JP5145337B2 - 装飾用棒状体、およびその製造方法 - Google Patents

装飾用棒状体、およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は装飾用棒状体およびその製造方法に関し、例えばネックレス、ブレスレッド、髪飾り等の装身具、ハンドバッグの把手、ベルト等の身回品、さらにはキャミソールや女性用下着のストラップに最適に使用され、宝石、人造宝石、ビーズ等の粒状装飾体よりなる所望複数列の装飾帯状体を捲回してホットメルト接着剤よりなる接着層を介して接着、固定することにより捲回状態に棒状に保形し、デザイン的に変化をもたせて装飾性を高めるものである。
従来、例えば首飾りとして人造真珠、硝子玉よりなる装飾体を連結するのに、通し糸にビニールを浸透させて補強した被覆糸を用い、この被覆糸を装飾体に挿通した数本の連珠を撚合わすことによりビニールの被覆糸を強撚させて復元性による引締力を発揮させるようにして連珠を撚縄状の形態に保持し、装飾性を発揮するようにした連珠首飾があった(例えば特許文献1参照。)。
また、他の従来例として装飾体としての貴金属製のボールチェーンよりなる貴金属製ネットの帯体を紐状または数珠状の内容物の外周に外周長さ方向に捲回する。そして、該帯体の帯体縁の貴金属製ボールチェーン同士を溶接することにより貴金属製ネットの筒体を形成して内容物をくるんでデザイン的に変化をもたせて装飾性を高めた装身具があった(例えば特許文献2参照。)。
実開昭29−10985号公報 特開2002−360320号公報
しかしながら上記特許文献1に記載の考案は、例えば人造真珠、硝子玉よりなる装飾体に、ビニールを通し糸に浸透させた被覆糸を挿通して数本の連珠を撚合わすことにより被覆糸を強撚させてビニールの復元性による引締力により連珠を撚縄状の形態に保持させようとするものである。従って、撚縄状に捻回した数本の連珠相互の固定が不充分であるため、ビニールの復元性による引締力に抗して反対方向の何らかの外力が首飾りに加わると、複数の連珠は撚縄状の形態を維持できずにばらばらに分離してしまい、多重連構造としての統一性のある装飾性が低下して損なわれる。しかも、前記被覆糸に前述のようにビニールの復元性とは反対方向に強い外力が一端加わると、再びビニールの復元性は元通りには復元するのが困難になるので、ビニールの被覆糸は再び復元性による引締力を充分に発揮しなくなるため、複数の連珠は元通りには撚縄状の形態を維持しなくなり、連珠はデザイン的に不自然なだらしのない格好になる。
また、上記特許文献2に記載の発明は、装飾体として貴金属製のボールチェーンよりなる貴金属製ネットの帯体を紐状または数珠状の内容物の外周に外周長さ方向に捲回し、その帯体縁の貴金属製ボールチェーン同士を溶接することにより内容物をくるむ貴金属製ネットの筒体を形成するものなので、帯体縁の貴金属製ボールチェーン同士を溶接するのに、多くの時間と手間がかかる。しかも、ボールチェーン同士を溶接するのには手作業による緻密な作業であることが多く、熟練した技術が必要になるので、製作は容易には行えず、生産効率が低かった。
しかも、帯体縁の貴金属製ボールチェーン同士を上記のように一度溶接してしまうと、ボールチェーン相互の取付位置、取付方向が拘束されるため、装身具自体は装着時にも柔軟性に欠けるものであった。
また、上記特許文献2に記載の発明は、紐状または数珠状の内容物の外周に貴金属製ボールチェーンよりなる貴金属製ネットの帯体が外周長さ方向に捲回されるものであり、中心には例えばアメジスト、水晶、トルマリン、オニキス等の宝石の原石を糸で数珠繋ぎにしたり、金合金、プラチナ合金、白金、銀等の貴金属の塊を数珠繋ぎにした紐状の内容物を必要にするものなので、ネックレスやブレスレッドの装身具の出来上がりの太さはかなり、太くなって重量は増大し、高価なものであった。
しかも、上記特許文献2に記載の発明は、装飾体としての貴金属製のボールチェーンよりなる貴金属製ネットの帯体における帯体縁の貴金属製ボールチェーン同士を溶接することにより内容物をくるむものなので、装飾体が貴金属ボール、金属ボールにより形成されて溶接を行う装身具の製作を行うことは可能であるが、溶接が行えないそれ以外の材料よりなる装飾体、例えば宝石、人造宝石、ビーズ等を用いた装飾体により筒体を形成することを意図するものではなかった。
本発明は上記従来の発明の問題点を解決し、捲回して1まとめにされる装飾体よりなる複数列の装飾帯状体に何らの強い外力が働いた場合に、装飾帯状体が分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性を発揮し、装着時の柔軟性に冨み、以て粒状装飾体が統一性のある多重連構造の豪華な装飾性を確実に発揮し、また、短時間に手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高く、しかも、粒状装飾体が貴金属や金属以外の宝石、人造宝石、ビーズ等の非金属材料により形成する場合にも製作および組付が行え、適用範囲が広く、また、製品の出来上がり太さは、比較的細いものから太いものまで製作が可能であり、重量は軽量になり、さらには製作コストが安価になる装飾用棒状体、およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体と、該粒状装飾体を複数列に配列して相互に連結する連結手段と、両面にホットメルト接着剤よりなる接着層を有し、該連結手段の裏面に設けられる接着部材と、該接着部材が捲回される補強芯材と、からなる装飾帯状体で構成される装飾用棒状体であって、
