JP5151986B2 - フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法 - Google Patents

フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5151986B2
JP5151986B2 JP2008539761A JP2008539761A JP5151986B2 JP 5151986 B2 JP5151986 B2 JP 5151986B2 JP 2008539761 A JP2008539761 A JP 2008539761A JP 2008539761 A JP2008539761 A JP 2008539761A JP 5151986 B2 JP5151986 B2 JP 5151986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dog
liquid
raw material
mass
containing raw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008539761A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008047651A1 (ja
Inventor
直士 森
将史 渡辺
淳一 雨宮
幾多郎 葛原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP2008539761A priority Critical patent/JP5151986B2/ja
Publication of JPWO2008047651A1 publication Critical patent/JPWO2008047651A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151986B2 publication Critical patent/JP5151986B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/12Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D319/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D319/041,3-Dioxanes; Hydrogenated 1,3-dioxanes
    • C07D319/061,3-Dioxanes; Hydrogenated 1,3-dioxanes not condensed with other rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

本発明は、フレーク状の乾燥した2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法に関する。
2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オール(以下、「DOG」と称する。)は、下記式
Figure 0005151986
で表され、第1級水酸基2つ、ネオ構造及び1,3−ジオキサン環構造を併せ持つ、特殊な構造をした多価アルコールである。かかるDOGの製造方法としては、例えばヒドロキシピバルアルデヒド及びトリメチロールプロパン水溶液を、塩酸などの酸触媒の存在下にアセタール化反応させ、反応終了後、炭酸ナトリウム水溶液などで中和してから、析出したDOGをろ取、次いで乾燥する方法が開示されている(特許文献1参照)。
特公昭62−059104号公報
特許文献1に記載された製造方法に従い、ろ取して得られた、水を含有するケーキ状のDOGをそのまま通常の乾燥手段である減圧乾燥に付すと、乾燥後のDOGは平均粒径20μm以下[HELOS KFS型粒度分布計(SYMPATEC社製)により測定]の粉体となってしまい、このままでは取扱いにおいて難点があった。そこで、本発明者らは、かかる粉体状のDOGを通常のフレーク製造方法に従ってフレーク化すべく、粉体状のDOGを加熱溶融した。しかし、粉体であるがゆえに熱伝導性が悪く、過剰な加熱が必要となり、特に工業的な規模(例えば、乾燥DOGを年間1000トン以上。)で実施した場合、かかる過剰な加熱によるDOGの純度・品質の低下が目立ち、大きな問題となった。
本発明者は、上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、水などの液体を含有したDOGの乾燥工程において、まず特定の条件を満たす連続溶融乾燥工程を経、次いで、溶融状態を保持したまま減圧乾燥工程又は通気乾燥工程を経ることにより、DOGの純度・品質を保ったまま、フレーク状の乾燥したDOGを製造できることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、
(1)液体を10〜50質量%含有するDOG(以下、「液体含有原料DOG」と略称することがある。)を、下記(i)に記載の連続溶融乾燥工程を経て液体含有率0.8〜5質量%のDOG(以下、「連続溶融乾燥DOG」と略称する。)を得、該連続溶融乾燥DOGの溶融状態を保持したまま減圧乾燥工程又は通気乾燥工程を経ることによって、液体含有率を0.5質量%以下にまで減じたDOG(以下、単に「乾燥DOG」と称することがある。)を得、得られた乾燥DOGをフレーク製造工程にてフレーク化することによる、フレーク状乾燥DOGの製造方法、
