JP5142197B2 - 人工衛星用推薬タンク - Google Patents

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Description

本発明は、地球周回軌道上等の微小重力環境下で用いられる人工衛星用推薬タンクに関する。
地球周回軌道上等の微小重力環境下では、タンク等に収容された液体は地上のように自然に重力作用側に偏在することがない。
このため、人工衛星に搭載された例えば姿勢制御用スラスタに用いられる推薬タンクは、収容する液体(推薬)を捕捉して排出口に導く捕捉構造が設けられているとともに、推薬と反応しない不活性の押圧ガスを排出口とは反対側から圧入することにより、捕捉構造により捕捉した推薬を排出口から排出するように構成されている。
上記捕捉構造を備えた人工衛星用推薬タンクとして、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された人工衛星用推薬タンクは、中空のタンクシェルの内部に捕捉構造体を配設した構成のものである。
捕捉構造体は、下部に排出ポート金具を固定したトラップ容器の外周に、前記タンクシェルの内面に沿って延出した弧状のベーンを周方向に複数配設されてなるものである。
特開2002−137799号公報
しかし、上記従来の人工衛星用推薬タンクは、トラップ容器に固定した排出ポート金具をタンクシェルに貫通した状態で、そのトラップ容器の下部の外周面をタンクシェルの内周面に当接させて接合設置している。
すなわち、特許文献1に記載されている従来のものは、特定構造のタンクシェルへの溶接等による接合を想定した構造にしているために、既に開発されているタンクシェルへの推薬捕捉体の取り付け及び取り外しが難しいものである。
また、シェルを新規開発する場合であっても、溶接による接合構造であると推薬捕捉体の取り付け及び取り外しが難しいことも上記と同様である。
そこで本発明は、既に開発されているタンクシェルへの推薬捕捉体の取り付け及び取り外しを可能とすることができるとともに、部品の共通化を図ることができる人工衛星用推薬タンクの提供を目的としている。
上記課題を解決するための本発明は、内部に貯留している推薬を外部に排出するための排出ポートを殻壁に固定したタンクシェル内に、推薬を収集捕捉するための収集捕捉材を捕捉用容器に固定した推薬捕捉体を配している人工衛星用推薬タンクであって、上記排出ポートには複数の螺合孔が形成され、それらの螺合孔を介して螺合部材により上記推薬捕捉体を螺合連結しているとともに、その螺合部材を推薬捕捉体側から排出ポートに螺合するための螺合用空処を上記捕捉用容器の一部に設けており、推薬捕捉体には、上記螺合部材を挿入するための挿入孔が各螺合孔に対向して形成された連結用板に捕捉用容器が載置固定され、かつ、上記捕捉用容器の各螺合孔に対向する位置に上記螺合用空処が設けられ、タンクシェルは中空の球殻体であり、捕捉用容器は、上記タンクシェルの球心を通る仮想直径線を中心とした放射状に複数の推薬収集室を形成することにより、それら隣接する推薬収集室間に螺合用空処を区画形成し、かつ、推薬収集室は、外周部から内周部に向けて次第に間隔が狭くなる扇形に区画形成されている。
本発明によれば、タンクシェルの殻壁に固定された排出ポートの螺合孔に、捕捉用容器の一部に設けた螺合用空処を介して螺合部材を螺入することにより、推薬捕捉体を排出ポートに螺合連結することができる。これにより、既に開発されているタンクシェルへの取り付け及び取り外しを可能とすることができるとともに、部品の共通化を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る人工衛星用推薬タンクを透視して示す全体斜視図、図2は、下側分割体と推薬捕捉体の平面図、図3は、上側分割体を取り除いた推薬捕捉体の内部の拡大平面図、図4は、上側分割体を取り除いた推薬捕捉体の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る人工衛星用推薬タンク(以下、たんに「推薬タンク」という。)Aは、タンクシェル10に推薬捕捉体30を内設したものであり、図示しない人工衛星の姿勢制御や軌道制御に用いられる。
タンクシェル10は、半球殻形の上側分割体11と、同じく半球殻形の下側分割体12とを連結した所定の容量からなる中空の球殻体であり、そのタンクシェル10の球心Oを通る仮想直径線Dが殻壁11aと交差する上側の位置と、その仮想直径線Dが殻壁12aと交差する下側の位置に開口13と開口14をそれぞれ形成している。
