JP5143503B2 - プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

この発明はプログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関し、特にたとえば、ユーザに行わせる一連の操作手順を構成する複数の操作項目を表示する、プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、自動取引装置において、入力項目の入力順序を表示し、入力操作が行われる度に、入力操作の進行状況を表示するものが知られている。
この種の背景技術の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の自動取引装置では、取引に必要な入力項目がフローチャートの形で一覧表示され、既に入力を終了した項目とまだ入力していない項目とで表示状態が異なるようにされ、さらに現在入力作業中の項目が明示される。具体的には、現在処理中あるいは処理済の入力手順部分の表示の色が変えられることによって、現在の入力作業段階を容易に知らせることができる。
特開平6−266930号公報[G07D 9/00, G06F 3/14 15/30]
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、既に入力を終了した項目の入力状態が維持されなくなったときにそのことをユーザに知らせることができなかった。つまり、自動取引装置に関する特許文献1では、各入力項目における操作はそれぞれ独立しており、過去に入力を終了した項目の入力状態を維持したまま現在の入力項目を入力するといった操作を必要としていなかった。したがって、既入力項目の入力状態を継続できなくなったかどうかを判断することがなかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することである。
この発明の他の目的は、一連の操作手順の中で行われた前の操作項目が維持されなくなったか否かを容易に知らせることのできる、プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、入力手段および表示手段を備え、ユーザに入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を第1態様とは異なる第2態様で表示手段に表示する操作項目表示ステップ、入力手段からの入力データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別ステップ、第1判別ステップによって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更ステップ、入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別ステップ、および第2判別ステップによって前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更ステップをコンピュータに実行させる。
第1の発明では、プログラムは、入力手段(24)によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理装置(10)のコンピュータ(34、44、46)において実行され、次に示すような各ステップをコンピュータに実行させる。操作項目表示ステップ(S7、S9、S101)では、一連の操作手順を構成する複数の操作項目が第1態様で表示手段(12、14)に表示され、少なくとも現在の操作項目が第1態様とは異なる第2態様で表示される。したがって、現在の操作項目を目立たせることができるので、ユーザは現在の操作項目がいずれであるかを容易に認識することができる。第1判別ステップ(S33−S37、S201、S301)では、入力データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かが判別される。第1表示変更ステップ(S39、S9、S101)では、現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示が第2態様に変更される。次の操作項目が第1態様から第2態様に変更されるので、ユーザは次に実行すべき操作項目がいずれであるかを容易に認識することができる。第2判別ステップ(S41−S47、S205、S303)では、入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かが判別される。第2表示変更ステップ(S49、S9、S101、S307)では、前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示が第1態様に変更される。これによって、ユーザは実行しようとしていた操作項目が実行すべき操作項目ではなくなったことを容易に認識することができる。
第1の発明によれば、ユーザが一連の操作手順のうち第2態様で表示された現在の操作項目のための操作を行っている最中に、前の操作項目の状態が維持されなくなったときには、現在の操作項目が第2態様から第1態様に変更されるので、ユーザに前の操作項目を認識させることができる。したがって、ユーザは実行すべき操作項目が変更されたことを容易に認識することができる。このように、前の操作項目が維持されなくなったことをユーザに容易に知らせることができ、前の操作項目をやり直す必要があることをユーザに容易に知らせることができる。
第2の発明は、第1の発明に従属するプログラムであって、第1表示変更ステップは、第1判別ステップによって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更するとともに現在の操作項目の表示を第1態様に変更し、第2表示変更ステップは、第2判別ステップによって前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更するとともに前の操作項目の表示を第2態様に変更する。
第2の発明では、一連の操作手順のうち現在実行すべき操作項目の推移(前進および後退)に合わせて、第2態様表示を移動させることができ、現在の操作項目のみを第2態様で表示することができる。
第3の発明は、第1の発明に従属するプログラムであって、第1表示変更ステップは、第1判別ステップによって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、最初の操作項目から次の操作項目までを第2態様で表示する。
第3の発明では、現在の操作項目が実行されたことが判別されたときには、第1表示変更ステップ(S101)で、最初の操作項目から次の操作項目までが第2態様で表示される。したがって、操作項目を実行するごとに第2態様表示を増やしていくことができる。また、第1態様表示と第2態様表示の境目の第2態様表示によって、現在実行すべき操作項目をユーザに容易に認識させることができる。
第4の発明は、第1の発明に従属するプログラムであって、第1判別ステップは、入力手段からの入力データおよび予め記憶された現在の操作項目を次の操作項目に進めるための第1条件に基づいて判別を行い、第2判別ステップは、入力手段からの入力データおよび予め記憶された現在の操作項目を前の操作項目に戻すための第2条件に基づいて判別を行う。
第4の発明では、第1判別ステップでは、第1条件に基づいて現在の操作項目が実行されたか否かが判別され、第2判別ステップでは、第2条件に基づいて前の操作項目の状態が維持されなくなったか否かが判別される。操作手順の前進と後退を判定するための別々の条件を予め記憶しておくので、操作判定を容易に行うことができる。
第5の発明は、第1の発明に従属するプログラムであって、入力手段は、表示手段に表示される画面内の任意の位置を指示するためのポインティングデバイスであり、当該指示された位置の座標データを入力し、第1判別ステップは、座標データに基づいて、操作の種類が所定の状態であるか否かを判断し、かつ、操作の領域が所定の領域であるか否かを判断し、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、現在の操作項目が実行されたことを判断し、第2判別ステップは、座標データに基づいて、操作の種類が所定の状態であるか否かを判断し、かつ、操作の領域が所定の領域であるか否かを判断し、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったことを判断する。
第5の発明は、タッチパネルのようなポインティングデバイスを用いて一連の操作手順をユーザに実行させる場合に適用できる。第1判別ステップでは、入力された座標データに基づいてポインティングデバイスを用いた操作の種類と操作の領域の判定が行われ、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、現在の操作項目が実行されたことが判断される。また、第2判別ステップでは、入力された座標データに基づいてポインティングデバイスを用いた操作の種類と操作の領域の判定が行われ、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、前の操作項目の状態が維持されなくなったことが判断される。ユーザによって入力された座標データが所定の操作の種類を示し、かつ、所定の操作の領域を示すかどうかを判断するようにしたので、操作判定を容易かつ適切に実行することができる。
第6の発明は、第1の発明に従属するプログラムであって、第2判別ステップは、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したか否かを判別し、第2表示変更ステップは、第2判別ステップによって前の操作項目で達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する。
