JP5150021B2 - ブラシシール並びにブラシシールを有する機械 - Google Patents

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    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
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    • F16J15/3284Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
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Description

本願は、M. F. Aksit他の「High Density Non−Metallic Brush Seals Made of Kevlar Yarns」と題する1999年7月22日付の米国特許仮出願第60/145049号に基づく優先権を主張するものである。
【0001】
【発明の技術的背景】
本発明は概括的にはシールに関するものであり、具体的にはブラシシール並びにブラシシールを有する機械に関する。
【0002】
機械には、蒸気タービン用タービン並びにガスタービン用圧縮機及びタービンのような回転機械がある。蒸気タービンは蒸気経路を有していて、通例、直流関係にある蒸気入口、タービン及び蒸気出口を含んでいる。ガスタービンはガス経路を有していて、通例、直流関係にある吸気口(空気入口)、圧縮機、燃焼器、タービン及びガス出口(又は排気ノズル)を含んでいる。高圧域から低圧域へのガス又は蒸気の漏れは、ガス経路又は蒸気経路の外への漏れであろうが該経路中への漏れであろうが、概して望ましくない。例えば、ガスタービンのタービン又は圧縮機における、タービン又は圧縮機のロータとその周囲を囲むタービンケーシング又は圧縮機ケーシングの間でのガス経路漏れは、ガスタービンの効率を低下させ、燃料コストを増加させることになる。また、蒸気タービンのタービンにおける、タービンのロータとその周囲を囲むケーシングの間での蒸気経路漏れは、蒸気タービンの効率を低下させ、燃料コストを増加させる。
【0003】
ガスタービン及び蒸気タービンにおけるロータと周囲ケーシングの間に環状ブラシシールを使用することが提案されている。環状ブラシシールは円周方向に並べた複数のブラシシールセグメントからなる。各ブラシシールセグメントはケーシングに取付けられ、背板(すなわち下流板)、前板(すなわち上流板)及び背板と前板の間に配置されたブリスルを含んでおり、概して各ブリスルの自由端は背板及び前板の縁から突出ている。ブリスルは、通例、ロータの回転方向に略45度の角度で傾いており、ブリスルの自由端はロータに近接している(接触することすらある)。通例、前板は(設計によっては背板の一部も)、ブリスルの自由端の近くでブリスルから離間しているので、ブリスルの自由端とロータが一時的に接触してもブリスルがたわみ元に戻る余地がある。金属ワイヤブリスルが提案されており、各ブリスルの一端は前板と背板の間でそれらに溶接される。通例、各ブリスルは直径0.002インチ〜0.008インチである。通例、背板と背板の間に存在するブリスル列は15列以下である。それ以上列を加えると、ブラシシールは堅くなり過ぎて適切な働きをしなくなり、所望の寸法公差での製造が極めて困難になる。必要とされているのは機械用の改良ブラシシールである。
【0004】
【発明の概要】
本発明の実施形態の第一の表現では、ブラシシールは機械内の圧力降下域での流体の漏れを減らすために設けられる。ブラシシールは機械に取付可能なブリスルホルダを含んでいる。ブラシシールはブリスルホルダに固定された複数のフィラメントヤーンブリスルも含んでいる。ある構成では、フィラメントヤーンはアラミドフィラメントヤーンである。
【0005】
本発明の実施形態の第二の表現では、ブラシシールは機械内の圧力降下域での流体の漏れを減らすために設けられる。ブラシシールは機械に取付可能なブリスルホルダを含んでいる。ブラシシールは複数のヤーンも含んでいるが、各ヤーンは複数のフィラメントを含んでいて、各フィラメントは1本のブリスルを画成し、各ブリスルはブリスルホルダに固定される。ある構成では、フィラメントはアラミドフィラメントである。