前記装飾帯状体が、外周側に粒状装飾体を露呈するように前記接着部材を介して前記補強芯材に捲回された状態で前記接着層によって前記補強芯材に接着、固定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された発明において、前記連結手段が、前記粒状装飾体の取付個所に適合する内面形状をなす取付部の一側に平面略十字状または平面Y字状にループ腕部を設けた取付金具と、前記ループ腕部内に挿通されることにより前記取付金具に取付けられた粒状装飾体を平面的に1まとめに束ねる連結環とにより前記粒状装飾体を平面所望複数列に連結することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記装飾帯状体が、前記補強芯材を中心に螺旋状に捲回された前記接着部材を介するか、又は該接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回することにより1まとめに捻回されて接着、固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、
宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、
紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、
前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、
そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解した後、これを冷却して前記装飾帯状体を棒状に保形する工程と、
を順次有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、
宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、
紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、
前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、
そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解する工程と、
プレス手段による押付けを前記装飾帯状体に加えることにより前記補強芯材に対する接着部材の接着位置および接着圧力と、接着部材に対する前記装飾帯状体の接着位置および接着圧力とを調整し、加熱、融解された前記ホットメルト接着剤を冷却して前記装飾帯状体を棒状に保形する工程と、
を順次有することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載された発明において、前記加熱手段が、ドライヤー、またはヒーターであることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体と、該粒状装飾体を複数列に配列して相互に連結する連結手段と、両面にホットメルト接着剤よりなる接着層を有し、該連結手段の裏面に設けられる接着部材と、該接着部材が捲回される補強芯材と、からなる装飾帯状体で構成される装飾用棒状体であって、前記装飾帯状体が、外周側に粒状装飾体を露呈するように前記接着部材を介して前記補強芯材に捲回された状態で前記接着層によって前記補強芯材に接着、固定されていることを特徴とするので、捲回して1まとめにされる装飾体よりなる複数列の装飾帯状体に何らの強い外力が働いた場合に、装飾帯状体が分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性を発揮し、装着時の柔軟性に冨み、以て粒状装飾体が統一性のある多重連構造の豪華な装飾性を確実に発揮し、また、短時間に手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高い。しかも、粒状装飾体が貴金属や金属以外の宝石、人造宝石、ビーズ等の非金属材料により形成する場合にも製作および組付が行え、適用範囲が広く、また、製品の出来上がり太さは、比較的細いものから太いものまで製作が可能であり、重量は軽量になり、さらには製作コストが安価になる。
また、本発明の請求項2に記載の発明によれば、前記連結手段が、前記粒状装飾体の取付個所に適合する内面形状をなす取付部の一側に平面略十字状または平面Y字状にループ腕部を設けた取付金具と、前記ループ腕部内に挿通されることにより前記取付金具に取付けられた粒状装飾体を平面的に1まとめに束ねる連結環とにより前記粒状装飾体を平面所望複数列に連結することを特徴とするので、所望複数列の装飾帯状体を長さ方向に捲回した場合に、連結環を中心に簡便な取扱操作により周囲への取付方向、取付角度につき数個の取付金具を取付けることができる。従って、装飾帯状体を長さ方向に捲回することにより接着部材のホットメルト接着剤が冷却、固化する間は捲回される各列の粒状装飾体は取付方向、取付角度につき微調整されて軸回りに放射方向へ同一向きに配列され、不揃いは生じない。このため、粒状装飾体は高輝度を発揮し、装飾性に優れる。
また、本発明の請求項3に記載の発明によれば、前記装飾帯状体が、前記補強芯材を中心に螺旋状に捲回された前記接着部材を介するか、又は該接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回することにより1まとめに捻回されて接着、固定されることを特徴とするので、補強芯材を中心に装飾帯状体が接着部材の外周に捲回されるため、装飾帯状体が引っ張り、捲回等の外力に対して切断されるのを防止して構造堅牢にできる。
