JP5133276B2 - 構造物の欠陥検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネルやボックスカルバート等のようなコンクリート構造物等に発生する欠陥を、定量評価することが可能な構造物の欠陥検出方法に関する。
従来、鉄道等のトンネル覆工表面からのコンクリート片の陥落事故などの対策のため、コンクリート構造物に対しては定期的な検査が実施されている。トンネルの検査においては、トンネル表面を打撃し、その打音を検査技術者が評価して、欠陥等の有無が判断される。しかし、このような方法では、欠陥の有無の判断が検査技術者の技能によるところが大きく、欠陥の判断を客観的に行うことが困難である。
これに対し、このような欠陥評価をより正確に行うため、欠陥の有無を数値で判断する方法が各種提案されている(例えば特許文献1)。
特開平7−005154号公報
しかしながら、特許文献1のようなこれまでの方法では、装置が大型化し、トンネルなどの広範囲の検査を短時間で行うことが困難であるという問題がある。また、例えば特許文献1のように、欠陥の有無の判断を音圧ピークのみで行うと、正確な欠陥の有無が判断されない恐れがあるという問題がある。
本発明は、前述した問題を鑑みてなされたもので、その目的は、簡易な構成で、かつ、より確実に欠陥の有無の定量評価が可能な、構造物の欠陥検出方法を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、構造物の欠陥を検出する方法であって、前記構造物に衝撃を与える工程(a)と、前記衝撃により生じる前記構造物の振動データを取得する工程(b)と、前記振動データのフーリエスペクトル解析を行う工程(c)と、所定の周波数よりも低周波数域における前記スペクトルにより形成される面積を、全周波数域における前記スペクトルによって形成される面積で除した値であるスペクトルスコアを算出する工程(e)と、前記スペクトルスコアが所定値以下の場合に構造物が健全であると判断し、前記スペクトルスコアが所定値を超える場合には構造物が不健全であると判断する工程(f)と、を具備し、前記工程(e)における前記所定の周波数は、事前に、対象となる前記構造物と同様の構造物において、健全部及び目視により欠陥が認められた欠陥部に対して打撃試験を行い、フーリエスペクトル解析により得られたそれぞれのスペクトルから、健全部のスペクトルのピークと欠陥部のスペクトルのピークとの間の値とし、前記工程(f)における前記スペクトルスコアの前記所定値は、前記健全部および前記欠陥部のそれぞれにおいて前記所定の周波数を用いて算出されるスペクトルスコアから、前記所定の周波数に応じて設定されることを特徴とする構造物の欠陥検出方法である。
本発明によれば、構造物に衝撃を与えて、構造物の振動データを取得し、これをフーリエスペクトル解析によって周波数と強度との2次元データとし、得られた2次元スペクトルにおいて、所定の周波数閾値よりも低周波側のスペクトルによって得られる面積と、全周波数帯域におけるスペクトルによって得られる面積との比を求めることで欠陥の有無を判断する。すなわち、全周波数域に対する、欠陥によって形成される低周波側の周波数帯域の強度比によって欠陥を判断するため、大きな欠陥のみではなく、より細かな欠陥が散在するような場合でも欠陥を検出することが可能である。
特に、所定の周波数閾値よりも低周波数域における2次元スペクトルにより形成される面積を、全周波数域における2次元スペクトルによって形成される面積で除した値であるスペクトルスコアを算出すれば、スペクトルスコアが所定値を超える場合には欠陥があると判断することができるため、所定の基準スペクトルスコアを欠陥判断指標値として使用することができる。
また、周波数閾値および基準スペクトルスコアは、事前に欠陥部および健全部においてデータを解析して設定される。このため、同様の構造物やトンネル固有の諸条件等を加味して、それぞれの場合毎に設定することができるため、より確実に判断を行うことができる。
本発明によれば、簡易な構成で、かつ、より確実に欠陥の有無の定量評価が可能な、構造物の欠陥検出方法を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる欠陥検出装置1の構成概略図。 解析装置9のハードウェア構成図。 欠陥検出装置1の流れを示すフローチャート。 フーリエスペクトルの模式図。 フーリエスペクトルを示す図で、(a)は健全な構造物により得られたスペクトル、(b)は、欠陥が発見された構造物により得られたスペクトル。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る構造物の欠陥検出装置1の構成を示す概略図である。欠陥検出装置1は、主に、センサ5、打撃装置7、解析装置9等から構成される。
トンネル等の構造物3の表面には、センサ5が取り付けられる。センサ5は、構造物表面における振動による振動データを取得するためのもので、既存の加速度ピックアップ等が使用できる。
センサ5は解析装置9と接続される。解析装置9は、センサ5により取得された振動データを解析し、欠陥の有無を判断するためのものである。解析装置9については、後述する。
打撃装置7は、構造物3に対して衝撃を与えるためのものである。打撃装置7としては、ハンマや重錘によって構造物3に対して所定の衝撃を付与できれば良く、作業者がハンマ等で構造物3を打撃してもよい。
打撃装置7によって構造物3の表面に衝撃が付与されると、構造物3の表面には、コンクリート等の性状に応じた固有の振動が生じる。センサ5はこの振動による振動データを取得し、振動データは解析装置9に送られる。解析装置9では、振動データを解析し、欠陥の判定を行う。
