JP5144572B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、無機フィラーを含有する熱硬化性樹脂組成物に関し、具体的には、その硬化物において、光照射や熱履歴で変色しない耐光性、耐熱性があり、無機フィラーを含有することが可能な熱硬化性樹脂組成物と、これを用いたプリント配線板および発光素子用反射板に関する。
近年、携帯端末、パソコン、テレビ等の液晶ディスプレイのバックライト、照明器具の光源などとして、低電力で発光するLED等の発光素子が実用化されている。このような発光素子は、輝度が高く発熱が大きいため、熱や光による周辺材料の黄変などの変色や透過率の低下が問題となる。
また、ソルダーレジスト膜が被覆形成されたプリント配線板に、これらの発光素子を直接実装する用途も増えている。このようなLED等の発光素子が搭載されたプリント配線板や、発光素子に用いられる反射板などには、明るさを確保し、発光素子の反射光量を低減しないよう、発光素子の光を効率よく利用することが要求されている。従って、プリント配線板や発光素子用反射板に被覆形成される薄膜には、高い反射率が必要とされている。
しかしながら、光源の光に長時間さらされ、光による黄変などの劣化が起こり、反射率が低下することがある。また、発光素子を基板に実装する際のはんだ付け等の加熱工程において、250℃以上の高温にさらされるため、熱による黄変などの劣化がおこり、反射率が低下する問題がある。
ゆえに、高反射率を得て、これを維持するためには、酸化チタンなどの反射率の高い無機フィラーを、無色透明で耐光性と充分なはんだ耐熱性がある樹脂組成物に配合させて、薄膜を形成する必要がある。
透明性の高い耐熱材料として、酸無水物とエポキシ樹脂との組成物が挙げられる。しかしながら、この反応は速度が遅く、特にソルダーレジストのように薄膜を形成して硬化させる使用形態では、酸無水物が揮発してしまうため、良好な硬化物を得ることは困難である。また、硬化を促進させるために硬化触媒を添加すると、硬化触媒の影響により、着色が生じたり、耐熱や耐光性試験後における黄変などの変色が生じてしまうという問題がある。
これに対して、反応性の高い酸またはその無水物とエポキシ基含有樹脂との組成物によれば、触媒なしで良好な硬化物を得られるとともに、ある程度の耐熱性と、高い透明性、耐光性を得ることが可能である(例えば特許文献1など参照)。しかしながら、ソルダーレジスト膜などに要求されるはんだ耐熱性などの十分な耐熱性を得ることができないという問題がある。
特開2005−36218号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な保存安定性を得るとともに、その硬化物において良好な耐熱性、耐光性を得ることが可能な熱硬化性樹脂組成物と、これを用いたプリント配線板および発光素子用反射板を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一態様の熱硬化性樹脂組成物は、A剤とB剤を混合して用いられる二液性の熱硬化性樹脂組成物であって、前記A剤は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物と有機溶剤を含み、前記B剤は、多官能脂環式エポキシ樹脂と無機フィラーを含み、さらに、この無機フィラーには白色着色顔料を含むことを特徴とする。
スチレン−無水マレイン酸の共重合物と多官能脂環式エポキシ樹脂との組成物を用いることにより、良好な反応性を得ることができるとともに、その硬化物において良好な耐熱性、耐光性を得ることができる。さらに、熱硬化性樹脂組成物を、第1剤にスチレン−無水マレイン酸の共重合物を含み、第2剤に無機フィラーを含む二液性とすることにより、無水マレイン酸と無機フィラーの混合による保存安定性の低下を防ぐことが可能となる。
このような構成の熱硬化性樹脂組成物において、無機フィラーとして酸化チタンを含むことができる。酸化チタンを含むことにより、熱硬化性樹脂組成物の硬化物において、高い反射率を得ることが可能となる。
また、本発明の一態様のプリント配線板は、上述した構成の熱硬化性樹脂組成物を回路形成されたプリント配線板表面に塗布して形成されたソルダーレジスト膜を、熱硬化して得られることを特徴とする。熱硬化性樹脂組成物をプリント配線板に適用することにより、十分なはんだ耐熱性が得られる。また、発光素子を搭載した場合であっても、高い耐光性を得ることができ、さらに無機フィラーとして酸化チタンを用いることにより、発光効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様の発光素子用反射板は、上述した構成の熱硬化性樹脂組成物を基板上に塗布して形成された塗膜を、熱硬化して得られることを特徴とする。熱硬化性樹脂組成物を発光素子用反射板に適用することにより、発光素子による熱や光に対して十分な耐熱性、耐光性を得ることが可能となるとともに、無機フィラーとして酸化チタンを用いることにより、素子からの光を反射して照度を向上させることが可能となる。