また、本発明の請求項4に記載の発明によれば、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解した後、これを冷却して前記装飾帯状体を棒状に保形する工程と、を順次有することを特徴とするので、捲回して1まとめにされる装飾体よりなる複数列の装飾帯状体に何らの強い外力が働いた場合に、装飾帯状体が分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性を発揮し、装着時の柔軟性に冨み、以て粒状装飾体が統一性のある多重連構造の豪華な装飾性を確実に発揮し、また、短時間に手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高い。しかも、粒状装飾体が貴金属や金属以外の宝石、人造宝石、ビーズ等の非金属材料により形成する場合にも製作および組付が行え、適用範囲が広く、また、製品の出来上がり太さは、比較的細いものから太いものまで製作が可能であり、重量は軽量になり、さらには製作コストが安価になる。
また、本発明の請求項5に記載の発明によれば、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、そして、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解する工程と、プレス手段による押付けを前記装飾帯状体に加えることにより前記補強芯材に対する接着部材の接着位置および接着圧力と、接着部材に対する前記装飾帯状体の接着位置および接着圧力とを調整し、加熱、融解された前記ホットメルト接着剤を冷却して前記装飾帯条体を棒状に保形する工程と、を順次有することを特徴とするので、捲回して1まとめにされる装飾体よりなる複数列の装飾帯状体に何らの強い外力が働いた場合に、装飾帯状体が分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性を発揮し、装着時の柔軟性に冨み、以て粒状装飾体が統一性のある多重連構造の豪華な装飾性を確実に発揮し、また、短時間に手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高い。しかも、粒状装飾体が貴金属や金属以外の宝石、人造宝石、ビーズ等の非金属材料により形成する場合にも製作および組付が行え、適用範囲が広く、また、製品の出来上がり太さは、比較的細いものから太いものまで製作が可能であり、重量は軽量になり、さらには製作コストが安価になる。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、前記加熱手段が、ドライヤー、またはヒーターであることを特徴とするので、加熱手段から発生される熱により、装飾帯状体、および接着部材と、加熱手段との何れか一方を他方に対して軸長方向に相対移動されることにより接着部材のホットメルト接着剤が加熱、融解され、装飾帯状体の粒状装飾体が、外周側に露呈するように接着部材を介して1まとめに補強芯材に捲回した状態に接着、固定され、棒状に保形される。
図1は本発明の前提となる参考例の装飾用棒状体を示す拡大斜視図である。 図2は同じく装飾用棒状体の拡大正面図である。 図3は同じく粒状装飾体を連結手段により連結した参考例の装飾用棒状体を構成する装飾帯状体の拡大平面図である。 図4は同じく参考例の装飾用棒状体を構成する装飾帯状体を示す拡大裏面図である。 図5は同じく装飾帯状体を捻回する状態を示す平面図である。 図6は同じく参考例の装飾用棒状体の装飾帯状体を形成する連結手段を示す拡大斜視図である。 図7は同じく参考例の装飾用棒状体の装飾帯状体を捻回してホットメルト接着剤よりなる接着層にて接着した状態の拡大断面図である。 図8は参考例の装飾用棒状体の製造方法を工程的に示す斜視図である。 図9は本発明の一実施形態にかかる装飾用棒状体を説明的に示す拡大斜視図である。 図10は本発明の一実施形態にかかる装飾用棒状体の製造方法を工程的に示す斜視図である。 図11は同じく本発明の一実施形態にかかる装飾用棒状体の製造方法を実施するのに使用するプレス手段を示す斜視図である。 図12は本発明の装飾用棒状体の変形例を示す斜視図である。
1 装飾帯状体
2 粒状装飾体
2A 人造宝石
3 連結手段
4 接着層
5 接着部材
6 取付金具
6A 取付部
6B ループ腕部
6C ループ腕部
6D ループ腕部
6E ループ腕部
7 連結環
N 長さ方向
本発明の最良の実施形態を図面を参照して使用する装置とともに説明する。
[参考例]
図1は本発明の前提となる参考例の装飾用棒状体を示す拡大斜視図、図2は同じく装飾用棒状体の拡大正面図、図3は同じく粒状装飾体を連結手段により連結した参考例の装飾用棒状体を構成する装飾帯状体の拡大平面図、図4は同じく参考例の装飾用棒状体を構成する装飾帯状体を示す拡大裏面図、図5は同じく装飾帯状体を捻回する状態を示す平面図、図6は同じく参考例の装飾用棒状体の装飾帯状体を形成する連結手段を示す拡大斜視図、図7は同じく参考例の装飾用棒状体の装飾帯状体を捻回してホットメルト接着剤よりなる接着層にて接着した状態の拡大断面図、図8は参考例の装飾用棒状体の製造方法を工程的に示す斜視図である。
参考例の装飾用棒状体は、宝石、人造宝石2A、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体2と、該粒状装飾体2を複数列に配列して相互に連結する連結手段3と、該連結手段3の裏面に接着されるホットメルト接着剤よりなる接着層4を有する接着部材5と、からなる装飾帯状体1で構成される装飾用棒状体であって、前記装飾帯状体1が、外周側に粒状装飾体2を露呈するように捲回された状態で前記接着部材5によって接着、固定されていることを特徴とする。
