JP5140408B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール又は雀球遊技機等の遊技機に関する。
従来、この種の遊技機においては、下記特許文献1に記載のパチンコ機が提案されている。このパチンコ機は、打球発射装置を備えており、この打球発射装置は、タッチプレート、タッチ位置検出回路及び電動アクチュエータを備えている。
ここで、タッチプレートは、パチンコ機の前面の右下隅部に左右方向に長手状に設けられており、このタッチプレートには、複数の電極が、パチンコ機の上下方向に沿い長手状となるように、当該パチンコ機の前面の左右方向に間隔をおいて配列されている。複数の電極は、それぞれ、タッチスイッチを備えており、これら各タッチスイッチは、指でタッチされたとき作動するようになっている。タッチ位置検出回路は、作動したタッチスイッチの出力に基づき、電動アクチュエータの遊技球に対する打撃力を調整するようになっている。
特許2864105号公報
しかしながら、上述したタッチプレートにおいては、上述のごとく、複数のタッチスイッチが間隔をおいて配列されている。このため、打撃力の調整は、タッチスイッチごとに、段階的にしか行うことができない。このため、タッチプレートとしての打撃力に対する分解能が低下し、その結果、打撃力の調整に対する精度が低下するという不具合を招く。
ここで、互いに隣り合う各両タッチスイッチの間隔が狭い程、上記分解能が高くなるものの、指で1個のタッチスイッチにタッチしようとしても、指が大きすぎて複数のタッチスイッチに同時にタッチしてしまうおそれがある。これでは、タッチプレートに対するタッチ位置が不明確となり、打撃力の調整を良好に行うことはできないという不具合を招く。なお、複数のタッチスイッチに同時にタッチしてしまったとき、当該複数のタッチスイッチのうちの中間位置にある単一のタッチスイッチにタッチしたものとしても、タッチプレートに対するタッチ位置が不明確であることに変わりはない。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、超音波の波動性を活用して、遊技球に対する打撃力を連続的に調整するようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る遊技機は、請求項1の記載によれば、本体枠(210)及びこの本体枠に組み付けてなる遊技盤(220)を有する遊技機本体(200)と、前枠及びその取付穴部に取り付けた透明窓を有して、遊技機本体にその前面側から開閉可能に支持される前扉(300)と、遊技球を打撃力に応じて発射させる球発射手段(700)とを備える。
当該遊技機において、前扉及び本体枠の各前面のうち透明窓よりも下側に位置する前面下部から前側へ突出する突出壁(410、420)と、
この突出壁の上部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の一方に設けられて超音波を上記左右方向両側部の他方に向けてビーム状に送信する超音波送信素子(811、813)と、上記超音波が反射されたときこの反射超音波を受信信号として受信するように上記突出壁の上部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の上記一方に超音波送信素子と並んで設けられる超音波受信素子(812、814)と、上記超音波を送信するように超音波送信素子を超音波駆動する超音波駆動手段(820a)と、超音波送信素子による上記超音波の送信時から超音波受信素子による上記反射超音波の受信時までの距離に対応するレベルにて遊技球の球発射強度信号を発生するように、上記受信信号を処理する受信処理手段(820b)とを備える超音波検出手段(S)と、
この超音波検出手段からの上記球発射強度信号を球発射手段に上記打撃力を発揮するように間欠的に出力する発射強度信号出力手段(860、880)とを備えて、
当該発射強度信号出力手段は、
所定の周期にて発射パルス信号を発生する発射パルス信号発生手段(860)と、
受信処理手段からの上記球発射強度信号のレベルに応じた電流を、発射パルス信号発生手段からの各発射パルス信号に基づき、球発射手段に間欠的に供給する間欠的電流供給手段(880、880a、880b)と、
上記測距距離の許容最長値を表す所定の許容上限レベルにて基準信号を発生する基準信号発生手段(830a)と、
受信処理手段からの上記球発射強度信号のレベルを基準信号発生手段からの上記基準信号のレベルと比較する比較手段(830)と、
上記球発射強度信号のレベルが上記基準信号のレベル以下のとき比較手段から発生する第1比較出力に基づき上記発射パルス信号を間欠的電流供給手段に順次出力し、上記球発射強度信号のレベルが上記基準信号のレベルよりも高いとき比較手段から発生する第2比較出力に基づき上記発射パルス信号の間欠的電流供給手段への出力を遮断する論理ゲート手段(850、870)とを具備して、
間欠的電流供給手段は、比較手段からの上記第1比較出力のもとにのみ、論理ゲート手段から順次出力される上記発射パルス信号ごとに上記電流を球発射手段に上記打撃力を発揮するように間欠的に供給するようにしたことを特徴とする。
これによれば、超音波検出手段において、超音波送信素子が超音波駆動手段により超音波駆動されて左右方向に超音波をビーム状に送信している状態において、遊技者が手を上記突出壁の上部或いはその近傍部におくと、送信超音波が、遊技者の手により反射されて、超音波受信素子により受信信号として受信される。
すると、受信処理手段が、超音波送信素子による上記超音波の送信時から超音波受信素子による上記反射超音波の受信時までの距離に対応するレベルにて遊技球の球発射強度信号を発生するように、上記受信信号を処理する。
これに伴い、発射強度信号出力手段において、受信処理手段からの球発射強度信号のレベルが基準信号発生手段からの基準信号のレベル以下のとき比較手段が第1比較出力を発生すると、論理ゲート手段が、発射パルス信号発生手段から順次発生する発射パルス信号を間欠的電流供給手段に出力する。
このため、間欠的電流供給手段は、論理ゲート手段から順次出力される発射パルス信号ごとに受信処理手段からの球発射強度信号のレベルに応じた電流を球発射手段に打撃力を発揮するように間欠的に供給する。また、この供給は、比較手段から発生する第2比較出力に基づき上記発射パルス信号の間欠的電流供給手段への出力を論理ゲート手段により遮断している間は停止される。
従って、受信処理手段からの球発射強度信号のレベルが、測距距離の許容最長値を表す所定の許容上限レベル以下のときにのみ、遊技球が球発射手段によりその打撃力でもって押打されて上記遊技領域内に移動し得る。よって、比較手段が第2比較出力を発生することで、前壁内に遊技者の手がおかれていないときの遊技球の発射が禁止され得る。
