JP5137037B2 - 雨水貯水タンク - Google Patents

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Description

この発明は、雨水貯水タンクに関するものである。
近年、水資源を有効に利用するために、雨水を庭の芝生や植木等への散水などに用いることが多くなっている。そこで、雨水の有効利用のため集めた雨水をタンクに貯めておき使用時に必要な場所に供給する雨水貯めタンクが使用されるようになってきている。従来は、タンクを雨樋の近くに設置し、縦雨樋の一部を切断し、これより現場に合わせた案内樋を特別に作成して、それをタンクに直接連結した雨水貯めタンクが使用されてきた。
そして、その雨水貯めタンクは、雨水の中に混じって縦樋からタンクに流入するごみや砂埃を含む沈殿物がたまるタンクの底を避けてタンクの下部側面に吐出蛇口が設けられ、また、タンクの底にはドレーン管を取り付け、必要時にドレーン管を備え付けた弁を開いてドレーンをタンクの下方に排出できる構造を備えたものが一般的であった(特許文献1)。
実用新案登録第3020429号
上記の特許文献1のように、雨水貯めタンクの底に弁とともにドレーン管を取り付け、ドレーン管の排水口が雨水貯めタンクの直下に開口しているときは、タンク底部に溜まるごみや泥などの沈殿物は、弁を開くことによって確実に排出することができる。また、弁の開閉操作は簡単であるから頻繁にドレーンの排出ができ、排出回数を増やせば藻やボウフラが発生することはない。
しかし、弁を開くことにより、雨水貯めタンクの下方や、周辺にごみや泥などの沈殿物が溜まっている雨水と一緒に排出されるから、雨水貯めタンクの周辺が非衛生的かつ水浸しになるばかりではなく、沈殿物を排出する際には、タンク底部にある弁を開くことにより汚水が排出されるため、弁を開き汚水を排出しようとする者に汚水が飛び散るおそれがある。
このため、弁を開くドレーンの排出操作を実施する間隔が長くなるときがあり、この時は、雨水貯めタンク内に藻やボウフラが発生することがあり、ドレーンが非衛生的になり問題となる。
本発明の課題は、ドレーン管の構造の採用により、タンク底部に溜まる沈殿物を排出可能にするのみならず、タンク使用者に配慮した雨水貯水タンクを提供することにある。
課題を解決する手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の雨水貯水タンクは、
縦樋を流れる雨水を集める雨水貯水タンクであって、
タンクには、
雨水が流入する流入孔を開口した蓋と、蓋が固着されると共に蓄えられた雨水が流出する流出孔を側部に開口したタンク本体と、蓄えられた雨水の中の沈殿成分を排水するタンク本体の底部に開口したドレン排水孔と、を備え、
流出孔には、タンク本体に蓄えられた雨水を配水するための放水管を備え、
ドレン排水孔には、
タンク本体内の雨水の中の沈殿成分の排水を制御する排水コックと、
片側がその排水コックに接続され、他側が縦樋に接続されて、雨水の中の沈殿成分を縦樋に排水するための排水管と、
を備え付け
流入孔には、タンク本体内部に向けて雨水とともに流入するごみを除去するフィルターが着脱自在に備え付けられ、
縦樋から雨水を誘導する導入管の下端部が、フィルターに対し上方から該フィルターを着脱するための一定の間隔をおいて近接し、
導入管の下端部の外側には、スライド管がフィルターに対し、接近・離間するように導入管の下端部に沿って移動可能に嵌合されるとともに、そのスライド管の下端が自重によりフィルターに着座して支持され、フィルターはスライド管をフィルターから離間するように移動させた状態で着脱でき、
フィルターはごみを収集する収集部がタンク本体内部に設けられ、フィルターのつば部がタンク本体外面に延出することでフィルターが着脱自在となることを特徴とする。
片側が排水コックに接続され、他側が縦樋に接続されて、雨水の中の沈殿成分を縦樋に排水するための排水管を備えるため、排水コックを開くことにより、タンク本体の底部に溜まる泥、藻、ミジンコ等の沈殿物をタンク本体の外部に排出することができる。そして、タンク本体に貯まる雨水が腐敗するのを防止することができる。
