JP5142974B2 - 超音波振動子による切換機構 - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡等の光学機器に使用される、超音波モータを用いた切換機構に関する。
近年、DCモータやステッピングモータ等の電磁型モータに代わるモータとして超音波モータが使用されている。
超音波モータは、電磁型モータに比べて、(a)ギヤ無しで高いトルクが得られる、(b)電源OFF時に保持力がある、(c)高分解能である、(d)静粛性に富んでいる、(e)電磁気を発生しない、等という利点を有しており、顕微鏡等の光学機器における切換機構や移動機構の電動駆動源としても使用されている。
このような超音波モータを光学機器に使用した従来技術として、次のような装置が提案されている。
特許文献1には、超音波モータと位置検出センサを備え、構造を簡単化して製造コストを低減し、耐久性の向上を図った顕微鏡用の対物レンズ交換装置が提案されている。
特許文献2には、超音波モータと変位検出センサを備え、熱ドリフトを無くした顕微鏡用の電動ステージが提案されている。
上述のように、従来の超音波モータを使用した切換機構や移動機構では、光電式や磁気式等の電磁気的な位置検出センサや変位検出センサが併用されている。このようなセンサを設ける必要がある理由は、超音波モータが単独で自らの位置を認識することができないからである。
特開平8−160280号公報 特開2005−265996号公報
しかしながら、上述の切換機構等において、超音波モータが単独で電磁気を発生しない(上述の(e))という利点を有するものの、位置検出や移動検出のために電磁気的なセンサが設けられることは、電磁気ノイズの発生要因となる。そのため、その電磁気ノイズを遮断するための適切な遮断部を設けておかないと、例えば顕微鏡を用いた電気生理学実験や長時間蛍光観察においては、光学式センサからの不要光や磁気式センサからの磁気ノイズ等といった電磁気ノイズが、その実験や観察に悪影響を与える虞がある。
本発明は、上記実情に鑑み、電磁気ノイズを発生させることなく簡単な構成により実現可能な、超音波振動子による切換機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る切換機構は、固定部と、前記固定部に対して少なくとも1ヶ所以上に位置決めされる移動部と、縦振動と屈曲振動との合成による楕円振動により前記移動部を前記固定部に対して移動させる超音波振動子と、前記超音波振動子に駆動信号を与える駆動手段と、前記固定部に対する前記移動部の移動負荷を変動させる負荷変動手段と、前記負荷変動手段による負荷変動を検出する負荷変動検出手段と、前記負荷変動検出手段の検出信号に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を減少させた後に前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、ことを特徴とする超音波振動子による切換機構である。
また、本発明の第の態様に係る切換機構は、上記の第の態様において、前記負荷変動手段は、前記固定部に設けられた、前記移動部が当て付けられる当接部であり、前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を所定時間減少させた後に前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、ことを特徴とする。
また、本発明の第の態様に係る切換機構は、上記の第の態様において、前記負荷変動手段は、機械的なクリック機構であり、前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を所定時間停止させた後に前記超音波振動子の屈曲振動を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、ことを特徴とする。
また、本発明の第の態様に係る切換機構は、上記の第の態様において、前記負荷変動手段は、前記超音波振動子の駆動子と摺動する前記移動部の摺動面に設けられた溝形状部又は凹凸形状部であり、前記負荷変動検出手段が所定の第1の負荷変動を検出したときに前記超音波振動子の縦振動を減少させた後に前記負荷変動手段が所定の第2の負荷変動を検出したときに前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、ことを特徴とする。
また、本発明の第の態様に係る切換機構は、上記の第1乃至4の何れか一つの態様において、前記負荷変動検出手段は、前記超音波振動子の振動振幅、共振周波数、位相、又はインピーダンスを検出することにより、前記負荷変動手段による負荷変動を検出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、電磁気ノイズを発生させることなく簡単な構成により切換機構を実現することができる。また、電磁気ノイズの発生が無いので、例えば顕微鏡等の光学機器を用いた電気生理学実験や長時間蛍光観察に使用した場合に、その実験や観察に電磁気ノイズの影響を与えないようにすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構は、例えば顕微鏡等の光学機器に使用されるものである。