これに伴い、外部に漏洩した送信超音波が何らかの物体により反射されて超音波受信素子に受信信号として受信されたとしても、この受信信号は、上述した測距距離の許容最長値よりも長い距離に対応するものであるから、上述と同様に比較手段が第2比較出力を発生することで、遊技球の発射が禁止され得る。
この遊技球の遊技領域内への移動状態は、上述した球発射手段による打撃力によって異なる。そこで、遊技者が上述した遊技球の遊技領域内への移動状態を見て打撃力に過不足を感じた場合には、遊技者が上記突出壁の上縁部或いはその近傍部におく手の位置を左右方向に変化させれば、超音波送信素子による超音波の送信時から超音波受信素子による反射超音波の受信時までの距離が変化する。従って、この距離の変化に伴い、発射強度信号出力手段から発生する球発射強度信号のレベルが変化して、このレベルに応じて打撃力が調整される。これにより、遊技球の遊技領域内への移動状態を遊技者の望みに応じて変化させることができる。
ここで、超音波検出手段から送信される超音波は波動であるため、この超音波に対する反射位置は、上記突出壁の上部或いはその近傍部におく遊技者の手の位置を左右方向に変えるだけで、連続的に変化する。このため、超音波送信素子による超音波の送信時から超音波受信素子による反射超音波の受信時までの距離が連続的に変化し、球発射強度信号のレベルも連続的に変化する。よって、球発射手段による打撃力が、連続的に調整され得る。その結果、打撃力に対する分解能が従来技術とは異なり大きく向上し、当該打撃力に対する調整精度が良好に確保され得る。
また、上述のように、突出壁の上部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の一方に設けた超音波送信素子及び超音波受信素子を採用し、突出壁の上部或いはその近傍部に対し手をおく位置を左右方向に変化させるだけで、遊技球に対する打撃力を調整できる。従って、従来のような操作ハンドルの回動操作に伴う遊技者への負荷もなく、遊技球に対する打撃力の調整が楽に行える。
なお、超音波送信素子及び超音波受信素子は、突出壁の上部或いはその近傍部の左右方向端に近く位置する程、突出壁の上部上におく遊技者の手の位置の範囲が広がることとなり、その結果、遊技球に対する打撃力の調整範囲がより一層広がる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用してなるパチンコ遊技機の第1実施形態を示している。このパチンコ遊技機は、パチンコホール内の島に他のパチンコ遊技機と共に立設されるもので、当該パチンコ遊技機は、四角環状の機枠100と、遊技機本体200と、前扉300とを備えている。なお、図1において、紙面に向かって左側及び右側が当該パチンコ遊技機の左側及び右側に対応する。また、当該紙面の前後両側及び上下両側が当該パチンコ遊技機の前後両側及び上下両側に対応する。
遊技機本体200は、本体枠210及び遊技盤220を備えており、本体枠210は、その左側縁部にて、機枠100の左側縁部に前後方向に回動可能に支持されている。遊技盤220は、本体枠210に嵌装されており、この遊技盤220には、図柄表示装置230、アタッカー240、左右両側サイドランプ240a、240b、スタートチャッカー250、スルーチャッカー260、風車270、多数の障害釘280やガイドレール290等が設けられている。なお、前扉300は、前枠の取付穴部に透明窓を取り付けて構成されており、この前扉300は、その左側縁部にて、本体枠210の左側縁部に前後方向に回動可能に支持されて、遊技盤220を開閉し得るようになっている。
当該パチンコ遊技機は、図1にて示すごとく、球貯留皿400及び両スピーカユニット500、600を備えている。球貯留皿400は、前扉300の直下にて、遊技機本体200の本体枠210の前面下部に設けられており、この球貯留皿400は、前壁410及び底壁420からなる湾曲壁にて、本体枠210の前面下部から前方に向け湾曲状にかつ袋状に延出するように形成されている(図2参照)。
これにより、球貯留皿400は、本体枠210の前面下部のうち前壁410に対する対向部位と前壁410との間において、底壁420上に、当該パチンコ遊技機の払い出し機構(図示しない)から払い出される遊技球を貯留するように、貯留部を構成する。また、球貯留皿400は、図2にて示すごとく、開口部430を有しており、この開口部430は、本体枠210の前面側において前壁410の上縁部411により、底壁420の上方に向けて開口するように形成されている。
ここで、前壁410は、その内面にて、前壁410の上縁部411(開口部430)に近い程底壁420の延出端部からより一層前方に位置するように傾斜して形成されている。また、この前壁410は、凹所412を有しており、この凹所412は、前壁410の左右方向中間部位を当該前壁410の内面側からその前方かつ下方に向けて凹状にかつ傾斜状に切除することで形成されている。
これにより、凹所412は、底面部412aと、この底面部412aの左右両端部から後方かつ上方へ傾斜状に延出する左右両側面部412b、412cとでもって、左右方向にコ字状となるように構成されている。なお、底面部412a及び左右両側面部412b、412cは、共に、前壁410の上縁部411の内端部に向けて延在している。なお、図2において、符号421は、球貯留皿400内の遊技球のための整流用ブロックを示す。また、左右両側スピーカーユニット500、600は、球貯留皿400の下側にて、本体枠210の前面の左右に設けられている。
当該パチンコ遊技機は、図1或いは図4にて示すごとく、球発射ユニット700、超音波センサS及び発射制御回路Eを備えており、これら球発射ユニット700、超音波センサS及び発射制御回路Eは、当該パチンコ遊技機の球発射装置を構成する。
球発射ユニット700は、支持板710にて、遊技機本体200の本体枠210の下部右側部位内に支持されている(図1及び図3参照)。球発射ユニット700は、図3にて示すごとく、槌部材720及びロータリーソレノイド730を有している。槌部材720は、L字状の槌本体721及びコイルバネ722でもって構成されており、槌本体721は、その基端部にて、後述のごとく支持板710の上側中間部位を介しロータリーソレノイド730の回動軸に支持されている。これにより、槌本体721は、ロータリーソレノイド730の回動軸の時計方向或いは反時計方向への回動に伴いロータリーソレノイド730の回動軸と同一方向に回動する。
なお、槌本体721は、支持板710に支持した左右両側のストッパ723、724により時計方向への回動或いは反時計方向への回動を規制される。また、槌本体721は、自己復帰により反時計方向へ回動するように、渦巻き状戻しバネ(図示しない)により、反時計方向に付勢されている。また、コイルバネ722は、槌本体721の回動先端部に嵌装されており、このコイルバネ722は、その先端部722aにて、槌本体721の先端部よりも左方へ延出している。
