JP5146203B2 - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、被写体の属すカテゴリに応じて適切な処理を実行するのに好適な撮像装置及びこれらをコンピュータにより実現するためのプログラムに関する。
現在、撮像した画像に対して、所定の補正処理を施す画像処理装置が知られている。ここで、画像に施す補正処理は、被写体の属すカテゴリに対応する補正処理であることが望ましい。例えば、被写体が人物である場合は、被写体が「男性」または「女性」のいずれのカテゴリに属すかを判別し、被写体の属すカテゴリが「男性」であると判別したときに輪郭強調処理を施し、被写体の属すカテゴリが「女性」であると判別したときに美肌処理を施すことが有効である。
このような画像処理装置は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された画像処理装置は、入力部が画像を入力し、被写体認識部が当該入力した画像から人物領域を検出してその人物領域内の人物の属すカテゴリを識別し、補正領域検出部が人物領域から補正対象領域を抽出し、補正部がその補正対象領域に、カテゴリに基づいて補正を行なう。
特開2006−12062号公報
このような画像処理装置としては、設定の自由度が高く、詳細な設定が可能なものが望まれる。例えば、特許文献1に開示された画像処理装置においては、被写体のカテゴリはあらかじめ定められたものであったが、ユーザが被写体のカテゴリを自由に設定できる方が望ましい。また、例えば、特許文献1に開示された画像処理装置は、被写体のカテゴリに対応する処理として画像の補正処理を実行するものであるが、被写体のカテゴリに対応する処理として、画像の補正処理以外の処理を実行する方が望ましい場合もある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被写体の属すカテゴリに応じて適切な処理を実行するのに好適な撮像装置及びこれらをコンピュータにより実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る撮像装置は、
被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置であって、
被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報としてカテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す複数の被写体を特定する情報とを対応付けて記憶するとともに、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記画像中の被写体を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された被写体が属すカテゴリを、前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報から判別するカテゴリ判別手段と、
前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する処理手段と、
ユーザの操作に応答して、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを指定する指定手段と、
前記指定手段により指定されたカテゴリに属す複数の被写体を特定する情報前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報に記憶させるカテゴリ情報記憶手段と、
ユーザの操作に応答して前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段と、
を備える、ことを特徴とする。
カテゴリの優先度を示す優先度情報を当該カテゴリと対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、をさらに備え、
前記処理手段は、前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、最も優先度の高いカテゴリに対応付けられている処理を実行する、ように構成してもよい。
カテゴリの優先度を示す優先度情報を、当該カテゴリと対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、をさらに備え、
前記カテゴリ判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、各被写体が属すカテゴリを判別し、
前記処理手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、最も優先度の高いカテゴリを特定し、特定したカテゴリに対応付けられている処理を実行する、ように構成してもよい。
前記処理記憶手段により記憶される処理は、所定の撮像条件を設定する処理、所定の撮像モードを設定する処理、前記撮像手段により生成された画像データを所定の記録先に記録する処理、前記撮像手段により生成された画像データを所定の送信先アドレス宛に送信する処理、のいずれかを特定する情報であってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る撮像装置は、
被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置であって、
被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報と、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理とを記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像中の被写体が属すカテゴリを、当該画像と前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報とに基づいて判別するカテゴリ判別手段と、
前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶された処理を実行する処理手段と、
ユーザの操作に応答して、カテゴリ情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ情報記憶手段と、
ユーザの操作に応答して、前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段と、
所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段と、
前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該複数のカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別するカテゴリ種別判別手段と、
前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、前記カテゴリ種別判別手段により所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定する優先度特定手段と、を備え、
前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、前記所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、ことを特徴とする。
前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段と、
所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段と、をさらに備え、
前記カテゴリ判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、各被写体が属すカテゴリを判別し、
前記カテゴリ種別判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該各被写体が属すと判別されたカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別し、
前記優先度特定手段は、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定し、
前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、当該特定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、ように構成してもよい。
前記処理情報記憶手段に記憶された処理のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに対応付ける処理は、前記撮像手段により撮像された画像のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに属す被写体画像部分に対する画像処理を特定する情報であってもよい。
前記記憶手段は、前記カテゴリ情報として、カテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す被写体を特定する情報と、当該被写体に関する付加情報とを対応付けて記憶し、
前記カテゴリ情報記憶手段は、ユーザの操作に応答して、カテゴリを指定し、指定したカテゴリに属す被写体を特定する情報と付加情報とを記憶し、
前記カテゴリ判別手段は、前記特定手段により特定された被写体に一致する被写体を特定する情報が対応付けられているカテゴリに、当該被写体が属すと判別し、
前記処理手段は、前記カテゴリ判別手段により所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する場合は、前記撮像手段により撮像された画像のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに属す被写体画像部分に対する画像処理であって、当該被写体と一致する被写体を特定する情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている付加情報に応じた処理を実行する、ように構成してもよい。
前記カテゴリ情報記憶手段に記憶された被写体を特定する情報は、当該カテゴリに属す被写体が表現された画像データであってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置として機能させるためのプログラムであって、
被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報としてカテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す複数の被写体を特定する情報とを対応付けて記憶するとともに、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理を記憶手段に記憶させる記憶制御手段
