JP5146758B2 - 信号処理装置 - Google Patents

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本発明は、変動するオフセットが重畳した微小入力信号をAD変換回路でディジタル信号に変換し所定の信号処理を行う信号処理装置に関し、特に測定ガス流中に第1および第2の補助ガス流を合流させ,一方の合流部には磁界をかけ,前記測定ガス中の酸素濃度により第1および第2の補助ガスの流量が変化することを利用して測定ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度計の信号処理装置の改良に関するものである。
図6は酸素濃度計の従来例を示す構成図である。測定セル100は、外壁に設けられたヒータにより温度が一定に保たれた部屋(恒温室‐図示せず)に配置され、酸素濃度の変化を電気信号の変化に変換する。測定セル100において、第1、第2の測定ガス通路2,3はリングを構成し、測定ガス通路2,3の対称位置に測定ガス用入口1およびガス出口4が設けられている。第1および第2の測定ガス通路2,3の中央部には,両者を結ぶバイパス通路として形成された第1および第2の補助ガス通路6,7が合流している。補助ガス入口5はバイパス通路の中央に開口し、第1および第2の補助ガス通路6,7に分岐する。磁石8は測定ガス通路2と補助ガス通路6との合流する部分に設置され,合流部に磁界を与える。補助ガス流検出用流速センサ9,10はサーミスタなどからなり、バイパス通路において補助ガス導入口5を挟んで対称位置に設けられた一対の流速センサを構成する。
定抵抗回路11,12はサーミスタセンサ9,10を駆動し、流量(流速)を電気信号に変換する。差動アンプ13は定抵抗回路11,12からの電気信号の差をとり酸素濃度信号を得る。AD変換回路14は差動アンプ13からの出力信号をディジタルデータに変換する。CPU15はAD変換回路14から出力されたディジタルデータに基づいてスパン調整や校正などを行う。アナログ出力回路16はCPU15でから出力される酸素濃度データを4〜20mAの標準アナログ信号に変換する。
図6装置の動作を以下に説明する。測定セル100において、測定ガスGは測定ガス入口1より分岐してリング状の第1および第2の測定ガス通路2,3内をそれぞれ流れ,再び合流してガス出口4より排出される。補助ガス通路6,7を流れる補助ガスgは,補助ガス入口5より分岐して第1および第2の補助ガス通路6,7に流れる。
測定ガス中Gに酸素分子が含まれていると,酸素分子が磁石8による磁界に引き付けられ,その部分が抵抗となって補助ガスgの分流比(補助ガス通路6と補助ガス通路7とを流れる補助ガスgの比)が変わる。その補助ガスの流量変化は、補助ガス通路6,7にそれぞれ設けられた流速センサ(サーミスタ)9,10で検出される。測定ガス中に酸素分子が含まれていない場合、補助ガス(N2)の左右の流量QL,QRは等しくQR=QLとなる。酸素分子が含まれていると、磁界発生側の流量QLは磁界が酸素分子に作用する力FによりQRより小さくなり(QR>QL)、その流量の差ΔQ=QR−QLは測定中に含まれる酸素分子に比例する。
サーミスタ9,10は定抵抗回路11,12により一定の温度(抵抗値)に自己発熱させられ、サーミスタがガスの流れによって冷やされても、常に一定の温度(抵抗値)に自己発熱するようにサーミスタへの供給電力が制御される。これらの供給電力に対応した、定抵抗回路11,12からの電気信号VR,VLは、その差VR−VLの値が酸素濃度に比例するので、差動アンプ13で差がとられ、酸素濃度信号が得られる。この酸素濃度信号は、既知の酸素濃度のガスを使用してゼロスパン校正を行うことで値づけされる。図7の動作説明図に示すように、定抵抗回路11,12の出力は約10Vのベース電圧があるが、差動アンプ13によりベース電圧は相殺され、酸素濃度による変化分だけが取り出される。差動アンプ13からの出力信号はAD変換回路14でディジタルデータに変換され、CPU15でデータ処理された後、アナログ出力回路16で標準アナログ信号に変換される。
波形表示装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
実開平5−90361号公報
しかし、従来技術では、定抵抗回路11,12の出力に含まれるベース電圧は周囲温度の影響を受けるので、2つのサーミスタに感度差があると周囲温度によるベース電圧の変化量に差が発生し、それが差動アンプの出力に現れて誤差となる。このため、調整工程では、定抵抗回路11,12のループゲインを調節し、サーミスタの感度差を補正している。この補正は調整と確認を繰り返し行う必要があり、規定値に追い込むために多大な時間を要している。