ロータリーソレノイド730は、そのフランジにて、支持板710の後面に取り付けられており、当該ロータリーソレノイド730の回動軸は、支持板710の上側中間部位に挿通されて、槌本体721の基端部と共に同軸的に支持されている。また、当該ロータリーソレノイド730は、渦巻き状スプリング(図示しない)により、反時計方向に付勢されている。
これにより、ロータリーソレノイド730は、その流入電流に比例するトルクにより、槌部材720を、上記流入電流に比例する角度だけ図3にて図示時計方向に回動させる。また、当該ロータリーソレノイド730は、上記流入電流から遮断されて、上記渦巻き状スプリングの付勢により図3にて図示反時計方向へ右側ストッパ724に当接する回動位置(原回動位置)まで回動する。
発射レール部材740は、図3にて示すごとく、支持板710の左側下部に傾斜状に取り付けられており、この発射レール部材740は、槌部材720によりその打撃力でもって押打された遊技球(図3にて符号Q参照)を上記遊技領域内に向けて案内する。なお、図3において、符号741は、球ストッパを示す。
超音波センサSは、センサヘッド810及びセンサ回路820でもって構成されており、センサヘッド810は、図2にて示すごとく、凹所412内においてその左面部412bに配設されている。詳細には、センサヘッド810は、前壁410の上縁部411の左端部近傍において、左面部412bに設けられており、このセンサヘッド810の送受信面は、凹所412の右面部412cに対向している。なお、センサヘッド810の送受信面は、左面部412bと一致している。
センサヘッド810は、図4にて示すごとく、送信ホーン811、受信ホーン812、超音波発振子813及び超音波受振子814を有するように構成されており、送信ホーン811及び受信ホーン812は、その各開口面を上記送受信面とするように互いに隣接して配設されている。送信ホーン811は、その底壁部である振動膜部811aの振動により、上記送受信面から超音波を凹所412の右面部412cに向けてビーム状に送信する。一方、送信ホーン811の送信超音波が、その進行方向に位置する遊技者の手或いは右面部412cにより反射されたとき、受信ホーン812は、その底壁部である振動膜部812aにて、ビーム状の反射超音波を受信して振動する。
なお、送信ホーン811及び受信ホーン812の各ホーン長(軸長)は、タイミングパルス信号発生回路821(後述する)からのタイミングパルス信号の周期よりも短く選定されている。これは、送信ホーン811や受信ホーン812の軸長の測定を防止するためである。また、送信ホーン811及び受信ホーン812の各開口角度は、60°〜80°以内に選定されている。これは、凹所412が比較的狭い空間であることを考慮して、外乱による影響を防止するためである。
超音波発振子813は、圧電素子からなるもので、この超音波発振子813は、送信ホーン811の振動膜部811aにその外面側から装着されている。しかして、当該超音波発振子813は、センサ回路820(後述する)からの超音波パルス信号に基づく逆圧電効果により機械的に超音波振動を発生し、この超音波振動でもって送信ホーン811の振動膜部811aを振動させる。
また、超音波受振子814も、超音波発振子813と同様に、圧電素子からなるもので、この超音波受振子814は、受信ホーン812の振動膜部812aにその外面から装着されている。しかして、当該超音波受振子814は、受信ホーン812の振動膜部812aの振動による圧電変換作用により、受信信号を発生する。
センサ回路820は、図5にて示すごとく、超音波駆動回路820a及び受信処理回路820bを備えている。超音波駆動回路820aは、タイミングパルス信号発生回路821及び駆動パルス信号発生回路822を有しており、タイミングパルス信号発生回路821は、矩形波状のタイミングパルス信号(図7或いは図8にて符号a参照)を所定の周期Paにて順次発生する。
当該タイミングパルス信号の周期Paは、超音波センサSによる測距距離の最長値を特定するもので、当該周期は、センサヘッド810の上記送受信面と凹所412の右面部412cとの間の対向距離よりも長くして、センサヘッド810から送信される超音波を、先行して送信済みの超音波であって反射される超音波と干渉させないように設定されている。また、タイミングパルス信号のハイレベル幅Waは、駆動パルス信号発生回路822(後述する)からの駆動パルス信号のキャリアとしてのエネルギーを良好に維持し得るように設定されている。
駆動パルス信号発生回路822は、タイミング信号発生回路821から順次発生するタイミングパルス信号aのハイレベルの間ごとに、当該タイミングパルス信号に応答して所定の超音波周波数の駆動パルス信号(図7或いは図8にて符号b参照)を発生し超音波発振子813に出力する。従って、超音波発振子813は、駆動パルス信号発生回路822から順次出力される駆動パルス信号bに応答して逆圧電効果により超音波振動を発生する。なお、上記所定の超音波周波数は、16(kHz)以上の周波数、例えば、40(kHz)である。
受信処理回路820bは、図5にて示すごとく、検波回路823、矩形波パルス信号発生回路824、測距パルス信号生成回路825及び積分回路826を有する。
検波回路823は、超音波受振子814から発生する受信信号(図7にて符号co或いは図8にて符号c参照)を検波して検波信号(図7にて符号do或いは図8にて符号d参照)を発生する。
矩形波パルス信号発生回路824は、タイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号aの発生ごとに、矩形波パルス信号(図7にて符号eo或いは図8にて符号e参照)を発生する。この矩形波パルス信号の周期(図7にて符号Peo或いは図8にて符号Pe参照)は、タイミングパルス信号aの立ち上がりを起点としてこのタイミングパルス信号aの立ち下がり後に検波回路823から発生する検波信号の立ち上がりまでに経過する時間に対応するハイレベル幅(図7にて符号Weo或いは図8にて符号We参照)と、検波信号の立ち上がり後タイミングパルス信号aに後続する他のタイミングパルス信号aの立ち上がりまでの時間に対応するローレベル幅でもって特定される。なお、上述した検波信号の立ち上がりは、当該検波信号のレベルが所定の立ち上がり判定閾値Vth(図7或いは図8参照)に上昇したときに相当する。
測距パルス信号生成回路825は、矩形波パルス信号発生回路824から順次発生する矩形波パルス信号ごとに、この矩形波パルス信号のハイレベルの間中に所定の周波数にて測距パルス信号(図7或いは図8にて符号f参照)を生成して順次発生する。ここで、当該測距パルス信号の所定の周波数は、16(kHz)以上の周波数、例えば、17(kHz)である。