第6の発明では、第2判別ステップは、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したか否かを判別する。第2表示変更ステップは、第2判別ステップによって前の操作項目で達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する。このようにしても、ユーザに前の操作項目を認識させることができる。
の発明は、入力手段および表示手段を備え、ユーザに入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理装置である。この情報処理装置は、一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を前記第1態様とは異なる第2態様で表示手段に表示する操作項目表示手段、入力手段からの入力データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別手段、第1判別手段によって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更手段、入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別手段、および第2判別手段によって前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更手段を備える。
第8の発明は、入力手段および表示手段を備え、ユーザに入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理システムである。この情報処理システムは、一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を第1態様とは異なる第2態様で表示手段に表示する操作項目表示手段、入力手段からの入力データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別手段、第1判別手段によって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更手段、入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別手段、および第2判別手段によって前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更手段を備える。
第9の発明は、入力手段および表示手段を備え、ユーザに入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理システムの情報処理方法である。この情報処理方法では、情報処理システムのコンピュータは、(a)一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を第1態様とは異なる第2態様で表示手段に表示し、(b)入力手段からの入力データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かを判別し、(c)ステップ(b)によって現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更し、(d)入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別し、そして(e)ステップ(d)によって前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、現在の操作項目の表示を第1態様に変更する。
7−9の発明では、上述の第1の発明と同様に、前の操作項目の状態が維持されなくなったときには、現在の操作項目が第2態様から第1態様に変更されるので、前の操作項目が維持されなくなったことをユーザに容易に知らせることができる。
この発明によれば、一連の操作手順を構成する複数の操作項目が第1態様で表示されるとともに現在の操作項目が第2態様で表示されており、現在の操作項目の実行中に前の操作項目の状態が維持されなくなったときには、現在の操作項目の表示が第2態様から第1態様に変更される。したがって、前の操作項目が維持されなくなっており、これをやり直す必要が生じたことをユーザに容易に知らせることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この発明の実施例の情報処理装置10は、一例として携帯型のゲーム装置の形態で実現される。ただし、情報処理装置10の形態は任意であり、情報処理装置10は、たとえば、据置型のゲーム装置、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機であってもよい。
情報処理装置すなわちゲーム装置10は、第1の液晶表示器(LCD)12および第2のLCD14を含む。LCD12およびLCD14は、所定の配置位置となるようにハウジング16に収納される。この実施例では、ハウジング16は、上側ハウジング16aと下側ハウジング16bとによって構成され、LCD12は上側ハウジング16aに収納され、LCD14は下側ハウジング16bに収納される。したがって、LCD12とLCD14とは縦(上下)に並ぶように近接して配置される。
なお、この実施例では、表示器としてLCDを用いるようにしてあるが、LCDに代えて、EL(Electronic Luminescence)ディスプレイやプラズマディスプレイを用いるようにしてもよい。
図1からも分かるように、上側ハウジング16aは、LCD12の平面形状よりも少し大きな平面形状を有し、一方主面からLCD12の表示面を露出するように開口部が形成される。一方、下側ハウジング16bの平面形状およびサイズも上側ハウジング16aと同等に選ばれ、横方向の中央部にLCD14の表示面を露出するように開口部が形成される。下側ハウジング16bの右側面には電源スイッチ18が設けられる。
また、上側ハウジング16aには、LCD12を挟んで左右に、スピーカ36aおよび36b(図2参照)のための音抜き孔20aおよび20bが形成される。
上側ハウジング16aと下側ハウジング16bとは、上側ハウジング16aの下辺(下端)と下側ハウジング16bの上辺(上端)の一部とが回動可能に連結されている。したがって、たとえば、ゲームをプレイしない場合には、LCD12の表示面とLCD14の表示面とが対面するように、上側ハウジング16aを回動させて折りたたんでおけば、LCD12の表示面およびLCD14の表示面に傷がつくなどの破損を防止することができる。ただし、上側ハウジング16aと下側ハウジング16bとは、回動可能に連結せずに、それらを一体的(固定的)に設けたハウジング16を形成するようにしてもよい。
そして、上側ハウジング16aと下側ハウジング16bとの連結部の中央には、マイク(図示せず)のためのマイク孔20cが形成される。マイクから取り込んだ音、音声または息などによる音声信号に基づいてゲーム処理を行うことが可能である。
また、下側ハウジング16bには、操作スイッチ22(22a,22b,22c,22d,22e,22Lおよび22R)が設けられる。
操作スイッチ22は、方向指示スイッチ(十字スイッチ)22a,スタートスイッチ22b、セレクトスイッチ22c、動作スイッチ(Aボタン)22d、動作スイッチ(Bボタン)22e、動作スイッチ(Xボタン)22f、動作スイッチ(Yボタン)22g、動作スイッチ(Lボタン)22Lおよび動作スイッチ(Rボタン)22Rを含む。スイッチ22aは、下側ハウジング16bの一方主面であり、LCD14の左側に配置される。その他のスイッチ22b−22gは、下側ハウジング16bの一方主面であり、LCD14の右側に配置される。さらに、動作スイッチ22Lおよび22Rは、それぞれ下側ハウジング16bの上端面の左右角部に配置される。なお、動作スイッチ22Lおよび22Rは下側ハウジング16bの背面に設けられており、図1のような正面視では連結部の背後に隠れているので破線で示されている。
方向指示スイッチ22aは、ディジタルジョイスティックとして機能し、4つの押圧部の1つを操作することによって、ユーザないしプレイヤによって操作可能なプレイヤオブジェクト(またはプレイヤキャラクタ)の進行方向(移動方向)を指示したり、カーソルの進行方向を指示したりする等のために用いられる。また、各押圧部には、特定の役割を割り当てることができ、4つの押圧部の1つを操作することによって、割り当てられた役割を指示(指定)することができる。
スタートスイッチ22bは、プッシュボタンで構成され、ゲームを開始(再開)したり、一時停止(Pause)したりする等に用いられる。また、セレクトスイッチ22cは、プッシュボタンで構成され、ゲームモードの選択等に用いられる。
動作スイッチ22dすなわちAボタンは、プッシュボタンで構成され、方向指示以外の動作、すなわち、プレイヤオブジェクトに打つ(パンチ)、投げる、つかむ(取得)、乗る、ジャンプするなどの任意のアクションをさせることができる。たとえば、アクションゲームにおいては、ジャンプ、パンチ、武器を動かす等を指示することができる。また、ロールプレイングゲーム(RPG)やシミュレーションRPGにおいては、アイテムの取得、武器やコマンドの選択および決定等を指示することができる。動作スイッチ22eすなわちBボタンは、プッシュボタンで構成され、セレクトスイッチ22cで選択したゲームモードの変更やAボタン22dで決定したアクションの取り消し等のために用いられる。
