JP5132654B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、押圧操作によって電極間隔が変化するコンデンサの静電容量を検出する圧力センサを備えた携帯情報端末の改良に関する。
近年、指を接触させた際の押込み圧及び押圧位置を検知して、画面のスクロール、マウスポインタやフォーカスの移動、ボリューム調整、方向入力などを行うことができる入力装置として、静電容量方式の圧力センサが提案されている。この圧力センサは、押込み圧に応じて電極間隔が変化する複数のコンデンサを用いて押圧操作を検知するセンサであり、各コンデンサの静電容量を検出するセンサ制御回路を備えて構成される。上記センサ制御回路は、コンデンサの静電容量を所定の閾値と比較して押圧操作を検知し、静電容量の検出値や当該検出値から得られるコンデンサごとの押込み圧を出力する。押圧操作を検知するための閾値や静電容量の検出値は、例えば、センサ制御回路内のレジスタに保持される。
この様な圧力センサを携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末に搭載すれば、操作のバリエーションを増やすことができる。例えば、端末のCPUが圧力センサからコンデンサごとの押込み圧を一定時間ごとに読み出すことにより、操作面に指を接触させた際の押込み圧、押圧位置及びそれらの変化量に応じた入力処理を行わせることができる。
通常、携帯情報端末は、二次電池で駆動することから、搭載されるデバイスには低消費電力であることが要求される。従って、上述した圧力センサを携帯情報端末に搭載する場合、CPUは、圧力センサの非操作期間中、押込み圧の読出しを行わず、圧力センサにおいて押圧操作が検知されれば、圧力センサから押込み圧を読み出す割込み処理を実行させることが考えられる。しかしながら、携帯情報端末は、ポケットに入れて持ち歩くなど、静電気を帯び易い環境下で使用されることが少なくない。このため、押圧操作を検知する際に用いられる閾値や、押込み圧を読み出す割込み処理を実行させるためのフラグを保持するレジスタのデータが静電気の影響によって変化し、操作入力が正常に行われなくなってしまうという問題があった。
例えば、押圧操作を検知するための閾値が変化すると、押圧操作が検知されなかったり、操作していないにもかかわらず押込み圧を読み出す割込み処理が実行されてしまうことが考えられる。また、CPUが圧力センサの割込フラグに基づいて押込み圧の読出しを行うようなケースでは、当該割込フラグが変化してしまうと、押圧操作が検知されても押込み圧の読出しが行われないので、指を操作面に接触させているにもかかわらず、操作入力が行われないといった不具合が生じると考えられる。
特開2007−286814号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、押圧操作の押込み圧に応じた入力処理を行わせることができる携帯情報端末において、消費電力を低減させつつ、不具合の発生を抑制することを目的としている。特に、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサの静電容量を検出する圧力センサから静電容量や押込み圧を読み出す割込み処理を実行させるためのパラメータが変化した場合であっても、正常に操作入力を行うことができる携帯情報端末を提供することを目的としている。
第1の本発明による携帯情報端末は、プロセッサ、圧力センサ及び接点式スイッチを備えた携帯情報端末であって、上記圧力センサが、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサと、上記コンデンサの静電容量を検出するセンサ制御回路とを備え、上記センサ制御回路が、割込条件を規定する割込パラメータを保持する割込条件記憶手段と、上記コンデンサの静電容量及び上記割込パラメータに基づいて、押圧操作時にセンサ割込信号を生成する割込信号生成手段と、上記プロセッサからの更新要求に基づいて、上記割込パラメータを更新する割込パラメータ更新手段とを有し、上記接点式スイッチが、上記コンデンサの近傍に配置され、押圧操作時にキー割込信号を生成し、上記プロセッサが、上記キー割込信号に基づいて、上記圧力センサへ上記割込パラメータの更新要求を出力するように構成される。
