JP5146881B2 - 粉体送給機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、セメント系材料を吹付けて道路工事や宅地造成に於ける法面等の補強(補修)を行う際に使用されるもので、セメントや、セメントを含む粉体(或いは、その他の適宜粉体にも利用できる)等を、加圧エアーを利用して送給パイプ内にスムーズに送給できるようにし、ひいては、かなり長尺な送給パイプであっても先端に向かって確実に且つスムーズに搬送できるように工夫した粉体送給機に関するものである。
従来、この種の粉体送給機としては種々のものが創出されており、例えば、特許文献1に示すような急結材供給装置が開示されている。
これは、吹き付けセメント系材料に添加される粉末の急結材を収容したタンクと、このタンクの排出口にケーシング上部の受容口が接続され、受容口から落下移動して来る急結材を、ケーシング内の急結材用ローターの羽根溝内に収容し、この羽根溝内の急結材をローターの回転に伴って順次ケーシング底部へと落下排出する急結材用ロータリーフィーダーと、ケーシング底部に接続され、ケーシング底部に落下排出される急結材を圧縮空気で輸送する輸送管とを有するものである。
特開平11−171346号
ところが、前述の如き急結材供給装置にあっては、タンクとケーシングの間に連結筒があり、この連結筒直下で回転軸が水平なローターの外周部分に設けた羽根溝が待ち構えているような構造(連通筒の開口部分に対して数個の羽根溝が上向きに臨むように配され、ローター自体が連通筒の下方を塞いでいるような構造)となっているため、粉体状の急結材は、タンク内下部と連結筒内に常時充填された状態となり、急結材がこの部分に詰り易い状態となって、ローターにスムーズに送り難いものとなっている。尚、この難点を解消すべく連結筒外側にバイブレーターを装着し、これを作動せしめて振動させることにより、急結材を落下できるように形成してあるが、急結材は、回転するローターの羽根溝で送られた分宛しか移動せず、急結材をスムーズに且つ連続的に送ることが難しい問題点を残していた。
そこで、本発明は、前述の如き問題点等を解消して、粉体を送給パイプ内にスムーズに送給できるようにし、ひいては、かなり長尺な送給パイプであっても先端に向かって確実に且つスムーズに搬送できるようにすることを基本的な目的として創出されたものである。
しかも、構成が簡素で、確実な動作が期待でき、耐久性に優れ、取扱い易く、使い勝手に優れた粉体送給機を提供できるようにすることも目的の一つである。
加えて、粉体がホッパーに供給されるときに生じる粉塵を、確実に処理して、作業環境の優れた粉体送給機を提供できるようにすることも目的の一つである。
しかして、前述の如き課題を解消したり、目的を達成できるようにすべく、請求項1記載の粉体送給機にあっては、適宜粉体を適宜送給パイプP内に送給して、送給パイプPの先端まで搬送できるようにした粉体送給機であって、粉体貯留装置Aと、この粉体貯留装置Aの下方に接続される粉体送出装置Bとを備え、粉体貯留装置Aは、その内部を加圧可能な上部ケーシング1と、この上部ケーシング1の投入口1aに接続されるホッパー6と、上部ケーシング1内上部に揺動自在に配されると共に、投入口1aを開閉自在な上部開閉体2と、上部ケーシング1内下部に配される回転体5とを備え、粉体送出装置Bは、その内部を加圧可能な下部ケーシング10と、この下部ケーシング10内上部に揺動自在に配されると共に、下部ケーシング10と上部ケーシング1を連通する連通口10aを開閉自在な下部開閉体11と、下部ケーシング10内下部に配されるロータリーフィーダのローター20とを備え、回転体5は、モータ41に連繋されて下部開閉体11の揺動によって連通口10aが開いたときに回転して、上部ケーシング1内の粉体を連通口10aから下部ケーシング10内のローター20の上に順次落下せしめられるように形成され、ローター20は、水平方向に回転するローター本体21と、このローター本体21の中央部分上部に固定される略中空円錐状のキャップ体22と、ローター本体21の中心に固定される回転軸25とを備え、ローター本体21の外周部分には、多数の羽根片24が等間隔に配設され、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22外表面を滑落して、隣設する羽根片24間に夫々構成される枡空間に常時充填されるように形成し、羽根片24の移動空間に於いて、一つの枡空間に対応するようにエアー送給管30の吹出口30bを枡空間上方に配すると共に、エアー送給管30の吹出口30bに対向するように吐出管31の吸込口31aを枡空間下方に配し、エアー送給管30の吹出口30bからの加圧エアーの吹出しにより、所定位置を通過しようとするローター20の枡空間内の粉体が吐出管31の吸込口31aから吐出口31cに順次送られて、吐出口31cに接続される送給パイプP内に順次送給できるように構成し、下部開閉体11に連繋する下部開閉レバー13を下部ケーシング10外に形成し、下部開閉レバー13の揺動所定位置にスイッチ14を配し、下部開閉レバー13の揺動操作によって連通口10aが開いたときに、下部開閉レバー13がスイッチ14に当接し、モータ41を駆動せしめて回転体5が回転するように構成する手段を採用した。