図1は、本実施形態に係る切換機構の構成例を示す上面図である。図2は、図1に示した切換機構のA−A´断面図である。
図1及び図2に示したように、本実施形態に係る切換機構は、固定部1と、固定部1に対して一軸方向に移動可能な移動部2とを有する。移動部2には、レンズ、プリズム、又はフィルタ等の光学素子3a、3bが、接着や図示しない押さえリング等によって固定されている。
また、切換機構は、直動機構として、移動部2に設けられたガイド溝2a、2bと、固定部1に設けられたガイド溝1aと、固定部1に図示しないビス等で固定されるガイド部4と、そのガイド部4に設けられたガイド溝4aと、ガイド溝1aと2aの間に配置されるボール部5aと、ガイド溝2bと4aの間に配置されるボール部5bとを有する。ボール部5a、5bには図示しないグリスが塗布されている。ガイド部4は、ガイド溝1a、2aとボール部5aとの間のガタ及びガイド溝2b、4aとボール部5bとの間のガタを無くすために、ボール部5a、5b側に予圧がかけられた状態で固定部1に固定されている。このような構成の直動機構により、移動部2は、固定台1に対してスムースに移動することができる。
また、切換機構は、固定部1に対する移動部2の位置決め機構として、固定部1に設けられた当接部1c、1dを有する。この当接部1c、1dは、移動部2の当接面2c、2dに対応して設けられており、上述の直動機構により移動部2が移動して、移動部2の当接面2c又は2dが当接部1c又は1dに当て付いたときに、移動部2の光学素子3a又は3bが固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされるようになっている。なお、当接部1c、1dは、固定部1に対する移動部2の移動負荷を変動させる負荷変動手段の一例である。
また、切換機構は、超音波モータとして、超音波振動子である振動体6と、振動体6に設けられた駆動子7a、7bと、振動体6の保持部材8とを有する。保持部材8は、振動体6を介して駆動子7a、7bを摺動部材9に押し当てるバネとして作用する薄板バネ部8aと、バネとして作用しない厚肉部8bとを有する。なお、摺動部材9は移動部2の側面に接着等により固定されている。保持部材8は、長穴11a、11bを有し、ネジ10a、10bが長穴11a、11bを介して図示しない固定部1に設けられたネジ穴にねじ込まれることで、固定部1に固定される。このように保持部材8が長穴11a、11bを有していることから、駆動子7a、7bと摺動部材9との間で所定の予圧が生じるように保持部材8を同図の左右方向に移動させながら駆動子7a、7bを摺動部材9に押し当てた状態で保持部材8を固定部1に固定することが可能になる。このようにして固定することで、駆動子7a、7bと摺動部材9との間には摩擦力が働き、超音波モータを駆動していないときには、この摩擦力が保持力として移動部2を保持することができる。
また、切換機構は、上述の超音波モータの駆動制御に係る構成として、制御回路27、駆動回路28、及び検出回路29を有する。制御回路27は、図示しない光学機器の操作部からの制御信号を受け取り、信号線30を介して駆動回路28に駆動信号(指令)を与える。駆動回路28は、制御回路27からの駆動信号を受け取り、振動体6に屈曲方向(摺動部材9の摺動面に対して垂直方向)と縦方向(移動部2の移動方向)の高周波の振動を励起させるように、信号線12を介して振動体6の図示しない内部電極に駆動信号として電圧を与える。一方、振動体6の屈曲振動(屈曲方向の振動)と縦振動(縦方向の振動)の位相、共振周波数、振幅、及びインピーダンスのシフトのいずれかの電気的特性は、信号線32を介して検出回路29に送られ、更に信号線31を介して検出信号として制御回路27に送られる。制御回路27は、検出回路29からの検出信号に応じて駆動回路28への駆動信号を制御することもできる。なお、検出回路29は、移動部2の移動負荷の変動を検出する負荷変動検出手段の一例である。
駆動回路28により振動体6に電圧が与えられると、振動体6に屈曲振動と縦振動が励
起され、その屈曲振動と縦振動との合成により楕円振動が生じる。これに伴って駆動子7a、7bが楕円運動を開始し、駆動子7a、7bと摺動部材9との間に発生する摩擦力によって移動部2が移動を開始する。そして移動部2が移動していくと、移動部2の当接面2c又は2dが当接部1c又は1dに当接し、これにより移動部2の移動負荷が変化する。この変化は、上述の電気的特性の変化として検出回路29により検出することができる。
次に、本実施形態に係る切換機構の動作を説明する。
図3は、その動作の一例を示すフローチャートである。
なお、本フローでは、一例として、図1及び図2に示したように固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされている光学素子3aを光学素子3bに切り換えるときの動作を説明する。
