JP5150567B2 - パケット中継装置 - Google Patents

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Description

本発明はパケット中継装置に関し、特に消費電力を低減することが可能なスタッカブルスイッチに関するものである。
スイッチやルータを始めとするパケット中継装置は、ネットワーク構築において重要なデバイスとなっている。近年ネットワークの大規模化およびネットワークを介して伝送されるデータ量の増加に伴い、パケット中継装置の高性能化、大容量化が著しい。それに伴い、ネットワーク中継装置の消費電力は上昇する傾向にあり、システム維持コストや、環境保護の観点から、パケット中継装置の消費電力の抑制が課題となっている。
一方で、イントラネットなどの企業内LANは全てのLANが24時間使用されている訳ではなく、一部のLANは夜間や休日などネットワークを全く利用しない時間帯もあり、ネットワークを利用しない時間帯を予め設定することで、指定した日付(または曜日)の指定した時刻に自装置の電源OFF/ONをすることを特徴とする省電力技術がある。
また、特許文献1、2のように、回線のリンク状態を監視し、リンクアップしているポートのみ電源供給することを特徴とする省電力技術が知られている。
特開平11−88458号公報 特開平11−88352号公報
しかしながら上記従来技術では、指定した時刻などに装置の電源をOFF/ONさせる処理が装置単位で動作するため、装置毎に時刻指定などの設定が必要となる。また、電源をOFF/ONさせるスケジュールに変更が生じた際は台数分の設定変更が必要で、規模の大きいネットワークでは変更のための作業工数が大きい問題があった。特に、単体のスイッチをケーブルにより複数台接続して仮想的に1台の装置として動作させるスタッカブルシステムを構成している場合においては、全台のスイッチに個別に電源OFF/ONの設定を行う必要があり、作業工数が大きくなってしまうという問題があった。
また、特許文献1、2によれば、回線のリンク状態に応じて電源供給を制御することが可能だが、ポートに閉じた処理であるため、電源OFFの範囲は該当ポートに限られており、ポート間でパケットのスイッチングを行うパケット処理部(一般的にポート制御回路より消費電力が大きい)の電源OFFが実現できず、無駄な電力を消費するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、スタッカブルシステムなどの複数台のパケット中継装置で構成されるネットワークにおいて、電源OFF/ON等のスケジュール設定・変更時の作業工数が少なく、かつ、パケット処理部の電源OFFを実現し、消費電力量を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1のパケット中継装置は、上位装置と接続するためのモニタポートを監視し、当該モニタポートのリンク状態に基づいて自装置内のパケット処理部のクロック供給制御を行うとともに、スタックポートを介して接続される他のパケット中継装置に対してパワーセーブもしくはスリープを指示するメッセージを送信する構成とした。
また、本発明の第2のパケット中継装置は、スリープ開始時刻を予め設定しておき、当該スリープ開始時刻になったと判断すると、自装置の回線インタフェース部およびパケット処理部の電源断を行うとともに、スタックポートを介して接続される他のパケット中継装置に対してスリープを指示するメッセージを送信する構成とした。
本発明によれば、複数台のパケット中継装置で構成されるネットワークにおいて、電源OFF/ON等のスケジュール設定・変更時の作業工数が少なくしつつ、消費電力量を抑制することができる。
本実施形態におけるスタッカブルスイッチの構成を示すブロック図である。 スタッカブルスイッチ間のケーブル接続方法(リング状接続)を示す図である。 スタッカブルスイッチ間のケーブル接続方法(チェーン状接続)を示す図である。 メッセージ通信機能のメッセージ着信処理手順を示すフローチャートである。 スケジュールスリープ機能のスリープ開始手順を示すフローチャートである。 スケジュールスリープ機能のウェイクアップ監視の手順を示すフローチャートである。 スタッカブルスイッチを使用したネットワーク構成例である。 リモートパワーセーブ機能のパワーセーブ開始手順を示すフローチャートである。 リモートパワーセーブ機能のウェイクアップ開始手順を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態におけるスタッカブルスイッチ100の構成を示すブロック図である。スタッカブルスイッチ100は、通信制御部101と、マイクロコントローラ部102と、時計部103と、装置間インタフェース部104と、電源制御部105と、スタックポート部106と、回線ポート部107で構成される。
