JP5145762B2 - サージ抑制回路およびインバータ駆動モータシステム - Google Patents

サージ抑制回路およびインバータ駆動モータシステム Download PDF

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本発明はサージ抑制回路およびインバータ駆動モータシステムに関し、特に、スイッチング素子にて出力電圧波形を制御し、ケーブルを介してモータに電力を供給するインバータにおけるサージ電圧の抑制方法に適用して好適なものである。
インバータ駆動モータシステムでは、インバータに設けられたスイッチング素子にて出力電圧波形を制御し、ケーブルを介してモータに電力を供給することが行われている。
図4は、従来のインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。
図4において、インバータ13の入力側は、コンバータ12およびトランス11を順次介して商用電源に接続され、インバータ13の出力側は、ケーブル14を介してモータ15に接続されている。
ここで、コンバータ12には、スイッチング素子S11〜S22およびダイオードD11〜S28が設けられている。そして、スイッチング素子S11〜S22は、ダイオードD11〜S22がそれぞれ逆並列接続されるとともに、スイッチング素子S11〜S14は互いに直列接続され、スイッチング素子S15〜S18は互いに直列接続され、スイッチング素子S19〜S22は互いに直列接続されている。
そして、直列接続されたスイッチング素子S11〜S14と、直列接続されたスイッチング素子S15〜S18と、直列接続されたスイッチング素子S19〜S22とは互いに並列接続されている。
また、ダイオードD23、D24は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD23、D24は、直列接続されたスイッチング素子S12、S13に逆並列接続されている。また、ダイオードD25、D26は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD25、D26は、直列接続されたスイッチング素子S16、S17に逆並列接続されている。さらに、ダイオードD27、D28は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD27、D28は、直列接続されたスイッチング素子S20、S21に逆並列接続されている。
そして、スイッチング素子S12、S13の接続点、スイッチング素子S16、S17の接続点およびスイッチング素子S20、S21の接続点は、トランス11を介して商用電源の各相にそれぞれ接続されている。
すなわち、コンバータ12において、スイッチング素子S11〜S14およびダイオードD11〜D14にて1相分を受け持つことができ、スイッチング素子S15〜S18およびダイオードD15〜D18にて他の1相分を受け持つことができ、スイッチング素子S19〜S22およびダイオードD19〜D22にてさらに他の1相分を受け持つことができる。
また、インバータ13には、スイッチング素子S51〜S62およびダイオードD51〜D68が設けられている。そして、スイッチング素子S51〜S62は、ダイオードD51〜S62がそれぞれ逆並列接続されるとともに、スイッチング素子S51〜S54は互いに直列接続され、スイッチング素子S55〜S58は互いに直列接続され、スイッチング素子S59〜S62は互いに直列接続されている。
そして、直列接続されたスイッチング素子S51〜S54と、直列接続されたスイッチング素子S55〜S58と、直列接続されたスイッチング素子S59〜S62とは互いに並列接続されている。
また、ダイオードD63、D64は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD63、D64は、直列接続されたスイッチング素子S62、S63に逆並列接続されている。また、ダイオードD65、D66は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD65、D66は、直列接続されたスイッチング素子S56、S57に逆並列接続されている。さらに、ダイオードD67、D68は互いに直列接続され、直列接続されたダイオードD67、D68は、直列接続されたスイッチング素子S60、S61に逆並列接続されている。
そして、スイッチング素子S52、S53の接続点、スイッチング素子S56、S57の接続点およびスイッチング素子S60、S61の接続点は、ケーブル14を介してモータ15の各相にそれぞれ接続されている。
すなわち、インバータ13において、スイッチング素子S51〜S54およびダイオードD51〜D54にて1相分を受け持つことができ、スイッチング素子S55〜S58およびダイオードD55〜D58にて他の1相分を受け持つことができ、スイッチング素子S59〜S62およびダイオードD59〜D62にてさらに他の1相分を受け持つことができる。
また、直流コンデンサC1、C2は互いに直列接続され、直列接続された直流コンデンサC1、C2の両端は、直列接続されたスイッチング素子S15〜S18の両端にそれぞれ接続されるとともに、直列接続されたスイッチング素子S55〜S58の両端にそれぞれ接続されている。
また、直列接続されたダイオードD23、D24の接続点、直列接続されたダイオードD25、D26の接続点、直列接続されたダイオードD27、D28の接続点は直流コンデンサC1、C2の接続点に接続されるとともに、直列接続されたダイオードD63、D64の接続点、直列接続されたダイオードD65、D66の接続点、直列接続されたダイオードD67、D68の接続点は直流コンデンサC1、C2の接続点に接続されている。
そして、インバータ13の1相分を例にとって説明すると、例えば、スイッチング素子S51、S52をオンすることで正の直流電圧を出力することができ、スイッチング素子S52、S53をオンすることで零電圧を出力することができ、スイッチング素子S53、S54をオンすることで負の直流電圧を出力することができ、各相ごとに3レベルの電圧を出力する3レベルインバータとして動作させることができる。