また、排水管の片側が排出コックに接続され、他側が縦樋に接続されることにより、排出コックを開くと、タンク本体に蓄えられた雨水の中の沈殿成分は、排出コックから排水管を通じて縦樋に流される。そのため、使用者に汚水が飛び散ることがなく、タンク本体周辺が水浸しにも非衛生的にもならない。よって、衛生的で使用者に配慮した雨水貯水タンクを提供することができる。
なお、排水管を透明又は半透明にすることにより、排出される沈殿物を使用者が目視することが可能となる。つまり、使用者が雨水の汚染状況を簡易に判断することが可能となる。よって、排水量を使用者が容易に判断することが可能となる。ひいては、沈殿物を含まないきれいな雨水を無駄に排出してしまうのを防ぐことができる。
また、流入孔には、タンク本体内部に向けて雨水とともに流入するごみを除去するフィルターが着脱自在に備え付けられ、
縦樋から雨水を誘導する導入管の端とフィルターとの間に、導入管に沿って可動するスライド管を備え、
フィルターはスライド管を可動して着脱できることを特徴とする。
縦樋から雨水を誘導する導入管の端とフィルターとの間に、導入管に沿って可動するスライド管を備えることにより、従来の雨水貯水タンクを設置するときに一番面倒な作業である、タンク本体の位置を正しい位置に設置して、縦樋と導入管とタンク本体とを一体に連結する作業が不要となる。つまり、縦樋から雨水を誘導する導入管の端とフィルターとの間に、導入管に沿って可動するスライド管を備えることにより、雨水貯水タンクの設置工程は以下のようになる。先ず、導入管の端がタンク蓋の流入孔に位置するようにタンク本体を設置する。そして、雨水をタンク本体内に流入させるスライド管をタンク蓋に挿通させることにより雨水貯水タンクの設置工程が完了する。このとき、スライド管が導入管に沿ってスライドするためには隙間が必要であり、この隙間の存在によってスライド管のフィルター側の端は、所定の範囲であれば動かすことができるので、導入管の中心と蓋の流入孔の中心とを正確に一致させる必要はなく、導入管が雨水貯水タンクのタンク蓋に直接固着する場合に比べ、簡易に雨水貯水タンクを設置することが可能となる。
また、流入孔に着脱自在に備え付けられ、タンク本体内部に向けて雨水とともに流入するごみを除去するフィルターは、雨水貯水タンクの蓋の流入孔に嵌め込まれ、蓋との間は着脱自在としたので、スライド管を上動させることによってフィルターを蓋の流入孔から取り外すことができ、フィルターについての清掃やメンテナンスを容易にすることができる。つまり、フィルターを完全にタンク本体から外すことにより、フィルターの編み目などの細部まで確実に清掃することが可能となり、フィルターの清掃が不十分なことに基づくフィルター部での雨水の滞留を防止することが可能となる。なお、スライド管に透明又は半透明の部材を用いることにより、フィルターにおけるごみの収集具合を外部から確認することができる。そのため、フィルターを清掃すべきか否かの判断を簡単にできる。
一方、導入管の端とフィルターとの間に備え付けたスライド管が、フィルター内に挿通することにより、雨水をタンク本体内部に確実に導くことが可能となる。よって、雨水が漏れなくタンク内部に流入し、効率的に雨水を貯水することができる。そして、雨水とともに流入するごみをフィルターにより確実に捕捉することができる。また、フィルターはスライド管がタンク本体内部に落下するのを防止することもできる。
さらに、フィルターは一定の大きさのごみや粒子の大きい砂利等が捕捉する。そのためタンク本体の底部には、固形のごみや粒子の大きい砂利等は沈殿しない。よって、比較的排出の容易な泥等のみが沈殿することになるため、フィルターを設けることにより排出管のつまりを防止する。また、確実にタンク本体の底部に沈殿した沈殿物を排出することも可能となる。なお、ごみがタンク本体に流入しないので泥成分が沈殿物の主成分となる。そのため、泥成分の沈殿物が縦樋に少量のドレン水と一緒に流れても、雨水貯水タンクを取り付ける前の状態と変わりがないため、雨水貯水タンクを設置したことによる縦樋の詰まりなどは生じない。