動作スイッチ22fすなわちXボタン、および動作スイッチ22gすなわちYボタンは、プッシュボタンで構成され、Aボタン22dとBボタン22eだけでは、ゲーム進行ができないときに、補助的な操作に用いられる。ただし、Xボタン22fおよびYボタン22gは、Aボタン22dおよびBボタン22eと同様の操作に用いることも可能である。もちろん、ゲームプレイにおいてXボタン22fとYボタン22gとを必ずしも使用しなくてよい。
動作スイッチ22L(左押しボタン)および動作スイッチ22R(右押しボタン)は、プッシュボタンで構成され、左押しボタン(Lボタン)22Lおよび右押しボタン(Rボタン)22Rは、Aボタン22dおよびBボタン22eと同様の操作に用いることができ、また、Aボタン22dおよびBボタン22eの補助的な操作に用いることができる。さらに、Lボタン22LおよびRボタン22Rは、方向スイッチ22a,Aボタン22d,Bボタン22e,Xボタン22f,Yボタン22gに割り当てられた役割を、他の役割に変更することができる。
また、LCD14の上面には、タッチパネル24が装着される。タッチパネル24としては、たとえば、抵抗膜方式、光学式(赤外線方式)および静電容量結合式のいずれかの種類のものを用いることができる。タッチパネル24はLCD14の画面内の任意の位置をユーザが指示するためのポインティングデバイスである。タッチパネル24は、その上面をスティック26ないしはペン(スタイラスペン)或いは指(以下、これらを「スティック26等」という場合がある。)で、押圧したり、撫でたり、触れたりすることにより操作(タッチ入力)すると、スティック26等の操作位置の座標を検出して、当該検出座標に対応する座標データを出力する。
なお、この実施例では、LCD14(LCD12も同じ、または略同じ。)の表示面の解像度は256dot×192dotである。タッチパネル24の検出精度も表示画面に対応して256dot×192dotとしてあるが、タッチパネル24の検出精度は表示画面の解像度よりも低くてもよく、高くてもよい。
LCD12およびLCD14には異なるゲーム画面を表示することができる。たとえば、レースゲームでは一方のLCDに運転席からの視点による画面を表示し、他方のLCDにレース(コース)全体の画面を表示することができる。また、RPGでは、一方のLCDにマップやプレイヤオブジェクト等のキャラクタを表示し、他方のLCDにプレイヤオブジェクトが所有するアイテムを表示することができる。さらに、一方のLCDにプレイヤオブジェクトやノンプレイヤオブジェクトなどを含むゲーム画面を表示し、他方のLCDに当該プレイヤオブジェクトやノンプレイヤオブジェクトに関する情報を含む他のゲーム画面または当該プレイヤオブジェクトを操作するための操作画面を表示することができる。さらには、2つのLCD12およびLCD14を合わせて1つの画面として用いることにより、プレイヤオブジェクトが倒さなければならない巨大な怪物(敵オブジェクト)を表示することもできる。
したがって、プレイヤはスティック26等でタッチパネル24を操作することにより、LCD14の画面に表示されるプレイヤオブジェクト、敵オブジェクト、アイテムオブジェクト、操作オブジェクトなどの画像を指示(操作)したり、コマンドを選択(入力)したりすることができる。また、仮想ゲーム空間(3次元ゲーム空間)に設けられる仮想カメラ(視点)の方向(視線の向き)を変化させたり、ゲーム画面(マップ)のスクロール(徐々に移動表示)方向を指示したりすることもできる。
なお、ゲームの種類によっては、タッチパネル24を用いることにより、その他の入力指示も可能である。たとえば、LCD14上のタッチパネル24において文字,数字,記号等を手書き入力することができる。
このように、ゲーム装置10は、2画面分の表示部となるLCD12およびLCD14を有し、いずれか一方(この実施例では、LCD14)の上面にタッチパネル24が設けられるので、2画面(12,14)と2系統の操作部(22,24)とを有する構成になっている。
なお、この実施例では、第1のLCD12と第2のLCD14とを縦方向に並べて配置するようにしているが、2つのLCDの配置は適宜に変更され得る。他の実施例では、第1のLCD12と第2のLCD14とを横方向に並べて配置するようにしてもよい。
また、この実施例では、2つのLCDを設けるようにしているが、表示手段としてのLCDの数は適宜変更され得る。他の実施例では、縦長形状の1つのLCDを設けて、表示領域を上下に分けて、2つのゲーム画面をそれぞれの表示領域に表示するようにしてもよいし、あるいは、横長形状の1つのLCDを設けて、表示領域を左右に分割し、2つゲーム画面をそれぞれの表示領域に表示するようにしてもよい。
また、スティック26は、たとえば下側ハウジング16bに設けられる収納部(図示せず)に収納することができ、必要に応じて取り出される。ただし、スティック26を設けない場合には、その収納部も設ける必要はない。
さらに、ゲーム装置10はメモリカード(またはカートリッジ)28を含み、このメモリカード28は着脱自在であり、下側ハウジング16bの上端面に設けられる挿入部30(図1では点線で示す)に挿入される。図1では省略するが、挿入部30の奥部には、メモリカード28の挿入方向先端部に設けられるコネクタと接合するためのコネクタ32(図2参照)が設けられており、したがって、メモリカード28が挿入部30に挿入されると、コネクタ同士が接合され、ゲーム装置10のCPUコア34(図2参照)がメモリカード28にアクセス可能となる。
なお、図1では省略するが、たとえば、下側ハウジング16bにおいて、その裏面には電池収容ボックスが設けられ、下端面(底面)には、音量スイッチおよびイヤフォンジャックなどが設けられ、上端面(天面)には、外部拡張コネクタなどが設けられる。
図2はゲーム装置10の電気的な構成を示すブロック図である。この図2を参照して、ゲーム装置10は電子回路基板38を含み、この電子回路基板38には上述のCPUコア34等の回路コンポーネントが実装される。CPUコア34は、バス40を介して前述のコネクタ32に接続されるととともに、RAM42、第1のグラフィック処理ユニット(GPU)44、第2のGPU46、入出カインターフェース回路(以下、「I/F回路」という。)48、LCDコントローラ50および無線通信部58に接続される。
コネクタ32には、上述したように、メモリカード28が着脱自在に接続される。メモリカード28は、ROM28aおよびRAM28bを含み、図示は省略するが、ROM28aおよびRAM28bは、互いにバスで接続され、さらに、コネクタ32と接合されるコネクタ(図示せず)に接続される。したがって、上述したように、CPUコア34は、ROM28aおよびRAM28bにアクセスすることができる。
ROM28aは、ゲーム装置10で実行すべきゲームのためのゲームプログラム、画像データ(文字やオブジェクトの画像、背景画像、アイテム画像、アイコン(ボタン)画像、メッセージ画像など)およびゲームに必要な音(音楽)のデータ(音データ)等を予め記憶する。RAM(バックアップRAM)28bは、そのゲームの途中データやゲームの結果データなどを記憶(セーブ)する。セーブ用メモリとしてはフラッシュメモリなどが用いられてよい。
RAM42は、バッファメモリないしはワーキングメモリとして使用される。つまり、CPUコア34は、メモリカード28のROM28aに記憶されたゲームプログラム、画像データおよび音データ等をRAM42にロードし、ロードしたゲームプログラムに従って処理を実行する。また、CPUコア34は、ゲームの進行に応じて一時的に生成するデータ(ゲームデータやフラグデータ等)をRAM42に記憶しつつゲーム処理を実行する。
なお、ゲームプログラム、画像データおよび音データ等は、ROM28aから一度に全部または部分的にかつ順次的に読み出され、RAM42に記憶される。
ただし、ゲーム装置10ではゲーム以外の他のアプリケーションが実行されてよく、この場合、メモリカード28のROM28aには、当該アプリケーションについてのプログラムおよび画像データ等の必要なデータが記憶されてよい。また、必要に応じて、音(音楽)データが記憶されてもよい。
GPU44およびGPU46は、それぞれ、描画手段の一部を形成し、たとえばシングルチップASICで構成され、CPUコア34からのグラフィックスコマンド(作画命令)を受け、そのグラフィックスコマンドに従って画像データを生成する。ただし、CPUコア34は、グラフィックスコマンドに加えて、画像データの生成に必要な画像生成プログラム(ゲームプログラムに含まれる。)をGPU44およびGPU46のそれぞれに与える。
また、GPU44には、第1のビデオRAM(以下、「VRAM」という。)52が接続され、GPU46には、第2のVRAM54が接続される。GPU44およびGPU46が作画コマンドを実行するにあたって必要なデータ(画像データ:ポリゴンやテクスチャ等のデータ)は、GPU44およびGPU46が、それぞれ、第1のVRAM52および第2のVRAM54にアクセスして取得する。
なお、CPUコア34は、描画に必要な画像データをGPU44およびGPU46を介して第1のVRAM52および第2のVRAM54に書き込む。GPU44はVRAM52にアクセスして描画のための画像データを作成し、その画像データをVRAM52の描画バッファに記憶する。GPU46はVRAM54にアクセスして描画のための画像データを作成し、その画像データをVRAM54の描画バッファに記憶する。描画バッファとしてはフレームバッファまたはラインバッファ等が採用されてよい。