積分回路826は、演算増幅器826aを有しており、この演算増幅器826aは、その負側入力端子にて、入力抵抗826bを介し、測距パルス信号生成回路825の出力端子に接続されている。また、当該演算増幅器826aの負側入力端子と出力端子との間には、帰還コンデンサ826cが接続されており、この帰還コンデンサ826cには、帰還抵抗826d及びリセットスイッチ826eからなる直列回路が並列接続されている。なお、演算増幅器826aの正側入力端子は接地されている。
リセットスイッチ826eは、アナログスイッチからなるもので、このリセットスイッチ826eは、タイミングパルス信号発生回路821から順次発生するタイミングパルス信号aごとに、その立ち上がりに応答して瞬間的にオンすることで、コンデンサ826cをその瞬時放電によりリセットさせる。
このように構成した積分回路826においては、タイミングパルス信号発生回路821から順次発生するタイミングパルス信号aによりコンデンサ826cがリセットスイッチ826eによりリセットされるごとに、測距パルス信号発生回路825から順次発生する測距パルス信号fのレベルを時間について順次積分し、この積分レベルを、遊技球の発射のための発射強度電圧として発生する。
発射制御回路Eは、図6にて示すごとく、コンパレータ830及び基準電源830aを有している。コンパレータ830は、その負側入力端子にて、積分回路826の演算増幅器826aの出力端子に接続されており、このコンパレータ830の正側入力端子は、基準電源830aの正側端子に接続されている。ここで、基準電源830aは、凹所412の左右両面部412b、412c間の対向距離の2倍よりも幾分短い距離(基準距離)に対応する基準レベルにて基準信号を発生する。
しかして、演算増幅器826aからの発射強度電圧のレベルが基準電源830aからの基準信号の基準レベルよりも低いとき、コンパレータ830は、ハイレベルにて比較信号を発生する。また、演算増幅器826aからの発射強度電圧のレベルが基準電源830aからの基準信号の基準レベル以上になると、コンパレータ830は、ローレベルにて比較信号を発生する。
タッチセンサ840は、帯状のもので、このタッチセンサ840は、図2にて示すごとく、球貯留皿400の前壁410の上縁部411に沿い近接して延在するように、凹所412の底面部412aの上縁部上に沿い左右方向に貼着されている。
当該タッチセンサ840は、帯状の導電体からなるもので、このタッチセンサ840は、凹所412の底面部412aの上縁部に沿い帯状に銅等の金属をメッキしたり、或いは銅等の金属箔を底面部412aの上縁部に沿い帯状に貼着して、形成されている。しかして、当該タッチセンサ840は、遊技者の手により上方からタッチ操作されたときに、当該遊技者を介し接地されて、ローレベルにてタッチ信号を発生する。また、当該タッチセンサ840は、上記タッチ操作から開放されたとき、上記タッチ信号をハイレベルにする。
インバータゲート850は、タッチセンサ840からのタッチ信号をそのレベルにおいて反転させて反転信号を発生する。発射パルス信号生成回路860は、所定の周期の発射パルス信号を順次生成して発生する。
ANDゲート870は、その各入力端子にて、それぞれ、コンパレータ830、インバータゲート850及び発射パルス信号生成回路860の各出力端子に接続されている。しかして、コンパレータ830からの比較信号及びインバータゲート850からの反転信号が共にハイレベルのとき、ANDゲート870は、発射パルス信号生成回路860から順次発生する発射パルス信号を駆動パルス信号として駆動回路880に出力する。
駆動回路880は、一対の電界効果型トランジスタ880a、880b(以下、FET880a、880bという)からなるもので、FET880aは、そのゲート端子881にて、積分回路826の演算増幅器826aの出力端子に接続されている。また、このFET880aは、そのドレン端子882にて、直流電源(図示しない)の正側端子に接続されており、このFET880aのソース端子883は、ロータリーソレノイド730の正側端子に接続されている。また、FET880bは、そのゲート端子884にて、ANDゲート870の出力端子に接続されており、このFET880bのドレン端子885は、ロータリーソレノイド730の負側端子に接続されている。また、当該FET880bのソース端子86は接地されている。なお、FET880aは、電流増幅素子として機能し、FET880bは、スイッチング素子として機構する。
このように構成した駆動回路880においては、FET880bが、そのゲート端子884にて、ANDゲート870から順次出力される駆動パルス信号を入力されて、間欠的に導通する。また、FET880aは、FET880bの間欠的導通のもとに、ゲート端子881にて、演算増幅器826aから発射強度電圧を入力されて、導通し、上記直流電源の正側端子からの直流電圧(+Vd)に基づき、上記発射強度電圧に比例する量の電流を増幅してロータリーソレノイド730に間欠的に流入させる。このことは、ロータリーソレノイド730が、上述のごとく、上記発射強度電圧に比例するトルクを発生しつつ、槌部材721を回動させることを意味する。
以上のように構成した本第1実施形態において、現段階では球貯留皿400の凹所412内には何も無いものとする。このような状態において、超音波センサSが作動状態にあれば、タイミングパルス信号発生回路821が、タイミングパルス信号a(図7参照)を所定の周期Paにて順次発生している。これに伴い、駆動パルス信号発生回路822が、タイミング信号発生回路821から順次発生する各タイミングパルス信号aに応答して、タイミングパルス信号aのハイレベルの間ごとに、駆動パルス信号b(図7参照)を順次発生している。
このため、センサヘッド810においては、超音波発振子813が、タイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号aのハイレベルの間ごとに、駆動パルス信号発生回路822から駆動パルス信号bを順次印加されて、逆圧電効果のもとに超音波振動を発生している。これに伴い、送信ホーン811が、超音波発振子813の超音波振動に基づき振動膜部811aにて振動し超音波を凹所412の右面部412cに向けてビーム状に送信している。
このような状態においては、上述のごとく球貯留皿400の凹所412内には何も無いため、上述のように送信された超音波は、凹所412の右面部412cによりセンサヘッド810に向けてビーム状に反射されている。このため、受信ホーン812が振動膜部812aにより上記反射超音波を受信してこの反射超音波の周波数で振動している。
