JP5149658B2 - 運転評価装置 - Google Patents

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本発明は、一時停止箇所において運転者の運転行動を評価する運転評価装置に関するものである。
従来の運転評価装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、交差点に信号機が無い場合に、NAVI情報と車速信号とに基づいて交差点の手前で一旦停車したかどうかを判定し、一旦停車しなかったときは、運転者に安全確認を促す警報を発生させるようにしたものが知られている。
特開2000−142282号公報
しかしながら、上記従来技術においては、交差点の手前で一旦停車した場合であっても、その運転行動が運転者の安全意識に基づいて行ったものなのか、或いは他の要因で強制的に一時停止になってしまったのかを区別できないため、運転者の運転行動を精度良く評価することはできない。
本発明の目的は、運転者の運転行動の評価を精度良く行うことができる運転評価装置を提供することである。
本発明の運転評価装置は、自車両が走行する走行路の一時停止箇所において自車両の運転者の運転行動を評価する運転行動評価手段と、一時停止箇所における他車両の存在状態を検出する他車両検出手段とを備え、運転行動評価手段は、一時停止箇所における他車両の存在状態に基づいて、運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とするものである。
例えば自車両の運転者が一時停止箇所で停止するという運転行動をとる場合には、運転者の持っている安全意識とは別に、一時停止箇所に存在する他車両の影響によって一時停止を行うことがある。そこで本発明では、一時停止箇所において自車両の運転者の運転行動を一旦評価した後に、一時停止箇所における他車両の存在状態に基づいて運転者の運転行動の評価内容を変更することにより、他車両の存在状態が自車両の運転者の運転行動の評価に反映されることとなる。これにより、自車両の運転者のとった運転行動が運転者自身の安全意識によるものであるか否かを精度良く評価することができる。
ここで、他車両は、自車両が走行する走行路を交差する交差道路を走行する交差車両を含み、運転行動評価手段は、一時停止箇所に交差車両が存在しない場合には交差車両が存在する場合に比べて評価が高くなるように、運転者の運転行動の評価内容を変更する。
例えば日頃は一時停止箇所で正しく停止しない運転者であっても、一時停止箇所に交差車両が存在する場合には、運転者の持っている安全意識に関係なく、一時停止箇所で停止する傾向にある。従って、一時停止箇所に交差車両が存在しない場合には、交差車両が存在する場合に比べて運転行動(停止行動)をとった時の評価を高く設定することにより、運転者の運転行動の評価を確実に精度良く行うことができる。
また、好ましくは、他車両は、自車両が走行する走行路を自車両に先行して走行する先行車両であり、運転行動評価手段は、一時停止箇所における先行車両の存在状態及び運転行動に基づいて、運転者の運転行動の評価内容を変更する。
例えば日頃は一時停止箇所で正しく停止しない運転者であっても、一時停止箇所で停止した先行車両が存在する場合には、運転者の持っている安全意識に関係なく、先行車両につられて一時停止箇所で停止することがある。従って、一時停止箇所における先行車両の存在状態及び運転行動に基づいて、運転者の運転行動の評価内容を変更するのが好適である。
このとき、他車両検出手段は、一時停止箇所における先行車両の車速が所定値以下になったかどうかを検出する手段を有し、運転行動評価手段は、一時停止箇所に先行車両が存在しない場合には一時停止箇所における先行車両の車速が所定値以下になった場合に比べて評価が高くなると共に、一時停止箇所における先行車両の車速が所定値以下にならなかった場合には一時停止箇所に先行車両が存在しない場合に比べて評価が高くなるように、運転者の運転行動の評価内容を変更することが好ましい。
