JP5134384B2 - Led表示機能付き時計 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(Light emitting diode)表示機能付き時計に組み込まれる時計用照射ユニット及びLED表示機能付き時計に関するものである。
従来のLED表示機能付き時計に組み込まれた時計用照射ユニットにおいて、文字板に孔を形成するとともに、時計ケースの見切り部分に反射面を形成し、ムーブメントと略同一平面上に配設される回路基板上に、文字板照明用のLED(Light emitting diode)を配設したものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術によれば、回路基板上にLEDを容易に実装することができ、LEDの実装にかかる費用を低減することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、LEDの出射光は反射板や導光板を介して文字板を照射するため、文字板全体を均一に照射することが困難となる虞れがある。
そこで、昨今では、ムーブメントよりも上方であって、文字板と略同一平面上に回路基板を配設し、回路基板上に文字板照明用のLEDを配設したものが提供されている。(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の技術によれば、文字板照明用のLEDを文字板よりも高さ方向において上方に配設し、LEDの出射光によって直接文字板を照射するため、文字板全体を均一に照射することが可能である。
特開2004−53342号公報(図1) 特開2007−155595号公報(図1)
しかしながら、特許文献2に記載の技術によれば、ムーブメントは中枠によって位置決め支持され、回路基板は、この中枠の上方であるケースの見切り部分近傍に配設されている。このため、モジュールの厚さはムーブメントを支持する中枠の高さ寸法に回路基板の厚さ寸法を加えた分だけ厚くする必要が生じる。従って、ケース内部においてLEDを配設するスペースが限られ、LEDの大きさや形状等、設計上の自由度が制約される虞れがある。
さらに、上述した特許文献1、2にかかる技術のいずれによっても、文字板全体の照射の均一化を図るとともに、文字板照明用のLEDの大きさや形状等、設計上の自由度を確保することを同時に実現することは困難である。双方を同時に実現するためには、2種類のモジュールを作成する必要が生じる。上述したとおり、特許文献2に記載のモジュールについては、中枠の高さ寸法に回路基板の厚さ寸法を加えた分、モジュール全体の厚さ寸法は、特許文献1に記載のモジュールの厚さ寸法よりも厚くならざるを得ない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、LEDを配設するために十分なスペースを確保することができるとともに、文字板照明用LEDの設計上の自由度を確保することが可能で、且つ、一つのモジュールによって、文字板全体の照射の均一化を図ることを同時に実現することが可能な時計用照射ユニット及びLED表示機能付き時計を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、LED表示機能付き時計であって、時間の経過に伴い指針を回転駆動させるアナログムーブメントと、前記アナログムーブメントと略同一平面上に配設され、時刻を表示する文字板を照射する文字板照明用LEDを搭載可能な第1回路基板と、前記アナログムーブメントを、上方側から保持する保持部と、前記文字板照明用LEDを搭載可能で、前記第1回路基板の上方で前記保持部に着脱可能な第2回路基板と、を備え、前記保持部には、その上面に前記第2回路基板を収納可能な凹部が形成された時計照射ユニットと、前記保持部の上方に配設され、開口部を形成した文字板と、前記文字板の前記開口部の上方に配設され、光を反射させる反射手段と、前記第1回路基板上において前記文字板に形成した前記開口部に対向する位置に配置された前記文字板照明用LEDと、を備え、前記凹部には、前記文字板の前記開口部に対向する位置に第一開口部が形成されたことを特徴とする
本発明によれば、保持部は上面に形成された凹部を備え、当該凹部に第2回路基板を完全に収納することができる。従って、第2回路基板に文字板照明用LEDを配設するLED表示機能付き時計の構成においても本発明の時計用照射ユニットを用いることで、ケース内部において文字板照明用LEDを配設するスペースを十分に確保することができる。これにより、文字板照明用LEDの形状、大きさ等を自由に選択することが可能となる。