電源制御部105は通信制御部101への電源供給を行っており、マイクロコントローラからの指示により電源OFF/ONを行う。マイクロコントローラは電源制御部105の制御に加え、後述するウェイクアップ監視や装置間インタフェース部104へのメッセージ送信の指示などを行う。時計部103はリアルタイムクロックで構成され、現在時刻を刻み続ける機能を持つ。
通信制御部101は、さらにCPU部201と、パワーセーブ制御部202と、パケット処理部203と、回線インタフェース部204で構成される。
CPU部201は、自装置内の制御や他のスタッカブルスイッチへのスリープ指示などを行う。パワーセーブ制御部202は、パケット処理部203のクロック供給制御を行う。パケット処理部203は、回線ポート部107を介して回線インタフェース部204が受信したパケットのスイッチングなどを行う。
スタッカブルスイッチ100は、予め決められた時刻、もしくは予め決められた曜日に自装置の電源断/再投入を行う機能を持つ。本機能を以降「スケジュールスリープ機能」と呼ぶ。また、スケジュールスリープ機能によって電源断した状態を「スリープ」と呼ぶ。さらに、スリープ状態から起動する行為を「ウェイクアップ」と呼ぶ。なお、後述するパワーセーブ状態から起動する行為も同様に「ウェイクアップ」と呼ぶ。
スタッカブルスイッチ100は、単体の装置として動作することも可能だが、装置同士を接続することにより仮想的に1台の装置として動作するスタッカブルシステムを構成することもできる。スタッカブルシステムを構成する場合には、接続したスタッカブルスイッチの中からマスタとバックアップを選出し、マスタがスタッカブルシステム全体の管理を行う。バックアップはマスタが故障等で動作できなくなった時に管理を引き継ぐ。マスタ、バックアップ以外の残ったスタッカブルスイッチはメンバと呼ぶ。スタッカブルスイッチ同士の接続はスタックポート部106をケーブルで接続することによって行う。このようにスタッカブルシステムを構成すれば、回線ポート部107の増設を容易に行うことができる。
図2Aおよび図2Bは、スタッカブルスイッチ間のケーブル接続方法を示す図である。スタッカブルスイッチ同士を接続する場合は、図2Aに示すようにリング状に接続してもよいし、図2Bに示すようにチェーン状に接続してもよい。
ケーブルで接続されたスタッカブルスイッチ100は装置間インタフェース部104同士でメッセージの送受信を行うことができる。マイクロコントローラ部102、もしくはCPU部201からの指示により、装置間インタフェース部104はメッセージを作成、送信する。送信されたメッセージはスタックポート部106−1〜106−2、およびケーブルを介して隣接する他のスタッカブルスイッチ100の装置間インタフェース部104に着信する。本機能を以降「メッセージ通信機能」と呼ぶ。
図3は、メッセージ通信機能の着信処理手順を示すフローチャートである。
ステップS01において、装置間インタフェース部104は、スタックポート部106を介して接続する他のスタックスイッチが送信したメッセージの着信を確認する。着信していない場合はステップS01に戻り、着信した場合はステップS02に進む。
ステップS02では、装置間インタフェース部104は、着信したメッセージを解析して宛先に自装置が含まれているか判定し、含まれている場合はステップS03へ、含まれていない場合はステップS04に進む。
ステップS03では、着信したメッセージの宛先に自装置が含まれているため、装置間インタフェース部104は、メッセージが着信したことをマイクロコントローラ部102に通知、もしくは、パワーセーブ制御部202を介してCPU部201に通知する。後述するが、自装置がスリープ状態である場合は、CPU部201が電源OFFとなっているため、メッセージの着信はマイクロコントローラ部102に通知され、自装置がパワーセーブ状態である場合は、CPU部201は電源ONとなっているため、メッセージの着信はパワーセーブ制御部202を介してCPU部201に通知される。
ステップS04では、装置間インタフェース部104は、着信したメッセージを解析して発信者が自装置であるか判定する。発信者が自装置である場合はステップS05へ、自装置でない場合はステップステップS06に進む。
ステップS05では、装置間インタフェース部104は、着信したメッセージを廃棄する。
ステップS06では、装置間インタフェース部104は、着信したメッセージを他のスタッカブルスイッチへ中継する。スタックポート部106−1で着信したメッセージはスタックポート部106−2へ、スタックポート部106−2で着信したメッセージはスタックポート部106−1に中継する。
次に、本実施形態におけるスケジュールスリープ機能について、図4、および図5を用いて説明する。なお、このスケジュールスリープ機能は、スタッカブルスイッチ単体でもスタッカブルシステムとしても動作させることができる。
図4は、本実施例形態におけるスケジュールスリープ機能のうち、スリープ開始手順を示すフローチャートである。