VRAM52およびVRAM54は、LCDコントローラ50に接続される。LCDコントローラ50はレジスタ56を含み、レジスタ56はたとえば1ビットで構成され、CPUコア34の指示によって「0」または「1」の値(データ値)を記憶する。LCDコントローラ50は、レジスタ56のデータ値が「0」である場合には、GPU44によって作成された画像データをLCD12に出力し、GPU46によって作成された画像データをLCD14に出力する。また、LCDコントローラ50は、レジスタ56のデータ値が「1」である場合には、GPU44によって作成された画像データをLCD14に出力し、GPU46によって作成された画像データをLCD12に出力する。
なお、LCDコントローラ50は、VRAM52およびVRAM54から直接画像データを読み出したり、GPU44およびGPU46を介してVRAM52およびVRAM54から画像データを読み出したりする。
また、VRAM52およびVRAM54はRAM42に設けられてもよいし、あるいはその描画バッファおよびZバッファがRAM42に設けられてもよい。
I/F回路48には、操作スイッチ22,タッチパネル24およびスピーカ36a,36bが接続される。ここで、操作スイッチ22は、上述したスイッチ22a,22b,22c,22d,22e,22g,22Lおよび22Rであり、操作スイッチ22が操作されると、対応する操作信号(操作データ)がI/F回路48を介してCPUコア34に入力される。また、タッチパネル24からの座標データがI/F回路48を介してCPUコア34に入力される。さらに、CPUコア34は、ゲーム音楽(BGM)、効果音またはゲームキャラクタの音声(擬制音)などのゲームに必要な音データをRAM42から読み出し、I/F回路48を介してスピーカ36a,36bから当該音を出力する。
無線通信部58は他のゲーム装置10や通信機器との間で無線によってデータを送受信するための通信手段である。なお、ゲーム装置10が送受信する微弱電波は、電波法による規制のかからない強度に設定されている。CPUコア34がゲームデータやコマンドなどのデータを無線通信部58に与えると、無線通信部58は、相手方へのデータを無線信号に変調してアンテナから送信する。また、無線通信部58は、相手方からの無線信号を同じアンテナで受信してデータに復調し、当該データをCPUコア34に与える。この無線通信部58を介して、ゲーム装置10は、他のゲーム装置10との間でデータを通信して通信ゲームを実行することが可能である。また、ゲーム装置10は、無線通信部58を介してネットワークに接続することができ、ネットワーク上のサーバからプログラムやデータをダウンロードしたり、ネットワークを介して他のゲーム装置10と通信したりすることが可能である。
このゲーム装置10では、ユーザが実行すべき一連の操作手順を構成する複数の操作項目が表示される。複数の操作項目のうちの少なくとも現在の操作項目、すなわち、現在行われるべき操作項目が強調表示される。この強調表示がユーザの操作に応じて他の操作項目に変更される。具体的には、現在の操作項目がユーザによって実行されたときには、次の操作項目が強調表示される。また、操作手順では、前の操作項目の入力状態を維持したまま現在の操作項目を行う必要がある。ユーザ操作によって前の操作項目の状態が満たされなくなったときには、前の操作項目が強調表示される。このようにして、一連の操作手順の中で行われた前の操作項目が維持されなくなったことをユーザに容易に知らせることができ、当該前の操作項目をやり直す必要があることをユーザに容易に知らせることができる。
図3にはユーザの操作前の初期画面の一例が示される。LCD12に表示される上画面に一連の操作手順が示され、LCD14に表示される下画面にユーザの操作画面が示される。具体的には、この画面は、カードゲームでカードを設置する操作をユーザに行わせる際に表示される画面である。
LCD12にはカードを設置する方法を示すメッセージが文字で表示される。つまり、「カードを設置する方法」のタイトルの下に、「置きたいカードをタッチし、/置きたい場所までスライドさせ/タッチペンを離してください。」と表示されている。この方法すなわち一連の操作手順は、連続的に行われるべき3つの操作項目を備えており、すなわち、第1の操作項目は、置きたいカードをタッチすることであり、第2の操作項目は、そのタッチした位置を置きたい場所までスライドさせることであり、第3の操作項目は、そのスライドさせた位置からタッチペン(スティック26等)を離すことである。
そして、操作手順のうち現在実行されるべき操作項目が強調表示され、他の操作項目は通常表示される。図3は操作の初期画面であるから、第1の操作項目を示す「置きたいカードをタッチし、」が強調表示されている。
強調表示の態様は、通常表示のそれとは異なるものにされる。この実施例では、一例として、強調表示される操作項目には、下線が引かれ、斜体文字が使用され、そして、大きいサイズの文字が使用されている。通常表示の態様を第1態様、強調表示の態様を第2態様と呼ぶものとすると、第2態様は、第1態様と異なるものであればよいが、目立つものや際立っているものが望ましい。この実施例の第2態様は、第1態様と字体(デザイン、スタイル)や文字サイズを異ならせたものであり、または、第1態様に下線のような装飾を付加したものである。また、他の実施例では、たとえば第1態様で緑色の文字を第2態様で赤色の文字を使用するなど、第1態様と第2態様とでは、文字の色が異なるようにされてよい。
一方、LCD14の操作画面には、ユーザによって選択される複数のカード100および複数の配置場所102が表示されている。この実施例では、3つのカード100a、100bおよび100cが画面下端部の所定位置に横に配列され、2つの配置場所102aおよび102bが画面左端部の所定位置に縦に配列されている。
この操作画面において、ユーザは、3つのカード100から所望のカード100を選択して、当該選択したカード100を2つの配置場所102のうち所望の配置場所102に設置することができる。そのための一連の操作手順が、上述したようにカードを設置する方法としてLCD12に表示されている。そして、現在の操作項目は、LCD12で強調表示されるように、置きたいカードをタッチすることである。したがって、ユーザは、所望のカード100をタッチする、つまり、当該カード100の表示領域をスティック26等によって指示する。
ユーザによってカード100がタッチされた場合には、現在の操作項目が次の操作項目に移り、図4に示すような画面が表示される。具体的には、LCD12では、第2の操作項目を示す「置きたい場所までスライドさせ」が強調表示される。なお、前の操作項目となった第1の操作項目は通常表示される。これによって、現在の操作項目が第2の操作項目に進んだことをユーザに知らせることができる。
一方、LCD14では、選択されたカード100(100a)が選択状態を示す画像を用いて表示される。具体的には、選択されたカード100aは、やや拡大されており、さらに当該カード100aにはカーソル画像(4隅の縁取り)が付与される。また、画面右側領域には、選択されたカード100aの名前、能力等の説明がユーザの確認のために表示される。
現在の操作項目は、LCD12に強調表示されるように、タッチ位置を置きたい場所までスライドさせることである。したがって、ユーザは、スティック26等によるタッチ位置を所望の配置場所102に向けて移動させる。この操作の際の画面が図5に示される。スティック26等によるタッチ位置が配置場所102の領域内に移動していない場合には、第2の操作項目は未だ達成されていないので、図5に示すように、LCD12では、第2の操作項目が強調表示されたままとなっている。
スティック26等によるタッチ位置が配置場所102内に移動した場合には、第2の操作項目が達成されたこととなる。したがって、現在の操作項目が次の操作項目に移り、図6に示すような画面が表示される。具体的には、タッチ位置は配置場所102aに移動している。LCD12では、第3の操作項目を示す「タッチペンを離してください。」が強調表示される。なお、前の操作項目となった第2の操作項目は通常表示される。これによって、現在の操作項目が第3の操作項目に進んだことをユーザに知らせることができる。
したがって、ユーザが配置場所102(102a)内でスティック26等をタッチパネル24から離すと、選択されたカード100aを置く場所が確定する。なお、図示は省略するが、LCD14では、当該カード100aが当該配置場所102aに配置された画像が表示されることとなる。
また、この実施例では、現在の操作項目を実行している際に、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなった場合には、実行すべき操作項目が戻され、強調表示も戻される。
具体的には、現在の操作項目が第2の操作項目である場合(図4および図5参照)に、スティック26等によるタッチ位置がタッチパネル24から離されたときには、カード100をタッチするという第1の操作項目が満たされなくなる。つまり、第1の操作項目の実行によるカード100の選択が維持されなくなる。したがって、現在の操作項目を第2の操作項目から第1の操作項目に戻し、LCD12には、図3に示すように第1の操作項目を強調表示する。これによって、第1の操作項目が維持されなくなり、第1の操作項目をやり直す必要があることをユーザに容易に知らせることができる。
また、現在の操作項目が第3の操作項目である場合(図6参照)にも、前の操作項目によって達成された状態が維持されなくなったときには、操作項目が戻されることになる。具体的には、第2の操作項目の実行によって配置場所102が選択されているが、スティック26等によるタッチ位置が配置場所102の領域外に移動したときには、第2の操作項目による配置場所102の選択が維持されなくなる。したがって、現在の操作項目を第3の操作項目から第2の操作項目に戻し、LCD12には、図5に示すように第2の操作項目を強調表示する。これによって、第2の操作項目が維持されなくなり、第2の操作項目をやり直す必要があることをユーザに容易に知らせることができる。
