JP5132692B2 - 工程表作成システム - Google Patents

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Description

本発明は、発電所の設置などの大規模工事における工程表を作成する工程表作成システムに関する。
発電所の設置工事のように、工事を行うに際して国や地方自治体が定めた法令に基づいて届出の提出が義務付けられている場合には、必要に応じて届出を作成し、提出していた。
ところで、発電所の設置のような大規模工事は、多数の工事により構成される結果、必要とされる届出の種類も多数にわたるため、届出の作成には膨大な時間がかけられていた。そこで、このような膨大な届出を容易に作成するための申請書作成支援システムが開発されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−257389号公報
このような申請書作成支援システムによれば、個々の届出の作成が容易になるものの、複数の届出の提出状況などを管理することはできなかった。また、これら複数の届出に関し管理者は、官公庁、工事会社などの関係箇所と調整を行っており、届出の有無、届出時期、記載事項(諸元)などの問合せに対して、その都度、主管箇所へ確認したり、多くの資料から探すため時間がかかり対応に苦慮していた。また、これら申請・届出の中には、他の申請・届出と関連したり、官公庁の見解に依存するケースがあるため、工程管理する上で確認漏れがあったり、申請・届出時期を誤ると、関係箇所から届出諸元提出遅れを生じさせ、各工事計画の遅れ(立案・発注時期の誤り)につながることになる。
そのため、届出の管理者は自ら工程表を作成するなどして複数の届出の提出状況などを管理していた。しかしながら、大規模工事に必要とされる届出は多数にわたるため、工程表の作成も困難を極め、工程表を容易に作成可能なシステムが求められていた。
また、従来では、届出が不要な工事については工程表に記載しないことが一般的であり、このような工程表では、後になって届出の提出状況などを網羅的に確認する必要が生じた場合に、確認が困難になるという問題があった。
そこで、本発明は、多数の工事から構成される大規模工事における届出の工程表であって、届出の提出状況などを網羅的に確認することの可能な工程表を作成する工程表作成システムを提供することを目的とする。
(1) 官公庁に届出が必要な工事を含む複数の工事から構成される大規模工事に関する工程表を作成する工程表作成システムであって、大規模工事の種類から、当該大規模工事を構成する複数の工事を抽出する工事抽出手段と、抽出した前記工事のうち届出が必要な工事と不要な工事とを決定する届出要否決定手段と、前記届出が必要な工事と不要な工事とを異なる態様で表示する工程表を作成する作成手段と、を備えることを特徴とする工程表作成システム。
この工程表作成システムによれば、工事抽出手段が大規模工事を構成する複数の工事を抽出し、作成手段が抽出した複数の工事に関する届出の工程表を作成するため、工程表の作成の負担が軽減される。また、作成手段は、届出が必要な工事と不要な工事とを異なる態様で表示する工程表を作成する。これにより、届出が不要な工事であっても工程表には表示されることになり、届出の提出状況などを網羅的に確認する必要が生じた場合であっても、全ての工事に関し網羅的に確認することができる。特に、届出が不要な工事については異なる態様で表示されるため、届出が不要な工事を容易に認識することができる。
(2) 該当する工事について届出が必要であるか否かの情報を記憶する届出判断データベースを備え、前記届出要否決定手段は、前記届出が必要な工事と不要な工事とを、前記届出判断データベースを参照して決定することを特徴とする(1)に記載の工程表作成システム。
このような工程表作成システムによれば、届出が不要な工事を自動的に決定することができる。
(3) 届出が不要な理由についての入力を受け付ける受付手段を備え、前記作成手段は、前記受付手段により受け付けられた前記理由を付した工程表を作成することを特徴とする(1)又は(2)に記載の工程表作成システム。
このような工程表作成システムによれば、届出が不要な理由を表示した工程表を作成することができ、後になって届出が本当に不要であったか確認するときに容易に確認することができる。
