JP5145628B2 - コモン電極駆動回路 - Google Patents

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本発明は、表示装置のコモン電極を駆動するコモン電極駆動回路の出力端子数を可変する技術に関する。
小型から中型の液晶表示装置は、携帯電話、携帯情報端末、電卓、時計等に広く用いられ、そのサイズは様々である。これに対応し、液晶表示装置を駆動する表示駆動回路も、種種のものが開発されている。しかし、コストや開発時間を考慮した場合、それぞれに最適のドライバを設計・製造することは困難である。
このような問題に対し、パネルのサイズに応じて出力端子数を切り替えることができるものが、開発されている(例えば特許文献1を参照)。
走査電極を駆動するコモンドライバの出力端子数を切り替えるために、多くの場合、図8に示すようなシフトレジスタが用いられている。図9に示すタイムチャートを参照して、図8のシフトレジスタの動作を説明する。
図9(a)に示すように、コモンドライバには、外部のコントローラから定常的にクロック信号CLが供給される。ファーストラインマーカ信号DATAは、図9(c)に示すように、時刻T1の立ち下がりエッジで論理値ハイが供給され、他の立ち下がりエッジでは論理値ローが供給される。また、制御信号MODEは、図9(b)に示すように、論理値ローが供給されている。
時刻T1において、第1のフリップフロップFF1は、ファーストラインマーカ信号DATAのみ論理値ハイを取り込む。そして、時刻T2において、第2のフリップフロップFF2に入力信号のみ論理値ハイがシフトする。その後も、同様の動作を繰り返して、クロック信号CLの立ち下がりエッジ毎に、論理値ハイとなる出力信号が時刻T7でCOMXが論理値ハイになるまで順次シフトしていく。時刻T8において、COMXが論理値ハイ、制御信号MODEが論理値ローとなっているため、FFX+1には論理値ローが供給される。したがって、時刻T8の立ち下がりエッジ以降は、全ての出力信号が論理値ローとなる。
一方、制御信号MODEとして、論理値ローが供給される場合には、時刻T8以後も、論理値ハイとなる出力信号がCOMYまで順次シフトしていく。
以上のようにして、出力信号数を切り替えることができる。
特開2003−186416号公報
しかしながら、上述のような構成をとる場合、出力端子数を任意に変えられることは困難である。すなわち、AND回路及び制御信号MODEの数を増やせば、任意の出力端子数を選択することも可能であるが、回路規模や制御信号数が増大することから現実的でなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、任意の出力端子数を選択可能な表示駆動回路を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るコモン電極駆動回路は、複数の第1出力端子の各々に対応する従属接続された複数の段を有し、各段から走査信号として選択電圧又は非選択電圧のいずれを出力させるかを設定する信号レベルを有する信号を出力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力信号を受け取り、表示装置を駆動するのに適した電圧レベルに変換するためのレベルシフタと、前記レベルシフタの出力信号を受け取り前記複数の第1出力端子の各々から前記表示装置のコモン電極を駆動する前記走査信号を出力する駆動回路と、から構成されるコモン電極駆動回路あって、前記シフトレジスタは、外部のコントローラからファーストラインマーカ信号とクロック信号とが供給され、該シフトレジスタの各段は、入力端子と第2出力端子とクロック入力端子とを有するフリップフロップを有し、前記ファーストラインマーカ信号は第1番目の段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加され、前記クロック信号は各段の前記フリップフロップのクロック入力端子に印加され、前記フリップフロップは、前記クロック信号の印加に応じて、前記入力端子に印加された信号の論理値を保持するとともに、前記論理値がハイであるとき、前記走査信号を選択電圧とするための第1の信号を前記第2出力端子に出力し、前記論理値がローであるとき、前記走査信号を非選択電圧とするための第2の信号を前記第2出力端子に出力し、前記シフトレジスタの最終段を除く各段はアンド回路を有し、前記アンド回路は2つの信号入力端子と信号出力端子を有し、前記シフトレジスタの各段において、前記アンド回路の前記信号入力端子の一方は当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子に接続され、前記信号入力端子の他方は前記コントローラから制御信号が印加され、前記信号出力端子が当該段の次の後段の前記フリップフロップの前記入力端子に接続され、前記アンド回路は、前記2つの信号入力端子に印加された信号の論理積に対応する信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記シフトレジスタの各段の前記アンド回路は、前記制御信号が、論理値がハイの信号であるとき、当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子から出力された信号と同じ論理値の信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