この様な構成によれば、プロセッサが、圧力センサの近傍に配置された接点式スイッチからのキー割込信号に基づいて、割込パラメータの更新要求を当該圧力センサへ出力する。このため、圧力センサを操作すれば、同時に接点式スイッチも操作され、圧力センサの操作時に割込パラメータを更新させることができる。従って、割込条件を規定する上記割込パラメータが静電気などの影響で変化し、圧力センサに対する操作入力が正常に行われなくなるのを抑制することができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記センサ制御回路が、上記プロセッサからのデータ取得要求に基づいて、上記コンデンサの静電容量に対応する上記押圧操作の押込み圧を上記プロセッサへ出力する操作データ出力手段を備え、上記プロセッサが、上記センサ割込信号に基づいて、上記データ取得要求を出力するように構成される。
この携帯情報端末では、圧力センサが、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサの静電容量と割込パラメータとに基づいて押圧操作時にセンサ割込信号を生成し、プロセッサからのデータ取得要求に基づいて押圧操作の押込み圧を当該プロセッサへ出力するので、ユーザ操作の押込み圧を取得することができる。また、プロセッサが、圧力センサからのセンサ割込信号に基づいてデータ取得要求を当該圧力センサへ出力するので、圧力センサの非操作期間中の消費電力を低減させることができる。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記接点式スイッチとして、センターキーを挟んで上下及び左右にそれぞれ配置された4つの方向キーを備え、上記コンデンサが、上記センターキーと上記方向キーとの間に配置されているように構成される。センターキーと方向キーとの間に配置されたコンデンサからなる圧力センサを操作する際には、当該コンデンサの近傍に配置された方向キーも同時に操作される可能性が高い。この様な方向キーからのキー割込信号に基づいて割込パラメータの更新要求を出力させることにより、静電気などの影響で圧力センサに対する操作入力が正常に行われなくなるといった不具合の発生を効果的に抑制することができる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記圧力センサが、上記センターキーを挟んで上下及び左右にそれぞれ配置された4つの上記コンデンサを備え、上記センサ制御回路が、上記プロセッサからのデータ取得要求に基づいて、上記押圧操作の操作位置に対応する上下左右のいずれかの方向を出力するように構成される。この様な構成によれば、押圧操作の操作位置に対応する上下左右のいずれかの方向を出力する圧力センサを操作する際には、当該圧力センサの操作位置に対応する方向の方向キーも同時に操作される可能性が高いので、静電気などの影響による不具合の発生をさらに効果的に抑制することができる。
第5の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記割込条件記憶手段が、上記割込パラメータとして、第1閾値及び割込フラグを保持し、上記割込信号生成手段が、上記コンデンサの静電容量が第1閾値を越え、かつ、上記割込フラグが有効である場合に、上記センサ割込信号を生成し、上記プロセッサが、上記キー割込信号が入力された場合に、第1閾値として一定値を書き込み、上記割込フラグを有効化するように構成される。
この様な構成によれば、プロセッサが、キー割込信号の入力により、第1閾値として一定値を書き込み、割込フラグを有効化するので、割込フラグの有効化後にこれらの割込パラメータが変化することによる不具合の発生を効果的に抑制することができる。
第6の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記プロセッサが、上記センサ割込信号に基づいて上記割込フラグを無効化し、上記コンデンサの静電容量が第2閾値を下回ったまま一定時間が経過した場合に当該割込フラグを有効化するように構成される。この様な構成によれば、プロセッサが、圧力センサからのセンサ割込信号に基づいて割込フラグを無効化するので、プロセッサが押込み圧の読出しを繰返し行っている最中に、圧力センサがセンサ割込信号を出力するのを抑制することができる。
本発明による携帯情報端末によれば、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサの静電容量を検出する圧力センサから静電容量や押込み圧を読み出す割込み処理を実行させるためのパラメータが変化した場合であっても、正常に操作入力を行うことができる。また、圧力センサが、コンデンサの静電容量と割込パラメータとに基づいて押圧操作時にセンサ割込信号を生成し、プロセッサからのデータ取得要求に基づいて押圧操作の押込み圧を当該プロセッサへ出力するので、ユーザ操作の押込み圧を取得することができる。さらに、プロセッサが、圧力センサからのセンサ割込信号に基づいてデータ取得要求を当該圧力センサへ出力するので、圧力センサの非操作期間中の消費電力を低減させることができる。