また、本発明によれば、第2回路基板は保持部の凹部に着脱可能であることから、保持部の凹部から第2回路基板を取り外して第1回路基板に文字照明用LEDを配置した構成とすることも、第2回路基板を凹部内に収納しかつ取り付けて文字照明用LEDを第2回路基板に配置した構成とすることもできる。従って、一つの時計用照射ユニットによって、文字板と略同一平面上に配設した第1回路基板上に文字板照明用LEDを配置し、出射光を反射させて文字板を照明する照明方法と、第2回路基板に文字板照明用LEDを配置し、文字板を直接照射する照明方法と、2つの照明方法に対応することが可能となる。また、ムーブメントホルダーの凹部に第2回路基板を収納する構成においては、凹部内に第2回路基板を完全に収納可能であるため、モジュールの厚さ寸法を縮減することができることができる。よって、一つの時計用照射ユニットにより文字板全体の照射の均一化を図るとともに、文字板照明用LEDの形状、大きさ等、設計の自由度を確保することを同時に実現することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる時計用照射ユニット及びLED表示機能付き時計の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態では、本発明の時計用照射ユニットを、LED(Light emitting diode)表示機能付き時計に組み込んだ一例を例示して説明するが、これに限定されるものではない。例えば、本発明の時計用照射ユニットを特に文字板照明用LEDによる表示機能、およびアナログ時計機能を有する腕時計や携帯電子機器等に適用することができる。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットの断面構成を示す説明図である。
本実施の形態の時計用照射ユニットは、LED表示機能付き時計を組み立てる工程において、LED表示機能付き時計の一部の部品をパッケージとして組み込まれるユニットである。
本実施の形態にかかる時計用照射ユニットは、図1に示すように、アナログムーブメント16、ムーブメントホルダー(保持部)18、第1回路基板34、第2回路基板36と、コネクター44と、外部照明用LED40と、LED駆動回路42とを備えている。
アナログムーブメント16は、後述する時針32、分針30、秒針28を運針軸26周りに回転駆動するものである。アナログムーブメント16には、円盤状の第1回路基板34を重ね合わせられている。
ムーブメントホルダー18(保持部)は、アナログムーブメント16と同心を有し、中心部に形成した孔にアナログムーブメント16の運針軸26を貫通させることにより軸支されている。ムーブメントホルダー18は、アナログムーブメント16の側周部を固定する固定部18aと、後述する第2回路基板36を保持することが可能な凹部18bとを備えている。固定部18aは、この中心部から水平方向に外側に向かって延在した後下方に屈曲し、先端が第1回路基板34に当接するに至るまで下方に向かって延在している。一方、凹部18bは中心部から水平方向に外側に向かって延在した後、下方に屈曲し、さらに水平方向に延在した後に上方に屈曲することにより構成してある。凹部18bの内側底面には、第2回路基板36を収納し保持することが可能な保持面が形成してある。また、凹部18bの保持面には、文字板照明用LED38に対向する位置には第一開口部18cが、外部照明用LED40に対向する位置には第二開口部18dが、それぞれ形成してある。
第1回路基板34は、アナログムーブメント16と同心を有する円盤状であって、アナログムーブメント16と略同一平面上に配設される、LED搭載回路基板である。この第1回路基板34には、後述する文字板照明用LED38を配設することが可能である。また、この第1回路基板34には、外部照明用LED40と、LED駆動回路42を配設してある。
外部照明用LED40は、発光による出射光によって外部を照射する発光素子である。LED駆動回路42は、外部操作に基づき文字板照明用LED38及び外部照明用LED40を点灯するLED駆動態様を備えている。また、必要に応じて外部操作に基づき、ストップウォッチ、アラーム、タイマーなどの付加時計機能を働かせるLED駆動態様を備える。