撮像された画像を解析する解析手段、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記画像中の被写体を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された被写体が属すカテゴリを、前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報から判別するカテゴリ判別手段、
前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する処理手段、
ユーザの操作に応答して前記記憶手段に記憶されたカテゴリを指定する指定手段、
前記指定手段により指定されたカテゴリに属す複数の被写体を特定する情報前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報に記憶させるカテゴリ情報記憶手段、
ユーザの操作に応答して撮像手段による撮像の際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理記憶手段、
として機能させる、ことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置として機能させるためのプログラムであって、
被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報と、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理とを記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
撮像された画像中の被写体が属すカテゴリを、当該画像と前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報とに基づいて判別するカテゴリ判別手段、
前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶された処理を実行する処理手段、
ユーザの操作に応答して、カテゴリ情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ情報記憶手段、
ユーザの操作に応答して、前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段、
前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段、
所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、
前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該複数のカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別するカテゴリ種別判別手段、
前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、前記カテゴリ種別判別手段により所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定する優先度特定手段、として機能させ、
前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、前記所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、被写体の属すカテゴリに応じて適切な処理を実行するのに好適な撮像装置及びこれらをコンピュータにより実現するためのプログラムを提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、図面に基づき、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について説明する。また、本実施形態においては、理解を容易にするため、被写体は1つであるものとして説明する。なお、本実施形態においては、被写体は人物(特に人物の顔)であるものとして説明する。
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を説明する。
撮像装置100は、人物200を撮像して画像データを生成し、当該撮像した画像データに基づいて所定の処理を実行する装置である。撮像装置100は、デジタルカメラなどにより構成することができる。
撮像装置100は、バス10と、CPU(Central Processing Unit)20と、ROM(Read Only Memory)30と、RAM(Random Access Memory)40と、設定データ記憶部50と、画像データ記憶部55と、撮像部60と、撮像画像記憶部65と、入力部70と、通信部80と、表示部90と、表示画像記憶部95とを備える。
バス10は、撮像装置100内の各デバイスを相互に接続する。各デバイスは、バス10を介して相互にデータを送受信する。
CPU20は、ROM30に格納されているプログラムを実行することにより、撮像装置100全体の動作を制御する。具体的には、CPU20は、バス10を介して接続された各デバイスを制御して、後述するカテゴリ編集処理や撮像処理等を実行する。
ROM30は、CPU20の動作を制御するためのプログラムやデータを記憶する。ROM30は、例えば、後述する処理特定テーブルに対応するプログラムやデータを記憶する。
RAM40は、CPU20のワークエリアとして機能する。
設定データ記憶部50は、後述するカテゴリ編集処理や撮像処理で使用する設定データなどを記憶する。設定データ記憶部50は、例えば、後述するカテゴリ登録テーブルに対応するデータを記憶する。設定データ記憶部50は、フラッシュメモリなどから構成される。
画像データ記憶部55は、撮像部60が生成した画像データなどを記憶する。設定データ記憶部50は、例えば、カテゴリ毎にフォルダを用意して、対応するフォルダに画像データを記憶する。画像データ記憶部55は、フラッシュメモリなどから構成される。
撮像部60は、人物200(人物200の顔)を撮像し、当該人物200を表現する画像データを生成する。具体的には、撮像部60は、あらかじめ設定された、撮像条件及び撮像モードで撮像し、生成した画像データをバス10を介して接続された撮像画像記憶部65に記憶する。撮像部60は、例えば、バス10を介して接続されたCPU20から撮像条件や撮像モードの設定を受け付ける。また、撮像部60は、バス10を介して接続された入力部70から供給された撮像開始タイミングに基づいて撮像を開始する。撮像部60は、光学系、CCD(Charge Coupled Device)、A/D(Analog/Digital)変換器などから構成される。
撮像画像記憶部65は、撮像部60が生成した画像データを記憶する。撮像画像記憶部65は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)から構成される。
入力部70は、ユーザから各種のキー操作を受け付ける。入力部70は、シャッターボタン、ズームボタン、カーソルキー、決定ボタン、メニューボタンなどを備える。入力部70は、ユーザから受け付けた各種のキー操作を示す信号をバス10を介してCPU20に供給する。CPU20は、入力部70からこれらの信号を受信すると、受信した信号に基づいた処理を実行する。
通信部80は、図示しない外部装置などとの間で画像データなどを送受信する。通信部80は、USB通信インターフェースなどから構成され、USBケーブルを介して接続された外部装置との間で画像データなどを送受信するように構成することができる。なお、通信部80は、メール機能を備え、メールに添付された画像データを外部装置と送受信するものであってもよい。また、通信部80は、インターネットに接続する機能を備え、インターネット上のサイトに画像データをアップロードしたり、インターネット上のサイトから画像データをダウンロードしたりするものであってもよい。
表示部90は、表示画像記憶部95に記憶されている画像データにより表現される画像等を表示する。表示部90は、液晶ディスプレイなどから構成される。
表示画像記憶部95は、表示部90が表示する画像を表現する画像データを記憶する。表示画像記憶部95は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)から構成される。なお、CPU20は、表示部90にスルー画面を表示させる場合は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データを表示画像記憶部95に転送する。また、CPU20は、表示部90に設定画面を表示させる場合は、設定画面用の画像データを生成し、生成した画像データを表示画像記憶部95に記憶する。
次に、撮像装置100の動作を説明する。まず、図2に示すフローチャートを用いて、撮像装置100が実行するカテゴリ編集処理を説明する。カテゴリ編集処理は、被写体を分類するためのカテゴリを登録したり、カテゴリに所定の被写体が属すか否かを判別するための情報を当該カテゴリに対応付けて登録したりする処理である。なお、撮像装置100は、カテゴリ編集処理の開始を要求するキー操作をユーザから受け付けると、図2のフローチャートに示すカテゴリ編集処理を実行する。
まず、CPU20は、カテゴリの追加要求があるか否かを判別する(ステップS101)。具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリの追加を要求するかしないかをユーザに選択させる画面を示す画像データを生成し、表示画像記憶部95に記憶する。一方、表示部90は、表示画像記憶部95に記憶されている画像データに基づく画面を表示する。そして、入力部70は、カテゴリの追加を要求するキー操作又はカテゴリの追加を要求しないキー操作のいずれかをユーザから受け付け、受け付けたキー操作に対応する信号をCPU20に供給する。そして、CPU20は、入力部70から供給された信号に基づいて、カテゴリの追加要求があるか否かを判別する。
CPU20は、カテゴリの追加要求があると判別すると(ステップS101:YES)、カテゴリを作成する(ステップS102)。具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリ名を示す文字列を受け付ける画面を表示部90に表示させ、入力部70を介してカテゴリ名を示す文字列をユーザから受け付ける。そして、CPU20は、受け付けた文字列を設定データ記憶部50に記憶するとともに、当該文字列をフォルダ名とするフォルダを画像データ記憶部55に作成する。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別するまで(ステップS101:NO)、カテゴリ作成(ステップS102)を繰り返す。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別すると(ステップS101:NO)、カテゴリの編集の要求があるか否かを判別する(ステップS103)。具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリの編集の要求があるかないかをユーザに選択させる画面を表示部90に表示させ、入力部70を介してカテゴリの編集の要求があるかないかをユーザから受け付ける。そして、CPU20は、カテゴリの編集の要求があると判別した場合(ステップS103:YES)、カテゴリの選択をユーザから受け付ける(ステップS104)。