図7にはRAM42のメモリマップの一例が示される。メモリマップはプログラム記憶領域200およびデータ記憶領域202を含む。プログラム記憶領域200にはROM28aから読み出されたプログラムが記憶され、データ記憶領域202にはROM28aから読み出されたデータや処理によって生成または取得されたデータが記憶される。なお、図7はメモリマップの一部を示しており、プログラム記憶領域200およびデータ記憶領域202には処理の実行に必要な他のプログラムおよびデータが記憶されている。
プログラム記憶領域200の記憶領域204には座標検出プログラムが記憶される。このプログラムは、タッチパネル24から入力されたデータから座標を検出するためのプログラムである。なお、タッチパネル24からはユーザによる入力の有無を示すデータおよび指示された位置の座標データを含むデータが入力される。座標検出は一定時間(たとえば1フレーム=1/60秒。)ごとに行われ、検出された座標は入力座標記憶領域212に記憶される。
記憶領域206には操作手順表示プログラムが記憶される。このプログラムは、一連の操作手順を構成する複数の操作項目を表示するためのプログラムである。操作手順は記憶領域214に記憶される操作定義データおよび記憶領域218に記憶される画像データに基づいて表示される。記憶領域210に記憶される強調表示プログラムによって強調表示される操作項目以外の操作項目は、通常の態様を示す画像データを用いて表示される。
記憶領域210には強調表示プログラムが記憶される。このプログラムは、複数の操作項目のうちの少なくとも現在の操作項目を強調表示するためのプログラムである。操作項目の強調表示の際には、強調の態様を示す画像データが用いられる。
記憶領域210には操作判定プログラムが記憶される。このプログラムは、検出された座標データに基づいて現在の操作項目が実行されたか否かを判断し、また、前の操作項目によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判断するためのプログラムである。この実施例では、記憶領域214に記憶される操作定義データに、各操作項目を判定するための条件が記憶されており、各条件の内容は記憶領域216に記憶される条件データに記憶されている。
また、データ記憶領域202の記憶領域212には、座標検出プログラムによって検出された入力座標が記憶される。なお、操作判定のために、所定フレーム数分の入力座標の履歴が記憶される。
記憶領域214にはROM28aから読み出された操作定義データが記憶される。操作定義データは、一連の操作手順を規定したデータである。図8に示すように、複数の操作手順のデータが各識別情報(処理ID=P01,P02,…)に対応付けて記憶されている。上述のカードを配置する方法の操作手順のためのデータは、処理ID「P01」として記憶されている。なお、その他の操作手順、たとえばマジックカードの使い方なども記憶されている。各操作手順の操作定義データは、ゲームの進行に従って必要に応じて読み出される。
各操作手順のデータは、当該操作手順を構成する複数の操作項目を規定するデータを含み、各操作項目は、処理順位、判定条件およびメッセージ等のデータを含む。処理順位は、操作手順における当該操作項目の実行順序を示す。
また、判定条件は、この実施例では、進行条件および後退条件を含む。進行条件は、当該操作項目が実行されたか否かを判定するための条件であり、この進行条件が満足された場合、操作手順は、前進され、つまり、次の操作項目に進められることとなる。また、後退条件は、当該操作項目の実行中に、前の操作項目に後退すべきか否かを判定するための条件であり、この後退条件が満足された場合、操作手順は、後退され、つまり、前の操作項目に戻されることとなる。一連の操作手順で実行された前の操作項目の状態が維持されなくなった場合には、当該前の操作項目に戻る必要がある。したがって、この後退条件は、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判定するための条件でもある。なお、処理順位が1である操作項目は最初の操作項目であるから後退条件はない。また、各条件は、後述の条件データで定義されており、この操作定義データでは、各条件のデータIDが記憶される。この実施例のように、一連の操作手順の前進と後退を判定するための別々の条件を予め記憶しておく場合には、操作の判定を容易に行うことができる。
また、メッセージは、当該操作項目の内容の文字列を示すデータであり、このメッセージデータと画像データとに基づいて各操作項目が表示される。たとえば、処理IDがP01である操作手順は、図3に示したカードを設置する方法であり、処理順位1の操作項目のメッセージは「置きたいカードをタッチし、」であり、処理順位2の操作項目のメッセージは「置きたい場所までスライドさせ」であり、処理順位3の操作項目のメッセージは「タッチペンを離してください。」である。
図7の記憶領域216にはROM28aから読み出された条件データが記憶される。条件データは、各操作項目の判定条件を規定したデータである。図9に示すように、複数の条件データが各識別情報(デ−タID=D01,D02,…)に対応付けて記憶されている。この実施例では、判定条件は、操作の種類および操作の領域に関する条件を含む。
操作の種類は、タッチパネル24に対するタッチ操作の種類、またはタッチパネル24を用いた入力(操作)の状態の変化の種類を規定する。したがって、この操作の種類に規定された操作が行われたか否か、つまり、この操作の種類に規定された入力状態の変化が検出されたかどうかが判定される。
具体的には、操作の種類は、タッチオン、タッチオフおよびスライド等を含む。タッチオンは、タッチパネル24に対する入力の無い状態から入力の在る状態に変化する操作であり、つまり、タッチパネル24への入力の開始を意味する。タッチオフは、タッチパネル24に対する入力の在る状態から無い状態に変化する操作であり、つまり、タッチパネル24への入力の終了を意味する。スライドは、タッチパネル24に対する入力の在る状態が継続する操作であり、また、入力の在る状態が継続したままその入力位置座標が変化する操作である。
また、操作の領域は、入力位置の座標の範囲を規定する。したがって、この操作の領域に規定された領域内に入力座標が存在するか否かが判定される。なお、1つの条件に、複数の領域が規定されてよい。また、操作の種類がタッチオフと判定されるときには座標が検出されないので、その直前に検出された入力座標が操作領域内であるか否かが判定される。
たとえば、データIDがD01である条件データは、図8に示すように、処理IDがP01である操作定義データの処理順位1の操作項目の進行条件である。最初の操作項目は、「置きたいカードをタッチする」ことであるから、条件データには操作種類としてタッチオンが記憶され、操作領域として各カード100の表示領域が記憶されている。したがって、操作種類がタッチオンであり、かつ、入力座標が操作領域に含まれる場合には、最初の操作項目が実行されたと判別される。なお、選択済みのカード100が存在する場合には、当該選択済みのカード100の表示領域は、条件から除外される。
また、データIDがD04である条件データは、処理順位2の進行条件である。第2の操作項目は、「置きたい場所までスライドさせる」ことであるから、条件データには、操作種類としてスライドが記憶され、操作領域として各配置場所102の表示領域が記憶されている。したがって、操作種類がスライドであり、かつ、入力座標が操作領域に含まれる場合には、第2の操作項目が実行されたと判別される。なお、配置済みの配置場所102が存在する場合には、当該配置済みの配置場所102は、条件から除外される。
また、データIDがD02である条件データは、処理順位3の進行条件である。第3の操作項目は、「タッチペンを離す」ことであるから、条件データには、操作種類としてタッチオフが記憶され、操作領域として各配置場所102の表示領域が記憶される。したがって、操作種類がタッチオフであり、かつ、入力座標(直前に検出された座標)が操作領域に含まれる場合には、第3の操作項目が実行されたと判別される。
さらに、データIDがD03である条件データは、処理順位2の後退条件である。したがって、この条件データには、「置きたい場所までスライドさせる」操作を行っている際に、「置きたいカードをタッチする」ことによって達成した状態が維持されなくなったことを判定することのできるデータが規定される。具体的には、操作種類としてタッチオフが記憶され、操作領域として配置場所102の表示領域を除く領域が記憶される。つまり、配置場所102以外の場所でスティック26等が離されるというカード100の選択を無効にするような操作が行われたかどうかが判断される。なお、配置済みの配置場所102が存在する場合には、当該配置済みの配置場所102は、条件に含められる。
また、データIDがD05である条件データは、処理順位3の後退条件である。したがって、この条件データには、「タッチペンを離す」操作を行っている際に、「置きたい場所までスライドさせる」ことによって達成した状態が維持されなくなったことを判定することのできるデータが規定される。具体的には、操作種類としてスライドが記憶され、操作領域として配置場所102の表示領域を除く領域が記憶される。つまり、配置場所102以外の場所にスティック26等が移動するという配置場所102の選択を無効にするような操作が行われたかどうかが判断される。
このように、この実施例では、タッチパネル24を用いてユーザによって入力された座標データが所定の操作の種類を示し、かつ、所定の操作の領域を示すかどうかを判断するようにしているので、操作判定が容易でありしかも適切に実行することができる。