上側の開口13には吸入ポート15を、また、下側の開口14には排出ポート16をそれぞれ配設している。
なお、上記した「上側」,「下側」という文言は、図示している位置関係を示すためのものであり、上記地球周回軌道上等においては「一側」,「他側」と言い換えることができる。
吸入ポート15は、推薬と反応しない不活性の押出ガスをタンクシェル10内に圧入するためのものであり、上記した開口13に例えば溶接等により固定された平面視円形の取付け盤17の上面に、連結管18を周壁19aに固定した円筒形の突出部19を一体に形成したものである。
排出ポート16は、タンクシェル10の内部に充填された推薬を排出させて図示しないスラスタに供給するためのものであり、上記した開口14に例えば溶接等により固定された平面視円形の取付け盤20の下面に、連結管23を周壁21aに固定した円筒形の突出部21を一体に形成したものである。
本実施形態においては、図4に示すように、取付け盤20に螺合孔である4つのねじ孔22…が互いに90度間隔で同一円周上に形成されている。なお、ねじ孔の数は4つに限るものではなく、例えば3つ若しくは5つ以上としてもよいことは勿論である。
次に、推薬捕捉体30について説明する。
推薬捕捉体30は、連結用板32、捕捉用容器34、及びその捕捉用容器34に突設された4枚の収集捕捉材としてのベーン35…を有している。
連結用板32は平面視円形に形成されており、これには、螺合部材であるボルト31を挿入するための挿入孔33…が、上記ねじ孔22…に対向して形成されている。具体的には、ボルト31を挿入するための挿入孔33…が、仮想直径線Dを中心とする一の円周上に90度間隔で複数形成されている。
捕捉用容器34は、推薬を内部に捕捉して排出ポート16に導くための捕捉構造物50(図3,4参照)を内設したものであり、図2,3に示すように、平面視において上記した連結用板32よりも大きな外径になっている。
上記の捕捉用容器34は、連結用板32のタンクシェル10内に臨む一面(図示上面)32aに取り付けられた下側器体36と、これと平面視において同形の上側器体37とを溶接により固定連結したものである。換言すると、捕捉用容器34は、連結用板32に載置されている。
なお、下側器体36と上側器体37とは溶接等により固定連結することに限らず、例えばボルトによる締結構造としてもよい。
まず、下側器体36について説明する。
下側器体36は、仮想直径線Dを中心とし、かつ、上記挿入孔33と90度の位相差をもって4つの推薬収集部38…を平面視略十字形にして形成することにより、隣接する推薬収集部38,38間に、推薬捕捉体30側からボルト31を挿入するための扇形の螺合用空処αを区画形成している。換言すると、平面視において、上記連結用板32の挿入孔33が螺合用空処αにおいて露出するようにしている。
このように、螺合用空処αを有してボルト結合していることにより、殻壁12aを共通化することができる。
なお、本実施形態においては、上記の螺合用空処αを扇形に形成しているが、他の形状にしてもよい。
推薬収集部38は、仮想直径線Dを中心とする所定の角度をなす側辺縁39,39、これら側辺縁39,39の外端部39a,39a間を仮想直径線Dを中心とした円周に沿って曲成された外周辺縁40、及び隣接する推薬収集部38の側辺縁39,39の内端部39b,39bどうしをつなぐ所定曲率の内辺縁41によって略扇形の輪郭に形成した底壁42に、外周側壁43、各側壁44,44、及び内辺側壁45を連成することにより形成されている。
すなわち、推薬収集部38は、側壁44,44が、外周部から内周部に向けて次第に間隔が狭くなる扇形に区画していることにより、後述するベーン35によって収集捕捉された推薬を捕捉構造物50に捕捉させやすくしている。
各内辺側壁45には、図1,4に示すように、タンクシェル10内の推薬を捕捉用容器34内に導入するための導入孔45aがそれぞれ形成されている。
下側器体36の底壁42には、仮想直径線Dを中心とした平面視円形の多孔板55が配設されており、その多孔板55には、排出ポート16に連通する多数の連通孔56…が複数の円周上に等角度間隔で形成されている。
また、上記底壁42には仮想直径線Dを中心とした一円周上に、タンクシェル10内の推薬を捕捉用容器34内に導入するための3つの導入孔42a…が一定の間隔で穿設されている。