【0006】
本発明の実施形態の第三の表現では、機械は第一部品、第二部品、流体及びブラシシールを含んでいる。第二部品は第一部品から離隔して、第一部品と第二部品の間に間隙が画成される。流体は機械の作動時に間隙の概ね横断方向に圧力が降下する。ブラシシールは、機械に取付可能なブリスルホルダを含んでいるとともに、ブリスルホルダに固定された複数のフィラメントヤーンブリスルも含んでいる。ある構成では、フィラメントヤーンはアラミドフィラメントヤーンである。
【0007】
本発明の実施形態の第四の表現では、回転機械はステータ、ロータ、流体及びブラシシールを含んでいる。ロータはステータから半径方向に離隔して、ステータとロータの間に間隙が画成される。流体は機械の作動時に間隙の概ね横断方向に圧力が降下する。ブラシシールはステータに取付可能なブリスルホルダを含んでいるとともに、複数のヤーンも含んでいるが、各ヤーンは複数のフィラメントを含んでいて、各フィラメントは1本のブリスルを画成し、各ブリスルはブリスルホルダに固定される。ある構成では、フィラメントはアラミドフィラメントである。
【0008】
本発明で幾つかの有益な効果及び利点が得られる。アラミドフィラメントを機械用ブラシシールのブリスルとして用いると、直径の小さなブリスルが得られ、その結果ブリスルの植設密度が大幅に増大するので格段に漏れが減少する。個々の小径アラミドフィラメントを取り扱ったりブリスルホルダに固定することは事実上不可能であるが、複数のアラミドフィラメントからなるヤーンを用いると、小径ブリスルからなるブラシシールを構築することができる。アラミドフィラメントヤーンの一例はケブラー(KEVLAR;デュポン社の登録商標)アラミドフィラメントヤーンである。なお、直径の小さい公知の金属ワイヤブリスル又はセラミックワイヤブリスルを製造するとブリスルは使用中に簡単に破損してしまう。
【0009】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照すると、図1は、本発明の一実施形態を2つのブラシシール14,16を有する機械10(これは回転機械12である)の一部として概略的に示したものであり、その一方のブラシシールを図2及び図3にさらに詳細に示す。なお、ブラシシール16はブラシシール14と類似もしくは概ね一致し、ブラシシール14についての以下の説明はブラシシール16の説明としても役立つ。一例では、図1に示すように、回転機械12は発電機、特に水素冷却式発電機である。その他の例では、特に限定されないが、回転機械12は遠心圧縮機、電力会社で使用される蒸気タービン(そのタービン部を含む)、或いは航空機エンジンとして又は電力会社で使用されるガスタービン(その圧縮機部又はタービン部を含む)である。かかる他の例は貼付図面から除いた。なお、本発明は回転機械との関連だけに限定されず、機械の作動時に流体の圧力降下が生じる機械に関連するものであればよい。非回転機械の一例は、特に限定されないが、線形往復機械である。さらに、本発明は機械としてだけでなく、機械用ブラシシールとしても表現し得る。ブラシシールは機械の可動部又は回転部に限定されず、相対運動又は相対回転のない2つの部品間に使用できる。
【0010】
図1〜図3に示す本発明の実施形態の第一の表現は、機械10内の圧力降下域での流体の漏れを減らすブラシシール14である。本発明を記載するに当たり、「ブラシシール」という用語には、ブラシシールを複数のセグメントとして製造してそれらを配列して完全なブラシシールに集成する場合のブラシシールのセグメントが何ら制限されることなく包含される。ブラシシール14は、機械10に取付可能なブリスルホルダ18、及びブリスルホルダ18に固定された複数のフィラメントヤーンブリスル20を含んでいる。1本のフィラメントヤーンブリスル20は、他の複数フィラメント22と共にヤーン24,26,28,30の形態でブラシシール製造業者に供給される1本のフィラメント22からなる(或いはそうした1本のフィラメント22から本質的なる)ブリスルとして定義される。