更に、請求項記載の粉体送給機にあっては、下部ケーシング10内の所定位置に粉体感知センサー15を配し、下部ケーシング10内の粉体が所定量以下となったときに、これを感知して知らせるように構成する手段を採用した。
そして、請求項記載の粉体送給機にあっては、前記ホッパー6の上部に粉塵吸引装置Cを装着し、この粉塵吸引装置Cは、ホッパー6の上部を覆うように取付けられると共に、粉体を搬送するベルトコンベヤ55の先端部分を受入れ可能となるように形成されるカバー50を備え、このカバー50には、コンベヤ挿入口51と、このコンベヤ挿入口51の反対側に配される吸引口52とが形成され、吸引口52には、適宜集塵器の吸引路が接続されて、ベルトコンベヤ55先端からの粉体の落下時に生じる粉塵を、カバー50外に吸引できるように構成する手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載の粉体送給機によれば、回転体5は、モータ41に連繋されて下部開閉体11の揺動によって連通口10aが開いたときに回転して、上部ケーシング1内の粉体を連通口10aから下部ケーシング10内のローター20の上に順次落下せしめられるように形成してあるので、上部ケーシング1内の粉体を開いた連通口10aからタイミング良く且つ確実にローター20の上に落とせるようになる。しかも、粉体は、回転体5によってスムーズに、順序よく連続的に落とせるようになる。
更に、ローター20は、水平方向に回転するローター本体21と、このローター本体21の中央部分上部に固定される略中空円錐状のキャップ体22と、ローター本体21の中心に固定される回転軸25とを備え、ローター本体21の外周部分には、多数の羽根片24が等間隔に配設され、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22外表面を滑落して、隣設する羽根片24間に夫々構成される枡空間に常時充填されるように形成したので、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22に留まることなくキャップ体22外表面をスムーズに滑落して枡空間夫々をバランス良く充填させることができるようになり、確実で能率的な粉体の送給が可能となる。特に、殆どの枡空間夫々の上方開口部分は開放状態にあるため、枡空間夫々を充填せしめるための準備時間を長く取ることができ、乾燥度が低く比較的流動性の悪い粉体であっても無駄が無く且つ正確な送給が可能となる。
加えて、羽根片24の移動空間に於いて、一つの枡空間に対応するようにエアー送給管30の吹出口30bを枡空間上方に配すると共に、エアー送給管30の吹出口30bに対向するように吐出管31の吸込口31aを枡空間下方に配し、エアー送給管30の吹出口30bからの加圧エアーの吹出しにより、所定位置を通過しようとするローター20の枡空間内の粉体が吐出管31の吸込口31aから吐出口31cに順次送られて、吐出口31cに接続される送給パイプP内に順次送給できるように構成したので、枡空間内の粉体を、吹出口30bからの加圧エアーと重力により吐出管31内に確実に且つスムーズに送ることができるようになる。
しかして、本発明の粉体送給機は、構成が比較的簡素で、確実な動作が期待でき、耐久性に優れ、取扱い易く、使い勝手に優れ、加圧エアーを利用して送給パイプP内にスムーズに送給できるようになり、ひいては、かなり長尺な送給パイプPであっても粉体を先端に向かって確実に且つスムーズに搬送できるものとなる。
また、下部開閉レバー13の揺動によってスイッチ14を作動せしめられ、連通口10aが開いたときに回転体5が確実に回転して上部ケーシング1内の粉体を効率良く落とせるようになる。
特に、連通口10aが開いたときだけ回転体5が回転するので、無駄なエネルギーを使用しなくて済むと共に、回転体5が必要以上に回転して上部ケーシング1内の粉体を練るような虞が解消できるようになる。しかも、上部ケーシング1内表面の無駄な摩耗、損傷を防止できるようになる。
更に、本発明の請求項記載の粉体送給機によれば、下部ケーシング10内の粉体の量を簡単に且つ正確に管理できるようになり、下部ケーシング10内の粉体の量が不足したときに下部開閉レバー13の揺動によって速やかに補充できるようになる。
そして、本発明の請求項記載の粉体送給機によれば、ベルトコンベヤ55の先端から粉体が落下するときに生じるカバー50内の粉塵を、吸引口52から確実に吸引できるようになり、作業環境の優れたものとなる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、主に、セメント系材料を吹付けて道路工事や宅地造成に於ける法面等の補強(補修)を行う際に使用される粉体送給機に係り、セメントや、セメントを含む粉体(或いは、その他の適宜粉体にも利用できる)等を、加圧エアーを利用して送給パイプP内にスムーズに送給すると共に、かなり長尺な送給パイプPの先端に向かって確実に且つスムーズに搬送できるように構成したものである。