そして、3レベルインバータにおいて、コンバータ12にて整流された直流電圧=2Vdは、同容量の直流コンデンサC1、C2にてVdに分圧される。
ここで、インバータ駆動モータシステムにおいて、インバータ13のスイッチング素子S11〜S22は、数kHz〜十数kHzの周波数でオン/オフされ、インバータ出力端T1の電圧は立ち上がりと立ち下がりが急峻なパルス電圧となる。また、モータ15のインピーダンスはケーブル14のインピーダンスに比べて極めて大きい。
このため、インバータ駆動モータシステムでは、インバータ13からモータ15に電力が供給されると、モータ受電端T2で電圧が反射し、インバータ出力端T1の約2倍の電圧がサージ電圧として印加される。
このサージ電圧は、モータ15の線間や対地間の絶縁破壊を引き起こしたり、部分放電による電動機巻線の絶縁部の寿命を低下させたりする原因となる。このようなサージ電圧を抑制する方法として、サージ抑制回路をモータ受電端T2に接続する方法がある(特許文献1)。
図5は、従来のサージ抑制回路が適用されるインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。
図5において、サージ抑制回路16には、抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3が設けられている。そして、抵抗RN1とコンデンサCN1は互いに直列接続され、抵抗RN2とコンデンサCN2は互いに直列接続され、抵抗RN3とコンデンサCN3は互いに直列接続されている。そして、これらの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の一端は、モータ受電端T2の各相にそれぞれ接続されるとともに、これらの直列回路の他端は共通に接続されている。
そして、サージ抑制回路16の抵抗RN1〜RN3の値をケーブル14のインピーダンスと同程度の値に設定することにより、モータ受電端T2でのインピーダンス不整合による反射を低減し、サージ電圧を抑制することができる。
ここで、所定の基準電位に対して3相電圧を表すと、3相電圧の瞬時値を加算した値に1/3の係数を乗じた第1の成分と、3相電圧の瞬時値から第1の成分を減算した第2の成分に3相電圧を分離することができる。
この第1の成分は零相成分と呼ばれ、3相3線式では、回路の浮遊容量などを介して流れる漏れ電流の原因となる電圧成分である。第2の成分の3相電圧は対称成分と呼ばれ、その瞬時値を加算するとゼロになる。
例えば、対地に対する3相のサージ電圧を加算してもゼロにはならないので、サージ電圧には零相成分が含まれている。
また、特許文献2には、線間の交流的短絡によるスイッチング素子の電流増加がなく、線間の共振及び中性点の共振もなく、高周波ノイズを低減するとともに、モータ等の電気機器の漏洩電流を低減するフィルタを構成するために、コモンモードチョークコイルと電気機器間の各線にコンデンサと抵抗の直列接続体の一方を接続し、その直列接続体の他端を共通接続し、共通接続された直列接続体の他端を交流電源より高い周波数成分に対して接地と同等の電位を持つ仮想接地電位部に接続する方法が開示されている。
特開平11−262245号公報 特開2001−69762号公報
しかしながら、図5のサージ抑制回路16では、そこに流れる3相電流の瞬時値を加算するとゼロになるので、サージ電圧の零相成分にはサージの抑制がなく、サージ電圧の対称成分にしかサージを抑制することができないという問題があった。
ここで、零相成分に対するサージの抑制効果が得られるようにするために、図6に示すように、抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の他端を接地する方法が考えられる。
ただし、この図6の方法では、サージ抑制回路16を通った漏れ電流Ireakageは全て対地に流れ、漏れ電流Ireakageが増大するという問題がある。
また、共通接続された直列接続体の他端を接続するために、交流電源より高い周波数成分に対して接地と同等の電位を持つ仮想接地電位部を設ける必要があり、仮想接地電位部がない場合には適用できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、漏れ電流を低減しつつ、零相成分に対するサージの抑制効果を得ることが可能なサージ抑制回路およびインバータ駆動モータシステムを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載のサージ抑制回路によれば、多レベルインバータからケーブルを介して電力を供給されるモータの受電端に接続されるサージ抑制回路において、前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された直列回路と、前記直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗と、を備え、前記直列回路の一端は前記モータの受電端に接続されるとともに、前記直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とする。
また、請求項2記載のサージ抑制回路によれば、多レベルインバータからケーブルを介して電力を供給されるモータの受電端に接続されるサージ抑制回路において、前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された第1の直列回路と、前記第1の直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗第2のコンデンサとが直列接続された第2の直列回路をさらに備え、前記第1の直列回路の一端は前記モータの受電端に接続され、前記第1の直列回路の他端は前記第2の直列回路の一端に接続され、前記第2の直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とす