ステップS11において、マスタのCPU部201は時計部103より現在時刻を取得する。
ステップS12では、マスタのCPU部201は予め決められた時刻、もしくは予め決められた曜日とステップS11で取得した現在時刻を比較してスリープ開始時刻になったか判定する。スリープ開始時刻になっている場合はステップS13へ進み、まだスリープ開始時刻になっていない場合はステップS11に戻る。
ステップS13では、スリープ開始時刻になっているため、マスタのCPU部201はスリープの準備を行う。具体的には以下の動作を行う。
バックアップに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタの時計部103が持つ時刻情報をバックアップの時計部103へコピーして時刻情報の同期を行うよう、マスタのCPU部201はバックアップのCPU部201へメッセージ通信機能を用いてメッセージを送る。具体的には、マスタのCPU部201は、パワーセーブ制御部202を介して装置間インタフェース部104に指示し、指示を受けた装置間インタフェース部104が時刻情報の同期を行うメッセージを作成し、バックアップのスタッカブルスイッチ宛てにスタックポート部106を介して送信する。バックアップの装置間インタフェース部104は、メッセージを着信すると、該メッセージが着信したことをパワーセーブ制御部202を介してCPU部201に通知する。メッセージを受けたバックアップのCPU部201は取得した時刻情報を時計部103に設定する。
なお、後述する他のメッセージについても、同様の方法によりCPU部201やマイクロコントローラ部102が他のスタッカブルスイッチのCPU部201やマイクロコントローラ部102へメッセージ送信を行う。
続いて、マスタのCPU部201はパケット処理部203、回線インタフェース部204に指示して、回線の閉塞を行う。
バックアップ、もしくはメンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はバックアップ、もしくはメンバのCPU部201に対して、メッセージ通信機能を用いて自装置の回線閉塞を行うようメッセージを送る。
メッセージを受けたバックアップ、もしくはメンバのCPU部201は、自装置の回線閉塞を行う。
ステップS14では、バックアップ、またはメンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はバックアップと全てのメンバのCPU部201に対して、メッセージ通信機能を用いて自装置の回線閉塞が完了したか確認を行う。具体的には、マスタのCPU部201は、バックアップとメンバのCPU部に対して回線閉塞が完了したかを問い合わせるメッセージを送信し、バックアップとメンバのCPU部からの応答メッセージを受信することにより、回線閉塞が完了したか否かを判定する。バックアップもしくはメンバのいずれか1台でも回線閉塞が未完了の場合はステップS14に進み、バックアップおよび全てのメンバの回線閉塞が完了していればステップS15に進む。
ステップS15では、スリープを実行する。具体的には以下の処理を行う。
マスタのCPU部201は、自装置のマイクロコントローラ部102にウェイクアップの時刻と「役割=マスタ」であることを通知する。
バックアップに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はバックアップのCPU部201に、メッセージ通信機能を用いてウェイクアップの時刻と「役割=バックアップ」であることを通知するメッセージを送信する。メッセージを受けたバックアップのCPU部201は、自装置のマイクロコントローラ部102にウェイクアップの時刻と「役割=バックアップ」であることを通知する。
メンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はメンバのCPU部201に、メッセージ通信機能を用いて「役割=メンバ」であることを通知するメッセージを送信する。
メッセージを受けたメンバのCPU部201は、自装置のマイクロコントローラ部102に「役割=メンバ」であることを通知する。なお、メンバに指定されているスタッカブルスイッチ100には、ウェイクアップ時刻の通知は行わない。
マスタのCPU部201は、続いて、自装置のマイクロコントローラ部102にスリープを指示する。スリープを指示されたマイクロコントローラ部102は、電源制御部105を制御し通信制御部101の電源断を行う。これにより、通信制御部101のCPU部201、パワーセーブ制御部202、パケット処理部203、回線インタフェース部204の電源OFFが行われる。その後、マイクロコントローラ部102は、図5に示すウェイクアップ監視を開始する。
