JP5134143B2 - Webページにおけるオブジェクト変位方法 - Google Patents

Webページにおけるオブジェクト変位方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5134143B2
JP5134143B2 JP2011534231A JP2011534231A JP5134143B2 JP 5134143 B2 JP5134143 B2 JP 5134143B2 JP 2011534231 A JP2011534231 A JP 2011534231A JP 2011534231 A JP2011534231 A JP 2011534231A JP 5134143 B2 JP5134143 B2 JP 5134143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
icon
web page
web
target
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011534231A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011040371A1 (ja
Inventor
尚 鈴木
宗 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Priority to JP2011534231A priority Critical patent/JP5134143B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5134143B2 publication Critical patent/JP5134143B2/ja
Publication of JPWO2011040371A1 publication Critical patent/JPWO2011040371A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/958Organisation or management of web site content, e.g. publishing, maintaining pages or automatic linking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、Webページにおいてオブジェクトを変位させる仕組みに関し、特に、当該オブジェクトをWebページ上の要素に重ならない範囲に配置し、当該オブジェクトをWebページ上の要素に重ならない経路で変位させる処理に関するものである。
<先行技術1>
ユーザ端末の画面上に表示させたWebページにおいて、特定のエリアから特定のエリアに向けて所定の画像を移動させる仕組みが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、出発エリアと到着エリアを両端とする線分上でオブジェクトが変位する。この仕組みでは、Webページのトラフィックを検知して、オブジェクトの数、オブジェクトのサイズ、オブジェクトを表示するエリアを制御する。
<先行技術2>
入力した静止画像から顕著性マップ(saliency map)を生成し所定のファイル形式で出力する機能を備えたプログラムが公開されている(例えば、非特許文献1参照)。また、当該プログラムに関する種々の使用態様が具体的に説明されている(例えば、非特許文献2等参照)。
なお、一般に、顕著性(saliency)とは、視覚的に注意を引く度合いをいう。また、顕著性マップ(saliency map)とは、視覚的に注意を引く度合いを所定のアルゴリズムにより計算しビジュアル化したものをいう。
<先行技術3>
先行技術2とは技術的思想は異なるが、HTMLレンダリングエンジンのように、ウェブページ記述用言語で書かれたデータを解釈し、実際に画面に表示する文字や画像などの配置を計算するプログラムもある(例えば、特許文献2参照)。この技術によると、HTMLのソースとブラウザの表示領域を解析すれば,どこにどの画像や文字が表示されているかを特定することができる。
図11に、先行技術2として引用した顕著性マップを例示する。
図11(a)は、この出願の出願人が運営するWebサイトのトップページを表示しているPC画面をキャプチャした画像の表示例である。一方、図11(b)は、図11(a)の画像から生成した顕著性マップの表示例である。
なお、静止画像及び顕著性マップは、いずれもカラー画像である。
図11の表示例において、静止画像中の斜線部内のエリア(Webページ中でテキスト,画像等が表示されていないエリア)は、顕著性が高いと判定され、顕著性マップ中で波長の短い可視光に対応する色(概ね紫色〜緑色)で表されている。
一方、同表示例において、静止画像中の斜線部外のエリア(Webページ中でテキスト,画像等が表示されているエリア)は、顕著性が低いと判定され、波長の長い可視光に対応する色(概ね赤色〜黄色)で表されている。
米国特許第7,660,749号公報 特表2004−518205号公報
University of Southern California (USC)、「iLab Neuromorphic Vision C++ Toolkit (iNVT)」、[online]、インターネット<URL: http://ilab.usc.edu/toolkit/home.shtml> University of Southern California (USC)、「iLab Neuromorphic Vision C++ Toolkit Screenshots」、[online]、インターネット<URL: http://ilab.usc.edu/toolkit/screenshots.shtml>
本発明の目的は、Webページ内で、当該Webページを解析して、特定のオブジェクトをWebページ上の要素に重ならないように配置させることである。
本発明の他の目的は、Webページ内で、当該Webページを解析して、特定のオブジェクトをWebページ上の要素に重ならないように変位させることである。
本発明のさらに他の目的は、視覚的に混雑を印象付けるように、複数のオブジェクトをWebページの特定のターゲットに徐々に収束させることである。
本発明のさらに他の目的は、Webページの閲覧回数、Webページのクリック率,Webページを介して販売されている商品又は提供されているサービス(以下、「商品等」という。)の注文数、Webページを提供するWebサーバのトラフィック等の過去または現在のアクセスデータに基き、複数のオブジェクトをWebページの特定のターゲットに徐々に収束させることである。
上記課題を解決するため、本発明は、
複数の要素を含むWebページにおいて、該各要素に向けて1又は複数のアイコンを変位させるオブジェクト変位方法であって、
前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識するステップと、
前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定するターゲット要素設定ステップと、
表示エリアを認識するステップを参照して、前記Webページ内の前記要素の表示エリア外に前記アイコンの初期位置を設定する初期位置設定ステップと、
前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の内容領域内又はその周辺に目標位置を設定する目標位置設定ステップと、
表示エリアを認識するステップを参照して、前記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の前記要素の表示エリア外の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させるオブジェクト変位ステップとを実行することを特徴とするオブジェクト変位方法である。
本発明のオブジェクト変位方法では、複数の要素を含むWebページ内で、前記Webページ内の要素の表示エリア外にアイコンを設定し、各要素に向けて1又は複数のアイコンを変位させ、各要素自体またはその周辺にアイコンを収束させる。
より詳細には、まず、要素と干渉しない位置にアイコンを設定することで、ユーザが求める情報を確実に表示させる。
次に、複数のアイコンをそれぞれ右往左往するように複数方向(例えば、上下左右方向,斜め方向等)に変位させる。アイコンを変位させる場合においても、要素と干渉しない経路でアイコンを変位させる。
次に、アイコンごとに設定した目標位置の周辺エリア内に当該アイコンが変位を継続している段階で入ったとき当該アイコンの変位を停止させる。
本発明によれば、オンラインショッピングでは、原則として、ユーザとショップが1対1の関係である。本発明では、複数の要素は商店街やショッピングモールを具現化し、複数のアイコンは当該商店街やショッピングモールに来訪するユーザを具現化している。
複数のアイコンを、右往左往するように複数方向(例えば、上下左右方向,斜め方向等)に変位させた上でページ内の特定の要素の周辺に収束させることにより、特定の商品又は特定のショップに買い物客が集まり「人だかり」が形成されていく様子をWebページ上で視覚的に表現する。
その結果として、Webページを閲覧するユーザは、各コンテンツの人気の度合いを直感的且つ視覚的に把握することができる。また、アイコンが収束するまでの間、ユーザはWebページに注目するので、Webページの滞在時間が長くなる。
また、前記初期位置設定ステップは、前記複数のアイコンごとに、前記Webページの前記要素の表示エリア外の位置に前記初期位置を設定することとしてもよい。
また、本発明に係るオブジェクト変位方法は、前記各要素に係るアクセスデータに基づいて、前記初期位置の数を決定するステップを含むこととしてもよい。
また、本発明において、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、
前記ターゲット要素設定ステップは、前記抽出したアクセスデータに基いて複数の要素からターゲット要素を設定することが好ましい。
上記発明においては、例えば、一日前、一週間前、一ヶ月前、一年前のアクセスデータに基いて、人気あるページをターゲット要素として選択する。こうすることにより、ユーザの利用履歴を文字情報、数値情報でなく、アイコンの動きによって、過去における優良な商品等を視覚的に認識させることができる。
また、上記発明においては、現在のアクセスデータに基いて、人気あるページをターゲット要素として選択する。こうすることにより、現在における優良な商品等のみを視覚的に認識させることができる。