典型的には、各々のブリスル20は0.001インチ未満の直径(一例では略0.00056インチの直径)を有し、1つのヤーン24〜30は1000〜2000本のブリスル20を含み、1つのブラシシール14は1乃至数百のヤーン24〜30を含んでいる。ある構成では、ブリスル20は非金属ブリスルであり、アラミドフィラメントヤーンのフィラメント22である。アラミドフィラメントヤーンの一例はケブラー(KEVLAR;デュポン社の商標)アラミドフィラメントヤーンである。その他のフィラメントヤーンの例としては、特に限定されないが、ナイロン、ポリエステル及びフルオロカーボンのフィラメントヤーンがある。一設計例では、各ブリスル20は第一端32と第二端34とを有し、各々のブリスル20は第一端32の近傍でブリスルホルダ18に固定され、第二端34は自由端である。典型的には、ブリスル20は100000フィラメント毎インチを上回る植設密度を有する(一例では略272000フィラメント毎インチの植設密度を有する)。
【0011】
図1〜図3に示す本発明の実施形態の第二の表現は、機械10内の圧力降下域での流体の漏れを減らすブラシシール14である。ブラシシール14は、機械10に取付可能なブリスルホルダ18を含んでいる。ブラシシール14は複数のヤーン24〜30も含んでいて、ヤーン24〜30の各々は複数のフィラメント22から本質的に(又は複数のフィラメント22のみから)なり、各フィラメント22は1本のブリスル20を画成し、各ブリスル20はブリスルホルダ18に固定される。本発明を記載するに当たり、「複数のヤーン」という用語には、1本以上の長いヤーンからカットした複数の短いヤーンセグメントが何ら制限されることなく包含される。ある応用例では、ブラシシール14は50以上のヤーンを含む(図2では明瞭化のため4つのヤーン24〜30だけを示す)。一設計例では、各フィラメント22はケブラー(KEVLAR;デュポン社の商標)アラミドフィラメントのようなアラミドフィラメントのみから(又はアラミドフィラメントから本質的に)なり、ヤーン24〜30の各々は1000〜2000本のフィラメント22からなる。この設計では、各フィラメント22は0.001インチ未満の直径を有し、フィラメント22は100000フィラメント毎インチを上回る植設密度を有する。この設計では、各ブリスル20は第一端32と第二端34とを有し、各ブリスル20は第一端32の近傍でブリスルホルダ18に固定され、第二端34は自由端である。
【0012】
図1〜図3に示す本発明の実施形態の第三の表現では、機械10は第一部品36、第二部品38、流体40及びブラシシール14を含んでいる。第二部品38は第一部品36から離隔していて、第一部品36と第二部品38の間に間隙42が画成される。流体40は間隙42と連通し、流体40は間隙42の概ね横断方向に圧力が降下し、圧力降下は機械10の作動時に生ずる。なお、圧力降下は機械自体で生じることもあれば、機械とは無関係に生じることもある。
【0013】
ブラシシール14は、機械10に取付可能なブリスルホルダ18と、ブリスルホルダ18に固定された複数のフィラメントヤーンブリスル20とを含む。1本のフィラメントヤーンブリスル20は、他の複数フィラメント22と共にヤーン24,26,28,30の形態でブラシシール製造業者に供給される1本のフィラメント22からなる(或いはそうした1本のフィラメント22から本質的なる)ブリスルとして定義される。典型的には、各々のブリスル20は0.001インチ未満の直径を有し、1つのヤーン24〜30は1000〜2000本のブリスル20を含み、1つのブラシシール14は1乃至数百のヤーン24〜30を含んでいる。ある構成では、ブリスル20はアラミドフィラメントヤーンのフィラメント22である。アラミドフィラメントヤーンの一例はケブラー(KEVLAR;デュポン社の商標)アラミドフィラメントヤーンである。その他のフィラメントヤーンの例としては、特に限定されないが、ナイロン、ポリエステル及びフルオロカーボンのフィラメントヤーンがある。一設計例では、各ブリスル20は第一端32と第二端34とを有し、各々のブリスル20は第一端32の近傍でブリスルホルダ18に固定され、第二端34は自由端である。典型的には、ブリスル20は100000フィラメント毎インチを上回る植設密度を有する。