記制御信号が、論理値がローの信号であるとき、論理値がローの信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記複数の第1出力端子の一部の特定の第1出力端子から、前記選択電圧の前記走査信号を出力させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記シフトレジスタの前記特定の第1の出力端子から前記第1の信号が順次出力される間、前記制御信号を論理値がハイの信号に設定し、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで前記制御信号を論理値がローの信号に設定して、前記特定の第1出力端子に対応した前記シフトレジスタの各段の前記フリップフロップから前記第1の信号が順次出力された後、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで、各段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加される信号を、前記フリップフロップに保持される前記論理値がローとなる信号に設定する手段を有することを特徴とする。
なお、選択電圧は、当該選択電圧が印加されたコモン電極上の画素に、階調信号に応じた明暗を表示させるための電圧である。
また、非選択電圧は、当該非選択電圧が印加されたコモン電極上の画素に、階調信号に応じた明暗の変化を生じさせないための電圧である。
本発明の第2の観点に係るコモン電極駆動回路は、複数の第1出力端子の各々に対応する従属接続された複数の段を有し、各段から走査信号として選択電圧又は非選択電圧のいずれを出力させるかを設定する信号レベルを有する信号を出力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力信号を受け取り、表示装置を駆動するのに適した電圧レベルに変換するためのレベルシフタと、前記レベルシフタの出力信号を受け取り前記複数の第1出力端子の各々から前記表示装置のコモン電極を駆動する前記走査信号を出力する駆動回路と、から構成されるコモン電極駆動回路あって、前記シフトレジスタは、外部のコントローラからファーストラインマーカ信号とクロック信号とが供給され、該シフトレジスタの各段は、入力端子と第2出力端子とクロック入力端子とを有するフリップフロップを有し、前記ファーストラインマーカ信号は第1番目の段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加され、前記クロック信号は各段の前記フリップフロップのクロック入力端子に印加され、前記フリップフロップは、前記クロック信号の印加に応じて、前記入力端子に印加された信号の論理値を保持するとともに、前記論理値がハイであるとき、前記走査信号を選択電圧とするための第1の信号を前記第2出力端子に出力し、前記論理値がローであるとき、前記走査信号を非選択電圧とするための第2の信号を前記第2出力端子に出力し、前記シフトレジスタの最終段を除く各段はアンド回路を有し、該アンド回路は2つの信号入力端子と信号出力端子を有し、前記シフトレジスタの各段において、前記アンド回路の前記信号入力端子の一方は当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子に接続され、前記信号入力端子の他方は前記ファーストラインマーカ信号を反転した信号が印加され、前記信号出力端子が当該段の次の後段の前記フリップフロップの入力端子に接続され、前記アンド回路は、前記2つの信号入力端子に印加された信号の論理積に対応する信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記シフトレジスタの各段の前記アンド回路は、前記他方の信号入力端子に印加される信号が、論理値がハイの信号であるとき、当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子から出力された信号と同じ論理値の信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記他方の信号入力端子に印加される信号が、論理値がローの信号であるとき、論理値がローの信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記複数の第1出力端子の一部の特定の第1出力端子から、前記選択電圧の前記走査信号を出力させる制御手段を有し、前記制御手段は、論理値がハイの前記ファーストラインマーカ信号を前記シフトレジスタの第1番目の段の前記入力端子に印加した後、前記シフトレジスタの前記特定の第1の出力端子から前記第1の信号が順次出力される間、前記ファーストラインマーカ信号を論理値がローの信号に設定し、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで前記ファーストラインマーカ信号を論理値がハイの信号に設定して、前記特定の第1出力端子に対応した前記シフトレジスタの各段の前記フリップフロップから前記第1の信号が順次出力された後、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで、第1番目を除く各段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加される信号を、前記フリップフロップに保持される前記論理値がローとなる信号に設定する手段を有することを特徴とする
