JP5140966B2 - 真空断熱体 - Google Patents

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Description

本発明は、気体吸着を必要とするもの、例えば真空断熱体、ブラウン管や、プラズマディスプレイなど、水分や気体の除去が必要な場合、脱臭など、気体の吸着・除去・固定化などが可能な気体吸着材の容器に関するものである。
また、本発明は、断熱を必要とするもの、例えば冷蔵庫、保温保冷容器、自動販売機、電気湯沸かし器、自動車、鉄道車両、及び住宅等の断熱体として使用可能な真空断熱体に関するものである。
近年、地球温暖化防止の観点から省エネルギーが強く望まれており、家庭用電化製品についても省エネルギー化は緊急の課題となっている。特に、冷蔵庫、冷凍庫、自動販売機等の保温保冷機器では熱を効率的に利用するという観点から、優れた断熱性能を有する断熱材が求められている。
一般的な断熱材として、グラスウールなどの繊維材やウレタンフォームなどの発泡体が用いられている。しかし、これらの断熱材の断熱性能を向上するためには断熱材の厚さを増す必要があり、断熱材を充填できる空間に制限があって省スペースや空間の有効利用が必要な場合には適用することができない。
そこで、高性能な断熱材として、真空断熱体が提案されている。これは、スペーサの役割を持つ芯材を、ガスバリア性を有する外被材中に挿入し内部を減圧にして封止した断熱体である。
真空断熱体内部の真空度を上げることにより、高性能な断熱性能を得ることができるが、真空断熱体内部に存在する気体には大きくわけて次の3つがある。一つは、真空断熱体作製時、排気できずに残存する気体、もう一つは、減圧封止後、芯材や外被材から発生する気体(芯材や外被材に吸着している気体や、芯材の未反応成分が反応することによって発生する反応ガス等)、残りの一つは、外被材を通過して外部から侵入してくる気体である。
これらの気体を吸着するため、吸着材を真空断熱体に充填する方法が考案されている。
例えば、真空断熱体内の気体を、Ba−Li合金を用いて吸着するものがある(例えば、特許文献1参照)。真空断熱体内の吸着材が吸着すべき気体のうち、吸着困難な気体のひとつが窒素である。これは、窒素分子が約940kJ/molという大きい結合エネルギーを有する非極性分子であるから、活性化させるのが困難なためである。しかし、Ba−Li合金により窒素を吸着可能とし、真空断熱体内部の真空度を維持するのである。
特表平9−512088号公報
しかしながら、特許文献1に記載の上記従来の構成では、活性化のための熱処理を必要とせず、常温下でも窒素吸着可能であり、数分間は空気雰囲気で取扱い可能と記載されているが、工業的に真空断熱体を製造する条件では、取扱い上、より長い許容時間が望ましい。
つまり、窒素吸着能力の多くが空気と接触する製造プロセスで消耗することによって、真空断熱体の経時的な性能維持のための吸着能力が乏しくなり、性能劣化や性能ばらつきが大きくなるためである。さらなる真空断熱体の高性能化が望まれている中で、真空断熱体内部の真空度維持を図るために、吸着材をより安定的に高効率に使いこなすことが大きな課題であった。
また、一般に気体吸着材を適用する場面においても、狙いとする気体種の吸着前に大気との接触により気体吸着材が消費されることは、課題である。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、真空断熱体の製造プロセスなど、気体吸着材を適用するプロセスにおいて、気体吸着材を大気中の空気などに暴露させないことにより吸着材の消耗を抑制し、任意の使用環境での高い吸着能力を保持し、また真空断熱体の製造時に関しては、経時的に浸透してくる微量の窒素や酸素などの主要な空気成分を安定的に吸着、長期にわたって真空度を維持し、断熱性能の優れた真空断熱体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の気体吸着材を内包した容器は、気体吸着材を覆う外郭と、外力の未付加時には前記外郭の内外を連通させず、所定の外力の付加時に前記外郭の内外を連通させる連通部とを有するのである。
上記構成において、気体吸着材は、外力の未付加時には空気など外空間の気体とは接触しないため、気体吸着能力を消費することなく保持でき、外力の付加時に内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着能力を発揮するため、気体吸着材の吸着能力を最大限発揮することができる。
また、本発明の気体吸着材を内包した容器を適用した真空断熱体は、気体吸着材は真空断熱体の製造時において大気接触により失活することなく、真空断熱体へ経時的に浸透してくる微量の窒素や酸素などの主要な空気成分を安定的に吸着、長期にわたって真空度を維持でき、優れた断熱性能を提供できる。
本発明の気体吸着材を内包した容器は、吸着能力を発揮するまでの吸着性能劣化を抑制することができる。