また、上記発明において、現在における前記各要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出するアクセス負荷検出ステップを有しており、前記ターゲット要素設定ステップは、前記サーバ負荷が一定の閾値未満の各要素からターゲット要素を設定することが好ましい。
上記発明においては、現在のサーバ負荷を検出することにより、混雑する恐れのあるページへの遷移を禁止し、ストレスを感じさせないページにユーザを誘導すること、及び、サーバ負荷の均等化を実現することができる。
また、上記発明において、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータの中から一定周期遡った一定の期間内における1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、前記初期位置設定ステップは、前記アクセスデータ抽出ステップを参照して、抽出したデータに基いて、前記初期位置の数を決定するステップを含み、前記Webページの前記要素の表示エリア外の位置に前記複数の初期位置を設定することが好ましい。
現在から遡って同時期のユーザ履歴を参照し、初期位置の数を設定することで、アクセスが多いであろう日時には比較的多いアイコンを表示させ、アクセス少ないであろう日時には比較的少ないアイコンを表示させる。ユーザが端末を操作していた過去の履歴から、現在の「人だかり」を統計的に推測させる。カレンダー要因に起因する「人だかり」を視覚的に表現することができる。
前記周期は、一日、一週間、一ヶ月及び一年のいずれかの周期であり、前記一定の期間は一定の時間であり、前記初期位置設定ステップは、当該時間内の閲覧回数、クリック率、及び、注文数のいずれかのデータに基いて前記初期位置の数を決定することが好ましい。
上記発明では、カレンダー要因に起因する「人だかり」を視覚的に表現することができる。
過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、
前記目標位置設定ステップは、前記抽出したアクセスデータに基いて前記複数のアイコンのそれぞれのターゲット要素を設定することが好ましい。
上記発明においては、ユーザ履歴を参照し、人気あるページのみをターゲット要素として設定する。こうすることにより、現在における優良な商品等にユーザの収束を視覚的に認識させることができる。
過去のアクセスデータに基いて、アイコンのターゲット要素を設定し、アイコンをその要素に収束させることで、人気の商品等をユーザに視覚的に認識させることができる。
現在における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出するアクセス負荷検出ステップを有しており、
前記目標位置設定ステップは、前記サーバ負荷に基いて各ターゲット要素から目標位置を含む要素を設定することが好ましい。
現在のサーバ負荷を検出し、サーバ負荷に基いてターゲット要素を設定することで、ストレスを感じさせないページにユーザを誘導すること、及び、サーバ負荷の均等化を実現することができる。
前記オブジェクト変位ステップが、
前記オブジェクトを次に表示する位置の候補に当たる次位置候補を複数設定する次位置候補設定ステップと、
前記設定した次位置候補の中からいずれか1つの位置を選択して次の表示位置に設定する次位置設定ステップと、
前記オブジェクトを現在の表示位置から前記設定した次の表示位置まで変位させるオブジェクト次位置変位ステップとを含むことが好ましい。
この発明においては、アイコンの次位置候補を設定し、その候補位置の中から次の表示位置を設定するので、アイコンがページ内を回遊したり徘徊したりする。最終的に、アイコンは目標位置に収束する。しかし、収束までの間は、アイコンが直線的に変位するのではなく、複数の要素に接しながら変位するので、特定の要素への遷移を緩和することができる。
また、アイコンが収束するまでの間、ユーザはWebページに注目するので、Webページの滞在時間が長くなる。
前記次位置候補設定ステップは、オブジェクトの現在の表示位置と前記設定した目標位置との位置関係に応じて、前記オブジェクトを次に変位させる方向の候補に当たる次方向候補を目標位置に偏重させて複数設定し、
前記次位置設定ステップは、前記設定した各次方向候補の方向にそれぞれ前記次位置を設定することが好ましい。
この発明においては、表示位置と目標位置との位置関係に応じて、次方向候補を目標位置に偏重させて次位置候補を複数設定するので、目標位置へのアイコンの収束を早めることができる。
前記次位置設定ステップにおいて設定した次位置が前記要素の表示エリア外である場合、前記オブジェクト次位置変位ステップの実行を行い、前記次位置設定ステップにおいて設定した次位置が前記要素の表示エリア外でない場合、前記オブジェクト次位置変位ステップの実行を禁止することが好ましい。
こうすることにより、要素内にアイコンが変位しないだけでなく、実行を禁止するステップの間はアイコンが停止した状態になり、簡単な処理でアイコンの動きに多様性を持たせることができる。
前記オブジェクト変位ステップは、前記アイコンごとに、該アイコンを変位処理中に一定の確率で又はランダムに一時停止させる処理を含むことが好ましい。
こうすることにより、アイコンが立ち止まる動作を表現することができ、立ち止まった周囲の要素に興味を持っている表現を行うことができる。
現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、前記オブジェクト変位ステップは、前記抽出したアクセスデータが一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、該アイコンを変位処理中に一時停止させる処理を含むことが好ましい。
この発明では、特定のWebページへのアクセスが増大することをリアルタイムで検出し、そのWebページにアイコンが収束することを一時停止させるので、ECサイトのタイムセールのように容易にアクセスが増大するページへの注意喚起を一時的に緩和し、実際にアクセスしてきたユーザに対してストレスを感じさせることなくWebページを表示することができる。
また、アイコンが収束するまでの間、ユーザはWebページに注目するので、Webページの滞在時間が長くなる。
現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、前記オブジェクト変位ステップは、前記抽出したアクセスデータが一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させることが好ましい。
この発明では、特定のWebページへのアクセスが増大することをリアルタイムで検出し、そのWebページにアイコンが収束することを遅延させるので、ECサイトのタイムセールのように容易にアクセスが増大するページへの注意喚起を一時的に緩和し、実際にアクセスしてきたユーザに対してストレスを感じさせることなくWebページを表示することができる。
現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数よりなるアクセスデータの少なくとも1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、前記オブジェクト変位ステップは、前記アクセスデータ抽出ステップで抽出したアクセスデータの微分値が一定の閾値未満の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを促進させることが好ましい。
この発明では、現在のアクセスデータの微分値を抽出し、急激なアクセス集中が生じていないこと、すなわち、特定のWebページへのアクセスが定常的な挙動を示していることを検出し、或いは、混雑が緩和しつつあることを検出し、ユーザの行動を特定のページに誘導することができる。
現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出するアクセスデータ抽出ステップを有しており、前記オブジェクト変位ステップは、前記抽出したアクセスデータの微分値が一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させる。
この発明では、現在のアクセスデータの微分値を抽出し、急激なアクセス集中が生じつつあることを予見し、すなわち、特定のWebページへのアクセスが急激に増大していることをリアルタイムで検出し、そのWebページにアイコンが収束することを遅延させる。こうすることにより、ストレスを感じさせないページにユーザを誘導すること、及び、特定ページへのアクセス集中を緩和することができる。
現在の一定の期間内における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出するアクセス負荷検出ステップを有しており、
前記オブジェクト変位ステップは、前記サーバ負荷の微分値が一定の閾値未満の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを促進させることが好ましい。
この発明では、特定のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出し、負荷の小さいWebページにアイコンが収束することを促進させるので、ストレスを感じさせないWebページをリアルタイムでユーザに訴え、特定ページへのアクセス集中を緩和することができる。
現在の一定の期間内における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出するアクセス負荷検出ステップを有しており、
前記オブジェクト変位ステップは、前記サーバ負荷の微分値が一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させることが好ましい。
この発明では、特定のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出し、負荷が大きいWebページにアイコンが収束することを遅延させるので、他のページへ遷移機会が発生して、特定ページへのアクセス集中を緩和することができる。
また、アクセスデータやサーバ負荷を検出して、要素ごとにアイコンの収束を促進させたり、要素ごとにアイコンの収束を遅延させたりすることで、複数の要素を含むWebページにおいて、ストレスなく操作できるページにユーザを誘導することができる。
システム構成を示すブロック図である。(実施形態) オブジェクト変位プログラムの実行手順を示すフロー図である。(実施形態) 初期化処理の手順を示すフロー図である。(実施形態) アイコンの経路データの生成手順を示すフロー図である。(実施形態) アイコンオブジェクトのプロパティ項目の説明図である。(実施形態) 表示切替処理の手順を示すフロー図である。(実施形態) (開始直後)Webページの表示例である。(実施形態) (処理途中)Webページの表示例である。(実施形態) (処理途中)Webページの表示例である。(実施形態) (完了後)Webページの表示例である。(実施形態) (a)静止画像,(b)顕著性マップの表示例である。