また、図7の記憶領域218には、画面を生成して表示するための画像データが記憶される。具体的には、カード100、配置場所102などの画像データ、操作手順のタイトル、操作項目のメッセージを示す文字を表示するための画像データ、背景の画像データ等が含まれる。さらに、操作項目の画像データは、通常表示のための画像データおよび強調表示のための画像データを含む。
なお、データ記憶領域202には、上述のように、各種フラグやカウンタなど、処理に必要な他のデータも記憶される。
図10にはゲーム装置の動作の一例が示される。なお、ユーザ操作の判定と操作項目の強調表示などが本発明の主な特徴であるので、図10等のフロー図では、LCD12における操作項目の表示に関する処理や操作判定のための処理等を主に記載し、LCD14におけるカード100や配置場所102等の表示に関する処理などを省略している。
処理を開始すると、CPUコア34は、ステップS1で、適用すべき操作手順を指定するための変数mに初期値として1を記憶する。具体的には、変数mは、操作定義データ(図8)の操作手順ごとの処理IDの番号に関連付けられている。この実施例のプログラムは、変数mの値に応じて複数の操作手順を順次適用可能なように構成されている。mが1の場合には、処理ID「P01」に対応する操作定義データ、つまり、上述のカードを配置する方法のための操作定義データが後述するステップS5で読み出されることとなる。
次に、ステップS3で、CPUコア34は処理順位を指定するための変数nに初期値として1を記憶する。したがって、操作手順のうち第1の操作項目が指定される。
続いて、ステップS5で、CPUコア34は、処理ID「Pm」に対応する操作定義データをROM28aからRAM42の記憶領域214に読み出す。なお、処理ID「Pm」の操作定義データに規定された条件に対応する条件データも、このステップS5でROM28aから読み出して記憶領域216に記憶してよいが、条件データは条件判定処理を行う際に読み出すようにしてもよい。
続くステップS7およびステップS9では、操作項目のメッセージを表示するための処理が実行される。この実施例では、全ての操作項目を初期態様(通常態様)で表示するとともに、処理順位nの操作項目を強調表示するようにしており、これによって、現在の操作項目のみが強調表示される。
すなわち、まず、ステップS7で、CPUコア34は、全ての処理順位の操作項目のメッセージを初期態様で表示する。具体的には、CPUコア34は、GPU44を用いて、全ての操作項目のメッセージデータおよび初期態様のための画像データ等に基づいて、初期態様の全ての操作項目をVRAM52に描画する。なお、各操作項目の表示位置など表示処理に必要なデータは、ROM28aに予め記憶されている。続いて、ステップS9で、CPUコア34は、処理順位nの操作項目のメッセージを強調表示する。具体的には、CPUコア34は、GPU44を用いて、処理順位nの操作項目のメッセージデータおよび強調表示のための画像データ等に基づいて、処理順位nの強調表示態様の操作項目をVRAM52に描画する。したがって、CPUコア34の制御下のLCDコントローラ50が表示更新タイミング(1フレームごと)にVRAM52の描画データに基づいて表示処理を実行すると、処理順位nの操作項目のみが強調表示されかつ他の操作項目が通常表示された画面がLCD12に表示される。
続いて、ステップS11で、CPUコア34は、操作判定処理を実行する。操作判定処理では、ユーザが現在の操作項目を実行したか否かが判定されたり、また、前の操作項目の実行で達成した状態を維持できなくなったか否かが判定されたりする。そして、この判定結果に応じて、処理順位を指定する変数nの値が変更され、つまり、現在実行すべき操作項目が変更される。この操作判定処理の動作の詳細は図11に示される。
操作判定処理を開始すると、図11のステップS31で、CPUコア34は入力座標を検出する。具体的には、タッチパネル24から取得したデータから、ユーザによって入力された位置の座標を示すデータを検出し、当該座標データをたとえばフレーム番号に対応付けて記憶領域212に記憶する。ただし、入力が無い場合には、入力座標の検出がないことを示すデータを記憶する。入力座標記憶領域212には、少なくとも今回と前回のフレームの入力座標を含む所定フレーム数分の履歴が記憶される。
なお、入力座標の検出処理(ステップS31)、および操作項目の条件の判定処理(ステップS33−S37、ステップS41−S47)は、一定時間(たとえば1フレーム)ごとに実行される。
続くステップS33−S37では、現在の操作項目が実行されたかどうかが判定される。すなわち、まず、ステップS33で、CPUコア34は、処理順位nの進行条件のうち操作種類の判定を行う。具体的には、CPUコア34は、操作定義データ記憶領域214に記憶された当該進行条件のデータIDを参照し、条件データ記憶領域216に記憶された当該データIDに対応する操作種類を参照して、当該操作種類の操作が行われたか否かを記憶領域212の入力座標データに基づいて判定する。たとえば、操作種類がタッチオンの場合、今回のフレームで入力座標が検出されており、かつ、前回のフレームで入力座標が検出されていないかどうかが判断される。また、操作種類がタッチオフの場合、今回のフレームで入力座標が検出されず、かつ、前回のフレームで入力座標が検出されているかどうかが判断される。また、操作種類がスライドの場合、今回および前回の両フレームで入力座標が検出されており、かつ、入力座標が変化しているかどうかが判断される。
続くステップS35で、CPUコア34は、処理順位nの進行条件のうち操作領域の判定を行う。具体的には、CPUコア34は、条件データ記憶領域216に記憶された当該進行条件のデータIDに対応する操作領域を参照して、判定に使用する操作領域を決定する。そして、入力座標記憶領域212に記憶される今回のフレームまたは前回のフレームにおける入力座標が当該操作領域に含まれるか否かを判断する。なお、データIDがD01の場合、選択済みのカード100の領域が操作領域から除外され、データIDがD04の場合、カード100を配置済みの配置場所102の領域が操作領域から除外される。また、前回のフレームにおける入力座標は、操作種類がタッチオフである場合の条件判定で適用される。
そして、ステップS37で、CPUコア34は操作種類と操作領域の両条件が満足されたか否かを判断する。ステップS37で“YES”の場合、つまり、進行条件が満足された場合には、CPUコア34は、ステップS39で、処理順位を指定するための変数nを1だけインクリメントする。これによって、処理順位が次に進められ、つまり、次の操作項目が実行すべき操作項目とされる。
一方、ステップS37で“NO”の場合、つまり、進行条件が満足されていない場合には、続くステップS41−S47で、前の操作項目の実行によって得た状態が維持されなくなったかどうかが判定される。すなわち、まず、ステップS41で、CPUコア34は、処理順位を指定するための変数nが2以上であるか否かを判断する。つまり、現在の操作項目が最初の操作項目でないことを確認している。ステップS41で“NO”の場合、つまり、現在の操作項目が最初の操作項目であり、前の操作項目が存在しない場合には、条件判定を行えないので、処理はステップS31へ戻る。
一方、ステップS41で“YES”の場合、つまり、前の操作項目が存在する場合には、CPUコア34は、ステップS43で、処理順位nの後退条件のうち操作種類の判定を行う。具体的には、CPUコア34は、ステップS33の場合と同様に、操作定義データ記憶領域214に記憶された当該後退条件のデータIDを参照し、条件データ記憶領域216に記憶された当該データIDに対応する操作種類を参照して、当該操作種類の操作が行われたか否かを記憶領域212の入力座標データに基づいて判定する。
次に、ステップS45で、CPUコア34は、処理順位nの後退条件のうち操作領域の判定を行う。具体的には、CPUコア34は、ステップS35の場合と同様に、条件データ記憶領域216に記憶された当該後退条件のデータIDに対応する操作領域を参照して、判定に使用する操作領域を決定する。そして、入力座標記憶領域212に記憶される今回のフレームまたは前回のフレームにおける入力座標が当該操作領域に含まれるか否かを判断する。
そして、ステップS47で、CPUコア34は、操作種類と操作領域の両条件が満足されたか否かを判断する。ステップS47で“NO”の場合、つまり、後退条件が満足されていない場合には、現在の操作項目の判定を続行すべく、処理はステップS31に戻る。
一方、ステップS47で“YES”の場合、つまり、後退条件が満足された場合には、CPUコア34は、ステップS49で、処理順位を指定するための変数nを1だけディクリメントする。これによって、処理順位が前に戻され、つまり、前の操作項目が実行すべき操作項目とされる。
ステップS39またはステップS49を終了すると、この操作判定処理を終了し、処理は図10のステップS13に戻る。このように、変数nの値に変化があった場合に操作判定処理が終了される。
図10のステップS13では、CPUコア34は処理順位を指定するための変数nが所定値nmaxに等しい否か、つまり、最後の操作項目を実行したか否かを判断する。なお、たとえば、操作定義データを参照して、処理IDがPmのデータのうち処理順位の最大値を検出し、当該最大値に1を加算することによって、所定値nmaxを算出できる。
ステップS13で“NO”の場合、つまり、最後の操作項目以外の操作項目への変更があった場合には、強調表示を変更すべく、処理はステップS7に戻る。したがって、ステップS11の操作判定処理において、進行条件が満足された場合には次の操作項目が強調表示され、後退条件が満足された場合には前の操作項目が強調表示されることとなる。