螺合用空処αは、挿入孔33にボルト31を挿入する作業を行うのに十分な大きさのものであり、隣接する側壁44,44及び内辺側壁45によって、外周部から挿入孔33が位置する内周部に向けて次第に間隔が狭まる平面視略U字形に区画されている。
次に、上側器体37について説明する。
上側器体37は、上記下側器体36と同じ輪郭の平面視略十字形に形成していることにより、隣接する推薬収集部46,46間に、平面視において上記と同一の螺合用空処αを区画形成している。換言すると、螺合用空処αにおいて、上記連結用板32の挿入孔33が平面視において露出するようにしている。
推薬収集部46の上壁47は、仮想直径線Dを中心とする所定の角度をなす側辺縁48,48と、これら側辺縁48,48の外端部48a,48a間を仮想直径線Dを中心とした円周に沿って曲成された外周辺縁49、及び隣接する推薬収集部46の側辺縁48,48の内端部48b,48bどうしをつなぐ所定曲率の内辺縁54によって輪郭が形成されており、それら各辺縁に外周側壁51、各側壁52,52、及び内辺側壁53を連成することにより、上側器体37側の推薬収集部46が形成されている。
捕捉用容器34は、上記した多孔板55の連通孔56…は排出ポート16に連通しており、従って、タンクシェル10内部に貯留されている推薬は、それら連通孔56…から排出ポート16を通じて外部に排出されるようになっている。
本実施形態においては、上側器体37と、下側器体36とを連結することにより、それら各推薬収集部38と推薬収集部46とにより推薬収集室57を区画形成している。
多孔板55には、仮想直径線Dに一致して円筒形の導出管60が立設されているとともに、その導出管60の周壁60aには、多数の連通孔61…が形成されているとともに、仮想直径線Dを中心とし、かつ、各推薬収集部38の中心軸線O1,O2に一致した4枚の第一の捕捉片62…と、それら各第一の捕捉片62間に所定の角度間隔で8枚の第二の捕捉片63…とが突設されている。
導出管60の連通孔61は、捕捉用容器34内に流入した推薬を排出ポート16に導出(流出)するためのものである。
第一の捕捉片62は、詳細を後述するベーン35が収集捕捉し、推薬収集部38内に導入した推薬を導出管60に収集するように、推薬収集部38の外周側壁43に近接する長さにして形成されている。
一方、第二の捕捉片63は、推薬収集部38内に貯留している推薬を導出管60に向けて捕捉誘導するものであり、その開放端部63aを推薬収集部38の側辺縁39の内端部39bに近接させた長さにしている。
ベーン35は、推薬を収集捕捉して推薬収集部38に導入するためのものであり、各推薬収集部38の中心軸線O1,O2に一致するように、これの基端部が上記した推薬収集部38の外周側壁43に固定されていることにより、捕捉用容器34を中心として等間隔(90度間隔)で4枚設けられている。
各ベーン35は、所定厚さの薄板によってタンクシェル10の殻壁12aの内周面に沿う所定幅で先細りの弧状に形成されており、その外縁は殻壁12aの内周面と所定の隙間を有し、また、先端は所定の位置まで延出して形成されている。
上記の構成からなる推薬タンクAの動作は、次のとおりである。
捕捉用容器34を含むタンクシェル10内に充填貯留されている推薬は、吸入ポート15から供給される押出ガスに押圧され、タンクシェル10内から底壁42の導入孔42aや各内辺側壁45の導入孔45aを介して捕捉用容器34内に流入した後に、導出管60の連通孔60a及び多孔板55の連通孔56を通じて排出ポート16から排出される。
微小重力環境下では、推薬はその表面張力によってタンクシェル10の殻壁11a,12aの内周面及び推薬捕捉体30に付着して位置し、推薬の排出に伴ってタンクシェル10の中央に押出ガス領域が広がるが、推薬がさらに減少すると、推薬はベーン35によって捕捉されて当該ベーン35とその周囲の殻壁12aの内壁面の間に保持されるとともに、ベーン35に沿って捕捉用容器34の推薬収集部38,46に向かって流れ、押出ガスの圧力によって、底壁42の導入孔42aや各内辺側壁45の導入孔45aを通じて捕捉用容器34内に移動する。
これにより、タンクシェル10内に推薬が残存している限り、捕捉用容器34内は常に推薬が充たされた状態を保つものである。
このようにして、タンクシェル10内の推薬を気液分離した状態で余すことなく捕捉用容器34に移動させることができる。ここで、ベーン35は、その方向を本推薬タンクAから推薬を供給するスラスタの方向に一致させることで、当該スラスタを駆動することで生ずる加速度の作用による推薬の移動によって効率良く推薬を捕捉できる。