(4) 複数の工事における届出の関係を法令に基づいて記憶する届出関係データベースと、前記届出関係データベースを参照して、複数の工事における届出の関係性を抽出する関係抽出手段と、を備え、前記作成手段は、前記関係抽出手段により抽出された関係性を付した工程表を作成することを特徴とする(1)から(3)に記載の工程表作成システム。
発電所の設置などの大規模工事では、それぞれの工事における届出に関係性がある場合があり、このような工程表作成システムによれば、複数の届出間の関係性を一目で把握可能な工程表を作成することができる。
本発明によれば、届出の提出状況などを網羅的に確認することの可能な大規模工事の届出に関する工程表を容易に作成できる。
本発明の工程表作成システムの機能ブロック図を示す図である。 本発明の工程表作成システムに含まれる各種データベースを示す図である。 本発明の工程表作成システムに含まれる各種データベースを示す図である。 本発明の工程表作成システムにおける工程表作成フローを示す図である。 大規模工事種類選択画面を示す図である。 個別工事選択画面、工事内容入力画面を示す図である。 届出選択画面、届出要否入力画面を示す図である。 作成された工程表を示す図である。 本発明の工程表作成システムのハードウェア構成を示す図である。
発電所の設置などの大規模工事は、複数種類の工事により構成され、これら複数種類の工事の中には電気事業法、建築基準法、消防法などに基づく官公庁への届出の義務が課せられているものもある。本実施の形態に係る工程表作成システム1は、このような大規模工事に求められる官公庁への届出の工程を管理する工程表の作成を支援するために用いられる。ここで、作成される工程表は、図8に示すように、複数の行と列とによって多数のセルを形成したワークシート(表)からなり、大規模工事を構成する複数の工事を基本項目として、様々な情報が表示される。なお、本実施の形態に係る工程表作成システム1が作成する工程表では、複数の工事のうち届出が不要な工事が、届出が必要な工事とは異なる態様で表示される。
以下、本実施の形態に係る工程表作成システム1について図面を参照して説明する。
[工程表作成システムの機能ブロック図]
図1〜図3を参照して、本実施の形態に係る工程表作成システム1について説明する。工程表作成システム1は、工事抽出手段11と、工事内容決定手段12と、届出要否決定手段13と、届出内容決定手段14と、届出関係抽出手段15と、作成手段16と、対応工事データベース(以下、データベースを「DB」と表記する。)21と、工事内容DB22と、届出判断DB23と、申請・届出諸元DB24と、届出関係DB25と、を備える。
工事抽出手段11は、大規模工事の種類から、当該大規模工事を構成する複数の個別工事を抽出する。具体的には、ユーザから大規模工事の種類の入力を受け付けると、工事抽出手段11は、対応工事DB21を参照して、入力された大規模工事を構成する複数の個別工事を抽出する。
ここで、図2(1)に示すように、対応工事DB21は、大規模工事欄21Aに対応する個別工事一覧欄21Bにより構成され、大規模工事の種類毎に、この大規模工事を構成する複数の個別工事が記憶されている。
工事内容決定手段12は、抽出された複数の個別工事のそれぞれについて、設備仕様、設置場所、各工事に必要とされる申請・届出、などの情報を決定する。具体的には、ユーザから特定の個別工事の選択とともに、選択した個別工事についてユーザからの入力を受け付けると、工事内容決定手段12は、工事内容DB22を参照して、対応する個別工事の内容を決定する。
ここで、図2(2)に示すように、工事内容DB22は、個別工事件名欄22Aに対応する、設備仕様欄22B、設置場所欄22Cなどにより構成され、個別工事の種類毎に、その内容が記憶されている。なお、個別工事の内容には、設備仕様や設置場所に加え、少なくとも届出との対応関係(例えば、ある工事に必要とされるであろう届出の種類)が含まれる。この工事内容DB22は、ユーザからの入力に基づいて、各個別工事の内容が記憶されていく。
届出要否決定手段13は、個別工事毎に対応付けられた届出について、官公庁への届出が必要であるか、不要であるかを決定する。具体的には、届出要否決定手段13は、工事内容DB22に記憶された工事の設備仕様や設置場所などと、届出判断DB23に記憶された届出基準とを比較・照合することで、各届出の要否を決定する。
