JP5138650B2 - バルブ開閉装置 - Google Patents

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本発明は、バルブ開閉装置に係わる。
従来例に係るバルブ開閉装置について説明する。図13はバルブ開閉装置を示す断面図である。
図13に示すように、バルブ開閉装置は、流体流路107が形成された樹脂製のハウジング103と、流体流路107を開閉するとともにシャフト挿通孔110が形成された樹脂製のバルブ104と、シャフト挿通孔110内に挿着されるシャフト106とを備えている。バルブ104のシャフト挿通孔110の壁面にシャフト106を圧入する圧入部153が形成されている。なお、このようなバルブ開閉装置は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2007−85191号公報
従来例のバルブ開閉装置(図13参照)によると、バルブ104のシャフト挿通孔110の圧入部153にシャフト106を圧入する構成であって、シャフト挿通孔110の圧入部153を含む筒状孔壁133が剛性をもって形成されていた。また、樹脂製のバルブ104では、高い成形精度の確保が困難であるため、樹脂成形により圧入部153の圧入代がばらつきやすい。したがって、圧入部153の圧入代が大きいと、バルブ104に対するシャフト106の圧入荷重の増大により、孔壁133に割れが発生することになる。また、逆に圧入部153の圧入代が小さいと、バルブ104に対するシャフト106の圧入荷重の減少によりバルブ104にがたつきを生じることになる。このため、バルブ104のシャフト挿通孔110に高い成形精度を確保する必要があり、そのための金型の製作に多大な時間と費用がかかるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、バルブのシャフト挿通孔の成形において高い成形精度を必要とせず、そのシャフト挿通孔にシャフトを適正に圧入することのできるバルブ開閉装置を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲に記載された構成を要旨とするバルブ開閉装置により解決することができる。
すなわち、請求項1に記載されたバルブ開閉装置によると、バルブのシャフト挿通孔の圧入部の周辺部に、その周辺部の剛性を低下させる剛性低下部を形成している。これにより、バルブのシャフト挿通孔内にシャフトを挿入する際に、圧入部の周辺部が撓み変形する。このため、圧入部の圧入代の増大にともなう圧入荷重の増大の割合を低下することができる。したがって、バルブの樹脂成形にともなう圧入部の圧入代のばらつきに起因する孔壁の割れ及びバルブのがたつきの発生が防止されるため、バルブのシャフト挿通孔の成形において高い成形精度を必要とせず、そのシャフト挿通孔にシャフトを適正に圧入することができる。
また、請求項2に記載されたバルブ開閉装置によると、バルブのシャフト挿通孔の孔壁を貫通する開口部によって剛性低下部を形成することができる。
また、請求項3に記載されたバルブ開閉装置によると、バルブのシャフト挿通孔の孔壁を薄肉化した薄肉部によって剛性低下部を形成することができる。
また、請求項4に記載されたバルブ開閉装置によると、バルブに作用する流体圧の低い側に剛性低下部が配置される。したがって、閉弁時において、バルブに流体圧が加わることによる圧入部の周辺部の撓み変形に起因する疲労破損の発生を防止することができる。
一実施例に係るバルブ開閉装置を示す断面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 図1のIII−III線矢視断面図である。 図2の要部を示す拡大図である。 図4のV−V線矢視断面図である。 シャフトを分解したバルブ開閉装置を示す断面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 図6のVIII−VIII線矢視断面図である。 図7の要部を示す拡大図である。 図9のX−X線矢視断面図である。 変更例1を示す断面図である。 変更例2を示す断面図である。 従来例に係るバルブ開閉装置を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。本実施例は、自動車等の車両に搭載された多気筒内燃機関の各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気の流量を制御する吸気制御装置に用いられるバルブ開閉装置である。なお、図1はバルブ開閉装置を示す断面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3は図1のIII−III線矢視断面図、図4は図2の要部を示す拡大図、図5は図4のV−V線矢視断面図である。
