JP5137914B2 - 温度センサ一体型圧力センサ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検出流体の温度を検出する温度検出素子と、被検出流体の圧力を検出する圧力検出素子とを備えた温度センサ一体型圧力センサ装置に関する。
従来、エンジン吸気系の流路管を流れる吸入ガスを導く導入路が形成された基部およびこの基部から突出した突出部を有したベースと、このベースの突出部に収容され、吸入ガスの温度を検出する温度検出素子と、ベースに設けられ、導入路によって導かれた吸入ガスの圧力を検出する圧力検出素子とを備えた温度センサ一体型圧力センサ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
温度検出素子が突出部に収容されることにより、温度検出素子が保護されている。したがって、吸入ガスに異物が混入している場合であっても、異物が温度検出素子に衝突することが防止される。
特許第3404257号公報
しかしながら、このものの場合、ベース全体が熱伝導性の低い樹脂から構成されているので、吸入ガスから突出部に伝達された熱が温度検出素子に伝達されにくい。その結果、吸入ガスの温度変化に対する温度検出素子の応答性が悪いという問題点があった。
吸入ガスの温度変化に対する温度検出素子の応答性を向上させるために、ベース全体を熱伝導性の高い材料から構成した場合には、吸入ガスが流れる流路管よりも外側の空気にベースがさらされているので、吸入ガスからベースに伝達された熱が流路管よりも外側の空気へ伝達しやすくなり、温度検出素子が検出する吸入ガスの温度の精度が悪化するという問題点があった。
この発明は、被検出流体の温度変化に対する温度検出素子の応答性を向上させるとともに、温度検出素子が検出する被検出流体の温度の精度が悪化することを抑制することができる温度センサ一体型圧力センサ装置を提供するものである。
この発明に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、被検出流体を導く導入路が形成された基部と、前記基部から突出した突出部とを有し、互いに熱伝導率の異なる高熱伝導性材料および低熱伝導性材料から構成されたベースと、前記突出部に収容され、前記被検出流体の温度を検出する温度検出素子と、前記導入路によって導かれた前記被検出流体の圧力を検出する圧力検出素子とを備え、前記突出部の先端部は前記高熱伝導性材料から構成され、前記基部の反前記突出部側の部分は前記低熱伝導性材料から構成され、前記高熱伝導性材料および前記低熱伝導性材料は、熱可塑性樹脂を含んでおり、前記高熱伝導性材料から構成された高熱伝導性部材は、前記低熱伝導性材料から構成された低熱伝導性部材よりもレーザ光の吸収性が高く、前記ベースは、前記高熱伝導性部材および前記低熱伝導性部材が前記レーザ光を用いて互いに溶着されることにより形成されている
この発明に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、突出部の先端部が高熱伝導性材料から構成され、基部の反突出部側の部分が低熱伝導性部材から構成されているので、被検出流体の熱が温度検出素子へ伝達されやすくなり被検出流体の温度変化に対する温度検出素子の応答性を向上させるとともに、被検出流体からベースに伝達された熱が被検出流体が流れる流路管よりも外側にある空気へ伝達されにくくなり温度検出素子が検出する被検出流体の温度の精度が悪化することを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る温度センサ一体型圧力センサ装置を示す断面図である。 図1のベースの変形例を示す断面図である。 図1のベースの他の変形例を示す断面図である。 図1のベースのさらに他の変形例を示す断面図である。 図1の突出部の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る温度センサ一体型圧力センサ装置を示す断面図である。 図8の先端部にレーザ光を当てて高熱伝導性部材と低熱伝導性部材とを溶着する様子を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態6に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。 図11の温度センサ一体型圧力センサ装置の要部の変形例を示す断面図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、例えばインテークマニュホールド等のエンジン吸気系の流路管1に取り付けられるベース2と、このベース2に設けられたハウジング3と、流路管1を流れる被検出流体である吸入ガスの温度を検出する温度検出素子4と、吸入ガスの圧力を検出する圧力検出素子5とを備えている。