図示する参考例では連結手段3により連結される装飾帯状体1の各列の前記粒状装飾体2は、全てが略同径の大きさであり、そして白、乳白色、赤、緑、青、黄色、橙等の単一色により形成されたものを用いているが、例えば各列毎に大きさを異にするものを使用したり、各列毎、さらには同列において配列順に異なる色のものを使用ことによりデザイン的に変化させてもよい。
また、前記宝石としては、例えばダイアモンド、エメラルド、サファイア、ルビー、オパール、翡翠、アメジィスト、水晶、トルマリン、オニキス、サンゴ、真珠等が挙げられる。また前記貴金属ボールとしては、例えば金、金合金、白金、白金合金、銀等により形成されるものがある。また、金属ボールとしては、例えば鉄、ステンレス、銅、アルミニウム、亜鉛等により形成されるものがある。
前記接着部材5は、参考例では幅が例えば約9mmで数十mの長さの天然繊維、または合成繊維を編製したり、圧縮したり、さらには、合成樹脂フィルムにより製作されたリボン状の基布材の片面、例えば上面に前述のように、ホットメルト接着剤の接着層4を有したものを捻回して線状にしたものが使用される。そして、図示する参考例では、所望複数列、例えば2列の粒状装飾体2にて形成される前記装飾帯状体1の前記粒状装飾体2が、外周側に露呈されるように線状の接着部材5を中心に前記接着層4を介して1まとめに捲回されて接着、固定される。
図8において、10は上記のように、接着部材5をリボン状から捻って線状にするために使用される第1支持台であり、この第1支持台10は、接着部材5を固定するために、例えばモータMにより回動可能な回転軸12の先端にチャク機構11を設けることにより接着部材5の一端5aをクランプするとか、図には示さないが回転軸12の先端部に接着部材5の一端5aを結着する等して前記接着部材5の一端5aを固定してから右回りまたは左回りに捻ることにより、リボン状の接着部材5を直線状にするとともに、外周面側にホットメルト接着剤の接着層4を露呈させるように捲回するのに使用される。このほか、第1支持台10は、該第1支持台10に対向して設けられた第1支持台10と同様構造の第2支持台10′のモータM′により回転可能な回転軸12′の先端に設けたチャック機構11′により接着部材5の他端5bをクランプすることにより線状に形成された接着部材5を中心にして外周側に粒状装飾体2が露呈するように装飾帯状体1を螺旋状に捲回する捲回操作や接着部材5の接着層4におけるホットメルト接着剤を加熱手段13により加熱、融解し、前記装飾帯状体1の粒状装飾体2が、外周側に露呈するように前記接着部材5を介して1まとめに接着、固定操作を行うのに使用される。
また、前記連結手段3が、参考例では図4,図6、図7に示すように前記粒状装飾体2としての人造宝石2Aを表面側に取付ける断面略半球状の取付部6Aの上側に平面略十字状に4個のループ腕部6B,6C,6D,6Eを設けた取付金具6と、前記ループ腕部6B,6C,6D,6E内に挿通されることにより前記取付金具6に取付けた粒状装飾体2を裏面側において平面的に1まとめに束ねる有端の連結環7とにより形成される。そして、参考例では、この連結手段3により前記粒状装飾体2を平面所望複数列、前述のように参考例では幅方向Wに2列、また長さ方向Nには所望長さの装飾帯状体1に連結する。そして、人造宝石2Aを、取付金具6の表面側に取付けるのには、例えば接着剤Sにより接着される(図7参照)。
また、前記連結環7は、図示では円環に形成されるが、その外形状は図示するものに限らず、図には示さないが、例えば三角形、四角形、五角形、六角形等、自由に設定され、有端環状であればよい。
前記接着層4のホットメルト接着剤は、例えば、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂系接着剤があるが、このほか、例えばABS樹脂やSAN樹脂の如き共重合体、ポリアセタール類、ポリカーボネート類、ポリエステル類等、熱の供給により可逆的に軟化する何れの合成樹脂接着材料でもよい。また、ホットメルト接着剤の塗布量は、粒状装飾体2が取付けられる取付金具6の大きさ、装飾帯状体1が撚り合わされる粒状装飾体2の設置個数、ホットメルト接着剤自体の溶融温度、装飾帯状体1の加熱手段13に対する相対移動速度等を考慮して決定され、最適量が選択される。
前記加熱手段13は、例えばドライヤー、ヒーター等が使用され、図8において所望複数列の粒状装飾体2を有する装飾帯状体1に対して長さ方向Nに相対移動されることにより、捻回されて線状の接着部材5の外周側に露呈している接着層4のホットメルト接着剤を加熱、溶解させて捲回されている装飾帯状体1を装飾用棒状体に接着、固定するためのものである。
また、取付金具6の取付部6Aに粒状装飾体2としての人造宝石2Aを接着するための前記接着剤Sは、例えばフェノプラスト、アミノプラスト、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱安定性に優れたものが好適にあげられる。
参考例の装飾用棒状体は以上の構成からなり、例えば人造宝石2Aよりなる粒状装飾体2を連結手段3により連結している所望複数列、参考例では、例えば図4、図5に示すような2列の粒状装飾体2,2・・・2; 2,2・・・2よりなる装飾帯状体1をホットメルト接着剤よりなる接着層4を介して装飾帯状体1の粒状装飾体2,2・・・2; 2,2・・・2が外周側に露呈するように1まとめに接着、固定して捲回状態に棒状に保形する操作を以下工程順に説明する。
先ず、第1工程として、宝石、人造宝石2A、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体2を連結手段3により複数列、参考例では2列の粒状装飾体2,2・・・2; 2,2・・・2に配列して相互に連結した装飾帯状体1を形成する。
