JP5148406B2 - 車両運転支援装置 - Google Patents

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本発明は、車両の運転を支援する装置に関する。
車両の走行可能領域内に設定された目標経路にしたがってこの車両を自動走行させるように車両の走行速度および操舵角度を制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。この先行技術によれば、車両の安定走行のため、目標経路の曲率に応じて定まる許容横加重または許容ヨーレートを超えないように許容速度が算定され、車両の速度がこの許容速度以下に制御される。
特許第2844243号公報
しかし、車両の走行速度および操舵角度が運転者による運転操作に応じて調節されている場合、この運転操作状態が考慮されずに走行速度および操舵角度が制御されると、運転者に違和感を覚えさせ、あるいは、車両の走行状態が不安定になる可能性がある。
そこで、本発明は、運転者による車両の運転操作状態との協調を図りながら、車両の安定走行のために車両の運転を適当に支援することができる装置を提供することを解決課題とする。
第1発明の車両運転支援装置は、車両に搭載されている撮像装置により撮像された前方画像に基づいて前記車両の目標位置の時系列的な変化態様を表わす目標位置軌道を設定する目標位置軌道設定手段と、前記車両の位置の時系列的な変化態様を表わす位置軌道を定める走行状態を認識する走行状態検知手段と、過去の第1期間にわたって操舵トルクを測定し、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合を検知する運転操作度合検知手段と、前記走行状態検知手段により検知された前記車両の走行状態に基づき、前記車両が前記目標位置軌道設定手段により設定された前記目標位置軌道にしたがって走行するように前記車両に搭載されている操舵装置および制動装置のうち一方または両方の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記車両制御装置が、前記運転操作度合検知手段により検知された運転操作度合が第1閾値以下である場合、前記制動装置の動作を制御した上で必要に応じて補足的に前記操舵装置の動作を制御する一方、前記運転操作度合検知手段により検知された運転操作度合が第1閾値を超えている場合、前記操舵装置の動作を制御した上で必要に応じて補足的に前記制動装置の動作を制御することを特徴とする。
第1発明の車両運転支援装置によれば、過去第1期間にわたって操舵トルクを測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合が第1閾値以下である場合、制動装置の動作が優先的に補正された上で必要に応じて操舵装置の動作が補足的に補正される。これにより、運転者の運転操作意思が比較的弱いにもかかわらず、車両の進行方向が優先的に修正されてしまうことによって運転者に違和感を覚えさせる可能性が低減されうる。その一方、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合が第1閾値を超えている場合、操舵装置の動作が優先的に補正された上で、必要に応じて制動装置の動作が補足的に補正される。これにより、運転者の運転操作意思が比較的強いにもかかわらず、車両の速度が優先的に低下されてしまうことによって運転者に違和感を覚えさせる可能性が低減されうる。したがって、運転者による車両の運転操作状態との協調を図りながら、車両の安定走行のために車両の運転を適当に支援することができる。
第2発明の車両運転支援装置は、第1発明の車両運転支援装置において、前記車両制御装置が、前記運転操作度合検知手段により検知された過去の前記第1期間より長い第2期間にわたって操舵トルクを測定し、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合が第2閾値以下であることを要件として、前記車両が前記目標位置軌道にしたがって走行するように前記操舵装置および前記制動装置のうち一方または両方の動作を制御することを特徴とする。