具体的には、粉体貯留装置Aと、この粉体貯留装置Aの下方に接続される粉体送出装置Bとを備え、粉体貯留装置Aは、その内部を加圧可能な上部ケーシング1と、この上部ケーシング1の投入口1aに接続されるホッパー6と、上部ケーシング1内上部に揺動自在に配されると共に、投入口1aを開閉自在な上部開閉体2と、上部ケーシング1内下部に配される回転体5とを備え、粉体送出装置Bは、その内部を加圧可能な下部ケーシング10と、この下部ケーシング10内上部に揺動自在に配されると共に、下部ケーシング10と上部ケーシング1を連通する連通口10aを開閉自在な下部開閉体11と、下部ケーシング10内下部に配されるロータリーフィーダのローター20とを備えている。
しかも、回転体5は、モータ41に連繋されて下部開閉体11の揺動によって連通口10aが開いたときに回転して、上部ケーシング1内の粉体を連通口10aから下部ケーシング10内のローター20の上に順次落下せしめられるように形成されている。
また、ローター20は、水平方向に回転するローター本体21と、このローター本体21の中央部分上部に固定される略中空円錐状のキャップ体22と、ローター本体21の中心に固定される回転軸25とを備え、ローター本体21の外周部分には、多数の羽根片24が等間隔に配設され、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22外表面を滑落して、隣設する羽根片24間に夫々構成される枡空間に常時充填されるように形成してある。
そして、羽根片24の移動空間に於いて、一つの枡空間に対応するようにエアー送給管30の吹出口30bを枡空間上方に配すると共に、エアー送給管30の吹出口30bに対向するように吐出管31の吸込口31aを枡空間下方に配し、エアー送給管30の吹出口30bからの加圧エアーの吹出しにより、所定位置を通過しようとするローター20の枡空間内の粉体が吐出管31の吸込口31aから吐出口31cに順次送られて、吐出口31cに接続される送給パイプP内に順次送給できるように構成したものである。
先ず、前記粉体貯留装置Aは、例えば、加圧エアーによってその内部を加圧可能となるように形成される上部ケーシング1と、この上部ケーシング1の上端部分に設けた投入口1aに連通するように上方に接続されるホッパー6と、上部ケーシング1内上部にクランク軸3を介して揺動自在に配されると共に、投入口1aを開閉自在となるように形成される上部開閉体2と、上部ケーシング1内下部に回転軸を介して回転自在に配されると共に、モータ41を介して駆動回転可能となるように形成される回転体5とを備えたものである。
また、前記粉体送出装置Bは、例えば、加圧エアーによってその内部を加圧可能となるように形成される下部ケーシング10と、この下部ケーシング10内上部にクランク軸12を介して揺動自在に配されると共に、下部ケーシング10と上部ケーシング1を連通する連通口10aを開閉自在となるように形成される下部開閉体11と、下部ケーシング10内下部に配されると共に、モータ41を介して駆動水平回転可能となるように形成されるロータリーフィーダのローター20とを備えたものである。
そして、前記上部ケーシング1は、例えば、上部及び下部が半円球状で中央の胴部が円筒状となるような略カプセル形状に形成されており、その上部に略円形の投入口1aが形成されている。しかも、上部ケーシング1は、胴部中央のフランジ部分で接続、分離できるように形成されており、粉体貯留装置Aの組立やメンテナンス等が行い易いように構成されている。尚、上部ケーシング1は、前記形状に限定されるものではなく、例えば、胴部を略横長円筒状に形成し、この両端部分を略椀状或いは円板状の側板で塞ぐように形成したものであっても良いし、その他の形状であっても良い。
前記上部開閉体2は、例えば、湾曲球面状を呈し、投入口1aの開口周縁部分に配した略円環状のパッキンに密接して、投入口1aを確実に閉鎖できるように形成されている。そして、その中央下面部分には取付部が突設され、この取付部を利用して後述するクランク軸3に固定できるよう形成されている。
前記クランク軸3は、例えば、上部ケーシング1に回転自在に装着される一対の短軸の先端部分に夫々固定される一対のアーム部と、このアーム部夫々の先端に跨るように固定される軸部とを備え、この軸部の中央部分に上部開閉体2が固定されている。すなわち、一対のアーム部と軸部とで略溝形状に形成され、上部開閉体2が揺動して投入口1aが開いたときに、クランク軸3の軸部が投入口1aの中央下方から脇に移動していて、ホッパー6内の粉体の落下を邪魔しないように(或いは、落下する粉体が軸部に付着することがないように)配慮してある。
図中4は、クランク軸3のアーム部が固定される前記短軸に固定される上部開閉レバーを示し、この上部開閉レバー4は、上部ケーシング1の外側に配されており、例えば、これを手動により揺動せしめることで、上部開閉体2を揺動せしめて、投入口1aを開閉できるように形成されている。尚、上部開閉レバー4は、空圧やその他の手段等によって作動せしめるようにしても良い。また、上部開閉レバー4の揺動範囲を規制するストッパーが上部ケーシング1に固定されている。
