JP5149075B2 - 携帯機 - Google Patents
携帯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5149075B2 JP5149075B2 JP2008134334A JP2008134334A JP5149075B2 JP 5149075 B2 JP5149075 B2 JP 5149075B2 JP 2008134334 A JP2008134334 A JP 2008134334A JP 2008134334 A JP2008134334 A JP 2008134334A JP 5149075 B2 JP5149075 B2 JP 5149075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- portable device
- main body
- decorative panel
- claw
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線通信を通じて特定の制御対象を遠隔制御する際に操作される部分を兼ねる化粧パネルの本来意図しない方向への変位を抑制することができる携帯機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、無線信号を送信することによって制御対象を制御する携帯機において、当該携帯機の本体の外面に設けられて当該携帯機の意匠面を構成するとともに、前記本体の外面に固定される固定端としての部分と同本体の外面に固定されない自由端としての部分とを有する化粧パネルを備え、前記制御対象を制御する際に前記化粧パネルの自由端としての部分が押圧操作された場合には、同自由端としての部分が前記本体側へ撓むことを利用して前記本体の内部に設けられる接点を閉動作させることにより前記無線信号が送信されるように構成し、前記化粧パネルの自由端としての部分には、前記本体の内部に挿入され、同本体の内面に設けられた係合部と係合する爪部を備える延出部が形成され、前記化粧パネルの延出部は、前記係合部が設けられた前記本体の内面と、同本体の内部において前記係合部に対向して設けられる保持部材との間に挿入された状態に保持されるとともに、前記爪部と前記係合部との係合が解除される方向へ変位しようとした際には、同延出部の前記爪部と反対側の部位が前記保持部材に当接することにより、同延出部の前記爪部と前記係合部との係合が解除される方向への変位が規制されることをその要旨としている。
また、携帯機の本体の内部において係合部に対向して保持部材が設けられ、化粧パネルの延出部が、係合部が設けられた本体の内面と保持部材との間に挿入された状態で保持される。そして、例えば化粧パネルの先端が引っ掛かって、爪部と係合部との係合が解除される方向へ変位しようとした際には、延出部の爪部と反対側の部位が保持部材に当接することにより、爪部と係合部との係合が解除される方向への変位が規制される。よって、化粧パネルの先端部が意図しない方向へ変位することをさらに抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記本体は、前記係合部
が形成された上部筐体と、前記保持部材が形成された下部筐体とを備え、前記化粧パネルが前記上部筐体の内部に挿入された後に、前記下部筐体の内部に設けられる前記保持部材が前記延出部の前記爪部が設けられる側と反対側に近接して組み付けられることをその要旨としている。
同構成によれば、係合部が設けられる上部筐体の内面から延出部が離間することを抑制し、押圧操作による変位範囲を制限することができる。すなわち、化粧パネルを本体に組み付ける際には挿入し易く、取り付けた後には抜け難くなっており、化粧パネルの先端部が引っ掛かったとしても、化粧パネルの先端部が意図しない方向へ変位することをさらに抑制できる。
図1に示されるように、リモートエンジンスタートシステム1は、車両7の使用者(運転者)によって所持され、車両7と無線通信を行う携帯機2と、車両7を制御する車載制御装置71とを備えている。リモートエンジンスタートシステム1は、携帯機2が使用者によって操作されると、携帯機2からエンジンを始動する旨の始動信号Ss又はエンジンを停止する旨の停止信号Spが送信され、車両7がこれらの信号を受信することによって、車載制御装置71が制御対象としての車両7のエンジンの始動や、エンジンの停止を行うものである。
まず携帯機2の電気的な構成を説明する。すなわち、図1に示されるように、携帯機2は、CPU、ROM、RAM等が単一のICチップとして集積回路化されたマイクロコンピュータ21と、このマイクロコンピュータ21に電気的に接続され、UHF帯の無線信号を送信するとともに、UHF帯の無線信号を受信する送受信部22を備えている。
次に、車両7の電気的な構成を説明する。すなわち、図1に示されるように、車両7は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された車載制御装置71と、この車載制御装置71に電気的に接続され、UHF帯の無線信号を送受信する車載送受信部72とを備えている。車載制御装置71には、例えばEEPROM等からなる不揮発性のメモリ71aが設けられ、このメモリ71aには携帯機2に記憶されたIDコードに対応するIDコードが記憶されている。車載制御装置71は携帯機2から送信される無線信号に基づき車両制御を実行する際には、メモリ71aに記憶されたIDコードと携帯機2からの無線信号に含まれるIDコードとの照合結果に基づき携帯機2の正当性を認証する。
ここで、車両7のエンジンを始動させる際には、携帯機2のスタートスイッチ24が使用者により操作される。このスタートスイッチ24の操作を通じてスタートスイッチ検出部38がオン動作し、これによりエンジンの始動を要求する旨の始動信号Ssが携帯機2から車両7に送信される。車両7の車載制御装置71は、車載送受信部72を介して携帯機2からの始動信号Ssを受信すると、当該信号の受信状況あるいは車両7の制御状況に応じた情報を含む無線信号を携帯機2に送信する。
図2及び図4に示されるように、スイッチパネル60のスタートスイッチ部60a、ストップスイッチ部60bの先端部の内面には、上部筐体40の内部へ延出する延出部62,63が形成されている。そして、これら延出部62,63には、同延出部62,63の面に対して垂直方向かつ外側(図中手前側)へ突出するように爪部64,65がそれぞれ形成されている。これら延出部62,63の先端部は、スイッチパネル60の内面においてその先端、すなわち平面外形の輪郭線よりも内側へ偏倚した位置に形成されている。これは、延出部62,63と上部筐体40の内面との離間距離を大きくすることによって爪部64,65を大きくすること、正確には、延出部62,63の外面からの突出高さを大きくすることができるからである。
図2に示されるように、LEDレンズ50の直方体状部52の円環状部51と反対側の先端には、上部筐体40に取り付けられる外側へ開口した鉤状部53が形成されている。
(1)携帯機2の意匠面を構成するスイッチパネル60の一部分が車両7のエンジンを制御する際に操作されるボタンとして機能するため、意匠性に優れた携帯機2を提供することができる。そして、スイッチパネル60の自由端側に爪部64,65を備えた延出部62,63が形成される。このため、スイッチパネル60の先端部が引っ掛かったとしても、爪部64,65が携帯機2の筐体30の係合部45,46に係合することによりスイッチパネル60の先端部が意図しない方向、すなわち筐体30に対して離間する方向へ変位することを抑制できる。