次に、解析装置9について説明する。図2は解析装置9を実現するコンピュータのハードウェア構成図である。解析装置9は、制御部10、記憶部11、メディア入出力部13、通信制御部15、入力部17、表示部19、周辺機器I/F部21等が、バス23を介して接続される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部11、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス23を介して接続された各装置を駆動制御し、センサ5から送られた振動データの処理等を行う。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部11、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部10が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部11は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部10が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部10により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部15は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間等の通信を媒介する通信インタフェースであり、センサ5との通信制御等を行う。
入力部17は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部17を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部19は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部21は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部21を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部21は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス23は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、本発明にかかる構造物の欠陥検出装置1の処理の流れを説明する。図3は、欠陥検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部10は、打撃装置7によって構造物3に対して打撃を与える(ステップ101)。これにより発生した構造物3表面における振動による振動データがセンサ5により取得される(ステップ102)。制御部10は、振動データを記憶手段である記憶部11に記憶する(ステップ103)。
次に、制御部10は、得られた振動データに対して、フーリエ解析手段によってフーリエスペクトル解析を行う(ステップ104)。ステップ102によって得られた振動データは、フーリエスペクトル解析によって、周波数と強度による2次元データとして処理される。
次に、制御部10は、記憶部11よりあらかじめ記憶部11に記憶されていた周波数閾値を読み込む(ステップ105)。周波数閾値とは、健全な構造物と欠陥を有する構造物とで、打撃に対する構造物表面の振動の周波数帯が変わることにより得られ、健全な構造物により得られたスペクトルと欠陥を有する構造物より得られたスペクトルを区別するための周波数である。なお、各種条件に応じた複数の周波数閾値が記憶部に記憶されている場合には、それらの内から、今回使用する周波数閾値を入力部等によって選択すれば良い。
通常、コンクリート構造物の内部に欠陥等が存在する場合、打撃により得られる構造物表面の振動の周波数帯が、低周波数側へシフトする。したがって、健全な構造物により得られたスペクトルに対して、欠陥を有する構造物により得られたスペクトルは、低周波数側にシフトした形態となる。周波数閾値は、これらのスペクトルを区別するために設定される基準周波数である。
周波数閾値を設定する方法は、以下のとおりである。まず、事前に、試験対象となる構造物と同様の構造物(例えば、同様のコンクリート成分や厚さを有する構造体)または同様の試験体に対して、複数の予備調査を行い、目視等による欠陥の有無とフーリエスペクトルの形態の相関データを取得する。
この際、不合格となるぎりぎりの欠陥(目視等の評価による欠陥)と健全な状態でのスペクトルの形態が分離可能な周波数を設定する。たとえば、欠陥を含む構造物のスペクトルがほとんど2000Hz以下であるのに対し、健全な構造物によるスペクトルが、2500Hz以上で急激に立ち上がるような形態であれば、周波数閾値は2000〜2500Hzの間で設定される。通常は、健全な構造物のスペクトルのピーク(周波数)と、欠陥を含む構造物のピーク(周波数)との間の値をとれば良い。このようにして、複数の予備調査により得られた基準となる周波数閾値は、記憶部11に保存される。以上により、周波数閾値が設定される。
次に、制御部10は、ステップ104により得られたフーリエスペクトルから、スペクトルスコア算出手段によりスペクトルスコアRLFを算出する(ステップ106)。
スペクトルスコアRLFの算出方法について、図4を参照して説明する。図4は、得られたフーリエスペクトルの模式図である。周波数Qは前述の周波数閾値である。スペクトルスコアRLFは、周波数閾値よりも低周波数側のスペクトルにより形成される面積を全周波数域でのスペクトルにより形成される面積で除した値により算出される(以後、周波数−強度の2次元スペクトルによって形成される面積を、単にスペクトル面積と称する。)。すなわち、周波数閾値よりも低周波数側のスペクトル面積と全周波数域でのスペクトル面積との比によって欠陥を判断する。
すなわち、スペクトルスコアRLFは以下の(1)式で算出される。
LF=A1/(A1+A2)・・・(1)