第2回路基板36は、ムーブメントホルダー18の凹部18bに形成した保持面に着脱可能となっている。図1では、第2回路基板を取り付けた状態を示している。第2回路基板36は、第1回路基板34と同様に文字板照明用LED38を配設することが可能な回路基板である。
コネクター44は、着脱可能であり、第2回路基板36を取り付けた状態でLED表示機能付き時計を組み立てる場合において、第1回路基板34と第2回路基板36とを電気的に接続するための部材である。
上述した時計用照射ユニットによれば、第2回路基板36はムーブメントホルダー18の凹部18bに着脱可能であることから、ムーブメントホルダー18の凹部18bから第2回路基板36を取り外して第1回路基板34に文字照明用LED38を配置した構成(第1の構成)としたLED表示機能付き時計を組み立てることができる。さらに、上述した時計用照射ユニットによれば、第2回路基板36を凹部18b内に収納しかつ取り付けて文字照明用LED38を第2回路基板36に配置した構成(第2の構成)としたLED表示機能付き時計を組み立てることもできる。従って、一つの時計用照射ユニットによって、文字板20と略同一平面上に配設した第1回路基板34上に文字板照明用LED38を配置し、出射光を反射させて文字板20を照明する照明方法と、第2回路基板36上に文字板照明用LED38を配置し、文字板20を直接照射する照明方法と、2つの照明方法に対応することが可能である。以下、それぞれの構成について説明する。
(第1の構成)
第1の構成のLED表示機能付き時計では、時計用照射ユニットにおいて、ムーブメントホルダー(保持部)18に形成した凹部18bから第2回路基板36を取り外し、アナログムーブメント16と略同一平面上に配設される第1回路基板34に文字板照明用LED38を配置している。図2は、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第1の構成の断面構成を示す説明図である。この図2において、符号10は腕時計ケース、符号12は風防ガラス、符号14は裏蓋、符号16はアナログムーブメント、符号18はムーブメントホルダー、符号20は文字板、符号26は運針軸、符号28は秒針、符号30は分針、符号32は時針、符号34は第1回路基板、符号38は発光する文字板照明用LED(Light emitting diode)、符号40は外部照明用LED、符号42はLED駆動回路、符号46は電池である。
腕時計ケース10内に、アナログムーブメント16を樹脂製のムーブメントホルダー18で固定して収納する。アナログムーブメント16には、中心に時針32、分針30、秒針28用の運針軸26を同心にて立てて設ける。運針軸26は、文字板20の中心孔まで貫通して先端を文字板20の表側に露出する。
図2に示すLED表示機能付き時計は、腕時計ケース10の表面に風防ガラス12を固着し、裏側に裏蓋14をねじ付けで取り付けることにより組み立てる。運針軸26の先端には、時針32、分針30、秒針28を取り付ける。そして、文字板20の周縁を腕時計ケース10の見切り部に当てて、全体を腕時計ケース10内に収納する。このようなアナログ腕時計では、通常時は、一次電池46でアナログムーブメント16を駆動して秒針28、分針30、時針32を回転し、文字板20の時刻表示を指して時刻をアナログ表示する。
文字板20は、アナログムーブメント16と同心を有する略円盤状であって、時刻、月日、曜日などを表示する表示部である。文字板20は、プラスチックやガラス等からなる材料の表面に時刻数字や時数等を印刷したり、塗装することにより形成してある。この文字板20において、文字板照明用LED38に対向する位置には第一開口部22が、外部照明用LED40に対向する位置には第二開口部24が、それぞれ形成されている。第一開口部22、第二開口部24は文字板20を穿孔することにより形成しても、文字板20の縁部を切欠くことにより形成してもよい。文字板20に設けけた第一開口部22は、前述したムーブメントホルダー18の凹部18bに設けた第一開口部18cと対向し、文字板20に設けた第二開口部24は、ムーブメントホルダー18の凹部18bに設けた第二開口部18dに対向して位置している。
腕時計ケース10の見切り部には、反射面10aが形成してある。この反射面10aにより、文字板20の第一開口部22を通過した文字板照明用LED38の出射光を反射することによって文字板20の表面を照射する。反射面10aは、例えば鏡面仕上げをしたり、反射材を塗布したりすることにより形成する。