具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリをユーザに選択させる画面を表示部90に表示させ、入力部70を介してカテゴリの選択をユーザから受け付け、編集するカテゴリを選択(特定)する。
次に、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があるか否かを判別する(ステップS105)。被写体特定画像は、被写体(本実施形態では、人物の顔)を特定する画像であり、典型的には被写体の画像そのものである。なお、後述するように、被写体特定画像は、撮像部60が撮像した被写体が、当該被写体特定画像が対応付けられたカテゴリに属す被写体であるか否かを判別するために用いられる。
ステップS105において、例えば、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があるかないかをユーザに選択させる画面を表示部90に表示させ、入力部70を介して被写体特定画像を追加する要求があるかないかをユーザから受け付ける。そして、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があると判別した場合(ステップS105:YES)、被写体特定画像を追加する(ステップS106)。
具体的には、例えば、CPU20は、被写体を撮像するように促す画面を表示部90に表示させる。一方、ユーザが被写体を撮像するためのキー操作としてシャッターボタンを押す操作を入力部70に対して実行することに応答して、撮像部60は被写体を撮像して画像データを生成し、生成した画像データを撮像画像記憶部65に記憶する。
CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶された画像データにより表現される画像から被写体(人物の顔)に相当する画像部分を特定する。そして、CPU20は、当該特定した画像部分に相当する画像(以下「被写体特定画像」という。)をカテゴリ選択受付(ステップS104)で選択したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。
なお、被写体特定画像は、撮像部60により生成された画像データに基づいて生成される必要はない。すなわち、被写体特定画像は、例えば、画像データ記憶部55にあらかじめ記憶されている画像や、通信部80を介して外部装置などから供給される画像であってもよい。これらの画像を被写体特定画像とする場合は、例えば、CPU20は、被写体特定画像の供給元の指定をユーザから受け付ける画面を表示部90に表示させる。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別するまで(ステップS105:NO)、被写体特定画像の追加(ステップS106)を繰り返す。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別すると(ステップS105:NO)、処理特定情報を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS107)。なお、後述するように、処理特定情報は、撮像装置100が、当該処理特定情報が対応付けられたカテゴリに属す被写体を撮像した際に実行する処理を特定する情報である。
ステップS107において、例えば、CPU20は、処理特定情報を編集する要求があるかないかをユーザに選択させる画面を表示部90に表示させ、入力部70を介して処理特定情報を編集する要求があるかないかをユーザから受け付ける。そして、CPU20は、処理特定情報を編集する要求があると判別した場合(ステップS107:YES)、処理特定情報を編集する(ステップS108)。
具体的には、例えば、CPU20は、処理特定情報の指定をユーザから受け付ける画面を表示部90に表示させ、入力部70を介して処理特定情報の指定をユーザから受け付ける。そして、CPU20は、指定された処理特定情報をカテゴリ選択受付(ステップS104)で選択したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。
CPU20は、処理特定情報を編集する要求がないと判別するか(ステップS107:NO)、処理特定情報の編集(ステップS108)を完了すると、カテゴリ編集要求があるか否かを判別する処理(ステップS103)に処理を戻す。
CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別するまで(ステップS103:NO)、カテゴリ選択の受付(ステップS104)から処理特定情報の編集(ステップS108)までの処理を繰り返す。CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別すると(ステップS103:NO)、カテゴリ編集処理を終了する。
ここで、図3を用いて、カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報との対応付けについて説明する。図3は、カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報とが対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている様子をカテゴリ登録テーブルとして模式的に表した図の一例である。
図3に示す例では、“家族”、“友人”、“会社”、“その他”の4つのカテゴリが登録されている。なお、CPU20は、例えば、カテゴリを文字列として設定データ記憶部50に記憶することにより登録する。
そして、例えば、“家族”カテゴリには、“父親画像”、“母親画像”、“娘画像”の3つの被写体特定画像が登録されている。なお、CPU20は、例えば、これらの画像を表現する画像データを設定データ記憶部50に記憶した上で、当該画像データが格納されているアドレスのポインタをカテゴリに対応付けて設定データ記憶部50に記憶することにより、被写体特定画像をカテゴリに登録する。なお、本実施形態においては、異なるカテゴリには、同一の被写体特定画像が登録されないものとして説明する。
また、例えば、“家族”カテゴリには、“処理2”が処理特定情報として登録されている。なお、CPU20は、例えば、処理特定情報により特定される処理を表すプログラムが格納されているアドレスのポインタをカテゴリに対応付けて設定データ記憶部50に記憶することにより、処理特定情報をカテゴリに登録する。処理特定情報により特定される処理を表すプログラムは、例えば、ROM30にあらかじめ記憶しておく。また、処理特定情報がパラメータを有する場合、当該パラメータを当該ポインタとともにカテゴリに対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。
図4に、処理特定情報により特定される処理の一例を示す。図4に示すように、例えば、処理1はパラメータ1により特定される被写体の確認表示を実行する処理である。このように処理特定情報により特定される処理は、パラメータに応じた処理を実行する処理であってもよい。この場合、CPU20は、処理特定情報編集(ステップS108)において、パラメータの指定を含む処理特定情報をユーザから受け付ける。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、撮像装置100が実行する撮像処理を説明する。撮像装置100は、例えば、ユーザによりシャッターボタンが押されたことに応答して撮像処理の実行を開始する。なお、当該撮像処理を実行する前に、上述したカテゴリ編集処理によりカテゴリが登録されているものとする。
まず、撮像部60は、被写体(人物の顔)を含む領域を撮像し、当該被写体を含む領域を表す画像データを生成し、生成した画像データを撮像画像記憶部65に記憶する(ステップS201)。本実施形態では、撮像部60は、被写体として上司の顔を撮像したものとして説明する。
次に、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データにより表現される画像に基づいて、被写体画像を生成する(ステップS202)。具体的には、例えば、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データにより表現される画像から上司の顔に相当する画像部分(以下「被写体画像」という。)を特定し、当該被写体画像を表現する画像データを生成し、RAM40に記憶する。
次に、CPU20は、非選択のカテゴリがあるか否かを判別する(ステップS203)。CPU20は、非選択のカテゴリがない、すなわち、設定データ記憶部50に記憶されている全てのカテゴリについて、後述する非選択のカテゴリを選択する処理(ステップS204)において選択済であると判別した場合(ステップS203:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリを特定する処理を実行する(ステップS210)。当該処理については後述する。
一方、CPU20は、非選択のカテゴリがあると判別した場合(ステップS203:YES)、非選択のカテゴリを選択する(ステップS204)。具体的には、例えば、CPU20は、設定データ記憶部50に記憶されているカテゴリのうち、まだ選択されていないカテゴリとして“家族”を選択する。
次に、CPU20は、ステップS204で選択したカテゴリに対応付けられた被写体特定画像の中で、非選択の被写体特定画像があるか否かを判別する(ステップS205)。CPU20は、非選択の被写体特定画像がない、すなわち、当該カテゴリに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている全ての被写体特定画像について、後述する非選択の被写体特定画像選択(ステップS204)を実行済であると判別した場合(ステップS205:NO)、非選択のカテゴリがあるか否かを判別する処理(ステップS203)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体特定画像があると判別した場合(ステップS205:YES)、非選択の被写体特定画像を選択する(ステップS206)。具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリ“家族”に対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている被写体特定画像のうち、まだ選択されていない被写体特定画像として“父親画像”を選択する。
次に、CPU20は、被写体画像生成(ステップS202)において生成した被写体画像と、非選択の被写体特定画像選択(ステップS206)において選択した被写体特定画像とを照合する(ステップS207)。CPU20がこれらの画像を照合する手法は任意であるが、例えば、これらの画像のパターンマッチングを実行する。