<定義>
・要素…Webページ内に表示されるテキスト,画像,図形,ボタン等の総称。
・リンク要素…他のWebページへのリンクが設定されている要素。
・アイコン…表示画面上に各種のデータや処理機能を絵又は絵文字として表示したもの。以下の説明では、他のWebページへのリンクが設定されていない画像。
・要素の内容領域…Webページ内において要素が表示されているエリア。リンクが設定されたテキストであれば、選択時に点線等により囲まれる範囲。画像,図形,ボタン等であれば、当該画像,図形,ボタン等の枠内。
・ブラウザの表示領域…Webページ内においてブラウザに表示されているエリア。
・変位 特定のアイコンを第1点から第2点まで移動させること。例えば、次のような態様がある。
(a)第1点と第2点とを結ぶ線(線分,曲線,折れ線)上に複数の点を取り、各点においてアイコンの表示・消去を順次高速で繰り返す。
(b)第1点に表示中のアイコンを第2点までスライドさせる。
(c)第1点と第2点とが近接しているとき、第1点に表示中のアイコンを消去し、第2点にアイコンを表示する。
(d)第1点を出発点として、上記(a)〜(c)のうち少なくともいずれかを複数回繰り返し、最終的に第2点にアイコンを配置する。
<実施形態>
[1.システム構成]
図1に、本実施形態のシステムの構成を示す。
図1に示すように、本実施形態のシステムは、Webサーバ10とユーザ端末20とが通信ネットワーク(本実施形態のシステムでは、インターネット30)を介して接続されたクライアント・サーバシステムである。
Webサーバ10は、Webページを構成する各種のデータ(HTML及び当該HTMLが参照する画像,スタイルシート,スクリプト等。以下、これらをまとめて「Webデータ」という。)を記憶しているWebDB11を有しており、ユーザ端末20からの要求に応じて指定されたWebデータをユーザ端末20に送信する。
また、Webサーバ10は、ユーザの登録情報(住所、氏名、年齢、性別、メールアドレス。以下、これらをまとめて「ユーザ属性」という。)を記憶しているユーザDB12を有している。ユーザDB12はWebサーバ10に、Webページを生成するための属性情報を提供する。
また、Webサーバ10は、Webページごとの過去の利用履歴(年月日や曜日や時間ごとの閲覧回数、クリック率、及び、注文数)を記憶している利用履歴DB13を有している。利用履歴DB13はWebサーバ10に、Webページを生成するための履歴情報を提供する。
ユーザ端末20は、Webブラウザを有しており、Webサーバ10から受信したWebデータを読み込み、ディスプレイに表示する。なお、当該Webブラウザは、スクリプト(例えば、JavaScriptで記載されたプログラム)の解釈・実行に対応しているものとし、解釈・実行の設定がオンになっているものとする。
ユーザ端末20は、通信機能を有する既存の情報処理端末(例えば、パソコン等の電子計算機等)でよい。
[2.オブジェクト変位プログラム]
[(a)特徴]
本実施形態のシステムでは、Webサーバ10が送信するWebページにスクリプト(オブジェクト変位プログラム)を組み込み、ユーザ端末20に実行させる。なお、当該Webページには、リンク要素(他のWebページへのリンクが設定されているリンク要素等)が複数配置されているものとする。
オブジェクト変位プログラムを読み込んだユーザ端末20は、Webページ内で複数のアイコン(他のWebページへのリンクが設定されていない画像)をそれぞれ初期位置から目標位置まで変位させ、各種のアクセスデータ・統計的データ(例えば、閲覧回数(PV),クリック率(CTR),注文数等)に応じてアイコンがページ内の各要素に比例配分されるように、アイコンを各要素の周辺に収束させる。このとき、目標位置において、アイコンをリンク要素の前面に重畳表示し、ユーザによる当該リンク要素のクリック操作を意図的に妨害するようにしてもよい。
本実施形態のシステムでは、Webページにおいて、複数のリンク要素は、商店街やショッピングモールを具現化している。一方、複数のアイコンは、当該商店街やショッピングモールに来訪するユーザを具現化している。
複数のアイコンを所定の始点から所定の終点となる複数のリンク要素に向けて変位させることにより、ショップや商品に向かう人の流れがWebページ上で表現される。その結果として、Webページ内に人気(ひとけ)を演出することができ、さらに、各コンテンツの人気の度合いを直感的且つ視覚的に把握することができる。
より詳細には、本発明は、まず、Webページ内の要素の表示エリアを認識する。
本実施形態の一例として、Webページのキャプチャ画像を生成し、生成した画像から顕著性マップを生成し、生成した顕著性マップのピクセルごとに、顕著性に応じた優先度を算出し、優先度の高いピクセル領域を要素の表示エリアとして認識する。
本実施形態の他の例として、ユーザ端末20に送信するHTMLデータやXMLデータにおいて、HTMLレンダリングエンジンのように、Webページ記述用言語で書かれたデータを解釈し、実際に画面に表示する文字や画像などの配置を算出し、Webページ内の要素の表示エリアを認識する。
次に、Webページ内の複数の要素の中から、少なくとも1つの要素を設定する。現在又は過去の各種のアクセスデータ・統計的データ(例えば、閲覧回数(PV),クリック率(CTR),注文数等)によって、複数の要素の中から少なくとも1つの要素を設定することができる。また、現在のサーバ負荷に応じて、アクセスさせたい要素、アクセスさせたくない要素を認識して、複数の要素の中から少なくとも1つの要素を設定することができる。
要素の設定には、現在のアクセスデータを利用したり、一定周期遡ったときの一定の期間の過去データを利用したり、現在のサーバ負荷を利用したりする。いずれの場合においても、閾値を設定し、その閾値を基準に要素を設定すればよい。
次に、Webページ内の要素の表示エリア外にアイコンの初期位置を設定する。アイコンの数は、1つでも2以上でもよい。複数のアイコンを設定する場合、現在又は過去のアクセスデータや現在のサーバ負荷に応じてアイコン数を決定することができる。アクセスデータを利用する場合、利用履歴を参照して、ユーザの属性(性別、年齢、地域などの属性)に応じてアイコン形態を変えることができる。
次に、アイコンごとに、設定したターゲット要素の内容領域内又はその周辺に目標位置を設定する。目標位置は、ターゲット要素の中から設定される。総ての要素がターゲット要素である場合、それらの要素は目標位置の候補となる。しかし、候補であっても、目標位置に設定されない場合もある。
目標位置を内容領域内に設定し、要素の上にアイコンを設定し、収束したアイコンを要素に重畳的に表示させることで、要素に関連する商品等の着目度を表現することができる。また、要素の周辺の表示エリア外にアイコンの目標位置を設定することで、要素の内容をユーザに対して表示させた上で商品等の着目度を表現することができる。
次に、オブジェクト変位ステップでは、表示エリアを認識した状態で、初期位置から、表示エリア外の経路を指定して、目標位置にアイコンを収束させる。アイコンは、表示エリア内に進入せず、要素を表示させた状態で変位するので、着目されている商品等の情報が隠れることもなく、アイコンが変位している途中でユーザが商品等に興味をもった場合でも特定のページに遷移する操作を行うことができる。
[(b)実行手順]
図2に、本実施形態のシステムにおけるオブジェクト変位プログラムの実行手順を示す。
〔11〕ユーザ端末20は、Webサーバ10に対しURLを指定してWebページを要求する(S205a)。Webサーバ10は、ユーザ端末20からWebページの要求を受信する(S205b)と、指定されたURLに対応するHTMLデータをWebDB11より抽出し、必要に応じて、ユーザDB12及び利用履歴DB13を参照し(S210b)、ユーザ端末20に送信する(S215b)。ユーザ端末20は、Webサーバ10からHTMLデータを受信し(S215a)、ディスプレイにWebページを表示する(S220a)。
〔12〕ユーザ端末20は、Webサーバ10に対しURLを指定してHTMLデータ内の参照データを要求する(S225a)。Webサーバ10は、ユーザ端末20から参照データの要求を受信する(S225b)と、指定されたURLに対応する参照データをWebDB11より抽出し、必要に応じて、ユーザDB12及び利用履歴DB13を参照し(S230b)、ユーザ端末20に送信する(S235b)。ユーザ端末20は、Webサーバ10から参照データを受信する(S235a)と、当該参照データを読み込み(S240a)、必要に応じて表示中のWebページに反映させる。
〔13〕ユーザ端末20は、Webページ(参照データを含む)のロードが完了したか否かを判定する(S245a)。ロードが完了していなければ(S245aでNo)、上記〔12〕に戻り、他の参照データをさらに取得する。一方、ロードが完了していれば(S245aでYes)、下記〔14〕に進み、スクリプト(オブジェクト変位プログラム)の実行を開始する。
〔14〕初期化処理(S250a、図3)及び表示切替処理(S255a、図6)を実行する。なお、表示切替処理(S255a)は、所定の時間ごと(例えば、100ミリ秒ごと)に繰り返し実行するように設定されている。
[3.初期化処理]
[(a)初期化処理の手順]
図3に、初期化処理の手順を示す。
ここでは、所定数(本実施形態では、100個)のアイコン(オブジェクト)を生成し、Webページ内にそれぞれのアイコンを異なる位置に配置する手順を例示する。なお、一部のアイコンが重複する位置に配置されることも含む。
図3に示すように、ユーザ端末20は、下記〔21〕〜〔27〕の手順により、初期化処理を実行する。なお、アイコン[i]は、i番目のアイコン(iを含む識別情報が付されたアイコン)を示すものとする。
〔21〕ブラウザの表示領域を特定する(S300)。
図4に示すように、Webページのキャプチャ画像を生成する(S301)。次に、生成した画像から顕著性マップを生成する(S302)。なお、顕著性マップの生成には、顕著性マップ生成プログラムを利用するとよい。生成した顕著性マップのピクセルごとに、顕著性に応じた優先度を算出し(S303)、優先度を各ピクセルに対応させて記録する(S304)。これらの優先度データは、所定のファイル形式(例えば、JSON)でWebDB11に記憶しておくとよい。
これにより、優先度の高いピクセル領域を要素の表示エリアとして認識する。図11において、静止画像中の斜線部内のエリア顕著性が高いと判定され、顕著性マップ中で波長の短い可視光に対応する色で表されている。同表示例において、静止画像中の斜線部外のエリアは、顕著性が低いと判定され、波長の長い可視光に対応する色(概ね赤色〜黄色)で表されている。