熱硬化性樹脂組成物において、良好な保存安定性を得るとともに、その硬化物において、プリント配線板および発光素子用反射板における良好な耐熱性、耐光性を得ることが可能となる。
本発明の実施例に係るコンベア式加熱炉の加熱温度分布を示す図である。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、ソルダーレジストのような薄膜形成においても硬化させる工程で揮発せず、透明性に優れ、しかもはんだ耐熱のような高い耐熱性の硬化物が得られるエポキシ樹脂の硬化剤として、スチレン−無水マレイン酸の共重合物を使用した点に第1の特徴がある。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、多官能脂環式エポキシ樹脂とスチレン−無水マレイン酸の共重合物との組合せに係る硬化系とした点に第2の特徴がある。これにより、変色の原因となる硬化触媒を使用しなくとも硬化させることができ、その硬化物において良好な耐熱性、耐光性を得ることができる。
一方で、このような組成物に無機フィラーを添加すると、経時的に粘度が増大し、保存安定性が劣化することがわかった。そこで、本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、保存安定性の劣化がスチレン−無水マレイン酸の共重合物に無機フィラーを混合させることにより生じることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明の熱硬化性樹脂組成物は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物を含むA剤と、無機フィラーを含むB剤を混合して用いる二液性とした点に第3の特徴がある。
そこで、本実施態様の熱硬化性樹脂組成物は、A剤とB剤を混合して用いられる二液性の熱硬化性組成物であって、A剤は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物と有機溶剤を含み、B剤は、多官能脂環式エポキシ樹脂と無機フィラーを含むことを特徴とするものである。
以下に、本実施態様の熱硬化性樹脂組成物の各構成成分について、詳しく説明する。
A剤に含まれるスチレン−無水マレイン酸の共重合体としては、具体的には、例えば、SMA−1000P、SMA−2000P、(サートマー社製)が挙げられる。このようなスチレン−無水マレイン酸の共重合体において、スチレン単位と無水マレイン酸単位の共重合比(モル比)が、1:1〜3:1であることが好ましい。スチレン単位の比が1未満であると、共重合体を形成することができず、3を超えると、架橋点が少なくなり、はんだ耐熱性を得ることが困難となる。また、分子量が800〜6000であることが好ましい。より好ましくは、1:1〜2:1である。
A剤に含まれる有機溶剤としては、通常固体であるスチレン−無水マレイン酸の共重合体を溶解し、粘度調整を行うために用いられる。具体的には、例えば、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類;メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、カルビトールアセテートなどのグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、及び上記グリコールエーテル類の酢酸エステル化物などのエステル類;エタノール、プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールなどのアルコール類;オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素;石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサなどの石油系溶剤などの有機溶剤が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