ベース2は、流路管1から吸入ガスを導く導入路6aが形成された基部6と、この基部6から突出した突出部7とを有している。突出部7は、先端部7aと、この先端部7aと基部6とを繋ぐ基端部7bとを有している。ベース2には、基部6から突出部7に渡って収容室2aが形成されている。先端部7aの内側に位置する収容室2aの部分には、温度検出素子4が収容されている。導入路6aの入口および突出部7は流路管1の中で露出している。
ハウジング3は、ベース2に設けられたケース8と、このケース8のベース2側の面に設けられ、インサート成形によってケース8と一体に形成されたセンサケース9とを有している。ケース8は周縁部8aが接着または溶着等によってベース2に固定されている。センサケース9のベース2側の部分に、凹部9aが形成されており、この凹部9aに圧力検出素子5が接着剤を介して固定されている。圧力検出素子5は、導入路6aの出口に対向して配置されている。ベース2とセンサケース9との間には、導入路6aによって導かれた吸入ガスがベース2とセンサケース9との間からもれ出ることを防止するOリング10が設けられている。これにより、ベース2とセンサケース9との間から吸入ガスが漏れることによる吸入ガスの圧力の低下を防止することができ、圧力検出素子5が検出する吸入ガスの圧力の精度を向上させることができる。
ケース8は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂から構成されている。なお、ケース8は、PBT樹脂に限らず、例えば、PPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂等の樹脂から構成されてもよい。センサケース9は、PBT樹脂から構成されている。なお、センサケース9は、PBT樹脂に限らず、例えば、PPS樹脂またはエポキシ樹脂等の樹脂から構成されてもよい。
ケース8には、外部と電気的に接続可能な複数の外部端子11が設けられている。ケース8およびセンサケース9には、複数の金属製の内部リード12がインサート成形によって設けられている。これらの内部リード12の一端部が溶接またはハンダ付けによって一部の外部端子11に接続されている。また、これらの内部リード12の他端部がセンサケース9の凹部9aから露出している。圧力検出素子5は、金またはアルミニウムから構成されたワイヤ13を介して内部リード12の一端部と電気的に接続されている。
流路管1の外側に位置するケース8の部分には、凹形状のコネクタ部8bが形成されている。コネクタ部8bの内側には、外部端子11の端部が露出している。圧力検出素子5、内部リード12およびワイヤ13は、フッ素ゲル等の保護部材(図示せず)によって被覆されている。これにより、圧力検出素子5、内部リード12およびワイヤ13が吸入ガスによって腐食されることが抑制され、また、圧力検出素子5、内部リード12およびワイヤ13の電気絶縁性が確保されている。
温度検出素子4は、電気抵抗の温度変化を利用したサーミスタ素子である。収容室2aには、内部リード12に接続された外部端子11とは異なる外部端子11と溶接またはハンダ付けによって固定されたリード14が設けられている。温度検出素子4とリード14とは、溶接またはハンダ付けによって互いに固定されている。温度検出素子4は、このリード14を介して外部端子11と電気的に接続されている。温度検出素子4によって検出された温度は、リード14に接続された外部端子11を介して外部に電気的な信号として出力される。なお、温度検出素子4は、サーミスタ素子に限らず、その他の素子であってもよい。
圧力検出素子5は、ピエゾ抵抗効果を利用した周知の素子であり、ダイアフラムを有するシリコン半導体チップ(図示せず)と、このシリコン半導体チップに接合されたガラス台座(図示せず)とを有している。シリコン半導体チップとガラス台座とによってダイアフラムとガラス台座との間には真空室(図示せず)が形成されている。ダイアフラムには、ゲージ抵抗等から構成された電気回路が形成されている。吸入ガスの圧力に応じてダイアフラムが変形し、この変形量に応じてゲージ抵抗の抵抗値が変化することを利用して、圧力が測定される。圧力検出素子5によって検出された圧力は、内部リード12に接続された外部端子11を介して外部に電気的な信号として出力される。なお、圧力検出素子5は、その他の構成をした素子であってもよい。
突出部7の先端部7aの内壁と温度検出素子4との間には、充填部材15が充填されている。充填部材15は、シリコーンゲルから構成されている。温度検出素子4は、先端部7aおよび充填部材15を介して吸入ガスの温度を検出する。このため、充填部材15の熱伝導性は高いことが望ましい。なお、充填部材15は、シリコーンゲルに限らず、例えば、シリコーンゴム等から構成されてもよい。