続いて、Webページ内に配置されている要素の中からターゲット要素の候補を特定する(S310)。ターゲット要素の候補を特定するには、利用履歴DB13を参照し、現在又は過去の各種のアクセスデータ・統計的データ(例えば、閲覧回数(PV),クリック率(CTR),注文数等)によって、複数の要素の中から少なくとも1つの要素を設定する。また、Webサーバ10を参照し、現在のサーバ負荷に応じて、アクセスさせたい要素、アクセスさせたくない要素を認識して、複数の要素の中から少なくとも1つの要素を設定することができる。要素の設定には、現在のアクセスデータを利用したり、一定周期遡ったときの一定の期間の過去データを利用したり、現在のサーバ負荷を利用したりする。いずれの場合においても、閾値を設定し、その閾値を基準に要素を設定すればよい。
また、現在のアクセスデータ、一定周期遡ったときの一定の期間の過去データ、現在のサーバ負荷の時間による微分値を取得し、アクセス集中が予想されるWebページや、サーバ負荷が増大しつつあるWebページを判別して、ターゲット要素の候補に編入したり、ターゲット要素の候補から除外したりする処理を行って、ターゲット要素の候補を特定することが好ましい。
〔22〕アイコンの番号を示すカウンタiに、初期値1を代入する(S315)。
〔23〕アイコン(画像要素)のオブジェクト(アイコン[i])を生成する(S320)。続いて、アイコン[i]に画像ファイルを設定し(S325)、アイコン[i]のWebページ内におけるサイズ(横幅及び縦幅)を設定し(S330)、ドキュメント要素の子要素としてアイコン[i]を追加する(S335)。
〔24〕カウンタiが所定数(本実施形態では、100)に等しいか否かを判定する(S340)。カウンタiが所定数に等しくないとき(S340でNo)、カウンタiに1を加算し(S345)、上記〔23〕に戻る。一方、カウンタiが所定数に等しいとき(S340でYes)、下記〔25〕に進む。
本実施形態ではカウンタiが100である場合を例示したが、カウンタの数を以下のように設定することが好ましい。カウンタの数は、アイコンの数である。全てのアイコンを異なる初期位置に配置する場合は、カウンタの数は、初期位置の数である。
なお、変形例として、アイコンの数を100にしたまま、初期位置を同じ位置に100回設定することもできる。この場合、100個のアイコンが見かけ上は同じ初期位置から目標位置に変位することになる。
カウンタの数は、利用履歴DB13を参照し、過去の一定の期間内における各要素のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における各要素のクリック率、及び、過去の一定の期間内における各要素のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つから設定することが好ましい。これらのアクセスデータの中から一定周期遡った一定の期間内における1つのデータを抽出してカウンタの数を設定することで、ユーザがアクセスしている状況と近似する状況でWebページを表示させることができる。
また、現在のアクセスデータ、現在のサーバ負荷の時間による微分値を取得し、アクセス集中が予想されるWebページや、サーバ負荷が増大しつつあるWebページを判別して、カウンタの数を設定してもよい。
〔25〕アイコンの番号を示すカウンタiに、1を代入する(S350)。
〔26〕アイコン[i]の配置位置を初期位置に設定する(S355)。この時点で、アイコン[i]がWebページ内の表示エリア外に表示される。
〔27〕カウンタiが所定数(本実施形態では、100)に等しいか否かを判定する(S360)。カウンタiが所定数に等しくないとき(S360でNo)、カウンタiに1を加算し(S365)、上記〔26〕に戻る。一方、カウンタiが所定数に等しいとき(S360でYes)、初期化処理を終了する。
[(b)ブラウザの表示領域]
上記手順〔21〕において、ユーザ端末20は、ブラウザの表示領域を特定する(S305)。
Webページの読込完了直後の状態において、ブラウザの表示領域は、Webページの左上を原点(0,0)とし、右方向・下方向をそれぞれx軸・y軸の正方向とするピクセル座標において、次の範囲により定義される矩形となる。
・左上(0,0)
・右下(ブラウザの表示領域の横幅の値,ブラウザの表示領域の縦幅の値)
ブラウザの表示領域の横幅・縦幅の値は、オブジェクト変位プログラムにおいて、例えば次のプロパティの値として取得することができる。ブラウザの表示領域は、ブラウザの種類や表示モード(標準モード,後方互換モード)に応じて、適切なプロパティの値を利用して特定するとよい。
・ブラウザの表示領域の横幅
:document.body.clientWidth,document.documentElement.clientWidth
・ブラウザの表示領域の縦幅
:document.body.clientHeight,document.documentElement.clientHeight
[(c)ターゲット要素の候補]
上記手順〔21〕において、ユーザ端末20は、Webページ内に配置されている要素の中からターゲット要素の候補を特定する(S310)。
例えば、次のようにしてターゲット要素の候補を特定するとよい。
・Webページ中の特定の要素(例えば、特定のリンク画像,特定のリンクテキストその他の特定のリンク要素)に所定の識別子(id)を付しておき、当該各識別子が付されている要素をターゲット要素の候補とする。
[(d)アイコンオブジェクトのプロパティ項目]
上記手順〔23〕において、ユーザ端末20は、アイコンのオブジェクト(アイコン[i])を生成する(S320)。
このとき、例えば、ユーザDB12を参照し、アイコン[i]の制御に用いるプロパティ(属性)及びアイコン[i]を制御するメソッド(手続)をそれぞれ複数定義する。
図5に、アイコンオブジェクトの主要なプロパティ項目を示す。
図5に示すように、各アイコンオブジェクトは、「アイコン識別情報」,「アイコン番号」,「初期位置」,「目標位置」,「進行方向」,「直前の進行方向」,「1回の変位距離」,「スキップ閾値」,「スキップカウンタ」及び「進行方向指示データ列」を含んでいる。
ここで、「スキップ閾値」は、一定の又はランダムな数値である。
[(d−1)アイコン番号]
図5において、「アイコン番号」は、アイコン[i]に設定するアイコンの種類に対応する数値である。
アイコン番号は、アイコンの比例配分に用いる統計的データの母集団を構成するユーザの属性(例えば、性別,年齢層等)及び当該各属性を有するユーザの比率に応じて、適宜設定する。例えば、統計的データの母集団を構成するユーザの男女比が40:60であれば、男性に対応するアイコン番号:女性に対応するアイコン番号=40:60となるようにアイコン番号を設定するとよい。
[(d−2)初期位置]
図5において、「初期位置」は、Webページ内においてアイコン[i]を最初に表示させる位置である。本実施形態では、上記手順〔21〕で特定したブラウザの表示領域内の表示エリア外のランダムな位置に初期位置を設定する。
その他、Webページ内の特定の位置に初期位置を設定してもよい。
[(d−3)目標位置]
図5において、「目標位置」は、Webページ内においてアイコン[i]を最終的に収束させる位置を指標する位置である。本実施形態では、上記手順〔21〕で特定したターゲット要素の候補の中からいずれかを、例えば、各要素(候補)に対応する統計的データの大きさに比例した確率で選択し、当該選択したターゲット要素の左上位置又は当該要素の内容領域内の表示エリア外のランダムな位置を目標位置に設定する。さらに、アイコン番号(ユーザの属性)ごとに各別にターゲット要素を選択し目標位置を設定してもよい。
なお、統計的データとしては、各ターゲット要素(候補)のリンク先のWebページの閲覧回数(PV),当該リンクのクリック率(CTR),当該Webページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数等が好適である。また、これらの時間による微分値を算出し、アクセスが定常状態にある要素やアクセスが増加傾向にある要素を判別して目標位置として維持したり、目標位置から除外したりすることができる。こうすることにより、特定の要素にアクセスが集中することを緩和できる。この処理には、微分値に一定の閾値を設定しておき、その閾値を参照して、目標位置として維持したり、目標位置から除外したりすればよい。
[(d−4)進行方向,直前の進行方向]
図5において、「進行方向」は、アイコン[i]の進行方向を示す数値である。また、「直前の進行方向」は、アイコン[i]の直前の進行方向を示す数値である。例えば、0(停止),1(上),2(右),3(下),4(左)のように設定するとよい。
本実施形態では、「進行方向」と「直前の進行方向」とを比較することにより、アイコン[i]の進行方向に変化があったか否かを判定する(図6のS555)。
[(d−5)進行方向指示データ列]
図5において、「進行方向指示データ列」は、進行方向を示す数値を格納する配列である。例えば、合計で9つの要素(数値)を保持するものとし、前の5つの要素(順に,0,1,2,3,4)を不変値とし、後の4つの値を可変値とする。
本実施形態では、アイコン[i]が目標位置の方向に進行しやすくなるように、不変値に設定する数値を適宜変更して各進行方向に一定の重み付け処理を実行している(図6のS530)。
例えば、現在のアクセスデータやその微分値、現在のサーバ負荷やその時間による微分値を取得し、アクセスが定常状態にある場合や、混雑が緩和する傾向にある場合は、各要素のWebページへのアクセスが生じても、ユーザはストレスを感じることがなく、サーバも負担にならないので、アイコンの変位の速度を速くする。
[(e)画像ファイルの設定]
上記手順〔23〕において、ユーザ端末20は、アイコン[i]に画像ファイルを設定する(S325)。
具体的には、アイコン番号(図3)に対応する画像ファイルを設定する。各画像は、静止画像の他、アニメーション画像(例えば、アニメーションGIF形式)でもよい。
なお、画像は、アイコンの比例配分に用いる統計的データの母集団を構成するユーザの属性(例えば、性別等)が直感的に把握されやすい画像とすることが好ましい。また、ユーザの属性(例えば、年齢層等)が把握されやすいように、アイコンの一部に文字(数字)を含んでいてもよい。
[4.表示切替処理]
[(a)表示切替処理の手順]
図6に、表示切替処理の手順を示す。
図6に示すように、ユーザ端末20は、下記〔31〕〜〔36〕の手順により、表示切替処理を実行する。上述のように、表示切替処理は、所定の時間ごと(例えば、100ミリ秒ごと)に繰り返し実行するように設定されている(図2のS255a参照)。