例えば先行車両が一時停止箇所で停止せずに通過した場合に、運転者の持っている安全意識が低ければ、その先行車両につられて一時停止箇所で停止しないことがあり、運転者の持っている安全意識が高ければ、先行車両の運転行動に係わらず一時停止箇所で停止する。従って、一時停止箇所に先行車両が存在しない場合には、一時停止箇所における先行車両の車速が所定値以下になった場合に比べて運転行動(停止行動)をとった時の評価を高く設定し、一時停止箇所における先行車両の車速が所定値以下にならなかった場合には、一時停止箇所に先行車両が存在しない場合に比べて運転行動(停止行動)をとった時の評価を高く設定することにより、運転者の運転行動の評価を確実に精度良く行うことができる。
また、本発明の運転評価装置は、自車両の操舵方向を検出する操舵検出手段を備え、運転行動評価手段は、一時停止箇所における自車両の操舵方向に基づいて、運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とするものである。
例えば自車両の運転者が一時停止箇所で停止するという運転行動をとる場合には、運転者の持っている安全意識とは別に、自車両の進行方向によって一時停止行動の傾向が異なることがある。そこで本発明では、一時停止箇所において自車両の運転者の運転行動を一旦評価した後に、一時停止箇所における自車両の操舵方向に基づいて運転者の運転行動の評価内容を変更することにより、一時停止箇所における自車両の操舵方向(進行方向)が運転者の運転行動の評価に反映されることとなる。これにより、自車両の運転者のとった運転行動が運転者自身の安全意識によるものであるか否かを精度良く評価することができる。
好ましくは、運転行動評価手段は、自車両の操舵方向が直進方向である場合には自車両の操舵方向が直進方向でない場合に比べて評価が高くなるように、運転者の運転行動の評価内容を変更する。
例えば車両の右左折時には車両の車速を落とす必要があるため、一時停止箇所で右左折する際には停止するが、一時停止箇所で直進する際には正しく停止しないことがある。従って、自車両の操舵方向が直進方向である場合には、自車両の操舵方向が直進方向でない場合に比べて運転行動(停止行動)をとった時の評価を高く設定することにより、運転者の運転行動の評価を確実に精度良く行うことができる。
本発明によれば、運転者の運転行動の評価を精度良く行うことができる。これにより、運転者に対して的確な報知や運転支援を行うことが可能となる。
以下、本発明に係わる運転評価装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる運転評価装置の一実施形態を示す概略構成図である。同図において、本実施形態の運転評価装置1は、一時停止交差点において自車両の運転者の運転行動を評価する装置である。
運転評価装置1は、顔画像認識センサ2と、前方レーダセンサ3と、標識画像認識センサ4と、一時停止線画像認識センサ5と、交通環境情報取得用通信機6と、カーナビゲーション7と、舵角センサ8と、車速センサ9と、ECU(Electronic Control Unit)10と、ディスプレイ11と、スピーカー12とを備えている。
顔画像認識センサ2は、運転者の顔を撮像して顔画像を取得し、その画像データを画像処理することで運転者の顔向き及び視線を認識する。
前方レーダセンサ3は、例えばミリ波レーダを用いて、一時停止交差点に交差車両及び先行車両が存在するかどうかを検出する。交差車両は、自車両が走行している走行路を交差する交差道路を走行する車両である。先行車両は、自車両が走行している走行路を自車両に先行して走行する車両である。
標識画像認識センサ4は、車両前方を撮像して前方画像を取得し、その画像データを画像処理することで「とまれ」等の標識を認識する。一時停止線画像認識センサ5は、車両前方を撮像して前方画像を取得し、その画像データを画像処理することで一時停止線を認識する。
交通環境情報取得用通信機6は、例えば路車間通信用の通信機であり、一時停止交差点の形状や道路幅、一時停止交差点の状況等の交通環境情報を取得する。
カーナビゲーション7は、地図情報を内蔵しており、GPS(全地球測位システム)を利用して自車両の現在位置情報を取得し、目的地への走行経路を自車両の現在位置と共に案内表示する機器である。このカーナビゲーション7によって、一時停止交差点の形状や道路幅、一時停止交差点の状況及び自車両の進行方向等の情報を取得することができる。
舵角センサ8は、自車両のステアリングの操舵角を検出するセンサであり、車速センサ9は、自車両の車速を検出するセンサである。