B剤に含まれる多官能脂環式エポキシ樹脂は、脂環式エポキシ構造を2つ以上有する多官能エポキシ化合物であり、具体的には、例えば、セロキサイド2021P、エポリードGT−301、エポリードGT−403、EHPE−3150等(いずれもダイセル化学工業製)が挙げられる。これらのエポキシ化合物は、有機溶剤により希釈して使用することもできる。このような多官能脂環式エポキシ樹脂は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物100質量部に対して30〜900質量部添加されることが好ましい。30質量部未満であると耐溶剤性と耐熱性が劣化し、900質量部を超えると耐熱性が劣化する。より好ましくは50〜500質量部である。
B剤に含まれる無機フィラーは、流動性や、粘度調整など組成物の性状調整や、物理的強度の向上、着色、光学特性の向上など硬化物の特性制御のために用いられる。発光素子の搭載基板など高反射率が要求される場合、発光波長における反射率が高い着色顔料、例えば可視光の場合、酸化亜鉛、酸化チタンなどの白色着色顔料が好適に用いられ、特に酸化チタンは高い反射率が得られる。酸化チタンは結晶構造によりルチル型とアナターゼ型に分類される。アナターゼ型のほうが可視光域の低波長側の反射率が高く、初期の反射率は良好な値が得られ、外観上も青みがあり、より白く見える塗膜が得られるが、光活性が高いため樹脂の劣化が進みやすく、光照射を起因とする変色を起こしやすいのでルチル型を使用することが望ましい。ルチル型酸化チタンとしては、公知のものを使用することができる。具体的には、タイペークR−820、タイペークR−830、タイペークR−930、タイペークR−550、タイペークR−630、タイペークR−680、タイペークR−670、タイペークR−680、タイペークR−670、タイペークR−780、タイペークR−850、タイペークCR−50、タイペークCR−57、タイペークCR−80、タイペークCR−90、タイペークCR−93、タイペークCR−95、タイペークCR−97、タイペークCR−60、タイペークCR−63、タイペークCR−67、タイペークCR−58、タイペークCR−85、タイペークUT771(石原産業株式会社製)、タイピュアR−100、タイピュアR−101、タイピュアR−102、タイピュアR−103、タイピュアR−104、タイピュアR−105、タイピュアR−108、タイピュアR−900、タイピュアR−902、タイピュアR−960、タイピュアR−706、タイピュアR−931(デュポン株式会社製)、TITON R−25、TITON R−21、TITON R−32、TITON R−7E、TITON R−5N、TITON R−61N、TITON R−62N、TITON R−42、TITON R−45M、TITON R−44、TITON R−49S、TITON GTR−100、TITON GTR−300、TITON D−918、TITON TCR−29、TITON TCR−52、TITON FTR−700(堺化学工業株式会社製)
等を使用することができる。
なお、アナターゼ型酸化チタンとしては、TA−100、TA−200、TA−300、TA−400、TA−500(富士チタン工業株式会社製)、タイペークA−100、タイペークA−220、タイペークW−10(石原産業株式会社製)、TITANIX JA−1、TITANIX JA−3、TITANIX JA−4、TITANIX JA−5(テイカ株式会社製)、KRONOS KA−10、KRONOS KA−15、KRONOS KA−20、KRONOS KA−30(チタン工業株式会社製)、A−100、A−100、A−100、SA−1、SA−1L(堺化学工業株式会社製)などが挙げられる。
このような酸化チタンの配合量は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物と多官能脂環式エポキシ樹脂の合計量100質量部に対して、30〜80質量部である。配合量が80質量部を超えても反射率の向上がみられなく、分散が困難になる。一方、30質量部未満であると、隠ぺい力が小さく、高反射率の硬化物を得ることが困難となる。
また、流動性改善のためのシリカ、硫酸バリウムや、遥変性を得るためのベントナイトなどの体質顔料も用いることができる。
その他、導電性を有していてもよい場合は、金属粒子を用いることも可能である。そして、その形状は、例えば平均粒径0.5〜10μmの球状または偏平状、あるいは長さ0.5〜100μmの繊維状とすることができる。そして、スチレン−無水マレイン酸の共重合物と多官能脂環式エポキシ樹脂の合計量100質量部に対して、10〜60質量部添加されることが好ましい。10質量部未満であると導電性が得られなくなり、60質量部を超えると、添加量に応じた導電性の向上が得られず、経済的に不適当である。