【0014】
図1〜図3に示す本発明の実施形態の第四の表現では、回転機械12はステータ44、ロータ46、流体40及びブラシシール14を含む。ロータ46はステータ44と概ね同軸に整列しているとともにステータ44から半径方向に離隔して、ステータ44とロータ46の間に間隙42が画成される。典型的には、ステータ44は、図1に見られるように、ロータ46を周方向に囲んでいるが、ある用途では、ロータは、当業者に周知のように、ステータを周方向に囲む必要がある。流体40は間隙42内に配され、流体40は間隙42の概ね横断方向に圧力が降下し、この圧力降下は機械10の作動時に生ずる。
【0015】
ブラシシール14は、回転機械12のステータ44に取付可能なブリスルホルダ18を含んでいる。ブラシシール14は複数のヤーン24〜30も含んでいて、ヤーン24〜30の各々は複数のフィラメント22から本質的に(又は複数のフィラメント22のみから)なり、各フィラメント22は1本のブリスル20を画成し、各ブリスル20はブリスルホルダ18に固定される。ある応用例では、ブラシシール14は50以上のヤーンを含む(図2では明瞭化のため4つのヤーン24〜30だけを示す)。一設計例では、各フィラメント22はケブラー(KEVLAR;デュポン社の商標)アラミドフィラメントのようなアラミドフィラメントのみから(又はアラミドフィラメントから本質的に)なり、ヤーン24〜30の各々は1000〜2000本のフィラメント22からなる。この設計では、各フィラメント22は0.001インチ未満の直径を有し、フィラメント22は100000フィラメント毎インチを上回る植設密度を有する。この設計では、各ブリスル20は第一端32と第二端34とを有し、各ブリスル20は第一端32の近傍でブリスルホルダ18に固定され、第二端34は概してロータ46に向かって延びる自由端である。第二端34はロータ46に近接して配置され、用途によってはロータ46とちょうど接触するように配置されることもある。典型的には、ブリスル20はある角度で傾斜し、例えば図2に示すように略45度の角度で傾いている。かかる傾斜は当業者には周知であって、ロータ46が存在し図2で反時計方向に回転していると仮定すると、ロータ46との干渉を最小限にするためのものである。
【0016】
一設計例では、ステータ44は発電機のステータであり、ロータ46は発電機のロータである。この場合、ブラシシール14は流体40の漏れを減らすためのものであり、粒体40は液体油48である。この設計の改良例では、ステータ44は水素冷却発電機のステータであり、ロータ46は水素冷却発電機のロータである。この場合、ブラシシール16(図1に示す他のブラシシール)は流体40の漏れを減らすためのものであり、粒体40は気体水素50である。水素冷却発電機である回転機械12は、間隙42の図1で視るとブラシシール16の左側の部分に冷却のため存在する圧縮気体水素50を有する。気体水素50の圧力降下は図1で視るとブラシシール16の左から右に向かって生ずる。ブラシシール16を通して漏れた気体水素50が回転機械12の外に漏れるのを防ぐため、さらに加圧された液体油48がブラシシール14と軸受52の間の間隙42の部分に(図1では見えない導入口から)導入される。液体油48の圧力降下は、図1で視るとブラシシール14の右から左に向かって起こる。漏れた気体水素及び液体油は回転機械12から導管54を介して抽出され、分離され(図示せず)、回転機械12にリサイクルされる。ブラシシール14及び/又は16はその他様々な用途に使用でき、例えば、航空機ガスタービンエンジンの圧縮機部及び/又はタービン部や電力会社の蒸気タービンのタービン部やガスタービンの圧縮機部及び/又はタービン部等のステータとロータ(動翼先端を含む)の間の間隙に使用できる。
【0017】
フィラメントヤーンブリスル20で本発明のブラシシール14を製造する方法の一つでは、長ヤーンを同一寸法の複数の短ヤーン(ヤーンセグメントと呼ぶこともできる)にカットし、短ヤーンをコアワイヤの周囲に巻きつけて、巻きつけたヤーンをクランプする。別の方法では、ヤーンをブリスルホルダの前板と背板の間にクランプし、次いで高温エポキシその他の接着剤を用いてヤーンと前板と背板を接着する。図2及び図3に示す結果を生じる例示的な方法では、ブリスルホルダ18の溶接可能な前板56に段58を設け、ブリスルホルダ18の溶接可能な背板60に前板56の段58とぴったりと合う段62を設け、合わせた段62と段58の間にヤーン24〜30をクランプし、前板56と背板60を溶接して、その溶接部64がブリスル20の第一端32から離隔するようにする。