第2発明の車両運転支援装置によれば、運転者による車両の過去第2期間にわたって操舵トルクを測定し、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合が第2閾値以下である場合、操舵装置および制動装置のうち一方または両方の動作が制御される。これにより、運転者の運転操作意思が弱い状態が比較的長期間にわたって継続している蓋然性が高い状況で、車両の目的位置軌道にしたがって走行するように操舵装置および制動装置のうち一方または両方の動作が制御される。そして、過去の第2期間よりも短い第1期間にわたる比較的最近の運転者による車両の運転操作意思の強弱に応じて、前記のように操舵装置および制動装置のうち一方の動作が他方の動作よりも優先的に制御される。したがって、運転者による車両の運転操作状態との協調を図りながら、車両の安定走行のために車両の運転を適当に支援することができる。
本発明の車両運転支援装置の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、車両運転支援装置の構成について説明する。図1および図2に示されている車両運転支援装置10は車両(四輪自動車)1に搭載されているECU(CPU,ROM,RAMならびにI/O回路およびA/D変換回路等の電子回路等により構成されている。)により構成されている。図2に示されているように車両1には操舵装置11と、制動装置12と、CCDカメラまたはCMOSイメージセンサ等のカメラ(撮像装置)100と、車速センサ102、加速度センサ104、ヨーレートセンサ106およびトルクセンサ108等のセンサとがさらに搭載されている。
操舵装置11はステアリングホイールの操作により駆動される前輪操舵機構をアクチュエータにより駆動するように構成されている。なお、操舵装置11により前輪駆動機構に代えてまたは加えて後輪操舵機構が駆動されてもよい。カメラ100は車両1の前方の様子をフロントウィンドウ越しに撮像するように車内空間に取り付けられている。なお、カメラ100の配置箇所は車両1のフロント部分等に適宜変更されてもよい。車速センサ102、加速度センサ104およびヨーレートセンサ106のそれぞれは車両1の速度、加速度およびヨーレートのそれぞれに応じた信号を出力する。トルクセンサ108は、前記特許文献1(特開2003−154960号公報)に開示されているように、運転者によるステアリングホイールの操作により、ステアリングホイールにステアリング軸等を介して連結されたピニオンに生じる操舵トルクに応じた信号を出力する。
車両運転支援装置10にはカメラ100およびトルクセンサ108等からの出力信号が入力される。当該入力信号に基づき、メモリに格納されている「車両運転支援プログラム」にしたがって、車両1の操舵装置11等の動作制御などが当該コンピュータにより実行される。なお、プログラムは任意のタイミングでサーバからネットワークや衛星を介して車両1に配信または放送され、車載コンピュータのRAM等のメモリまたは記憶装置に格納されてもよい。車両運転支援装置10は1つのECUにより構成されていてもよいが、分散制御システムを構成する複数のECUにより構成されていてもよい。
車両支援装置10は目標位置軌道設定手段110と、走行状態検知手段120と、運転操作度合検知手段130と、車両制御装置140とを備えている。目標位置軌道設定手段110はカメラ100により撮像された前方画像に基づいて車両1の目標位置の時系列的な変化態様を表わす目標位置軌道を設定する。走行状態検知手段120は速度センサ101等の出力信号に基づき、車両1の位置の時系列的な変化態様を表わす位置軌道を定める走行状態を検知する。運転操作度合検知手段130は運転者による車両1の位置軌道の調節のための過去の第1期間にわたる運転操作度合Ddを第1運転操作度合Dd1として検知する。運転操作度合検知手段130は運転者による過去の第1期間より長い第2期間にわたる運転操作度合Ddを第2運転操作度合Dd2として検知する。車両制御装置140は走行状態検知手段120により検知された車両1の走行状態に基づき、車両1が目標位置軌道設定手段110により設定された目標位置軌道にしたがって走行するように操舵装置11および制動装置12のうち一方または両方の動作を制御する。車両制御装置140は第1運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1以下である場合、制動装置12の動作を制御した上で必要に応じて操舵装置11の動作を補足的に制御する第1の運転支援制御を実行する。その一方、車両制御装置140は、第1運転操作度合が第1閾値TH_Dd1を超えている場合、操舵装置11の動作を制御した上で必要に応じて補足的に制動装置12の動作を制御する第2の運転支援制御を実行する。