本実施形態では、塗膜にかかる熱が原因の劣化による変色を少なくする目的で、酸化防止剤を配合することができる。このような酸化防止剤としては、特に限定されるものではないが、好ましくはヒンダードフェノール系化合物である。ヒンダードフェノール系化合物としては、例えばノクラック200、ノクラックM−17、ノクラックSP、ノクラックSP−N、ノクラックNS−5、ノクラックNS−6、ノクラックNS−30、ノクラック300、ノクラックNS−7、ノクラックDAH(以上いずれも大内新興化学工業(株)製);MARK AO−30、MARK AO−40、MARK AO−50、MARK AO−60、MARK AO616、MARK AO−635、MARK AO−658、MARK AO−15、MARK AO−18、MARK 328、MARK AO−37(以上いずれもアデカアーガス化学(株)製);イルガノックス245、イルガノックス259、イルガノックス565、イルガノックス1010、イルガノックス1035、イルガノックス1076、イルガノックス1081、イルガノックス1098、イルガノックス1222、イルガノックス1330、イルガノックス1425WL(以上いずれもチバ・ジャパン社製)などが挙げられる。
酸化防止剤の配合量は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物100質量部に対して好ましくは0.4〜25質量部、より好ましくは0.8〜15質量部である。0.4質量部未満では塗膜にかかる熱が原因の劣化による変色防止効果が少なく、25質量部を超えると耐熱性や保存安定性が得られにくくなる。
さらに、本実施形態の組成物においては、ヒンダードアミン系光安定剤を含有させることにより、光劣化を減少させることができる。
ヒンダードアミン系光安定剤としては、例えば、チヌビン622LD、チヌビン144;CHIMASSORB 944LD、CHIMASSORB 119FL(以上いずれもチバ・スペシャリティ・ケミカル社製);MARK LA−57、LA−62、LA−67、LA−63、LA−68(以上いずれもアデカア−ガス化学(株)製);サノールLS−770、LS−765、LS−292、LS−2626、LS−1114、LS−744(以上いずれも三共ライフテック(株)製)などが挙げられる。
このような光安定剤は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物100質量部に対して0.1〜10質量部添加することが好ましい。
本実施形態の耐熱性熱硬化性組成物においては、分散剤を含有させることにより酸化チタン等の無機フィラー成分の分散性、沈降性を改善することができる。例えば、ANTI−TERRA−U、ANTI−TERRA−U100、ANTI−TERRA−204、ANTI−TERRA−205、DISPERBYK−101、DISPERBYK−102、DISPERBYK−103、DISPERBYK−106、DISPERBYK−108、DISPERBYK−109、DISPERBYK−110、DISPERBYK−111、DISPERBYK−112、DISPERBYK−116、DISPERBYK−130、DISPERBYK−140、DISPERBYK−142、DISPERBYK−145、DISPERBYK−161、DISPERBYK−162、DISPERBYK−163、DISPERBYK−164、DISPERBYK−166、DISPERBYK−167、DISPERBYK−168、DISPERBYK−170、DISPERBYK−171、DISPERBYK−174、DISPERBYK−180、DISPERBYK−182、DISPERBYK−183、DISPERBYK−185、DISPERBYK−184、DISPERBYK−2000、DISPERBYK−2001、DISPERBYK−2009、DISPERBYK−2020、DISPERBYK−2025、DISPERBYK−2050、DISPERBYK−2070、DISPERBYK−2096、DISPERBYK−2150、BYK−P104、BYK−P104S、BYK−P105、BYK−9076、BYK−9077、BYK−220S(ビックケミー・ジャパン株式会社製)、ディスパロン2150、ディスパロン1210、ディスパロンKS−860、ディスパロンKS−873N、ディスパロン7004、ディスパロン1830、ディスパロン1860、ディスパロン1850、ディスパロンDA−400N、ディスパロンPW−36、ディスパロンDA−703−50(楠本化成株式会社製)、フローレンG−450、フローレンG−600、フローレンG−820、フローレンG−700、フローレンDOPA−44、フローレンDOPA−17(共栄社化学株式会社製)が挙げられる。