前記回転体5は、例えば、上部ケーシング1下部に回転自在に配される軸心が水平な回転軸と、この回転軸に固定される複数のアーム片と、このアーム片の先端に固定される複数の羽根片とを備えており、モータ41の駆動回転力が適宜連繋手段によって回転軸に伝達され、回転する羽根片によって上部ケーシング1内の粉体が連通口10aから下方にスムーズに落下し易くなるように形成されている。
前記ホッパー6は、例えば、上部ケーシング1の上部に接続されて、その内部に粉体を投入し易くなるよう形成され、しかも、重力だけで粉体が投入口1aから上部ケーシング1内にスムーズに落下できるような傾斜を有するように形成されている。
図中7は、上部ケーシング1の上部に配される加圧口で、この加圧口7には、適宜パイプやホース等が接続されて、上部ケーシング1内に自在にエアーを送り込んで、加圧できるように構成されたもので、図中8は、上部ケーシング1の上部に配される排気口で、この排気口8には、消音器等が接続されて、上部ケーシング1内の加圧されたエアーを自在に排出して、加圧状態を減圧(大気圧に減圧)できるように構成されたものである。
前記下部ケーシング10は、例えば、胴部が縦長円筒状で、この胴部の上端を半円球状の天板で塞ぎ、胴部の下端を円板状の底板で塞ぐような略弾丸形状に形成されている。そして、その天板と、上部ケーシング1の下部に跨るように略円形の連通口10aが形成されている。しかも、下部ケーシング10は、胴部中央のフランジ部分で接続、分離できるように形成されており、粉体送出装置Bの組立やメンテナンス等が行い易いように構成されている。尚、下部ケーシング10は、前記形状に限定されるものではなく、適宜形状に設定、変更できるものである。
前記下部開閉体11は、例えば、湾曲球面状を呈し、下部ケーシング10がわの連通口10aの開口周縁部分に配した略円環状のパッキンに密接して、連通口10aを確実に閉鎖できるように形成されている。そして、その中央下面部分に、取付部が突設され、この取付部を利用して後述するクランク軸12に固定できるように形成されている。
前記クランク軸12は、例えば、下部ケーシング10に回転自在に装着される一対の短軸の先端部分に夫々固定される一対のアーム部と、このアーム部夫々の先端に跨るように固定される軸部とを備え、この軸部の中央部分に下部開閉体11が固定されている。すなわち、一対のアーム部と軸部とで略溝形状に形成され、下部開閉体11が揺動して連通口10aが開いたときに、クランク軸12の軸部が連通口10aの中央下方から脇に移動していて、上部ケーシング1内の粉体の落下を邪魔しないように(或いは、落下する粉体が軸部に付着することがないように)配慮してある。
図中13は、クランク軸12のアーム部が固定される前記短軸に固定される下部開閉レバーで、この下部開閉レバー13は、下部ケーシング10の外側に配されており、例えば、これを手動により揺動せしめることで、下部開閉体11を揺動せしめて、連通口10aを開閉できるように形成されている。尚、下部開閉レバー13は、空圧やその他の手段等によって作動せしめるようにしても良い。また、下部開閉レバー13の揺動範囲を規制するストッパーが下部ケーシング10に固定されている。
また、下部開閉レバー13の揺動所定位置(例えば、一方のストッパー、或いは、下部ケーシング10外表面の所定位置)にスイッチ14を配し、下部開閉レバー13の揺動操作によって連通口10aが開いたとき(開き終わった時、或いは、開き始めた時、或いは、開いてる途中)に、下部開閉レバー13がスイッチ14に当接し、モータ41を駆動せしめて回転体5が回転するように構成してある。すなわち、下部開閉レバー13の揺動によってスイッチ14を作動せしめられ、連通口10aが開くと回転体5が確実に回転して上部ケーシング1内の粉体を効率良く落とせるように形成してある。しかも、無駄なエネルギーを使用しなくて済むと共に、回転体5が必要以上に回転して上部ケーシング1内の粉体を練るようなことがなく、更に、回転体5の回転による上部ケーシング1内表面の無駄な摩耗、損傷を防止できるように形成されている。
図中15は、下部ケーシング10内の所定位置に配される粉体感知センサーを示し、この粉体感知センサー15は、下部ケーシング10内の粉体が所定量以下となったときに、これを感知して知らせるように形成されている。すなわち、下部ケーシング10内の粉体の量を簡単に且つ正確に管理できるように形成してあり、下部ケーシング10内の粉体の量が不足したときに下部開閉レバー13の揺動によって速やかに補充できるようにしてある。
図中17は、下部ケーシング10の上部に配される加圧口で、この加圧口17には、適宜パイプやホース等が接続されて、下部ケーシング10内に自在にエアーを送り込んで、加圧できるように構成されたもので、図中18は、下部ケーシング10の上部に配される排気口で、この排気口18には、例えば、消音器等が接続されて、下部ケーシング10内の加圧されたエアーを排出可能となり、加圧状態を減圧することができるように構成されたものである。