(i)連続溶融乾燥工程:液体含有原料DOGを、該液体含有原料DOGの融点及び液体の沸点の内のいずれか高い方の温度以上、160℃以下の範囲(以下、「溶融温度範囲」と称することがある。)で加熱溶融することにより液体を除去してから次工程へ供給すると同時に、溶融した液体含有原料DOG中へ、溶融していない液体含有原料DOGを連続的又は断続的に、且つ液体含有原料DOG全体の温度が前記溶融温度範囲を外れないようにしながら供給することによって、次工程へ連続的又は断続的に供給するDOGの液体含有率を0.8〜5質量%とする、連続溶融乾燥工程。
(ii)減圧乾燥工程:温度X(℃)と圧力Y[kPa(abs)]の関係が、次式
10(-3708.7/(X+230)+9.11)≦Y≦0.0025exp(0.0574X)+10
(式中、Xは125〜160である。)を満たす、減圧乾燥工程。
(iii)通気乾燥工程:10〜160℃の気体を0.5時間以上通気し、且つ通気乾燥工程に仕込まれた連続溶融乾燥DOGに対する気体の総通気量を10倍以上(体積比)とし、以上を前記溶融温度範囲にて実施する、通気乾燥工程。
(2)液体が水である、前記(1)に記載のフレーク状乾燥DOGの製造方法、
を提供するものである。
本発明によれば、液体含有原料DOGから、純度・品質を低下させることなく、液体含有率を0.5質量%以下、必要とあらば、0.3質量%以下にまで減じたDOGのフレークを製造することができる。かかるフレーク状のDOGは、高品質であるばかりでなく、取扱いの点でも有利である。
実施例1及び3〜7並びに比較例3、5及び6における減圧乾燥工程の温度Xと圧力Yの関係図である。
液体を10〜50質量%含有する2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オール、つまり液体含有原料DOGの製造方法に特に制限は無く、特許文献1に記載の方法など、公知の方法により製造できる。
例えば、アミンなどのアルカリ触媒及び必要に応じて溶媒の存在下にイソブチルアルデヒドとホルマリン水溶液とを反応させ、ヒドロキシピバルアルデヒド(以下、「HPA」と称する。)を含有する反応混合物又は該反応混合物から単離して得られたHPAを準備する。かかるHPAを含有する反応混合物又は単離後のHPAを、塩酸などの酸触媒及び必要に応じて溶媒の存在下、35〜60℃でトリメチロールプロパン(以下、「TMP」と称する。)と反応させる。ここで、DOGの純度の観点から、HPA及びTMPの使用比率を、HPA/TMP=1.05〜1.1(モル比)となるようにすることが好ましい。次いで、得られた反応混合物を必要に応じて中和し、反応混合物中に析出しているDOGをろ過や遠心分離などで分離し、適宜洗浄溶液により洗浄することにより、液体を10〜50質量%、さらに言うと、液体を18〜35質量%含有するDOGを得ることになる。例えばこうして得られるDOGは、各反応において使用した溶媒や反応系内の水、そして分離後のDOGの洗浄に使用する洗浄溶液などを含有しており、それらを総じて本明細書では「液体」と称する。かかる液体の具体例としては、例えば水;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノールなどのアルコール;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類などが挙げられ、沸点160℃以下の化合物を指す。これらの中でも、上記方法により液体含有原料DOGを製造する場合には、液体の主成分は水であることが多い。
本発明では、液体含有原料DOGに、まず下記(i)に記載の連続溶融乾燥工程を経由させ、溶融温度範囲を保つことで連続溶融乾燥DOGを溶融状態に維持したまま次工程の減圧乾燥工程又は通気乾燥工程へ移し、そしていずれかの工程を経ることによって、液体含有率0.5質量%以下である乾燥DOGを得、得られた乾燥DOGをフレーク製造工程にてフレーク化することにより、フレーク状の乾燥DOGを製造する。
(i)連続溶融乾燥工程とは、<A>液体含有原料DOGを、前記した溶融温度範囲で加熱溶融することにより液体を除去してから次工程へ供給すると同時に、<B>溶融した液体含有原料DOG中へ、溶融していない液体含有原料DOGを連続的又は断続的に、且つ液体含有原料DOG全体の温度が前記溶融温度範囲を外れないようにしながら供給することによって、<C>次工程へ連続的又は断続的に供給するDOGの液体含有率を0.8〜5質量%とする、連続溶融乾燥工程である。
まず、上記(i)連続溶融乾燥工程について説明する。
<A>について:液体含有原料DOGを、該液体含有原料DOGの融点及び液体の沸点の内のいずれか高い方の温度以上、160℃以下の範囲(溶融温度範囲)で加熱溶融することにより、DOGの液体含有率を0.8〜5質量%に減じてから次工程へ供給する。液体含有原料DOGの融点は、液体の種類や液体含有率によって変化するが、それらを考慮しても100〜125℃の範囲である。本乾燥工程においてDOGを常時溶融状態に保つには、最低でも液体含有原料DOGの融点以上の温度にすることが必要である。また、液体の沸点以上でないと、液体含有原料DOGに含まれている液体を効率的に除去することができない。一方、160℃を超えると、DOGの分解等が起こり、収率や純度の低下を招く傾向にあり、160℃以下であれば、本発明で最終的に得られる乾燥DOGの純度を95質量%以上にすることが可能であり、乾燥DOGの品質を高く保つことができる。