但し、A1は周波数閾値以下の低周波数側のスペクトル面積(図4におけるOPQで囲まれた面積)であり、A2は、周波数閾値を超える部分のスペクトル面積(図4におけるPQZ)である。したがって、A1+A2は全周波数域でのスペクトル面積となる。以上のようにして、スペクトルスコアが算出される。
次に、制御部10は、あらかじめ記憶部10に記憶されている基準スペクトルスコア値を記憶部11より読み出す。基準スペクトルスコア値は、算出されたスペクトルスコアの合否判定を行う基準値である。
基準スペクトルスコア値は以下のように設定される。前述の周波数閾値の設定の際に、健全部および欠陥部のそれぞれにおいて、設定された周波数閾値を用いてスペクトルスコアが算出される。前述の通り、健全部と欠陥部とでは周波数帯が異なるため、周波数閾値以下のスペクトル面積率が大きく異なる。たとえば、健全な構造物のスペクトルにおいては、所定の周波数閾値に対するスペクトルスコアが0.1以下となるのに対し、欠陥を有する構造物のスペクトルにおいては、同様の周波数閾値に対するスペクトルスコアが0.2以上となる。
このような場合には、基準スペクトルスコア値を0.1から0.2の間に設定すれば良い。なお、構造物によって差はあるが、たとえば、周波数閾値としては500〜3000Hzであり、より細かくは1000〜2500Hz程度と設定できる。この場合の基準スペクトルスコア値としては、設定される周波数閾値に応じて、例えば、0.05〜0.4以下などと設定することができる。
次に、制御部10は、ステップ106により得られたスペクトルスコアRLFと、基準スペクトルスコア値とを比較する(ステップ108)。制御部10は、判定手段によって、スペクトルスコアRLFが基準スペクトルスコア値よりも小さい場合には当該構造物には欠陥はなく健全と判断し、スペクトルスコアRLFが基準スペクトルスコア値を超える場合には、欠陥があると判断する(ステップ109〜111)。結果は、例えばディスプレイなどの表示部に表示させてもよい。以上により、構造物の欠陥の検出を終える。
このように本発明にかかる欠陥検出装置1によれば、スペクトルスコアを用いることで、構造物の欠陥の有無を数値化することができ、より確実に欠陥を検出することができる。また、通常の打音法と同様に、構造物に衝撃を付与するのみで評価できるため、構成が簡易であり容易に評価することができる。
本発明にかかる欠陥検出装置を用いて、構造物の評価を行った。図5は構造物を打撃して得られた振動データに対してフーリエスペクトル解析を行った結果を示す図で、図5(a)は目視により健全であると判断された構造物により得られたスペクトルの一例であり、図5(b)は、目視により欠陥が発見された構造物により得られたスペクトルの一例である。
構造物としては、コンクリート製のボックスカルバートを選択した。事前に行った予備試験において、周波数閾値は2000Hz、この際の基準スペクトルスコア値は0.1と設定した。図5中の点線は周波数閾値(2000Hz)を示す。
前述の通り、健全な構造物(図5(a))に対して、欠陥を含む構造物(図5(b))は、スペクトル形態が低周波数側に偏っていることが分かる。また、欠陥を含む構造物のスペクトルは、ほとんどが2000Hz以下であるのに対し、健全部では、より高周波数側に広がったスペクトル形態となった。
計9件の構造物より得られたスペクトルから、それぞれスペクトルスコアを算出した。結果を表1に示す。なお、本実施例においては、周波数閾値2000Hzに対して、基準スペクトルスコア値を0.1と設定したため、得られたスペクトルスコアが0.1以下のものを「健全である」(表中○で示す)と判断し、0.1を超えるものを「欠陥あり」(表中×で示す)と判断した。また、比較のため、目視によって欠陥の有無を判断した結果も合わせて表に示した。
Figure 0005133276
結果より、目視として健全またはわずかな浮き(コンクリートの剥がれ)が見られたNo.1〜No.4については、本検出装置(方法)によって健全と判断された。これに対し、目視で完全な欠陥が発見されたNo.5〜No.9については、スペクトルスコアが0.1を超え、欠陥があることが検出された。
なお、わずかに浮きが見られた試験No.4を、欠陥として検出したい場合には、基準スペクトルスコア値をよりシビアに設定(例えば0.06)すれば良い。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………欠陥検出装置
3………構造物
5………センサ
7………打撃装置
9………解析装置

Claims (1)

  1. 構造物の欠陥を検出する方法であって、
    前記構造物に衝撃を与える工程(a)と、
    前記衝撃により生じる前記構造物の振動データを取得する工程(b)と、
    前記振動データのフーリエスペクトル解析を行う工程(c)と、
    所定の周波数よりも低周波数域における前記スペクトルにより形成される面積を、全周波数域における前記スペクトルによって形成される面積で除した値であるスペクトルスコアを算出する工程(e)と、
    前記スペクトルスコアが所定値以下の場合に構造物が健全であると判断し、前記スペクトルスコアが所定値を超える場合には構造物が不健全であると判断する工程(f)と、
    を具備し、
    前記工程(e)における前記所定の周波数は、事前に、対象となる前記構造物と同様の構造物において、健全部及び目視により欠陥が認められた欠陥部に対して打撃試験を行い、フーリエスペクトル解析により得られたそれぞれのスペクトルから、健全部のスペクトルのピークと欠陥部のスペクトルのピークとの間の値とし、
    前記工程(f)における前記スペクトルスコアの前記所定値は、前記健全部および前記欠陥部のそれぞれにおいて前記所定の周波数を用いて算出されるスペクトルスコアから、前記所定の周波数に応じて設定されることを特徴とする構造物の欠陥検出方法。
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