なお、バックアップ、またはメンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201は、自装置のマイクロコントローラ部102にスリープを指示する前に、バックアップのCPU部201、および全メンバのCPU部201に、スリープ指示のメッセージを送る。スリープ指示のメッセージを受けたバックアップ、またはメンバのCPU部201は自装置のマイクロコントローラ部102にスリープを指示する。スリープを指示されたマイクロコントローラ部102はマスタと同様の手順で通信制御部101の電源断、および図5に示すウェイクアップ監視を開始する。
なお、以上説明したスリープ開始手順において、スタッカブルスイッチ100がスタッカブルシステムを構成しておらず単体の装置として動作している場合には、図4の各ステップにおいて、バックアップおよびメンバが存在しないマスタとして動作すればよい。これは、後述する図5のウェイクアップ監視や図7、図8のリモートパワーセーブ機能の各処理においても同じである。
図5は本実施例形態におけるスケジュールスリープ機能のうち、ウェイクアップ監視の手順を示すフローチャートである。
ステップS21において、マイクロコントローラ部102は自装置が「役割=バックアップ」であるか確認する。自装置の役割がバックアップであればステップS22へ、バックアップ以外であればステップS23に進む。
ステップS22では、バックアップのマイクロコントローラ部102は、図4のステップS15でCPU部201から伝えられたウェイクアップの時刻にN秒を加えたものをウェイクアップ時刻として保持する。NはマスタがステップS28を実行してから、バックアップがステップS24でYESになるまで(バックアップが、ウェイクアップしたマスタからのウェイクアップメッセージを受信するまで)の時間のバラツキを考慮して予め決定しておく。Nの値が小さすぎると、バックアップがマスタによってステップS28で送信されるウェイクアップメッセージを受信することなくウェイクアップ時間を経過してしまうため、バックアップはマスタに障害が発生してウェイクアップメッセージが送信できない状態であると誤認識してしまう。
ステップS23では、マイクロコントローラ部102は、装置間インタフェース部104にウェイクアップメッセージを受信していないか確認する。
ステップS24では、マイクロコントローラ部102は、ステップS23の結果を判定する。ウェイクアップメッセージを受信していた場合はステップS29、受信していない場合はステップS25に進む。
ステップS25では、マイクロコントローラ部102は、自装置の役割がメンバかどうか判定する。メンバである場合はステップS23へ、マスタもしくはバックアップである場合はステップS26に進む。
ステップS26では、マイクロコントローラ部102は、時計部103から現在時刻を取得する。
ステップS27では、マイクロコントローラ部102は、ステップS26で入手した現在時刻とウェイクアップ時刻を比較し、現在時刻がウェイクアップ時刻と同じ、もしくは超過したか判定する。YESならステップS28へ、NOならステップS23へ進む。
ステップ28では、現在時刻がウェイクアップ時刻と同じ、もしくは超過しているため、マイクロコントローラ部102は、装置間インタフェース部104に指示し、メッセージ通信機能を使用して、他のスタッカブルスイッチ100のマイクロコントローラ部102にウェイクアップメッセージを送信する。ウェイクアップメッセージを受信した他のスタッカブルスイッチ100のマイクロコントローラ部102は、電源制御部105に指示し、通信制御部101の電源を投入する。
ステップS29では、マイクロコントローラ部102は、電源制御部105に指示し、通信制御部101の電源を投入する。
以上、図4および図5を用いて説明したスケジュールスリープ機能によれば、スタッカブルシステムにおいて、スリープ開始時刻とウェイクアップ時刻の設定をマスタのスタッカブルスイッチ100に対してのみ行えばよく、通信制御部101の電源OFF/ON等のスケジュール設定・変更時の作業工数を少なくすることができる。
次に、本実施形態におけるリモートパワーセーブ機能について説明する。スタッカブルスイッチ100は、上位装置と接続するポートのリンクを監視することにより、上位装置のスリープに連動して自装置のパケット処理部203、および回線インタフェース部204を機能停止させ、省電力状態にし、また上位装置のウェイクアップに連動して自装置をウェイクアップする機能を持つ。本機能を以降「リモートパワーセーブ機能」と呼ぶ。
リモートパワーセーブ機能について、図6、図7、および図8で説明する。
図6は本実施例形態におけるスタッカブルスイッチ100を複数組み合わせてネットワークを構成した例である。
ネットワーク11は、基幹網などの上位のネットワークを示す。
スタッカブルスイッチ100−b1〜b3はスタックポート部106同士をケーブルでリング状に接続して仮想的に1台の装置として動作しているスイッチ群10(スタッカブルシステム)である。例えば、スタッカブルスイッチ100−b1がマスタで、スタッカブルスイッチ100−b2がバックアップで、スタッカブルスイッチ100−b3がメンバとして動作する。
