JP5133771B2 - 熱交換チューブの製造方法 - Google Patents
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Description
一対の押さえ部を有する押さえ型を準備する工程と、
一対の圧接部を有する押し曲げ型を準備する工程と、
扁平チューブ部材の中間部両端を、前記押さえ型の両押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、中間部両端における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ起こす1次曲げ工程と、
前記1次曲げ手段により曲げ起こされた中間部両端の曲部内周を、前記押さえ型の両押さえ部によって押さえ付けつつ、中間部両端の曲部外周における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によって相対的に前記押さえ型側に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ倒す2次曲げ工程と、を含み、
前記押し曲げ型の圧接部を、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成するようにしたことを特徴とする熱交換チューブの製造方法。
一対の押さえ部を有する押さえ型と、
一対の圧接部を有する押し曲げ型と、
扁平チューブ部材の中間部両端を、前記押さえ型の両押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、中間部両端における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ起こす1次曲げ手段と、
前記1次曲げ手段により曲げ起こされた中間部両端の曲部内周を、前記押さえ型の両押さえ部によって押さえ付けつつ、中間部両端の曲部外周における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によって相対的に前記押さえ型側に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ倒す2次曲げ手段と、を備え、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成されたことを特徴とする熱交換チューブの製造装置。
押さえ部を有する押さえ型を準備する工程と、
圧接部を有する押し曲げ型を準備する工程と、
扁平チューブ部材における曲成予定部の一端側を、前記押さえ型の押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、曲成予定部の他端側を、前記押し曲げ型の圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、曲成予定部の他端側を一端側に対し曲げ起こす曲げ起こし工程と、を含み、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成するようにしたことを特徴とする扁平チューブ部材の曲げ加工方法。
押さえ部を有する押さえ型と、
圧接部を有する押し曲げ型と、
扁平チューブ部材における曲成予定部の一端側を、前記押さえ型の押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、曲成予定部の他端側を、前記押し曲げ型の圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、曲成予定部の他端側を一端側に対し曲げ起こす曲げ起こし手段と、を備え、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成されたことを特徴とする扁平チューブ部材の曲げ加工装置。
図1〜5はこの発明の実施形態に関連した蒸発器を示す図である。これらの図に示すように、この蒸発器は、後述のチューブ製造方法によって製造された熱交換チューブ(2)が使用されており、コア(1)と、コア(1)の上側に設けられた前後ヘッダー(5)(6)とを備えている。
既述したように上記蒸発器に採用される熱交換チューブ(2)は、本実施形態の製造装置(製造方法)によって作製するものであるが、以下にその装置について詳細に説明する。
上記実施形態においては、押し曲げ型(9)の回転体(92)が、外周面の一部に軸心(回転軸94)と平行な平坦面(93)が設けられた変形円柱形状に形成されているが、それだけに限られず、どのような形状に形成しても良い。例えば回転体(92)の断面形状を、四角形、三角形等の多角形に形成して、いずれか1つ以上の外周側面を、扁平チューブ部材と接触する平坦面として構成するようにしても良い。
20…扁平チューブ部材
21…直管部(両側部)
22…ターン部(中間部)
23…折曲部
8…押さえ型
81…山状板部
82…押さえ部
9…押し曲げ型
91…谷状凹部
92…回転体(圧接部)
93…平坦面
Claims (13)
- 帯状の扁平チューブ部材を長さ方向の中間部両端において斜め折りに折り曲げることにより、扁平チューブ部材の両側部を幅方向に並んで平行に配置される一対の扁平な直管部とし、かつ扁平チューブ部材の中間部を前記一対の直管部の端部間を連通接続するターン部とするU字状の熱交換チューブを製造するための方法であって、
一対の押さえ部を有する押さえ型を準備する工程と、
一対の圧接部を有する押し曲げ型を準備する工程と、
扁平チューブ部材の中間部両端を、前記押さえ型の両押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、中間部両端における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ起こす1次曲げ工程と、