ここで、図2(3)に示すように、届出判断DB23は、届出種類欄23Aに対応する、届出基準欄23B、届出時期欄23C、根拠法令等欄23D、確認者欄23Eにより構成され、届出の種類毎に、届出が必要とされる基準、届出の提出時期、その根拠や根拠を確認した者が記憶されている。なお、届出基準欄23Bには、届出が必要となる基準として、例えば、設備仕様上の基準、官公庁判断に基づく基準、設置地域の事情に基づく基準、法規制対象外(届出不要)、などが記憶される。また、届出の要否は、設備仕様などの工事内容DB22の設計諸元が法適用基準や官公庁指示に該当するか照合することで、決定される。この届出判断DB23は、ユーザからの入力に基づいて、対応する情報が記憶されていく。
例えば、機械等設備設置届は、設備仕様として「タンク容量が○以上」である場合に必要とされるところ、届出要否決定手段13は、工事内容DB22の設備仕様欄22Bに記憶された設備仕様がこの条件を充たす場合には、届出が必要と判定し、この条件を充たさない場合には、届出が不要と判定する。このように、届出要否決定手段13は、容量や寸法などの仕様(工事内容DB22に記憶)と、法で定められるこれらの基準(届出判断DB23に記憶)とを比較して、自動的に届出の要否を判定する。
届出内容決定手段14は、個別工事毎に対応付けられた届出について、届出の内容を決定する。届出の内容とは、届出先、届出者、主管箇所、届出状況、作成着手時期、届出時期、ユーザコメントなどを少なくとも含む。また、届出の内容の決定には、申請・届出諸元DB24が用いられる。
ここで、図3(4)に示すように、申請・届出諸元DB24は、届出種類欄24Aに対応する、届出先欄24B、届出者欄24C、主管箇所欄24D、届出状況欄24E、着手時期欄24F、届出時期欄24G、コメント欄24Hにより構成され、届出の種類毎に、届出の内容が記憶されている。この申請・届出諸元DB24は、ユーザからの入力に基づいて、対応する情報が記憶されていく。
届出関係抽出手段15は、抽出された複数の個別工事における届出の関係性を抽出する。ここで、発電所の設置などの大規模工事では、複数の個別工事における届出を同時に提出しなければならないなどといった関係性が存在する場合がある。そこで、届出関係抽出手段15は、届出関係DB25を参照して、このような関係性を抽出する。
ここで、図3(5)に示すように、届出関係DB25は、届出種類欄25Aに対応する対応関係欄25B、コメント欄25C、根拠法令等欄25Dにより構成され、届出の種類毎に、他の届出との対応関係の他、ユーザコメントや根拠法令等といった対応関係についての根拠が記憶されている。この届出関係DB25は、ユーザからの入力に基づいて、対応する情報が記憶されていく。
作成手段16は、大規模工事の入力に伴い、このような大規模工事に求められる官公庁への届出の工程を管理する工程表を作成する。特に、作成手段16は、抽出された複数の個別工事に必要とされ得る全ての届出を網羅する工程表を作成するとともに、実際に必要とされる届出と必要ではないと確認された届出とを異なる態様で表示する工程表を作成する。
このように、工程表では、必要な届出と不要な届出とが異なる態様で表示されるため、ユーザは届出が必要な工事であるか否かを容易に認識することができる。また、後述するように、このような不要な届出について、工程表には不要であることの根拠も表示されるため、後に本当に届出が不要であったのか確認する必要が生じても、容易に確認を行うことができる。
[工程表作成フロー]
次に、図4を参照して、工程表作成システム1における処理の流れについて説明する。
S1:初めに、工事抽出手段11は、大規模工事を構成する複数の個別工事を抽出する。
具体的には、図5に示す大規模工事種類選択画面50をユーザに対して提供することで行われる。より詳細には、大規模工事種類選択画面50において、ユーザが大規模工事種類選択欄51から任意の大規模工事を選択し、「進む」ボタン100を操作すると、大規模工事の種類の指定が行われ、この大規模工事を構成する複数の個別工事が、対応工事DB21を参照して抽出される。
S2:続いて、工事内容決定手段12は、抽出された複数の個別工事の内容(設備仕様、設置場所、届出との対応関係など)を決定する。