なお、次工程へ供給する速度は、以下の<B>に記載した、溶融していない液体含有原料DOGを溶融した液体含有原料DOGへ供給する速度と同じである。
<B>について:溶融した液体含有原料DOG中へ、溶融していない液体含有原料DOGを連続的又は断続的に、且つ液体含有原料DOG全体の温度が前記溶融温度範囲を外れないようにしながら供給する。溶融乾燥開始時であれば、まずは上記<A>に従い、装置内で溶融した液体含有原料DOGを製造してから、連続的又は断続的に原料である溶融していない液体含有原料DOGを該装置内へ供給する。溶融乾燥継続中であれば、既に装置内には溶融した液体含有原料DOGがあるため、単に装置内へ溶融していない液体含有原料DOGを連続的又は断続的に供給すればよい。
こうすることにより、熱が効率良く液体含有原料DOGへ伝わるため、過剰な加熱を必要とせず、本発明で最終的に得られる乾燥DOGの純度を95質量%以上にすることが可能であり、乾燥DOGの品質を高く保つことができる。
液体含有原料DOG全体の温度が前記溶融温度範囲を外れないようにする方法としては、溶融していない液体含有原料DOGを供給する速度及び溶融した液体含有DOGを次工程へ供給する速度を調節し、溶融した液体含有原料DOGの装置内での滞留時間が0.5〜6時間となるようにすることが好ましく、効率良く安定した連続溶融乾燥を実施するという観点からは、該滞留時間が1〜4時間となるようにすることがより好ましい。
なお、液体含有原料DOGの供給速度に応じて装置内の連続溶融DOGを抜き取り、次工程に移すことで、溶融乾燥工程を連続的に実施する。
<C>について:上記<A>及び<B>を実施することにより、次工程へ連続的又は断続的に供給するDOG(以下、「連続溶融乾燥DOG」と称する。)の液体含有率は0.8〜5質量%となる。DOGはアクリレート化合物の原料になるなど、種々の化学品の原料・中間体として用いられるが、それらの用途において、液体含有率0.8〜5質量%では副反応やDOGの分解が起こることがわかっており、通常、製品としてはオフスペックになるのが実状である。しかし、上記<B>を実施しているため、液体を0.8質量%未満に減じたDOGを次工程へ供給するには、滞留時間をより長くしなくてはならず、そうすると乾燥効率が悪くなり、工業的な規模にて実施することが現実的ではなくなる。そこで、本工程では、DOGの液体含有率は0.8〜5質量%の範囲に留めることになる。
連続溶融乾燥工程において用いられる装置に特に制限はなく、加熱機能を有する攪拌槽、熱交換器及び押出機などが挙げられる。該連続溶融乾燥工程は大気圧下に実施する。
加熱機能を有する攪拌槽を用いる場合、DOG溶融物の撹拌手段としては、軸を中心として回転する攪拌翼であってもよいし、装置自体が自転するものであってもよいし、装置本体が振動するものであってもよい。攪拌翼としては、例えば、半月翼、パドル翼、タービン翼、アンカー翼、リボン翼等が挙げられる。加熱機能は、スチーム、電力及び熱媒などによって付与される。
上記連続溶融乾燥工程の後、得られた連続溶融乾燥DOGを、次工程の前記(ii)に記載の減圧乾燥工程又は前記(iii)に記載の通気乾燥工程に付すことにより、液体含有率を0.5質量%以下、必要とあらば、0.3質量%以下にまで減じたDOGを得ることができる。なお、連続溶融乾燥工程から次工程に付す際、連続溶融乾燥DOGを溶融温度範囲に保って溶融状態を維持しておくことが重要である。
上記連続溶融乾燥工程を経ずに、減圧乾燥工程だけで液体含有原料DOGの液体含有率を0.5質量%以下にするには、工業的な規模(例えば、乾燥DOGを年間1000トン以上。)で実施する際に大型の減圧乾燥装置が必要になり、さらに乾燥効率が悪いことからコストの面でも相応しい方法ではなく、現実的ではない。また、通気乾燥工程のみで多量な液体を0.5質量%以下まで除去するためには、膨大な量のガスが必要になり、これも非現実的である。しかしながら、本発明は、高い品質を求められるフレーク状のDOGの製造において、前記連続溶融乾燥工程と減圧乾燥工程又は通気乾燥工程を組み合わせて利用することにより、DOGの品質を落とさず、且つ、十分に乾燥したDOGを長期間安定して低コストで製造することに成功したものである。
減圧乾燥工程では、連続溶融乾燥DOGの乾燥を追い込む観点から、減圧乾燥温度X(℃)と圧力Y[kPa(abs)]が、次式
10(-3708.7/(X+230)+9.11)≦Y≦0.0025exp(0.0574X)+10
(式中、Xは125〜160である。)を満たしていることが必要である。かかる減圧乾燥条件が維持できるのであれば、減圧乾燥工程は、バッチ式、連続式のいずれで実施してもよい。また減圧する方法に特に制限は無く、真空ポンプでもよいし、エゼクターでもよい。
減圧乾燥工程に用いる装置としては特に制限はなく、減圧機能および加熱機能を有する攪拌槽、蒸留装置、熱交換器及び乾燥機などが挙げられる。