また、定抵抗回路の制御出力の温度による変動の大きさはガス流量による変化に比べ非常に大きいので、A/D変換回路の入力レンジを越えてしまうことが問題となる。この場合に、入力アンプのゲインを下げることでA/D変換回路の入力範囲内に信号を減衰させると、A/D変換の分解能が低下する欠点があった。
本発明はこのような課題を解決しようとするもので、温度によって変動する定抵抗回路の出力値を、アンプのゲインを変えずに常にA/D入力範囲内にコントロールすることのできる信号処理装置を提供することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
測定ガス流中に第1および第2の補助ガス流を合流させて一方の合流部に磁界をかけ、前記第1および第2の補助ガスの流量の変化を一対の流速センサで検出し、両検出信号の差に基づいて測定ガス中の酸素濃度を測定する酸素濃度計の信号処理装置において、
第1の前記流速センサの出力からシフト電圧および第1のベース電圧を減算する第1の演算回路と、
第2の前記流速センサの出力から前記シフト電圧および第2のベース電圧を減算する第2の演算回路と、
前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力を順次取り込むAD変換部と、
前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力に対応した前記AD変換部の出力の差、前記シフト電圧および前記ベース電圧に基づいて前記測定ガス中の酸素濃度を演算するとともに、前記各演算回路の出力が前記AD変換部の入力範囲内に設けられた上限値または下限値に達すると前記シフト電圧をそれぞれ所定量増加または減少し、第1のDA変換回路を介して前記各演算回路に出力するとともに、第1のベース電圧を第2のDA変換回路を介して第1の演算回路に出力し、第2のベース電圧を第3のDA変換回路を介して第2の演算回路に出力するCPUと
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の信号処理装置において、
前記酸素濃度計は、
リング状を成す測定ガス通路の対称位置に設けられた測定ガス用入口およびガス出口と、
前記測定ガス通路を結んで形成されたバイパス通路と、
このバイパス通路の途中に設けられた補助ガス導入口と、
前記バイパス通路と前記リング状測定ガス通路の接続部分の一方に設けられた磁石と、
前記バイパス通路において前記補助ガス導入口を挟んで対称位置に設けられ補助ガス流を検出する一対の流速センサと
を備えことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
請求項1または記載の信号処理装置において、
記AD変換部は、マルチプレクサを内蔵したマルチチャンネル入力形であり、前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力を順番に取り込むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
請請求項1乃至3に記載の信号処理装置において、
前記流速センサはサーミスタからなることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項1乃至4のいずれかに記載の信号処理装置において、
前記下限値および前記上限値がそれぞれ前記AD変換回路の入力範囲に対して所定のマージンを有していることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、
請求項1乃至4のいずれかに記載の信号処理装置において、
前記下限値および前記上限値がそれぞれ前記AD変換回路の入力範囲と一致していることを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、温度によって変動する定抵抗回路の出力値を、アンプのゲインを変えずに常にA/D入力範囲内にコントロールすることのできる信号処理装置を提供することができる。