具体的には、図6(1)に示す個別工事選択画面60A、及び図6(2)に示す工事内容入力画面60Bをユーザに対して提供することで行われる。より詳細には、個別工事選択画面60Aにおいて、ユーザが個別工事選択欄61から任意の個別工事を選択し、「進む」ボタン100を操作すると、続いて、工事内容入力画面60Bが提供される。この工事内容入力画面60Bにおいて、予め設けられた項目63に対応する入力欄65に、ユーザが情報を入力することで、個別工事の内容が工事内容DB22に記憶されていく。その後、ユーザが「進む」ボタン100を操作すると、工事内容の決定処理が終了する。他方、ユーザが「別工事入力」ボタン105を操作すると、再び個別工事選択画面60Aが提供され、個別工事の選択・その内容の入力が繰り返される。
S3:続いて、届出要否決定手段13は、工事内容入力画面60Bにおいて入力された届出について、設備仕様や官公庁の指示から本当に必要であるか決定する。
具体的には、図7(1)に示す届出選択画面70A、及び図7(2)に示す届出要否入力画面70Bをユーザに対して提供することで行われる。より詳細には、届出選択画面70Aにおいて、ユーザが届出種別選択欄71から任意の届出を選択し、「進む」ボタン100を操作すると、続いて、届出要否入力画面70Bが提供される。この届出要否入力画面70Bにおいて、予め設けられた項目73に対応する入力欄75に、ユーザが情報を入力することで、届出が必要であるか不要であるかといった情報や、その根拠、確認者の情報が届出判断DB23に記憶されていく。例えば、図7(2)では、×××届について、規制対象外であり、○×庁に必要ないことを○○太郎が確認したことが入力されている。よって、×××届が提出不要であることが届出判断DB23に記憶される。その後、ユーザが「進む」ボタン100を操作すると、届出要否の決定処理が終了する。他方、ユーザが「別届出入力」ボタン110を操作すると、再び届出選択画面70Aが提供され、届出の選択・その要否の入力が繰り返される。
S4:続いて、届出内容決定手段14は、工事内容入力画面60Bにおいて入力された届出について、その内容(届出先、届出者、主管箇所、届出状況、着手時期、届出時期、コメント)を決定する。
図示は省略するが、例えば、届出選択画面及び届出内容入力画面をユーザに対して提供することで行われる。すなわち、届出選択画面において、ユーザから届出の選択を受け付けた後、届出内容入力画面において、予め設けられた項目についてユーザから入力を受け付けることで、申請・届出諸元DB24に情報を記憶していくことで行われる。
S5:続いて、届出関係抽出手段15は、複数の届出について関連性がある場合には、その関連性を抽出する。なお、関連性とは、例えば、ある届出と他の届出とを同時に提出しなければならないといったことや、他の届出の前に申請を受けておかなければいけないこと等をいう。この関連性は、法令上求められることもあれば、官公庁からの指示により求められることがある。
関連性の抽出は、図示は省略するが、例えば、届出選択画面及び関連性入力画面をユーザに対して提供することで行われる。すなわち、届出選択画面において、ユーザから届出の選択を受け付けた後、関連性入力画面において、他の届出との対応関係に加え、ユーザコメントや根拠法令等の対応関係を有することの根拠について、ユーザから入力を受け付けることで、届出関係DB25に情報を記憶していくことで行われる。
S6:続いて、作成手段16は、対応工事DB21や、ユーザからの入力により更新された工事内容DB22、届出判断DB23、申請・届出諸元DB24、及び届出関係DB25を参照して、工程表を作成する。
[工程表]
次に、図8を参照して、作成された工程表200について説明する。
工程表200は、対象工事欄201に対応付けて届出種類欄202、届出状況欄203、工程欄204、届出先欄205、主管箇所欄206、及び届出者欄207が設けられる。
対象工事欄201は、大規模工事を構成する複数の個別工事を表示する。届出種類欄202は、対応する工事において必要とされる届出の種類、及びその届出時期を表示する。届出状況欄203は、対応する工事において必要とされる届出が提出されたか否かを表示する。工程欄204は、届出の工程、及び他の届出との関係性を表示する。届出先欄205は、届出の提出先の官公庁の情報を表示する。主管箇所欄206は、社内における届出を管理する部署に関する情報を表示する。届出者欄207は、官公庁に届出をした者に関する情報を表示する。