そして、放水管は透明もしくは半透明のホースによって構成し、
タンク本体には、少なくとも放水管の一部をタンク本体の雨水の水位よりも高く保持するホース固定部を備えていることを特徴とする。
放水管を透明もしくは半透明のホースにすることにより、水位計を備え低コストである雨水貯水タンクを簡易に製造することができる。すなわち、従来は、タンク本体の側壁の上下にタンク本体内部と連通する透明又は半透明な水位管を設けて、その水位管を水位計としていた。より具体的には、放出孔とは別に、水位管用の孔をタンク本体に2箇所設け、その上で水位管を連結していた。つまり、水位管の連結に手間を要していた。また、水位管を別個独立の部材として設ける必要があったため、製造コストも要していた。
しかし、放水管を水位管とすることにより、タンク本体に別途、水位管専用の孔を設ける必要がない。また、水位管の機能を放水管に担わせるべく、放水管に透明又は半透明ホースを用いることで別途、水位管を設ける必要がなくなり、水位計を備えた雨水貯水タンクを低コストで製造することができる。
ここで、本発明の雨水貯水タンクは、縦樋を流れる雨水を貯めるため、タンク本体は屋外に設置される。そのため、タンク本体内部に貯水された雨水が直射日光にさらされることにより、タンク本体内部に藻が発生する。そこで、内側又は外側を塗装したタンク本体及び内側又は外側を塗装した蓋を使用することにより、直射日光を遮り、藻の発生を抑止することが可能となる。この場合、タンク本体の内側又は外側を塗装することにより直射日光を遮る場合には、合成樹脂製のタンクにおいても、タンク本体の雨水の水位が外部からは判別できないため、放水管に透明又は半透明ホースを用いることでタンク本体の雨水の水位を測定する本構成は有効となる。
なお、ホース固定部からホースを外し、当該ホースの端をタンク本体の雨水の水位よりも低くすれば、当該ホースは、タンク本体に蓄えられた雨水を配水することができる。つまり、当該ホースは、水位計兼延長ホースとしても使用することができる。
一方、流出孔には、タンク本体に蓄えられた雨水の配水を制御する放水コックを備え付けたことを特徴とする。
放水コックがない場合もしくは開路とした場合には、流出孔から放水管の端までの間にタンク本体の雨水の水位に応じた雨水が常に溜まっている状態が維持される。そのため、使用者が、放水管により雨水を配水しようとする場合には、使用者は、放水管の少なくとも一部をタンク本体の雨水の水位よりも高く保持して移動する必要がある。つまり、使用者が放水管を保持して配水する場合、配水するに際して、放水管の高さを気に留めて放水管を移動させる必要があり、放水コックがない場合は、使用者が配水をするのが不便であった。
しかし、放水コックを備え付けたことにより、使用者が配水をするのが便利となる。つまり、放水管の移動に際して使用者が放水コックを閉めると、それ以降は、タンク本体から放水管に雨水が放出されない。そのため、使用者は、雨水を配水する際、放水管に溜まった雨水を溢しても、雨水は放水管に放出されないため、雨水を配水する移動の際に、無駄に雨水を溢したとしても放水管に溜まった雨水しか溢さない。よって、使用者は、貯水された雨水を効率的に配水することができる。ひいては、放水管の高さを気にせず放水管を移動させることができ、配水するのがより容易となる。
また、タンク本体に蓄えられた雨水の配水を放水コックにより制御できるので、使用者の状況に応じて、タンク本体に蓄えられた雨水を自由に配水することが可能となる。
さらに、上述の放水管を透明もしくは半透明のホースによって構成し、タンク本体には、少なくとも放水管の一部をタンク本体の雨水の水位よりも高く保持するホース固定部を備える構成に、当該放水コックを備え付けることも可能である。この場合、放水コックを開くことにより、ホースはタンク本体に貯水されている雨水の水量を測定することが可能となる。一方、放水コックを閉めた場合には、使用者は、ホースを散水用の延長ホースとして使用することができる。そして、貯水雨水量を計測しない場合には、ホースの一部をタンク本体の雨水の水位よりも高く保持する必要はないため、使用者は、ホースを収納するに際して、ホースの高さについて気にとめる必要がなくなる。よって、水位計としても使用できるホースの収納が便利になる。