基部6は、突出部7の突出方向に沿った中間部に円柱形状に形成された円柱部6bを有している。流路管1には、基部6の円柱部6bの直径よりも僅かに大きな直径の取付孔1aが形成されている。基部6の円柱部6bには、周方向に沿って全周に渡って溝部6cが形成されている。この溝部6cには、Oリング16が設けられている。Oリング16は、取付孔1aの内壁と基部6との間に配置されている。これにより、取付孔1aの内壁と基部6との間を通って流路管1の内側から外側へ向かった吸入ガスの漏出が防止される。
ベース2は、互いに熱伝導率の異なる高熱伝導性材料および低熱伝導性材料から構成されている。突出部7の先端部7aは、高熱伝導性材料から構成されている。高熱伝導性材料は、熱可塑性樹脂であるPBT樹脂と熱伝導性を高めるフィラーとを含んでいる。フィラーは、具体例として、銀または銅等である金属粉末、グラファイト、窒化アルミニウムまたはアルミナ等であるセラミック等が挙げられる。なお、高熱伝導性材料は、PBT樹脂の代わりに、例えば、PPS樹脂等の熱可塑性樹脂を含んでもよい。
基端部7bおよび基部6は、高熱伝導性材料よりも熱伝導率が低い低熱伝導性材料から構成されている。低熱伝導性材料は、熱可塑性樹脂であるPBT樹脂から構成されている。低熱伝導性材料は、フィラーが添加されていないものが望ましい。ただし、低熱伝導性材料は、強度を高める目的でガラス繊維等をフィラーとして含んでもよい。なお、低熱伝導性材料は、高熱伝導性材料に含まれる樹脂と同一の樹脂が望ましいが、これに限らず、例えば、PPS樹脂等の熱可塑性樹脂から構成されてもよい。
ベース2は、高熱伝導性材料から構成され先端部7aとなる高熱伝導性部材17と、低熱伝導性材料から構成され基端部7bおよび基部6となる低熱伝導性部材18とを一体にすることで形成される。高熱伝導性部材17が低熱伝導性部材18より先に形成され、インサート成形によって低熱伝導性部材18と高熱伝導性部材17とが一体となってベース2が形成されている。先端部7aは、インサート成形によって基端部7bと一体に形成される際に、先端部7aの表面が溶融して基端部7bに溶け出している。これにより、冷却された後に、先端部7aと基端部7bとの間のシール性が向上し、突出部7の内側は、気密性および水密性が向上する。なお、ベース2の成形方法は、周知の射出成形であるが、その他の方法であってもよい。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、先端部7aが高熱伝導性材料から構成され、基端部7bおよび基部6が低熱伝導性材料から構成されているので、吸入ガスの熱が温度検出素子4へ伝達されやすくなり吸入ガスの温度変化に対する温度検出素子4の応答性を向上させるとともに、吸入ガスからベース2に伝達された熱が流路管1よりも外側にある空気へ伝達されにくくなり温度検出素子4が検出する吸入ガスの温度の精度が悪化することを抑制することができる。
また、先端部7aを構成する高熱伝導性材料と、基端部7bおよび基部6を構成する低熱伝導性材料とは、熱可塑性樹脂を含んでいるので、射出成形等の生産性の高い加工方法を用いてベース2を形成することができる。また、樹脂同士の組み合わせであるので、インサート成形または溶着によって先端部7aと基端部7bとのシール性を容易に向上させることができる。これにより、腐食性の高い流体が先端部7aと基端部7bとの間を通って突出部7の収容室2aに浸入することを防止することができ、温度検出素子4、リード14および外部端子11を腐食から保護することができる。なお、低熱伝導性材料のみが熱可塑性樹脂を含んでもよい。この場合であっても、射出成形等の生産性の高い加工方法を用いてベース2を形成することができる。
また、高熱伝導性材料は、熱伝導性を高めるフィラーをさらに含んでいるので、先端部7aの熱伝導率を、基端部7bおよび基部6の熱伝導率よりも高めることができる。また、高熱伝導性材料は、先端部7aにのみ用いられているので、ベース全体を高熱伝導性材料から構成した場合と比較して、熱伝導性を高めるフィラーを添加することによって生じる重量の増加および成形性の低下を抑制することができる。
高熱伝導性材料は、低熱伝導性材料と同一の熱可塑性樹脂と、熱伝導性を高めるフィラーとから構成されているので、先端部7aと基端部7bとの溶着をより強固にすることができる。
先端部7aとなる高熱伝導性部材17が基端部7bおよび基部6となる低熱伝導性部材18よりも先に形成され、インサート成形によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となってベース2が形成されているので、インサート成形時に先端部7aの一部が基端部7bに溶け出すことにより、先端部7aと基端部7bとの間のシール性が向上する。これにより、吸入ガスに腐食性のある物質が含まれている場合であっても、腐食性の物質が先端部7aと基端部7bとの間から突出部7の収容室2aに浸入することを防止することができ、温度検出素子4、リード14および外部端子11を腐食から保護することができる。また、インサート成形によって低熱伝導性部材18が高熱伝導性部材17と一体となってベース2が形成されるので、低熱伝導性材料のみが熱可塑性樹脂を含んでいる場合であっても、ベース2を容易に形成することができる。