ここで、作成手段16は、対象工事欄201に入力した工事に関する届出のうち、提出の必要がない届出(届出判断DB23の届出基準欄23Bにおいて記憶された基準と、工事内容DB22の設備仕様欄22B、設置場所欄22Cなどの工事内容とを比較して、提出不要と判定された届出、又は規制対象外と記憶された届出)を、他の工事とは異なる態様で表示する。また、作成手段16は、当該届出に対応付けてコメント213を設け、提出が不要な届出の根拠法令等欄23Dに記憶された情報、及び確認者欄23Eに記憶された情報を、当該コメント213に入力する。例えば、図8では、「×××届」は届出が不要(規制対象外)であるので、他の工事とは異なる態様で表示されている。また、「×××届」に対応付けてコメント213が表示され、「○○太郎」が「○×庁に必要ないことを確認」したことが表示される。
また、作成手段16は、複数の届出間で関係性がある場合には、工程欄204に届出間の関係性221、223を表示する。ここで関係性221(他の届出との関係性についてのコメント)は、届出関係DB25のコメント欄25Cに記憶された情報に基づいて作成され、関係性223(関係性のある他の届出を結ぶ矢印)は、届出関係DB25の対応関係欄25Bに記憶された他の届出の種類を矢印で結ぶことにより作成される。
このように作成される工程表200を用いることで、使用時に以下のような効果を期待できる。
工程表200には、届出が不要な工事が、届出が必要な工事とは異なる態様で表示される。ここで、届出が不要な工事を表示しない場合には、後になって届出が必要ではなかったか確認することができない一方で、届出が不要な工事を表示するため、後になって届出が必要ではなかったか確認する必要が生じた場合であっても、容易に確認を行うことができる。特に、届出が不要な工事は、届出が必要な工事とは異なる態様で表示されるため、届出が不要な工事を容易に認識することができる。
また、届出が不要な工事についてはその根拠及び確認者がコメント213として表示されるため、工程表200には届出が不要であることの根拠が表示される。これにより、後になって、届出が不要なことに間違いがないか、不要なことを確認したか、といったことを確認する必要が生じた場合であっても、容易に確認を行うことができる。
また、工程表200には、主管箇所欄206が設けられ、社内における届出を管理する部署に関する情報が表示される。これにより、突然、届出に関する確認・問合せなどがあった場合であっても直ぐに対応することができる。また、届出に添付する資料が揃っているか、揃っていない場合には何時頃までに揃うか、を確認する必要が生じた場合であっても、容易に確認を行うことができる。
また、工程表200には、工程欄204が設けられ、この工程欄204には、届出の工程が表示されるだけでなく、複数の届出間の関係性も表示される。これにより、複数の届出間の関係性を容易に認識することができ、届出漏れが生じることを防止することができる。なお、官公庁の指導により、他の届出との関係性が生じることもあるため、工程表200には、届出関係DB25に記憶される関係性に加えて、ユーザからの入力により関係性を追加できることが望ましい。
また、工程表200に、ユーザからの入力に伴いコメント231を追加できるようにしてもよい。例えば、官公庁との間で事前了解を取る必要がある場合や、調整事項などの注意・確認事項がある場合には、ユーザからの入力に伴い注意事項をコメント251に表示する。このようなコメント251が設けられることで、注意事項を容易に認識することができる。なお、コメント251については、視覚的に認識し易くするように他の表示と異なる態様で表示されることが好ましい。これにより、注意事項の見落としを防止することができる。
また、工程表200には、届出先欄205及び届出者欄207が設けられるため、届出先の官公庁や届出を行った者を容易に認識でき、届出諸元の確認や、届出の催促などを迅速に行うことができる。
また、工程表200には、届出状況欄203が設けられ、届出種類毎に届出状況が表示されるため、既に届出が済んでいるか否かを容易に認識できる。その結果、既届出と未届出とを明確に区別でき、これからの届出対応を効率的に行うことができる。
また、工程表200の届出種類欄202には、届出時期が表示されるため、設備工事工程上、法的届出時期を確認する必要が生じた場合にも、容易に確認することができる。
また、このように作成される工程表200によれば、届出工程管理の面で格別な効果を期待できる。例えば、発電所設置のような大規模工事では、1つの工事の遅れであっても全体に及ぼす影響が大きいが、作成された工程表200を用いることで、届出漏れや届出の遅れを防ぐことができ、その結果、工事工程の変更をなくすことができる。また、関係箇所からの問合せや確認依頼にも迅速に対応することができ、関係箇所から高い信頼を得ることができる。