また、本発明の真空断熱体は、高い断熱性能を安定的に実現し、長期信頼性を確保することが可能であり、地球温暖化などの環境問題解決に著しい効果を発揮することができる。
本発明は、気体吸着材を覆う外郭と、外力の未付加時には前記外郭の内外を連通させず、前記外力の付加時に前記外郭の内外を連通させる連通部とを有するものであり、気体吸着材は、外力の付加時に内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着能力を発揮するが、外力の未付加時には空気など外空間の気体とは接触しないため、気体吸着材の劣化を抑制する。
このため、空気雰囲気での暴露による気体吸着性能の低下やバラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、気体吸着材は、容器外郭内において真空封入されていることが好ましい。また、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に減圧封入されていても良い。
気体吸着材は、被吸着ガスに応じて選択することが可能であるが、真空断熱体に適用する場合、空気成分を吸着可能な吸着材を選択する。たとえば、Ba−Li合金(SAES社製コンボゲッター)や銅イオン交換したZSM−5型ゼオライトから成る空気成分吸着材などである。
本発明における所定の外力とは、大気圧や、水圧などの圧力、磁力、人や装置による物理的な力など特に限定するものではないが、真空断熱体への適用においては、断熱材を真空包装した後に、真空断熱体へ掛かる大気圧を利用することが簡易である。
また、容器は気体吸着材を劣化させないため、難気体透過性の材質を選択することが望ましい。たとえば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属容器や、気体透過性の低いラミネートフィルム容器、アルミ箔をラミネートした樹脂容器、ガラス容器などである。
また、本発明は、気体吸着材を内包した容器が2つ以上の部材からなり、前記部材の少なくとも1つ以上の部材に任意の欠損部を設けて連通部を形成し、外力により、欠損部を通じて、前記容器の内空間と外空間が通気可能となることを特徴とするものであり、容器は、外力が加えられることによってのみ内空間と外空間が通気可能となるため、外力を加えるまで大気中の空気との接触は起こらず、気体吸着材の劣化はない。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、本発明は、気体吸着材を内包した容器が2つ以上の部材からなり、一方の部材と、他方の部材のそれぞれに任意の欠損部を有し、外力により両者の欠損部を合致させて内空間と外空間が通気可能となることを特徴とするものであり、請求項2に記載の発明と同様に、容器は、外力が加えられることによってのみ内空間と外空間が通気可能となるため、外力を加えるまで大気中の空気との接触は起こらず、気体吸着材の劣化はない。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、本発明は、部材が気体遮蔽性を有し、少なくとも2つ以上の部材の接合部分がグリース様のもので気体透過を遮蔽され、かつ、可動性を有することを特徴とするものであり、気体遮蔽性を有する部材と、部材の接合部がグリース様のもので気体透過を遮蔽され
ていることで、空気の侵入をさらに抑制し、信頼性を向上することができる。また、グリース様のものを適用することにより、外力による可動性がより滑らかになる。
また、本発明は、欠損部が、貫通孔であることを特徴とするものであり、外力が加えられることにより、貫通孔を通じて、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。
また、本発明は、欠損部が、スリットであることを特徴とするものであり、外力が加えられることにより、スリットを通じて、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。
また、本発明は、外力が、大気圧であることを特徴とするものであり、気体吸着材を内包した容器を真空断熱体へ適用した場合、真空断熱体を真空包装後、大気中へ取り出した際に、真空断熱体へかかる大気圧が外力として作用し、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。よって、気体吸着材は大気と接触することがなく、真空封止された真空断熱体内部空間とのみ連通となるため、大気との接触による劣化がなく、経時的に真空断熱体へ浸透してくる微量の窒素や酸素などの主要な空気成分を安定的に吸着、長期にわたって真空度を維持でき、優れた断熱性能を提供できる。
また、本発明は、気体吸着材が、空気に含まれる成分のいずれか1種を吸着可能であることを特徴とするものであり、真空断熱体へ適用した場合、真空断熱体内部の残存空気を吸着し、真空度を上げることが可能となる。また、外被材を通過して外部から侵入してくる空気成分をも吸着可能である。
また、本発明は、気体吸着材を内包した容器と芯材とを外被材で覆って前記外被材内部