従って、押圧操作の押込み圧に応じた操作入力を行わせることができる携帯情報端末において、消費電力を低減させつつ、不具合の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態による携帯情報端末の概略構成の一例を示した図であり、携帯情報端末の一例として折り畳み式の携帯電話機100が示されている。 図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した平面図であり、操作筐体30を構成するキートップシート40が示されている。 図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した図であり、操作筐体30内のメイン基板36上に配設された圧力センサ34が示されている。 図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した断面図であり、A−A線による切断面の様子が示されている。 図3の圧力センサ34における感圧パッド部34aを模式的に示した説明図である。 図1の携帯電話機100の動作の一例を模式的に示した説明図であり、キートップシート40のキートップ部41及び42が示されている。 図1の携帯電話機100の動作の一例を模式的に示した説明図であり、タッチダウン時から押込限界時までの操作筐体30内部の様子が示されている。 図1の携帯電話機100の構成例を示したブロック図であり、携帯電話機100内部の機能構成の一例が示されている。 図8の圧力センサ34の構成例を示したブロック図であり、圧力センサ34内の機能構成の一例が示されている。 図8のCPU1の構成例を示したブロック図であり、CPU1内の機能構成の一例が示されている。 図8の携帯電話機100の動作の一例を示した状態遷移図であり、電源オフ状態B1、スリープ状態B2、アクティブ状態B3及び待機状態B4が示されている。 図9の圧力センサ34の動作の一例を示した図であり、割込パラメータを保持するレジスタの正常な場合が異常な場合と対比して示されている。 図10のCPU1におけるセンサ割込みの発生時の動作の一例を示したフローチャートである。 図10のCPU1におけるキー割込みの発生時の動作の一例を示したフローチャートである。
図1(a)及び(b)は、本発明の実施の形態による携帯情報端末の概略構成の一例を示した図であり、携帯情報端末の一例として折り畳み式の携帯電話機100が示されている。図1(a)には、オープン状態の携帯電話機100を正面から見た様子が示され、図1(b)には、クローズ状態の携帯電話機100が示されている。
携帯電話機100は、上下方向に長い薄型の表示筐体10及び操作筐体30と、これらの筐体を連結するヒンジ部20とからなる携帯情報端末であり、両筐体を展開させたオープン状態、折り畳んでコンパクトに収納させたクローズ状態を遷移させることができる。
表示筐体10の前面には、メインディスプレイ11及び受話用レシーバ12が設けられ、背面には、サブディスプレイ13が設けられている。受話用レシーバ12は、通話時に受信した音声信号を再生するための音声出力装置であり、表示筐体10のヒンジ部20とは反対側の端部に配置されている。
メインディスプレイ11は、表示画面を有する表示装置であり、例えば、液晶パネルやバックライトによって構成される。サブディスプレイ13は、メインディスプレイ11よりも小さな表示画面を有する表示装置である。
ヒンジ部20は、表示筐体10及び操作筐体30を連結する連結機構である。操作筐体30の前面には、4つの方向キー31、センターキー32、テンキー33などの複数の操作キーと、圧力センサ34及び送話用マイクロホン35が設けられている。送話用マイクロホン35は、通話時に音声を入力するための音声入力装置であり、操作筐体30のヒンジ部20とは反対側の端部に配置されている。
各方向キー31は、センターキー32を挟んで当該センターキー32の上下及び左右にそれぞれ配置された操作キーであり、押圧操作により、上下左右の位置に応じた方向入力を行うことができる。例えば、方向キー31として、上キー、下キー、左キー及び右キーを備え、上キー、センターキー32及び下キーが上下方向の直線上に配置され、左キー、センターキー32及び右キーが当該直線と交差する左右方向の直線上に配置される。
方向キー31、センターキー32及びテンキー33は、いずれも接点間の導通又は遮断によりオン又はオフする接点式スイッチからなり、それぞれ押圧操作時に所定のキー割込信号を生成する。