通気乾燥工程では、連続溶融乾燥DOGの乾燥の追い込みの観点から、連続溶融乾燥DOGを125〜160℃に保ったまま、10〜160℃のガスを0.5時間以上通気させることが必要であり、1時間以上通気させることがより好ましい。通気時間に上限はないが、通常12時間以内で十分である。通気するガスとしては、例えば、液体及びDOGに対して不活性なガスが好ましく、例えば空気、窒素、ヘリウム、アルゴン及び二酸化炭素等が挙げられる。これらの中でも、窒素を使用することが好ましい。ガスの総通気量は、供給された連続溶融乾燥DOGに対し、体積比で10倍以上、好ましくは50〜500倍、さらに好ましくは100〜300倍である。なお、通気乾燥工程へ供給された連続溶融乾燥DOGの体積は、質量を比重で割ることにより算出できる。かかる通気乾燥条件が維持できるのであれば、通気乾燥工程は、バッチ式、連続式のいずれで実施してもよい。また通気後にガスの温度を露点温度以下にして液体を十分に除去するのであれば、そうして得られるガスを循環使用してもよい。通気乾燥工程に用いる装置としては特に制限はなく、加熱機能及び通気装置を備えた装置であればよい。
こうして得られた乾燥DOGは、主に取り扱いの利便性のため、フレーカーにてフレーク状に成形する。ここで、フレーカーに供給する際、乾燥DOGは溶融状態を保持しておくことが重要である。該フレーカーとしては特に制限は無く、例えばドラムフレーカー、ベルトフレーカー、テーブルフレーカーなどのいずれでもよいが、設置面積、製造能力及び操作性の観点から、ドラムフレーカーを使用することが好ましい。
フレーカーへの乾燥DOGのフィード方式に特に制限は無いが、特殊な設備を必要としないトップフィード方式やディップフィード方式が好ましい。フレーカーの冷却媒の温度は、フレークの製造能力の観点から、通常、5〜60℃であることが好ましく、10〜50℃であることがより好ましい。使用する冷却媒に特に制限はないが、水が一般的である。また、適宜、冷風を使用してフレーク化を早めてもよい。フレークを形成させる際、ドラム、ベルト等の回転速度に特に制限は無く、フレークを製造できる速度を適宜選択すればよいが、例えば、好ましくは0.5〜20m/分であり、より好ましくは1〜10m/分である。フレーク状乾燥DOGのサイズに厳密な意味での制限は無いが、面上部分の面積が0.05〜10cm2であることが好ましく、0.1〜4cm2であることがより好ましい。また、厚さは0.2〜5mmであることが好ましく、0.3〜3mmであることがより好ましい。フレーク状乾燥DOGのサイズが上記の通りであると、フレークが粉砕し難いため微粉の発生が少なく、さらに溶解性も満足のいくものとなり、利用し易い乾燥DOGになるため好ましい。
以下、実施例等により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例により何ら限定されるものではない。なお、DOGの純度は、以下のようにして算出した。
[DOGの純度]
乾燥DOG中のDOGの純度(質量%)は、「[100−乾燥DOGの含水率(質量%)]×乾燥DOG中の水分を除いた残存成分におけるDOG濃度(質量%)/100」の計算式により算出した。
なお、乾燥DOG中の含水率の測定は、カールフィッシャー水分計(MKA−610型、京都電子工業株式会社製)を用いて行なった。また、製品中の水分を除いた残存成分におけるDOG濃度(質量%)は、乾燥DOGをアセトンに溶解して、45mg/1.5mlに調製し、以下のガスクロマトグラフィー分析条件に従って分析を行なうことにより求めた。
[ガスクロマトグラフィー分析条件]
装置 :GC−1700(株式会社島津製作所製)
使用カラム:DB−1(アジレント・テクノロジー株式会社製)
分析条件 :injection temp.220℃、detection temp.270℃
カラム温度:140℃から180℃まで1℃/分で昇温→180℃で10分保持
→270℃まで20℃/分で昇温→270℃で5分継続。
検出器 :水素炎イオン化検出器(FID)
<参考例1>
トリエチルアミンの存在下にイソブチルアルデヒドとホルムアルデヒドを反応させることにより、HPA64.32質量%(0.5896mol相当)、イソブチルアルデヒド1.10質量%、メタノール4.08質量%、トリエチルアミン2.57質量%、水26.53質量%及び不明分1.40質量%からなる混合物(以下、「HPA混合物」と称する。)を得た。
TMP水溶液182.5質量部[TMP72.5質量部(0.540mol相当)及び水110質量部]と35質量%の塩酸5.0質量部を混合しておき、そこへ、55℃及び常圧下、HPA混合物93.5質量部を4時間かけて添加し、添加後、さらに3時間攪拌を続けた。反応開始後約0.5時間を経過したところで、生成したDOGの一部が結晶化し、反応混合液は白濁したスラリー状となった。この状態は反応が進行するに従って顕著となり、7時間後には攪拌効率の低下を生じる程のスラリー状となった。反応終了後、10質量%の炭酸ナトリウム水溶液を加え、反応混合液のpHが7.2になるまで中和を行なった。中和後、得られた混合液をろ過することによって、DOGをケーキとして分離し、液体(水分)含有原料DOG113.1質量部(含水率23質量%)を得た。
<実施例1>連続溶融乾燥工程
内容積1Lの攪拌槽に、参考例1で得られた液体含有原料DOG600g(含水率23質量%)を入れ、常圧にて溶融するまで加熱した。この際、液体含有原料DOGが完全に溶融した時点の温度(液体含有原料DOGの融点)は105℃であった。さらに攪拌槽の温度を140℃まで加熱してから同温度に保持しておき、そこへ下記条件で液体含有原料DOGを供給することにより、連続的に溶融乾燥させた。
[溶融乾燥条件]
液体含有原料DOGの供給及び抜き出し条件:50gずつ10分おきに36回供給、50gずつ10分おきに36回抜き出し。