なお、この実施の形態では、先端部7aが高熱伝導性材料から構成され、基端部7bおよび基部6が低熱伝導性材料から構成された温度センサ一体型圧力センサ装置について説明したが、これに限らない。先端部7aの少なくとも一部が高熱伝導性材料から構成され、ベース2のその他の部分が低熱伝導性材料から構成された温度センサ一体型圧力センサ装置であってもよい。また、高熱伝導性材料から構成される部分は、最大として、突出部7および基部6のOリング16よりも突出部7側の部分とすることが望ましい。したがって、図2に示すように、突出部7全体を高熱伝導性材料から構成してもよい。また、図3に示すように、高熱伝導性部材17は、低熱伝導性部材18内で高熱伝導性部材17の外周面から突出したつば部(突出部)17aを含み、低熱伝導性部材18は、つば部17aに当接してつば部17aが低熱伝導性部材18から抜けることを防止する係止部18aを含んでもよい。これにより、高熱伝導性部材17が低熱伝導性部材18から流路管1へ抜け落ちることが防止され、流路管1およびエンジンの汚損が防止される。また、図4に示すように、流路管1の内側に露出されるベース2の部分を高熱伝導性材料から構成し、その他の部分を低熱伝導性材料から構成してもよい。これにより、流路管1よりも外側にある空気の熱がベース2を介して温度検出素子4に伝達されることが抑制されるので、流路管1の内外の断熱効果が維持され、また、温度検出素子4が検出する吸入ガスの温度の精度が低下することを抑制することができる。
また、図5に示すように、高熱伝導性部材17は、低熱伝導性部材18側に突出しインサート成形の時に一部が低熱伝導性部材18に溶けた環状のメルトリブ部19を含んでもよい。メルトリブ部19は、円筒形状のメルトリブ基部19aと、このメルトリブ基部19aから径方向外側へ突出し先端部が鋭利に形成された環状のメルトリブ本体19bとを有している。メルトリブ本体19bは、メルトリブ基部19aの突出方向について二重に形成されている。メルトリブ本体19bの先端部は熱容量が小さいので、インサート成形する時の熱によってメルトリブ本体19bの先端部は容易に溶融し、メルトリブ本体19bが低熱伝導性部材18に溶ける。これにより、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間のシール性をさらに向上させることができる。なお、メルトリブ本体19bは、二重に限らず、一重または三重以上であってもよい。
実施の形態2.
図6はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、先端部7aとなる高熱伝導性部材17が基端部7bおよび基部6となる低熱伝導性部材18よりも先に形成され、インサート成形によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となったベース2が形成されている。さらに、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との互いに接触面の一部には、溶着によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とを接合した溶着部20が形成されている。この溶着部20は、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間をシールするように環状に形成されている。なお、溶着部20は、環状でなくてもよい。
高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との溶着方法は、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との接触面を溶融させ、両部材の混ざり合った溶融層を形成した後、溶融層を冷却し、溶融層を硬化させて、溶着部20を形成する方法である。例えば、熱溶着工法、超音波溶着工法、振動溶着工法またはレーザ溶着工法等が挙げられる。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、インサート成形による高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間のシール性が不十分な場合であっても、溶着部20によって、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間のシール性を向上させることができる。
実施の形態3.