を減圧にしてなり、前記気体吸着材と芯材とが通気状態にあることを特徴とするものである。
本発明の真空断熱体は、気体吸着材を内包した容器を、芯材と共に外被材の内部に配設して減圧密封したのち、大気圧下に取り出すプロセスを含み、前記減圧密閉された真空断熱体は大気圧により、垂直方向の力を受ける。その垂直方向の力が外力として作用し、欠損部を通じて、前記容器の内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着材が、真空断熱体内部の残存ガスを直ちに吸着するものである。
気体吸着材は、外力が作用するまで、外空間とは隔離されているため、大気中の空気との接触は製造プロセスでは起こらず、吸着材の劣化はない。よって、真空断熱体の製造時間の長短にかかわらず、問題なく使用可能である。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキはなくなり、安定的に製造でき、長期信頼性も問題のない真空断熱体が得られるのである。
また、真空断熱体を大気中に設置する際に真空断熱体にかかる大気圧を外力とすれば、簡易に気体吸着能力を発揮するスイッチング機能として利用できる。
本発明における気体吸着材は、容器の中に減圧封入されていることが好ましく、また、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に封入されていても良い。アルゴンやキセノンは、気体熱伝導率が小さいため、微量であれば、断熱性能に大きな影響は与えない。
また、本発明における芯材としては、ポリスチレンやポリウレタンなどのポリマー材料の連通気泡体や、無機材料の連通気泡体、無機および有機の粉末、無機および有機の繊維材料などが利用できる。またそれらの混合物であっても良い。
また、本発明における外被材は、ガスバリア性を有するものが利用でき、金属容器やガラス容器、樹脂と金属の積層されたガスバリア容器、さらには表面保護層、ガスバリア層、および熱溶着層によって構成されるラミネートフィルムなど、気体侵入を阻害可能な種々の材料および複合材料が利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図である。図2は同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、気体吸着材を内包した容器1は、気体吸着材2と、両端が開口した円筒管と一端が開口し他端が塞がれた有底円筒状容器とが垂直に交差したような三方が開口した十字状の分岐管の形の部材3と、側面の一部が部材3における両端が開口した円筒管部分の内面に接する略円柱状の部材4とからなる。
部材3は、有底円筒状容器の底側部分で構成され気体吸着材2を内包する容器部5と、両端が開口した円筒管部分で構成され内面が部材4と接する管部分6とからなり、部材4は、貫通孔からなる欠損部7を有するコック8付きの円柱状のもので、コック8を外力で回すことにより、欠損部12の貫通孔の両端を部材3の管部分6の内面で塞いで、部材3の有底円筒状容器開口部分と気体吸着材2を内包する容器部5とを部材4で遮断して、気体吸着材2を内包する容器部5を密封した状態と、欠損部12の貫通孔を通じて部材3の有底円筒状容器開口部分と気体吸着材2を内包する容器部5とを連通させた状態とを切り替えることができるように構成してある。また、部材3の管部分6と部材4とが接する部分には、真空グリースが塗布されている。
図1に示す状態では、外力の未付加時であるため、欠損部12の貫通孔の両端が部材3の内面で塞がれ、部材3の有底円筒状容器開口部分と気体吸着材2を内包する容器部5とが部材4で遮断されて、容器1の内外(容器部5の内外)は連通しておらず、容器1の(容器部5の)内空間は真空に保たれている。
図2に示すように、コック8に外力が付加された後、部材4は、欠損部7の貫通孔が部材3の有底円筒状容器の管方向と平行になり、欠損部7を通じて、容器1の(容器部5の)内空間と外空間が通気可能となり、外空間の気体を吸着可能となっている。
実施の形態1における気体吸着材を内包した容器1は、気体吸着材2を覆う外郭(部材3と部材4)と、外力の未付加時には外郭の内外を連通させず、所定の外力の付加時に外郭の内外を連通させる連通部(欠損部7)とを有するものであり、気体吸着材2は、外力の付加時に内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着能力を発揮するが、外力の未付加時には空気など外空間の気体とは接触しないため、気体吸着材2の劣化を抑制する。
このため、空気雰囲気での暴露による気体吸着性能の低下やバラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、気体吸着材2は、容器1外郭内において真空封入されていることが好ましいが、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に減圧封入されていても良い。