スタッカブルスイッチ100−a1は、スイッチ群10の上位装置に位置づけられ、ネットワーク11とスイッチ群10間のトラフィック中継を行う。なお、ここでは上位装置を一台のスタッカブルスイッチ100−a1のみとしているが、複数台のスタッカブルスイッチから構成されるスタッカブルシステムが上位装置であってもよい。
スタッカブルスイッチ100−c1、およびスタッカブルスイッチ100−c2はスイッチ群10の下位装置で、端末12が接続され、端末12とスイッチ群10間のトラフィック中継を行う。端末12はパーソナルコンピュータ、プリンタ、ネットワークストレージなどネットワークに接続される装置を示す。
上位装置であるスタッカブルスイッチ100−a1はスケジュールスリープ機能を設定し、下位装置であるスイッチ群10と、スタッカブルスイッチ100−c1と、スタッカブルスイッチ100−c2はリモートパワーセーブ機能を設定するものとする。
リモートパワーセーブ機能では、上位装置と接続している回線ポートをモニタポートとして設定する。図6の構成例では、スイッチ群10のモニタポートはスタッカブルスイッチ100−b2の回線ポート部107−1と、スタッカブルスイッチ100−b3の回線ポート部107−2になる。また、スタッカブルスイッチ100−c1のモニタポートは回線ポート部107−1と107−2、スタッカブルスイッチ100−c2のモニタポートは回線ポート部107−1となる。
図7は本実施例形態におけるリモートパワーセーブ機能のうち、スリープ開始手順を示すフローチャートである。このスリープ開始手順は、リモートパワーセーブ機能が設定されたスタッカブルシステム(スイッチ郡10)のマスタ装置(スタッカブルスイッチ100−b1)もしくは単体のスタッカブルスイッチ(スタッカブルスイッチ100−c1、100−c2)が実行する手順である。
ステップS31において、マスタのCPU部201は、モニタポートリンク状態の確認を行う。具体的には以下の処理を行う。
マスタのCPU部201は、自装置内にモニタポートがある場合は、モニタポートとして予め決められた回線ポート部107のリンク状態を回線インタフェース部204より取得する。モニタポートがバックアップ、もしくはメンバのスタッカブルスイッチ100に存在する場合は、メッセージ通信機能を用いて該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201宛にモニタポートのリンク状態を取得するようメッセージを送信する。メッセージを受信した該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201は自装置に属するモニタポートのリンク状態を回線インタフェース部204から取得し、その情報を同じくメッセージ通信機能を用いてマスタのCPU部201へ返信する。
ステップS32では、マスタのCPU部201は、ステップS31で取得したリンク状態を確認し、全モニタポートがリンクダウンしたか判定する。全モニタポートがリンクダウンしている場合はステップS33へ、1つのモニタポートでもリンクアップしている場合はステップS31へ進む。
例えば、上位装置であるスタッカブルスイッチ100−a1がスケジュールスリープ機能によってスリープ状態となった場合には、スタッカブルスイッチ100−a1の通信制御部101が電源OFFとなるため、全ての回線ポート部107はリンクダウンすることになる。これにより下位のスイッチ群10のマスタはモニタポートのリンクダウンを検知し、ステップS33以降の処理を実行してパワーセーブ状態となる。
スイッチ群10がリモートパワーセーブ機能によってパワーセーブ状態となった場合は、同様に下位のスカッタブルスイッチ100−c1、100−c2もモニタポートのリンクダウンを検知し、ステップS33以降の処理を実行してパワーセーブ状態となる。
ステップS33では、マスタのCPU部201はパワーセーブの準備を行う。
具体的には、マスタのCPU部201はパケット処理部203、および回線インタフェース部204に指示して、モニタポート以外のポートについて回線の閉塞を行う。
バックアップ、もしくはメンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はメッセージ通信機能を用いて、バックアップ、もしくはメンバのCPU部201に対して、自装置の回線閉塞を行うようメッセージを送る。なお、同様にモニタポートは回線閉塞の対象外とする。
ステップS34では、バックアップ、またはメンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はバックアップと全てのメンバのCPU部201に対して、メッセージ通信機能を用いて自装置のモニタポート以外の回線閉塞が完了したか確認を行う。バックアップもしくはメンバのいずれか1台でもモニタポート以外の回線閉塞が未完了の場合はステップS34に戻り、バックアップおよび全てのメンバについてモニタポート以外の回線閉塞が完了したならステップS35に進む。