図7はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、先端部7aとなる高熱伝導性部材17と基端部7bおよび基部6となる低熱伝導性部材18とがそれぞれ別々に形成され、溶着によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となってベース2が形成されている。高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との互いの接触面の全体には、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とを接着した溶着部21が形成されている。溶着部21は、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間をシールするように環状に形成されている。溶着方法は、実施の形態2と同様である。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、溶着部21によって、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間をシールすることができる。これにより、収容室2a内であって突出部7の内側に吸入ガスが入り込むことを抑制することができ、温度検出素子4、リード14および外部端子11の腐食を抑制することができる。
実施の形態4.
図8はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、ベース2が互いに熱伝導率の異なる高熱伝導性材料および低熱伝導性材料から構成されている。先端部7aは、基端部7bよりもレーザ光の吸収性が高い高熱伝導性材料から構成されている。高熱伝導性材料には、カーボンブラック等の顔料または染料が含まれている。基端部7bおよび基部6は、先端部7aよりもレーザ光の透過性が高い低熱伝導性材料から構成されている。低熱伝導性材料には、レーザ光の透過性を失わない範囲で、顔料または染料等の着色材が含まれてもよい。
高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とがそれぞれ別々に形成され、レーザ光を用いた溶着によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となってベース2が形成されている。高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との互いの接触面の全体には、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とを接着した溶着部22が形成されている。なお、高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18の何れか一方を先に形成し、インサート成形によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となったベース2に、レーザ光を照射して、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との接触面に溶着部22を形成してもよい。溶着部22は、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との間をシールするように環状に形成されている。
高熱伝導性材料には熱伝導率を高めるフィラーが添加されており、このフィラーはレーザ光の透過を妨げる場合があるので、高熱伝導性部材17のレーザ光の透過性向上と、高熱伝導性部材17の熱伝導性向上とを両立させることは容易ではない。一方、低熱伝導性材料にはフィラーが添加されていないので、低熱伝導性部材18のレーザ光の透過性を向上させることは容易である。したがって、高熱伝導性部材17におけるレーザ光の吸収性を高くし、低熱伝導性部材18におけるレーザ光の透過性を高くしている。
高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18は、互いの接触面が突出部7の突出方向に直交している。なお、高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18の互いの接触面は、突出部7の突出方向に直交せず、交差するだけでもよい。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、レーザ光を用いて高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とを溶着する方法について説明する。図9は図8の先端部にレーザ光を当てて高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とを溶着する様子を示す断面図である。
レーザ光照射装置(図示せず)から突出部7の突出方向に沿って基部6側から突出部7に向かってレーザ光LBを照射する。レーザ光LBは、低熱伝導性部材18と高熱伝導性部材17との互いの接触面の全体に照射される。照射されたレーザ光LBは、低熱伝導性部材18を透過して高熱伝導性部材17の低熱伝導性部材18との接触面に到達する。高熱伝導性部材17の低熱伝導性部材18との接触面は、レーザ光を吸収する。吸収されたレーザ光は、熱に変換されるので、高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18の互いの接触面の温度が上昇し、高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18の互いの接触面が溶融して溶融層が形成される。レーザ光LBの照射を停止することで、溶融層が冷却され、溶融層が硬化して、溶着部22が形成される。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、高熱伝導性部材17が低熱伝導性部材18よりもレーザ光の吸収性が高いので、低熱伝導性部材18を透過して高熱伝導性部材17にレーザ光を照射することで、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との互いの接触面の近傍のみを加熱して溶着することができ、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18との溶着の際にバリの発生を抑制することができる。したがって、ベース2の外観が良好となり、流路管1にバリが入り込むことが抑制される。また、高熱伝導性部材17が低熱伝導性部材18よりもレーザ光の吸収性が高いので、低熱伝導性部材18が高熱伝導性部材17よりもレーザ光の吸収性が高い場合と比較して、高熱伝導性部材17に添加するフィラーの選択肢を広げることができる。
また、高熱伝導性部材17および低熱伝導性部材18の互いの接触面は、突出部7の突出方向と直交しているので、溶着すべき全ての領域に対して同じ入射角度でレーザ光を照射することができる。その結果、レーザ光照射装置を簡単な構成にすることができる。
実施の形態5.