装飾帯状体1を形成するには、前記連結手段3が、参考例では図4,図6、図7に示すように前記粒状装飾体2としての人造宝石2Aを断面略半球状の取付金具6の取付部6Aの表面側に接着剤Sにより粒状装飾体2Aを接着させる(図7参照)。それから、取付金具6の上側に平面略十字状に設けた4個のループ腕部6B,6C,6D,6E内に有端の連結環7を挿通させて粒状装飾体2を裏面側において平面的に1まとめに束ねることにより前記粒状装飾体2を平面所望複数列、前述のように参考例では幅方向Wに2列、また長さ方向Nには所望長さの装飾帯状体1に連結する。
次いで、第2工程として、ホットメルト接着剤よりなる接着層4を片面に有するリボン状の接着部材5を捻って線状にする準備操作を行う。
これには、先ず、例えば第1支持台10に接着部材5の一端5aを固定する。この時、第1支持台10に接着部材5を固定するのには、例えばモータMにより回動可能な回転軸12の先端に設けられるチャク機構11により接着部材5の一端5aをクランプするとか、他の固定手段として図には示さないが回転軸12の先端部に接着部材5の一端5aを結着する等して行う。その後、前記モータMを駆動させて回転軸12を回転させることにより接着部材5を、その直径が0.5mm程度になるまで捩り、接着部材5を線状にするとともに、その接着部材5の外周面側にホットメルト接着剤よりなる接着層4を露呈させる。このように、接着部材5を捩って線状にしたら、切断し、所望長さを得る。この切断は、例えば鋏やカッタを用いて容易に行える。
その後、第3工程として、前記粒状装飾体2が外周側に露呈するようにホットメルト接着剤よりなる接着層4を有する線状の接着部材5に螺旋状に装飾帯状体1を捲回させる。
このように装飾帯状体1を捲回するには、接着部材5の一端5aを第1支持台10のチャック機構11にてクランプする等するとともに、接着部材5の他端5bを第1支持台10に対向して設けた第2支持台10′のチャック機構11′にてクランプする。この際、第1支持台10のチャック機構11に接着部材5の一端5aと装飾帯状体1の一端1aとを固定することにより始点Aとし、所望の長さの装飾帯状体1を終点Bとし、この終点Bを第2支持台10′のチャック機構11′にクランプし、固定する。
そして、モータM,M′を駆動させて回転軸12,12′を同方向に同速度にて回動させることにより線状の接着部材5を中心に、外周側に粒状装飾体2が露呈するように装飾帯状体1を螺旋状に捲回する。
それから、第4工程として、前記装飾帯状体1、および前記接着部材5と、加熱手段13との何れか一方を他方に対して長さ方向Nに相対移動させて線状の接着部材5の外周に露呈しているホットメルト接着剤を加熱、融解する。参考例では加熱手段13が装飾帯状体1、および接着部材5に対して粒状装飾体2から数十mmの距離を隔てて長さ方向Nに移動されることにより接着材5のホットメルト接着剤を加熱、融解し、前記装飾帯状体1の粒状装飾体2,2・・・2; 2,2・・・2が、外周側に露呈するように前記接着部材5を介して装飾帯状体1を1まとめに捲回し、その後、冷却して接着、固定することにより棒状に保形する。
この際、加熱手段13による加熱温度は、例えば常温の室内において400℃以上である。この加熱温度は、接着に用いるホットメルト接着剤の種類、装飾帯状体1の粒状装飾体2の材質、硬度、大きさ等に応じて加減して接着状態の調整を容易に行うことができる。
こうして得られた装飾体としての装飾用棒状体は、人造宝石2Aにより多重連構造の統一性のある豪華な装飾性が確実に発揮される。
この際、参考例では、連結手段3としての取付金具6は断面略半球状の取付部6Aに形成されているので、この取付部6Aの内形状に粒状装飾体2の取付個所の外形状が適合し、例えばフェノプラスト、アミノプラスト、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等のホットメルト時の加熱に影響されない熱安定性に優れた接着剤Sにより粒状装飾体2を取付部6Aに容易かつ確実に、しかも、高取付精度に取付けることができる。また、取付金具6の取付部6Aには、参考例では、粒状装飾体2として人造宝石2Aを用いた場合につき説明しているが、これは代表的な例示であり、粒状装飾体2が例えば貴金属や金属で形成される場合であろうと、または宝石、ビーズ等の非金属材料により形成される場合でもよく、これらの粒状装飾体2を接着剤Sにより容易かつ確実に取付けを行うことができる。
そして、粒状装飾体2が宝石である場合には、例えば、ダイアモンド、エメラルド、サファイア、ルビー、オパール、翡翠、アメジィスト、水晶、トルマリン、オニキス、サンゴ、真珠等の宝石が挙げられる。また、貴金属ボールとしては、例えば金、金合金、白金、白金合金、銀等により形成されるものがある。さらには金属ボールとしては、例えば鉄、ステンレス、銅、アルミニウム、亜鉛等により形成されたものがあげられ、粒状装飾体2の適用範囲は広範囲になる。そして、粒状装飾体2に何を使用するかは、使用者の好みと、予算に応じたものを製作し、使用者は容易に購入することができる。
そして、参考例では、連結手段3が、図4、図6、図7に示すように、取付金具6の前記取付部6Aの上側に平面略十字状に4個のループ腕部6B,6C,6D,6Eを設けているので、このループ腕部6B,6C,6D,6E内に有端の連結環7を挿通することにより、前述のように取付金具6に取付けられた粒状装飾体2の複数個、参考例では図示するように取付金具6に取付けられた4個の粒状装飾体2を1つの連結環7にて平面的に1まとめに束ねることができる(図4参照)。従って、粒状装飾体2を取付部6Aに取付けた取付金具6の前記取付部6Aの上側に設けた平面略十字状のループ腕部6B,6C,6D,6Eの何れかに連結環7を挿通し、隣接する取付金具6相互を連結環7を介して表面側に縦横に粒状装飾体2を連結して行けば粒状装飾体2を平面所望複数列、参考例では図3、図4、図5に示すように2列の装飾帯状体1を所望長さに容易かつ確実に連結することができる。