以下本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る信号処理装置の一実施例を示す構成ブロック図である。図6と同じ部分は同一の記号を付して重複する説明は省略する。第1および第2の演算回路23L,23Rは演算部23を構成し、それぞれ定抵抗回路11,12からの出力信号VL,VRをそれぞれ入力する。AD変換回路24はマルチプレクサを内蔵しているマルチチャネル入力形で演算回路23L,23Rからの出力VLinとVRinそれぞれを順番に取り込みディジタルデータに変換する。CPU25はAD変換回路24から出力されるディジタルデータの差に基づいて酸素濃度を演算し出力する。また、CPU25でコントロールされ、第1のD/A変換回路26から出力されるシフト電圧V_shiftは演算回路23Lと23Rの両方に入力され、第2のD/A変換回路27から出力される第1のベース電圧V_baseLは演算回路23Lに入力され、第3のD/A変換回路28から出力される第2のベース電圧V_baseRは演算回路23Rに入力される。
図1装置の動作の概要を以下に説明する。定抵抗回路11,12からの出力信号VL,VRは第1および第2の演算回路23L,23Rにそれぞれ入力され、DA変換回路26の出力が共通に減算されるとともに、それぞれDA変換回路27,28の出力が減算される。演算回路23L,23Rからの出力(以下演算出力という)VLinとVRinはAD変換回路24にそれぞれ順番に取り込まれてディジタルデータに変換される。CPU25において演算出力VLinのディジタルデータと演算出力VRinのディジタルデータとの差が演算され、その値に基づいて酸素濃度が演算され、出力される。
図1装置の動作の詳細を図2のフローチャートを用いて以下に説明する。あらかじめ、AD変換回路24からのディジタルデータに基づき、CPU25においてソフトウェアによってループゲインの調整が行われる。すなわち、流速センサ9から演算回路23Lまでの回路と流速センサ10から演算回路23Rまでの回路の間の感度差が補正される。
酸素濃度の測定が開始すると、各ベース電圧の設定が次のように行われる(ステップ31)。酸素が含まれない安定したガス(窒素ガス)を流した状態で、セル100周辺の温度が十分安定した時、演算出力VLinが4VになるようにDA変換回路27の出力を調整し、演算出力VRinが1VになるようにDA変換回路28の出力を調整する。
以上の設定のもとで、2つの定抵抗回路11,12から出力された流速検出信号VL,VRは、演算回路23L,23RにおいてDA変換回路27,28から出力されるベース電圧V_baseL,V_baseRがそれぞれ減算されるとともに、DA変換回路26から出力されるシフト電圧V_shiftが共通に減算される(下記(1)(2)式)。(ステップ32)。
VLin={VL−(V_baseL+V_shift)}×a (1)
VRin={VR−(V_baseR+V_shift)}×a (2)
(aは必要分解能に応じたゲイン)
演算回路23L,23Rからの演算出力VLin、VRinはA/D変換回路24で順次ディジタルデータに変換される(ステップ33)。
CPU25において、演算出力VRinのディジタルデータは、下限値0.5Vに相当するデータと比較され(ステップ34)、0.5V以下の場合は0.75Vとなるようにシフト電圧V_shiftが所定量(ここでは0.25V/a)減少され(ステップ35)、ステップ32に戻る。
演算出力VRinのディジタルデータが0.5Vより大きい場合は、演算出力VLinのディジタルデータが、上限値4.5Vに相当するデータと比較され(ステップ36)、4.5V以上の場合は4.25Vとなるようにシフト電圧V_shiftが所定量(ここでは0.25V/a)増加され(ステップ37)、ステップ32に戻る。4.5Vより小さい場合は演算出力の差VRin−VLin、シフト電圧V_shift、ベース電圧V_baseL,V_baseRに基づいて酸素濃度が演算される(ステップ38)。
図3は、演算回路23L,23Rの出力VLin、VRinがベース電圧から変化する方向を示す動作説明図である。測定ガスG(図6)に酸素が含まれるとマグネット8(図6)側の定抵抗回路11の出力VLは小さくなり、VR側は大きくなる。この結果、演算回路23Lの出力VLinは4Vから減少し、演算回路23Rの出力VRinは1Vから増加する方向に変化する。
図4は、セル100周辺の温度が変化したときの演算回路の出力VLin、VRinの変化を示す動作説明図である。酸素が含まれないガスを流した状態で、セル周辺の温度が上昇した場合、それぞれの定抵抗回路11,12がサーミスタを80℃に保つために供給する電力が減少するので、出力VL、VRは減少する方向に変化する。それに伴って演算回路23L,23Rの出力VLin、VRinも減少する方向に変化する(エリアa)。ここで演算出力VRinが0.5Vまで減少した時、演算出力VRinが0.75Vになる(すなわち、0.25V増加する)ようシフト電圧V_shiftを所定量(すなわち、0.25V/a)減少させる(b点)。DA変換回路26から出力されるシフト電圧V_shiftは演算出力VLin側にも同じだけ入力されるので、演算出力の差VRin−VLinの値には影響を与えない。