また、本フローでは、移動中の移動部2が当接部1c又は1dに当接したときの検出回路29の検出信号をS1とし、移動中の移動部2が当接部1c又は1dに当接していないときの検出回路29の検出信号をS2とする。なお、上述の検出信号S1及びS2は、事前に移動部2を移動させ、実測値として制御回路27に記録しておくことが可能である。
図3に示したフローにおいて、まず制御回路27が移動部2を当接部1dの方向へ移動させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力すると、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加し、振動体6は縦振動及び屈曲振動を開始する(S11)。これにより、上述の楕円振動が振動体6に生じ、移動部2が当接部1dの方向へ移動を開始する。このようにして移動部2が移動を開始した後、当接部1dに当て付く前までの間、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S2を検出する(S12)。そして、移動中の移動部2が当接部1dに当て付くと、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S1を検出する(S13)。
このようにして検出信号S1(検出信号S2から検出信号S1への変化)を検出すると、制御回路27は、振動体6の縦振動を所定時間をかけて徐々に減少させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の縦振動が徐々に減少する(S14)。その結果、移動部2の当接面2dと当接部1dとの間の当接力が弱まると共に駆動子7a、7bは摺動部材9の摺動面上を滑りながら当接面2dが当接部1dの位置で停止する。
そして、制御回路27は、振動体6の縦振動を徐々に減少させるための駆動信号を駆動回路28に出力してから上述の所定時間が経過すると、振動体6の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の縦振動と屈曲振動の両方が停止して(S15)、移動部2の位置決めが完了し(S16)、固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされていた光学素子3aが光学素子3bに切り換えられる。
なお、このようにして固定部1の開口部1bの光軸Zに位置決めされた光学素子3bを再び光学素子3aに戻すときの切換動作も、上述と同様にして行うことが可能であることは述べるまでもない。
以上、本実施形態に係る、超音波振動子による切換機構によれば、光学式や磁気式等の電磁気的な位置決めセンサを必要とせずに、上述の超音波モータとその制御回路27及び当接部1c、1d等によって光学素子3a又は3bを光軸Z上に位置決めすることができる。
また、電磁気的なセンサを使用していないので、外部への電磁気ノイズの発生が無いことは勿論のこと、簡単な構成により切換機構を実現することができる。
さらに、外部への電磁気ノイズの発生が無いので、顕微鏡等の光学機器を用いた電気生理学実験や長時間蛍光観察等に使用された場合に、その実験や観察等に影響を及ぼすこともない。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構も、例えば顕微鏡等の光学機器に使用されるものである。
図4は、本実施形態に係る切換機構の構成例を示す上面図である。図5は、図4に示した切換機構のB−B´断面図である。
なお、本実施形態に係る切換機構の説明においては、第1の実施形態に係る切換機構と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4及び図5に示したように、本実施形態に係る切換機構では、3つの光学素子3a、3b、3cが移動部2に配置されている。なお、光学素子3a、3b、3cは、レンズ、プリズム、又はフィルタ等の光学素子である。
また、切換機構は、固定部1に対する移動部2の位置決め機構として、上述の3つの光学素子3a、3b、3cに対応して3つのクリック溝13a、13b、13が移動部2に設けられていると共に、ガイド部4には、図示しないビス等により固定された板バネ15と、カシメ等で固定された軸16と、その軸16に回動可能なベアリング17によって構成される機械的なクリック機構18が設けられている。なお、このクリック機構18は、固定部1に対する移動部2の移動負荷を変動させる負荷変動手段の一例である。
上述の位置決め機構では、振動体6に所定の電圧が印加されて移動部2が移動し、移動部2のクリック溝13a、13b、又は13cにベアリング17が落ち込むことによって、光学素子3a、3b、又は3cが固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされるようになっている。