なお、アイコン[i]は、引き続きi番目のアイコン(iを含む識別情報が付されたアイコン)を示すものとする。
〔31〕アイコンの番号を示すカウンタiに、初期値1を代入する(S505)。
〔32〕アイコン[i]の現在位置(現在の配置位置)及び目標位置を取得し(S510,S515)、現在位置が目標位置から所定の範囲内にあるか否かを判定する(S520)。現在位置が目標位置から所定の範囲内にあるとき(S520でYes)、進行方向を示す数値を0(停止)に変更して、下記〔35〕に進む。一方、現在位置が目標位置から所定の範囲内にないとき(S520でNo)、下記〔33〕に進む。
〔33〕判定式「スキップカウンタ>スキップ閾値」の真偽を判定する(S525)。判定式が真のとき(S525でYes)、アイコン[i]の進行方向を設定し(S530)、スキップカウンタに0を代入し(S535)、下記〔34〕に進む。一方、判定式が偽のとき(S525でNo)、スキップカウンタに1を加算し(S540)、下記〔34〕に進む。
〔34〕アイコン[i]の次位置(次に表示させる位置)を設定し(S545)、アイコン[i]の配置位置を次位置に変更する(S550)。
〔35〕アイコン[i]の進行方向が変化したか否かを判定する(S555)。アイコン[i]の進行方向が変化したとき(S555でYes)、進行方向に応じて画像ファイルを変更し(S560)、アイコン[i]のWebページ内におけるサイズ(横幅及び縦幅)を変更後の画像ファイルに合わせて変更し(S565)、下記〔36〕に進む。一方、アイコン[i]の進行方向が変化していないとき(S555でNo)、下記〔36〕に進む。
〔36〕カウンタiが所定数(Webページ内で変位させるアイコンの数。本実施形態では、100)に等しいか否かを判定する(S570)。カウンタiが当該所定数に等しいとき(S570でYes)、表示切替処理を終了する。一方、カウンタiが当該所定数に等しくないとき(S570でNo)、カウンタiに1を加算し(S575)、上記〔32〕に戻る。
[(b)アイコンの収束]
上記手順〔32〕において、ユーザ端末20は、現在位置が目標位置から所定の範囲内にあるか否かを判定する(S520)。現在位置が目標位置から所定の範囲内にあるとき(S520でYes)、アイコン[i]を変位させない。
これにより、アイコン[i]が目標位置の周辺に達したタイミングで、アイコン[i]の変位が終了し、アイコン[i]が目標位置の周辺で停止する。
[(c)進行方向の維持]
上記手順〔33〕において、ユーザ端末20は、判定式「スキップカウンタ>スキップ閾値」の真偽を判定する(S525)。判定式が偽のとき(S525でNo)、スキップカウンタに1を加算し(S540)、下記〔34〕に進む。
この処理により、進行方向が頻繁に変更されないようにしている。また、スキップ閾値がランダムな値であれば、アイコンごとにランダムなタイミングで進行方向を変更させることができる。
[(d)進行方向の設定]
上記手順〔33〕において、ユーザ端末20は、アイコン[i]の進行方向を設定する(S530)。
例えば、アイコン[i]の現在位置と目標位置との位置関係を考慮して、次のように次方向を設定するとよい。これにより、アイコン[i]が確率的に目標位置の方向に変位しやすくなる。
〔41〕現在位置(X1,Y1)と目標位置(X2,Y2)との各成分の差をとり、重み付け用の変数w1及びw2に所定の値を代入する。
・横方向の重み付け変数w1←(X1−X2)が負なら2(右),正なら4(左)
・縦方向の重み付け変数w2←(Y1−Y2)が負なら3(下),正なら1(上)
〔42〕「進行方向指示データ列」(図5参照)の可変値に、変数w1,w2の値を設定する。例えば、4つの可変値に、変数w1,w2の値をそれぞれ2つずつ設定する。
〔43〕重み付けされた「進行方向指示データ列」の要素(ここでは、不変値と可変値の合計9つの要素)のいずれかをランダムに選択し、次方向に設定する。
[(e)次位置を設定]
上記手順〔34〕において、ユーザ端末20は、アイコン[i]の次位置(次に表示させる位置)を設定する(S545)。
具体的には、現在位置を基点とする次方向上の、1回当たりの変位距離分だけ離れた位置を次位置に設定する。進行方向を示す数値が0(停止)のときは、現在位置をそのまま配置位置に設定する(配置位置を変更しない)。
[(f)画像ファイルの変更]
上記手順〔35〕において、ユーザ端末20は、アイコン[i]の進行方向が変化したか否かを判定する(S555)。進行方向が変化したとき(S555でYes)、進行方向に応じて画像ファイルを変更する(S560)。
具体的には、「進行方向」と「直前の進行方向」とを比較することにより、進行方向が変化したか否かを判定する。進行方向が変化したときは、変化後の進行方向に対応する画像(例えば、進行方向を向いている画像)の画像に変更するとよい。画像ファイルの変更後、「進行方向」を示す数値を「直前の進行方向」に代入する。
[(g)表示例]
図7〜図10に、Webページの表示例を示す。
図7〜図10は、キャラクタの画像(一定の領域を有する画像であり、キャラクタの本体に当たる部分以外は透明になっている)をアイコンとし、当該アイコンがランダムに変位してページ内の要素の周辺に収束する様子を示す表示例である。
(図7)Webページ(600)において、各アイコンが、ブラウザの表示領域内の表示エリア外のランダムな位置に各々設定された初期位置に配置されている。初期位置の数は、利用履歴DB13を参照し、過去の一定の期間内における各要素のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における各要素のクリック率、及び、過去の一定の期間内における各要素のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数に応じて設定される。また、現在のアクセスデータやその微分値、現在のサーバ負荷やその時間による微分値を取得し、Webページのアクセス集中が生じている場合やWebページのアクセス集中が予想される場合は、初期位置の数を下方に調整してもよい。
また、現在のアクセスデータ、現在のサーバ負荷の時間による微分値を取得し、Webサーバ10のサーバ負荷を参照して、アクセス数が一定の閾値を超えている場合や、アクセス数の微分値が一定の閾値を超えている場合は、アクセス制御のために初期位置の数を下方に調整してもよい。
(図8)各アイコンが、表示エリア外で独立してランダムな方向に変位を繰り返している。変位中のアイコンは、進行方向に対応する向きの画像に変更されている。一部のアイコンは、ターゲット要素の左上位置に設定された目標位置の周辺で停止している。
初期位置の設定の場合と同様に、現在のアクセスデータやその微分値、現在のサーバ負荷やその時間による微分値を取得し、Webページのアクセス集中が生じている場合やWebページのアクセス集中が予想される場合は、アイコンの変位の速度を遅延させることで、ストレスを感じさせないページにユーザを誘導すること、及び、サーバ負荷の均等化を実現することができる。
目標位置の分配率についても同様に、各要素のWebページについて、現在のアクセスデータやその微分値を取得し、特定のWebページへのアクセス集中が生じている場合や特定のWebページへのアクセス集中が予想される場合は、アイコンの変位の速度を遅延させることで、ストレスを感じさせないページにユーザを誘導すること、及び、サーバ負荷の均等化を実現することができる。
逆に、アクセスが定常状態にある場合や、混雑が緩和する傾向にある場合は、各要素のWebページへのアクセスが生じても、ユーザはストレスを感じることがなく、サーバも負担にならないので、アイコンの変位の速度を速くすることが好ましい。
(図9)大半のアイコンが、目標位置の一部領域で停止している。本実施形態では、一部領域に停止させているが、表示エリアに重複することなく、表示エリアの周囲に停止させてもよい。
(図10)全てのアイコンがそれぞれ目標位置の周辺に収束した。
これらの表示例から分かるように、本実施形態のシステムでは、複数のアイコンが、表示エリアと重複することなく、各々変位してページ内の各要素またはその周辺に収束することにより、商品への人の集まり具合,ショップの混み具合をWebページ上で視覚的に表現する。
その結果として、Webページを閲覧するユーザは、各コンテンツの人気の度合いを直感的に把握することができる。
[5.変形例]
[(変形例1)ユーザの操作によりアイコンを移動させる]
Webページ内に配置した全部又は一部のアイコンを、ユーザの操作(例えば、ドラッグ&ドロップ)により移動させてもよい。
例えば、ドラッグされたアイコンの配置位置をドロップ先に変更するとよい。この場合、移動されたアイコンの初期位置をドロップ先に設定することにより、表示切替処理(図2のS255)による変位処理の対象にしてもよい。
[(変形例2)特定の要素に重ならないようにアイコンを変位させる他の実施形態]
Webページ内において、該ページ内に配置されている特定の要素に重ならないようにアイコンを変位させてもよい。
例えば、Webページ内に配置されている要素(例えば、特定の名前(name)を付した要素,特定のタグ名の要素等)の内容領域を進入禁止領域とし、その左上位置及び右下位置を特定する。その上で、アイコンの左上位置及び右下位置との関係でアイコンが進入禁止領域に重なる場合には、進行方向を0(停止)に変更するとよい。これにより、進入禁止領域に侵入しそうなアイコンの変位を一時的に停止させることができる。
なお、上記の処理は、次位置の設定ステップ(図6のS545)と配置位置の変更ステップ(図6のS550)の間に実行するものとする。
[(変形例3)]
統計的データに基づかず、任意に選択した要素の周辺にアイコンが収束するように構成してもよい。これにより、特定の要素の人気を意図的に演出することができる。
この場合、例えば、ターゲット要素の候補を次のように特定し、アイコンごとに当該候補の中からランダムに選択した要素の内容領域内又はその周辺に目標位置を設定するとよい。
・特定のタグ名の要素(例えば、<img>タグ,<a>タグ等)をターゲット要素の候補とする。
・Webページ中の特定の要素(例えば、特定のリンク画像,特定のリンクテキストその他の特定のリンク要素)に所定の名前(name)を付しておき、当該名前が付されている要素をターゲット要素の候補とする。
[(変形例4)]
・Webページ内に、表示切替処理(図2のS255a,図6)のインターバル(フレームレート)の変更要素を配置してもよい。例えば、ラジオボタンやプルダウンにより所定の数値を選択させたり、入力欄に任意の数値を入力させるとよい。
・Webページ内に、アニメーション停止ボタンを配置してもよい。当該ボタンがクリックされたとき、表示切替処理(図2のS255a,図6)の繰り返しを停止する。
・Webページ内に、リセットボタンを配置してもよい。当該ボタンがクリックされたとき、全てのアイコンを初期位置に再配置し、改めて表示切替処理(図2のS255a,図6)の繰り返し処理を実行する。