一方、ステップS13で“YES”の場合、つまり、最後の操作項目が実行されてこの操作手順が完了した場合には、CPUコア34は、ステップS15で操作手順を指定するための変数mを1だけインクリメントする。そして、ステップS17で変数mの値が所定値mmaxに等しいか否か、つまり、すべての操作手順が実行されたか否かを判断する。なお、たとえばゲームの状況や場面等に応じて所定数の操作手順をユーザに実行させるように決められているので、所定値mmaxはROM28aに予め記憶されている。ステップS17で“NO”の場合、つまり、操作手順が残っている場合には、次の操作手順をユーザに実行させるべく、処理はステップS3に戻る。一方、ステップS17で“YES”の場合、つまり、すべての操作手順の実行を完了した場合には、この処理を終了する。
この実施例によれば、一連の操作手順の中での現在の操作項目を強調表示させるとともに、現在の操作項目を実行したときは次の操作項目を強調表示させ、前の操作項目の実行によって達成した状態が維持されなくなったときには前の操作項目を強調表示させるようにした。したがって、前の操作項目を維持できなくなったかどうかをユーザに容易に知らせることができ、また、前の操作項目をやり直す必要が生じたかどうかをユーザに容易に知らせることができる。
なお、上述の実施例では、現在の操作項目が実行された場合、当該実行した操作項目の強調表示を消去するとともに、次の操作項目を強調表示するようにしていた。しかし、他の実施例では、操作項目の実行を終えるごとに、強調表示される操作項目を増していくようにしてもよい。つまり、現在の操作項目が実行された場合、当該実行した操作項目の強調表示を変えずに、次の操作項目を強調表示するようにしてもよい。たとえば、図3の状態でカード100aがタッチされた場合、つまり、第1の操作項目が実行された場合、図12に示すように、第1の操作項目の強調表示はそのまま継続され、第2の操作項目が新たに強調表示される。この実施例では、実行済みの操作項目と現在実行すべき操作項目とが強調表示され、後に実行すべき操作項目は通常表示されるので、強調表示と通常表示の境目の強調表示によって、現在実行すべき操作項目をユーザに容易に認識させることができる。
図13はこの実施例の動作の一例を示す。なお、図13の処理で、上述の図10と同様の処理には同一の参照符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。上述の図10の実施例では、現在の操作項目が変更されるたびに、全ての操作項目を初期(通常表示)態様で描画しておいて、さらに現在の操作項目を強調表示態様で描画するようにしている。したがって、強調表示を増やしていくために、ステップS7の後のステップS101で、CPUコア34は、処理順位1から処理順位nまでの操作項目のメッセージを強調表示すればよい。
なお、現在の操作項目のみを強調表示する実施例では、図10に示したように、現在の操作項目が変更されると、一旦全ての操作項目を通常表示態様で描画しておいて、現在の操作項目を強調表示態様で描画するようにしていた。しかしながら、現在の操作項目のみを強調表示する他の実施例では、表示態様の変更のある操作項目のみに対して描画処理を行うようにしてよい。
図14はこの実施例の動作の一例を示す。なお、図14の処理で、上述の図10および図11と同様の処理には同一の参照符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。また、ステップS31の後のステップS201では、処理順位nの進行条件が満たされたか否かが判断される。このステップS201の処理は、図11のステップS33からステップS37の処理と同様であり、これらをまとめて表現したものである。さらに、ステップS201で“NO”の場合に実行されるステップS205では、処理順位nの後退条件が満たされたか否かが判断される。このステップS205の処理は、図11のステップS41からステップS47の処理と同様であり、これらをまとめて表現したものである。
ステップS201で“YES”の場合、つまり、現在の操作項目が実行された場合には、CPUコア34は、ステップS203で、処理順位nの操作項目のメッセージの強調表示を消去する。具体的には、CPUコア34は、GPU44を用いて、当該処理順位nの操作項目のメッセージを初期(通常表示)態様でVRAM52に描画する。ステップS203の後はステップS39に進む。そして、ステップS13で“NO”の場合、処理はステップS7ではなくステップS9に戻される。したがって、次の操作項目が強調表示される。なお、この図14のように、ステップS201の後にステップS203を行う場合、最後の操作項目が実行されたときに、当該最後の操作項目の強調表示が消去され、したがって全ての操作項目が通常表示されることとなる。この操作手順の実行を完了しているので、このような表示処理であっても特に問題はないが、最後の操作項目の強調表示を残したいのであれば、ステップS203の処理は、ステップS13で“NO”の場合に実行されるようにすればよい。
一方、ステップS201で“NO”の場合、ステップS205の判定を行う。そして、ステップS205で“YES”の場合、つまり、前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなった場合には、CPUコア34は、ステップS207で、処理順位nの操作項目のメッセージの強調表示を消去する。ステップS207の後は、処理はステップS49へ進み、そして、ステップS9に戻る。
また、上述の各実施例では、前の操作項目の実行によって達成した状態が維持されなくなった場合には、当該前の操作項目を現在の操作項目とするようにしている。これは、現在の操作項目を実行している際に維持できなくなる操作項目が前の操作項目に限られるような操作手順を想定しているためである。しかしながら、他の実施例では、前の操作項目が維持できなくなっていると判定された場合には、維持されている操作項目を遡って検出して、当該操作項目の次を、現在の操作項目とするようにしてもよい。
この実施例の動作のうちの操作判定処理の一例が図15に示される。なお、図15の処理で、上述の図11と同様の処理には同一の参照符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。
ステップS31の後、ステップS301で、CPUコア34は、処理順位nの条件が満足されたか否かを判断する。この処理順位nの条件は、当該操作項目が実行されたか否かを判定するための条件である。この条件は、上述の各実施例における各操作項目の進行条件に相当する。上述の進行条件のように、条件が操作種類と操作領域を含む場合、両方の条件が満足される必要がある。ステップS301で“YES”の場合、現在の操作項目が実行されたので、処理はステップS39に進む。一方、ステップS301で“NO”の場合、CPUコア34はステップS41で変数nの値が2以上であるか同かを判断する。
ステップS41で“YES”の場合、つまり、前の操作項目が存在する場合には、CPUコア34は、ステップS303で、処理順位n−1(つまり、前の操作項目)の条件を満たさなくなったか否かを判断する。このステップS303で判定される処理順位n−1の条件は、当該操作項目が実行されたか否かを判定するための条件と同じであってもよいし、別の条件であってもよい。このステップS303では、処理順位n−1の実行によって達成された状態が維持されなくなったかどうかが判定されるので、そのような判定の可能な条件が設定される。たとえば、条件が操作種類と操作領域を含む場合、両方の条件が満足されなくなったときに、当該処理順位n−1の条件が満たされなくなったと判定し、一方の条件が満足されているときには当該処理順位n−1の条件は維持されていると判定するようにしてよい。または、たとえば上述の後退条件のように別の条件を用意する場合には、当該後退条件が満足されたときに、当該処理順位n−1の条件が満たされなくなったと判定するようにしてもよい。なお、後退条件が操作種類と操作領域を含む場合には、後退条件が満足されるためには、操作種類と操作領域の両条件が満足される必要がある。ステップS303で“NO”の場合には、現在の操作項目の判定を継続すべく、処理はステップS31に戻る。
一方、ステップS303で“YES”の場合、つまり、前の操作項目が維持されなくなった場合には、CPUコア34は、ステップS305で、条件の満足されている処理順位sを遡って検出する。具体的には、処理順位を1だけ減らし、当該処理順位についてステップS303と同様な判定を行う。そして、当該処理順位の条件が維持されていると判定されるときの処理順位sを検出する。なお、n=2の場合、処理順位1の条件判定が既にステップS303で実行されており、当該最初の操作項目の条件を満たさなくなったことが既に判定されているので、ステップS305では、現在の操作項目として最初の操作項目が採用されるようにするために、S=0が検出される。
続くステップS307で、現在の操作項目を指定するための変数nに、検出された順位sに1を加算した値を代入する。つまり、条件の維持されている操作項目の次の操作項目が現在の操作項目に設定され、したがって、条件の維持されている操作項目の次の操作項目が強調表示されることとなる。ステップS307を終了すると、この操作判定処理を終了する。
また、上述の各実施例では、強調表示の態様(第2態様)は、通常表示の態様(第1態様)と、色や字体等の異なるものにするようにした。しかし、他の実施例では、第1態様を静的な状態にして、第2態様を、文字列や文字の移動、振動、うねり等のような動的な状態にするようにしてもよい。この場合、画像データとして、操作項目を示すメッセージを動的に表示するためのアニメーションデータ等を予め記憶しておく。