攪拌回転数: 200回転/分
流動化手段: 軸を中心として回転する半月翼
温 度 : 140℃
圧 力 : 常圧
時 間 : 6時間
上記条件にて液体含有原料DOGを連続溶融乾燥した結果、含水率が2質量%の連続溶融乾燥DOGを合計1800g(純度97質量%)得た。
引き続き、前記溶融乾燥DOG1800gの温度を140℃に保持したまま、内容積3Lの攪拌槽に仕込み、下記の条件で減圧乾燥した。
[減圧乾燥条件]
攪拌回転数: 200回転/分
流動化手段: 軸を中心として回転する半月翼
温 度 : 140℃
圧 力 : 8kPa
時 間 : 2時間
温度X(℃)と圧力Y[kPa(abs)]の関係式
10(-3708.7/(X+230)+9.11)≦Y≦0.0025exp(0.0574X)+10
の左辺を計算すると0.016、右辺を計算すると28であり、0.016<Y<28であるので、上記関係式を満たす。
上記操作により、含水率が0.3質量%の乾燥DOG1765g(DOG純度99質量%)を得た。
[フレーク成形]
さらに、上記の方法により得られた溶融状態の乾燥DOGを、20℃の水で冷却し、ドラムの周速が4m/分であるドラムフレーカーにディップフィードで導入することにより、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.5〜1mmのフレークの形状DOGを100kg/h・m2製造した。
<実施例2>
実施例1と同様の条件で、液体含有原料DOGを連続的に溶融乾燥し、続いて、以下の条件で通気乾燥させた。
[通気乾燥条件]
攪拌回転数 : 毎分200回転
流動化手段 : 軸を中心として回転する半月翼
温 度 : 140℃
圧 力 : 常圧
通気ガス : 窒素(20℃)
ガス通気速度: 0.03m3/時(標準状態)
時 間 : 2時間
ガスの総通気量:0.03(m3/時)×2(時間)=0.06m3
供給する連続溶融乾燥DOGの体積:0.5(kg)/105(kg/L)(比重)
=0.00048m3
体積比(ガスの総通気量/供給する液体を含有したDOGの体積):125倍
上記操作により、含水率が0.3質量%の乾燥DOG(DOG純度99質量%)を得ることができた。
[フレーク成形]
さらに、上記の方法により得られた溶融状態の乾燥DOGを、温度40℃の水で冷却し、ドラムの周速が4m/分であるドラムフレーカーにディップフィードで導入することにより、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.6〜1.2mmのフレーク状のDOGを80kg/h・m2製造した。
<実施例3>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を155℃及び圧力を15kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、含水率が0.3質量%の乾燥DOG1764g(DOG純度99質量%)を得ることができ、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.7〜1.5mmのフレーク状のDOGを65kg/h・m2製造することができた。
<実施例4>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を150℃及び圧力を10kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、含水率が0.2質量%の乾燥DOG1750g(DOG純度99質量%)を得ることができ、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.5〜1mmのフレーク状のDOGを100kg/h・m2製造することができた。
<実施例5>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を145℃及び圧力を10kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、含水率が0.3質量%の乾燥DOG1760g(DOG純度99質量%)を得ることができ、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.4〜0.7mmのフレーク状のDOGを110kg/h・m2製造することができた。
<実施例6>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を135℃及び圧力を3kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、含水率が0.2質量%の乾燥DOG1745g(DOG純度99質量%)を得ることができ、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.3〜0.6mmのフレーク状のDOGを120kg/h・m2製造することができた。
<実施例7>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を130℃及び圧力を3kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、含水率が0.3質量%の乾燥DOG1755g(DOG純度99質量%)を得ることができ、面上部分の面積が0.5〜3cm2で厚さが0.5〜1mmのフレーク状のDOGを100kg/h・m2製造することができた。