本発明の表示駆動回路は、コントローラからの制御信号により所望の出力端子以降の端子に選択電圧がシフトするのを動的に禁止するので、任意の出力端子数を選択することが可能である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1におけるコモン電極駆動回路を、液晶表示装置に適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置1は、液晶パネル2と、コントローラ3と、コモンドライバ4と、セグメントドライバ5と、から構成される。なお、以上の構成要素のうち、コモンドライバ4がコモン電極駆動回路に相当する。
液晶パネル2は、対向する2枚のガラス板の対向する面に、互いに直交する透明電極のマトリクスを有する。すなわち、一方のガラス板は、コモンドライバ4から供給される走査信号を受け取るコモン電極を有し、他方のガラス板はセグメントドライバ5から供給される階調信号を受け取るセグメント電極を有する。2枚のガラス板の間には液晶が封入される。そして、コモン電極とセグメント電極とが交差する位置に画素が形成さる。画素の明暗は、コモン電極とセグメント電極との電位差に応じて変化する。したがって、マトリクス状に配置されたコモン電極とセグメント電極との電位差を適宜制御することにより、所望の画像を表示することができる。
コントローラ3は、液晶表示装置1の表示機能を制御するための制御回路である。コントローラ3は、例えば、専用の論理回路で構成されてもよいし、マイクロコンピュータにより構成されてもよい。
コントローラ3は、第1画素行に選択電圧を供給させるためのファーストラインマーカ信号DATAと、選択電圧を供給する画素行をシフトさせるためのクロック信号CLと、出力信号数を可変させるための制御信号MODEと、液晶表示装置1を交流駆動するための交流化信号とを、コモンドライバ4に供給する。
また、コントローラ3は、各画素の明暗を定義する階調データ、階調信号を切り替えるタイミングを定義するクロック信号等を、セグメントドライバ5に供給する。
コモンドライバ4は、コントローラ3からの制御に基づき液晶パネル2が有するY本のコモン電極に、走査信号を供給する。走査信号は、選択電圧と非選択電圧とを取り得る。選択電圧が供給されたコモン電極上の画素は、階調信号により定義される明暗を表示する。一方、非選択電圧が供給されたコモン電極上の画素は、階調信号による明暗の変化は生じない。
コモンドライバ4は、図2に示すように、シフトレジスタ41、レベルシフタ42、駆動回路43等から構成される。
以下で説明するように、コモンドライバ4は、コントローラ3から供給される制御信号MODEに基づいて、出力信号数を変化させる。
シフトレジスタ41は、コントローラ3から供給されるDATA、CL、MODEの各信号に基づき、出力信号COM1乃至COMYを出力する。
シフトレジスタ41は、図3に示すように、液晶パネル2が有するY本のコモン電極に供給する電圧を定義する論理値(ハイ又はロー)を保持するためのY個のフリップフロップ(FF1乃至FFY)と、出力信号数を可変させるために用いられるY−1個のアンド回路(AND1乃至ANDY−1)とが多段接続されて構成される。
フリップフロップ(FF1乃至FFY)は画素行に対応して設けられ、クロック信号CLの立ち下がりエッジにおける入力信号を保持して出力する。またアンド回路(AND1乃至ANDY−1)は入力信号の論理積を出力する。より具体的には、以下のように動作する。
第1のフリップフロップFF1は、クロック信号CLの立ち下がりエッジの度に、当該エッジの時点におけるファーストラインマーカ信号DATAの論理値を保持して出力する。第1のフリップフロップFF1の出力信号COM1は、レベルシフタ42及び第1のアンド回路AND1に供給される。
第1のアンド回路AND1は、第1のフリップフロップFF1の出力信号COM1とコントローラ3からの制御信号MODEとの論理積を出力する。
第2のフリップフロップFF2は、クロック信号CLの立ち下がりエッジの度に、当該エッジの時点における第1のアンド回路AND1の出力信号の論理値を保持して出力する。第2のフリップフロップFF2の出力信号COM2は、レベルシフタ42及び第2のアンド回路AND2に供給される。
第2のアンド回路AND2は、第2のフリップフロップFF2の出力信号COM2とコントローラ3からの制御信号MODEとの論理積を出力する。
以下同様に、各フリップフロップは、コントローラ3からのクロック信号CLと、前段のアンド回路の出力とに基づいて、出力信号(COM3、COM4等)を出力する。また、各アンド回路は、コントローラ3から制御信号MODEと、前段のフリップフロップの出力信号との論理積を、後段のフリップフロップに供給する。
図2に戻って、レベルシフタ42は、シフトレジスタ41の出力信号の電圧レベル(例えばTTL(Transistor-Transistor Logic)レベル等)の出力信号を、駆動回路43が動作する電圧レベルに昇圧する。
駆動回路43は、レベルシフタ42の出力信号と、コントローラ3から供給される交流化信号とに基づき、液晶駆動信号を出力する。
図1に戻って、セグメントドライバ5は、DA(Digital to Analog)変換器、駆動回路等から構成される。セグメントドライバ5は、コントローラ3の制御に基づき、画素の明暗を定義するための階調信号を出力する。