ECU10は、顔画像認識センサ2、前方レーダセンサ3、標識画像認識センサ4、一時停止線画像認識センサ5、交通環境情報取得用通信機6、カーナビゲーション7及び舵角センサ8及び車速センサ9の出力に基づいて、一時停止交差点における運転者の運転行動(一時停止行動)を診断し、その診断結果をディスプレイ11やスピーカー12により運転者に対して報知する。なお、ECU10は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品としている。
図2は、ECU10により実行される運転者の運転行動評価の処理手順を示すフローチャートである。
同図において、まず標識画像認識センサ4、一時停止線画像認識センサ5、交通環境情報取得用通信機6及びカーナビゲーション7の何れかの出力情報に基づいて、自車両が一時停止交差点を通過するかどうかを判断する(手順S51)。
自車両が一時停止交差点を通過すると判断されたときは、運転者の一時停止行動を初期診断する(手順S52)。具体的には、車速センサ9の検出値に基づいて、運転者が正しい一時停止行動を行ったかどうかを判定する。このとき、更に顔画像認識センサ2の出力データ(顔向き・視線認識データ)に基づいて、運転者が正しい左右安全確認行動を行ったかどうかを判定するのが望ましい。
その後、自車両が一時停止交差点を通過し終えるまで、前方レーダセンサ3により一時停止交差点に交差車両及び先行車両が存在するかどうかを検出すると共に、カーナビゲーション7により自車両の進行方向の情報を取得し、これらを時系列のデータとしてメモリに記録しておく。なお、一時停止交差点における交差車両及び先行車両の有無については、場合によっては交通環境情報取得用通信機6により取得することもできる。また、自車両の進行方向情報の取得については、舵角センサ8により自車両の操舵方向を検出することで行っても良い。
続いて、メモリに記録された前方レーダセンサ3の検出値等に基づいて、自車両が一時停止交差点を通過するときに一時停止交差点に交差車両が存在しているかどうかを判定する(手順S53)。
ここで、一時停止交差点における交差車両及び後述する先行車両の有無を判定するための区間(判定区間)は、例えば以下のように定められる。
まず、図3に示すように、カーナビゲーション7または交通環境情報取得用通信機6から取得された交差点の形状や道路幅の情報に基づいて、コンフリクトポイントCPの位置を算出する。コンフリクトポイントCPは、自車両Pの軌道ベクトルと交差点の右方から来ると想定される交差車両の仮想軌道ベクトルとが交わる点である。
通常のドライバーは、6秒前の出来事くらいなら覚えていると考えられる。そこで、自車両Pが走行している道路の制限速度がNkm/hであれば、N×1000/3600×6(s)の距離を算出し、コンフリクトポイントCPから当該距離だけ手前の区間までを判定区間Aとする。例えば自車両Pが走行している道路の制限速度が40km/hである場合には、40×1000/3600×6(s)=66mとなるため、コンフリクトポイントCPから66m手前までの区間が判定区間Aとなる。
このようにして得られた判定区間A内に自車両Pが一部でも含まれたときに、一時停止交差点のコンフリクトポイントCPを通過した交差車両が存在したかどうかによって、一時停止交差点に交差車両があるかどうかを判定する。
続いて、メモリに記録された前方レーダセンサ3の検出値等に基づいて、自車両が一時停止交差点を通過するときに一時停止交差点に先行車両が存在しているかどうかを判定すると共に、一時停止交差点での先行車両の一時停止行動を判定する(手順S54)。
このとき、上記の判定区間A内(図3参照)に自車両Pが一部でも含まれたときに、先行車両が一部でも判定区間A内に含まれている場合には、一時停止交差点に先行車両があると判定される。また、この時に判定区間A内に存在する先行車両が一度でもZkm/h(例えば5km/h)以下となれば、先行車両が一時停止交差点で停止したと判定される。
続いて、メモリに記録されたカーナビゲーション7の出力情報等に基づいて、自車両の操舵方向つまり自車両の進行方向(直進、右折、左折)を判定する(手順S55)。
上記の手順S53〜S55は、メモリに記録された時系列データを用いることにより時間を遡っての処理となる。なお、手順S53〜S55の実行順序は、特に図2に示すものには限られず、例えば並行して処理しても良い。
続いて、手順S53〜S55で得られた各判定結果に基づいて、手順S52で得られた運転者の一時停止行動の診断内容を補正する(手順S56)。