そして、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチするか否かを判別する(ステップS208)。CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチすると判別した場合(ステップS208:YES)、カテゴリ別に用意したマッチフラグをセットし(ステップS209)、その後、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS205)に処理を戻す。
一方、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチしないと判別した場合(ステップS208:NO)、ただちに、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS205)に処理を戻す。
本実施形態では、被写体画像は、上司の顔を示す画像であるため、非選択のカテゴリを選択する処理(ステップS204)においてカテゴリとして“会社”を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS206)において被写体特定画像として“上司画像”を選択したときのみ、画像がマッチするかを判別する処理(ステップS208)において、画像がマッチすると判別する(ステップS208:YES)。すなわち、CPU20は、“会社”カテゴリに対応するマッチフラグのみをセットする。
上述したように、CPU20は、非選択のカテゴリがないと判別した場合(ステップS203:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリを特定する(ステップS210)。そして、CPU20は、当該特定したカテゴリに対応するカテゴリ別処理を実行する(ステップS211)。すなわち、CPU20は、“会社”カテゴリに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている処理特定情報により特定される処理5を実行する。具体的には、CPU20は、処理特定情報に含まれているパラメータ5により特定されるフォルダ(典型的には、画像データ記憶部55に作成された“会社”フォルダ)内に、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データを記憶する。
CPU20は、カテゴリ別処理(ステップS211)を完了すると、撮像処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態にかかる撮像装置によれば、撮像時に同様の処理を施したい被写体をあらかじめ同じカテゴリに対応づけ、当該カテゴリに当該施したい処理をあらかじめ対応付けておくことができる。このため、被写体の撮像時のユーザの操作負担を軽減することが可能となる。
また、人間関係に変化があった場合などでも、ユーザは、容易に被写体特定画像を対応付けるカテゴリを容易に変更することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、被写体は1つであるものとして説明した。しかしながら、被写体は1つであるとは限らず複数の場合もあり、この場合に、複数の被写体が属すカテゴリが異なることも多い。かかる場合に、撮像装置にどのカテゴリに対応する処理を実行させるかを、ユーザが自由に設定できることが望ましい。以下、本実施形態において、被写体が複数である場合にも適切な処理を施すことが可能な撮像装置について説明する。
なお、本実施形態に係る撮像装置100の構成は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成と同様であるため説明を省略する。以下、本実施形態に係る撮像装置100の動作について説明するが、第1の実施形態に係る撮像装置100と同様の動作については、説明を簡略化又は省略する。
まず、図6に示すフローチャートを用いて、撮像装置100が実行するカテゴリ編集処理を説明する。なお、当該カテゴリ編集処理において、第1の実施形態と異なる主な部分は、カテゴリにさらに優先度を対応付けることである。
まず、CPU20は、カテゴリの追加要求があるか否かを判別する(ステップS301)。
CPU20は、カテゴリの追加要求があると判別すると(ステップS301:YES)、カテゴリを作成する(ステップS302)。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別するまで(ステップS301:NO)、カテゴリ作成(ステップS302)を繰り返す。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別すると(ステップS301:NO)、カテゴリの編集の要求があるか否かを判別する(ステップS303)。そして、CPU20は、カテゴリの編集の要求があると判別した場合(ステップS303:YES)、カテゴリの選択をユーザから受け付ける(ステップS304)。
次に、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があるか否かを判別する(ステップS305)。そして、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があると判別した場合(ステップS305:YES)、被写体特定画像を追加する(ステップS306)。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別するまで(ステップS305:NO)、被写体特定画像の追加(ステップS306)を繰り返す。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別すると(ステップS305:NO)、処理特定情報を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS307)。そして、CPU20は、処理特定情報を編集する要求があると判別した場合(ステップS307:YES)、処理特定情報を編集する(ステップS308)。
CPU20は、処理特定情報を編集する要求がないと判別するか(ステップS307:NO)、処理特定情報の編集(ステップS308)を完了すると、優先度情報を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS309)。なお、優先度情報は、カテゴリに対応付ける優先度を示す情報である。そして、CPU20は、優先度情報を編集する要求があると判別した場合(ステップS309:YES)、優先度情報を編集する(ステップS310)。
具体的には、例えば、CPU20は、優先度情報の指定をユーザから受け付ける画面を表示部90に表示させ、入力部70を介して優先度情報の指定をユーザから受け付ける。そして、CPU20は、指定された優先度情報をカテゴリ選択受付(ステップS304)で特定したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。
CPU20は、優先度情報を編集する要求がないと判別するか(ステップS309:NO)、優先度情報の編集(ステップS310)を完了すると、カテゴリ編集要求があるか否かを判別する処理(ステップS303:NO)に処理を戻す。
CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別するまで(ステップS303:NO)、カテゴリ選択の受付(ステップS304)から優先度情報の編集(ステップS310)までの処理を繰り返す。CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別すると(ステップS303:NO)、カテゴリ編集処理を終了する。
ここで、図7を用いて、カテゴリと優先度情報との対応付けについて説明する。図7に示すように、各カテゴリには、被写体特定画像と処理特定情報とに加え優先度情報が対応付けられている。
図7に示す例では、“家族”カテゴリには優先度情報“1”、“友人”カテゴリには優先度情報“3”、“会社”カテゴリには優先度情報“4”、“その他”カテゴリには優先度情報“2”がそれぞれ登録されている。なお、CPU20は、例えば、優先度情報を数値として設定データ記憶部50に記憶することにより登録する。
次に、図8に示すフローチャートを用いて、本実施形態にかかる撮像装置100が実行する撮像処理を説明する。なお、当該撮像処理が第1の実施形態と異なる部分は、主に、複数の被写体のそれぞれについてどのカテゴリに属すかを判別することと、カテゴリの優先度を判別した上でカテゴリ別処理を実行することである。
まず、撮像部60は、複数の被写体(人物の顔)を含む領域を撮像し、当該複数の被写体を含む領域を表す画像データを生成し、生成した画像データを撮像画像記憶部65に記憶する(ステップS401)。本実施形態では、撮像部60は、被写体として母親の顔と娘の顔と上司の顔とを撮像したものとして説明する。
次に、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データにより示される画像から複数の被写体画像を生成する(ステップS402)。具体的には、例えば、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データにより示される画像から母親の顔に相当する画像部分(以下「被写体画像」という。)と娘の顔に相当する画像部分(以下「被写体画像」という。)とを特定し、各被写体画像を表現する画像データを2つ生成し、それぞれRAM40に記憶する。
次に、CPU20は、非選択のカテゴリがあるか否かを判別する(ステップS403)。CPU20は、非選択のカテゴリがないと判別した場合(ステップS403:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリのうち最も優先度が高いカテゴリを特定する(ステップS412)。当該処理については後述する。
一方、CPU20は、非選択のカテゴリがあると判別した場合(ステップS403:YES)、非選択のカテゴリを選択する(ステップS404)。具体的には、例えば、CPU20は、設定データ記憶部50に記憶されているカテゴリのうち、まだ選択されていないカテゴリである“家族”を選択する。
次に、CPU20は、非選択の被写体画像があるか否かを判別する(ステップS405)。CPU20は、非選択の被写体画像がない、すなわち、RAM40に記憶されている全ての被写体画像について、後述する非選択の被写体画像を選択する処理(ステップS406)において選択済であると判別した場合(ステップS405:NO)、非選択のカテゴリがあるかないかを判別する処理(ステップS403)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体画像があると判別した場合(ステップS405:YES)、非選択の被写体画像を選択する(ステップS406)。具体的には、例えば、CPU20は、RAM40に記憶されている被写体画像のうち、母親の顔を表現する被写体画像を選択する。
次に、CPU20は、ステップS404で選択したカテゴリに対応付けられた被写体特定画像の中で、非選択の被写体特定画像があるか否かを判別する(ステップS407)。CPU20は、非選択の被写体特定画像がないと判別した場合(ステップS407:NO)、非選択の被写体画像があるか否かを判別する処理(ステップS405)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体特定画像があると判別した場合(ステップS407:YES)、非選択の被写体特定画像を選択する(ステップS408)。