分散剤の含有量は、上記の目的を有効に達成するために、無機フィラー100質量部に対して、0.1〜10質量部とすることが好ましい。より好ましくは0.5〜5質量部である。
さらに、必要に応じてシリコーン系やフッ素系、共重合樹脂系などの消泡剤、レベリング剤、リン酸エステルなどの難燃剤、ポリアミド樹脂や有機ベントナイトなどの公知の増粘剤、シラン系やチタネート系やアルミネート系などのカップリング剤、硬化促進剤、熱重合禁止剤等が使用できる。
以下に実施例及び比較例を示して本実施形態について具体的に説明するが、本発明がこれら実施例に限定されるものでないことはもとよりである。
<樹脂溶液1の作製>
サートマー社製SMA−1000P(スチレンと無水マレイン酸のモル比が1:1の共重合樹脂)500gとカルビトールアセテート500gを還流塔つきの攪拌可能な密閉釜に入れて、120℃で3時間加熱溶解させて不揮発分50wt%の樹脂溶液1を得た。
<樹脂溶液2の作製>
サートマー社製SMA−2000P(スチレンと無水マレイン酸のモル比が2:1の共重合樹脂)500gとカルビトールアセテート500gを還流塔つきの攪拌可能な密閉釜に入れて、120℃で3時間加熱溶解させて不揮発分50wt%の樹脂溶液2を得た。
<A剤、B剤の作製>
実施例1〜8として、表1に示すような組成で、また、比較例1〜8として、表2に示すような組成で、A剤及びB剤を作製した。なお、配合成分が複数のものについては、それぞれの配合成分を3本ロールミルで混練して作製した。なお、表1、表2中の数字は、質量部を示す。
Figure 0005144572
Figure 0005144572
このようにして作製されたA剤、B剤を用いて、以下のように評価を行った。
(1)保存安定性評価
実施例1〜8、比較例1〜8のA剤について、回転式粘度計(東機産業 VISCOMETER TV−33)を用いて、25℃における5回転毎分の初期粘度を測定した。これを、30日間保存した後、再度同様に粘度を測定し、粘度上昇を求めた。結果を表3に示す。なお、初期の粘度より10%以下の粘度上昇があるものを○、10〜50%の粘度上昇があるものを△、50%以上の粘度上昇があるものを×、ゲル化したものを××とした。
Figure 0005144572
表3に示すように、実施例1〜8のA剤においては、良好な保存安定性が得られた。一方、比較例1〜3のA剤においては、無機フィラーを含むことから、経時的に粘度上昇し、保存安定性が低下した。
(2)耐熱性評価
A剤及びB剤をそれぞれ混合し、得られた熱硬化性樹脂組成物を、銅ベタのFR−4基板上にスクリーン印刷により乾燥塗膜が約20μmとなるようにパターン印刷し、これを150℃で60分間加熱し硬化させて試験片を得た。各試験片にロジン系フラックスを塗布して260℃のはんだ槽で30秒間フローさせた。その後、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで洗浄し、乾燥させた後に、セロハン粘着テープによるピールテストを行い、塗膜の剥がれについて評価した。結果を表4に示す。なお、塗膜の剥がれが無いものを○、塗膜の剥がれがあるものを×とした。
Figure 0005144572
表4に示すように、実施例1〜8の熱硬化性樹脂組成物においては、良好な耐熱性が得られた。一方、比較例4、5のA剤においては、エポキシ樹脂において2以上の脂環式エポキシ構造を有していないことから、十分な耐熱性を得ることができなかった。
(3)耐光耐熱性評価1
実施例1〜4、7および比較例6のA剤及びB剤をそれぞれ混合し、得られた熱硬化性樹脂組成物を、厚さ1mmのガラス板にスクリーン印刷により乾燥塗膜が約20μmとなるようにパターン印刷し、これを150℃で60分間加熱し硬化させて試験片を得た。これを初期値として、透過率測定装置(JASCO V−570:積分球 ISN−470)を用いて波長400nmの透過率を測定した。コンベア型UV照射機QRM−2082−E−01(オーク製作所製)を用いて、メタルハライドランプ、コールドミラー、80W/cm×3灯、コンベアスピード6.5m/分(積算光量1000mJ/cm)の条件で20回繰り返してUVを照射した。その後、コンベア式加熱炉で2回繰り返して加熱した。試験後の透過率を同様の方法で測定した。図1は、このとき用いられたコンベア式加熱炉の加熱温度分布を示す。図1に示すように、最高到達温度は、投入から250秒後において260℃であった。結果を表5に示す。なお、目視評価において、初期と試験後の色調の差がないものを○、色調の差が見られるものを×とした。