これに伴い、超音波受振子814が、受信ホーン812の振動膜部812aの振動に応答して、圧電変換作用により、受信信号co(図7参照)を発生し、検波回路823が当該受信信号coを検波して検波信号do(図7参照)を発生している。
このため、矩形波パルス信号発生回路824が、タイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号aの発生ごとに、矩形波パルス信号eo(図7参照)を発生し、測距パルス信号生成回路825が、上記矩形波パルス信号eoのハイレベルの間ごとに、所定の周波数にて測距パルス信号fを順次発生している。
これに伴い、積分回路826が、タイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号aの発生ごとに、リセットスイッチ826eによるリセットのもと、矩形波パルス信号eoのハイレベル中に測距パルス信号発生回路825から順次発生する測距パルス信号fの周期について順次積分し、この積分レベルを発射強度電圧として発生している。換言すれば、積分回路826は、センサヘッド810からの超音波の送信開始ごとに、この送信開始後センサヘッド810により反射超音波を受信するまでの超音波の伝搬時間を超音波センサSによる測距距離として、この測距距離に対応する発射強度電圧を発生している。
現段階では、上述のごとく凹所412内には何も無いため、センサヘッド810から送信された超音波は凹所412の右面部412cにより反射されてセンサヘッド810により受信されている。このため、超音波センサSによる測距距離は、凹所412の左右両面部412b、412c間の対向距離の2倍に等しい。従って、上記発射強度電圧は、上記伝搬距離に比例して高い値となっている。
これに対し、基準電源830aの基準電圧は、上述のごとく、左右両面部412b、4212c間の対向距離の2倍よりも幾分短い距離に対応する電圧である。従って、上記発射強度電圧上記基準電圧よりも高い。このため、コンパレータ830が、ローレベルの比較信号を発生している。これに伴い、ANDゲート870が、コンパレータ830からのローレベルの比較信号に基づき、駆動回路880のFET880bを発射パルス信号回路860から遮断している。このため、FET880bは、非導通状態に維持される。
よって、FET880aからロータリーソレノイド730への電流の流入が遮断される。
従って、ロータリーソレノイド730は、停止状態に維持されている。その結果、遊技球が球発射ユニット700により発射されることはない。
また、超音波センサSから送信される超音波が、貯留皿400の開口部430から外方へ漏れて外部で反射されて超音波センサSにより受信されることがあっても、この場合の測距距離は、左右両面部412b、412c間の対向距離よりもさらに長くなることから、演算増幅器826aから出力される球発射強度電圧がさらに高くなる。このため、コンパレータ830が発生する比較信号はローレベルに維持される。その結果、球発射ユニット700が、ロータリーソレノイド730の誤動作により遊技球を誤って発射することもない。
然る後、遊技者による遊技球の購入に伴い、所定購入数の遊技球が当該パチンコ遊技機の払い出し系統から払い出されると、このように払い出された各遊技球は、球貯留皿400内に貯留された後、さらに順次誘導されて、例えば、一つの遊技球(図3にて符号Q参照)が、発射レール部材740上において、球ストッパ741により保持される。
このような状態において、遊技者が、まず、最初に、その手Hを、図2にて示すごとく、球貯留皿400の前壁410を介し、タッチセンサ840の任意の左右方向中間部位上においてタッチ操作をするものとする。このため、タッチセンサ840が、手Hを検出し、タッチ信号をローレベルにて発生する。すると、インバータゲート850がタッチセンサ840からのローレベルのタッチ信号を反転させてハイベルの反転信号として発生する。
また、上述のように手Hがタッチセンサ840の左右方向中間部位上にタッチしている状態では、超音波センサSの送信ホーン811から送信されているビーム状の超音波が、手Hの指によりセンサヘッド810に向けて反射される。
すると、受信発振子814が、上記反射超音波を、受信ホーン812を介し受信して受信信号c(図8参照)を発生し、検波回路823が、当該受信信号cに基づき検波信号d(図8参照)を発生し、矩形波パルス信号発生回路824が、当該検波信号dに基づき、矩形波パルス信号e(図8参照)を発生し、測距パルス信号生成回路825が、当該矩形波パルス信号eに基づき測距パルス信号fを順次発生し積分回路826に出力する。
ついで、積分回路826が、測距パルス信号生成回路825から順次発生する測距パルス信号fに基づき発射強度電圧を発生する。現段階では、手Hがタッチセンサ840の左右方向中間部位上にあるから、矩形波パルス信号eのハイレベル幅We(図8参照)が、凹所412内に何も無い場合の矩形波パルス信号eoのハイレベル幅Weo(図7参照)に比べて短い。
このため、タッチセンサ840を介し球貯留皿400の前壁410上に手Hをおいたときの測距パルス信号fの発生数は、何もないときの測距パルス信号fの発生数に比べて少ない。従って、タッチセンサ840を介し前壁410上に手Hをおいたときの発射強度電圧は、何もないときの発射強度電圧に比べて低い。これに伴い、上記発射強度電圧が上記基準電圧よりも低くなるため、コンパレータ830が、その比較信号をハイレベルに反転する。
よって、ANDゲート870が、コンパレータ830からのハイレベルの比較信号及びインバータゲート850からのハイレベルの反転信号のもと、発射パルス信号生成回路860から順次発生する発射パルス信号を駆動パルス信号として発生し、駆動回路880のFET880bが、当該各駆動パルス信号に基づき間欠的に導通する。このため、FET880aが、FET880bの間欠的導通のもとに、上記直流電源の正側端子Vdからの直流電圧に基づき、演算増幅器826aからの発射強度電圧に比例する電流を、ロータリーソレノイド730に間欠的に流入させる。
このように発射強度電圧に比例する電流が間欠的にロータリーソレノイド730に流入すると、当該ロータリーソレノイド730が、上記渦巻き状バネに抗して、上記流入電流比例するトルクにて、上記流入電流に比例する角度だけ、槌部材720を発射レール部材740に向け時計方向へ回動させる。
これに伴い、槌部材720が、コイルバネ722により、その先端部722aにて、上述ように球ストッパ741により保持されている遊技球Qを、上記トルクによる打撃力でもって発射させる。このため、当該遊技球Qが、槌部材720のトルクによる打撃力の大きさに応じて、発射レール部材740上から上記遊技領域内に移動していく。