図10はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の先端部7aは、基端部7bと同一の肉厚である肉厚部23aと、基端部7bよりも薄い肉厚である薄肉部23bとから構成されている。肉厚部23aは基端部7bに接続されている。なお、先端部7aは全てが基端部7bよりも肉厚が薄く形成されてもよく、また、先端部7aは、少なくとも、温度検出素子4を囲むよう領域に薄肉部23bを有していればよい。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、先端部7aは、基端部7bの肉厚よりも肉厚が薄い薄肉部23bを有しているので、流路管1を流れる吸入ガスの熱が短時間で温度検出素子4に伝達され、温度検出素子4の応答性をさらに向上させることができる。また、突出部7の先端部7aは単純な形状であるので、成形によって簡単に薄肉の先端部7aを形成することができる。
実施の形態6.
図11はこの実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置の要部を示す断面図である。
この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置は、先端部7aおよび基端部7bと温度検出素子4との間に、充填部材15が充填されている。充填部材15は、先端部7aと基端部7bとの間を内側からシールしている。充填部材15は、シリコーンゲルから構成されている。なお、充填部材15は、シリコーンゲルに限らず、例えば、シリコーンゴムなどであってもよい。また、この充填部材15は、フロロシリコーンゲル、フロロシリコーンゴム、フッ素ゲルまたはフッ素ゴム等の耐薬品性に優れたフッ素系の樹脂であってもよい。この場合、吸入ガスに腐食性を有する物質が含まれている場合であっても、温度検出素子4が腐食することを抑制することができる。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係る温度センサ一体型圧力センサ装置によれば、先端部7aと基端部7bとの間を内側からシールするように突出部7と温度検出素子4との間に充填された充填部材15をさらに備えているので、先端部7aと基端部7bとの間に隙間がある場合であっても、充填部材15によって、収容室2a内に吸入ガスが入り込むことを抑制するこができる。その結果、温度検出素子4、リード14および外部端子11を腐食から保護することができる。
また、充填部材15が、フッ素系の樹脂から構成することで、吸入ガスに腐食性を有する物質が含まれている場合であっても、温度検出素子4が腐食することをさらに抑制することができる。
なお、この実施の形態では、先端部7aおよび基端部7bと温度検出素子4との間に一種類の充填部材15が充填された温度検出素子一体型圧力センサ装置について説明したが、このものに限らない。例えば、図12に示すように、先端部7aと温度検出素子4との間に第1の充填部材24を充填し、先端部7aと基端部7bとの間を内側からシールするように第1の充填部材24に重ねて第2の充填部材25を充填した温度検出素子一体型圧力センサ装置であってもよい。第1の充填部材24は、第2の充填部材25よりも熱伝導性が高い。第2の充填部材25は、耐薬品性を有するフッ素系の樹脂から構成されている。これにより、温度検出素子4の応答性を向上させることができ、さらに、吸入ガスに腐食性を有する物質が含まれている場合であっても、温度検出素子4、リード14および外部端子11を腐食から保護することができる。
なお、各上記実施の形態では、インサート成形または溶着によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となって形成されたベース2について説明したが、エポキシ接着剤またはフッ素系接着剤等の接着剤を介して、高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となって形成されたベース2であってもよい。
また、各上記実施の形態では、高熱伝導性部材17を低熱伝導性部材18より先に形成し、インサート成形によって高熱伝導性部材17と低熱伝導性部材18とが一体となって形成されたベース2について説明したが、低熱伝導性部材18を高熱伝導性部材17より先に形成し、インサート成形によって低熱伝導性部材18と高熱伝導性部材17とが一体となって形成されたベース2であってもよい。
また、各実施の形態では、熱可塑性樹脂を含む高熱伝導性部材17について説明したが、熱可塑性樹脂の代わりに、金属、セラミックまたは熱硬化性樹脂を含む高熱伝導性部材17であってもよい。
また、センサケース9の凹部9aの底面には、圧力検出素子5の他に、圧力検出素子5からの信号を増幅または補正する回路素子を設けてもよい。この場合、圧力検出素子5はこの回路素子を介して外部端子11に電気的に接続される。
また、各上記実施の形態では、ケース8とセンサケース9とを有したハウジング3について説明したが、センサケース9を有さず、ケース8を有したハウジング3であってもよい。この場合、圧力検出素子5がケース8に直接的に設けられる。なお、圧力検出素子5はベース2に設けられてもよい。
また、ベース2には、ベース2を流路管1へ取り付ける際に用いられる取付金具がインサート成形によって設けられてもよい。