文字板照明用LED38は、発光による出射光によって時刻を表示する文字板20を照射する発光素子である。文字板照明用LED38は、第1回路基板34の形状に応じて形状や大きさを自由に選択することができる。一般的な汎用品を使用することも可能である。
図3は、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第1の構成の平面図である。この図3において、文字板照明用LED38と、外部照明用LED40が、第1回路基板34上において3箇所にほぼ等間隔に配置してある。第1回路基板34の直上には、ムーブメントホルダー18が配設してある。文字板20に形成した第一開口部22とムーブメントホルダー18の凹部18bに形成した第一開口部18cからは、文字板照明用LED38の発光による照射光が通過するように構成してある。また、文字板20に形成した第二開口部24とムーブメントホルダー18の凹部18bに形成した第二開口部18dからは、外部照明用LED40の発光による照射光が通過するように構成してある。図示する腕時計には、不図示のリューズを先端に取り付ける巻真54が、腕時計ケース10を貫通することによりアナログムーブメント16内に挿入してある。
上記構成の時計用照射ユニットにおいては、巻真54で時刻合わせ操作とともに、文字板照明用LED38及び外部照明用LED40の点灯操作を行う。また、点灯操作は別途備わる点灯用スイッチによっても行うことができる。文字板20に表示される時刻が見えづらいときなど、外部操作によりLED駆動回路42を駆動させて文字板照明用LED38を点灯させることができる。文字板照明用LED38の発光による出射光は、ムーブメントホルダー18の凹部18bに形成した第一開口部18cを通過し、さらに文字板20に形成した第一開口部22を通過した後に反射板10aに反射することにより文字板20を照射する。これにより、文字板20に表示された時刻数字を鮮明に読み取ることが可能となる。また、暗いところで鍵穴が見えづらいときなど、外部操作によりLED駆動回路42を働かせて外部照明用LED40のすべてを点灯することができる。そして、一次電池46を電源として風防ガラス12を透して外部を照射することで、一般的な腕時計ケースをそのまま使用することができ、大型化したり見映えを悪くしたりすることなく、回りを照らすことができる。
第1の構成によれば、第1回路基板34に文字板照明用LED38を配置するためのスペースが十分確保することができることから、文字板照明用LED38の形状や大きさ等を自由に選択することができるとともに、設計上の自由度を確保し、デザイン上の制約を少なくすることができる。また、文字板照明用LED38には、汎用品のLEDを使用することができるため、LEDの実装作業が容易で、且つ、LEDの実装にかかる費用を削減することができるとともに、照射ユニットの組み立て作業を容易化することができる。
(第2の構成)
第2の構成のLED表示機能付き時計では、時計用照射ユニットにおいて、ムーブメントホルダー18に形成した凹部18bに第2回路基板36を配設するとともに、第2回路基板と第1回路基板34とをコネクター44を用いて接続し、第2回路基板36に文字板照明用LED38を配置している。
図4は、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第2の構成の断面構成を示す説明図である。この図4において、符号10は腕時計ケース、符号12は風防ガラス、符号14は裏蓋、符号16はアナログムーブメント、符号18はムーブメントホルダー、符号20は文字板、符号26は運針軸、符号28は秒針、符号30は分針、符号32は時針、符号34は第1回路基板、符号36は第2回路基板、符号38は発光する文字板照明用LED、符号40は外部照明用LED、符号42はLED駆動回路、符号44はコネクター、符号46は電池である。第2回路基板36を配設したこと以外は、機能及び構成は第1の構成と同様である。
第2回路基板36は、ムーブメントホルダー18に形成した凹部18bの内側底面に形成された保持面に着脱可能に配設してある。第2回路基板36全体は、凹部18bの保持面に配設した状態で、凹部18bに完全に収納される。また、第2回路基板36は、第1回路基板34と、ムーブメントホルダー18を貫通するコネクター44により第1回路基板34と電気的に接続してある。