なお、このような構成により、ベアリング17がクリック溝13a、13b、又は13cから脱出するときは、移動方向と反対方向に力が付加されることになる。一方、ベアリング17がクリック溝13a、13b、又は13cに落ち込むときは、ベアリング17がクリック溝13a、13b、又は13cに呼び込まれて移動方向と同じ方向に力が付加されることになる。また、これら以外のとき、ベアリング17は回転しながら移動部2の上面を転がるため、ベアリング17による移動部2の移動負荷は極めて小さくなっている。
次に、本実施形態に係る切換機構の動作を説明する。
図6は、その動作の一例を示すフローチャートである。
なお、本フローでは、一例として、図4及び図5に示したように固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされている光学素子3aを光学素子3bに切り換えるときの動作を説明する。
また、本フローでは、ベアリング17がクリック溝13a、13b、又は13cから脱出するときの検出回路29の検出信号をS3とし、ベアリング17がクリック溝13a、13b、又は13cに落ち込むときの検出回路29の検出信号をS4とする。また、これら以外の、ベアリング17が回転しながら移動部2の上面を転がっているときの検出回路29の検出信号をS5とする。なお、上述の検出信号S3、S4、及びS5は、事前に移動部2を移動させ、実測値として制御回路27に記録しておくことが可能である。
図6に示したフローにおいて、まず制御回路27が移動部2を図4の下方向へ移動させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力すると、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加し、振動体6は縦振動及び屈曲振動を開始する(S21)。これにより、上述の楕円振動が振動体6に生じ、移動部2が図4の下方向へ移動を開始する。このときは、ベアリング17がクリック溝13aから脱出することになるので、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S3を検出する(S22)。ベアリング17がクリック溝13aから脱出した後、次のクリック溝13bに落ち込む前までの間は、ベアリング17が回転しながら移動部2の上面を転がるので、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S5を検出する(S23)。そして、ベアリング17がクリック溝13bに落ち込むとき、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S4を検出する(S24)。
このようにして検出信号S4(少なくとも検出信号S5から検出信号S4への変化)を検出すると、制御回路27は、振動体6の縦振動を停止させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の縦振動が停止し(S25)、ベアリング17がクリック溝13bに落ち込む(S26)。このように振動体6の縦振動を停止して屈曲振動のみの状態とすると、移動部2の移動方向に対する駆動力は停止する。なお、屈曲振動のみの状態では、駆動子7aと7bとが交互に摺動部材9に当て付き離れる状態となるため、縦振動と屈曲振動の両方を停止させたときの静止状態と比較して、移動部2の保持力が極めて小さくなる。このため、駆動子7a、7bが摺動部材9の摺動面を滑りながら、ベアリング17がクリック機構18の板バネ15の力で容易にクリック溝13bに呼び込まれるようになる。
そして、制御回路27は、振動体6の縦振動を停止させるための駆動信号を駆動回路28に出力してから所定時間が経過すると、振動体6の屈曲振動も停止させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の屈曲振動も停止して(S27)、移動部2の位置決めが完了し(S28)、固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされていた光学素子3aが光学素子3bに切り換えられる。
ここで、上述の所定時間は、制御回路27が振動体6の縦振動を停止させるための駆動信号を出力してからベアリング17がクリック溝13bに完全に落ち込むまでに要する時間に設定されており、例えば0.05〜0.1秒である。
なお、このようにして固定部1の開口部1bの光軸Zに位置決めされた光学素子3bを再び光学素子3aに戻すときの切換動作や更に光学素子3cへ切り換えるときの切換動作等も、上述と同様にして行うことが可能であることは述べるまでもない。
以上、本実施形態に係る、超音波振動子による切換機構によれば、光学式や磁気式等の 電磁気的な位置決めセンサを必要とせずに、上述の超音波モータとその制御回路27及びクリック機構18等によって光学素子3a、3b、又は3cを光軸Z上に位置決めすることができる。
また、電磁気的なセンサを使用していないので、外部への電磁気ノイズの発生が無いことは勿論のこと、簡単な構成により切換機構を実現することができる。
さらに、外部への電磁気ノイズの発生が無いので、顕微鏡等の光学機器を用いた電気生理学実験や長時間蛍光観察等に使用された場合に、その実験や観察等に影響を及ぼすこともない。