圧力センサ34は、センターキー32を中心とする円環状の感圧領域を有するセンサであり、押圧操作によって電極間隔が変化するコンデンサを用いて押圧操作を検知し、所定のセンサ割込信号を生成する。この圧力センサ34により、押圧操作の押込み圧や操作位置に応じた操作入力を行うことができる。
4つの方向キー31は、圧力センサ34を構成するコンデンサの近傍に配置された操作キーであり、当該コンデンサは、方向キー31とセンターキー32との間に配置される。各方向キー31と圧力センサ34とは、共通のキートップ部の押圧部位に応じて異なる操作入力を行うことができる多入力デバイスを構成しており、ヒンジ部20とテンキー33との間に配置されている。
<キートップシート>
図2(a)及び(b)は、図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した平面図であり、操作筐体30を構成するキートップシート40が示されている。図2(a)には、キートップシート40の表面が示され、図2(b)には、裏面の様子が示されている。キートップシート40は、可撓性を有するフィルム状のカバー部材であり、操作筐体30の前面に配置される。
このキートップシート40には、4つの方向キー31及び圧力センサ34に共通のキートップ部41と、センターキー32の位置を示すキートップ部42と、各テンキー33の位置を示す複数のキートップ部43と、マイク孔44が形成されている。
キートップ部41は、円形のキートップ部42を中心とする円環状のパッドである。また、各キートップ部43は、6行3列のマトリクス状にそれぞれ配置された矩形状のパッドである。キートップ部41〜43の裏面には、操作キーを構成する接点式スイッチを押し込むための押し子41a,42a,43aや、圧力センサ34を構成するコンデンサを押し込むための押し子41bが設けられている。
すなわち、キートップ部41の裏面には、各方向キー31を押し込むための4つの押し子41aと、圧力センサ34のコンデンサを押し込むための円環状の押し子41bとが形成されている。押し子41bは、キートップ部41と同心に配置されている。押し子41aは、キートップ部41の外側の周縁部に配置され、押し子41bは、内側の周縁部に配置されている。
また、キートップ部42の裏面には、センターキー32を押し込むための押し子42aが形成され、キートップ部43の裏面には、テンキー33を押し込むための押し子43aが形成されている。キートップシート40は、その上端に形成された切り欠き部45にヒンジ部20を挿入した状態で操作筐体30に取り付けられる。
<圧力センサ>
図3は、図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した図であり、操作筐体30内のメイン基板36上に配設された圧力センサ34が示されている。メイン基板36は、圧力センサ34、操作キー31,33を構成する接点式スイッチ、CPUなどの回路素子が配設される配線基板である。
圧力センサ34は、感圧パッド部34a、センターキー32及びセンサ制御回路34dがフレキシブル基板37上に形成されたセンサモジュールである。感圧パッド部34aは、センターキー32を挟んで上下及び左右にそれぞれ配置された4つのコンデンサ34bと、円環状のコンデンサ34cとからなるコンデンサユニットである。
コンデンサ34b,34cは、いずれも互いに対向させて配置された平板状の2つの電極からなる容量素子であり、押圧操作時の押込み圧に応じて電極間隔が変化する。各コンデンサ34bは、コンデンサ34cを取り囲むように、コンデンサ34cを挟んで上下及び左右にそれぞれ配置されている。コンデンサ34bの電極は、扇形形状からなる。
コンデンサ34cは、センターキー32を中心とする環状形状からなり、このセンターキー32とコンデンサ34bとの間に配置されている。センサ制御回路34dは、コンデンサ34b,34cの静電容量を検出し、押圧操作時にセンサ割込信号を生成する。コンデンサ34cは、押圧操作時の押込み圧の大きさを判断するのに用いられ、コンデンサ34bは、操作位置に応じた方向入力に用いられる。また、押圧操作の検知には、コンデンサ34b,34cのいずれを用いることもできるが、ここでは、コンデンサ34cを用いるものとする。
<A−A断面>
図4は、図1の携帯電話機100の要部における構成例を示した断面図であり、A−A線による切断面の様子が示されている。操作筐体30内のメイン基板36は、キートップシート40の裏面に対向させて配置されている。
キートップシート40には、前面側にキートップ部41,42が形成され、背面側に押し子41a,41b,42aが形成されている。押し子41aは、メイン基板36上に配設された方向キー31に対向する位置に形成された突出部である。