ロータリーフィーダとなる前記ローター20は、下部ケーシング10内の底部に配されると共に、水平方向に回転するローター本体21と、このローター本体21の中央部分上部に固定軸23を介して固定される略中空円錐状のキャップ体22と、ローター本体21の中心に固定されると共に、下部ケーシング10の底板中央に軸受を介して回転自在に軸支される回転軸25とを備えたもので、回転軸25の下部に固定されるスプロケット26がモータ41に連繋されており、モータ41の駆動回転によってローター20が回転するように構成されている。
そして、ローター本体21の外周部分には、多数の羽根片24が等間隔に且つ放射方向に配設されており、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22外表面を滑落して、隣設する羽根片24間に夫々構成される枡空間に常時充填されるように形成してある。すなわち、上部ケーシング1から落下してきた粉体がキャップ体22に留まることなくキャップ体22外表面をバランス良くスムーズに滑落して枡空間夫々をバランス良く確実に充填させることができるように形成してあり、無駄がなく確実で能率的な粉体の送給が可能となるように形成してある。
特に、ローター20の殆どの枡空間夫々の上方開口部分は、エアー送給管30のエアー送給口30a部分を除いて開放状態にあるため、枡空間夫々を粉体で充填せしめるための準備時間を長く取ることができるように形成されており、例えば、乾燥度が低く比較的流動性の悪い粉体を利用した場合であっても枡空間夫々を粉体で確実に充填せしめられるようになり、無駄が無く且つ正確な粉体の送給が可能となるように構成されている。
前記ローター本体21は、例えば、略中空厚肉円盤状の中央部と、多数の羽根片24による枡空間部とからなり、下部ケーシング10内の底部空間に略合致するように形成されている。すなわち、多数の羽根片24の先端縁部分と下部ケーシング10の底部内周表面との間には、ローター本体21の回転がスムーズに行えるように僅かな隙間ができるよう(或いは隙間ができないよう)形成されている。
前記キャップ体22は、例えば、上部を僅かに切り落としたような略中空円錐台状に形成され、その底面は、ローター本体21の中央部上面を覆い、その上面には、上部が先鋭となっている固定軸23の頭部が配されるようにして、ローター本体21に固定されている。すなわち、キャップ体22は、上部ケーシング1からキャップ体22の上に落下してきた粉体をローター本体21の枡空間夫々にバランス良く誘導できるように形成されている。
前記エアー送給管30は、例えば、エルボ状に形成され、そのエアー送給口30aが下部ケーシング10の外側に配され、その吹出口30bが下部ケーシング10の内側に配されるように形成してある。しかも、吹出口30bは、ローター20の羽根片24の移動空間上方に配されると共に、一つの枡空間に対応するように配されている。尚、エアー送給口30aには、加圧エアーを供給可能なホース等が接続されるようになる。
前記吐出管31は、例えば、略エルボ状に形成され、その吸込口31aが下部ケーシング10の底板に穿設した貫通孔部分に配され、そのエアー送給口31bと吐出口31cが下部ケーシング10の外側に配されるように形成してある。しかも、吸込口31a(下部ケーシング10の底板の貫通孔)は、ローター20の羽根片24の移動空間下方に配されると共に、エアー送給管30の吹出口30bに対向するように配されている。すなわち、所定位置に到達したローター20の枡空間内の粉体を、エアー送給管30の吹出口30bからの加圧エアーと重力により貫通孔を介して吸込口31aから吐出管31内に確実に且つスムーズに送ることができるように形成してある。
また、前記吐出口31cには、送給パイプPが接続され、吐出管31内に送給された粉体を送給パイプP内に送ると共に、送給パイプP内を搬送できるように形成されている。
尚、エアー送給口31bは、例えば、吐出管31の中央湾曲部分に配され、吐出口31cに対して直線的に結ぶような位置に配されている。しかも、エアー送給口31bには、加圧エアーを供給可能なホース等が接続されるようになる。すなわち、吐出管31内の粉体が、エアー送給口31bからの加圧エアーによってよりスムーズに送給パイプP内を搬送できるように形成されている。
図中35は、例えば、その基端部分が下部ケーシング10に固定され、その先端部分がキャップ体22の外表面に接するように(或いは、接しなくても良い)配されて、キャップ体22外表面に粉体が残ったような場合に、これを確実に掻き落とせるように形成された掻き落し具である。尚、この掻き落し具35は、設けなくても良い。
図中40は、下部ケーシング10やモータ41等を支える適宜架台で、この架台40は、図示例に限定されることなく適宜自由に設定、変更できる。
前記送給パイプPは、例えば、使い勝手の良い可撓性を有するホースを使用しても良いし、或いは、可撓性のない(或いは少ない)パイプを利用しても良い。
前記モータ41は、図示例では、回転体5を回転せしめるモータ41と、ローター20を回転せしめるモータ41とを夫々架台40に配置してあるが、ギヤボックスと、クラッチとを利用することにより、一つのモータ41で、回転体5の回転とローター20の回転を制御できるように構成しても良い。