10 Webサーバ
11 WebDB
12 ユーザDB
13 利用履歴DB
20 ユーザ端末
30 インターネット
600 Webページ

Claims (23)

  1. 複数の要素を含むWebページにおいて、アイコンを変位させるWebサーバであって、
    前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識させる手段と、
    前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定させるターゲット要素設定手段と、
    前記各要素に係るアクセスデータに基づいて、前記アイコンの初期位置の数を決定させる手段と、
    記Webページ内に前記アイコンの初期位置を設定させる初期位置設定手段と、
    前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の前記認識された表示エリア内又はその周辺に目標位置を設定させる目標位置設定手段と、
    記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを変位させるオブジェクト変位手段
    備えることを特徴とするWebサーバ
  2. 前記初期位置設定手段は、前記Webページ内の前記要素の表示エリア外に前記アイコンの初期位置を設定させることを特徴とする請求項1に記載のWebサーバ。
  3. 前記オブジェクト変位手段は、前記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の前記要素の表示エリア外の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に向けて該アイコンを変位させることを特徴とする請求項1又は2に記載のWebサーバ。
  4. 過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記ターゲット要素設定手段は、前記抽出されたアクセスデータに基いて複数の要素からターゲット要素を設定させる、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のWebサーバ
  5. 現在における前記各要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出させるアクセス負荷検出手段更に備え
    前記ターゲット要素設定手段は、前記サーバ負荷が一定の閾値未満の各要素からターゲット要素を設定させる、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のWebサーバ
  6. 過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータの中から一定周期遡った一定の期間内における1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記初期位置設定手段は、前記アクセスデータ抽出手段による抽出を参照して、抽出されたデータに基いて、前記初期位置の数を決定、前記Webページの前記要素の表示エリア外の位置に前記複数の初期位置を設定させる、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のWebサーバ
  7. 前記周期は、一日、一週間、一ヶ月及び一年のいずれかの周期であり、前記一定の期間は一定の時間であり、前記初期位置設定手段は、当該時間内の閲覧回数、クリック率、及び、注文数のいずれかのデータに基いて前記初期位置の数を決定させる、
    ことを特徴とする請求項6記載のWebサーバ
  8. 過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、過去の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、過去の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記目標位置設定手段は、前記抽出したアクセスデータに基いて前記複数のアイコンのそれぞれのターゲット要素を設定させる、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のWebサーバ
  9. 現在における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出させるアクセス負荷検出手段更に備え
    前記目標位置設定手段は、前記サーバ負荷に基いて各ターゲット要素から目標位置を含む要素を設定させる、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のWebサーバ
  10. 前記オブジェクト変位手段が、
    前記オブジェクトを次に表示する位置の候補に当たる次位置候補を複数設定させる次位置候補設定手段と、
    前記設定した次位置候補の中からいずれか1つの位置を選択して次の表示位置に設定させる次位置設定手段と、
    前記オブジェクトを現在の表示位置から前記設定した次の表示位置まで変位させるオブジェクト次位置変位手段と、
    備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のWebサーバ
  11. 前記次位置候補設定手段は、オブジェクトの現在の表示位置と前記設定した目標位置との位置関係に応じて、前記オブジェクトを次に変位させる方向の候補に当たる次方向候補を目標位置に偏重させて複数設定させ
    前記次位置設定手段は、前記設定した各次方向候補の方向にそれぞれ前記次位置を設定させる、
    ことを特徴とする請求項10記載のWebサーバ
  12. 前記次位置設定手段は、設定され前記次位置が前記要素の表示エリア外である場合、前記オブジェクト次位置変位手段による変位を実行させ設定された記次位置が前記要素の表示エリア外でない場合、前記オブジェクト次位置変位手段による変位の実行を禁止させる、
    ことを特徴とする請求項11記載のWebサーバ
  13. 前記オブジェクト変位手段は、前記アイコンごとに、該アイコンを変位処理中に一定の確率で又はランダムに一時停止させる、
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載のWebサーバ
  14. 現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記抽出したアクセスデータが一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、該アイコンを変位処理中に一時停止させる、
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載のWebサーバ
  15. 現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記抽出したアクセスデータが一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させる、
    ことを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載のWebサーバ
  16. 現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記抽出したアクセスデータの微分値が一定の閾値未満の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを促進させる、
    ことを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載のWebサーバ
  17. 現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページの閲覧回数、現在の一定の期間内における前記各要素に対応するリンクのクリック率、及び、現在の一定の期間内における前記各要素のリンク先のWebページを介して販売されている商品又は提供されているサービスの注文数の少なくとも1つを含むアクセスデータから1つのデータを抽出させるアクセスデータ抽出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記抽出したアクセスデータの微分値が一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させる、
    ことを特徴とする請求項1〜16の何れか一項に記載のWebサーバ
  18. 現在の一定の期間内における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出させるアクセス負荷検出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記サーバ負荷の微分値が一定の閾値未満の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを促進させる、
    ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載のWebサーバ
  19. 現在の一定の期間内における前記各ターゲット要素のリンク先のWebページを提供するWebサーバのサーバ負荷を検出させるアクセス負荷検出手段更に備え
    前記オブジェクト変位手段は、前記サーバ負荷の微分値が一定の閾値以上の場合、前記アイコンごとに、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させることを遅延させる、
    ことを特徴とする請求項1〜18の何れか一項に記載のWebサーバ
  20. 複数の要素を含むWebページにおいて、アイコンを変位させるオブジェクト変位方法であって、
    前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識するステップと、
    前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定するターゲット要素設定ステップと、
    前記各要素に係るアクセスデータに基づいて、前記アイコンの初期位置の数を決定するステップと、
    記Webページ内に前記アイコンの初期位置を設定する初期位置設定ステップと、
    前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の前記認識された表示エリア内又はその周辺に目標位置を設定する目標位置設定ステップと、