また、請求項3記載のインバータ駆動モータシステムによれば、モータに電力を供給する多レベルインバータと、前記モータと前記多レベルインバータとを接続するケーブルと、前記モータの受電端に接続されたサージ抑制回路とを備え、前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された直列回路と、前記直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗と、を備え、前記直列回路の一端は前記モータの受電端に接続されるとともに、前記直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とする。
また、請求項4記載のインバータ駆動モータシステムによれば、モータに電力を供給する多レベルインバータと、前記モータと前記多レベルインバータとを接続するケーブルと、前記モータの受電端に接続されたサージ抑制回路と、を備え、前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された第1の直列回路と、前記第1の直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗第2のコンデンサとが直列接続された第2の直列回路と、を備え、前記第1の直列回路の一端は前記モータの受電端に接続され、前記第1の直列回路の他端は前記第2の直列回路の一端に接続され、前記第2の直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とす
以上説明したように、本発明によれば、サージ抑制回路に設けられた直列回路の他端を多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続することにより、サージ抑制回路の直列回路の他端を商用電源の接地点と同電位に保ちつつ、サージ抑制回路を通った漏れ電流を多レベルインバータ側に回生させることが可能となる。このため、サージ電圧の対称成分だけでなくサージ電圧の零相成分についてもサージの抑制効果を発揮させつつ、サージ抑制回路を通った漏れ電流が対地に流れるのを抑制することができ、漏れ電流を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るサージ抑制回路について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るサージ抑制回路が適用されるインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。
図1において、インバータ駆動モータシステムには、コンバータ12およびインバータ13が設けられ、インバータ13はケーブル14を介してモータ15に接続されるとともに、モータ受電端T2にはサージ抑制回路16が接続されている。なお、インバータ13は、直流電圧の高電位点VP、直流電圧の中性点VMおよび直流電圧の低電位点VNを有する3レベルインバータを構成することができる。また、コンバータ12に設けられたスイッチング素子S11〜S22およびインバータ13に設けられたスイッチング素子S51〜S62としては、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)やパワーMOSFETを用いることができる。
ここで、サージ抑制回路16には、抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3が設けられている。そして、これらの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の一端は、モータ受電端T2の各相にそれぞれ接続されるとともに、これらの直列回路の他端はインバータ13の直流電圧の中性点VMに接続されている。
ここで、サージ抑制回路16の直列回路の他端をインバータ13の直流電圧の中性点VMに接続することにより、サージ抑制回路16の直列回路の他端が商用電源の接地点と同電位に保たれつつ、サージ抑制回路16を通った漏れ電流Ireakageはインバータ13側に回生される。このため、サージ電圧の対称成分だけでなくサージ電圧の零相成分についてもサージの抑制効果を発揮させつつ、サージ抑制回路16を通った漏れ電流Ireakageが対地に流れるのを抑制することができ、漏れ電流Ireakageを低減することが可能となる。
図2は、図1のインバータ駆動モータシステムに適用されるサージ抑制回路のその他の構成例を示す図である。
図2(a)において、サージ抑制回路16aの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の他端は、インバータ13の直流電圧の中性点VMに直接接続するようにしてもよい。
また、図2(b)において、サージ抑制回路16bの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の他端は、コンデンサCCを介してインバータ13の直流電圧の中性点VMに接続するようにしてもよい。
また、図2(c)において、サージ抑制回路16cの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の他端は、抵抗RCを介してインバータ13の直流電圧の中性点VMに接続するようにしてもよい。
また、図2(d)において、サージ抑制回路16dの抵抗RN1〜RN3およびコンデンサCN1〜CN3からなる直列回路の他端は、抵抗RCおよびコンデンサCCを順次介してインバータ13の直流電圧の中性点VMに接続するようにしてもよい。
ここで、例えば、ケーブル14の対称成分の特性インピーダンスをRN0、ケーブル14の零相成分の特性インピーダンスをRC0とすると、図2(a)の構成では、対称成分のサージ電圧を抑制するために、特性インピーダンスRN0とインピーダンス整合させると、抵抗RN1〜RN3の値RNは、RN=2RN0/3となる。この場合、サージ抑制回路16bの零相成分の抵抗値は、RN/3(=2RN0/9)となる。