方向キー31は、ドーム形状の電極板31aを電極31bに接触させるメタルドーム式の接点スイッチにより構成されている。キートップ部41を押し込むと、押し子41aが電極板31aと当接して当該電極板31aが弾性変形し、電極板31aが電極31bに接触することにより接点間が導通してオン状態となる。
押し子41bは、コンデンサ34b及び34cからなる感圧パッド部34aに対向する位置に形成された突出部である。感圧パッド部34aは、センターキー32と方向キー31との間に配置されている。コンデンサ34bは、互いに離間させて配置された2つの電極板53からなり、押圧操作時に電極板53間の距離が変化する。コンデンサ34cは、互いに離間させて配置された2つの電極板52からなり、押圧操作時に電極板52間の距離が変化する。
この例では、コンデンサ34bの各電極板52とコンデンサ34cの各電極板53とが、それぞれ弾性部材54によってメイン基板36と平行に保持されている。また、コンデンサ34b,34cの前面側には、弾性部材54を介して円環状の金属板51が固着されている。
金属板51は、押し子41bを当接させる感圧部であり、電極板52,53全体を覆っている。キートップ部41を押し込むと、押し子41aが電極板31aに接触するよりも前に、押し子41bが金属板51と当接し、弾性部材54の変形により電極板52間の距離や電極板53間の距離が変化する。
押し子42aは、感圧パッド部34aの中心部に配設されたセンターキー32に対向する位置に形成された突出部である。センターキー32は、ドーム形状の電極板32aを電極32bに接触させるメタルドーム式の接点スイッチにより構成されている。キートップ部42を押し込んだ際に、押し子42aが弾性部材54に当接し、弾性部材54を介して電極板32aを弾性変形させる。そして、センターキー32は、電極板32aが電極32bに接触することにより接点間が導通してオン状態となる。
<感圧パッド部>
図5は、図3の圧力センサ34における感圧パッド部34aを模式的に示した説明図である。感圧パッド部34aは、センターキー32を挟んで上下左右にそれぞれ配置された4つのコンデンサ34bと、センターキー32を中心として、コンデンサ34bよりも内側に配置されたコンデンサ34cとによって構成される。
この例では、左右方向をX方向、上下方向をY方向、押圧操作時の押込み方向をZ方向とし、4つのコンデンサ34bが、X(+)コンデンサ、X(−)コンデンサ、Y(+)コンデンサ及びY(−)コンデンサとして用いられ、コンデンサ34cが、Zコンデンサとして用いられる。
左キー、センターキー32及び右キーは、X方向に配列され、上キー、センターキー32及び下キーは、Y方向に配列されている。X(+)コンデンサ及びX(−)コンデンサは、金属板51のX方向の傾きを検出するためのコンデンサであり、センターキー32を中心としてX方向に配列されている。X方向の傾きは、X(+)コンデンサ及びX(−)コンデンサの静電容量を一定時間ごとに検出し、非操作時における静電容量との差分値からコンデンサごとの押込み圧を求めることによって決定される。
(+)コンデンサ及びY(−)コンデンサは、金属板51のY方向の傾きを検出するためのコンデンサであり、センターキー32を中心としてY方向に配列されている。Y方向の傾きは、Y(+)コンデンサ及びY(−)コンデンサの静電容量を一定時間ごとに検出し、非操作時における静電容量との差分値からコンデンサごとの押込み圧を求めることによって決定される。
Zコンデンサは、金属板51がZ方向に押し込まれた際の押込み圧の大きさを検出するためのコンデンサであり、センターキー32を中心として、当該センターキー32とコンデンサ34bとの間に配置されている。
圧力センサ34は、X方向及びY方向の傾きとZ方向の押込み圧とから、これらをX,Y,Z成分とするベクトル量を求めて出力することができる。また、X方向及びY方向の傾きの変化量から、単位時間当たりの回転角を求めて出力することもできる。
図6及び図7は、図1の携帯電話機100の動作の一例を模式的に示した説明図であり、感圧パッド部34a周辺の様子が示されている。図6(a)には、キートップシート40のキートップ部41及び42が示され、図6(b)には、非操作時の操作筐体30内部の様子が示されている。
キートップ部41は、4つの方向キー31と、感圧パッド部34aのコンデンサ34b及び34cとに共通のパッドであり、指を接触させた際に、0°から360°までの範囲でどの方向がどれくらいの強さ(押込み圧)で押圧されたかを検知することができる。キートップ部41の非操作時には、押し子41a及び方向キー31間と、押し子41b及び感圧パッド部34a間とにそれぞれ間隙が形成されている。
図7(a)には、タッチダウン時の操作筐体30内部の様子が示され、図7(b)には、キートップ部41をさらに押し込んだ状態が示されている。図7(c)には、押込限界時の操作筐体30内部の様子が示されている。