前記構成の車両1および車両運転支援装置10の機能について説明する。
まず、運転者による車両1の過去第1期間にわたる運転操作度合Ddが第1運転操作度合Dd1として検知され、過去第2期間(第1期間より長い。)にわたる運転操作度合Ddが第2運転操作度合Dd2として検知される(図3/STEP002)。具体的には、トルクセンサ108の出力信号に基づき、車両運転支援装置10の制御処理サイクルごとに操舵トルクが測定される。そして、前回の操舵トルクに対する今回の操舵トルクの偏差の絶対値の累計値が、運転操作度合Ddとして測定される。
また、車両制御装置120により、第2運転操作度合Dd2がメモリまたは記憶装置に保存されている第2閾値TH_Dd2以下であるか否かが判定される(図3/STEP004)。第2運転操作度合Dd2が第2閾値TH_Dd2以下であると判定された場合(図3/STEP004‥NO)、後述する運転支援制御は実行されることなく運転操作度合Ddの検知以降の処理が繰り返される(図3/STEP002〜STEP004)。
その一方、第2運転操作度合Ddが第2閾値TH_Dd2以下であると判定された場合(図3/STEP004‥YES)、第1運転操作度合Dd1がメモリまたは記憶装置に保存されている第1閾値TH_Dd1以下であるか否かがさらに判定される(図3/STEP006)。第1運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1以下であると判定された場合(図3/STEP006‥YES)、運転支援制御の態様を示す指数iが「1」に設定される(図3/STEP008)。第1運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1を超えていると判定された場合(図3/STEP006‥NO)、この指数iが「2」に設定される(図3/STEP010)。
続いて、第2操作運転度合Dd2に基づき、制御ゲインKdwi(i=1,2)が設定され(図3/STEP012)、制御開始カウンタ(第1カウンタ)CDdwiの第1カウンタ閾値TH_CSTiが設定され(図3/STEP014)、かつ、制御継続カウンタ(第2カウンタ)Cctnの第2カウンタ閾値TH_CCCTNiが設定される(図3/STEP016)。たとえば、第2操作運転度合Dd2が低いほど、制御ゲインKdwiが大きく設定され、第1カウンタ閾値TH_CSTiが低く設定され、かつ、第2カウンタ閾値TH_CCCTNiが高く設定される。なお、指数iの相違に応じて制御ゲインKdwi第1カウンタ閾値TH_CSTiおよび第2カウンタ閾値TH_CCCTNiのそれぞれが相違するように設定されてもよく、あるいは、同じになるように設定されてもよい。
さらに、制御開始カウンタCDdwが第1カウンタ閾値TH_CSTi以上であるか否かが判定される(図3/STEP018)。そして、制御開始カウンタCDdwが第1カウンタ閾値TH_CSTi未満であると判定された場合(図3/STEP018‥NO)、制御開始カウンタCDdwが「1」だけ増加され(図3/STEP019)、運転操作度合Ddの検知等が繰り返して実行される(図3/STEP002〜S018参照)。その一方、制御開始カウンタCDdwが第1カウンタ閾値TH_CST以上であると判定された場合(図3/STEP018‥YES)、車両1の第i運転支援制御が実行される(図3/STEP018)。
運転支援制御について説明する。まず、カメラ100を通じて得られた車両1の前方の様子を表わす画像に基づき、車両1が走行している道路のレーンマークが認識される。連続線、断続線および道路鋲(ボッツドット)などがレーンマークとして認識される。レーンマークの認識または検出手法としては、特開2006−309605号公報または特開2006−331197号公報に開示されている手法等、公知の手法が採用されてもよい。また、レーンマークまたはその集合によって左右が画定された領域が走行帯として認識される。カメラ100を通じて得られた画像に基づき認識されたレーンマークの位置は、公知手法により車両1を基準とする実空間座標系における位置として認識される。さらに、図4に一点鎖線で示されているような走行帯の中央線が認識される。なお、GPS機能等により測定されるグローバル座標系における車両1の位置(緯度および経度)と、車両運転支援装置10の記憶装置に格納されている道路の位置および形状を座標列で表わすマップデータとに基づき、走行帯またはその中央線が認識されてもよい。