遊技者が上述のような遊技球Qの移動状態から遊技球に対する打撃力が強すぎると判断した場合には、遊技者は、手Hの位置を、タッチセンサ840に沿い左側に移動させる。これに伴い、上述した超音波センサSの測距距離が、遊技者が上述のように最初にタッチセンサ840上においたときの測距距離に比べて、さらに、短くなる。
このため、矩形波パルス信号発生回路824から発生する矩形波パルス信号のハイレベル幅が、上述した最初の測距距離の場合に矩形波パルス信号発生回路824ら発生する矩形波パルス信号のハイレベル幅Weよりもさらに狭くなる。
従って、測距パルス信号生成回路825からの測距パルス信号fの数が、上述した最初の測距距離の場合よりもさらに少なくなり、積分回路826からの発射強度電圧が、上述した最初の測距距離の場合よりさらに低くなる。このことは、FET880aを介しロータリーソレノイド730に間欠的に流入する電流が、上述した最初の測距距離の場合よりもさらに減少することを意味する。これにより、ロータリーソレノイド730のトルク及び回動角が、上述した最初の測距距離の場合よりも減少して槌部材720による遊技球に対する打撃力を減少させる。その結果、遊技球が球発射ユニット700により適正な減少打撃力のもとに上記遊技領域内において遊技者の望みの位置に移動され得る。
逆に、遊技者が上述した最初の測距距離の場合の遊技球に対する打撃力が弱すぎると判断した場合には、遊技者は、手Hの位置を、タッチセンサ840に沿い右側に移動させる。これに伴い、上述した超音波センサSの測距距離が、遊技者が上述のように最初にタッチセンサ840上においたときの測距距離に比べて、さらに、長くなる。
これに伴い、矩形波パルス信号発生回路824から発生する矩形波パルス信号のハイレベル幅が、上述した最初の測距距離の場合に矩形波パルス信号発生回路824ら発生する矩形波パルス信号のハイレベル幅Weよりもさらに広くなる。
従って、測距パルス信号生成回路825からの測距パルス信号fの数が、上述した最初の測距距離の場合よりもさらに多くなり、積分回路826からの発射強度電圧が、上述した最初の測距距離の場合よりさらに高くなる。このことは、FET880aを介しロータリーソレノイド730に間欠的に流入する電流が、上述した最初の測距距離の場合よりさらに増大することを意味する。これにより、ロータリーソレノイド730のトルク及び回動角が、上述した最初の測距距離の場合より増大して槌部材720による遊技球に対する打撃力を増大させる。その結果、遊技球が球発射ユニット700により適正な増大打撃力のもとに上記遊技領域内において遊技者の望みの位置に移動され得る。
以上によれば、超音波センサSから送信される超音波は波動であるため、遊技者がタッチセンサ840を介し球貯留皿400の前壁410の上縁部411上において手Hを左右方向に移動させるだけで、超音波センサSによる測距距離が連続的に減増し、遊技球に対する打撃力も連続的に減増するように、遊技者の望みの通りに精度よく連続的に調整され得る。換言すれば、従来のようにタッチスイッチで遊技球に対する打撃力を調整する場合のように打撃力の調整が不連続になることがなく、その結果、打撃力に対する分解能が従来技術とは異なり大きく向上し、当該打撃力に対する調整精度が良好に確保され得る。
また、上述のように、凹所412及びこの凹所412の左面部412bに設けたセンサヘッド810を採用し、前壁410の上縁部411上の手Hの位置を左右方向に変化させるだけで、遊技球に対する打撃力を調整できる。従って、従来のような操作ハンドルの回動操作に伴う遊技者への負荷もなく、遊技球に対する打撃力の調整が楽に行える。
また、上述のように、遊技者が球貯留皿400の前壁410の上縁部411上に沿い手Hを左右方向に移動させるだけで、打撃力の調整が可能となるので、従来この種のパチンコ遊技機に採用されている操作ハンドルを廃止することができる。
また、上述のようにタッチセンサ840上に手Hをおくことが、ANDゲート870が発射パルス信号生成回路860からの発射パルスに基づき駆動パルス信号を駆動回路880のFET880bに出力するための前提となっているから、遊技者が、球貯留皿400の前壁410の上縁部411におくのではなく、何らかの異物を外部から見にくいように凹所412内に置いてセンサヘッド810からの送信超音波を反射させるような不正行為をしようとしても、タッチセンサ840がタッチ信号を発生しない限り、ANDゲート870が駆動パルス信号を出力することがないので、遊技球が球発射ユニット700により不正に発射されてしまうことはない。
また、センサヘッド810からの送信超音波が遊技者の手Hから外れて凹所412の外側へ漏洩して外部の障害物により反射されてセンサヘッド810に入射しても、超音波センサSによる測距距離が、凹所412の左右両面部412b、412c間の対向距離の2倍よりもはるかに長くなるので、積分回路826から発射強度電圧が異常に高くなる。従って、コンパレータ830からの比較信号は、凹所412の左右両面部412b、412c間に何も無い場合と同様にローレベルになるので、ANDゲート870が駆動パルス信号を出力することがない。その結果、遊技球が球発射ユニット700により誤って発射されてしまうことはない。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたセンサ回路820の積分回路826に代えて、カウンタ827、データ変換器828及びデジタル−アナログ変換器829(以下、D−A変換器829ともいう)が採用されている。
カウンタ827は、例えば、BCDカウンタで構成されており、このカウンタ827は、上記第1実施形態にて述べたタイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号の発生ごとに、当該タイミングパルス信号の立ち上がりからこのタイミングパルス信号に応答して発生する矩形波パルス信号発生回路824からの矩形波パルス信号のハイレベル中において上記第1実施形態にて述べた測距パルス信号生成回路825から順次発生する測距パルス信号をカウントアップしてこのカウントアップ値をカウントデータとして発生する。なお、カウンタ827は、タイミングパルス信号発生回路821からのタイミングパルス信号の立ち上がりごとにリセットされて、そのカウントアップを開始する。
データ変換器828は、測距距離と上記測距パルス信号の数との正比例関係を特定する直線関数に基づき、カウンタ827からのカウントデータ(測距パルス信号の数を表す)に応じて測距距離を決定し、デジタル電圧として発生する。なお、データ変換器828は、上記構成に限ることなく、例えば、上記測距パルス信号の周期を周期データとして予め記憶するROM等のメモリと、上記周期データをカウンタ827からのカウントデータと積算し、この積算結果を上記デジタル電圧として発生するようにしてもよい。