図5は、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第2の構成の平面図である。この図5において、文字板照明用LED38は、ムーブメントホルダー18の凹部18bに取り付けた第2回路基板36上において6箇所にほぼ等間隔に配置してある。文字板照明用LED38は、第2回路基板上において、文字板20に設けた第一開口部22を貫通する態様により配置してある。外部照明用LED40は、第1回路基板34上において3箇所にほぼ等間隔に配置してある。文字板20に形成した第二開口部24とムーブメントホルダー18の凹部18bに形成した第二開口部18dからは、外部照明用LED40の発光による照射光が通過するように構成してある。
上記構成の時計用照射ユニットにおいては、巻真54で時刻合わせ操作とともに、文字板照明用LED38及び外部照明用LED40の点灯操作を行う。また、点灯操作は別途備わる点灯用スイッチによっても行うことができる。文字板20に表示される時刻が見えづらいときなど、外部操作によりLED駆動回路42を駆動させて文字板照明用LED38を点灯させることができる。これにより、文字板20に表示された時刻数字を鮮明に読み取ることが可能となる。また、暗いところで鍵穴が見えづらいときなど、外部操作によりLED駆動回路42を働かせて外部照明用LED40のすべてを点灯することができる。そして、一次電池46を電源として風防ガラス12を透して外部を照射することで、一般的な腕時計ケースをそのまま使用でき、大型化したり見映えを悪くしたりすることなく、回りを照らすことができる。
第2の構成によれば、ムーブメントホルダー18に設けた凹部18bに第2回路基板36を取り付けた場合には、第2回路基板36全体は凹部18bに完全に収納される。従って、ケース10内部において、照射ユニットの厚さ寸法を縮減することができ、文字板照明用LED38を配設するスペースを十分に確保することが可能となる。また、文字板照明用LED38の形状や大きさ等を自由に選択することが可能になるとともに、設計上の自由度を確保し、デザイン上の制約を少なくすることができる。
さらに、第2の構成によれば、文字板照明用LED38によって文字板20を直接照射することが可能である。従って、文字板全体の照射の均一化を図ることができる。
以上述べたように、実施の形態1にかかる時計用照射ユニットによれば、第2回路基板36は、ムーブメントホルダー18の凹部18bに着脱可能であることから、ムーブメントホルダー18の凹部18bから第2回路基板36を取り外して第1回路基板34に文字照明用LED38を配置した構成(第1の構成)とすることも、第2回路基板36を凹部18b内に収納しかつ取り付けて文字照明用LED38を第2回路基板36に配置した構成(第2の構成)とすることも可能である。従って、一つの時計用照射ユニットによって、文字板20と略同一平面上に配設した第1回路基板34上に文字板照明用LED38を配置し、出射光を反射させて文字板20を照明する照明方法と、第2回路基板36に文字板照明用LED38を配置し、文字板20を直接照射する照明方法と、2つの照明方法に対応することが可能となる。よって、一つの時計用照射ユニットにより文字板20全体の照射の均一化を図るとともに、文字板照明用LEDの形状、大きさ等、設計の自由度を確保することを同時に実現することが可能となる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、一次電池46を電源としてアナログムーブメント16を駆動するとともに、文字板照明用LED38及び外部照明用LED40を発光させて、文字板20や外部等の照明を行っていたが、実施の形態2は、二次電池48を電源としてアナログムーブメント16を駆動するとともに、文字板照明用LED38及び外部照明用LED40を発光させて、文字板20や外部等の照明を行うものである。
図6は、実施の形態2にかかるLED表示機能付き時計の断面構成を示す説明図である。この図6において、符号10は腕時計ケース、符号12は風防ガラス、符号14は裏蓋、符号16はアナログムーブメント、符号18はムーブメントホルダー、符号20は文字板、符号26は運針軸、符号28は秒針、符号30は分針、符号32は時針、符号34は第1回路基板、符号38は文字板照明用LED、符号40は外部照明用LED、符号42はLED駆動回路、符号48は二次電池、符号50は充電回路、符号52は充電コイルである。ここで、時計用照射ユニットの構成、および二次電池48、充電回路50、充電コイル52以外の機能および構成については実施の形態1と同様である。