次に、CPU20は、非選択の被写体画像選択(ステップS406)において選択した被写体画像と、非選択の被写体特定画像選択(ステップS408)において選択した被写体特定画像とを照合する(ステップS409)。
そして、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチするか否かを判別する(ステップS410)。CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチすると判別した場合(ステップS410:YES)、カテゴリ別に用意したマッチフラグをセットし(ステップS411)、その後、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS407)に処理を戻す。
一方、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチしないと判別した場合(ステップS410:NO)、ただちに、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS407)に処理を戻す。
本実施形態では、被写体画像は、母親の顔を表現する画像、娘の顔を表現する画像、上司を表現する画像の3つである。このため、非選択のカテゴリを選択する処理(ステップS404)においてカテゴリとして“家族”を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS406)において母親の顔を表現する被写体画像を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS408)において被写体特定画像として“母親画像”を選択したとき、画像がマッチするかを判別する処理(ステップS410)において、画像がマッチすると判別する(ステップS410:YES)。
同様に、CPU20は、カテゴリとして“家族”を選択し、被写体画像として母親の顔を表現する被写体画像を選択し、被写体特定画像として“母親画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。さらに、CPU20は、カテゴリとして“会社”を選択し、被写体画像として上司の顔を表現する被写体画像を選択し、被写体特定画像として“上司画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。
すなわち、CPU20は、“家族”カテゴリに対応するマッチフラグと、“会社”カテゴリに対応するマッチフラグとをセットする。
上述したように、CPU20は、非選択のカテゴリがないと判別した場合(ステップS403:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリのうち最も優先度が高いカテゴリを特定する(ステップS412)。具体的には、例えば、CPU20は、マッチフラグがセットされた全てのカテゴリのそれぞれに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている優先度情報を比較し、最も優先度が高いカテゴリを特定する。
そして、CPU20は、当該特定したカテゴリに対応するカテゴリ別処理を実行する(ステップS413)。すなわち、CPU20は、“家族”カテゴリに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている処理特定情報により特定される処理2のみを実行する。具体的には、CPU20は、“家族”カテゴリに属す被写体である母親の顔と娘の顔のみが撮像範囲に収まるように電子ズームを実行する。
CPU20は、特定したカテゴリのカテゴリ別処理(ステップS413)を完了すると、撮像処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態にかかる撮像装置によれば、カテゴリの優先度をあからじめ対応付けておくことができる。このため、当該撮像装置は、撮像された被写体が属するカテゴリのうち最も優先度の高いカテゴリに対応した処理、例えば、ユーザが最も優先して実行させたい処理を実行することができる。このため、複数の被写体の撮像時のユーザの操作負担をさらに軽減することが期待できる。
(第3の実施形態)
第1、2の実施形態では、カテゴリに対応付ける処理は、撮像した画像データを所定のフォルダに記憶する処理などであり、被写体毎に実行する処理ではなかった。しかしながら、カテゴリに対応付ける処理は、当該カテゴリに属す全ての被写体に対して輪郭強調処理を施すなど、被写体毎に実行する処理であってもよい。この場合、被写体特定画像に付加情報を付加し、当該付加情報に対応する処理を対応する被写体に施すようにしてもよい。
また、第2の実施形態では、優先度が最も高いカテゴリに対応した処理のみを実行するように構成していた。しかしながら、カテゴリによっては、優先度にかかわらず処理を実行するように構成してもよい。さらに、1つの被写体が複数のカテゴリに属すように構成してもよい。
以下、本実施形態において、被写体撮像時に実行する処理の設定の自由度が高い撮像装置について説明する。
なお、本実施形態に係る撮像装置100の構成は、第1、2の実施形態に係る撮像装置100の構成と同様であるため説明を省略する。以下、本実施形態に係る撮像装置100の動作について説明するが、第1、2の実施形態に係る撮像装置100と同様の動作については、説明を簡略化又は省略する。
まず、図9に示すフローチャートを用いて、撮像装置100が実行するカテゴリ編集処理を説明する。なお、当該カテゴリ編集処理において、第1の実施形態と異なる主な部分は、カテゴリにさらにカテゴリ種別を対応付けることである。ここで、カテゴリ種別は、カテゴリを分類するための種別であり、任意のカテゴリ種別を用意することができる。本実施形態では、カテゴリ種別は、“所属カテゴリ”と“性別カテゴリ”の2種類であり、“家族”、“友人”、“会社”、“その他”カテゴリのカテゴリ種別は“所属カテゴリ”であり、“男性”、“女性”カテゴリのカテゴリ種別は“性別カテゴリ”であるものとして説明する。
まず、CPU20は、カテゴリの追加要求があるか否かを判別する(ステップS501)。
CPU20は、カテゴリの追加要求があると判別すると(ステップS501:YES)、カテゴリを作成する(ステップS502)。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別するまで(ステップS501:NO)、カテゴリ作成(ステップS502)を繰り返す。
CPU20は、カテゴリの追加の要求がないと判別すると(ステップS501:NO)、カテゴリの編集の要求があるか否かを判別する(ステップS503)。そして、CPU20は、カテゴリの編集の要求があると判別した場合(ステップS503:YES)、カテゴリの選択をユーザから受け付ける(ステップS504)。
次に、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があるか否かを判別する(ステップS505)。そして、CPU20は、被写体特定画像を追加する要求があると判別した場合(ステップS505:YES)、被写体特定画像を追加する(ステップS506)。
さらに、CPU20は、当該被写体特定画像に付加情報を追加する(ステップS507)。具体的には、付加情報を被写体特定画像と共にカテゴリ選択受付(ステップS504)で選択したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。本実施形態では、被写体特定画像により示される人物の年齢を示す整数値を付加情報として被写体特定画像に付加する。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別するまで(ステップS505:NO)、被写体特定画像の追加(ステップS506)と付加情報の追加(ステップS507)とを繰り返す。
CPU20は、被写体特定画像の追加の要求がないと判別すると(ステップS505:NO)、処理特定情報を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS508)。そして、CPU20は、処理特定情報を編集する要求があると判別した場合(ステップS508:YES)、処理特定情報を編集する(ステップS509)。
CPU20は、処理特定情報を編集する要求がないと判別するか(ステップS508:NO)、処理特定情報の編集(ステップS509)を完了すると、優先度情報を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS510)。そして、CPU20は、優先度情報を編集する要求があると判別した場合(ステップS510:YES)、優先度情報を編集する(ステップS511)。
CPU20は、優先度情報を編集する要求がないと判別するか(ステップS510:NO)、優先度情報の編集(ステップS511)を完了すると、カテゴリ種別を編集する要求があるか否かを判別する(ステップS512)。そして、CPU20は、カテゴリ種別を編集する要求があると判別した場合(ステップS512:YES)、カテゴリ種別を編集する(ステップS513)。
具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリ種別の指定をユーザから受け付ける画面を表示部90に表示させ、入力部70を介してカテゴリ種別の指定をユーザから受け付ける。そして、CPU20は、指定されたカテゴリ種別をカテゴリ選択受付(ステップS504)で選択したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶する。
CPU20は、カテゴリ種別を編集する要求がないと判別するか(ステップS512:NO)、カテゴリ種別の編集(ステップS513)を完了すると、カテゴリ編集要求があるか否かを判別する処理(ステップS503:NO)に処理を戻す。
CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別するまで(ステップS503:NO)、カテゴリ選択の受付(ステップS504)から優先度情報の編集(ステップS513)までの処理を繰り返す。CPU20は、カテゴリを編集する要求がないと判別すると(ステップS503:NO)、カテゴリ編集処理を終了する。
ここで、図10を用いて、カテゴリとカテゴリ種別との対応付けについて説明する。図10に示すように、各カテゴリには、被写体特定画像と処理特定情報と優先度情報とに加えカテゴリ種別が対応付けられている。
図10に示す例では、“家族”、“友人”、“会社”、“その他”カテゴリにはそれぞれカテゴリ種別として“所属カテゴリ”を登録し、“男性”、“女性”カテゴリにはそれぞれ“性別カテゴリ”を登録している。なお、CPU20は、例えばカテゴリ種別を文字列として設定データ記憶部50に記憶することにより登録する。
また、図示しないが、必要に応じて、付加情報を被写体特定画像に付加して設定データ記憶部50に記憶する。なお、カテゴリ種別が“性別カテゴリ”であるカテゴリは、後述する撮像処理で優先度情報を使用しないため、優先度情報を登録しなくても良い。