前記1次曲げ手段により曲げ起こされた中間部両端の曲部内周を、前記押さえ型の両押さえ部によって押さえ付けつつ、中間部両端の曲部外周における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によって相対的に前記押さえ型側に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ倒す2次曲げ工程と、を含み、
前記押し曲げ型の圧接部を、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成するようにしたことを特徴とする熱交換チューブの製造方法。 - 前記回転体の外周面に平坦面が設けられ、その平坦面が扁平チューブ部材を押し込む際に、扁平チューブ部材の外表面に圧接するようにした請求項1に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 扁平チューブ部材を押し込む際に、前記回転体はその平坦面が扁平チューブ部材の外表面に対し面接触状態が維持されるよう回転する請求項2に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 前記回転体の回転軸は、扁平チューブ部材における折曲部の曲率中心線に対し平行に配置される請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 前記1次曲げ加工と、前記2次曲げ加工とが連続して行われる請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 前記押さえ型は、山状の板部を有し、その山状板部の両辺部に前記押さえ部が設けられる請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 前記押し曲げ型は、谷状の凹部を有し、その谷状凹部における内側の両辺部に前記回転体が設けられる請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 前記回転体の外周面が、扁平チューブ部材を押し込む際に、扁平チューブ部材の外表面に転がり接触するように、前記回転体が円柱形状に形成される請求項1に記載の熱交換チューブの製造方法。
- 帯状の扁平チューブ部材を長さ方向の中間部両端において斜め折りに折り曲げることにより、扁平チューブ部材の両側部を幅方向に並んで平行に配置される一対の扁平な直管部とし、かつ扁平チューブ部材の中間部を前記一対の直管部の端部間を連通接続するターン部とするU字状の熱交換チューブを製造するための装置であって、
一対の押さえ部を有する押さえ型と、
一対の圧接部を有する押し曲げ型と、
扁平チューブ部材の中間部両端を、前記押さえ型の両押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、中間部両端における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ起こす1次曲げ手段と、
前記1次曲げ手段により曲げ起こされた中間部両端の曲部内周を、前記押さえ型の両押さえ部によって押さえ付けつつ、中間部両端の曲部外周における前記両押さえ部よりも両側部側を、前記押し曲げ型の両圧接部によって相対的に前記押さえ型側に押し込むことにより、扁平チューブ部材の両側部を曲げ倒す2次曲げ手段と、を備え、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成されたことを特徴とする熱交換チューブの製造装置。 - 帯状の扁平チューブ部材を厚さ方向に曲成するための方法であって、
押さえ部を有する押さえ型を準備する工程と、
圧接部を有する押し曲げ型を準備する工程と、
扁平チューブ部材における曲成予定部の一端側を、前記押さえ型の押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、曲成予定部の他端側を、前記押し曲げ型の圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、曲成予定部の他端側を一端側に対し曲げ起こす曲げ起こし工程と、を含み、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成するようにしたことを特徴とする扁平チューブ部材の曲げ加工方法。 - 前記曲げ起こし手段により押し曲げられた扁平チューブにおける曲部内周の一端側を、前記押さえ型の押さえ部によって押さえ付けつつ、扁平チューブ部材における曲部外周の他端側を、前記押し曲げ型の圧接部によって相対的に前記押さえ型側に押し込むことにより、曲成予定部の他端側を一端側に曲げ倒す曲げ倒し工程を、さらに含む請求項10に記載の扁平チューブ部材の曲げ加工方法。
- 扁平チューブ部材における曲部の曲率中心線が、扁平チューブの長さ方向に対し直角以外で交差するように設定される請求項10または11に記載の扁平チューブ部材の曲げ加工方法。
- 帯状の扁平チューブ部材を厚さ方向に曲成するための装置であって、
押さえ部を有する押さえ型と、
圧接部を有する押し曲げ型と、
扁平チューブ部材における曲成予定部の一端側を、前記押さえ型の押さえ部によってチューブ厚さ方向の一方側から押さえ付けつつ、曲成予定部の他端側を、前記押し曲げ型の圧接部によってチューブ厚さ方向の他方側から一方側に相対的に押し込むことにより、曲成予定部の他端側を一端側に対し曲げ起こす曲げ起こし手段と、を備え、
前記押し曲げ型の圧接部が、扁平チューブ部材を押し込む際にその押込動作に伴って回転して、扁平チューブ部材との滑り摩擦を低減させる回転体によって構成されたことを特徴とする扁平チューブ部材の曲げ加工装置。
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