また、上述の各実施例では、画面上の任意の位置を指示するためのポインティングデバイスとしてタッチパネル24を用いたが、他の実施例では、ペンタブレット、タッチパッド、コンピュータマウスのような他のポインティングデバイスを用いることも可能である。ただし、指示位置をユーザに明示するためにマウスポインタのような指示画像を表示する。また、マウスの場合、マウスボタンのオン/オフによって入力の有無を区別するようにしてよい。
図1はこの発明のゲーム装置(情報処理装置)の一実施例を示す図解図である。 図2は図1に示すゲーム装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 図3は初期画面の一例を示す図解図である。 図4は最初の操作項目を実行した後の画面の一例を示す図解図である。 図5は2番目の操作項目を実行している際の画面の一例を示す図解図である。 図6は2番目の操作項目を実行した後の画面の一例を示す図解図である。 図7はメモリマップの一例を示す図解図である。 図8は操作定義データの一例を示す図解図である。 図9は条件データの一例を示す図解図である。 図10はゲーム装置の動作の一例を示すフロー図である。 図11は図10における操作判定処理の動作の一例を示すフロー図である。 図12は操作項目の実行ごとに強調表示が増える他の実施例の画面を示す図解図である。 図13は図12実施例の場合の動作の一例を示すフロー図である。 図14は消去によって操作項目の強調表示を変更する他の実施例の動作の一例を示すフロー図である。 図15は前の操作項目が維持されなくなった場合に強調表示を条件が満足されている処理順位の次の操作項目に戻す他の実施例における操作判定処理の動作の一例を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ゲーム装置(情報処理装置)
12,14 …LCD
24 …タッチパネル
28 …メモリカード
28a …ROM
34 …CPUコア
42 …RAM
44,46 …GPU
50 …LCDコントローラ
52,54 …VRAM

Claims (9)

  1. 入力手段および表示手段を備え、ユーザに前記入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で前記表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示手段に表示する操作項目表示ステップ、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前記現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別ステップ、
    前記第1判別ステップによって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更ステップ、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別ステップ、および
    前記第2判別ステップによって前記前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更ステップを前記コンピュータに実行させる、プログラム。
  2. 前記第1表示変更ステップは、前記第1判別ステップによって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更するとともに前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更し、
    前記第2表示変更ステップは、前記第2判別ステップによって前記前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更するとともに前記前の操作項目の表示を第2態様に変更する、請求項1記載のプログラム。
  3. 前記第1表示変更ステップは、前記第1判別ステップによって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、最初の操作項目から次の操作項目までを第2態様で表示する、請求項1記載のプログラム。
  4. 前記第1判別ステップは、前記入力手段からの入力データおよび予め記憶された前記現在の操作項目を次の操作項目に進めるための第1条件に基づいて判別を行い、
    前記第2判別ステップは、前記入力手段からの入力データおよび予め記憶された前記現在の操作項目を前の操作項目に戻すための第2条件に基づいて判別を行う、請求項1記載のプログラム。
  5. 前記入力手段は、前記表示手段に表示される画面内の任意の位置を指示するためのポインティングデバイスであり、当該指示された位置の座標データを入力し、
    前記第1判別ステップは、前記座標データに基づいて、操作の種類が所定の状態であるか否かを判断し、かつ、操作の領域が所定の領域であるか否かを判断し、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、前記現在の操作項目が実行されたことを判断し、
    前記第2判別ステップは、前記座標データに基づいて、操作の種類が所定の状態であるか否かを判断し、かつ、操作の領域が所定の領域であるか否かを判断し、操作の種類および領域の両方が満足される場合に、前記前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったことを判断する、請求項1記載のプログラム。
  6. 前記第2判別ステップは、前記前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したか否かを判別し、
    前記第2表示変更ステップは、前記第2判別ステップによって前記前の操作項目で達成された状態が維持されている状態から維持されていない状態に変化したことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更する、請求項1記載のプログラム。
  7. 入力手段および表示手段を備え、ユーザに前記入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理装置であって、
    前記一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で前記表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示手段に表示する操作項目表示手段、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前記現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別手段、
    前記第1判別手段によって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更手段、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別手段、および
    前記第2判別手段によって前記前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更手段を備える、情報処理装置。
  8. 入力手段および表示手段を備え、ユーザに前記入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理システムであって、
    前記一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で前記表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示手段に表示する操作項目表示手段、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前記現在の操作項目が実行されたか否かを判別する第1判別手段、
    前記第1判別手段によって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更する第1表示変更手段、
    前記入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別する第2判別手段、および
    前記第2判別手段によって前記前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更する第2表示変更手段を備える、情報処理システム。
  9. 入力手段および表示手段を備え、ユーザに前記入力手段によって一連の操作手順に従った操作を行わせる情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記情報処理システムのコンピュータは、
    (a)前記一連の操作手順を構成する複数の操作項目を第1態様で前記表示手段に表示するとともに、当該複数の操作項目のうち少なくとも現在の操作項目を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示手段に表示し、
    (b)前記入力手段からの入力データに基づいて前記現在の操作項目が実行されたか否かを判別し、
    (c)前記ステップ(b)によって前記現在の操作項目が実行されたことが判別されたとき、次の操作項目の表示を第2態様に変更し、
    (d)前記入力手段からの入力データに基づいて前の操作項目の実行によって達成された状態が維持されなくなったか否かを判別し、そして
    (e)前記ステップ(d)によって前記前の操作項目で達成された状態が維持されなくなったことが判別されたとき、前記現在の操作項目の表示を第1態様に変更する、情報処理方法。
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