この時、参考例の連結手段3は、前述のように粒状装飾体2を取付部6Aに取付けた取付金具6は、取付部6Aの上面に平面略十字状に4個のループ腕部6B,6C,6D,6Eを設け、しかもこのループ腕部6B,6C,6D,6E内に挿通される連結環7は有端の環状であるので、所望複数列の装飾帯状体1を線状の接着部材5の外周に、長さ方向Nに捲回した場合に、連結環7を中心として簡便な取扱操作により周囲への取付方向、取付角度につき自由度をもって数個の取付金具6,6・・・を取付けることができる。従って、装飾帯状体1を長さ方向Nに捲回することにより線状の接着部材5の外周面に露呈されたホットメルト接着剤よりなる接着層4により裏面側を接着、固定した場合に、捻回された各列の粒状装飾体2,2・・・2;2,2・・・2は軸周りに放射方向へ同一向きに配列され、不揃いは生じない。このため、粒状装飾体2,2・・・2;2,2・・・2は高輝度を発揮し、装飾性は優れたものになる。
また、粒状装飾体2を取付部6Aに取付けた複数個の取付金具6を連結環7にて連結することにより形成される状態で所望複数列の前記装飾帯状体1を、例えば図には示さない供給ドラムから連続して供給し、また、この装飾帯状体1の移動方向Xの終段では捲取ドラムにより捲取り可能に捲回されるようにして装飾帯状体1を長さ方向Nにテンションをかけながら移動するようにして装飾帯状体1の裏面にホットメルト接着剤よりなる接着層4が外周に露呈した線状の接着部材5に所望複数列の装飾帯状体1を長さ方向Nに捲回し、さらに、前記接着層4を加熱、溶融することにより該接着層4を介して装飾帯状体1を1まとめに接着、固定するという工程を一貫して自動的に行えば、製造ラインにおいて参考例の装飾用棒状体を自動生産することができる。
こうして形成される参考例の装飾用棒状体は、例えばネックレス、ブレスレッド、髪飾り等の装身具、また、ハンドバッグの把手、ベルト等の身回品、さらにはキャミソールや女性用下着のストラップとして最適に使用されて適用範囲は広範になる。
そして、参考例の装飾用棒状体は、2列の装飾帯状体1をホットメルト接着剤よりなる接着層4を介して装飾帯状体1を1まとめに接着、固定して捻回状態に保形されるので、複数列の装飾帯状体1に何らの強い外力が働いた場合に、粒状装飾体2に、ビニールを通し糸に浸透させた被覆糸を装飾体に挿通して数本の連珠を撚合わすことにより被覆糸を強撚させてビニールの復元性による引締力により連珠を撚縄状の形態に保持させようとする特許文献1に記載の装飾用数珠飾りとは異なり、1まとめにした装飾帯状体1がばらばらに分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性が発揮されるため、優れた装飾性が発揮される。
しかも、参考例の装飾帯状体は、2列の粒状装飾体2,2・・・2;2,2・・・2をホットメルト接着剤よりなる接着層4を介して装飾帯状体1として1まとめに接着、固定して捲回状態に保形されるので、例えばアメジスト、水晶、トルマリン、オニキス等の宝石の原石を糸で数珠繋ぎをしたり、金合金、プラチナ合金、白金、銀等の貴金属の塊を数珠繋ぎにしたり、紐状に形成される内容物の外周に貴金属製ボールチェーンよりなる貴金属製ネットのネット状の帯体を外周長さ方向に捲回するという特許文献2に記載の装身具とは異なり、ネックレスやブレスレッドの装身具の出来上がりの太さを細くでき、重量は軽量化される。そのうえ、作業工程が簡略化されるため、製作が容易になり、生産効率が低く、製作コストは安価になる。
そして、参考例では、前述のように平面所望複数列の装飾帯状体1を用いて接着剤の塗布作業を必要としない当初はリボン状のホットメルト接着剤よりなる接着層4を介して装飾帯状体1を1まとめに接着、固定して捲回状態に保形された装飾用棒状体を形成するものなので、短時間に多くの手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高く、製作コストが安価になる。
[本発明の実施形態]
図9乃至図12は本発明の一実施形態にかかる装飾用棒状体を示し、本実施形態では宝石、人造宝石2A、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体2と、該粒状装飾体2を複数列に配列して相互に連結する連結手段3と、両面にホットメルト接着剤よりなる接着層4,4を有し、該連結手段3の裏面に設けられる接着部材5と、該接着部材5が捲回される紐状の補強芯材20と、からなる装飾帯状体1で構成される装飾用棒状体であって、前記装飾帯状体1が、外周側に粒状装飾体2を露呈するように前記接着部材5を介して前記補強芯材20に捲回された状態で前記接着層4によって前記補強芯材20に接着、固定されていることを特徴とする。そして、本実施形では、装飾帯状体1の粒状装飾体2の列数が6列に増設されるのに対応して接着面積を増大させるために前記接着部材5は、幅15mmと幅広であり、長さが数十mのものが使用され、また、補強芯材20としては天然繊維、または合成繊維から編製されたり、皮、合成樹脂よりなる紐が用いられる点が前記参考例とは異なる構成である。なお、補強芯材20は、引っ張り、および圧縮の強度をさらに向上させるために、図には示さないが、内部にピアノ線のような金属細線やカーボン繊維等を配挿するようにしても良い。
そして、装飾用棒状体を形成するには、先ず、前記参考例と同様に先ず、宝石、人造宝石2A、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体2を連結手段3により複数列、本実施形では6列に配列して相互に連結した装飾帯状体1を形成する。