また、タンク本体には、貯水予定量を超えた雨水を放出する放出孔を備え、
放出孔には、雨水を縦樋に放水するためのオーバーフロー管を備え付けたことを特徴とする。
雨水を縦樋に放水するためのオーバーフロー管を備えることにより、タンク本体の貯水予定量を超えた雨水がタンク本体内部に流入した場合においても、雨水が縦樋に放出される。よって、雨水を放出するオーバーフロー管が縦樋に接続されることにより、タンク本体周辺が水浸しにならない。つまり、使用者がタンクを使用する際に、タンク本体周辺が水浸しになっていることはない。よって、使用者に配慮した雨水貯水タンクを提供することができる。
また、オーバーフロー管が排水管と同じ縦樋に接続されることにより、オーバーフロー管から放水される雨水は、排水管から排水される沈殿物の詰まりを防止できる。つまり、オーバーフロー管から放水される雨水の水圧により縦樋における沈殿物が、オーバーフロー管から放水される雨水とともに排出される。よって、オーバーフロー管も排水管と同様に縦樋に接続することにより、より確実に沈殿物を排出することが可能となる。
本発明の雨水貯水タンクの一実施形態を示す斜視図。 流入孔、流出孔及びドレン排出孔が設けられた本発明の雨水貯水タンクを示す斜視図及び底面図。 本発明の雨水貯水タンクのフィルターの着脱を示す図。 本発明の雨水貯水タンクの設置工程を示す図。 透明もしくは半透明ホースとホース保持部が設けられた本発明の雨水貯水タンクの一実施例を示す斜視図。
以下、本発明を実施するための形態を添付の図面を用いて説明する。図1は本発明の雨水貯水タンク3の一実施形態を示すものである。本発明の雨水貯水タンク3は、縦樋1を流れる雨水2を集める。具体的には、流入孔4、流出孔6及びドレン排出孔10が設けられた本発明の雨水貯水タンク3は、図2に示すように、雨水2が流入する流入孔4を開口した蓋5と、その蓋5が固着されると共に蓄えられた雨水2が流出する流出孔6を側部7に開口したタンク本体8と、蓄えられた雨水2の中の沈殿成分を排水するタンク本体8の底部9に開口したドレン排水孔10を備える。
ここで、流出孔6には、図1に示すように、タンク本体8に蓄えられた雨水2を配水するための放水管11が備えられ、ドレン排水孔10には、タンク本体8内の雨水2の中の沈殿成分の排水を制御する排水コック12が備えられる。さらに、雨水貯水タンク3に貯水された雨水2中の沈殿成分を縦樋1に排水するための排水管13が備え付けられ、その排水管13は、片側が排水コック12に接続され、他側が縦樋1に接続される。
そして、流入孔4には、タンク本体8内部に向けて雨水2とともに流入するごみを除去するフィルター14がタンクの蓋5に着脱自在に備え付けられる。具体的には、フィルター14は、流入孔4の内周縁を基端部とし、該基端部の少なくとも一部から蓋5の外面に延出する延出部をつば部とし、導入管15及びスライド管16から供給される雨水2とともにタンク本体8内部に向けて供給されるごみを収集する収集部が雨水貯水タンク3内部に形成される。そして、それが、図3(a)に示される。そして、フィルター14の収集部によりスライド管16がタンク本体8内部に落下するのを防止する。さらに、縦樋1から雨水2を誘導する導入管15の端とフィルター14との間に、導入管15に沿って可動するスライド管16を備えることにより、フィルター14はスライド管16を可動して着脱できる。具体的には、フィルター14の収集部に挿通されたスライド管16のフィルター14側の端がフィルター14に接地している状態が図3(b)の工程1に示されている。この工程1から、スライド管16を導入管15に沿ってフィルター14と反対方向に上動させ、スライド管16のフィルター14側の端が導入管15のフィルター14側の端を覆うまで移動させる。この状態が図3(b)の工程2に示されている。そして、この工程2から、スライド管16の位置を保ち、フィルター14とスライド管16との間に生じた空間を利用することにより、フィルター14を着脱することが可能となり、フィルター14の着脱が工程3に示されている。