気体吸着材2は、被吸着ガスに応じて選択することが可能であるが、真空断熱体に適用する場合、空気成分を吸着可能な吸着材を選択する。たとえば、Ba−Li合金(SAES社製コンボゲッター)や銅イオン交換したZSM−5型ゼオライトから成る空気成分吸着材などである。
所定の外力とは、大気圧や、水圧などの圧力、磁力、人や装置による物理的な力など特に限定するものではないが、真空断熱体への適用においては、断熱材を真空包装した後に、真空断熱体へ掛かる大気圧を利用することが簡易である。
また、容器1は気体吸着材2を劣化させないため、難気体透過性の材質を選択することが望ましい。たとえば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属容器や、気体透過性の低いラミネートフィルム容器、アルミ箔をラミネートした樹脂容器、ガラス容器などである。
また、実施の形態1における気体吸着材を内包した容器1は、気体吸着材2を内包した容器1が2つの部材3,4からなり、部材4に欠損部7を設けて連通部を形成し、外力により、欠損部7を通じて、容器1の内空間と外空間が通気可能となることを特徴とするものであり、容器1は、外力が加えられることによってのみ内空間と外空間が通気可能となるため、所定の外力を加えるまで大気中の空気との接触は起こらず、気体吸着材2の劣化はない。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、実施の形態1における気体吸着材を内包した容器1は、部材3,4が気体遮蔽性を有し、2つ部材3,4の接合部分が真空グリースで気体透過を遮蔽され、かつ、可動性を有することを特徴とするものであり、気体遮蔽性を有する部材3と部材4の接合部がグリース様のもので気体透過を遮蔽されていることで、空気の侵入をさらに抑制し、信頼性を向上することができる。また、グリース様のものを適用することにより、外力による可動性がより滑らかになる。
また、実施の形態1における気体吸着材を内包した容器1は、欠損部7が、貫通孔であることを特徴とするものであり、外力が加えられることにより、貫通孔を通じて、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図である。図4は同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図である。
図3、図4に示すように、気体吸着材を内包した容器9は、気体吸着材2と、一端が開口し他端が塞がれた有底円筒状容器の形の部材10と、一端が開口し他端が塞がれた有底円筒状容器の形で内面が部材10の外面と接する形で部材10の開口部を覆う部材11とからなる。
部材10は、有底円筒状容器の底側部分で気体吸着材2を内包し、かつ部材11により外面が覆われる部分に貫通孔からなる欠損部12を有する。また、部材11は、部材10の外面を覆う部分で所定位置に回動した時に部材10の欠損部12と重なる位置に貫通孔からなる欠損部13を有するコック14付きの蓋部である。部材10と部材11とが接する部分には、真空グリースが塗布されている。
図3に示す状態では、外力の未付加時であるため、部材10の欠損部12が部材11の内面で塞がれ、容器9の内外は連通しておらず、容器9の内空間は真空に保たれている。
図4に示すように、コック14に外力が付加された後、部材10と、部材11の欠損部12,13が合致し、欠損部12,13を通じて、容器9の内空間と外空間が通気可能となり、外空間の気体を吸着可能となっている。
実施の形態2における気体吸着材を内包した容器9は、気体吸着材2を覆う外郭(部材10と部材11)と、外力の未付加時には外郭の内外を連通させず、所定の外力の付加時に外郭の内外を連通させる連通部(欠損部12,13)とを有するものであり、気体吸着材2は、外力の付加時に内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着能力を発揮するが、外力の未付加時には空気など外空間の気体とは接触しないため、気体吸着材2の劣化を抑制する。
このため、空気雰囲気での暴露による気体吸着性能の低下やバラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、気体吸着材2は、容器9外郭内において真空封入されていることが好ましいが、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に減圧封入されていても良い。
気体吸着材2は、被吸着ガスに応じて選択することが可能であるが、真空断熱体に適用する場合、空気成分を吸着可能な吸着材を選択する。たとえば、Ba−Li合金(SAES社製コンボゲッター)や銅イオン交換したZSM−5型ゼオライトから成る空気成分吸着材などである。
所定の外力とは、大気圧や、水圧などの圧力、磁力、人や装置による物理的な力など特に限定するものではないが、真空断熱体への適用においては、断熱材を真空包装した後に、真空断熱体へ掛かる大気圧を利用することが簡易である。