図1〜図3に示すように、バルブ開閉装置10は、ハウジング12とバルブ14とシャフト16とを備えている。なお、図6はシャフトを分解したバルブ開閉装置を示す断面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図、図8は図6のVIII−VIII線矢視断面図、図9は図7の要部を示す拡大図、図10は図9のX−X線矢視断面図である。
図6〜図8に示すように、前記ハウジング12は、樹脂製の一体成形品で、長円筒状に形成されており、その中空部が吸気流路18となっている。吸気流路18には、内燃機関の気筒毎に吸入される吸入空気が流れる。ハウジング12の短手方向(図8において左右方向)の両側壁には、外側に突出する円筒状の軸受筒部20が同一軸線20L上に一体に形成されている。軸受筒部20の軸線20Lは、吸気流路18の軸線18Lに対して直交している。なお、吸気流路18は本明細書でいう「流体流路」に相当する。
前記バルブ14は、樹脂製の一体成形品で、円筒状のバルブ軸部23と、バルブ軸部23から径方向外方(図7において上下方向)へ線対称状に張り出す一対の半長円板状のバルブ板部25とが一体に形成されたバタフライ型バルブである。両バルブ板部25は、バルブ軸部23の軸線23Lに直交する中心線25Lを含む一平面上に形成されている。また、バルブ軸部23内の中空部は軸方向に貫通するシャフト挿通孔28となっている(図図8参照)。また、バルブ軸部23の両端部は、両バルブ板部25の側端面より突出されている。バルブ軸部23の両端部は、前記ハウジング12の両軸受筒部20内に対して隙間嵌めによって回転可能に支持されている(図6参照)。このように、ハウジング12内にバルブ14が回転可能に設けられており、そのバルブ14の回転によって吸気流路18が開閉されるようになっている。
図6に示すように、前記シャフト16は、金属製で、前記バルブ14のバルブ軸部23のシャフト挿通孔28(図7及び図8参照)内に挿着されている(図1〜図3参照)。したがって、バルブ14は、シャフト16と一体的に回転される。また、シャフト16は、図示しないバルブ駆動装置により正逆回転されるようになっている。また、バルブ駆動装置は、エンジンコントロールユニット(ECU)によって通電制御される電動モータと、電動モータの出力軸の回転運動をシャフト16に伝達する動力伝達機構(例えば歯車減速機構)とにより構成されている。なお、バルブ駆動装置には負圧式のダイアフラムアクチュエータを用いてもよい。
なお、前記ハウジング12及び前記バルブ14は、ペレット状の樹脂素材を加熱して溶融し、この溶融樹脂に圧力を加えて射出成形用金型のキャビティ内に射出注入し、冷却して固化(硬化)した後に射出成形用金型の中から取り出す射出成形方法を用いて製造(樹脂一体成形)される熱可塑性樹脂製品(樹脂成形品)である。また、ハウジング12及びバルブ14に用いられる熱可塑性樹脂としては、耐熱性や強度上の観点から、ポリアミド樹脂(PA)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が好ましい。特にハウジング12及びバルブ14の樹脂材料としてガラス繊維強化の熱可塑性樹脂を用いる場合には、ポリアミド樹脂(PA)等よりなる熱可塑性樹脂に、ガラス繊維等の樹脂補強材を混合または添加した樹脂系の複合材料(例えばPAG30またはPAG40)によって一体的に形成しても良い。また、シャフト16は、例えば鉄鋼系の金属材料からなる。
次に、前記バルブ14のバルブ軸部23と前記シャフト16との組付関係について詳述する。
図6に示すように、シャフト16は、軸方向に亘って一定断面をなす角棒材からなり、その断面が正六角形状をなしている。なお、シャフト16の両端部(図6では一端部を示す)は先細りテーパ状に形成されている。
図9に示すように、前記バルブ軸部23のシャフト挿通孔28の基本的形状は、断面正六角孔形状に形成されている。シャフト挿通孔28の断面における1つの対角線は、前記両バルブ板部25の中心線25Lと整合している。また、シャフト挿通孔28の対向する二面幅28W(図10参照)は、前記シャフト16の二面幅16W(図6参照)よりも所定量大きい寸法に設定されている。したがって、シャフト挿通孔28は、前記シャフト16を遊挿可能いわゆる隙間嵌め可能となっている。また、バルブ軸部23の軸方向の中央部においてシャフト挿通孔28の対向する壁面すなわち前記両バルブ板部25の中心線25Lと整合する対角線に対して平行する両壁面には、対向状をなしかつ四角形板状に突出する圧入部33,34が形成されている(図10参照)。
図10に示すように、前記両圧入部33,34の両端部すなわちシャフト挿通孔28の軸方向に関する両端部には、各圧入部33,34の先端面とその圧入部33,34が形成された壁面とをそれぞれなだらかにつなぐ傾斜面36が形成されている。傾斜面36は、シャフト16(図6参照)を両圧入部33,34の間に圧入する際のガイド面をなしている。両圧入部33,34の先端面(対向面)の間の間隔S(図10参照)は、シャフト16の二面幅16W(図6参照)よりも小さい寸法に設定されている。したがって、両圧入部33,34の先端面の相互間にシャフト16の両外側面が圧入関係いわゆる締まり嵌め関係をもって挿着されるようになっている。また、本実施例では、圧入部33の突出高さ33hと圧入部34の突出高さ34hとは、33h<34hの関係に設定されている(図10参照)。