<比較例1>
実施例1において、連続溶融乾燥工程における温度を180℃及び時間を3時間に変更し、減圧乾燥を行なわないこと以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は98.5質量%であるものの、DOGの含水率は0.8質量%であり、製品としてはオフスペックであった。
また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、含水率が高いため、利用価値は無かった。
<比較例2>
実施例1において、内容積3Lの攪拌槽に参考例1で得られた液体含有原料DOG2000g(含水率23質量%)を入れ、連続溶融乾燥工程における温度を200℃に変更し、減圧乾燥を行なわないこと以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、DOGの含水率が0.3質量%の乾燥DOGを得ることができたものの、DOGの純度は94質量%となり、製品としてはオフスペックであった。
また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、純度が低く、利用価値は無かった。
<比較例3>
実施例1において、連続溶融工程を省略した以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は99質量%であるものの、多量の水を効率良く除去することが困難であったため、実施例1の連続溶融工程後と同じく含水率2%にするまでに15時間を要した。
<比較例4>
実施例2において、連続溶融工程を省略した以外は実施例2と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は99質量%であるものの、ガスの総通気量を0.1m3としたにもかかわらず、含水率は1.0質量%であり、製品としてはオフスペックであった。
また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、含水率が高く、利用価値は無かった。
<比較例5>
実施例1において、減圧乾燥の圧力を35kPaとした以外は、実施例1と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は98.5質量%であるものの、DOGの含水率は0.8質量%であり、製品としてはオフスペックであった。また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、含水率が高く、利用価値は無かった。
<比較例6>
実施例1において、減圧乾燥工程における温度を130℃、圧力を28kPaとした以外は実施例1と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は98.9質量%であるものの、DOGの含水率は0.5質量%であり、製品としてはオフスペックであった。また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、含水率が高く、利用価値は無かった。
<比較例7>
実施例2において、通気乾燥工程におけるガス通気速度を0.002m3/時とした以外は、実施例2と同様に実験を行なった。その結果、DOGの純度は98.5質量%であるものの、含水率は0.8質量%であり、製品としてはオフスペックであった。また、フレーク状のDOGを製造することはできたが、含水率が高く、利用価値は無かった。
以上のように、液体含有原料DOGは、通常の化合物と異なり、実施例1〜7のように特定条件の連続溶融工程と減圧乾燥工程又は通気乾燥工程を組み合わせることにより、初めて、液体含有率を0.5質量%以下、さらには0.3質量%以下にすることができ、加えて高純度の乾燥DOGを得ることができた。一方、比較例1〜7のように、通常の化合物では一見十分であると考えられる乾燥条件下では、液体含有原料DOGの乾燥方法としては不適切であることがわかる。
<参考例2>
参考例1で得られた液体含有原料DOGを25℃にて減圧乾燥工程に付し、粉末状のDOG600kg(含水率0.2質量%)を得た。ジャケット及び攪拌機付きの内容積6m3の反応器で加熱したところ、ジャケットの温度が160℃では全体を溶融させることができなかったため、温度を170℃まで上げて溶融させた。すると、溶融した液体含有原料DOGの純度は94質量%に低下した。
本発明で得られる乾燥DOGは、第1級水酸基2つ、ネオ構造及び環式アセタールを有する、特殊な構造をした多価アルコールで、ポリ(メタ)アクリレート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルポリオール、エポキシ樹脂等の高分子材料の中間体又はモノマーとして、更には光硬化型樹脂、接着剤、光硬化型インキ、可塑剤、樹脂安定剤、潤滑油、塗料等の原料として利用可能である。

Claims (2)

  1. 液体を10〜50質量%含有する下記式
    Figure 0005151986