反対に、セル周辺の温度が下降した場合、演算出力VLin、VRinは増加する方向に変化する(エリアc)。演算出力VLinが4.5Vまで増加した時、演算出力VLinが4.25Vになる(すなわち、0.25V減少する)よう、シフト電圧V_shiftを所定量(すなわち、0.25V/a)増加させる(d点)。このように、演算出力VLin、VRinの値をV_shiftによって調節することで、演算出力の差(VRin−VLin)に影響を与えずに演算出力VLin、VRinをA/D変換回路24の入力範囲A以内に常に保つことができる。演算出力の差(VLin−VRin)の値は、(VL−VR)に比例するので、酸素濃度に比例し、既知の酸素濃度のガスを使用してゼロスパン校正を行うことにより値づけされる。
以上から明らかなように、上記のような構成の信号処理装置によれば、A/D変換回路の入力範囲以上のダイナミックレンジ(変化量)を持つ信号を、減衰処理なし(アンプのゲインを落とすことなく)で、A/D変換回路の入力範囲内に入力させることができる。A/D変換回路の入力範囲内に信号を減衰(アンプのゲインを落とす)させる必要がないので、A/D変換の分解能が低下しないという利点がある。
また、ループゲインの調整をソフトウェアによって行うので、調整に要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施例ではベース電圧により演算出力VLin、VRinを4V、1Vに調整しているがこれに限らない。また、下限値、上限値はそれぞれ0.5V、4.5Vに限らず、AD変換回路の入力範囲内で、ベース電圧から所定の範囲の任意の値をとることができる。
また、上記の実施例ではAD変換回路としてマルチプレクサを内蔵したマルチチャンネル入力形を用いているが、これに限らず、マルチプレクサと通常のAD変換回路を組み合わせてもよい。
また、図4に示すように、上記の実施例では、演算部23の出力の下限値および上限値は、それぞれAD変換回路24の入力範囲Aとの間に所定のマージンを持っているが、これに限らず、AD変換回路24の入力範囲と一致させてもよい。
図5は本発明の実施の形態に係る信号処理装置の第2の実施例で、本発明の原理により近いものを示す構成ブロック図である。入力アンプ41は入力端子40に与えられる入力信号を増幅する。演算部43は、入力アンプ41で増幅された信号からD/A変換回路46より出力される信号を減算する。AD変換回路44は演算部43から出力される信号をディジタル信号に変換する。CPU45は、演算部43の出力がAD変換回路44の入力範囲内に設けられた演算部43出力の上限値または下限値に達すると、それぞれ増加または減少したシフト電圧をDA変換回路46を介して演算部43に出力するとともに、AD変換回路44からの出力に基づいて信号処理を行う。
図5の装置の動作を以下に説明する。入力端子40を介して入力された微小入力信号はアンプ41で増幅され、演算部43でD/A変換回路46から出力される信号が減算される。演算部43から出力された信号は、AD変換回路44でディジタルデータに変換され、CPU45で、AD変換回路44の入力範囲内に設けられた演算部43出力の上限値および下限値のディジタルデータと比較される。演算部43の出力が上限値に達すると所定量増加したシフト電圧をDA変換回路46を介して演算部43に出力し、演算部43の出力が上限値より下降するようにする。また、下限値に達すると所定量減少したシフト電圧をDA変換回路46を介して演算部43に出力し、演算部43の出力が下限値より上昇するようにする。このようにしてCPU45によりDA変換回路46を制御することにより、微小信号入力に変動する大きなオフセットが重畳する場合でも、演算部43の出力を常にAD変換回路44の入力範囲内に収めておくことができる。AD変換回路44の出力とシフト電圧からCPU45で入力信号の値が求められ、これに基づいて信号処理が行われる。
以上から明らかなように、上記のような構成の信号処理装置によれば、入力信号をD/A変換回路46からの信号でシフトすることにより、演算部43の出力がゲインを変えずにA/D変換回路44の入力範囲内に調節されるので、微少信号処理において高分解能を必要とする場合、高ゲインの入力アンプ41の増幅率を、A/D変換回路44+の入力範囲を気にすることなく決めることができる。従来は、信号の変化量とA/D変換回路の入力範囲の関係からアンプの増幅率は制限されていた。
