JP5136098B2 - 車両用ステアリング装置のラックハウジング構造 - Google Patents
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好適には、前記鉄管部材の前記各ハウジング部材との連結部に前記凸部を除去した円筒部分を形成し、前記円筒部分と前記ハウジング部材との間にシール部を形成してある。
また、好適には、前記シール部は液体状のシール部である。
また、好適には、前記ハウジング部材の端部内径部に第2の凹部を形成し、前記鉄管部材の端部を部分的に塑性変形させて前記第2の凹部に係合させ、この係合部を前記ハウジング部材と前記鉄管部材の軸方向抜止め手段とする。
好適には、前記ブラケット部材の端部位置で前記鉄管部材を部分的に塑性変形させ、この塑性変形部を前記鉄管部材に対する前記ブラケット部材の軸方向位置決め・抜止め部とする。
また、好適には、前記鉄管部材の前記凸部で前記ブラケット部材と係合する部分を、前記凸部で前記ハウジング部材と係合する部分と異なる大きさに形成し、前記凸部を軸方向に段付き形状とする。
また、好適には、前記鉄管部材に形成される凸部はハイドロフォーミングで成形された凸部である。
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用ステアリング装置のラックハウジング構造を示す側面図、図2は図1のA−A線拡大縦断面図である。また、図3は図2のB−B線横断面図、図4は図2のC−C線横断面図、図5は図2のT−T線横断面図である。この実施形態はラックアンドピニオン式電動パワーステアリング装置に本発明を適用した例であるが、本発明は勿論このような形態のものに限定されるものではなく、ラックアンドピニオン式油圧アシストステアリング装置、あるいはラックアンドピニオン式マニュアルステアリング装置にも同様に適用可能である。
ラック軸1の一方の端部が第1のハウジング部材3によって囲包され、ラック軸1の他方の端部が第2のハウジング部材4によって囲包されている。第1のハウジング部材3は、電動アシスト部の電動機15の出力軸に連結されるギヤ機構部(図示せず)およびピニオン軸2のハウジングを兼ねた構成となっており、かつ、これら第1,第2の両ハウジング部材3,4ともアルミダイカストで製作されている。
図6は本発明の実施形態2に係る車両用ステアリング装置のラックハウジング構造を示す側面図、図7は図6のD−D線拡大縦断面図である。また、図8は図7のE−E線拡大横断面図である。実施形態2においても鉄管部材5の端部および第1,第2のハウジング部材3,4の構成は実施形態1と同様であり、鉄管部材5には軸方向に伸びる凸部9が形成され、第1,第2のハウジング部材3,4の内径部には、その端部開口に隣接して、この凸部9と係合する第1の凹部10および鉄管部材5の端部の塑性変形によって係合する第2の凹部11が形成され、さらに、これらの第1,第2の凹部10,11の間の中間位置にシール部材14が設けられている。
図9は本発明の実施形態3に係る車両用ステアリング装置のラックハウジング構造を示した図であり、図9(a)は鉄管部材5とこれに装着されるブラケット部材16の側面図、同図(b)は図9(a)のF−F線縦断面図、同図(c)は図9(a)のG−G線横断面図、同図(d)は図9(a)のH−H線横断面図である。実施形態3では、図9(d)に示すように、鉄管部材5の外径部には軸方向に伸びる3本の凸部9が形成され、ブラケット部材16の内径部にはこれらの凸部9と係合する3個の凹部19が形成され、これによって鉄管部材5に対するブラケット部材16の回転方向位置が決まり、したがって車体に対するマウント部17の取付面17aの位置が確定される。
図12は本発明の実施形態4に係るステアリング装置のラックハウジング構造の側面図であり、図13は図12のN−N線拡大縦断面図である。また、図14(a)は図12のQ部の拡大側面図、図14(b)は図14(a)のR−R線横断面図、図14(c)は図14(a)のS−S線横断面図である。鉄管部材5の両端部の凸部9および塑性変形部12、およびこれらと係合する第1,第2のハウジング部材3,4の内径凹部10,11は、図1および図6の実施形態1,2と同様であり、また第1,第2のハウジング部材3,4と鉄管部材5の両端部との間に設けられるシール部の構成も実施形態1,2と同様である。
3 第1のハウジング部材
4 第2のハウジング部材
5 鉄管部材
7,8,17 マウント部
9,23 凸部
10,11,18,19 凹部
12,20,22,25 塑性変形部
13 円筒部
14 シール部材
16 ブラケット部材
Claims (8)
- ステアリングシャフト下端のピニオンと噛合し、かつ、両端部がそれぞれ転舵機構に連結されるラック軸を有する車両用ステアリング装置のラックハウジング構造において、
前記ラック軸は、鉄管部材とその両端のそれぞれに外嵌連結されたハウジング部材とからなる筒体に収容され、前記各ハウジング部材には該ハウジング部材を車体に取付けるためのマウント部が形成され、前記鉄管部材は、前記各ハウジング部材が外嵌連結される部分およびこれら部分間の軸方向全長に亘って、径方向外方に向かって突出し、かつ軸方向に連続して延在する凸部が形成され、前記各ハウジング部材の前記鉄管部材との連結部である内径面には、前記鉄管部材の前記凸部と係合する凹部が形成されていることを特徴とする車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。 - 前記鉄管部材の前記各ハウジング部材との連結部に前記凸部を除去した円筒部分を形成し、前記円筒部分と前記ハウジング部材との間にシール部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記シール部は液体状のシール部であることを特徴とする請求項2に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記ハウジング部材の端部内径部に第2の凹部を形成し、前記鉄管部材の端部を部分的に塑性変形させて前記第2の凹部に係合させ、この係合部を前記ハウジング部材と前記鉄管部材の軸方向抜止め手段とすることを特徴とする請求項1〜3に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記鉄管部材の外周部に車体取付け用のブラケット部材を設け、前記ブラケット部材の内径面に前記鉄管部材の前記凸部と係合する凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜4に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記ブラケット部材の端部位置で前記鉄管部材を部分的に塑性変形させ、この塑性変形部を前記鉄管部材に対する前記ブラケット部材の軸方向位置決め・抜止め部とすることを特徴とする請求項5に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記鉄管部材の前記凸部で前記ブラケット部材と係合する部分を、前記凸部で前記ハウジング部材と係合する部分と異なる大きさに形成し、前記凸部を軸方向に段付き形状とすることを特徴とする請求項5または6に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
- 前記鉄管部材に形成される凸部はハイドロフォーミングで成形された凸部であることを特徴とする請求項1〜7に記載の車両用ステアリング装置のラックハウジング構造。
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