・上記実施形態では、係合部45,46及び爪部65,66とは別に第2係合部47及び第2爪部66を設けるようにしたが、係合部45,46と爪部65,66との係合によってスイッチパネル60の先端部が意図しない方向へ変位することを抑制できるのであれば、第2係合部47及び第2爪部66を省略してもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
Claims (4)
- 無線信号を送信することによって制御対象を制御する携帯機において、
当該携帯機の本体の外面に設けられて当該携帯機の意匠面を構成するとともに、前記本体の外面に固定される固定端としての部分と同本体の外面に固定されない自由端としての部分とを有する化粧パネルを備え、
前記制御対象を制御する際に前記化粧パネルの自由端としての部分が押圧操作された場合には、同自由端としての部分が前記本体側へ撓むことを利用して前記本体の内部に設けられる接点を閉動作させることにより前記無線信号が送信されるように構成し、
前記化粧パネルの自由端としての部分には、前記本体の内部に挿入され、同本体の内面に設けられた係合部と係合する爪部を備える延出部が形成され、
前記化粧パネルの延出部は、前記係合部が設けられた前記本体の内面と、同本体の内部において前記係合部に対向して設けられる保持部材との間に挿入された状態に保持されるとともに、前記爪部と前記係合部との係合が解除される方向へ変位しようとした際には、同延出部の前記爪部と反対側の部位が前記保持部材に当接することにより、同延出部の前記爪部と前記係合部との係合が解除される方向への変位が規制される
ことを特徴とする携帯機。 - 請求項1に記載の携帯機において、
前記本体は、前記係合部が形成された上部筐体と、前記保持部材が形成された下部筐体とを備え、
前記化粧パネルが前記上部筐体の内部に挿入された後に、前記下部筐体の内部に設けられる前記保持部材が前記延出部の前記爪部が設けられる側と反対側に近接して組み付けられる
ことを特徴とする携帯機。 - 請求項1又は2に記載の携帯機において、
前記係合部は、前記化粧パネルの延出部に対向する前記本体の内面に形成された突部であり、
前記延出部は、前記化粧パネルの平面外形の輪郭線よりも内側へ偏倚して設けられてなる
ことを特徴とする携帯機。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯機において、
前記係合部が設けられる前記本体の内面と前記本体の異なる内面に設けられる第2係合部を備えるとともに、
前記第2係合部に係合するように前記爪部と異なる方向へ突出して形成される第2爪部を備える
ことを特徴とする携帯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134334A JP5149075B2 (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 携帯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008134334A JP5149075B2 (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 携帯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009281056A JP2009281056A (ja) | 2009-12-03 |
JP5149075B2 true JP5149075B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=41451788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008134334A Active JP5149075B2 (ja) | 2008-05-22 | 2008-05-22 | 携帯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5149075B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05219164A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 電気機器およびインターホン |
JP4629412B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-02-09 | Idec株式会社 | 押ボタンスイッチ装置 |
JP2006226025A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Honda Motor Co Ltd | 携帯用電子キー |
-
2008
- 2008-05-22 JP JP2008134334A patent/JP5149075B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009281056A (ja) | 2009-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6425002B2 (ja) | 携帯型無線キー | |
CN100547923C (zh) | 电子装置 | |
US9543089B2 (en) | Switch device | |
KR200457863Y1 (ko) | 자동차용 엔진 스타트/스톱 스위치 | |
WO2014017324A1 (ja) | スイッチ装置 | |
US9129458B2 (en) | Mobile device | |
US20060023442A1 (en) | Key fob for an automobile | |
JP6176733B2 (ja) | エンジンスタートスイッチ | |
CN105683464A (zh) | 便携式无线钥匙 | |
JP6017348B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP2013019224A (ja) | 携帯機 | |
US7091899B2 (en) | Remote control transmitter | |
JP5001219B2 (ja) | 携帯機 | |
JP5149075B2 (ja) | 携帯機 | |
JP5454930B2 (ja) | 車両用携帯機 | |
JP5866425B2 (ja) | 無線機能付きスイッチ装置 | |
KR20170004081U (ko) | 자동차 스마트키 밴드 장치 | |
US10794564B2 (en) | Back door handle device | |
CN210607045U (zh) | 一种车内照明灯的按键开关防漏光结构 | |
KR20150002590U (ko) | 자동차용 엔진 스타트/스톱 스위치의 버튼부 및 이를 포함하는 자동차용 엔진 스타트/스톱 스위치 | |
JP7240988B2 (ja) | 電子キー | |
KR102544570B1 (ko) | 차량용의 휴대형 전자 통신 기기 | |
JP4812635B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP2009126334A (ja) | 車載用室内照明装置 | |
JP6195244B2 (ja) | スイッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120516 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5149075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207 Year of fee payment: 3 |