また、同一の被写体を複数のカテゴリに対応付ける場合は、同一の被写体特定画像を複数のカテゴリに登録する。図10に、友人1と友人2が共に、友人であると共に会社の同僚でもある場合に、複数のカテゴリにまたがって被写体特定画像を登録した様子を示す。なお、一般的に、各被写体は、“所属カテゴリ”と“性別カテゴリ”との両方に属すため、こられ双方のカテゴリに各被写体の被写体特定画像を登録する。なお、図10に示すカテゴリ登録テーブルは、図11に示すカテゴリ登録テーブルのように表現することもできる。
ここで、図12に、本実施形態において設定データ記憶部50に記憶される処理特定情報により特定される処理の一例を示す。図12に示すように、処理特定情報により特定される処理は、被写体毎に施される処理であってもよく、また、付加情報に対応する処理であってもよい。
次に、図13に示すフローチャートを用いて、本実施形態にかかる撮像装置100が実行する撮像処理を説明する。なお、当該撮像処理が第2の実施形態と異なる部分は、主に、カテゴリ種別が“性別カテゴリ”であるカテゴリについてはカテゴリの優先度にかかわらず処理を実行すること、及び、当該処理は被写体毎に実行する処理であることの2点である。
まず、撮像部60は、複数の被写体(人物の顔)を含む領域を撮像し、当該複数の被写体を含む領域を表す画像データを生成し、生成した画像データを撮像画像記憶部65に記憶する(ステップS601)。本実施形態では、第2の実施形態と同様に、撮像部60は、被写体として母親の顔と娘の顔と上司の顔とを撮像したものとして説明する。
次に、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶されている画像データに基づいて、母親の顔と娘の顔と上司の顔とのそれぞれを表現する3つの被写体画像を生成してRAM40に記憶する(ステップS602)。
次に、CPU20は、非選択のカテゴリがあるか否かを判別する(ステップS603)。CPU20は、非選択のカテゴリがないと判別した場合(ステップS603:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリであって、カテゴリ種別が“所属カテゴリ”であるカテゴリのうち最も優先度が高いカテゴリを特定する(ステップS608)。当該処理については後述する。
一方、CPU20は、非選択のカテゴリがあると判別した場合(ステップS603:YES)、非選択のカテゴリを選択する(ステップS604)。
次に、CPU20は、非選択のカテゴリの選択(ステップS604)において選択したカテゴリのカテゴリ種別が“所属カテゴリ”であるか否かを判別する(ステップS605)。具体的には、例えば、CPU20は、選択したカテゴリに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されているカテゴリ種別が“所属カテゴリ”であるか否かを判別する。
CPU20は、選択したカテゴリのカテゴリ種別が“所属カテゴリ”であると判別した場合(ステップS605:YES)、マッチフラグセット処理(ステップS606)を実行する。一方、CPU20は、選択したカテゴリのカテゴリ種別が“所属カテゴリ”ではない(“性別カテゴリ”である)と判別した場合(ステップS605:NO)、性別カテゴリ処理(ステップS607)を実行する。
ここで、図14に示すフローチャートを参照して、マッチフラグセット処理(ステップS606)を説明する。
まず、CPU20は、非選択の被写体画像があるか否かを判別する(ステップS701)。CPU20は、非選択の被写体画像がないと判別した場合(ステップS701:NO)、マッチフラグセット処理(ステップS606)を完了し、非選択のカテゴリがあるかないかを判別する処理(ステップS603)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体画像があると判別した場合(ステップS701:YES)、非選択の被写体画像を選択する(ステップS702)。
次に、CPU20は、ステップS604で選択したカテゴリに対応付けられた被写体特定画像の中で、非選択の被写体特定画像があるか否かを判別する(ステップS703)。CPU20は、非選択の被写体特定画像がないと判別した場合(ステップS703:NO)、非選択の被写体画像があるか否かを判別する処理(ステップS701)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体特定画像があると判別した場合(ステップS703:YES)、非選択の被写体特定画像を選択する(ステップS704)。
次に、CPU20は、非選択の被写体画像選択(ステップS702)において選択した被写体画像と、非選択の被写体特定画像選択(ステップS704)において選択した被写体特定画像とを照合する(ステップS705)。
そして、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチするか否かを判別する(ステップS706)。CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチすると判別した場合(ステップS706:YES)、カテゴリ別に用意したマッチフラグをセットし(ステップS707)、その後、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS703)に処理を戻す。
一方、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチしないと判別した場合(ステップS706:NO)、ただちに、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS703)に処理を戻す。
本実施形態では、被写体画像は、母親の顔を表現する画像、娘の顔を表現する画像、上司を表現する画像の3つである。このため、CPU20は、非選択のカテゴリを選択する処理(ステップS604)においてカテゴリとして“家族”を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS702)において母親の顔を示す被写体画像を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS704)において被写体特定画像として“母親画像”を選択したとき、画像がマッチするかを判別する処理(ステップS706)において、画像がマッチすると判別する(ステップS706:YES)。
同様に、CPU20は、カテゴリとして“家族”を選択し、被写体画像として母親の顔を示す被写体画像を選択し、被写体特定画像として“母親画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。さらに、CPU20は、カテゴリとして“会社”を選択し、被写体画像として上司の顔を示す被写体画像を選択し、被写体特定画像として“上司画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。
すなわち、CPU20は、“家族”カテゴリに対応するマッチフラグと、“会社”カテゴリに対応するマッチフラグとをセットする。
なお、CPU20は、カテゴリ種別が所属カテゴリでないカテゴリ、すなわち、カテゴリ種別が性別カテゴリである“男性”カテゴリと“女性”カテゴリについては、ここでは画像の照合を実行しない。以上でマッチフラグセット処理の説明を終了する。
次に、図15に示すフローチャートを参照して、性別カテゴリ処理(ステップS607)を説明する。
まず、CPU20は、非選択の被写体画像があるか否かを判別する(ステップS801)。CPU20は、非選択の被写体画像がないと判別した場合(ステップS801:NO)、性別カテゴリ処理(ステップS607)を完了し、非選択のカテゴリがあるかないかを判別する処理(ステップS603)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体画像があると判別した場合(ステップS801:YES)、非選択の被写体画像を選択する(ステップS802)。
次に、CPU20は、ステップS604で選択したカテゴリに対応付けられた被写体特定画像の中で、非選択の被写体特定画像があるか否かを判別する(ステップS803)。CPU20は、非選択の被写体特定画像がないと判別した場合(ステップS803:NO)、非選択の被写体画像があるか否かを判別する処理(ステップS801)に処理を戻す。
一方、CPU20は、非選択の被写体特定画像があると判別した場合(ステップS803:YES)、非選択の被写体特定画像を選択する(ステップS804)。
次に、CPU20は、非選択の被写体画像選択(ステップS802)において選択した被写体画像と、非選択の被写体特定画像選択(ステップS804)において選択した被写体特定画像とを照合する(ステップS805)。
そして、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチするか否かを判別する(ステップS806)。CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチすると判別した場合(ステップS806:YES)、付加情報の読み出しを実行する(ステップS807)。
一方、CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチしないと判別した場合(ステップS806:NO)、ただちに、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS803)に処理を戻す。
本実施形態では、被写体画像は、母親の顔を表現する画像、娘の顔を表現する画像、上司の顔を表現する画像の3つである。このため、CPU20は、非選択のカテゴリを選択する処理(ステップS604)においてカテゴリとして“男性”を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS802)において上司の顔を示す被写体画像を選択し、非選択の被写体特定画像を選択する処理(ステップS804)において被写体特定画像として“上司画像”を選択したとき、画像がマッチするかを判別する処理(ステップS806)において、画像がマッチすると判別する(ステップS806:YES)。
同様に、CPU20は、カテゴリとして“女性”を選択し、被写体画像として母親の顔を示す被写体画像を選択し、被写体特定画像として“母親画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。さらに、CPU20は、カテゴリとして“女性”を選択し、被写体画像として娘の顔を示す被写体画像を選択し、被写体特定画像として“娘画像”を選択したとき、画像がマッチすると判別する。
なお、CPU20は、カテゴリ種別が性別カテゴリでないカテゴリ、すなわち、カテゴリ種別が所属カテゴリである“家族”、“友人”、“会社”、“その他”カテゴリについては、ここでは画像の照合を実行しない。
CPU20は、被写体画像と被写体特定画像とがマッチすると判別した場合(ステップS806:YES)、付加情報の読み出しを実行する(ステップS807)。具体的には、CPU20は、非選択の被写体特定画像選択(ステップS804)において選択された被写体特定画像と共に非選択カテゴリの選択(ステップS604)で選択したカテゴリと対応付けて設定データ記憶部50に記憶されている付加情報を読み出す。