一時停止交差点における運転者の運転行動の良し悪しを診断する際には、図4に示すような3要素(交差車両、先行車両、自車両の進行方向)が運転者の持っている安全意識を計る上でのノイズ成分となる。従って、その3要素を用いて、一時停止交差点において自車両が一時停止した時の診断内容をフィルタリング補正する。以下に、診断内容の補正の考え方を述べる。
即ち、日頃は一時停止交差点で正しく停まらない運転者であっても、一時停止交差点に交差車両が存在していれば、停まる傾向にある。従って、一時停止交差点に交差車両が存在する場合に自車両が停止した時の評価を、一時停止交差点に交差車両が存在しない場合に自車両が停止した時の評価よりも低くする。これにより、一時停止交差点に交差車両が存在しないにも係わらず、一時停止交差点で一時停止した場合には、運転者の安全意識が高いという評価となる。
また、日頃は一時停止交差点で正しく停まらない運転者であっても、先行車両が一時停止交差点で停まると、それにつられて停まることがある。従って、一時停止交差点で先行車両が止まった場合に自車両が停止した時の評価を、一時停止交差点に先行車両が存在しない場合に自車両が停止した時の評価よりも低くする。これにより、一時停止交差点に先行車両が存在しないにも係わらず、一時停止交差点で一時停止した場合には、運転者の安全意識が高いという評価となる。
また、先行車両が一時停止交差点で止まらずに素通りすると、それにつられて一時不停止で一時停止交差点を通過する傾向がある。従って、先行車両が一時停止交差点を素通りした場合に自車両が停止した時の評価を、一時停止交差点に先行車両が存在しない場合に自車両が停止した時の評価よりも高くする。これにより、先行車両が一時停止交差点を素通りしたにも係わらず、一時停止交差点で一時停止した場合には、運転者の安全意識が非常に高いという評価となる。
さらに、自車両の進行方向(直進、右折、左折)によって一時停止の傾向が異なる。具体的には、自車両が右折する際には、減速しないと回ることができず、自車両が左折する際には、更に減速しないと回ることができないが、自車両が直進する際には、減速しなくても走行可能である。つまり、運転者にとっては、自車両の直進時には最も止まりにくく、自車両の左折時には最も止まりやすいことになる。従って、自車両が一時停止交差点を左折する場合に停止した時の評価よりも、自車両が一時停止交差点を右折する場合に停止した時の評価を高くし、自車両が一時停止交差点を直進する場合に停止した時の評価を更に高くする。これにより、自車両が一時停止交差点を直進するにも係わらず、一時停止交差点で一時停止した場合には、運転者の安全意識が高いという評価となる。
なお、図4に示す表中において、二重丸印は、図2に示す手順S52で得られた評価をより高い評価に補正するものであり、丸印は、同手順S52で得られた評価を殆どそのままとするものであり、三角印は、同手順S52で得られた評価をより低い評価に補正するものである。ただし、表中の数値は、あくまで一例にすぎない。
例えば運転者が一時停止交差点の一時停止線で停止したときに、図2に示す手順S52で与えられた評価得点をα点とする。次いで、その時の場面が「先行車両が有り」且つ「先行車両が停止」という状況であった場合には、図4に示す表から、α点×補正度合=0.7α点のように評価得点を補正する。
続いて、手順S56で補正された診断結果をディスプレイ11により画面表示して運転者に報知したり、或いは診断結果をスピーカー12により音声で運転者に報知する(手順S57)。
以上において、ECU10の手順S52,S56は、自車両が走行する走行路の一時停止箇所において自車両の運転者の運転行動を評価する運転行動評価手段を構成する。前方レーダセンサ3、交通環境情報取得用通信機6,車速センサ9及びECU10の手順S53,S54は、一時停止箇所における他車両の存在状態を検出する他車両検出手段を構成する。カーナビゲーション7、舵角センサ8及びECU10の手順S55は、自車両の操舵方向を検出する操舵検出手段を構成する。