また、モータ41と回転体5、及びモータ41とローター20夫々の連繋手段は、図示例のようなスプロケットとチェーンによる手段に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
図中Cは、前記ホッパー6の上部に装着される粉塵吸引装置を示し、この粉塵吸引装置Cは、ホッパー6の上部を覆うように取付けられると共に、粉体を搬送するベルトコンベヤ55の先端部分を受入れ可能となるように形成されるカバー50を備えたものである。
そして、このカバー50には、コンベヤ挿入口51と、このコンベヤ挿入口51の反対側に配される吸引口52とが形成されている。
すなわち、吸引口52には、適宜集塵器の吸引路が接続されて、ベルトコンベヤ55先端からの粉体の落下時に生じる粉塵を、吸引口52から確実に吸引できるようにして、作業環境が優れたものとなるよう構成してある。
ところで、ベルトコンベヤ55の先端部分には、この部分を囲うような仕切シート53を装着して、ベルトコンベヤ55の先端部分と吸引口52との間に仕切シート53が配置されるように形成しても良い。すなわち、ベルトコンベヤ55の先端から落下している粉体を吸引口52が直接的に吸引してしまうのを防ぐことができて、カバー50内で舞い上がった粉塵のみを確実に且つスムーズに吸引できるようになる。
前記カバー50は、例えば、適宜金属材や適宜合成樹脂材や適宜複合材によって構成されており、ホッパー6の上端縁に設けたフランジ部にボルト・ナットによって固定できるように構成されている。
しかも、コンベヤ挿入口51は、ベルトコンベヤ55の先端部分を僅かな隙間を残して受入れられるように形成されている。尚、コンベヤ挿入口51に連続するカバー50の上部は、上方に揺動できるように構成して、ベルトコンベヤ55の受入れ(設置)や取外し等がより簡単に行えるように形成しても良い。
前記吸引口52は、例えば、カバー50に短円筒状の筒体を接続することにより構成され(図6、図7参照)、この筒体の先端部分には、集塵器に接続された適宜ホースやパイプが接続されている。
前記仕切シート53は、例えば、比較的厚くて軽い適宜シート材によって構成され、ベルトコンベヤ55の先端部分を平面略円弧状に囲えるように形成されている(図7参照)。尚、この仕切シート53は、ベルトコンベヤ55のフレーム部分に装着されているが、カバー50に装着するようにしても良い。また、仕切シート53は、カバー50内に設けなくても良い。
ところで、粉体送給機の具体的構成、形状、寸法、粉体貯留装置Aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、上部ケーシング1の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、投入口1aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、上部開閉体2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、クランク軸3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、上部開閉レバー4の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、回転体5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ホッパー6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、加圧口7の具体的構成、形状、寸法、配設位置、排気口8の具体的構成、形状、寸法、配設位置、粉体送出装置Bの具体的構成、形状、寸法、配設位置、下部ケーシング10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、連通口10aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、下部開閉体11の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、クランク軸12の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、下部開閉レバー13の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、スイッチ14の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、粉体感知センサー15の具体的構成、寸法、数、配設位置、加圧口17の具体的構成、形状、寸法、配設位置、排気口18の具体的構成、形状、寸法、配設位置、ローター20の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ローター本体21