また、本実施形において、粒状装飾体2を連結手段3を用いて複数列に列設した装飾帯状体1を形成するための連結方法、粒状装飾体2を取付金具6に取付けるための取付方法は前記参考例と同様である。
次いで、紐状の補強芯材20の外周に、ホットメルト接着剤よりなる接着層4,4を内周および外周の両面に有する接着部材5を螺旋状に捲回する。この補強芯材20の太さは、製作すべき装飾棒状体に応じて適当に選択される。
この際、本実施形においても前記参考例と同様に、例えば、第1支持体10に、補強芯材20の一端20a、および接着部材5の一端5aを固定し、また、第2支持体10′に補強芯材20の他端20bを固定してから、モータM,M′を同方向に同速度にて回動することにより補強芯材20の外周に接着部材5を螺旋状に捲回する。この時、後工程にて行われる補強芯材20に対する接着部材5の内周側の接着層4の接着と、装飾帯状体1に対する外周側の接着層4の接着との接着面積に欠落部分を生ずることなく、接着を確実に行うために、接着部材5の幅方向の左右の端縁相互に数mmの重なり合い部分を生ずるように接着部材5を螺旋状に補強芯材20の外周に捲回する。
その後、装飾帯状体1の前記粒状装飾体2が外周側に露呈されるように前記接着部材5の外周に帯状装飾体1を螺旋状に捲回する。これには、第1支持体10に、補強芯材20の一端20a,および接着部材5の一端5a、装飾帯状体1の一端1aを一緒に固定する。また、第2支持体10′には補強芯材20の他端20b,および接着部材5の他端5bを一緒に固定してから、モータM,M′を同方向に同速度にて回動することにより内周および外周に接着層4,4を有する両面の接着部材5の外周に帯状装飾体1を螺旋状に捲回し、所望長さを得る。
その後、前記装飾帯状体1、および前記接着部材5と、加熱手段13との何れか一方を他方に対して長さ方向Nに相対移動させて接着部材5の内周側の接着層4と外周側の接着層4のホットメルト接着剤を加熱、融解する。本実施形では加熱手段13が装飾帯状体1、および接着部材5に対して長さ方向Nに移動することにより接着層4,4のホットメルト接着剤を加熱、融解し、前記装飾帯状体1の粒状装飾体2,2・・・2; 2,2・・・2が、外周側に露呈するように補強芯材20の外周に接着部材5を接着するとともに、この接着部材5の外周に装飾帯状体1を螺旋状に隙間なく捲回して接着するようになる。また、図には示さないが、両面に接着層4,4を有する接着部材5の装飾帯状体1に対する接着効能を一層効果的になすために、接着部材5の外周に、該接着部材5の接着層4と同様素材の接着層を有する図には示さないホットメルト接着テープをさらに螺旋状に捲回するようにしてもよい。
この際、加熱手段13は、前記参考例と同様に、ドライヤー、またはヒータが用いられる。そして、この加熱手段13は、粒状装飾体2から数十mmの距離を隔てて長さ方向Nに移動されることにより加熱が行われる。この加熱手段13による加熱温度は、常温の室内において例えば400℃以上である。この加熱温度は、接着に用いるホットメルト接着剤の種類、装飾帯状体1の粒状装飾体2の材質、硬度、大きさ等に応じて加減して容易に選択を行うことができる。
さらに、前述の接着部材5の内周側の接着層4と、外周側の接着層4とのホットメルト接着剤、また、接着部材5の外周に、さらに、接着部材5の接着層4と同様素材の接着層を有するホットメルト接着テープの接着層が加熱、溶解されて冷却、固化しない間に、図11に示すプレス手段21による押付けと加熱温度を150℃以上を前記装飾帯状体1に加えることにより前記補強芯材20に対する接着部材5の接着位置および接着圧力と、接着部材5、また、接着部材5の外周に、さらに、螺旋状に図示しないホットメルト接着テープを捲回した場合には、接着部材5と、接着テープとに対する前記装飾帯状体1の接着位置および接着圧力とを調整し、外部からの引っ張り、または圧縮に対して接着層4,4による接着効能を強固にし、構造的に堅牢にする。
この際、プレス手段21による装飾帯状体1に対する押圧方向は、例えば補強芯材20に接着部材5を介して捲回された装飾帯状体1を周回りに受台22上で例えば90°づつ転がすことにより装飾帯状体1の上下方向、並びに前後方向に自在に変更することができる。しかも、プレス手段21によるプレス圧は、装飾帯状体1の粒状装飾体2の材質、硬度、大きさ等に応じて加減して容易に圧接力を調整することができる。
その後、自然冷却することにより、前記装飾帯状体1の粒状装飾体2が、外周側に露呈するように前記接着部材5を介して、また、螺旋状に図示しないホットメルト接着テープを捲回した場合には、この接着部材5とホットメルト接着テープとを介して1まとめに前記補強芯材20に捻回し、その後、冷却することにより装飾帯状体1を接着、固定して棒状に保形し、装飾用棒状体を得る。
このようにして得られた本実施形の装飾用棒状体は、紐状の補強芯材20に螺旋状に捲回されて加熱、融解されるホットメルト接着剤よりなる接着層4,4を両面に有する接着部材5を介して、また、螺旋状に図示しないホットメルト接着テープを前記接着部材5の外周にさらに捲回した場合には、この接着部材5とホットメルト接着テープとを介して1まとめに装飾帯状体1が捲回され、その後、冷却することにより、補強芯材20を芯として装飾帯状体1が接着、固定されるので、接着部材5を捻回した直線状の補強芯に装飾帯状体1を捲回した前記参考例とは異なり、本実施形では装飾帯状体1が引っ張り、捻回等の外力に対して切断されるのを防止して一層構造堅牢になる。しかも、螺旋状に図示しないホットメルト接着テープを前記接着部材5の外周にさらに捲回した場合には、装飾帯状体1を接着部材5を介して補強芯材20の外面に接着した場合よりも一層構造堅牢に取付けが行える点が前記参考例とは異なる構成、作用であるほかは前記参考例と同様の構成、作用である。
