクティブ電極12A,12Bを備え、送電装置109に対して載置する受電装置209の向きに応じて送電装置109のアクティブ電極12A,12Bの一方を選択的に用いる。
LG…インダクタ
LL…インダクタ
OSC…高周波電圧発生回路
RL…負荷回路
TG…昇圧トランス
TL…降圧トランス
10B…背もたれ部
10D…台座部
10M…載置部
10S,10Sa,10Sb…側壁部
11…送電装置側パッシブ電極
12,12A,12B…送電装置側アクティブ電極
17…昇圧回路
20…筐体
21…受電装置側パッシブ電極
22,22A,22B…受電装置側アクティブ電極
25…降圧回路
26…液晶表示パネル
27…整流平滑回路
28…二次電池
29…切替スイッチ
30…センサ部
31…受電装置側パッシブ電極
32,33,34…受電装置側アクティブ電極
35…コネクタ
36…制御回路
101〜104,106〜109…送電装置
201…受電装置
201A,201B…受電装置
202,206〜209…受電装置
301…受電装置本体部
302…ジャケット部

Claims (13)

  1. 送電装置側アクティブ電極と送電装置側パッシブ電極との間に高周波の高電圧を印加する高周波電圧発生回路が接続された送電装置と対をなす受電装置であって、
    前記送電装置側アクティブ電極に対向する受電装置側アクティブ電極、前記送電装置側パッシブ電極に対向する受電装置側パッシブ電極、前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との間に生じる電圧を降圧する降圧回路、及び前記降圧回路の出力電圧を電源電圧として入力する負荷回路、を有し、前記送電装置側アクティブ電極と前記受電装置側アクティブ電極との間、および前記送電装置側パッシブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との間で、前記降圧回路で降圧される前の高電圧で電力伝送が行われ、
    前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である、受電装置。
  2. 前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極とのなす角度が直角である、請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記受電装置の筐体の六面のうち相対的に面積の広い第1の面に沿って受電装置側のパッシブ電極が設けられ、前記六面のうち第1の面に隣り合う四つの面のうちの一つの面である第2の面に受電装置側のアクティブ電極が設けられている、請求項2に記載の受電装置。
  4. 前記受電装置の筐体の六面のうち第1の面に沿って受電装置側のパッシブ電極またはアクティブ電極が設けられ、前記六面のうち第1の面に隣り合う第2〜第5の面のうち複数の面に受電装置側のアクティブ電極またはパッシブ電極が設けられている、請求項2に記載の受電装置。
  5. 前記受電装置の筐体の六面のうち第1の面に隣り合う第2〜第5の面に沿って配置された電極のうちいずれが送電装置側アクティブ電極に対向した電極であるかを検知する手段と、
    前記送電装置側アクティブ電極に対向した電極を前記降圧回路に接続するスイッチ手段とを備えた、請求項2に記載の受電装置。
  6. 前記受電装置は、受電装置本体部と当該受電装置本体部を囲むジャケット部とで構成され、前記筐体は前記ジャケット部であり、前記ジャケット部は前記受電装置側アクティブ電極、前記受電装置側パッシブ電極、前記降圧回路、及び前記降圧回路の出力電圧を供給するジャケット部側電極を少なくとも備え、前記受電装置本体部に前記ジャケット部側電極に接触導通する受電装置本体部側電極、及びこの受電装置本体部側電極に導通する前記負荷回路を備えた、請求項1乃至5の何れかに記載の受電装置。
  7. 受電装置側アクティブ電極と受電装置側パッシブ電極との間に降圧回路が接続された受電装置と対をなす送電装置であって、
    前記受電装置側アクティブ電極に対向する送電装置側アクティブ電極、前記受電装置側パッシブ電極に対向する送電装置側パッシブ電極、及び前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との間に接続され、高周波の高電圧を印加するための昇圧回路を含む高周波電圧発生回路、を有し、
    前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である、送電装置。
  8. 前記送電装置は、前記送電装置側のアクティブ電極が設けられた第1平坦部と、前記送電装置側のパッシブ電極が形成され、第1平坦部に対して直交する第2平坦部とを備えている、請求項7に記載の送電装置。
  9. 前記第1平坦部および前記第2平坦部に直交する第3平坦部を含み、当該第3平坦部に前記受電装置の筐体の一面が当接した状態で、前記送電装置側アクティブ電極が前記受電装置側アクティブ電極に対向する、請求項8に記載の送電装置。
  10. 前記第3平坦部に前記送電装置側パッシブ電極を備える、請求項9に記載の送電装置。
  11. 前記第3平坦部に、前記第1平坦部に設けられた送電装置側アクティブ電極とは分離された第3平坦部側の送電装置側アクティブ電極を備え、
    前記第1平坦部側の送電装置側アクティブ電極と前記第3平坦部側の送電装置側アクティブ電極のうち、いずかれが前記受電装置のアクティブ電極に対向した電極であるかを検知する手段と、前記受電装置側アクティブ電極に対向した電極を前記高周波電圧発生回路に接続するスイッチ手段を備えた、請求項9に記載の送電装置。
  12. 送電装置側アクティブ電極と送電装置側パッシブ電極との間に高周波の高電圧を印加するための昇圧回路を含む高周波電圧発生回路が接続された送電装置と、受電装置側アクティブ電極と受電装置側パッシブ電極との間に降圧回路が接続され、前記降圧回路の出力電圧を電源電圧として入力する負荷回路を有する受電装置と、を備えたワイヤレス電力伝送システムあって、
    前記送電装置側アクティブ電極と前記送電装置側パッシブ電極との位置関係、および前記受電装置側アクティブ電極と前記受電装置側パッシブ電極との位置関係が非平行である、ワイヤレス電力伝送システム。
  13. 前記送電装置は、前記送電装置側のアクティブ電極が設けられた第1平坦部と、前記送電装置側のパッシブ電極が形成され、前記第1平坦部に対して直交する第2平坦部と、前記第1平坦部および前記第2平坦部に対して直交する第3平坦部とを備え、当該第3平坦部に前記受電装置の筐体の一面が当接した状態で、前記送電装置側アクティブ電極が前記受電装置側アクティブ電極に対向し、
    前記受電装置の重心を通り、前記第1平坦部または前記第2平坦部に対する垂線が前記第1平坦部または前記第2平坦部に交わる点は前記第1平坦部または前記第2平坦部の中心よりも前記第3平坦部から離れた位置にある、請求項12に記載のワイヤレス電力伝送システム。
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