また、クリック機構18におけるクリック力量を小さくしても、ベアリング17をクリック溝13a、13b、又は13cに容易に呼び込むことができるため、クリック機構18の摩耗を小さくすることができ、信頼性を向上させることもできる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構も、例えば顕微鏡等の光学機器に使用されるものである。
図7は、本実施形態に係る切換機構の構成例を示す上面図である。図8は、図7に示した切換機構における摺動部の側面図である。図9は、図7に示した切換機構における摺動部の一部である位置決め部を拡大した一部拡大図である。
なお、本実施形態に係る切換機構の説明においては、第1及び第2の実施形態に係る切換機構と同一の構成要素については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7乃至9に示したように、本実施形態に係る切換機構は、固定部1に対する移動部2の位置決め機構として、摺動部材9の摺動面の3ヶ所に位置決め部19a、19b、19cが設けられている。位置決め部19a、19b、19cの各々は、移動方向に沿って平行に形成された3つの溝形状部を有し、移動方向長さが駆動子7aから7bまでの長さ(但し駆動子7a、7bの長さも含む)と同じである。なお、位置決め部19a、19b、19cは、固定部1に対する移動部2の移動負荷を変動させる負荷変動手段の一例である。
上述の位置決め機構では、振動体6に所定の電圧が印加されて移動部2が移動し、駆動子7aと7bの両方と位置決め部19a、19b、又は19cとが接触したときに、光学素子3a、3b、又は3cが固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされるようになっている。
なお、このような構成により、振動体6に所定の電圧が印加されて移動部2が移動すると、駆動子7a、7bと位置決め部19a、19b、19cとの位置関係によって、駆動子7a、7bと摺動部材9との間の摺動抵抗が変化する。例えば、駆動子7a、7bの両方(駆動子7a、7bの両方の摺動部材9との接触面の全部)が位置決め部19a、19b、又は19cと接触する位置にあるときは、駆動子7a、7bと位置決め部19a、19b、又は19cとの接触面積が最大となることから、摺動抵抗の値はピーク値となる。
次に、本実施形態に係る切換機構の動作を説明する。
図10は、その動作の一例を示すフローチャートである。
なお、本フローでは、一例として、図7に示したように固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされている光学素子3aを光学素子3bに切り換えるときの動作を説明する。
また、本フローでは、駆動子7a、7bの両方(駆動子7a、7bの両方の摺動部材9との接触面の全部)が位置決め部19a、19b、又は19cと接触する位置にあるときの検出回路29の検出信号をS6とする。また、駆動子7bのみ(駆動子7bのみの摺動部材9との接触面の全部)が位置決め部19a又は19bと接触する位置にあるときの検出回路29の検出信号をS7とする。また、駆動子7aのみ(駆動子7aのみの摺動部材9との接触面の全部)が位置決め部19b又は19cと接触する位置にあるときの検出回路29の検出信号をS8とする。また、駆動子7a、7bの両方が位置決め部19a、19b、又は19cと接触しない位置にあるときの検出回路29の検出信号をS9とする。なお、上述の検出信号S6、S7、S8、及びS9は、事前に移動部2を移動させ、実測値として制御回路27に記録しておくことが可能である。
図10に示したフローにおいて、まず制御回路27が移動部2を図7の下方向へ移動させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力すると、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加し、振動体6は縦振動及び屈曲振動を開始する(S31)。これにより、上述の楕円振動が振動体6に生じ、移動部2が図7の下方向へ移動を開始する。そして、駆動子7aと位置決め部19aとの接触が無くなり駆動子7bのみが位置決め部19aと接触する位置に移動部2が移動したとき、制御回路27は、検出回路29から上述の検出信号S7を検出する(S32)。その後、駆動子7bと位置決め部19aとの接触も無くなる位置(すなわち、駆動子7a、7bの両方と位置決め部19aとの接触が無くなる位置)に移動部2が更に移動すると、制御回路27は検出回路29から上述の検出信号S9を検出する(S33)。その後、駆動子7aのみが位置決め部19bと接触する位置に移動部2が更に移動すると、制御回路27は検出回路29から上述の検出信号S8を検出する(S34)。
このようにして検出信号S8(少なくとも検出信号S9から検出信号S8への変化)を検出すると、制御回路27は、振動体6の縦振動を徐々に減少させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の縦振動が徐々に減少する(S35)。