このように構成される液晶表示装置1において、任意の出力端子数を選択するためのコモンドライバ4の制御方法について、図4に示すタイムチャートを参照して説明する。
図4は、コモンドライバ4の有するY本の出力端子のうちX本のみを利用する場合の、コモンドライバ4のシフトレジスタ41の動作を示すタイムチャートである。
初めに、シフトレジスタ41へ入力される信号について説明する。
図4(a)に示すように、コモンドライバ4には、コントローラ3から定常的にクロック信号CLが供給される。ファーストラインマーカ信号DATAは、図4(c)に示すように、時刻T1の立ち下がりエッジで論理値ハイが供給され、他の立ち下がりエッジでは論理値ローが供給される。また、制御信号MODEは、図4(b)に示すように、時刻T8の立ち下がりエッジで論理値ローが供給され、他の立ち下がりエッジではハイレベルが供給される。
次に、上述のような信号が入力された場合に、シフトレジスタ41が出力する信号について説明する。
時刻T1において、各フリップフロップの入力信号は、第1のフリップフロップFF1の入力信号であるファーストラインマーカ信号DATAのみ論理値ハイであり、他は論理値ローとなっている。したがって、時刻T1の立ち下がりエッジで第1のフリップフロップFF1の出力であるCOM1のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第2のフリップフロップFF2の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T2まで継続し、時刻T2の立ち下がりエッジでは、第2のフリップフロップFF2の出力であるCOM2のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第3のフリップフロップFF3の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T3まで継続し、時刻T3の立ち下がりエッジでは、第3のフリップフロップFF3の出力であるCOM3のみ論理値ハイになる。
この後も、同様の動作を繰り返して、クロック信号CLの立ち下がりエッジ毎に、論理値ハイとなる出力信号が時刻T7でCOMXが論理値ハイになるまで順次シフトしていく。時刻T8の立ち下がりエッジの直前において、COMXが論理値ハイ、制御信号MODEが論理値ローとなっているため、それらの論理積である第Xのアンド回路ANDXの出力信号は、論理値ローとなる。したがって、時刻T8では、全てのフリップフロップの入力信号が論理値ローとなり、時刻T8の立ち下がりエッジ以降は、全ての出力信号が論理値ローとなる。
この後、再びファーストラインマーカ信号DATAが入力されるまで、全ての出力信号が論理値ローである状態が継続する。
このような、シフトレジスタ41からの出力信号を、レベルシフタ42が受け取りレベルを変換して駆動回路43に供給する。駆動回路43は、レベルシフタ42からの信号とコントローラ3からの交流化信号とに基づいて、液晶パネル2に走査信号(選択電圧又は非選択電圧)を供給する。
このように、必要な出力端子の数だけクロック信号CLを供給した後、制御信号MODEを論理値ローにすることにより、それ以後の出力端子からは選択電圧が出力されない。したがって、所望の数の出力端子のみを使用することが可能である。
そして、本発明のコモン電極駆動回路は任意の出力端子数を選択可能にする場合でも、制御信号の数を増やす必要がない。
なお、制御信号MODEは、コントローラ3において、ファーストラインマーカ信号DATA供給後のクロック信号CLの立ち下がりエッジの数をカウンタによりカウントし、必要数のクロックが供給されたときに論理値ローを出力するような論理回路により実現することができる。
上述のような動作をするシフトレジスタ41を有するコモンドライバ4により、様々なコモン電極数の液晶パネル2に柔軟に対応して駆動することが可能である。このときに必要な変更は、コントローラ3の制御信号MODEを変更のみである。例えば、コントローラ3がマイクロコンピュータにより実現されている場合には、マイクロコンピュータを動作させるためのプログラムを変更するだけで、コモン電極数の変更に対応することが可能である。
(実施形態2)
本発明の実施形態2におけるコモン電極駆動回路を液晶表示装置に適用する場合の構成は、シフトレジスタ41の構成を除き、実施形態1におけるコモン電極駆動回路と同一である。したがって、以下では本実施形態のシフトレジスタ41の構成とその動作について詳述する。
本実施形態のシフトレジスタ41は、図5に示すように、液晶パネル2が有するY本のコモン電極に供給する電圧を定義する論理値(ハイ又はロー)を保持するためのY個のフリップフロップ(FF1乃至FFY)が多段接続されて構成される。なお、各フリップフロップは、実施形態1のものとは異なり、リセット端子を有している。
フリップフロップ(FF1乃至FFY)は画素行に対応して設けられ、クロック信号CLの立ち下がりエッジにおける入力信号を保持して出力する。また、リセット端子に論理値ハイが入力された場合、フリップフロップ(FF1乃至FFY)の出力信号は強制的に論理値ローとなる。