Figure 0005144572
表5に示すように、実施例1〜4、7の熱硬化性樹脂組成物においては、良好な耐光耐熱性が得られた。一方、比較例6においては、多官能脂環式エポキシ樹脂を含まないため、透過率の差が大きくなるとともに、目視評価においても変色がみられ、十分な耐光耐熱性を得ることができなかった。
(4)耐光耐熱性評価2
実施例5、6、8および比較例7、8のA剤及びB剤をそれぞれ混合し、得られた熱硬化性樹脂組成物により、(2)と同様の方法で試験片を作製し、初期値として色彩色差計CR−400(ミノルタ製)でXYZ表色系のY値およびL*a*b*表色系の各値を測定した。コンベア型UV照射機QRM−2082−E−01(オーク製作所製)を用いて、メタルハライドランプ、コールドミラー、80W/cm×3灯、コンベアスピード6.5m/分(積算光量1000mJ/cm)の条件で20回繰り返してUVを照射した。その後、耐光耐熱性評価1において用いたコンベア式加熱炉で2回繰り返して加熱した後、試験片を同様の方法で測定した。結果を表6に示す。
なお、表6において、YはXYZ表色系の反射率を示し、L*は、L*a*b*表色系の明度を表わす。ΔE*abはL*a*b*の各値について、試験後と初期値の差の二乗を取り、その総和の平方根をとったものである。a*は赤方向、−a*は緑方向、b*は黄方向、−b*は青方向を示し、ゼロに近いほど彩度がないことを示す。ΔE*abは、色の変化を示す。この値が小さいほど色の変化が小さいことを示す。目視評価項目については、殆ど変色がないものを○、明らかな変色があるものを×とした。
Figure 0005144572
表6に示すように、実施例5、6、8の熱硬化性樹脂組成物においては、良好な耐光耐熱性が得られた。一方、比較例7,8においては、多官能脂環式エポキシ樹脂を含まないため、色の変化が大きくなるとともに、目視評価においても変色が見られ、十分な耐光耐熱性を得ることができなかった。
以下、実施例1〜8について、所定の特性が得られるかどうかの確認評価を行った。
(5)耐溶剤性
(2)と同様に作製した各試験片を、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートに30分間浸漬し、乾燥させた後に、セロハン粘着テープによるピールテストを行い、塗膜の剥がれと変色について評価した。結果を表7に示す。なお、塗膜の剥がれや変色がなかったものを○とした。表7に示すように、実施例1〜8の熱硬化性樹脂組成物においては、良好な耐溶剤性が得られた。
(6)鉛筆硬度試験
(2)と同様に作製した各試験片に、芯の先が平らになるように研がれたBから9Hの鉛筆を、約45°の角度で押し付けて、塗膜の剥がれが生じない鉛筆の硬さを記録した。結果を表7に示す。表7に示すように、実施例1〜8の熱硬化性樹脂組成物においては、5H以上の良好な鉛筆硬度が得られた。
(7)絶縁抵抗試験
FR−4銅張り積層板の代わりに、IPC B−25テストパターンのクシ型電極Bクーポンを用いること以外は(2)と同様の条件で試験片を作製した。この試験片に、DC500Vのバイアスを印加し、絶縁抵抗値を測定した。結果を表7に示す。
表7に示すように、実施例1〜8の熱硬化性樹脂組成物においては、1×1013以上の良好な絶縁抵抗が得られた。
Figure 0005144572

Claims (4)

  1. A剤とB剤を混合して用いられる二液性の熱硬化性樹脂組成物であって、
    前記A剤は、スチレン−無水マレイン酸の共重合物と有機溶剤を含み、
    前記B剤は、多官能脂環式エポキシ樹脂と白色着色顔料を含むことを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
  2. 前記白色着色顔料は、酸化チタンを含むことを特徴とする請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱硬化性樹脂組成物を回路形成されたプリント配線板表面に塗布して形成されたソルダーレジスト膜を、熱硬化して得られることを特徴とするプリント配線板。
  4. 請求項1または請求項2に記載の熱硬化性樹脂組成物を基板上に塗布して形成された塗膜を、熱硬化して得られることを特徴とする発光素子用反射板。
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