ステップS35では、マスタのCPU部201は、パケット処理部203の機能停止、および回線インタフェース部204のモニタポート以外のポートの機能停止を行う。その後、パワーセーブ制御部202にパワーセーブを指示する。
パワーセーブ制御部202は指示に従い、パケット処理部203のクロック停止を行う。
バックアップに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201はメッセージ通信機能を用いて、バックアップのCPU部201に対して自装置のパワーセーブ処理を行うようメッセージを送る。メッセージを受信したバックアップのCPU部201は、パケット処理部203の機能停止、および回線インタフェース部204のモニタポート以外のポートの機能停止を行う。その後、パワーセーブ制御部202にパワーセーブを指示する。パワーセーブ制御部202は指示に従い、パケット処理部203のクロック停止を行う。
メンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在し、かつモニタポートが設定されている場合、マスタのCPU部201はメッセージ通信機能を用いて、該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201に対して自装置のパワーセーブ処理を行うようメッセージを送る。メッセージを受信したメンバのCPU部201は、パケット処理部203の機能停止、および回線インタフェース部204のモニタポート以外のポートの機能停止を行う。その後、パワーセーブ制御部202にパワーセーブを指示する。パワーセーブ制御部202は指示に従い、パケット処理部203のクロック停止を行う。
メンバに指定されているスタッカブルスイッチ100が存在し、かつモニタポートが設定されていない場合、マスタのCPU部201はメッセージ通信機能を用いて、該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201に対して自装置のスリープ処理を行うようメッセージを送る。メッセージを受けた該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201は自装置のスリープ処理を行う。具体的には、CPU部201は自装置のマイクロコントローラ部102に「役割=メンバ」であることを通知するとともに、スリープを指示する。スリープを指示されたマイクロコントローラ部102は通信制御部101の電源断、および図5に示すウェイクアップ監視手順を開始する。
ステップS35の処理が終わると、マスタのCPU部201は、図8のウェイクアップ開始手順を実行する。
図8はこの実施例の形態におけるリモートパワーセーブ機能のうち、ウェイクアップ開始手順を示すフローチャートである。
ステップS41において、マスタのCPU部201は、モニタポートリンク状態の確認を行う。具体的には以下の処理を行う。
マスタのCPU部201は、自装置内にモニタポートがある場合は、モニタポートとして予め決められた回線ポート部107のリンク状態を回線インタフェース部204より取得する。モニタポートがバックアップ、もしくはメンバのスタッカブルスイッチ100に存在する場合は、メッセージ通信機能を用いて該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201宛にモニタポートのリンク状態を取得するようメッセージを送信する。メッセージを受信した該当スタッカブルスイッチ100のCPU部201は自装置に属するモニタポートのリンク状態を回線インタフェース部204から取得し、その情報を同じくメッセージ通信機能を用いてマスタのCPU部201へ返信する。
ステップS42では、マスタのCPU部201は、ステップS41で取得したリンク状態を確認し、全モニタポートがリンクダウンしているかを判定する。YESならステップS41へ、NOならステップS43へ進む。
ステップS43では、マスタのCPU部201は、ウェイクアップ処理を行う。
具体的には、マスタのCPU部201は、パワーセーブ制御部202にウェイクアップの指示を行う。パワーセーブ制御部202は指示に従ってパケット処理部203のクロック供給を再開する。その後CPU部201は、パケット処理部203、および回線インタフェース部204の初期化を行う。
また、バックアップ、もしくはメンバのスタッカブルスイッチ100が存在する場合は、マスタのCPU部201は、メッセージ通信機能を用いて装置間インタフェース部104に指示して、バックアップおよび全てのメンバにウェイクアップメッセージを送信する。