[工程表作成システムのハードウェア構成]
図9は、本発明のハードウェア構成の一例を示す図である。工程表作成システム1は、バスライン1005、CPU(Central Processing Unit)1010、表示装置1020、ハードディスク1030、キーボード及びマウスなどの入力受付手段1040、及びメインメモリ1050を備える。
CPU1010は、工程表作成システム1を統括的に制御する部分であり、ハードディスク1030に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
表示装置1020は、ユーザにデータの入力を受付ける画面を表示するものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)などのディスプレイ装置を含む。
ハードディスク1030は、本ハードウェアを工程表作成システム1として機能させるための各種プログラム(例えば、表計算ソフト)、本実施形態における各種機能を実行するプログラム並びに前述したデータベースを記憶する。なお、工程表作成システム1は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
入力受付手段1040は、工程表作成システム1のユーザによる入力の受け付けを行うものである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定しない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載された効果に限定されない。
1 工程表作成システム
11 工事抽出手段
12 工事内容決定手段
13 届出要否決定手段
14 届出内容決定手段
15 届出関係抽出手段
16 作成手段
21 対応工事DB
22 工事内容DB
23 届出判断DB
24 申請・届出諸元DB
25 届出関係DB

Claims (2)

  1. 発電所における大規模工事であり、官公庁に届出の提出が必要な工事を含む複数の工事から構成される大規模工事に関する工程表を作成する工程表作成システムであって、
    大規模工事の種類毎に、当該大規模工事を構成する複数の工事を記憶する対応工事データベースと、
    複数の前記工事の種類毎に、当該工事の対象となる設備の設備仕様及び当該工事について必要とされる届出の種類を記憶する工事内容データベースと、
    前記届出の種類毎に、当該届出が必要とされる基準としての届出基準仕様を記憶する届出判断データベースと、
    前記届出の種類毎に、当該届出の提出時期と他の届出の提出時期との関係性を記憶する届出関係データベースと、
    各データベースを参照して、前記工程表を作成する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    大規模工事の種類をユーザから受け付けると、当該大規模工事を構成する複数の工事を前記対応工事データベースから抽出する工事抽出手段と、
    前記工事抽出手段が抽出した複数の前記工事の夫々について、前記工事内容データベースから前記設備仕様及び前記届出の種類を抽出し、抽出した前記設備仕様が、前記届出の種類毎に前記届出判断データベースに記憶された前記届出基準仕様を満たすか判定することで、届出が必要な工事と不要な工事とを決定する届出要否決定手段と、
    前記届出要否決定手段により決定された前記届出が必要な工事の届出と他の届出との間の提出時期と関係性を、前記届出関係データベースを参照して抽出する関係抽出手段と、
    前記大規模工事の工程表として、前記届出が必要な工事と不要な工事とを異なる態様で表示するとともに、複数の届出間の提出時期の関係性を表示する工程表を作成する作成手段と、
    を備えることを特徴とする工程表作成システム。
  2. 届出が不要な理由についての入力を受け付ける受付手段を備え、
    前記作成手段は、前記受付手段により受け付けられた前記理由を付した工程表を作成することを特徴とする請求項1に記載の工程表作成システム。
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