D−A変換器829は、データ変換器828からのデジタル電圧をアナログ変換して球発射強度電圧を発生し上記第1実施形態にて述べたコンパレータ830の負側入力端子及びFET880aのゲート端子881に出力する。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第2実施形態において、上記第1実施形態と同様に、測距パルス信号生成回路825が、上記矩形波パルス信号のハイレベルの間ごとに、測距パルス信号fを順次発生しているものとする。
このような状態においては、タイミングパルス信号発生回路821がタイミングパルス信号aを発生するごとに、カウンタ827が、リセットされて、当該タイミングパルス信号aの発生に伴い矩形波パルス信号発生回路824から発生する矩形波パルス信号のハイレベル中において、測距パルス信号生成回路825から順次発生する測距パルス信号をカウントアップしてカウントデータとして出力する。
これに伴い、データ変換器828が、上記直線関数に基づきカウンタ827からのカウントデータに応じてデジタル電圧を発生すると、D−A変換器829が、当該デジタル電圧を上記球発射強度電圧に変換してコンパレータ830及びFET880aに出力する。その後の作動は上記第1実施形態と同様である。
以上述べたように、上記第1実施形態にて述べた積分回路826に代えて、カウンタ827、データ変換器828及びD−A変換器829を採用しても、これらカウンタ827、データ変換器828及びD−A変換器829でもって球発射強度電圧を発生させることができ、その結果、上記第1実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
なお、本発明の実施にあたり、上記各実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)超音波センサSのセンサヘッド810は、凹所412の左面部412bに代えて、右面部412cに設けるようにしてもよい。また、一般的には、センサヘッド810を設ける位置は、球貯留皿400の前壁410の上縁部411或いはその近傍部であれば、どの部分でもよい。この場合、凹所412を廃止してもよい。
(2)凹所412は、球貯留皿400に限ることなく、遊技者の手の届き易い部位、例えば、前扉300の前面下部や遊技機本体200の本体枠210の前面下部のうちのどの部分に形成するようにしてもよく、要するに、凹所412は、前扉300の上記透明窓の下側であれば、前扉300や本体枠210のどの部分に形成してもよい。
(3)球貯留皿400の凹所412に代えて、左面部412b及び底面部412aからなる断面L字状段部を採用してもよい。なお、右面部412cは廃止する。
この場合、手Hがタッチセンサ840を介し球貯留皿400の前壁410の上縁部411上におかれていなければ、超音波センサSのセンサヘッド810から送信された超音波は、上記L字状段部から外部に漏洩することとなるが、この漏洩超音波が外部の障害物で反射されてセンサヘッド810に入射しても、上記第1実施形態と同様にANDゲート870が駆動パルス信号を出力することがない。その結果、遊技球が球発射ユニット700により誤って発射されてしまうことはない。
(4)上記各実施形態では、超音波センサSによる測距距離と積分回路826からの発射強度電圧とが正比例関係にある例について説明したが、これに代えて、上記測距距離と発射強度電圧とが逆比例関係にあってもよい。この場合には、センサヘッド810と球貯留皿400の前壁410の上縁部411上の手Hとのセンサヘッド810との間の距離が長い程(短い程)、発射強度電圧、ひいては上記打撃力が減少(或いは増大)する。
(5)超音波センサSの送信ホーン811及び受信ホーン812は、それぞれ、必要に応じて、振動膜部811a及び振動膜部812aのみとしてもよい。
(6)超音波センサSのセンサ回路280は、上記各実施形態にて述べた構成に限ることなく、一般的には、センサヘッド810による超音波の送信時から反射超音波の受信時までの超音波の伝搬時間に基づきこの伝搬時間に比例する球発射強度電圧を求めるように構成してもよい。
(7)上記各実施形態にて述べたタッチセンサ840は、帯状の導電体からなるもの限らず、一連の常開型タッチスイッチからなるものであってもよい。この場合、当該一連のタッチスイッチは、タッチセンサ840の左端部から右端部にかけて所定の間隔をおいて配列されている。また、各タッチスイッチは、平板状固定端子及びこれに対向する平板状可動端子でもって構成されており、各タッチスイッチの平板状固定端子は、共に接地され、一方、各タッチスイッチの平板状可動端子はインバータゲート850の入力端子に接続されている。なお、本実施形態では、当該一連のタッチスイッチのうちの各両隣接タッチスイッチの間隔は、人の手の指の幅よりも狭くなっている。
しかして、タッチセンサ840の一部が上方から操作されたとき、当該タッチセンサ840の一部に位置する少なくとも1個のタッチスイッチがオンしてローレベルにてタッチ信号を発生する。また、タッチセンサ840が上記操作から開放されたとき、上記少なくとも1個のタッチスイッチがオフして上記タッチ信号をハイレベルにする。なお、残りのタッチスイッチも同様の機能を有する。
また、タッチセンサ840は、複数のタッチスイッチに代えて、平板状固定端子及びこれに対向する平板状可動端子をそれぞれ1つずつでもって単一のタッチスイッチとして構成してもよい。また、タッチセンサ840は、静電容量型或いは静電型のタッチセンサ等の各種のものでよく、一般的には、タッチされてタッチ信号を発生し得るものであれば、どのようなセンサであってもよい。
(8)超音波センサSのセンサヘッド810は、上記各実施形態とは異なり、例えば、タッチセンサ840の左端部側において球貯留皿400の前壁410の上縁部411上或いはその近傍部に設けるようにしてもよい。要するに、遊技者の手Hがタッチセンサ840上におかれたときにセンサヘッド810からの送信超音波が手Hにより反射される位置であればよい。この場合、凹所412を形成することなく、タッチセンサ480は、前壁410の内面の上縁部に沿い設けるようにしてもよい。
(9)上記各実施形態にてのべたインバータゲート850は、タッチセンサ840からハイレベルにてタッチ信号を発生させるようにすれば、廃止してもよい。
(10)上記各実施形態にて述べたFET880bに代えて、電磁リレーを採用してもよい。この場合、この電磁リレーは、その常開型リレースイッチにて、FET880aのソース端子883とロータリーソレノイド730の正側端子との間に接続されている。また、当該電磁リレーのリレーコイルは、ANDゲート870の出力により間欠的に励磁されて上記常開型リレースイッチを間欠的に閉成するようになっている。