【0018】
本発明で幾つかの有益な効果及び利点が得られる。アラミドフィラメントを機械10用のブラシシール14のブリスル20として用いると、直径の小さなブリスル20が得られ、その結果ブリスルの植設密度が大幅に増大するので格段に漏れが減少する。個々の小径アラミドフィラメントを取り扱ったりブリスルホルダ18に固定することは事実上不可能であるが、複数のフィラメント22(アラミドフィラメント等)からなるヤーン24〜30を用いると、小径ブリスル20からなるブラシシール14を構築することができる。アラミドフィラメントヤーンの一例はケブラー(KEVLAR;デュポン社の登録商標)アラミドフィラメントヤーンである。なお、直径の小さい公知の金属ワイヤブリスル又はセラミックワイヤブリスルを製造するとブリスルは使用中に簡単に破損してしまう。機械10が回転機械12で、回転機械12が水素冷却式発電機の場合、小径ブリスルを有していると、ブリスル植設密度が高くなり、流体の漏れを減らす代わりにブラシシール16から液体油を逃してしまうような大径ブリスルの毛管作用を低減する。なお、当業者には自明であろうが、気体乱流効果によって流体の漏れが妨げられるので気相流体については毛管作用はない。その他の利点には、本発明のブリスルは非導電体であり、従来の金属ワイヤブラシシールで発電機のロータとステータの間での不都合な放電を防ぐべくステータからブラシシールを絶縁するのに必要とされていた電気絶縁を必要としないことが挙げられる。本発明のブラシシールは従来の金属ワイヤブラシシールのコストの略3分の1を削減できる。
【0019】
本発明者は、流体が油だけの発電機の状態を模擬した試験装置で実験を行った。前板とブリスルの自由端との距離は略0.300インチ、背板とブリスルの自由端との距離は略0.030インチ、前板と背板との距離は略0.110インチであった。静的試験の結果は、ケブラー(KEVLAR;デュポン社の商標)アラミドヤーンブリスルを有する本発明のブラシシールが従来の高度植設金属ブリスルブラシシールに比べ漏れが50%以上減ることを示していた。予備的な動的(すなわち回転)試験の結果は、本発明のブラシシールの漏れは従来のブラシシールの漏れの2倍であることを示していたが、これはこのブラシシールは適当なブリスル剛性のない状態で製造されたもので、かかるブリスルは流体上昇(hydrodynamic lift-off)を受けるからである。工学的解析によれば、流体上昇は液体(油など)における問題であり、気体(空気など)では問題にならず、流体上昇がなければ動的シール挙動は静的シール挙動に近づくはずである。そこで、剛性を高めた本発明のブラシシールのオイル漏れは従来のブラシシールの漏れの半分に過ぎないと予測される。本発明者は、前板とブリスルの自由端との距離の減少によって及び/又は前板と背板との距離を増加してブリスルの数を増やすことでブラシシールの厚さを増すことによってブリスルの剛性を高めた後、油でのブラシシールの動的試験を再度実施する計画である。本発明者は、工学的解析から従来のブラシシールに比べ静的及び動的漏れの減少が予測される空気でのブラシシールの静的及び動的試験を実施する計画である。
【0020】
本発明の実施形態の幾つかの表現についての以上の説明は例示を目的としたものである。それらは網羅的なものではなく、開示した形態のみに本発明を限定するものでもなく、上記の教示内容に照らして数多くの変更及び改変が可能である。本発明の技術的範囲は請求項の記載によって定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つのブラシシールを含む水素冷却発電機の一部の概略断面側面図である。
【図2】 図1の2つのブラシシールの一方のブラシシールセグメントの概略正面図である。
【図3】 図2のブラシシールセグメントの線3−3に沿って視た図である。