また、図1に示すように、放水管11は透明もしくは半透明のホース17によって構成され、少なくとも放水管11の一部をタンク本体8の雨水2の水位WLよりも高く保持するホース固定部18がタンク本体8に備えられる。
一方、流出孔6には、図5に示すように、タンク本体8に蓄えられた雨水2の配水を制御する放水コック19が備え付けることも可能である。
また、図1に戻り、タンク本体8には、貯水予定量を超えた雨水2を放出する放出孔20が備えられる。そして、その放出孔20には、縦樋1に接続されて、雨水2を縦樋1に放水するためのオーバーフロー管21を備え付けられる。
以下、本発明の雨水貯水タンク3の使用態様と効果について説明する。本発明の雨水貯水タンク3は、図2に示すように、雨水2が流入する流入孔4を開口した蓋5と、その蓋5が固着されるタンク本体8を有し、そのタンク本体8は、タンク本体8の側部7にタンク本体8に蓄えられた雨水2を流出する流出孔6を備え、タンク本体8の底部9に蓄えられた雨水2中の沈殿成分を排出するドレン排出孔10が開口される。そして、図1に示すように、流出孔6には、タンク本体8に蓄えられた雨水2を配水するための放水管11が備えられ、ドレン排水孔10には、タンク本体8内の雨水2の中の沈殿成分の排水を制御する排水コック12が備えられる。さらに、雨水貯水タンク3に貯水された雨水2中の沈殿成分を縦樋1に排水するための排水管13が備え付けられ、その排水管13は、片側が排水コック12に接続され、他側が縦樋1に接続される。
雨水貯水タンク3に貯水された雨水2中の沈殿成分を縦樋1に排水するための排水管13が備え付けられることにより、タンク本体8の底部9に溜まる泥、藻、ミジンコ等の沈殿物をタンク本体8の外部に排出することができる。そのためタンク本体8に貯まる雨水2が腐敗するのを防止することができる。なお、内側又は外側を塗装したタンク本体8及び内側又は外側を塗装した蓋5を使用することにより、直射日光を遮り、藻の発生を抑止することができる。
そして、排水管13の片側が排出コック12に接続され、他側が縦樋1に接続されることにより、排出コック12を開いても、タンク本体8に蓄えられた雨水2の中の沈殿成分は、排出コック12から排水管13を通じて縦樋1に流される。よって、使用者(排水者)に汚水が飛び散ることがない。また、タンク本体8周辺が水浸しにも非衛生的にもならない。したがって、本発明の雨水貯水タンク3は、衛生的で使用者に配慮したものとなる。
なお、タンク本体8及び蓋5には、廃棄処分されるポリタンク製、合成樹脂製又は塩化ビニル製のタンク本体8及び蓋5を用いることができる。廃棄処分されるポリタンク製、合成樹脂製又は塩化ビニル製の容器により、雨水貯水タンク3の製造コストを下げることができる。さらに、埋め立てごみとして廃棄処分されるポリタンク製、合成樹脂製又は塩化ビニル製の容器を使用することで、ポリタンク製、合成樹脂製又は塩化ビニル製の容器のごみを減らすことができ、環境に配慮した雨水貯水タンク3を提供することができる。
一方、排水管13を透明又は半透明にすることにより、排出される沈殿物を目視することが可能となる。そのため、使用者は雨水2の汚染状況を簡易に判断することができる。よって、貯水された雨水2の排水量を使用者が適切に判断することができる。ひいては、沈殿物を含まないきれいな雨水2を使用者が大量に排出してしまう無駄な排出を防ぐことが可能となる。
また、従来、汚染された雨水2の排水量を使用者が判断する場合、ドレーン管から直接外部にドレーンを排出して、タンクの底から出てくる沈殿物を使用者が目視することで、判断していた。しかし、目視して判断するため、使用者に沈殿物が飛び散るという問題があった。しかしながら、排水管13を透明又は半透明にすることにより、沈殿物が使用者に飛び散ることはない。そのため、雨水貯水タンク3は、使用者に配慮したものとなる。