これにより、上記常開型リレースイッチの間欠的閉成のもとに、FET880aからの電流がロータリーソレノイド730に流入することで、当該ロータリーソレノイド730が駆動される。その結果、上記第1或いは第2の実施形態と同様の作用効果を達成することができる。なお、ロータリーソレノイド730の負側端子は接地されているものとする。
また、このような変形例において、FET880aを廃止して、積分回路826の演算増幅器826aの出力端子を、上記電磁リレーの常開型リレースイッチを介し、ロータリーソレノイド730の正側端子に直接接続するようにしてもよい。この場合には、ロータリーソレノイド730が、上記常開型リレースイッチの間欠的閉成のもとに、演算増幅器826aからの発射強度電圧に応じて駆動される。これによっても、上記第1或いは第2の実施形態と同様の作用効果を達成することができる。なお、演算増幅器826aの出力端子と上記常開型リレースイッチとの間に増幅回路を接続するようにしてもよい。
(11)FET880a或いは880bに代えて、例えば、バイポーラトランジスタを採用してもよい。
(12)ロータリーソレノイド730に限ることなく、これに代えて、ステップモータ、直流電動機等の各種の電動機等の電気的回動機を採用してもよい。
(13)当該パチンコ遊技機において、球貯留皿400を上皿とし、前扉300及び本体枠210の各前面のうち上記透明窓よりも下側に位置する前面下部に前側に突設される下皿であって上記前面下部からこの前面下部との間に上方に向け開口部を形成するように前側へ袋状に隆起する湾曲壁を有してなる下皿をさらに採用し、センサヘッド810を下皿の湾曲壁の上縁部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の一方に設け、タッチセンサ840を、センサヘッドからの送信超音波の伝搬領域の近傍部にその左右方向に沿い設けるようにしても、上記各実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
(14)本発明の実施にあたり、球貯留皿400において、前壁410及び底壁420は、湾曲壁としてではなく、突出壁として本体枠210の前面下部から延出するようにしてもよい。なお、当該突出壁の突出形状は、湾曲壁のような湾曲状に限ることなく、どのような形状であってもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の第1実施形態を、前扉の開状態で示す正面図である。 図1のパチンコ遊技機の平面図である。 図1の球発射ユニットの拡大正面図である。 上記第1実施形態における超音波センサ及び発射制御回路を示すブロック回路図である。 図4の超音波センサの詳細ブロック回路図である。 図4の発射制御回路の詳細ブロック回路図である。 図2の凹所内に何も無い場合における図5の超音波センサの各主要構成素子の出力波形を示すタイミングチャートである。 図2の凹所内に手がある場合における図5の超音波センサの各主要構成素子の出力波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態の要部を示すブロック回路図である。
符号の説明
200…遊技機本体、210…本体枠、211、430…開口部、220…遊技盤、
300…前扉、400…球貯留皿、410…前壁、411…上縁部、412…凹所、
412a…底面部、412b…左面部、412c…右面部、700…球発射ユニット、
810…センサヘッド、811…送信ホーン、812…受信ホーン、
813…超音波発振子、814…超音波受振子、820a…超音波駆動回路、
820b…受信処理回路、821…タイミングパルス信号発生回路、
822…駆動パルス信号発生回路、823…検波回路、
824…矩形波パルス信号発生回路、825…測距パルス信号発生回路、
826…積分回路、827…カウンタ、828…データ変換器、
829…D−A変換器、830…コンパレータ、830a…基準電源、
840…タッチセンサ、850…インバータゲート、
860…発射パルス信号発生回路、870…ANDゲート、880…駆動回路、
880a、880b…FET、S…超音波センサ。

Claims (1)

  1. 本体枠及びこの本体枠に組み付けてなる遊技盤を有する遊技機本体と、前枠及びその取付穴部に取り付けた透明窓を有して、前記遊技機本体にその前面側から開閉可能に支持される前扉と、遊技球を打撃力に応じて発射させる球発射手段とを備える遊技機において、
    前記前扉及び前記本体枠の各前面のうち前記透明窓よりも下側に位置する前面下部から前側へ突出する突出壁と、
    この突出壁の上部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の一方に設けられて超音波を前記左右方向両側部の他方に向けてビーム状に送信する超音波送信素子と、前記超音波が反射されたときこの反射超音波を受信信号として受信するように前記突出壁の上部或いはその近傍部のうちその左右方向両側部の前記一方に前記超音波送信素子と並んで設けられる超音波受信素子と、前記超音波を送信するように前記超音波送信素子を超音波駆動する超音波駆動手段と、前記超音波送信素子による前記超音波の送信時から前記超音波受信素子による前記反射超音波の受信時までの距離に対応するレベルにて遊技球の球発射強度信号を発生するように、前記受信信号を処理する受信処理手段とを備える超音波検出手段と
    射強度信号出力手段とを備えて、
    当該発射強度信号出力手段は、
    所定の周期にて発射パルス信号を発生する発射パルス信号発生手段と、
    前記受信処理手段からの前記球発射強度信号のレベルに応じた電流を、前記発射パルス信号発生手段からの各発射パルス信号に基づき、前記球発射手段に間欠的に供給する間欠的電流供給手段と、
    前記測距距離の許容最長値を表す所定の許容上限レベルにて基準信号を発生する基準信号発生手段と、
    前記受信処理手段からの前記球発射強度信号のレベルを前記基準信号発生手段からの前記基準信号のレベルと比較する比較手段と、
    前記球発射強度信号のレベルが前記基準信号のレベル以下のとき前記比較手段から発生する第1比較出力に基づき前記発射パルス信号を前記間欠的電流供給手段に順次出力し、前記球発射強度信号のレベルが前記基準信号のレベルよりも高いとき前記比較手段から発生する第2比較出力に基づき前記発射パルス信号の前記間欠的電流供給手段への出力を遮断する論理ゲート手段とを具備して、
    前記間欠的電流供給手段は、前記比較手段からの前記第1比較出力のもとにのみ、前記論理ゲート手段から順次出力される前記発射パルス信号ごとに前記電流を前記球発射手段に前記打撃力を発揮するように間欠的に供給するようにしたことを特徴とする遊技機。
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