その後、駆動子7a、7bの両方が位置決め部19bと接触する位置に移動部2が更に移動すると、制御回路27は検出回路29から上述の検出信号S6を検出する(S36)。
このようにして検出信号S6(少なくとも検出信号S8から検出信号S6への変化)を検出すると、制御回路27は、振動体6の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるための駆動信号(指令)を駆動回路28に出力し、駆動回路28は、その駆動信号に応じた電圧を振動体6に印加する。これにより、振動体6の縦振動と屈曲振動の両方が停止して(S37)、移動部2の位置決めが完了し(S38)、固定部1に設けられた開口部1bの光軸Zに位置決めされていた光学素子3aが光学素子3bに切り換えられる。このように、移動部2が減速させられた状態で停止させられるため、光軸Zへの光学素子3bの位置決め精度を向上させることができる。
なお、このようにして固定部1の開口部1bの光軸Zに位置決めされた光学素子3bを再び光学素子3aに戻すときの切換動作や更に光学素子3cへ切り換えるときの切換動作等も、上述と同様にして行うことが可能であることは述べるまでもない。
以上、本実施形態に係る、超音波振動子による切換機構によれば、光学式や磁気式等の 電磁気的な位置決めセンサを必要とせずに、上述の超音波モータとその制御回路27及び位置決め部19a、19b、19c等によって光学素子3a、3b、又は3cを光軸Z上に位置決めすることができる。
また、電磁気的なセンサを使用していないので、外部への電磁気ノイズの発生が無いことは勿論のこと、簡単な構成により切換機構を実現することができる。
さらに、外部への電磁気ノイズの発生が無いので、顕微鏡等の光学機器を用いた電気生理学実験や長時間蛍光観察等に使用された場合に、その実験や観察等に影響を及ぼすこともない。
また、第1の実施形態で説明した当接部や第2の実施形態で説明したクリック機構を必要とすることなく位置決めすることができるので、より省スペース化が可能となる。
なお、本実施形態に係る切換機構において、摺動部材9の摺動面に設けられている位置
決め部19a、19b、19cの形状は溝形状に限らず、例えば凹凸形状など、駆動子7a、7bとの間で摺動抵抗を変化させる形状であれば、いずれの形状であってもよい。
以上、第1乃至3の実施形態に係る切換機構を説明してきたが、各切換機構は各種の変形が可能である。例えば、第2の実施形態に係る切換機構において、固定部1に対する移動部2の移動機構を回転機構に変形することも可能である。
図11は、その第2の実施形態に係る切換機構の変形例を示す上面図である。
同図に示したように、本変形例に係る切換機構は、回転機構により光学素子を切り換えるものであって、固定部20と、図示しないベアリングの回転軸21と、移動部でもある回転部23とを有する。回転軸21は、固定部20と回転部23との間に配置され、回転部23は、固定部20に対して回動可能に構成されている。回転部23には3つの光学素子24a、24b、24cが配置されている。なお、光学素子24a、24b、24cは、レンズ、プリズム、又はフィルタ等の光学素子である。
また、切換機構は、固定部20に対する回転部23の位置決め機構として、上述の3つの光学素子24a、24b、24cに対応して3つのクリック溝25a、25b、25cが回転部23に設けられていると共に、固定部20には、上述の機械的なクリック機構18が設けられている。
上述の位置決め機構では、回転部23のクリック溝25a、25b、又は25cにクリック機構18のベアリング17が落ち込むことによって、光学素子24a、24b、又は24cが固定部20に設けられた開口部の光軸Zに位置決めされるようになっている。
また、切換機構において、回転部23の円周部には摺動体26が配置され、超音波モータは120°の角度間隔で固定部20の3ヶ所に配置されている。なお、超音波モータの構成は、第2の実施形態の説明で述べたものと概ね同じであるが、駆動子7a、7bの端面が半円の円柱形状を有している点のみが異なり、その端面が摺動体26と接触するようになっている。各超音波モータは、その保持部8の薄板バネ部8aと厚肉部8bによって振動体6を介して駆動子7a、7bが回転軸21の中心方向に与圧がかけられた状態で摺動体26に接して固定部20に固定されている。また、3つの超音波モータの振動体6は、駆動回路28からの駆動信号(電圧)が信号線12、33、34を介してそれぞれ与えられる。但し、3つの超音波モータのうちの一つの振動体6のみから、信号線32を介して、屈曲振動と縦振動の位相、共振周波数、振幅、及びインピーダンスのシフトのいずれかの電気特性を検出回路29によって検出することができるようになっている。
このような構成の切換機構においても、上述の第2の実施形態に係る切換機構と同様の動作を行うことが可能である。