捕捉用容器34内の推薬は、タンクシェル10内に推薬が残存して当該捕捉用容器34内に充満している状態では、導出管60の連通孔60a及び多孔板55の連通孔56を通じて直接外部に排出されるが、排出が進行してタンクシェル10内が空となるとともに捕捉用容器34内の残存量が少なくなると、その表面張力によって捕捉用容器34内の第一,第二の捕捉片62,63に捕捉された状態になって導出管60の連通孔60a及び多孔板55の連通孔56から外部に排出できるために、捕捉用容器34内に残存している推薬も効率よく排出することができるものである。
なお、本発明は上記した実施形態に限らず、次のような変形実施が可能である。
上記した実施形態においては、4つの推薬収集部を平面視略十字形に形成した例について説明したが、3又は5以上の推薬収集部を形成する場合には、それらの推薬収集部を上記タンクシェルの球心を通る仮想直径線を中心とした放射状に形成することにより、それら隣接する推薬収集部間に螺合用空処を区画形成した構成にしてもよい。
上記した実施形態においては、収集捕捉材として4枚のベーン35を例として説明したが、ベーンに限るものではなく、例えばメッシュを形成した部材を採用することもできる。
上記した実施形態においては、捕捉用容器を中心とした等角度間隔で4枚のベーンを配設した例について説明したが、その配設位置及び数はこれに限らず適宜増減変更可能なものであり、また、ベーンの長さについても衛星の仕様によって設定すればよい。
さらに、上記した実施形態において、推薬と押出ガスとを気液分離するメッシュ部材を、上記した多孔板に重ね合わせた構成にして、押出ガスの捕捉用容器内への侵入を防ぐようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る人工衛星用推薬タンクを透視して示す全体斜視図である。 下側分割体と推薬捕捉体の平面図である。 上側分割体を取り除いた推薬捕捉体の拡大平面図である。 上側分割体を取り除いた推薬捕捉体の斜視図である。
符号の説明
10 タンクシェル
11a,12a 殻壁
16 排出ポート
22 螺合孔
30 推薬捕捉体
31 螺合部材(ボルト)
32 連結用板
34 捕捉用容器
35 収集捕捉材(ベーン)
50 捕捉構造物
57 推薬収集室
60 導出管
62 第一の捕捉片
63 第二の捕捉片
α 螺合用空処

Claims (4)

  1. 内部に貯留している推薬を外部に排出するための排出ポートを殻壁に固定したタンクシェル内に、推薬を収集捕捉するための収集捕捉材を捕捉用容器に固定した推薬捕捉体を配している人工衛星用推薬タンクであって、
    上記排出ポートには複数の螺合孔が形成され、それらの螺合孔を介して螺合部材により上記推薬捕捉体を螺合連結しているとともに、その螺合部材を推薬捕捉体側から排出ポートに螺合するための螺合用空処を上記捕捉用容器の一部に設けており、
    推薬捕捉体には、上記螺合部材を挿入するための挿入孔が各螺合孔に対向して形成された連結用板に捕捉用容器が載置固定され、かつ、上記捕捉用容器の各螺合孔に対向する位置に上記螺合用空処が設けられ、
    タンクシェルは中空の球殻体であり、
    捕捉用容器は、上記タンクシェルの球心を通る仮想直径線を中心とした放射状に複数の推薬収集室を形成することにより、それら隣接する推薬収集室間に螺合用空処を区画形成し、かつ、推薬収集室は、外周部から内周部に向けて次第に間隔が狭くなる扇形に区画形成されていることを特徴とする人工衛星用推薬タンク。
  2. 各推薬収集室毎に、収集捕捉材が固定されている請求項1に記載の人工衛星用推薬タンク。
  3. 推薬を排出ポートに導出するための多数の連通孔を形成した筒形の導出管に、収集捕捉材によって収集捕捉した推薬を推薬収集室内に導入して導出管に収集するための複数の第一の捕捉片と、これら第一の捕捉片により捕捉用容器内に導入された推薬を導出管に収集するための複数の第二の捕捉片とを突設してなる捕捉構造物を、捕捉用容器内に配設している請求項1又は2に記載の人工衛星用推薬タンク。
  4. 収集捕捉材がベーンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の人工衛星用推薬タンク。
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