以上のように本実施形態においては、自車両が一時停止交差点で一時停止した時の運転者の運転行動を評価した後、一時停止交差点における交差車両の有無、一時停止交差点における先行車両の有無及び停止行動、一時停止交差点におけるステアリングの操舵方向に基づいて、運転者の運転行動の評価内容を補正する。従って、自車両が一時停止交差点で一時停止したときに、自車両の運転者自身の意思で安全意識をもって停止したものであるのか、或いは交差車両の存在、先行車両の存在及び停止行動、自車両の進行方向といった要因により必然的に停止したものであるのかを区別することができる。これにより、運転者のとった一時停止行動を高精度に評価することができる。その結果、運転者に対して的確な報知を行う等といった運転支援を行うことで、例えば一時停止交差点での出会い頭事故の回避につなげることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、一時停止交差点における交差車両及び先行車両の有無に応じて、自車両が一時停止交差点で停止した時の評価(補正度合)を変更するようにしたが、特にこの手法には限られない。例えば、一時停止交差点に交差車両及び先行車両が存在する場合には、運転者自身の持っている安全意識と関係なく停止することがあるため、評価対象から外しても良い。
また、上記実施形態は、一時停止交差点における運転者の運転行動を評価するものであるが、本発明の運転評価装置は、一時停止交差点以外の一時停止箇所(例えば踏切等)における運転者の運転行動の評価についても適用可能である。
本発明に係わる運転評価装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図1に示したECUにより実行される運転者の運転行動評価の処理手順を示すフローチャートである。 一時停止交差点における交差車両及び先行車両の有無を判定するための判定区間を示す概念図である。 運転者の一時停止行動の診断内容を補正するための要素及び補正度合の一例を示す表である。
符号の説明
1…運転評価装置、3…前方レーダセンサ(他車両検出手段)、6…交通環境情報取得用通信機(他車両検出手段)、7…カーナビゲーション(操舵検出手段)、8…舵角センサ(操舵検出手段)、9…車速センサ(他車両検出手段)、10…ECU(運転行動評価手段、他車両検出手段、操舵検出手段)、P…自車両。


Claims (4)

  1. 自車両が走行する走行路の一時停止箇所において前記自車両の運転者の運転行動を評価する運転行動評価手段と、
    前記一時停止箇所における他車両の存在状態を検出する他車両検出手段と
    前記自車両の操舵方向を検出する操舵検出手段と、を備え、
    前記他車両は、前記自車両が走行する走行路を交差する交差道路を走行する交差車両を含み、
    前記運転行動評価手段は、前記一時停止箇所における他車両の存在状態に基づいて、前記一時停止箇所に前記交差車両が存在しない場合には前記交差車両が存在する場合に比べて評価が高くなるように前記運転者の運転行動の評価内容を変更するとともに、前記一時停止箇所における前記自車両の操舵方向に基づいて、前記運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とする運転評価装置。
  2. 前記他車両は、前記自車両が走行する走行路を前記自車両に先行して走行する先行車両を含み
    前記運転行動評価手段は、前記一時停止箇所における前記先行車両の存在状態及び運転行動に基づいて、前記運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とする請求項1記載の運転評価装置。
  3. 前記他車両検出手段は、前記一時停止箇所における前記先行車両の車速が所定値以下になったかどうかを検出する手段を有し、
    前記運転行動評価手段は、前記一時停止箇所に前記先行車両が存在しない場合には前記一時停止箇所における前記先行車両の車速が所定値以下になった場合に比べて評価が高くなると共に、前記一時停止箇所における前記先行車両の車速が所定値以下にならなかった場合には前記一時停止箇所に前記先行車両が存在しない場合に比べて評価が高くなるように、前記運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とする請求項2記載の運転評価装置。
  4. 前記運転行動評価手段は、前記自車両の操舵方向が直進方向である場合には前記自車両の操舵方向が直進方向でない場合に比べて評価が高くなるように、前記運転者の運転行動の評価内容を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の運転評価装置。
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