ここで、ケーブル14の特性インピーダンスは、RC0>RN0という関係があることから、図2(a)の構成では、零相成分については完全インピーダンス整合ることができない(RC0/3>RN/3=2RN0/9)。
一方、図2(c)の構成では、抵抗RCの値RCがRC0−RN/3となるように設定することで、サージ抑制回路16cの零相成分の抵抗値についても完全インピーダンス整合ることができ、対称成分と零相成分の双方に対して高いサージ抑制効果を期待することができる。
また、図2(b)または図2(d)の構成において、対称成分と零相成分の双方に対して高いサージ抑制効果が得られるように、コンデンサCCの値CCを任意に決めることができる。
なお、図1の実施形態では、交流を直流に変換するためにコンバータ12を設ける方法について説明したが、図3に示すように、コンバータ12の代わりに、ダイオードD101〜D106から構成されるダイオード整流回路17を設けるようにしてもよい。
また、多レベルインバータとしては、サージ抑制回路16の直列回路の他端を接続可能な直流電圧の中性点VMを持つものならば、3レベルインバータ以外のものでもよい。
本発明の第1実施形態に係るサージ抑制回路が適用されるインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。 図1のインバータ駆動モータシステムに適用されるサージ抑制回路のその他の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るサージ抑制回路が適用されるインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。 従来のインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。 従来のサージ抑制回路が適用されるインバータ駆動モータシステムの概略構成を示す図である。 零相成分に対するサージの抑制効果が得られるサージ抑制回路を適用したインバータ駆動モータシステムの構成例を示す図である。
符号の説明
11 トランス
12 コンバータ
13 インバータ
14 ケーブル
15 モータ
16、16a〜16d サージ抑制回路
17 ダイオード整流回路
S11〜S22、S51〜S62 スイッチング素子
D11〜S28、D51〜D68、D101〜D106 ダイオード
C1、C2 直流コンデンサ
CN1〜CN3、CC コンデンサ
RN1〜RN3、RC 抵抗
T1 インバータ出力端
T2 モータ受電端

Claims (4)

  1. 多レベルインバータからケーブルを介して電力を供給されるモータの受電端に接続されるサージ抑制回路において、
    前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された直列回路と、
    前記直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗と、を備え、
    前記直列回路の一端は前記モータの受電端に接続されるとともに、前記直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とするサージ抑制回路。
  2. 多レベルインバータからケーブルを介して電力を供給されるモータの受電端に接続されるサージ抑制回路において、
    前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された第1の直列回路と、
    前記第1の直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗第2のコンデンサとが直列接続された第2の直列回路をさらに備え
    前記第1の直列回路の一端は前記モータの受電端に接続され、前記第1の直列回路の他端は前記第2の直列回路の一端に接続され、前記第2の直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とするサージ抑制回路。
  3. モータに電力を供給する多レベルインバータと、
    前記モータと前記多レベルインバータとを接続するケーブルと、
    前記モータの受電端に接続されたサージ抑制回路とを備え、
    前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された直列回路と、
    前記直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗と、を備え、
    前記直列回路の一端は前記モータの受電端に接続されるとともに、前記直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とするインバータ駆動モータシステム。
  4. モータに電力を供給する多レベルインバータと、
    前記モータと前記多レベルインバータとを接続するケーブルと、
    前記モータの受電端に接続されたサージ抑制回路と、を備え、
    前記サージ抑制回路は、前記モータの受電端でのインピーダンス不整合による反射が低減されるように値が設定された第1の抵抗と第1のコンデンサとが直列接続された第1の直列回路と、
    前記第1の直列回路に直列接続され、零相成分についてのインピーダンス整合がとられるように値が設定された第2の抵抗第2のコンデンサとが直列接続された第2の直列回路と、を備え
    前記第1の直列回路の一端は前記モータの受電端に接続され、前記第1の直列回路の他端は前記第2の直列回路の一端に接続され、前記第2の直列回路の他端は前記多レベルインバータの直流電圧の中性点に接続されることを特徴とするインバータ駆動モータシステム。
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