二次電池48は、アナログムーブメント16の裏蓋14側にはアナログムーブメント16と重ねて配置する。また、図6に示すように、二次電池48の周囲を囲むように、不図示のコイルボビンを環状に巻き付けた充電コイル52を取り付ける。二次電池48と充電コイル52とは、腕時計ケース10内において同一平面に配置する。また、第1回路基板34上には、充電回路50を設ける。
このLED表示機能付き時計においては、使用により二次電池48の電池容量が低下したときは、充電回路50を用いて電磁誘電方式により充電する。つまり、ACコードを介して供給されるAC電流を流して充電回路50の一次コイルで交流磁界を発生させ、この交流磁界により充電コイル52に交流電流を発生させ、整流回路で整流して直流電流として二次電池48を充電する。
実施の形態2にかかるLED表示機能付き時計によれば、電源として二次電池48を使用することから、文字板照明用LED38及び外部照明用LED40を多用することにより電流がなくなっても電池交換をすることなく充電するだけでよい。従って、電池寿命を気にする必要がなく、かつ電池交換の煩わしさや費用を気にすることなく、照明機能を存分に使うことができる。これにより、消費電力の大きい文字板照明用LED38及び外部照明用LED40を用いて文字板20若しくは外部を照射することによる欠点を解消することができる。
また、充電コイル52を備え、電磁誘導方式を用いて二次電池48を充電可能にすると、デザイン上の制約を受けないとともに、防水構造を複雑にすることなく、簡単かつ確実な充電を可能にすることができる。
なお、図示例では、電磁誘導方式を用いて二次電池48を充電したが、二次電池48を太陽電池や、直接電源端子に接続して充電するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる時計用照射ユニットは、腕時計や携帯電子機器等に有用であり、特に文字板照明用LEDによる表示機能、およびアナログ時計機能を有する腕時計や携帯電子機器等に適している。
実施の形態1にかかる時計用照射ユニットの断面構成を示す説明図である。 実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第1の構成の断面構成を示す説明図である。 実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第1の構成の平面図である。 実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第2の構成の断面構成を示す説明図である。 実施の形態1にかかる時計用照射ユニットを組み込んだLED表示機能付き時計の第2の構成の平面図である。 実施の形態2にかかるLED表示機能付き時計の断面構成を示す説明図である。
符号の説明
10 ケース
10a 反射面
12 風防ガラス
14 裏蓋
16 アナログムーブメント
18 ムーブメントホルダー
18a 固定部
18b 凹部
18c 第一開口部
18d 第二開口部
20 文字板
22 第一開口部
24 第二開口部
26 運針軸
28 秒針
30 分針
32 時針
34 第1回路基板
36 第2回路基板
38 文字板照明用LED
40 外部照明用LED
42 LED駆動回路
44 コネクター
46 電池
48 二次電池
50 充電回路
52 充電コイル
54 巻真

Claims (1)

  1. 時間の経過に伴い指針を回転駆動させるアナログムーブメントと、前記アナログムーブメントと略同一平面上に配設され、時刻を表示する文字板を照射する文字板照明用LEDを搭載可能な第1回路基板と、前記アナログムーブメントを、上方側から保持する保持部と、前記文字板照明用LEDを搭載可能で、前記第1回路基板の上方で前記保持部に着脱可能な第2回路基板と、を備え、前記保持部には、その上面に前記第2回路基板を収納可能な凹部が形成された時計用照射ユニットと、
    前記保持部の上方に配設され、開口部を形成した文字板と、
    前記文字板の前記開口部の上方に配設され、光を反射させる反射手段と、
    前記第1回路基板上において前記文字板に形成した前記開口部に対向する位置に配置された前記文字板照明用LEDと、
    を備え、
    前記凹部には、前記文字板の前記開口部に対向する位置に第一開口部が形成されたことを特徴とするLED表示機能付き時計
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