CPU20は、付加情報の読み出し(ステップS807)を完了すると、カテゴリ別処理を実行する(ステップS808)。具体的には、CPU20は、非選択のカテゴリ選択(ステップS604)で選択したカテゴリに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている処理特定情報により特定される処理を実行する。この際、CPU20は、付加情報の読み出し(ステップS807)で読み出した付加情報に応じた処理を実行する。
本実施形態においては、“男性”カテゴリには、輪郭強調処理(処理8)が対応付けられており、“女性”カテゴリには、美肌処理(処理10)が対応付けられている。このため、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶された画像データのうち、上司の顔に相当する画像部分に輪郭強調処理を施し、母親の顔及び娘の顔に相当する画像部分に美肌処理を施す。
なお、上述したように、カテゴリに対応付ける処理は、付加情報に対応した処理であってよい。付加情報が被写体特定画像により示される人物の年齢であり、美肌処理(処理10)により特定される処理が、付加情報が30以上の被写体のみに美肌処理を施す処理である場合を例にして説明する。例えば、母親画像と共に記憶されている付加情報が50であり、娘画像と共に記憶されている付加情報が20である場合、CPU20は、撮像画像記憶部65に記憶された画像データのうち、母親の顔に相当する画像部分にのみ美肌処理を施す。
CPU20は、カテゴリ別処理(ステップS808)を完了すると、非選択の被写体特定画像があるかないかを判別する処理(ステップS803)に処理を戻す。以上で性別カテゴリ処理の説明を終了する。以下、撮像処理の説明に戻る。
上述したように、CPU20は、非選択のカテゴリがないと判別した場合(ステップS603:NO)、カテゴリ別のマッチフラグがセットされたカテゴリであって、カテゴリ種別が“所属カテゴリ”であるカテゴリのうち最も優先度が高いカテゴリを特定する(ステップS608)。具体的には、例えば、CPU20は、カテゴリ種別が“所属カテゴリ”であるカテゴリであって、マッチフラグがセットされた全てのカテゴリのそれぞれに対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている優先度情報を比較し、最も優先度が高いカテゴリを特定する。
そして、CPU20は、当該特定したカテゴリに対応するカテゴリ別処理を実行する(ステップS609)。すなわち、CPU20は、カテゴリ“家族”に対応付けられて設定データ記憶部50に記憶されている処理特定情報により特定される処理2のみを実行する。具体的には、CPU20は、カテゴリ“家族”に属す被写体である母親の顔と娘の顔のみが撮像範囲に収まるように電子ズームを実行する。
CPU20は、カテゴリ別処理(ステップS413)を完了すると、撮像処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態にかかる撮像装置によれば、被写体の撮像前に、被写体毎に実行する処理をカテゴリに対応付けることができ、さらに、被写体特定画像に付加情報を対応付けておくことができる。このため、複数の被写体の撮像時に、複数の被写体のそれぞれに対して、付加情報に対応する処理を実行することができる。
また、本実施形態にかかる撮像装置によれば、被写体の撮像前に、各カテゴリにカテゴリの種別をあらかじめ対応付けておくことができる。このため、例えば、カテゴリ種別が所定のカテゴリ種別であるカテゴリに対応付けた処理は優先度を考慮して実行し、カテゴリ種別が所定のカテゴリ種別でないカテゴリに対応付けた処理は優先度を考慮せずに実行するなど、カテゴリ種別に対応して処理を制御することができる。このように本実施形態にかかる撮像装置によれば、ユーザの意図に応じた自由な設定が可能となる。
(変形例)
上記実施形態では、処理特定情報は図4や図12に示す処理を特定する情報であるとして説明した。しかし、処理特定情報により特定される処理は任意に設定することが可能である。この場合でも、撮像装置が備える記憶装置に、任意の処理を実行するプログラムをあらかじめ格納しておき、当該任意の処理を特定する情報のみをユーザに選択させるように構成するだけでよい。
また、上記実施形態では、ユーザがシャッターボタンを押した後に、撮像処理を実行するものとして説明した。しかし、撮像装置の表示部にスルー表示している任意のタイミングで撮像処理を実行するようにしてもよい。例えば、撮像条件を設定する処理を処理特定情報で特定するように設定し、スルー表示している間に上述した撮像処理を繰り返すように構成していれば、ユーザがシャッターボタンを押したときは、好ましい撮像条件で撮像することが可能となる。
また、上記実施形態では、撮像部が撮像した1つの画像に基づいて被写体を特定、照合するように構成していた。しかし、撮像部が撮像した複数の画像に基づいて被写体を特定、照合するように構成してもよく、この場合は、被写体の誤認識を減らすことが可能となる。また、撮像部が動画を撮像する場合、例えば、所定の間隔でフレームを抽出し、当該抽出したフレームに基づいて被写体を特定、照合するように構成する。
上記実施形態では、撮像した画像データに基づいて生成した被写体画像と、カテゴリに対応付けた被写体特定画像とを照合することにより、撮像した被写体がカテゴリに属するか否かを判別した。しかしながら、カテゴリに対応付けるものは被写体特定画像である必要はなく、被写体を特定可能な情報であれば特徴量などであってもよい。この場合、撮像した画像データに基づいて生成した被写体画像から抽出した特徴量と、カテゴリに対応付けた特徴量とを比較することにより、撮像した被写体がカテゴリに属するか否かを判別する。
上記カテゴリ編集処理においては、カテゴリや被写体特定画像を追加する例のみを示したが、カテゴリや被写体特定画像を削除できるように構成することも可能である。
上記実施形態では、被写体は人物の顔であったが、被写体は人物の顔に限られず、人物、物品、風景など任意のものを被写体とすることが可能である。
さらに、本発明は、上述した構成例やフローチャートに示される手順に限定されないことは勿論である。
上記実施形態では、プログラムが、記憶装置に予め記憶されているものとして説明した。しかし、撮像装置を、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read−Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等してプログラムを実行してもよい。
本発明の第1〜3の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る撮像装置が実行するカテゴリ編集処理の一例を示すフローチャートである。 カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報との対応付けを示すカテゴリ登録テーブルの一例を示す図である。 処理特定情報により特定される処理の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る撮像装置が実行する撮像処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る撮像装置が実行するカテゴリ編集処理の一例を示すフローチャートである。 カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報との対応付けを示すカテゴリ登録テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る撮像装置が実行する撮像処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る撮像装置が実行するカテゴリ編集処理の一例を示すフローチャートである。 カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報との対応付けを示すカテゴリ登録テーブルの一例を示す図である。 カテゴリと被写体特定画像と処理特定情報との対応付けを示すカテゴリ登録テーブルの一例を示す図である。 処理特定情報により特定される処理の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る撮像装置が実行する撮像処理の一例を示すフローチャートである。 図13に示すマッチフラグセット処理の一例を示すフローチャートである。 図13に示す性別カテゴリ処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・バス、20・・・CPU、30・・・ROM、40・・・RAM、50・・・設定データ記憶部、55・・・画像データ記憶部、60・・・撮像部、65・・・撮像画像記憶部、70・・・入力部、80・・・通信部、90・・・表示部、95・・・表示画像記憶部、100・・・撮像装置、200・・・人物

Claims (11)

  1. 被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置であって、
    被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報としてカテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す複数の被写体を特定する情報とを対応付けて記憶するとともに、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、前記画像中の被写体を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された被写体が属すカテゴリを、前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報から判別するカテゴリ判別手段と、
    前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する処理手段と、
    ユーザの操作に応答して、前記記憶手段に記憶されたカテゴリを指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定されたカテゴリに属す複数の被写体を特定する情報前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報に記憶させるカテゴリ情報記憶手段と、
    ユーザの操作に応答して前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段と、
    を備える、ことを特徴とする撮像装置。
  2. カテゴリの優先度を示す優先度情報を当該カテゴリと対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、をさらに備え、