また、車両1から注視点距離(所定距離)Lmだけ前方にある目標位置p0を車両1が通過するために必要な横加速度補正量Gcmpが算定される。具体的には、また、車速センサ102の出力信号に基づいて車両1の速度vが算出され、速度vおよび時定数τを積算することにより注視点距離Lmが算出される。また、図4に示されているように車両1からその前方(+x方向)に注視点距離Lmだけ離れた位置において、走行帯の中央線上に目標位置p0が設定される。さらに、図5に示されているように車両1の現在位置から目標位置p0まで一定の曲率で変化する軌道が予測位置軌道として算定される。また、ヨーレートセンサ106の出力信号に基づいて車両1のヨーレートが算出され、車速vおよびヨーレートに基づき、図5に破線で示されているような車両1の予測位置軌道が認識される。さらに、車両1からその前方に注視点距離Lmだけ離れた位置における目標位置軌道および予測位置軌道のy方向(車幅方向)の間隔(目標位置p0と予測通過位置pmとの間隔)Emが算出される。そして、車速v、注視点距離Lmおよび当該間隔Emに基づき、関係式(1)にしたがって横加速度補正量Gcmpが算出される。
Gcmp=2Em・v2/(Lm2+Em2) ‥(1)
第1運転支援制御が実行される場合、図5(a)右側に矢印で示されているように、車両1の速度vが低下するように制動装置12の動作が制御される。これにより、車両1の横加速度はGcmp(Δv)だけ補正される。その上で、図5(a)左側に矢印で示されているように、車両1の操舵角度θが変化するように操舵装置11の動作が制御される。これにより、車両1の横加速度はGcmp(Δθ)(=Gcmp−Gcmp(Δv))だけ補正される。
第2運転支援制御が実行される場合、図5(b)左側に矢印で示されているように、車両1の操舵角度θが変化するように操舵装置11の動作が制御される。これにより、車両1の横加速度はGcmp(Δθ)だけ補正される。その上で、図5(b)右側に矢印で示されているように、車両1の速度vが低下するように制動装置12の動作が制御される。これにより、車両1の横加速度はGcmp(Δv)(=Gcmp−Gcmp(Δθ))だけ補正される。
なお、第i運転支援制御の実行に先立ってあるいは伴って車両1の操舵操作またはブレーキ操作等が必要である旨が報知されてもよい。たとえば、センターコンソールに配置されたディスプレイ装置にメッセージや図形が表示され、あるいは、運転席前方のメーターパネルに設けられたランプが点灯することにより操舵操作等が必要である旨が報知される。また、スピーカから音声が出力されることにより操舵操作等が必要である旨が報知される。
また、制御継続カウンタCctnが第2カウンタ閾値TH_CCCTNi以上であるか否かが判定される(図3/STEP022)。そして、制御継続カウンタCctnが第2カウンタ閾値TH_CCCTN未満であると判定された場合(図3/STEP022‥NO)、制御継続カウンタCctnが「1」だけ増加され(図3/STEP023)、さらに前回の操舵トルクに対する今回の操舵トルクの偏差が所定値以上であるか否かが判定される(図3/STEP024)。一方、制御継続カウンタCctnが第2カウンタ閾値TH_CCCTN以上であると判定された場合(図3/STEP022‥YES)、運転支援制御が終了される(図3/STEP026)。また、操舵トルク偏差が所定値以上であると判定された場合(図3/STEP024‥YES)、運転支援制御が終了される(図3/STEP026)。