図9に示すように、前記バルブ軸部23には、前記第2の圧入部34に対して周方向の両側(図9において上下両側)に位置する両開口溝38が対称状に形成されている。両開口溝38は、シャフト挿通孔28の孔壁(バルブ軸部23が相当する)を貫通している。また、両開口溝38は、バルブ軸部23の軸方向(図9において紙面表裏方向、図10において左右方向)に沿って延びる長細溝状に形成されている。両開口溝38の長手方向の両端は、バルブ軸部23の中央部とハウジング12の短手方向(図8において左右方向)の両側壁との間の中央部付近に設定されている。
図9に示すように、前記両開口溝38の短手方向の一方側すなわち第2の圧入部34側の溝壁面38aは、両バルブ板部25の中心線25Lに直交する平面で形成されている。また、両開口溝38の短手方向の他方側の溝壁面38bは、両バルブ板部25の第2の圧入部34側の板面(図9において左側面)と同一平面で形成されている。また、第2の圧入部34の周辺部すなわち両開口溝38の相互間の帯板状の部分に、撓み変形部40が形成されている(図10参照)。撓み変形部40は、バルブ軸部23に対する両開口溝38の形成によって、剛性が低下されることにより撓み変形可能(図10における二点鎖線40参照)となっている。また、撓み変形部40における第2の圧入部34を含む中央部分は、剛性が高く、撓み変形はしない又はしにくい領域と考えられる。なお、開口溝38は本明細書でいう「剛性低下部」、「開口部」に相当する。また、撓み変形部40は本明細書でいう「圧入部の周辺部」に相当する。
前記シャフト16(図6参照)は、前記バルブ軸部23のシャフト挿通孔28内に挿入される(図1〜図3参照)。このとき、シャフト16は、第1の圧入部33と第2の圧入部34との対向面間に圧入(締まり嵌め)される。これにともない、撓み変形部40が撓み変形する(図4及び図5参照)。バルブ軸部23のシャフト挿通孔28内に対するシャフト16の挿着により、バルブ14とシャフト16とが一体的にかつ同心状に連結される。また、バルブ軸部23のシャフト挿通孔28において、シャフト16に対する圧入(締まり嵌め)部分以外の部分は、シャフト16に対して遊挿(隙間嵌め)されている。また、バルブ軸部23の撓み変形部40は、バルブ14に作用する吸気圧(流体圧)の低い側すなわち吸気流路18の下流側に指向する状態で配置されている(図2参照)。
前記バルブ開閉装置10によると、バルブ14のバルブ軸部23におけるシャフト挿通孔28の第2の圧入部34の周辺部に、その周辺部の剛性を低下させる開口溝38を形成している。これにより、バルブ14のシャフト挿通孔28内にシャフト16を挿入する際、詳しくは第1の圧入部33と第2の圧入部34との対向面間にシャフト16を圧入する際、第2の圧入部34の周辺部すなわち撓み変形部40が撓み変形する(図5参照)。このため、両圧入部33,34による圧入代の増大にともなう圧入荷重の増大の割合を低下することができる。したがって、バルブ14の樹脂成形にともなう両圧入部33,34による圧入代のばらつきに起因するバルブ軸部23の割れ及びバルブ14のがたつきの発生が防止されるため、バルブ14のシャフト挿通孔28の成形において高い成形精度を必要とせず、そのシャフト挿通孔28にシャフト16を適正に圧入することができる。
また、バルブ14(詳しくはバルブ軸部23のシャフト挿通孔28)に高い成形精度を要求しなくてもよいため、金型の造り込みに係る費用と時間を削減することができる。また、バルブ14のシャフト挿通孔28の両圧入部33,34間に対するシャフト16の圧入荷重が低減されるため、シャフト16に対するバルブ14の軸方向の移動が固定的な圧入に比べて容易となる。このため、ハウジング12の吸気流路18の壁面に対してバルブ14のバルブ板部25がかしりを発生しようとする場合には、シャフト16に対してバルブ14が軸方向へ移動することで、吸気流路18の壁面に対するバルブ板部25のかしりを防止することができる。このため、吸気流路18の壁面に対するバルブ板部25のシール位置の位置ずれを防止し、その位置ずれに起因する吸気洩れの発生も防止することができる。また、樹脂製のハウジング12及びバルブ14と金属製のシャフト16との間の熱膨張差を、シャフト16に対するバルブ14の軸方向への移動により容易に吸収することができる。
また、バルブ14のシャフト挿通孔28の孔壁であるバルブ軸部23を貫通する開口溝38によって剛性低下部としての撓み変形部40を形成することができる。