また、本発明の雨水貯水タンク3は、タンク本体8内部に向けて雨水2とともに流入するごみを除去するフィルター14が流出孔6に着脱自在に備え付けられ、そのフィルター14と縦樋1から雨水2を誘導する導入管15の端との間に、導入管15に沿って可動するスライド管16を備える。つまり、フィルター14は雨水貯水タンク3の蓋5の流入孔4に嵌め込まれ、蓋5との間は着脱自在としたので、スライド管16を上動させることによりフィルター14を蓋5の流入孔4から取り外すことができる。そのため、フィルター14についての清掃やメンテナンスを容易にすることができる。
また、従来の雨水貯水タンク3を設置するときに一番面倒な作業である、タンク本体8の位置を正しい位置に設置して、縦樋1と導入管15とタンク本体8とを一体に連結する作業が不要となる。以下に、具体的に説明する。本発明の雨水貯水タンク3の設置工程は、先ず、導入管15の端がタンクの蓋5の流入孔4に位置するようにタンク本体8を設置する。そして、雨水2をタンク本体8内に流入させるスライド管16をタンクの蓋5に挿通させることにより雨水貯水タンク3の設置工程が完了する。このとき、スライド管16が導入管15に沿ってスライドするためには隙間が必要であり、この隙間の存在によってスライド管16のフィルター14側の端は、所定の範囲であれば動かすことができるので、導入管15の中心と蓋5の流入孔4の中心とを正確に一致させる必要はなく、導入管15が雨水貯水タンク3のタンクの蓋5に直接固着する場合に比べ、簡易に雨水貯水タンク3を設置することが可能となる。つまり、縦樋1と導入管15とタンク本体8とを一体に連結する作業が不要となる。
また、可動するスライド管16がフィルター14の収集部に挿通されているので、スライド管16により確実に雨水2をフィルター14に通すことにより、雨水2をタンク本体8内部に確実に導くことが可能となる。そして雨水2が漏れなくタンク本体8内部に流入し、効率的に雨水2を貯水することができる。さらに、タンク本体8内部に向けて雨水2とともに流入するごみをフィルター14において確実に捕捉することができる。
そして、フィルター14の収集部によりスライド管16がタンク本体8内部に落下するのを防止できる。さらに、フィルター14の網目状の収集部により、一定の大きさのごみや粒子の大きい砂利等が捕捉される。そのため、タンク本体8の底部9には、固形のごみや粒子の大きい砂利等は沈殿しない。つまり、比較的排出の容易な泥等のみが沈殿することになる。したがって、フィルター14を設けることにより排出管13のつまりを防止することができる。よって、確実にタンク本体8の底部9に沈殿した沈殿物を排出することが可能となる。なお、ごみが雨水貯水タンク3に流入しないことから、泥成分が沈殿物の主成分となる。それゆえ、泥成分の沈殿物が縦樋1に流れても、雨水貯水タンク3を取り付ける前の状態とは変わりがないため、雨水貯水タンク3を設置したことによる縦樋1の詰まりなどは生じない。
また、フィルター14において、流入孔4の内周縁を基端部とし、該基端部の少なくとも一部から雨水貯水タンク3の外面に延出する延出部をつば部とするフィルター14を用いることができる。そのつば部により、フィルター14の取外しができ、フィルター14の清掃やメンテナンスが容易となる。さらに、フィルター14の清掃やメンテナンスの際に、フィルター14がタンク本体8内部に落下するのを防止できる。
また、図1又は図5に示すように、放水管11を透明もしくは半透明のホース17で構成し、少なくとも放水管11の一部をタンク本体8の雨水2の水位WLよりも高く保持するホース固定部18をタンク本体8に備えることにより、水位計を備え低コストである雨水貯水タンク3を簡易に製造することができる。すなわち、従来は、タンク本体8の側壁の上下にタンク本体8内部と連通する透明又は半透明な水位管を設けることにより、水位を計測していた。より具体的には、放出孔20とは別に、水位管用の孔をタンク本体8に2箇所設け、その上で水位管を連結していた。つまり、水位管の連結に手間を要していた。また、水位管を別個独立の部材として設ける必要があるため、製造コストも要していた。