また、容器9は気体吸着材2を劣化させないため、難気体透過性の材質を選択することが望ましい。たとえば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属容器や、気体透過性の低いラミネートフィルム容器、アルミ箔をラミネートした樹脂容器、ガラス容器などである。
また、実施の形態2における気体吸着材を内包した容器9は、気体吸着材2を内包した容器9が2つの部材10,11からなり、一方の部材10と、他方の部材11のそれぞれに欠損部12,13を有し、外力により両者の欠損部12,13を合致させて内空間と外空間が通気可能となることを特徴とするものであり、実施の形態1と同様に、容器9は、外力が加えられることによってのみ内空間と外空間が通気可能となるため、所定の外力を加えるまで大気中の空気との接触は起こらず、気体吸着材2の劣化はない。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、実施の形態2における気体吸着材を内包した容器9は、部材10,11が気体遮蔽性を有し、2つ部材10,11の接合部分が真空グリースで気体透過を遮蔽され、かつ、可動性を有することを特徴とするものであり、気体遮蔽性を有する部材10と部材111の接合部がグリース様のもので気体透過を遮蔽されていることで、空気の侵入をさらに抑制し、信頼性を向上することができる。また、グリース様のものを適用することにより、外力による可動性がより滑らかになる。
また、実施の形態2における気体吸着材を内包した容器9は、欠損部12,13が、貫通孔であることを特徴とするものであり、外力が加えられることにより、貫通孔を通じて、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図である。図6は同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図である。
図5、図6に示すように、気体吸着材を内包した容器15は、気体吸着材2と、一端が開口し他端が塞がれた有底円筒状容器の形の部材16と、一端が開口し他端が塞がれた有底円筒状容器の形で内面が部材16の外面と接する形で部材16の開口部を覆う部材17とからなる。
部材16は、有底円筒状容器の底側部分で気体吸着材2を内包し、かつ外面には、部材16の開口部に達せず部材17で覆われる部分から部材17で覆われない部分まで有底円筒状容器の管方向のスリット状(部材16の内外面を貫通しない溝状)の欠損部18を有する。また、部材17は、その内面に部材17の開口部に達せず部材16の外面を覆う部分から部材16の外面を覆わない部分まで有底円筒状容器の管方向のスリット状(部材17の内外面を貫通しない溝状)の欠損部19を有するコック20付きの蓋部である。部材16と部材17とが接する部分には、真空グリースが塗布されている。
なお、部材17を所定位置に回動した時に、欠損部18における部材16の開口部側部分と欠損部19における部材17の開口部側部分とが対向して、容器15の内外が連通するように、また、部材17の回動位置において欠損部18における部材16の開口部側部分と欠損部19における部材17の開口部側部分とが対向しない位置にある時は、容器15の内外が連通しないように構成してある。
図5に示す状態では、外力の未付加時であるため、部材16の欠損部18の位置が部材17の欠損部17の位置に対して部材17の回動方向にズレており、容器15の内外は連通しておらず、容器15の内空間は真空に保たれている。
図6に示すように、コック20に外力が付加された後、欠損部18における部材16の開口部側部分と欠損部19における部材17の開口部側部分とが対向して、部材17の欠損部19と部材16の外面との間にできる隙間と部材16の欠損部18と部材17の内面との間にできる隙間を通じて、容器15の内空間と外空間が通気可能となり、外空間の気体を吸着可能となっている。
実施の形態3における気体吸着材を内包した容器15は、気体吸着材2を覆う外郭(部材16と部材17)と、外力の未付加時には外郭の内外を連通させず、所定の外力の付加時に外郭の内外を連通させる連通部(欠損部18,19)とを有するものであり、気体吸着材2は、外力の付加時に内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着能力を発揮するが、外力の未付加時には空気など外空間の気体とは接触しないため、気体吸着材2の劣化を抑制する。
このため、空気雰囲気での暴露による気体吸着性能の低下やバラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、気体吸着材2は、容器15外郭内において真空封入されていることが好ましいが、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に減圧封入されていても良い。
気体吸着材2は、被吸着ガスに応じて選択することが可能であるが、真空断熱体に適用する場合、空気成分を吸着可能な吸着材を選択する。たとえば、Ba−Li合金(SAES社製コンボゲッター)や銅イオン交換したZSM−5型ゼオライトから成る空気成分吸着材などである。