全てのフリップフロップ(FF1乃至FFY)のリセット端子には、コントローラ3からの制御信号MODEが、論理値を反転させるための反転回路NOT1を介して供給される。すなわち、制御信号MODEが論理値ローになると、全てのフリップフロップ(FF1乃至FFY)の出力が論理値ローとなる。
このような構成のシフトレジスタ41を有するコモンドライバ4では、図4に示された実施形態1におけるコモンドライバ4と同様の制御方法により、任意の出力端子数を選択することが可能である。
初めに、シフトレジスタ41へ入力される信号について説明する。
図4(a)に示すように、コモンドライバ4には、コントローラ3から定常的にクロック信号CLが供給される。ファーストラインマーカ信号DATAは、図4(c)に示すように、時刻T1の立ち下がりエッジで論理値ハイが供給され、他の立ち下がりエッジでは論理値ローが供給される。また、制御信号MODEは、図4(b)に示すように、時刻T8の立ち下がりエッジで論理値ローが供給され、他の立ち下がりエッジでは論理値ハイが供給される。
次に、上述のような信号が入力された場合に、シフトレジスタ41が出力する信号について説明する。
時刻T1において、各フリップフロップの入力信号は、第1のフリップフロップFF1の入力信号であるファーストラインマーカ信号DATAのみ論理値ハイであり、他は論理値ローとなっている。したがって、時刻T1の立ち下がりエッジで第1のフリップフロップFF1の出力であるCOM1のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第2のフリップフロップFF2の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T2まで継続し、時刻T2の立ち下がりエッジでは、第2のフリップフロップFF2の出力であるCOM2のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第3のフリップフロップFF3の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T3まで継続し、時刻T3の立ち下がりエッジでは、第3のフリップフロップFF3の出力であるCOM3のみ論理値ハイになる。
この後も、同様の動作を繰り返して、クロック信号CLの立ち下がりエッジ毎に、ハイとなる出力信号が時刻T7でCOMXがハイになるまで順次シフトしていく。時刻T7と時刻T8の間に、制御信号MODEが論理値ローとなると、これにより全てのフリップフロップの出力信号(COM1乃至COMY)が強制的に論理値ローになる。したがって、時刻T8では、全てのフリップフロップ(FF1乃至FFY)の入力が論理値ローとなるため、時刻T8以降は全ての出力信号が論理値ローに固定される。
この後、再びファーストラインマーカ信号DATAが入力されるまで、全ての出力信号がローレベルの状態が継続する。
このような、シフトレジスタ41からの出力信号を、レベルシフタ42が受け取りレベルを変換して駆動回路43に供給する。駆動回路43は、レベルシフタ42からの信号とコントローラ3からの交流化信号とに基づいて、液晶パネル2に走査信号(選択電圧又は非選択電圧)を供給する。
このように、必要な出力端子の数だけクロック信号CLを供給した後、制御信号MODEを論理値ローにすることにより、それ以後の出力端子からは選択電圧が出力されない。したがって、所望の数の出力端子のみを使用することが可能である。
そして、本発明のコモン電極駆動回路は任意の出力端子数を選択可能にする場合でも、制御信号の数を増やす必要がない。
なお、制御信号MODEは、コントローラ3において、ファーストラインマーカ信号DATA供給後のクロック信号CLの立ち下がりエッジの数をカウンタによりカウントし、必要数のクロックが供給されたときに論理値ローを出力するような論理回路により実現することができる。
(実施形態3)
上記実施形態1又は実施形態2では、ファーストラインマーカ信号DATAと制御信号MODEを個別に供給するが、1つの信号にファーストラインマーカ信号DATAと制御信号MODEの役割を兼ねさせることも可能である。本実施形態におけるコモン電極駆動回路は、その一例である。以下では、本実施形態のコモン電極駆動回路を液晶表示装置に適用する場合を例に説明する。
本実施形態の液晶表示装置1は、実施形態1又は実施形態2における液晶表示装置と基本的に同じ構成で実現される。すなわち、図1に示すように、液晶表示装置1は、液晶パネル2と、コントローラ3と、コモンドライバ4と、セグメントドライバ5と、から構成される。ただし、コントローラ3がコモンドライバ4に供給する信号がクロック信号CLと、ファーストラインマーカ信号DATAのみであり、制御信号MODEが含まれないため、シフトレジスタ41の構成が実施形態1又は実施形態2とは異なる。したがって、以下では本実施形態のシフトレジスタ41の構成とその動作について詳述する。
なお、上記の構成要素のうち、コモンドライバ4がコモン電極駆動回路に相当する。
本実施形態のシフトレジスタ41は、図6に示すように、液晶パネル2が有するY本のコモン電極に供給する電圧を定義する論理値(ハイ又はロー)を保持するためのY個のフリップフロップ(FF1乃至FFY)と、出力信号数を可変させるために用いられるY−1個のアンド回路(AND1乃至ANDY−1)とが多段接続されて構成される。
フリップフロップ(FF1乃至FFY)は画素行に対応して設けられ、クロック信号CLの立ち下がりエッジにおける入力信号を保持して出力する。またアンド回路(AND1乃至ANDY−1)は入力信号の論理積を出力する。より具体的には、以下のように動作する。