しかし、放水管11を水位管とすることにより、タンク本体8に別途、孔を設ける必要がなくなった。また、水位管の機能を放水管11に担わせるべく、放水管11に透明又は半透明ホース17を用いることで水位計を備えた雨水貯水タンク3を低コストで製造することができる。なお、図5は、ホース固定部18においてキャップCを設けたものを示したものである。キャップCにより、透明又は半透明ホース17の内部にごみ等が入らず、きれいな雨水を配水することが可能となる。
また、意匠的なバリエーションを備えた雨水貯水タンク3を提供するために、タンク本体8や蓋5をカラーリングや装飾を施した場合には、タンク本体8の雨水の水位WLが外部からは判別できないため、ホース17により雨水2の水位を計測できる本構成は有効となる。
一方、流出孔6には、タンク本体8に蓄えられた雨水2の配水を制御する放水コック19を備え付けられる。よって、放出コック19を閉めることにより、タンク本体8の雨水2の水位WLに影響して雨水2が放水管11に溜まることがない。よって、使用者は、雨水2を配水する際、放水管11の高さを気にせず移動でき、雨水2を配水するのが容易となる。
また、タンク本体8に蓄えられた雨水2の配水を放水コック19により制御できるので、使用者の状況に応じて、タンク本体8に蓄えられた雨水2を自由に配水できる。
さらに、上述の放水管11を透明もしくは半透明のホースによって構成し、タンク本体8には、少なくとも放水管11の一部をタンク本体の雨水2の水位WLよりも高く保持するホース固定部18を備える構成に、当該放水コック19を備え付けることも可能である。この場合、放水コック19を開くことにより、ホースはタンク本体8に貯水されている雨水2の水量を測定することが可能となる。一方、放水コック19を閉めた場合には、使用者は、ホースを散水用の延長ホースとして使用することができる。そして、貯水雨水量を計測しない場合には、ホースの一部をタンク本体8の雨水2の水位WLよりも高く保持する必要はないため、使用者は、ホースを収納するに際して、ホースの高さを気にとめる必要がなくなる。よって、水位計としても使用できるホースの収納が便利になる。
また、タンク本体8には、貯水予定量を超えた雨水2を放出する放出孔20を備え、該放出孔20には、縦樋1に接続されて、雨水2を縦樋1に放水するためのオーバーフロー管21を備え付けられることにより、タンク本体8の貯水予定量を超えた雨水2がタンク本体8内部に流入した場合においても、雨水2が縦樋1に放出させる。よって、雨水2を放出するオーバーフロー管21が縦樋1に接続されることにより、タンク本体8周辺が水浸しにならない。つまり、使用者がタンクを使用する際に、タンク本体8周辺が水浸しになっていることはない。
また、オーバーフロー管21が排水管13と同じ縦樋1に直接もしくは排水管13の途中を経由して接続されることにより、オーバーフロー管21から放水される雨水2は、排水管13から排水される沈殿物の詰まりを防止できる。つまり、オーバーフロー管21から放水される雨水2の水圧により縦樋1や排水管13の途中における沈殿物が、オーバーフロー管21から放水される雨水2とともに排出される。よって、オーバーフロー管21も排水管14と同様に縦樋1に接続することにより、より確実に沈殿物を排出することが可能となる。
さらに、タンク本体8と蓋5とを、クランプ等の固着部材により強固に固着させることもできる。オーバーフロー管21のフロー容量を超えた雨水2がタンク本体8に流入された場合でも、固着部材により、雨水2の沈殿物がタンク本体8と蓋5の間から流れ出るのを防止することができる。そのため、タンク本体8の周辺が雨水2の沈殿物により非衛生的になるのを防止する。
なお、オーバーフロー管21を可撓性を有する素材で構成することにより、タンク本体8と縦樋1を所定の範囲であれば移動させることが可能となる。よって、本発明の雨水貯水タンク3の設置工程において、導入管15の中心と蓋5の流入孔4の中心とを正確に一致していない場合でも、可撓性を有するオーバーフロー管21により、簡易に一致させることができるため、比較的簡易に雨水貯水タンク3を設置することが可能となる。