所定の外力とは、大気圧や、水圧などの圧力、磁力、人や装置による物理的な力など特に限定するものではないが、真空断熱体への適用においては、断熱材を真空包装した後に、真空断熱体へ掛かる大気圧を利用することが簡易である。
また、容器15は気体吸着材2を劣化させないため、難気体透過性の材質を選択することが望ましい。たとえば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属容器や、気体透過性の低いラミネートフィルム容器、アルミ箔をラミネートした樹脂容器、ガラス容器などである。
また、実施の形態3における気体吸着材を内包した容器15は、気体吸着材2を内包した容器15が2つの部材16,17からなり、一方の部材16と、他方の部材17のそれぞれに欠損部18,19を有し、外力により両者の欠損部18,19を合致させて内空間と外空間が通気可能となることを特徴とするものであり、実施の形態1と同様に、容器15は、外力が加えられることによってのみ内空間と外空間が通気可能となるため、所定の外力を加えるまで大気中の空気との接触は起こらず、気体吸着材2の劣化はない。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキが抑制され、安定的に気体吸着能を発揮できるものである。
また、実施の形態3における気体吸着材を内包した容器15は、部材18,19が気体遮蔽性を有し、2つ部材18,19の接合部分が真空グリースで気体透過を遮蔽され、かつ、可動性を有することを特徴とするものであり、気体遮蔽性を有する部材18と部材19の接合部がグリース様のもので気体透過を遮蔽されていることで、空気の侵入をさらに抑制し、信頼性を向上することができる。また、グリース様のものを適用することにより、外力による可動性がより滑らかになる。
また、実施の形態3における気体吸着材を内包した容器15は、欠損部18,19が、スリットであることを特徴とするものであり、外力が加えられることにより、スリットを通じて、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4における真空断熱体の真空包装前の概略断面図である。図8は同実施の形態における真空包装後の大気中における真空断熱体の概略断面図である。
実施の形態4における真空断熱体21は、気体吸着材を内包した容器22(実施の形態1における気体吸着材を内包した容器と同一構成)と芯材23とを気体難透過性のラミネートフィルムからなる外被材24で覆って外被材24内部を減圧にしたものである。
気体吸着材を内包した容器22は、銅イオン交換したZSM−5型ゼオライトから成る空気成分吸着材(気体吸着材)を内包しており、容器22内空間はわずかなアルゴンガスにより減圧に保たれている。外力の未負荷時であるため、容器22の内外は連通していない。
図7に示す状態の真空断熱体21は、真空包装機で、減圧チャンバー内で真空ポンプにより、所定の真空排気が行なわれた後、開口部25の熱溶着を行なわれた後、大気中に取り出される。
図8に示すように、真空包装後の大気中における真空断熱体21は、気体吸着材を内包した容器22のコック26に対して大気圧が外力として作用し、欠損部が容器22の内空間と外空間と連通となるため外空間と通気可能となり、芯材23を含む真空断熱体21の内部と真空空間でつながっている。
これによって、芯材23に残る残留微量空気や外部から浸透してくる微量空気は芯材23と真空空間でつながっている空気成分吸着材(気体吸着材)で吸着固定化でき、内部圧力を所定以下に真空度に維持できるのである。
経時特性を評価するために、促進テストとして80℃で3ヶ月間、空気中に真空断熱体21を静置しても、熱伝導率の変化は1〜2%であり、問題なく性能維持が図れることが明らかとなった。
また、本実施の形態では、真空断熱体21を真空包装後、大気中へ取り出した際に、真空断熱体21へかかる大気圧が外力として作用し、内空間と外空間が通気可能となり、速やかに気体吸着能を発揮できる。よって、気体吸着材は大気と接触することがなく、真空封止された真空断熱体21内部空間とのみ連通となるため、大気との接触による劣化がなく、経時的に真空断熱体21へ浸透してくる微量の窒素や酸素などの主要な空気成分を安定的に吸着、長期にわたって真空度を維持でき、優れた断熱性能を提供できる。
また、本実施の形態では、気体吸着材が、空気に含まれる成分のいずれか1種を吸着可能であることを特徴とするものであり、真空断熱体21へ適用した場合、真空断熱体21内部の残存空気を吸着し、真空度を上げることが可能となる。また、外被材24を通過して外部から侵入してくる空気成分をも吸着可能である。
また、本実施の形態の真空断熱体21は、実施の形態1と同一構成の気体吸着材を内包した容器22と芯材23とを外被材24で覆って外被材24内部を減圧にしてなり、気体吸着材と芯材23とが通気状態にあることを特徴とするものである。