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、キャップ体22の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、固定軸23の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、羽根片24の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、回転軸25の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、スプロケット26の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、エアー送給管30の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、エアー送給口30aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、吹出口30bの具体的構成、形状、寸法、配設位置、吐出管31の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、吸込口31aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、エアー送給口31bの具体的構成、形状、寸法、配設位置、吐出口31cの具体的構成、形状、寸法、配設位置、掻き落し具35の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、架台40の具体的構成、形状、寸法、材質、モータ41の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、送給パイプPの具体的構成、形状、寸法、材質、カバー50の具体的構成、形状、寸法、材質、コンベヤ挿入口51の具体的構成、形状、寸法、配設位置、吸引口52の具体的構成、形状、寸法、配設位置、仕切シート53の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ベルトコンベヤ55の具体的構成、形状、寸法等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本発明の粉体送給機は、前述の如く構成されており、次に、その使用例について説明する。
先ず、粉体は、ベルトコンベヤ55によってその先端部分からホッパー6内に投入される。このとき、ベルトコンベヤ55の先端部分から落下する際にカバー50内で舞い上がった粉体の一部は、集塵器によって吸引口52から吸引されるようになる。
そして、ホッパー6内に投入された粉体は、上部開閉レバー4の揺動により、上部開閉体2が揺動して投入口1aが開かれると、上部ケーシング1内に落下する。このとき、上部ケーシング1内は大気圧と同じ状態となるようにしておく。また、所定量の粉体が上部ケーシング1内に落下したときには、上部開閉レバー4を揺動させて、投入口1aを上部開閉体2で閉じておく。
次に、上部ケーシング1内の粉体は、下部開閉レバー13の揺動により、下部開閉体11が揺動して連通口10aが開かれると、下部ケーシング10内に落下する。このとき、下部開閉レバー13がスイッチ14を押圧して、モータ41により回転体5が回転することで、上部ケーシング1内の粉体がよりスムーズに且つ確実に下部ケーシング10内に順次落下するようになる。
更に、連通口10aから下方に落下した粉体は、ローター20のキャップ体22の上に落下すると共に、キャップ体22外表面を滑落して、ローター本体21の外周部分に形成した枡空間夫々をバランス良く充填するようになる。尚、キャップ体22外表面を滑落しないで留まっているような粉体は、掻き落し具35によって強制的に落とされる。また、所定量の粉体が下部ケーシング10内に落下したときには、下部開閉レバー13を揺動させて、連通口10aを下部開閉体11で閉じておく。
それから、枡空間夫々に充填された粉体は、水平回転するローター20により所定位置にあるエアー送給管30の吹出口30b下方(且つ吐出管31の吸込口31a上方)に順次移動する。
しかも、所定位置に移動した枡空間の粉体は、エアー送給管30のエアー送給口30aから常時送られてくると共に、吹出口30bから噴出される加圧エアーによって、吸込口31aから吐出管31内に送給される。
そして、吐出管31内に送給された粉体は、エアー送給口31bから吐出管31内に常時送られてくる加圧エアーの圧力も利用して、吐出口31cから送給パイプP内にスムーズに且つ強力に送給されると共に、長い送給パイプP内を確実に搬送されるようになる。
尚、下部ケーシング10内には、エアー送給管30内に送給される加圧エアーとは別に、加圧口17からも加圧エアーが送給され、この加圧エアーは送給パイプP内を搬送される粉体の搬送圧力としても利用されている。