【符号の説明】
10 機械
12 回転機械
14,16 ブラシシール
18 ブリスルホルダ
20 フィラメントヤーンブリスル
22 フィラメント
24,26,28,30 ヤーン
32 ブリスルの第一端
34 ブリスルの第二端
36 機械の第一部品
38 機械の第二部品
40 流体
42 間隙
44 ステータ
46 ロータ
48 液体油
50 気体水素
56 前板
60 背板

Claims (7)

  1. 機械(10)内の圧力降下域での流体の漏れを減らすブラシシール(14,16)であって、
    a)上記機械に取付可能なブリスルホルダ(18)、及び
    b)複数のヤーン(24,26,28,30)
    を備え、
    前記ヤーンのそれぞれは複数のフィラメント(22)から本質的になり、
    各フィラメントが1本のブリスル(20)を画成し、
    該ブリスルのぞれぞれはアラミドフィラメントのみからなり且つ前記ブリスルホルダに固定され、
    前記ブリスルは0.00254cm(0.001インチ)未満の直径を有し、
    前記ブリスルは39370フィラメント/cm(100000フィラメント毎インチ)を上回る植設密度を有する
    ブラシシール。
  2. 前記ブリスルの各々が第一端(32)と第二端(34)を有していて、各ブリスルが第一端の近傍でブリスルホルダに固定され、第二端が自由端である、請求項1記載のブラシシール。
  3. a)第一部品(36)、
    b)第一部品から離隔して該第一部品との間に間隙(42)を画成する第二部品(38)、c)上記間隙と連通する流体であって、間隙の概ね横断方向に圧力が降下し、圧力降下が当該機械の作動時に生じる流体、及び
    d)機械(10)内の圧力降下域での流体の漏れを減らすブラシシール(14,16)
    を含んでなり、
    前記ブラシシールは、
    a)上記機械に取付可能なブリスルホルダ(18)、及び
    b)複数のヤーン(24,26,28,30)
    を備え、
    前記ヤーンのそれぞれは複数のフィラメント(22)から本質的になり、
    各フィラメントが1本のブリスル(20)を画成し、
    該ブリスルのぞれぞれはアラミドフィラメントのみからなり且つ前記ブリスルホルダに固定され、
    前記ブリスルは0.00254cm(0.001インチ)未満の直径を有し、
    前記ブリスルは39370フィラメント/cm(100000フィラメント毎インチ)を上回る植設密度を有する
    ことを特徴とする機械。
  4. 前記ブリスルの各々が第一端(32)と第二端(34)を有していて、各ブリスルが第一端の近傍でブリスルホルダに固定され、第二端が自由端である、請求項3記載の機械。
  5. 前記第二端が概ね第二部品に向かって延びている、請求項4記載の機械。
  6. 前記機械は回転機械であり、
    前記第一部品はステータであり、
    前記第二部品はロータであり、
    前記ロータはステータと概ね同軸に整列しているとともにステータから半径方向に離隔してステータとの間に間隙を画成する
    請求項3又は4記載の回転機械。
  7. 前記ブラシシールは、前記回転機械の作動時に前記間隙を横切って生じる圧力降下域において該間隙での前記流体の漏れを減少させる、請求項6に係るに記載の回転機械。
JP2000218143A 1999-07-22 2000-07-19 ブラシシール並びにブラシシールを有する機械 Expired - Lifetime JP5150021B2 (ja)

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US14504999P 1999-07-22 1999-07-22
US09/505805 1999-07-22
US60/145049 1999-07-22
US09/505,805 US6406027B1 (en) 1999-07-22 2000-02-17 Brush seal and machine having a brush seal

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