第1のフリップフロップFF1は、クロック信号CLの立ち下がりエッジの度に、当該エッジの時点におけるファーストラインマーカ信号DATAの論理値を保持して出力する。第1のフリップフロップFF1の出力信号COM1は、レベルシフタ42及び第1のアンド回路AND1に供給される。
第1のアンド回路AND1は、第1のフリップフロップFF1の出力信号COM1とコントローラ3からのファーストラインマーカ信号DATAを反転回路NOT2により反転させた信号との論理積を出力する。
第2のフリップフロップFF2は、クロック信号CLの立ち下がりエッジの度に、当該エッジの時点における第1のアンド回路AND1の出力信号の論理値を保持して出力する。第2のフリップフロップFF2の出力信号COM2は、レベルシフタ42及び第2のアンド回路AND2に供給される。
第2のアンド回路AND2は、第2のフリップフロップFF2の出力信号COM2とファーストラインマーカ信号DATAを反転させた信号との論理積を出力する。
以下同様に、各フリップフロップは、コントローラ3からのクロック信号CLと、前段のアンド回路の出力とに基づいて、出力信号(COM3、COM4等)を出力する。また、各アンド回路は、ファーストラインマーカ信号DATAを反転させた信号と、前段のフリップフロップの出力信号との論理積を、後段のフリップフロップに供給する。
このように構成される液晶表示装置1において、任意の出力端子数を選択するためのコモンドライバ4の制御方法について、図7に示すタイムチャートを参照して説明する。
図7は、コモンドライバ4の有するY本の出力端子のうちX本のみを利用する場合の、コモンドライバ4のシフトレジスタ41の動作を示すタイムチャートである。
初めに、シフトレジスタ41へ入力される信号について説明する。
図7(a)に示すように、コモンドライバ4には、コントローラ3から定常的にクロック信号CLが供給される。ファーストラインマーカ信号DATAは、図7(b)に示すように、時刻T1及び時刻T8の立ち下がりエッジで論理値ハイが供給され、他の立ち下がりエッジでは論理値ローが供給される。
次に、上述のような信号が入力された場合の、シフトレジスタ41が出力する信号について説明する。
時刻T1において、各フリップフロップの入力信号は、第1のフリップフロップFF1の入力信号であるファーストラインマーカ信号DATAのみ論理値ハイであり、他は論理値ローとなっている。したがって、時刻T1の立ち下がりエッジで第1のフリップフロップFF1の出力であるCOM1のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第2のフリップフロップFF2の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T2まで継続し、時刻T2の立ち下がりエッジでは、第2のフリップフロップFF2の出力であるCOM2のみ論理値ハイになる。
これにより、各フリップフロップの入力信号は、第3のフリップフロップFF3の入力信号のみ論理値ハイとなり、他は論理値ローとなる。この状態は時刻T3まで継続し、時刻T3の立ち下がりエッジでは、第3のフリップフロップFF3の出力であるCOM3のみ論理値ハイになる。
この後も、同様の動作を繰り返して、クロック信号CLの立ち下がりエッジ毎に、論理値ハイとなる出力信号が時刻T7でCOMXが論理値ハイになるまで順次シフトしていく。時刻T8の立ち下がりエッジの直前において、COMXが論理値ハイ、ファーストラインマーカ信号DATAを反転させた信号が論理値ローとなるため、それらの論理積である第Xのアンド回路ANDXの出力信号、すなわち第X+1のフリップフロップFFX+1の入力信号は、論理値ローとなる。その一方で、ファーストラインマーカ信号DATAは論理値ハイであるから、第1のフリップフロップFF1の入力信号は論理値ハイとなる。したがって、時刻T8の立ち下がりエッジで第1のフリップフロップFF1の出力であるCOM1のみ論理値ハイになる。すなわち、時刻T8は時刻T1と同様の動作をする。
時刻T9以降も、時刻T2から時刻T7までと同様に、クロック信号CLの立ち下がりエッジに同期したシフト動作が継続される。そして、再びファーストラインマーカ信号DATAが入力された場合には、COM1が論理値ハイである状態に戻る。また、ファーストラインマーカ信号DATAが入力されないままCOMYまでシフト動作が継続され他場合には、それ以降は、ファーストラインマーカ信号DATAが入力されるまで全ての出力信号が論理値ローとなる。
このような、シフトレジスタ41からの出力信号を、レベルシフタ42が受け取りレベルを変換して駆動回路43に供給する。駆動回路43は、レベルシフタ42からの信号とコントローラ3からの交流化信号とに基づいて、液晶パネル2に走査信号(選択電圧又は非選択電圧)を供給する。
上述のような動作をするシフトレジスタ41を有するコモンドライバ4により、様々なコモン電極数の液晶パネル2に柔軟に対応して駆動することが可能である。このときに必要な変更は、コントローラ3のファーストラインマーカ信号DATAの供給されるタイミングの変更のみである。例えば、コントローラ3がマイクロコンピュータにより実現されている場合には、マイクロコンピュータを動作させるためのプログラムを変更するだけで、コモン電極数の変更に対応することが可能である。