また、上記参考例、および上記実施形では、何れかの連結手段3により幅方向Wに粒状装飾体2が連結された装飾帯状体1は、2列及び5列に粒状装飾体2を連結したものが代表的に説明されているが、これは代表的な例示であり、粒状装飾体2の設置個数は、2列〜8列が最適であるが、これに限定されるものではなく、その増減変更は自由に行える。
また、図示する上記参考例、および上記実施形では、連結手段3により連結される装飾帯状体1の各列の粒状装飾体2は、全てが略同径の大きさのものを示し、単一色により形成されたものを用いているが、図には示さないが例えば各列毎に粒状装飾体2の大きさを異にするものを使用したり、各列毎に異なる色の粒状装飾体2を使用したり、さらには各列毎に、同列において配列順に異なる色のものを配列するほか、これらの組み合わせ使用をすることによりデザイン的に変化させることができる。
また、上記参考例で示される連結金具3は、図示では取付金具6の取付部6Aの上側に設けた4個のループ腕部6B,6C,6D,6Eは平面略十字状に形成されたものを使用するようにしているが、これに限ることなく例えば3個のループ腕部を平面Y字状に交叉する等、ループ腕部の設置個数の増減変更は自由に行える。そして、連結環7に対する取付金具6の取付個数を加減して粒状装飾体2の設置個数を調整することは容易である。
本発明は、捲回して1まとめにされる装飾体よりなる複数列の装飾帯状体に何らの強い外力が働いた場合に、装飾帯状体が分離することなく、捲回状態を維持して構造堅牢に保形性を発揮し、装着時の柔軟性に冨み、以て粒状装飾体が統一性のある多重連構造の豪華な装飾性を確実に発揮し、また、短時間に手間がかからずに製作および組付が容易であり、生産効率が高く、しかも、粒状装飾体が貴金属や金属以外の宝石、人造宝石、ビーズ等の非金属材料により形成する場合にも製作および組付が行え、適用範囲が広く、また、製品の出来上がり太さは、比較的細いものから太いものまで製作が可能であり、重量は軽量になり、さらには製作コストが安価になるという用途・機能に適する。

Claims (6)

  1. 宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体と、該粒状装飾体を複数列に配列して相互に連結する連結手段と、両面にホットメルト接着剤よりなる接着層を有し、該連結手段の裏面に設けられる接着部材と、該接着部材が捲回される補強芯材と、からなる装飾帯状体で構成される装飾用棒状体であって、
    前記装飾帯状体が、外周側に粒状装飾体を露呈するように前記接着部材を介して前記補強芯材に捲回された状態で前記接着層によって前記補強芯材に接着、固定されていることを特徴とする装飾用棒状体。
  2. 前記連結手段が、前記粒状装飾体の取付個所に適合する内面形状をなす取付部の一側に平面略十字状または平面Y字状にループ腕部を設けた取付金具と、前記ループ腕部内に挿通されることにより前記取付金具に取付けられた粒状装飾体を平面的に1まとめに束ねる連結環とにより前記粒状装飾体を平面所望複数列に連結することを特徴とする請求項1に記載の装飾用棒状体。
  3. 前記装飾帯状体が、前記補強芯材を中心に螺旋状に捲回された前記接着部材を介するか、又は該接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回することにより1まとめに捻回されて接着、固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾用棒状体。
  4. 宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、
    紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、
    前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、
    そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解した後、これを冷却して前記装飾帯条体を棒状に保形する工程と、
    を順次有することを特徴とする装飾用棒状体の製造方法。
  5. 宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる粒状装飾体を連結手段により複数列に配列して相互に連結した装飾帯状体を形成する工程と、
    紐状の補強芯材の外周にホットメルト接着剤よりなる接着層を両面に有する接着部材を螺旋状に捲回するか、または、前記接着部材の外周にさらにホットメルト接着テープを螺旋状に捲回される工程と、
    前記粒状装飾体が外周側に露呈されるように前記接着部材の外周、または、前記ホットメルト接着テープの外周に装飾帯状体を螺旋状に捲回する工程と、
    そして、前記装飾帯状体、および前記接着部材、或いは、前記装飾帯状体、および前記接着部材、そして、前記ホットメルト接着テープと、加熱手段との何れか一方を他方に対して長さ方向に相対移動させてホットメルト接着剤を加熱、融解する工程と、
    プレス手段による押付けを前記装飾帯状体に加えることにより前記補強芯材に対する接着部材の接着位置および接着圧力と、接着部材に対する前記装飾帯状体の接着位置および接着圧力とを調整し、加熱、融解された前記ホットメルト接着剤を冷却して前記装飾帯状体を棒状に保形する工程と、
    を順次有することを特徴とする装飾用棒状体の製造方法。
  6. 前記加熱手段が、ドライヤー、またはヒーターであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の装飾用棒状体の製造方法。
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