    記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを変位させるオブジェクト変位ステップと
    を実行することを特徴とするオブジェクト変位方法。
  21. 複数の要素を含むWebページにおいて、アイコンを変位させるオブジェクト変位プログラムであって、
    前記複数の要素を含むWebページをWebブラウザを用いて表示しているユーザ端末に、
    前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識するステップと、
    前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定するターゲット要素設定ステップと、
    前記各要素に係るアクセスデータに基づいて、前記アイコンの初期位置の数を決定するステップと、
    記Webページ内に前記アイコンの初期位置を設定する初期位置設定ステップと、
    前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の前記認識された表示エリア内又はその周辺に目標位置を設定する目標位置設定ステップと、
    記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを変位させるオブジェクト変位ステップと
    を実行させることを特徴とするオブジェクト変位プログラム。
  22. ユーザ端末と接続可能なWebサーバであって、
    複数の要素を含むWebページのデータと、該Webページに組み込まれたオブジェクト変位プログラムとを少なくとも含むWebデータを記憶しているWebデータ記憶手段を有し、
    前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記Webデータを該ユーザ端末に送信するWebデータ送信手段を備え、
    前記オブジェクト変位プログラムは、
    複数の要素を含むWebページにおいて、該各要素に向けて1又は複数のアイコンを変位させるオブジェクト変位プログラムであって、
    前記複数の要素を含むWebページをWebブラウザを用いて表示しているユーザ端末に、
    前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識するステップと、
    前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定するターゲット要素設定ステップと、
    表示エリアを認識するステップを参照して、前記Webページ内の前記要素の表示エリア外に前記アイコンの初期位置を設定する初期位置設定ステップと、
    前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の内容領域内又はその周辺に目標位置を設定する目標位置設定ステップと、
    表示エリアを認識するステップを参照して、前記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の前記要素の表示エリア外の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを収束させるオブジェクト変位ステップと
    を実行することを特徴とするWebサーバ。
  23. ユーザ端末と接続可能なWebサーバであって、
    複数の要素を含むWebページのデータと、該Webページに組み込まれたオブジェクト変位プログラムとを少なくとも含むWebデータを記憶しているWebデータ記憶手段を有し、
    前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記Webデータを該ユーザ端末に送信するWebデータ送信手段を備え、
    前記オブジェクト変位プログラムは、
    複数の要素を含むWebページにおいて、アイコンを変位させるオブジェクト変位プログラムであって、
    前記複数の要素を含むWebページをWebブラウザを用いて表示しているユーザ端末に、
    前記Webページ内の前記要素の表示エリアを認識するステップと、
    前記複数の要素の中からいずれかの要素を前記アイコンのターゲット要素に設定するターゲット要素設定ステップと、
    前記各要素に係るアクセスデータに基づいて、前記アイコンの初期位置の数を決定するステップと、
    記Webページ内に前記アイコンの初期位置を設定する初期位置設定ステップと、
    前記アイコンごとに、前記設定したターゲット要素の前記認識された表示エリア内又はその周辺に目標位置を設定する目標位置設定ステップと、
    記アイコンごとに、前記初期位置を出発点として前記Webページ内の経路を指定して該アイコンを変位させ、前記目標位置又はその周辺に該アイコンを変位させるオブジェクト変位ステップと
    を実行することを特徴とするWebサーバ。
JP2011534231A 2009-09-30 2010-09-27 Webページにおけるオブジェクト変位方法 Active JP5134143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011534231A JP5134143B2 (ja) 2009-09-30 2010-09-27 Webページにおけるオブジェクト変位方法

Applications Claiming Priority (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009228832 2009-09-30
JP2009228831 2009-09-30
JP2009228832 2009-09-30
JP2009228831 2009-09-30
JP2009249240 2009-10-29
JP2009249240 2009-10-29
JP2009249241 2009-10-29
JP2009249241 2009-10-29
JP2009263529 2009-11-19
JP2009263529 2009-11-19
PCT/JP2010/066700 WO2011040371A1 (ja) 2009-09-30 2010-09-27 Webページにおけるオブジェクト変位方法
JP2011534231A JP5134143B2 (ja) 2009-09-30 2010-09-27 Webページにおけるオブジェクト変位方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5134143B2 true JP5134143B2 (ja) 2013-01-30
JPWO2011040371A1 JPWO2011040371A1 (ja) 2013-02-28

Family

ID=43826186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011534231A Active JP5134143B2 (ja) 2009-09-30 2010-09-27 Webページにおけるオブジェクト変位方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8862977B2 (ja)
EP (1) EP2485131A4 (ja)
JP (1) JP5134143B2 (ja)
KR (1) KR101361281B1 (ja)
CN (1) CN102576286B (ja)
BR (1) BR112012007302A2 (ja)
WO (1) WO2011040371A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125846A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および、記録媒体
JP5740351B2 (ja) * 2012-06-01 2015-06-24 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および表示方法
JP2013248292A (ja) 2012-06-01 2013-12-12 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび表示方法
JP2013250895A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび表示方法
US9361278B2 (en) 2013-03-15 2016-06-07 Facebook, Inc. Overlaying photographs with text on a social networking system
US9671941B1 (en) * 2013-05-09 2017-06-06 Amazon Technologies, Inc. Graphical behaviors for recognition interfaces
JP6320687B2 (ja) * 2013-05-23 2018-05-09 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび表示方法
US9501205B2 (en) * 2013-12-16 2016-11-22 Sap Se Nature inspired interaction paradigm
US9519398B2 (en) * 2013-12-16 2016-12-13 Sap Se Search in a nature inspired user interface
US9195903B2 (en) 2014-04-29 2015-11-24 International Business Machines Corporation Extracting salient features from video using a neurosynaptic system
US9373058B2 (en) 2014-05-29 2016-06-21 International Business Machines Corporation Scene understanding using a neurosynaptic system
US9798972B2 (en) 2014-07-02 2017-10-24 International Business Machines Corporation Feature extraction using a neurosynaptic system for object classification