本発明の実施の形態に係る信号処理装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 図1装置の動作の詳細を示すフローチャートである。 演算回路23L,23Rの出力の変化方向を示す動作説明図である。 セル100周辺の温度が変化したときの図1装置の動作を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態に係る信号処理装置の第2の実施例を示す構成ブロック図である。 酸素濃度計の従来例を示す構成図である。 図6装置の動作を示す動作説明図である。
符号の説明
1 測定ガス入口
2 第1の測定ガス通路
3 第2の測定ガス通路
4 ガス出口
5 補助ガス導入口
6,7 バイパス通路
8 磁石
9 第1の流速センサ
10 第2の流速センサ
23L 第1の演算回路
23R 第2の演算回路
23,43 演算部
24,44 AD変換回路
25,45 CPU
26,46 第1のDA変換回路
27 第2のDA変換回路
28 第3のDA変換回路
V_shift シフト電圧
V_baseL 第1のベース電圧
V_baseR 第2のベース電圧

Claims (6)

  1. 測定ガス流中に第1および第2の補助ガス流を合流させて一方の合流部に磁界をかけ、前記第1および第2の補助ガスの流量の変化を一対の流速センサで検出し、両検出信号の差に基づいて測定ガス中の酸素濃度を測定する酸素濃度計の信号処理装置において、
    第1の前記流速センサの出力からシフト電圧および第1のベース電圧を減算する第1の演算回路と、
    第2の前記流速センサの出力から前記シフト電圧および第2のベース電圧を減算する第2の演算回路と、
    前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力を順次取り込むAD変換部と、
    前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力に対応した前記AD変換部の出力の差、前記シフト電圧および前記ベース電圧に基づいて前記測定ガス中の酸素濃度を演算するとともに、前記各演算回路の出力が前記AD変換部の入力範囲内に設けられた上限値または下限値に達すると前記シフト電圧をそれぞれ所定量増加または減少し、第1のDA変換回路を介して前記各演算回路に出力するとともに、第1のベース電圧を第2のDA変換回路を介して第1の演算回路に出力し、第2のベース電圧を第3のDA変換回路を介して第2の演算回路に出力するCPUと
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記酸素濃度計は、
    リング状を成す測定ガス通路の対称位置に設けられた測定ガス用入口およびガス出口と、
    前記測定ガス通路を結んで形成されたバイパス通路と、
    このバイパス通路の途中に設けられた補助ガス導入口と、
    前記バイパス通路と前記リング状測定ガス通路の接続部分の一方に設けられた磁石と、
    前記バイパス通路において前記補助ガス導入口を挟んで対称位置に設けられ補助ガス流を検出する一対の流速センサと
    を備えことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 記AD変換部は、マルチプレクサを内蔵したマルチチャンネル入力形であり、前記第1の演算回路および前記第2の演算回路の出力を順番に取り込むことを特徴とする請求項1または記載の信号処理装置。
  4. 前記流速センサはサーミスタからなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の信号処理装置。
  5. 前記下限値および前記上限値がそれぞれ前記AD変換回路の入力範囲に対して所定のマージンを有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の信号処理装置。
  6. 前記下限値および前記上限値がそれぞれ前記AD変換回路の入力範囲と一致していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の信号処理装置。
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