    で表される2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オール(以下、これを「DOG」と称する。また、液体を10〜50質量%含有するDOGを「液体含有原料DOG」と略称する。)を、下記(i)に記載の連続溶融乾燥工程を経て液体含有率0.8〜5質量%のDOG(以下、「連続溶融乾燥DOG」と略称する。)を得、該連続溶融乾燥DOGの溶融状態を保持したまま下記(ii)に記載の減圧乾燥工程又は下記(iii)に記載の通気乾燥工程を経ることによって、液体含有率をさらに0.5質量%以下にまで減じたDOG(以下、単に「乾燥DOG」と称する。)を得、得られた乾燥DOGをフレーク製造工程にてフレーク化することによる、フレーク状乾燥DOGの製造方法。
    (i)連続溶融乾燥工程:液体含有原料DOGを、該液体含有原料DOGの融点及び液体の沸点の内のいずれか高い方の温度以上、160℃以下の範囲(以下、「溶融温度範囲」と称する。)で加熱溶融することにより液体を除去してから次工程へ供給すると同時に、溶融した液体含有原料DOG中へ、溶融していない液体含有原料DOGを連続的又は断続的に、且つ液体含有原料DOG全体の温度が前記溶融温度範囲を外れないようにしながら供給することによって、次工程へ連続的又は断続的に供給するDOGの液体含有率を0.8〜5質量%とする、連続溶融乾燥工程。
    (ii)減圧乾燥工程:温度X(℃)と圧力Y[kPa(abs)]の関係が、次式
    10(-3708.7/(X+230)+9.11)≦Y≦0.0025exp(0.0574X)+10
    (式中、Xは125〜160である。)を満たす、減圧乾燥工程。
    (iii)通気乾燥工程:10〜160℃の気体を0.5時間以上通気し、且つ通気乾燥工程に仕込まれた連続溶融乾燥DOGに対する気体の総通気量を10倍以上(体積比)とし、以上を前記溶融温度範囲にて実施する、通気乾燥工程。
  2. 液体が水である、請求項1に記載のフレーク状乾燥DOGの製造方法。
JP2008539761A 2006-10-17 2007-10-10 フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法 Active JP5151986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008539761A JP5151986B2 (ja) 2006-10-17 2007-10-10 フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282710 2006-10-17
JP2006282710 2006-10-17
PCT/JP2007/069776 WO2008047651A1 (fr) 2006-10-17 2007-10-10 Procédé de fabrication de 2-(5-éthyl-5-hydroxyméthyl-1,3-dioxan-2-yl)-2-méthylpropane-1-ol séché sous une forme analogue à des flocons
JP2008539761A JP5151986B2 (ja) 2006-10-17 2007-10-10 フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008047651A1 JPWO2008047651A1 (ja) 2010-02-25
JP5151986B2 true JP5151986B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=39313890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008539761A Active JP5151986B2 (ja) 2006-10-17 2007-10-10 フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7915431B2 (ja)
EP (1) EP2075248B1 (ja)
JP (1) JP5151986B2 (ja)
KR (1) KR101396705B1 (ja)
CN (1) CN101511811B (ja)
MY (1) MY145767A (ja)
WO (1) WO2008047651A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100533A1 (en) * 2022-11-07 2024-05-16 Raziel Therapeutics Ltd. Crystalline carbazole derivative and methods of making thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414365A (en) * 1977-07-05 1979-02-02 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The Obtaining method for particles dispersed in medium with drying method by melting
JPS59134788A (ja) * 1983-01-22 1984-08-02 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジオキサングリコ−ルの製造法