ウェイクアップメッセージを受信したスリープ中のスタッカブルスイッチ100のマイクロコントローラ部102は、電源制御部105に指示し通信制御部101の電源を投入する。通信制御部101の電源が入るとCPU部201はパケット処理部203、および回線インタフェース部204の初期化を行う。
ウェイクアップメッセージを受信したパワーセーブ中のスタッカブルスイッチ100のCPU部201はパワーセーブ制御部202にウェイクアップの指示を行う。パワーセーブ制御部202は指示に従ってパケット処理部203のクロック供給を再開する。その後CPU部201は、パケット処理部203、および回線インタフェース部204の初期化を行う。
以上、図7および図8を用いて説明したリモートパワーセーブ機能によれば、上位装置に接続するポートをモニタポートに設定することにより、上位装置のスリープやパワーセーブに連動して、下位装置もスリープもしくはパワーセーブにすることができる。したがって、下位装置にパワーセーブにするためのスケジュール設定等を行う必要がなく、作業工数を少なくすることができる。
また、上位装置と接続するポートを複数設置し、それら複数のポートをモニタポートに設定し、全てのモニタポートがリンクダウンした場合に本装置をスリープモードにすることにより、モニタポートの回線障害を検知してパワーセーブ状態に移行するなどの誤動作を回避でき、信頼性の高い省電力動作の連動が可能となる。
さらに、スタッカブルシステムを構成する装置のうち、モニタポートが設定されていない装置はパケット処理部の電源をOFF(スリープ)にすることができるので、消費電力量を更に抑制できる。
10:スイッチ群、11:ネットワーク、12:端末、100:スタッカブルスイッチ、101:通信制御部、102:マイクロコントローラ部、103:時計部、104:装置間インタフェース部、105:電源制御部、106:スタックポート部、107:回線ポート部、201:CPU部、202:パワーセーブ制御部、203:パケット処理部、204:回線インタフェース部

Claims (4)

  1. 複数の回線ポートを収容し、回線ポートを介してパケットを送受信する回線インタフェース部と、
    他のパケット中継装置と接続するためのスタックポートと、
    前記スタックポートを介して前記他のパケット中継装置とメッセージの送受信を行う装置間インタフェース部と、
    前記回線インタフェース部が受信したパケットに含まれる宛先情報に基づいて、前記受信したパケットを送出すべき回線を決定するパケット処理部と、
    現在時刻を保持する時計部と、
    前記時計部が保持する現在時刻が所定の時刻になっていると判断すると、前記装置間インタフェース部に前記他のパケット中継装置をスリープさせるメッセージを送信するように指示するCPU部と、
    前記時計部が保持する現在時刻が所定の時刻になっていると判断すると、前記回線インタフェース部および前記パケット処理部の電源断を行い、さらに、前記他のパケット中継装置から起動させる時刻を含む起動指示を前記装置間インターフェースを介して受領した場合、前記時刻部が保持する現在時刻が前記起動させる時刻より所定の時間経過した時刻に到達したのに応じて電源をオンする電源制御部と
    を備えることを特徴とするパケット中継装置。
  2. 請求項1記載のパケット中継装置であって、
    前記CPU部は、前記装置間インタフェース部に前記他のパケット中継装置をスリープさせるメッセージを送信するように指示するのに先立って、前記装置間インタフェース部に前記他のパケット中継装置が備える回線ポートを閉塞させるメッセージを送信するように指示することを特徴とするパケット中継装置。
  3. 請求項1記載のパケット中継装置であって、
    さらに、 前記パケット処理部のクロック供給制御を行うパワーセーブ制御部と、
    前記複数の回線ポートのうち前記装置間インタフェース部を介して前記他のパケット中継装置とメッセージの送受信を行うことで前記他のパケット中継装置に存在し上位装置と接続されるモニタポートのリンク状態を監視し、自装置および前記他のパケット中継装置の全てのモニタポートがリンクダウンしていると判断した場合に、前記パワーセーブ制御部に前記パケット処理部のクロックを停止または減少するように指示するとともに、前記装置間インタフェース部にモニタポートを有する前記他のパケット中継装置はパワーセーブさせ、モニタポートを有さない前記他のパケット中継装置はスリープさせるように指示するCPU部とを備える、ことを特徴とするパケット中継装置。
  4. 請求項1ないし3記載のパケット中継装置であって、
    前記他のパケット中継装置と前記装置間インターフェースにより接続され、スタッカブルシステムを構成し、仮想的に一つのパケット転送ノードを外部の装置に提供する、ことを特徴とするパケット中継装置。
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