    前記処理手段は、前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、最も優先度の高いカテゴリに対応付けられている処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. カテゴリの優先度を示す優先度情報を、当該カテゴリと対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、をさらに備え、
    前記カテゴリ判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、各被写体が属すカテゴリを判別し、
    前記処理手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、最も優先度の高いカテゴリを特定し、特定したカテゴリに対応付けられている処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記処理記憶手段により記憶される処理は、所定の撮像条件を設定する処理、所定の撮像モードを設定する処理、前記撮像手段により生成された画像データを所定の記録先に記録する処理、前記撮像手段により生成された画像データを所定の送信先アドレス宛に送信する処理、のいずれかを特定する情報である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置であって、
    被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報と、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理とを記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像中の被写体が属すカテゴリを、当該画像と前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報とに基づいて判別するカテゴリ判別手段と、
    前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶された処理を実行する処理手段と、
    ユーザの操作に応答して、カテゴリ情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ情報記憶手段と、
    ユーザの操作に応答して、前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段と、
    所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段と、
    前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該複数のカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別するカテゴリ種別判別手段と、
    前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、前記カテゴリ種別判別手段により所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定する優先度特定手段と、を備え、
    前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、前記所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、
    ことを特徴とする撮像装置
  6. 前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段と、
    所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段と、をさらに備え、
    前記カテゴリ判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、各被写体が属すカテゴリを判別し、
    前記カテゴリ種別判別手段は、前記撮像手段により撮像された被写体が複数ある場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該各被写体が属すと判別されたカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別し、
    前記優先度特定手段は、前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定し、
    前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、当該特定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記処理情報記憶手段に記憶された処理のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに対応付ける処理は、前記撮像手段により撮像された画像のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに属す被写体画像部分に対する画像処理を特定する情報である、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  8. 前記記憶手段は、前記カテゴリ情報として、カテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す被写体を特定する情報と、当該被写体に関する付加情報とを対応付けて記憶し、
    前記カテゴリ情報記憶手段は、ユーザの操作に応答して、カテゴリを指定し、指定したカテゴリに属す被写体を特定する情報と付加情報とを記憶し、
    前記カテゴリ判別手段は、前記特定手段により特定された被写体に一致する被写体を特定する情報が対応付けられているカテゴリに、当該被写体が属すと判別し、
    前記処理手段は、前記カテゴリ判別手段により所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する場合は、前記撮像手段により撮像された画像のうち、当該所定のカテゴリ種別に属さないカテゴリに属す被写体画像部分に対する画像処理であって、当該被写体と一致する被写体を特定する情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている付加情報に応じた処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記カテゴリ情報記憶手段に記憶された被写体を特定する情報は、当該カテゴリに属す被写体が表現された画像データである、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  10. コンピュータを、被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置として機能させるためのプログラムであって、
    被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報としてカテゴリを特定する情報と、当該カテゴリに属す複数の被写体を特定する情報とを対応付けて記憶するとともに、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理を記憶手段に記憶させる記憶制御手段
    撮像された画像を解析する解析手段、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、前記画像中の被写体を特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された被写体が属すカテゴリを、前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報から判別するカテゴリ判別手段、
    前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する処理手段、
    ユーザの操作に応答して前記記憶手段に記憶されたカテゴリを指定する指定手段、
    前記指定手段により指定されたカテゴリに属す複数の被写体を特定する情報前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報に記憶させるカテゴリ情報記憶手段、
    ユーザの操作に応答して撮像手段による撮像の際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段、
    として機能させる、ことを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータを、被写体が属すカテゴリに応じた処理を実行する撮像装置として機能させるためのプログラムであって、
    被写体を分類するための複数のカテゴリを定義するカテゴリ情報と、当該カテゴリ情報で定義される複数のカテゴリのうちの少なくとも1つのカテゴリについて、そのカテゴリに属す被写体を撮像する際に実行する処理とを記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
    撮像された画像中の被写体が属すカテゴリを、当該画像と前記記憶手段に記憶されたカテゴリ情報とに基づいて判別するカテゴリ判別手段、
    前記カテゴリ判別手段により当該被写体が属すと判別されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶された処理を実行する処理手段、
    ユーザの操作に応答して、カテゴリ情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ情報記憶手段、
    ユーザの操作に応答して、前記撮像する際に実行する処理を前記記憶手段に記憶させる処理情報記憶手段、
    前記記憶手段に記憶されている複数のカテゴリをさらに分類するカテゴリ種別を特定するカテゴリ種別情報を前記記憶手段に記憶させるカテゴリ種別情報記憶手段、
    所定のカテゴリ種別に属すカテゴリの優先度を示す優先度情報を当該所定のカテゴリ種別に属すカテゴリに対応付けて前記記憶手段に記憶させる優先度情報記憶手段、
    前記カテゴリ判別手段により被写体が複数のカテゴリに属すと判別された場合に、前記記憶手段に記憶されているカテゴリ種別を参照することにより、当該複数のカテゴリが当該所定のカテゴリ種別に属すか否かを判別するカテゴリ種別判別手段、
    前記記憶手段に記憶されている優先度情報に基づいて、前記カテゴリ種別判別手段により所定のカテゴリ種別に属すと判別されたカテゴリの優先度を比較して、最も優先度の高いカテゴリを特定する優先度特定手段、として機能させ、
    前記処理手段は、前記優先度特定手段により特定されたカテゴリに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行するとともに、前記所定のカテゴリ種別に属さないと判別されたカテゴリのそれぞれに対応付けられて前記記憶手段に記憶されている処理を実行する、ことを特徴とするプログラム
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