また、流路管1を流れる吸入ガスの温度および圧力を検出する温度一体型圧力センサ装置にいて説明したが、その他の被検出流体の温度および圧力を検出する温度一体型圧力センサ装置であってもよい。
1 流路管、1a 取付孔、2 ベース、2a 収容室、3 ハウジング、4 温度検出素子、5 圧力検出素子、6 基部、6a 導入路、6b 円柱部、6c 溝部、7 突出部、7a 先端部、7b 基端部、8 ケース、8a 周縁部、8b コネクタ部、9 センサケース、9a 凹部、10 Oリング、11 外部端子、12 内部リード、13 ワイヤ、14 リード、15 充填部材、16 Oリング、17 高熱伝導性部材、17a つば部(突出部)、18 低熱伝導性部材、18a 係止部、19 メルトリブ部、19a メルトリブ基部、19b メルトリブ本体、20 溶着部、21 溶着部、22 溶着部、23a 肉厚部、23b 薄肉部、24 第1の充填部材、25 第2の充填部材。

Claims (12)

  1. 被検出流体を導く導入路が形成された基部と、前記基部から突出した突出部とを有し、互いに熱伝導率の異なる高熱伝導性材料および低熱伝導性材料から構成されたベースと、
    前記突出部に収容され、前記被検出流体の温度を検出する温度検出素子と、
    前記導入路によって導かれた前記被検出流体の圧力を検出する圧力検出素子とを備え、
    前記突出部の先端部は前記高熱伝導性材料から構成され、
    前記基部の反前記突出部側の部分は前記低熱伝導性材料から構成され
    前記高熱伝導性材料および前記低熱伝導性材料は、熱可塑性樹脂を含んでおり、
    前記高熱伝導性材料から構成された高熱伝導性部材は、前記低熱伝導性材料から構成された低熱伝導性部材よりもレーザ光の吸収性が高く、
    前記ベースは、前記高熱伝導性部材および前記低熱伝導性部材が前記レーザ光を用いて互いに溶着されることにより形成されていることを特徴とする温度センサ一体型圧力センサ装置。
  2. 前記高熱伝導性材料は、熱伝導性を高めるフィラーをさらに含んでいることを特徴とする請求項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  3. 前記高熱伝導性材料は、前記低熱伝導性材料と同一の前記熱可塑性樹脂と、熱伝導性を高めるフィラーとから構成されていることを特徴とする請求項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  4. 前記高熱伝導性部材と、前記低熱伝導性部材との何れか一方が他方よりも先に形成され、インサート成形によって前記一方と前記他方とが一体となって前記ベースが形成され
    前記高熱伝導性部材および前記低熱伝導性部材は、少なくとも一部が前記レーザ光を用いて互いに溶着されていることを特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  5. 前記高熱伝導性部材および前記低熱伝導性部材の何れか前記一方は、前記他方側に突出し前記インサート成形の時に一部が前記他方に溶けたメルトリブ部を含んでいることを特徴とする請求項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  6. 前記高熱伝導性部材と、前記低熱伝導性部材とのそれぞれが別々に形成された後、それぞれが前記レーザ光を用いた溶着によって一体となって前記ベースが形成されていることを特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  7. 前記高熱伝導性部材および前記低熱伝導性部材の前記レーザ光を用いた溶着がされる互いの接触面は、前記突出部の突出方向と直交していることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  8. 前記突出部は、前記基部と前記先端部とを繋ぐ基端部を有し、
    前記先端部は、前記基端部の肉厚よりも肉厚が薄い薄肉部を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  9. 前記低熱伝導性部材と前記高熱伝導性部材との間を内側からシールするように前記ベースと前記温度検出素子との間に充填された充填部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  10. 前記充填部材は、フッ素系の樹脂から構成されていることを特徴とする請求項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  11. 前記先端部と前記温度検出素子との間に充填された第1の充填部材と、
    前記低熱伝導性部材と前記高熱伝導性部材との間を内側からシールするように前記第1の充填部材に重ねて充填され、フッ素系の樹脂から構成された第2の充填部材とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
  12. 前記高熱伝導性部材は、前記低熱伝導性部材内で前記高熱伝導性部材の外周面から突出した突出部を含み、
    前記低熱伝導性部材は、前記突出部に当接して前記突出部が前記低熱伝導性部材から抜けることを防止する係止部を含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の温度センサ一体型圧力センサ装置。
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