また、バルブ14に作用する流体圧の低い側すなわち吸気流路18の下流側に撓み変形部40が配置される(図2参照)。したがって、閉弁時において、バルブ14に流体圧が加わることによる撓み変形部40の撓み変形に起因する疲労破損の発生を防止することができる。なお、バルブ14に作用する流体圧の高い側すなわち吸気流路18の上流側に開口溝38が配置されると、閉弁時において、バルブ14に流体圧が加わることにより撓み変形部40の撓み変形量が変化し、疲労破損を招くという問題が予測されるが、バルブ14に作用する流体圧の低い側に開口溝38が配置されることで、そのような問題を解消することができる。
また、図11は変更例1を示す断面図である。図11に示すように、前記実施例におけるバルブ14のバルブ軸部23のシャフト挿通孔28(符号、Aを付す)を断面正四角孔形状に形成し、シャフト16(符号、Aを付す)を断面正四角形状に形成することもできる。
また、図12は変更例2を示す断面図である。図12に示すように、前記実施例におけるバルブ14のバルブ軸部23に、開口溝38(図9参照)に代えて、凹状溝42を形成することにより薄肉化した薄肉部43を形成することもできる。この構成によると、バルブ14のシャフト挿通孔28の孔壁すなわちバルブ軸部23を薄肉化した薄肉部43によって剛性低下部を形成することができる。この場合、凹状溝42を剛性低下部として考えることもできる。また、撓み変形部40の撓み変形時には薄肉部43も撓み変形する。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、内燃機関用吸気制御装置の他、内燃機関の各気筒内において混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)を生成することが可能な吸気流制御装置、エンジンの排気ガスの一部を吸気流路に再循環させる排気ガス還流量を制御する排気ガス再循環装置、エンジン回転速度に対応してインテークマニホールドの吸気流路の通路長また通路断面積を可変する可変吸気装置等にも適用することができる。また、流体としては、吸入空気や排気ガス等の気体だけでなく、水、オイル、燃料等の液体を用いることも可能である。また、前記実施例では、バルブ14として、バタフライ型バルブを適用した例を説明したが、プレート型バルブ、ロータリー型バルブ等の他を適用してもよい。また、前記実施例では、シャフト16を金属材料によって形成しているが、シャフト16を樹脂材料によって形成してもよい。また、シャフト16及びバルブ14のシャフト挿通孔28は、前記実施例の他、断面三角形、八角形、長四角形等の多角形、あるいは、長円形、D字形等のように、少なくとも相互に圧入関係をなす一平面を有する形状であればよい。また、バルブ軸部23の開口部(開口溝38)及び凹状溝42は、圧入部の周辺部の剛性を低下させる形状であればよく、適宜の形状に変更することができる。また、バルブ軸部23のシャフト挿通孔28におけるシャフト16に対する隙間嵌めの部分は、シャフト16を隙間嵌め可能であれば、その孔形状は適宜変更することができる。また、第1の圧入部33の突出高さ33hと第2の圧入部34の突出高さ34hは、前記実施例の他、33h>34hあるいは33h=34hの関係に設定してもよい。また、前記実施例において第1の圧入部34は省略することもできる。また、第1の圧入部34の周辺部に剛性低下部(開口溝38、薄肉部43)を形成してもよい。また、バルブ14に作用する流体圧の高い側すなわち吸気流路18の上流側に開口溝38を配置してもよい。
10…バルブ開閉装置
12…ハウジング
14…バルブ
16,16A…シャフト
18…吸気流路(流体流路)
23…バルブ軸部
28,28A…シャフト挿通孔
33…第1の圧入部
34…第2の圧入部
38…開口溝(剛性低下部、開口部)
40…撓み変形部
43…薄肉部(剛性低下部)

Claims (4)

  1. 流体流路が形成された樹脂製のハウジングと、
    前記流体流路を開閉するとともにシャフト挿通孔が形成された樹脂製のバルブと、
    前記バルブのシャフト挿通孔内に挿着されるシャフトと
    を備え、
    前記バルブのシャフト挿通孔の壁面に前記シャフトを圧入する圧入部が形成されているバルブ開閉装置であって、
    前記バルブのシャフト挿通孔の圧入部の周辺部に、その周辺部の剛性を低下させる剛性低下部を形成したことを特徴とするバルブ開閉装置。
  2. 請求項1に記載のバルブ開閉装置において、
    前記剛性低下部が、前記バルブのシャフト挿通孔の孔壁を貫通する開口部であることを特徴とするバルブ開閉装置。
  3. 請求項1に記載のバルブ開閉装置において、
    前記剛性低下部が、前記バルブのシャフト挿通孔の孔壁を薄肉化した薄肉部であることを特徴とすることを特徴とするバルブ開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
    前記剛性低下部が、前記バルブに作用する流体圧の低い側に配置されていることを特徴とするバルブ開閉装置。
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