US10115054B2 (en) 2014-07-02 2018-10-30 International Business Machines Corporation Classifying features using a neurosynaptic system
CN105824954B (zh) * 2016-03-29 2020-06-05 广东维沃软件技术有限公司 一种浏览器宫格的替换方法和移动终端
CN109683999A (zh) * 2017-10-19 2019-04-26 北京国双科技有限公司 一种跨页面元素定位方法及装置
US11494635B2 (en) * 2018-10-09 2022-11-08 Ebay, Inc. System and method for improving user engagement based on user session analysis

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183762A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Softbank Investment Kk オブジェクト制御装置、オブジェクト制御方法およびオブジェクト制御システムならびに情報記録媒体
JP2009195414A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム処理方法、ならびに、プログラム
JP2010535363A (ja) * 2007-03-01 2010-11-18 ソニー コンピュータ エンタテインメント アメリカ リミテッド ライアビリテイ カンパニー 仮想世界のアバター制御、インタラクティビティおよび通信インタラクティブメッセージング

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11185053A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Casio Comput Co Ltd サイバースペースシステムおよびユーザ端末にサイバースペースを提供するプログラムを格納した記録媒体
JP2000149063A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
CN102244674B (zh) 2001-01-17 2014-11-12 康坦夹德控股股份有限公司 使用标准演示引擎作数字权限管理的系统
US20020129363A1 (en) * 2001-03-09 2002-09-12 Mcguire Todd J. System and method for visualizing user activity
US20030126613A1 (en) * 2001-03-09 2003-07-03 Mcguire Todd J. System and method for visualizing user activity
US7043702B2 (en) * 2001-03-15 2006-05-09 Xerox Corporation Method for visualizing user path through a web site and a path's associated information scent
US7058599B2 (en) 2001-03-15 2006-06-06 Amazon.Com, Inc. Increases in sales rank as a measure of interest
AU2003248767C1 (en) * 2002-06-28 2009-01-29 Omniture, Inc. Capturing and presenting site visitation path data
US8572233B2 (en) * 2004-07-15 2013-10-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for site path evaluation using web session clustering
US7467349B1 (en) 2004-12-15 2008-12-16 Amazon Technologies, Inc. Method and system for displaying a hyperlink at multiple levels of prominence based on user interaction
US20060256109A1 (en) * 2005-03-18 2006-11-16 Kristin Acker Interactive floorplan viewer
US20070111789A1 (en) * 2005-11-14 2007-05-17 Van Deursen Marc Interactive online Internet game and method of determining winning players
US7660749B2 (en) * 2006-09-29 2010-02-09 Apple Inc. Method, system, and medium for representing visitor activity in an online store
US8095644B2 (en) * 2006-12-07 2012-01-10 Capital One Financial Corporation System and method for analyzing web paths
JP4982505B2 (ja) * 2007-01-25 2012-07-25 シャープ株式会社 マルチウィンドウ管理装置及びプログラム、記憶媒体、並びに情報処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183762A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Softbank Investment Kk オブジェクト制御装置、オブジェクト制御方法およびオブジェクト制御システムならびに情報記録媒体
JP2010535363A (ja) * 2007-03-01 2010-11-18 ソニー コンピュータ エンタテインメント アメリカ リミテッド ライアビリテイ カンパニー 仮想世界のアバター制御、インタラクティビティおよび通信インタラクティブメッセージング
JP2009195414A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム処理方法、ならびに、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20120192048A1 (en) 2012-07-26
KR101361281B1 (ko) 2014-02-11
EP2485131A4 (en) 2013-03-06
BR112012007302A2 (pt) 2016-04-19
EP2485131A1 (en) 2012-08-08
CN102576286A (zh) 2012-07-11
CN102576286B (zh) 2015-09-30
WO2011040371A9 (ja) 2011-08-18
WO2011040371A1 (ja) 2011-04-07
US8862977B2 (en) 2014-10-14
KR20120069743A (ko) 2012-06-28
JPWO2011040371A1 (ja) 2013-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5134143B2 (ja) Webページにおけるオブジェクト変位方法
CN104937525B (zh) 使用滑动手势识别技术的内容操作
JP5324411B2 (ja) 広告配信装置、方法及びプログラム
US20140180828A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, information processing program, and recording medium having stored therein information processing program
JP5118256B2 (ja) リンク要素の前面にオブジェクトを表示するためのオブジェクト制御方法
US20150106210A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program
JP2013232225A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及び端末用プログラム
TWI503736B (zh) Object control method, object control program and Web server
JP6339550B2 (ja) 端末用プログラム、端末装置及び端末制御方法
JP5774661B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP2020024573A (ja) 閲覧状況解析装置、閲覧状況解析方法および閲覧状況解析プログラム
TWI399694B (zh) Object Displacement Method in Web Page
CN107015733B (zh) 选项信息呈现系统及方法
US11947899B2 (en) Determining text visibility during user sessions
JP5986553B2 (ja) 分類装置、分類方法及び分類プログラム
US20240004534A1 (en) Click and swap
US20230350785A1 (en) Session replay for mobile applications
JP6559280B2 (ja) 端末用プログラム、端末装置及び端末制御方法
JP6312901B2 (ja) 端末用プログラム、端末装置及び端末制御方法
JP6101654B2 (ja) 配信装置、配信方法、配信プログラム及び制御プログラム
JP2015215915A (ja) 表示制御プログラム及び端末装置
JP2014170590A (ja) 配信装置、配信方法、配信プログラム及び制御プログラム
JP2015007988A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及び端末用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5134143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250