また、本実施形態のコモン電極駆動回路は、ファーストラインマーカ信号DATAが出力端子数を選択するための制御信号を兼ねるため、実施形態1及び実施形態2のコモン電極駆動回路と比較して少ない信号数で任意に出力端子数を選択できる。
上記の各実施形態では、出力端子数を1本からY本まで任意に選択可能なコモンドライバを例に説明したが、本発明のコモン電極駆動回路は、所定の出力端子数のみ選択可能にしてもよい。
このようなコモン電極駆動回路は、以下のようにして実現可能である。
実施形態1及び実施形態3において、例えば、L本、M本、N本の3種類の出力端子数を選択可能とする場合、第L−1、第M−1及び第N−1のアンド回路を図3及び図7のように接続し、他のアンド回路を取り去り、前後のフリップフロップを直接縦続接続すればよい。
また、実施形態2において、例えば、L本、M本、N本の3種類の出力端子数を選択可能とする場合、第L、第M及び第Nのフリップフロップ以外のフリップフロップをリセット端子が無いフロップに置き換えればよい。
なお、出力端子数の選択肢は、回路規模、想定される表示装置のコモン電極数のバリエーション等を考慮して定めればよい。
上記の各実施形態では、本発明のコモン電極駆動回路を液晶表示装置に適用する場合を例に説明したが、本発明のコモン電極駆動回路は、液晶表示装置に限らず、有機EL(エレクトロルミネセンス)ディスプレイ等にも適用可能である。
本発明の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 コモン電極駆動回路の構成を示すブロック図である。 実施形態1のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの回路構成を示すブロック図である。 実施形態1及び実施形態2のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの動作を表すタイムチャートである。 実施形態2のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの回路構成を示すブロック図である。 実施形態3のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの回路構成を示すブロック図である。 実施形態3のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの動作を表すタイムチャートである。 従来のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの回路構成を示すブロック図である。 従来のコモン電極駆動回路が有するシフトレジスタの動作を表すタイムチャートである。
符号の説明
1・・・液晶表示装置、2・・・液晶パネル、3・・・コントローラ、4・・・コモンドライバ、5・・・セグメントドライバ。

Claims (2)

  1. 複数の第1出力端子の各々に対応する従属接続された複数の段を有し、各段から走査信号として選択電圧又は非選択電圧のいずれを出力させるかを設定する信号レベルを有する信号を出力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力信号を受け取り、表示装置を駆動するのに適した電圧レベルに変換するためのレベルシフタと、前記レベルシフタの出力信号を受け取り前記複数の第1出力端子の各々から前記表示装置のコモン電極を駆動する前記走査信号を出力する駆動回路と、から構成されるコモン電極駆動回路あって、
    前記シフトレジスタは、外部のコントローラからファーストラインマーカ信号とクロック信号とが供給され、該シフトレジスタの各段は、入力端子と第2出力端子とクロック入力端子とを有するフリップフロップを有し、前記ファーストラインマーカ信号は第1番目の段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加され、前記クロック信号は各段の前記フリップフロップのクロック入力端子に印加され、
    前記フリップフロップは、前記クロック信号の印加に応じて、前記入力端子に印加された信号の論理値を保持するとともに、前記論理値がハイであるとき、前記走査信号を選択電圧とするための第1の信号を前記第2出力端子に出力し、前記論理値がローであるとき、前記走査信号を非選択電圧とするための第2の信号を前記第2出力端子に出力し、
    前記シフトレジスタの最終段を除く各段はアンド回路を有し、前記アンド回路は2つの信号入力端子と信号出力端子を有し、
    前記シフトレジスタの各段において、前記アンド回路の前記信号入力端子の一方は当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子に接続され、前記信号入力端子の他方は前記コントローラから制御信号が印加され、前記信号出力端子が当該段の次の後段の前記フリップフロップの前記入力端子に接続され、前記アンド回路は、前記2つの信号入力端子に印加された信号の論理積に対応する信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、