JPS59217718A (ja) * 1983-05-25 1984-12-07 Nippon Kayaku Co Ltd 光硬化性組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259104A (ja) 1985-09-09 1987-03-14 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414365A (en) * 1977-07-05 1979-02-02 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The Obtaining method for particles dispersed in medium with drying method by melting
JPS59134788A (ja) * 1983-01-22 1984-08-02 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジオキサングリコ−ルの製造法
JPS59217718A (ja) * 1983-05-25 1984-12-07 Nippon Kayaku Co Ltd 光硬化性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US20100317878A1 (en) 2010-12-16
EP2075248B1 (en) 2013-11-27
MY145767A (en) 2012-04-13
EP2075248A4 (en) 2009-10-28
CN101511811B (zh) 2012-06-06
US7915431B2 (en) 2011-03-29
CN101511811A (zh) 2009-08-19
WO2008047651A1 (fr) 2008-04-24
EP2075248A1 (en) 2009-07-01
KR20090084805A (ko) 2009-08-05
KR101396705B1 (ko) 2014-05-16
JPWO2008047651A1 (ja) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4834680B2 (ja) バイオマスの転化のための方法及び装置
US8268284B2 (en) System and method for producing iodine compound
JPS60258171A (ja) エピクロルヒドリンの製造方法
EP4077293B1 (en) Thermal treatment of purified 2,5-furandicarboxylic acid resulting carboxylic acid composition
EP3604314B1 (en) Method for producing 1,2,4,5-cyclohexanetetracarboxylic dianhydride
EP1746081B1 (en) Production method of highly pure pyromellitic dianhydride
JP5151986B2 (ja) フレーク状乾燥2−(5−エチル−5−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールの製造方法
JP5014724B2 (ja) ジオキサングリコールの製造方法
CN106397080A (zh) ɑ,β‑不饱和酮的一种制备方法
EP1772451B1 (en) Process of producing dioxane glycol
CN101370795B (zh) 制备噻唑化合物的方法
CN111205228B (zh) 一种三氟化硼2-甲基咪唑络合物及其制备方法
JPH0327384A (ja) β,β,β′,β′―テトラメチル―2,4,8,10―テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン―3,9―ジエタノールの製造方法
JP4645032B2 (ja) スピログリコールの製造方法
CN114989034B (zh) 一种碘海醇杂质的合成方法
JP2005330207A (ja) 粒径の改善された高純度スピログリコールの製造方法
JPH0699343B2 (ja) 1,6―ヘキサンジオールの製法
JPH03275638A (ja) 3,3’,5,5’―テトラメチル―4,4’―ビフェノールの製造方法
JP5614105B2 (ja) ケタジン及び水加ヒドラジンの製造方法
JP2007099681A (ja) ジオキサングリコールの製造方法
JP4131025B2 (ja) ケタジン及び水加ヒドラジンの製造方法
JP2003327554A (ja) 3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ビフェノール及びその製造方法
JP2007126448A (ja) ジオキサングリコールの製造方法
JPH0664908A (ja) アジ化ナトリウムの連続的製造方法
JP3623855B2 (ja) N−メチロール(メタ)アクリルアミドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100930

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5151986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3