このような構成の切換機構によれば、回転機構を採用した場合であっても、第2の実施形態に係る切換機構と同様に位置決めすることができる。また、同様に、電磁気的なセンサを使用していないので、外部への電磁気ノイズの発生が無いことは勿論のこと、簡単な構成により切換機構を実現することができる。さらに、超音波モータは、ユニット化されているので、直動機構や回転機構などの移動機構の構成に左右されず、様々なタイプの移動機構に対して容易に適用することができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
本発明の第1の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の構成例を示す上面図である。 図1に示した切換機構のA−A´断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の構成例を示す上面図である。 図4に示した切換機構のB−B´断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の構成例を示す上面図である。 図7に示した切換機構における摺動部の側面図である。 図7に示した切換機構における摺動部の一部である位置決め部を拡大した一部拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る、超音波振動子による切換機構の変形例を示す上面図である。
符号の説明
1 固定部
1a ガイド溝
1b 開口部
1c、1d 当接部
2 移動部
2a、2b ガイド溝
2c、2d 当接面
3a、3b、3c 光学素子
4 ガイド部
4a ガイド溝
5a、5b ボール部
6 振動体
7a、7b 駆動子
8 保持部材
8a 薄板バネ部
8b 厚肉部
9 摺動部材
10a、10b ネジ
11a、11b 長穴
12 信号線
13a、13b、13c クリック溝
15 板バネ
16 軸
17 ベアリング
18 クリック機構
19a、19b、19c 位置決め部
20 固定部
21 回転軸
23 回転部
24a、24b、24c 光学素子
25a、25b、25c クリック溝
26 摺動体
27 制御回路
28 駆動回路
29 検出回路
30、31、32、33、34 信号線

Claims (5)

  1. 固定部と、
    前記固定部に対して少なくとも1ヶ所以上に位置決めされる移動部と、
    縦振動と屈曲振動との合成による楕円振動により前記移動部を前記固定部に対して移動させる超音波振動子と、
    前記超音波振動子に駆動信号を与える駆動手段と、
    前記固定部に対する前記移動部の移動負荷を変動させる負荷変動手段と、
    前記負荷変動手段による負荷変動を検出する負荷変動検出手段と、
    前記負荷変動検出手段の検出信号に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え
    前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を減少させた後に前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、
    とを特徴とする超音波振動子による切換機構。
  2. 前記負荷変動手段は、前記固定部に設けられた、前記移動部が当て付けられる当接部であり、
    前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を所定時間減少させた後に前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項記載の超音波振動子による切換機構。
  3. 前記負荷変動手段は、機械的なクリック機構であり、
    前記負荷変動検出手段が所定の負荷変動を検出したときに、前記超音波振動子の縦振動を所定時間停止させた後に前記超音波振動子の屈曲振動を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項記載の超音波振動子による切換機構。
  4. 前記負荷変動手段は、前記超音波振動子の駆動子と摺動する前記移動部の摺動面に設けられた溝形状部又は凹凸形状部であり、
    前記負荷変動検出手段が所定の第1の負荷変動を検出したときに前記超音波振動子の縦振動を減少させた後に前記負荷変動手段が所定の第2の負荷変動を検出したときに前記超音波振動子の縦振動と屈曲振動の両方を停止させるように前記制御手段が前記駆動手段を制御することにより、前記移動部が位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項記載の超音波振動子による切換機構。
  5. 前記負荷変動検出手段は、前記超音波振動子の振動振幅、共振周波数、位相、又はインピーダンスを検出することにより、前記負荷変動手段による負荷変動を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の超音波振動子による切換機構。
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