    前記シフトレジスタの各段の前記アンド回路は、前記制御信号が、論理値がハイの信号であるとき、当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子から出力された信号と同じ論理値の信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記制御信号が、論理値がローの信号であるとき、論理値がローの信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、
    前記複数の第1出力端子の一部の特定の第1出力端子から、前記選択電圧の前記走査信号を出力させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記シフトレジスタの前記特定の第1の出力端子から前記第1の信号が順次出力される間、前記制御信号を論理値がハイの信号に設定し、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで前記制御信号を論理値がローの信号に設定して、前記特定の第1出力端子に対応した前記シフトレジスタの各段の前記フリップフロップから前記第1の信号が順次出力された後、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで、各段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加される信号を、前記フリップフロップに保持される前記論理値がローとなる信号に設定する手段を有することを特徴とするコモン電極駆動回路。
  2. 複数の第1出力端子の各々に対応する従属接続された複数の段を有し、各段から走査信号として選択電圧又は非選択電圧のいずれを出力させるかを設定する信号レベルを有する信号を出力するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力信号を受け取り、表示装置を駆動するのに適した電圧レベルに変換するためのレベルシフタと、前記レベルシフタの出力信号を受け取り前記複数の第1出力端子の各々から前記表示装置のコモン電極を駆動する前記走査信号を出力する駆動回路と、から構成されるコモン電極駆動回路あって、
    前記シフトレジスタは、外部のコントローラからファーストラインマーカ信号とクロック信号とが供給され、該シフトレジスタの各段は、入力端子と第2出力端子とクロック入力端子とを有するフリップフロップを有し、前記ファーストラインマーカ信号は第1番目の段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加され、前記クロック信号は各段の前記フリップフロップのクロック入力端子に印加され、
    前記フリップフロップは、前記クロック信号の印加に応じて、前記入力端子に印加された信号の論理値を保持するとともに、前記論理値がハイであるとき、前記走査信号を選択電圧とするための第1の信号を前記第2出力端子に出力し、前記論理値がローであるとき、前記走査信号を非選択電圧とするための第2の信号を前記第2出力端子に出力し、
    前記シフトレジスタの最終段を除く各段はアンド回路を有し、該アンド回路は2つの信号入力端子と信号出力端子を有し、
    前記シフトレジスタの各段において、前記アンド回路の前記信号入力端子の一方は当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子に接続され、前記信号入力端子の他方は前記ファーストラインマーカ信号を反転した信号が印加され、前記信号出力端子が当該段の次の後段の前記フリップフロップの入力端子に接続され、前記アンド回路は、前記2つの信号入力端子に印加された信号の論理積に対応する信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、
    前記シフトレジスタの各段の前記アンド回路は、前記他方の信号入力端子に印加される信号が、論理値がハイの信号であるとき、当該段の前記フリップフロップの前記第2出力端子から出力された信号と同じ論理値の信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、前記他方の信号入力端子に印加される信号が、論理値がローの信号であるとき、論理値がローの信号を前記後段の前記フリップフロップの前記入力端子に出力し、
    前記複数の第1出力端子の一部の特定の第1出力端子から、前記選択電圧の前記走査信号を出力させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、論理値がハイの前記ファーストラインマーカ信号を前記シフトレジスタの第1番目の段の前記入力端子に印加した後、前記シフトレジスタの前記特定の第1の出力端子から前記第1の信号が順次出力される間、前記ファーストラインマーカ信号を論理値がローの信号に設定し、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで前記ファーストラインマーカ信号を論理値がハイの信号に設定して、前記特定の第1出力端子に対応した前記シフトレジスタの各段の前記フリップフロップから前記第1の信号が順次出力された後、次に前記クロック信号が印加されるタイミングで、第1番目を除く各段の前記フリップフロップの前記入力端子に印加される信号を、前記フリップフロップに保持される前記論理値がローとなる信号に設定する手段を有することを特徴とするコモン電極駆動回路。
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