この真空断熱体21は、気体吸着材を内包した容器22を、芯材23と共に外被材24の内部に配設して減圧密封したのち、大気圧下に取り出すプロセスを含み、減圧密閉された真空断熱体21は大気圧により、垂直方向の力を受ける。その垂直方向の力が外力として作用し、欠損部を通じて、容器22の内空間と外空間が通気可能となり、気体吸着材が、真空断熱体21内部の残存ガスを直ちに吸着するものである。
気体吸着材は、外力が作用するまで、外空間とは隔離されているため、大気中の空気との接触は製造プロセスでは起こらず、吸着材の劣化はない。よって、真空断熱体21の製造時間の長短にかかわらず、問題なく使用可能である。このため、空気雰囲気での暴露による吸着性能バラツキはなくなり、安定的に製造でき、長期信頼性も問題のない真空断熱体21が得られるのである。
また、真空断熱体21を大気中に設置する際に真空断熱体21にかかる大気圧を外力とすれば、簡易に気体吸着能力を発揮するスイッチング機能として利用できる。
気体吸着材は、容器22の中に減圧封入されていることが好ましく、また、微量のアルゴンやキセノンなど非吸着性ガスと共に封入されていても良い。アルゴンやキセノンは、気体熱伝導率が小さいため、微量であれば、断熱性能に大きな影響は与えない。
また、芯材23としては、ポリスチレンやポリウレタンなどのポリマー材料の連通気泡体や、無機材料の連通気泡体、無機および有機の粉末、無機および有機の繊維材料などが利用できる。またそれらの混合物であっても良い。
また、外被材24は、ガスバリア性を有するものが利用でき、金属容器やガラス容器、樹脂と金属の積層されたガスバリア容器、さらには表面保護層、ガスバリア層、および熱溶着層によって構成されるラミネートフィルムなど、気体侵入を阻害可能な種々の材料および複合材料が利用できる。
以上のように、本実施の形態では、優れた真空断熱体の性能を安定的に長期にわたって、実現することが可能である。
以上のように、本発明の気体吸着材を内包した容器は、吸着能力を発揮するまでの吸着性能劣化を抑制することができるため、気体吸着用途で幅広く用いることができる。また、本発明にかかる真空断熱体は、高い断熱性能があり、かつ信頼性の高いものであり、保冷保温分野で広く適用することができる。
本発明の実施の形態1における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図 同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図 同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図 本発明の実施の形態3における気体吸着材を内包した容器の密封状態を示す斜視図 同実施の形態における気体吸着材を内包した容器の内外連通状態を示す斜視図 本発明の実施の形態4における真空断熱体の真空包装前の概略断面図 同実施の形態における真空包装後の大気中における真空断熱体の概略断面図
符号の説明
1,9,15,22 気体吸着材を内包した容器
2 気体吸着材
3,4,10,11,16,17 部材
7,12,13,18,19 欠損部
21 真空断熱体
23 芯材
24 外被材

Claims (7)

  1. 気体吸着材を内包した容器と芯材とを外被材で覆って前記外被材内部を減圧にしてなる真空断熱体であって、前記気体吸着材は、前記容器を形成する外郭に覆われ前記容器は、外力の未付加時には前記外郭の内外を連通させず、外力の付加により前記外郭の内外を連通させるとともに2つ以上の部材からなり、前記部材の少なくとも1つ以上の部材に任意の欠損部を設けて連通部を形成し、前記外力の付加により、前記欠損部を通じて、前記容器の内空間と外空間が通気可能となることで前記気体吸着材と芯材とが通気状態となっていることを特徴とする真空断熱体。
  2. 気体吸着材を内包した容器は2つ以上の部材からなり、一方の部材と、他方の部材のそれぞれに任意の欠損部を有し、外力により両者の欠損部を合致させて内空間と外空間が通気可能となることを特徴とする請求項1に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
  3. 部材が気体遮蔽性を有し、少なくとも2つ以上の部材の接合部分がグリース様のもので気体透過を遮蔽され、かつ、可動性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
  4. 欠損部が、貫通孔であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
  5. 欠損部が、スリットであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
  6. 前記外力が、大気圧であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
  7. 気体吸着材が、空気に含まれる成分のいずれか1種を吸着可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の気体吸着材を内包した真空断熱体。
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