また、加圧口7から供給されて上部ケーシング1内を加圧可能な加圧エアーは、粉体送出装置Bで送給パイプP内に粉体を送給している(及び粉体が送給パイプP内を搬送されている)ときに、粉体貯留装置Aの上部ケーシング1内から粉体を下部ケーシング10内に補充する際、下部ケーシング10内の圧力が低下して送給パイプP内の搬送圧力が低下しないようにすると共に、上部ケーシング1内の粉体がスムーズに落下できるようにしている。
更に、ホッパー6から粉体を上部ケーシング1内に補充する際には、ホッパー6内の粉体がスムーズに上部ケーシング1内に落下するように、排気口8を開いて上部ケーシング1内の圧力を大気圧まで下げてから上部開閉体2を揺動せしめて投入口1aを開くようにする。
本発明の粉体送給機を例示する一部切欠概略正面図である。 本発明の粉体送給機を例示する概略側面図である。 本発明の粉体送給機のローター部分を例示する一部切欠正面図である。 本発明の粉体送給機のローターを例示する斜視図である。 本発明の粉体送給機の他の実施例を示す一部切欠概略正面図である。 本発明の粉体送給機に形成される粉塵吸引装置を例示する概略正面図である。 本発明の粉体送給機に形成される粉塵吸引装置を例示する概略平面図である。
符号の説明
A 粉体貯留装置
1 上部ケーシング
1a 投入口
2 上部開閉体
3 クランク軸
4 上部開閉レバー
5 回転体
6 ホッパー
7 加圧口
8 排気口
B 粉体送出装置
10 下部ケーシング
10a 連通口
11 下部開閉体
12 クランク軸
13 下部開閉レバー
14 スイッチ
15 粉体感知センサー
17 加圧口
18 排気口
20 ローター
21 ローター本体
22 キャップ体
23 固定軸
24 羽根片
25 回転軸
26 スプロケット
30 エアー送給管
30a エアー送給口
30b 吹出口
31 吐出管
31a 吸込口
31b エアー送給口
31c 吐出口
35 掻き落し具
40 架台
41 モータ
C 粉塵吸引装置
50 カバー
51 コンベヤ挿入口
52 吸引口
53 仕切シート
55 ベルトコンベヤ
P 送給パイプ

Claims (3)

  1. 粉体を送給パイプ内に送給して、送給パイプの先端まで搬送できるようにした粉体送給機であって、粉体貯留装置と、この粉体貯留装置の下方に接続される粉体送出装置とを備え、粉体貯留装置は、その内部を加圧可能な上部ケーシングと、この上部ケーシングの投入口に接続されるホッパーと、上部ケーシング内上部に揺動自在に配されると共に、投入口を開閉自在な上部開閉体と、上部ケーシング内下部に配される回転体とを備え、粉体送出装置は、その内部を加圧可能な下部ケーシングと、この下部ケーシング内上部に揺動自在に配されると共に、下部ケーシングと上部ケーシングを連通する連通口を開閉自在な下部開閉体と、下部ケーシング内下部に配されるロータリーフィーダのローターとを備え、回転体は、モータに連繋されて下部開閉体の揺動によって連通口が開いたときに回転して、上部ケーシング内の粉体を連通口から下部ケーシング内のローターの上に順次落下せしめられるように形成され、ローターは、水平方向に回転するローター本体と、このローター本体の中央部分上部に固定される略中空円錐状のキャップ体と、ローター本体の中心に固定される回転軸とを備え、ローター本体の外周部分には、多数の羽根片が等間隔に配設され、上部ケーシングから落下してきた粉体がキャップ体外表面を滑落して、隣設する羽根片間に夫々構成される枡空間に常時充填されるように形成し、羽根片の移動空間に於いて、一つの枡空間に対応するようにエアー送給管の吹出口を枡空間上方に配すると共に、エアー送給管の吹出口に対向するように吐出管の吸込口を枡空間下方に配し、エアー送給管の吹出口からの加圧エアーの吹出しにより、所定位置を通過しようとするローターの枡空間内の粉体が吐出管の吸込口から吐出口に順次送られて、吐出口に接続される送給パイプ内に順次送給できるように構成し、下部開閉体に連繋する下部開閉レバーを下部ケーシング外に形成し、下部開閉レバーの揺動所定位置にスイッチを配し、下部開閉レバーの揺動操作によって連通口が開いたときに、下部開閉レバーがスイッチに当接し、モータを駆動せしめて回転体が回転するように構成したことを特徴とする粉体送給機。
  2. 下部ケーシング内の所定位置に粉体感知センサーを配し、下部ケーシング内の粉体が所定量以下となったときに、これを感知して知らせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の粉体送給機。
  3. 前記ホッパーの上部に粉塵吸引装置を装着し、この粉塵吸引装置は、ホッパーの上部を覆うように取付けられると共に、粉体を搬送するベルトコンベヤの先端部分を受入れ可能となるように形成されるカバーを備え、このカバーには、コンベヤ挿入口と、このコンベヤ挿入口の反対側に配される吸引口とが形成され、吸引口には、集塵器の吸引路が接続されて、ベルトコンベヤ先端からの粉体の落下時に生じる粉塵を、カバー外に吸引できるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の粉体送給機。
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