また、土台を有するタンク本体8を設置した場合には、土台により、タンク本体8の底部9が一定の高さを有する。そのため、排水管13をタンク本体8の底部9より下に配管することが可能となる。よって、排水コック12を開くことにより雨水2の沈殿成分を勢いよく排水管13に排水することが可能となる。ゆえに、排水管13の詰まりを防止することができる。そして、タンク本体8を土台に設置した場合には、タンク本体8と土台を針金等の固定部材により固定することができる。固定部材により、耐震性に優れた雨水貯水タンク3を提供することが可能となる。
一方、土台に変わりにタンク本体8の底部9が一定の高さを有するように脚を設けた場合には、土台を設けた場合と同様に、排水管13の詰まりを防止できるのみならず、固定部材により、タンク本体8と土台を固定する必要がないため、より耐震性に優れた雨水貯水タンク3を提供することが可能となる。
1 縦樋
2 雨水
3 雨水貯水タンク
4 流入孔
5 蓋
6 流出孔
7 側部
8 タンク本体
9 底部
10 ドレン排出孔
11 放水管
12 排水コック
13 排水管
14 フィルター
15 導入管
16 スライド管
17 透明もしくは半透明ホース
18 ホース固定部
19 放水コック
20 放出孔
21 オーバーフロー管
WL 水位
C キャップ

Claims (5)

  1. 縦樋を流れる雨水を集める雨水貯水タンクであって、
    前記タンクには、
    雨水が流入する流入孔を開口した蓋と、前記蓋が固着されると共に蓄えられた雨水が流出する流出孔を側部に開口したタンク本体と、蓄えられた雨水の中の沈殿成分を排水する前記タンク本体の底部に開口したドレン排水孔と、を備え、
    前記流出孔には、前記タンク本体に蓄えられた雨水を配水するための放水管を備え、
    前記ドレン排水孔には、
    前記タンク本体内の雨水の中の沈殿成分の排水を制御する排水コックと、
    片側がその排水コックに接続され、他側が前記縦樋に接続されて、雨水の中の沈殿成分を前記縦樋に排水するための排水管と、
    を備え付け
    前記流入孔には、前記タンク本体内部に向けて雨水とともに流入するごみを除去するフィルターが着脱自在に備え付けられ、
    前記縦樋から雨水を誘導する導入管の下端部が、前記フィルターに対し上方から該フィルターを着脱するための一定の間隔をおいて近接し、
    前記導入管の下端部の外側には、スライド管が前記フィルターに対し、接近・離間するように前記導入管の下端部に沿って移動可能に嵌合されるとともに、そのスライド管の下端が自重により前記フィルターに着座して支持され、前記フィルターは前記スライド管を前記フィルターから離間するように移動させた状態で着脱でき、
    前記フィルターは前記ごみを収集する収集部が前記タンク本体内部に設けられ、前記フィルターのつば部が前記タンク本体外面に延出することで前記フィルターが着脱自在となることを特徴とする雨水貯水タンク。
  2. 前記放水管は透明もしくは半透明のホースによって構成し、
    前記タンク本体には、少なくとも前記放水管の一部をタンク本体の雨水の水位よりも高く保持するホース固定部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の雨水貯水タンク。
  3. 前記流出孔には、前記タンク本体に蓄えられた雨水の配水を制御する放水コックを備え付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の雨水貯水タンク。
  4. 前記タンク本体には、貯水予定量を超えた雨水を放出する放出孔を備え、
    前記放出孔には、雨水を前記縦樋に放水するためのオーバーフロー管を備え付けたことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の雨水貯水タンク。
  5. 前記排水管が透明又は半透明であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の雨水貯水タンク。
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