前記機能を発揮する車両運転支援装置10によれば、運転者による車両1の過去第1期間にわたる運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1以下である場合、制動装置12の動作が優先的に補正された上で必要に応じて操舵装置11の動作が補足的に補正される(図3/STEP008,STEP020,図5(a)参照)。これにより、運転者の運転操作意思が比較的弱いにもかかわらず、車両1の進行方向が優先的に修正されてしまうことによって運転者に違和感を覚えさせる可能性が低減されうる。その一方、運転者による車両1の過去第1期間にわたる運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1を超えている場合、操舵装置11の動作が優先的に補正された上で、必要に応じて制動装置12の動作が補足的に補正される(図3/STEP010,STEP020,図5(b)参照)。これにより、運転者の運転操作意思が比較的強いにもかかわらず、車両1の速度が優先的に低下されてしまうことによって運転者に違和感を覚えさせる可能性が低減されうる。したがって、運転者による車両1の運転操作状態との協調を図りながら、車両1の安定走行のために車両の運転を適当に支援することができる。
なお、第1運転操作度合Dd1が第1閾値TH_Dd1以下であるか否かという条件に加えてまたは代えて、車両1の目標位置軌道(図4参照)の曲率が基準曲率を超えているか否かに応じて操舵装置11および制動装置12の制御優先順位が調節されてもよい。たとえば、車両1の目標位置軌道の曲率が基準曲率を超えている場合、操舵装置11の動作が優先的に制御された上で必要に応じて制動装置12の動作が制御されてもよい。また、車両1の目標位置軌道の曲率が基準曲率以下である場合、制動装置12の動作が優先的に制御された上で必要に応じて操舵装置11の動作が制御されてもよい。
また、操舵装置11および制動装置12のうち一方または両方の動作制御により、横加速度補正量Gcmpに加えてまたは代えて、車両1の加速度補正量Gabsが算出されてもよい。車両1の加速度補正量Gabsは、車両1の前方に伸びるx軸と目標位置p0とのy方向の間隔Ylおよびヨーレートセンサ106の出力信号に応じて検知されるヨーレートγ等に基づき、関係式(2)にしたがって算出される。
Gabs=2Yl・v2/(Lm2+Yl2),
Yl=Em+(v/γ)−{(v/γ)2−L2}1/2 ‥(2)
本発明の車両運転支援装置の構成説明図 本発明の車両運転支援装置の構成説明図 本発明の車両運転支援装置の機能を示すフローチャート 運転支援量の算出方法に関する説明図 第1および第2の運転支援方法に関する説明図
符号の説明
1‥車両、10‥車両運転支援装置、11‥操舵装置、12‥制動装置、100‥カメラ(撮像装置)

Claims (2)

  1. 両に搭載されている撮像装置により撮像された前方画像に基づいて前記車両の目標位置の時系列的な変化態様を表わす目標位置軌道を設定する目標位置軌道設定手段と、
    前記車両の位置の時系列的な変化態様を表わす位置軌道を定める走行状態を認識する走行状態検知手段と
    去の第1期間にわたって操舵トルクを測定し、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合を検知する運転操作度合検知手段と、
    前記走行状態検知手段により検知された前記車両の走行状態に基づき、前記車両が前記目標位置軌道設定手段により設定された前記目標位置軌道にしたがって走行するように前記車両に搭載されている操舵装置および制動装置のうち一方または両方の動作を制御する車両制御装置とを備え、
    前記車両制御装置が、前記運転操作度合検知手段により検知された運転操作度合が第1閾値以下である場合、前記制動装置の動作を制御した上で必要に応じて補足的に前記操舵装置の動作を制御する一方、前記運転操作度合検知手段により検知された運転操作度合が第1閾値を超えている場合、前記操舵装置の動作を制御した上で必要に応じて補足的に前記制動装置の動作を制御することを特徴とする車両運転支援装置。
  2. 請求項1記載の車両運転支援装置において、
    前記車両制御装置が、前記運転操作度合検知手段により検知された過去の前記第1期間より長い第2期間にわたって操舵トルクを測定し、当該測定された操舵トルクに応じて定まる運転操作度合が第2閾値以下であることを要件として、前記車両が前記目標位置軌道にしたがって走行するように前記操舵装置および前記制動装置のうち一方または両方の動作を制御することを特徴とする車両運転支援装置。
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