キートップ部41に指を接触させた際、押込み圧が一定レベルよりも小さければ、圧力センサ34により押込み圧が検出され、方向キー31の接点スイッチはオフ状態のままである。例えば、キートップ部41の左キー付近に指を接触させてキートップ部41を押し込んだ場合、その押込み圧が小さい状態(タッチダウン時)では、押し子41bのみが感圧パッド部34aと当接し、押し子41a及び左キー間には間隙か形成されたままとなる。
キートップ部41をさらに押し込み、押込み圧が一定レベルを越えると、押し子41aも方向キー31、すなわち、左キーと当接して当該左キーの接点スイッチがオンすることにより、左キーの操作が検知される。
つまり、方向キー31を押圧操作する場合、方向キー31よりも前に圧力センサ34において押圧操作が検知され、押込み圧や操作位置が出力される。そして、キートップ部41が一定レベルを越えてさらに押し込まれた場合には、方向キー31の操作が検知される。
キートップ部41を押し込む際の押込み圧を増大させれば、方向キー31や感圧パッド部34aの弾性変形量が大きくなり、やがて押込限界に達することとなる。圧力センサ34では、タッチダウン時から押込限界時までの押込み圧が検出される。
図8は、図1の携帯電話機100の構成例を示したブロック図であり、携帯電話機100内部の機能構成の一例が示されている。この携帯電話機100は、圧力センサ34と、方向キー31、センターキー32及びテンキー33の押圧操作を検知するキー入力部2と、通話や表示に関する制御を行うCPU1とを備えて構成される。
CPU1は、所定の制御プログラムに基づいて、一連の処理を順次に実行するプロセッサである。キー入力部2は、方向キー31やセンターキー32が操作された際に、キー割込信号を生成してCPU1へ出力する。CPU1には、キー割込信号を伝送するためのKINT線が接続されている。
このCPU1には、圧力センサ34との間でシリアル通信を行うためのPINT線、CLK線、DAT線及びCS線が接続されている。PINT線は、圧力センサ34が生成するセンサ割込信号を伝送するための制御線である。また、CLK線は、圧力センサ34を同期させるクロック信号を伝送するための制御線である。
また、DAT線は、圧力センサ34にデータを書き込んだり、圧力センサ34からデータを読み出すためのデータ線である。CS(チップセレクト)線は、圧力センサ34のインターフェース回路を起動させ、当該圧力センサ34からデータを読み出すための制御線である。
CPU1では、キー入力部2からのキー割込信号に基づいて、操作されたキーに応じた入力処理を行う割込み処理を実行する。また、圧力センサ34からのセンサ割込信号に基づいて、当該圧力センサ34から押込み圧の検出データや操作位置情報を読み出す割込み処理を実行する。
<圧力センサ内の機能構成>
図9は、図8の圧力センサ34の構成例を示したブロック図であり、圧力センサ34内の機能構成の一例が示されている。この圧力センサ34のセンサ制御回路34dは、I/F部3、検出部4、比較部5、割込条件記憶部6、割込部7、割込パラメータ更新部8及びAD値記憶部9により構成される。I/F部3は、CPU1とシリアル通信を行う通信制御手段である。
検出部4は、コンデンサ34b,34cの静電容量を検出し、検出された静電容量に対応する押込み圧の検出データを出力する。また、コンデンサ34bごとの押込み圧からX方向及びY方向の傾きX,Yを求め、コンデンサ34cの押込み圧Zを含むベクトル量(X,Y,Z)を出力する動作が行われる。押込み圧の検出データや上記ベクトル量は、操作データとしてAD値記憶部9に保持され、CPU1からのデータ取得要求に基づいて当該CPU1へ出力される。
割込条件記憶部6は、割込条件を規定する割込パラメータを保持する記憶手段であり、割込パラメータとして、割込フラグを保持する割込フラグ記憶部6aと、所定の閾値を保持する閾値記憶部6bとからなる。割込フラグは、センサ割込信号が出力可能であるか否かを決めるフラグである。
比較部5は、検出部4によって検出された押込み圧Zと、閾値記憶部6bに保持されている所定のZ閾値Th1とを比較し、その比較結果を割込部7へ出力する。割込部7は、押込み圧ZがZ閾値Th1を越え、かつ、割込フラグ記憶部6aの割込フラグが有効である場合に、押込み圧の読出しを割り込ませるためのセンサ割込信号を生成し、I/F部3を介してCPU1へ出力する。
割込パラメータ更新部8は、CPU1からの更新要求に基づいて、割込パラメータ、すなわち、割込フラグ及びZ閾値Th1を更新する。具体的には、割込フラグを有効化し、Z閾値Th1として、一定値、例えば、初期値を書き込む動作が行われる。
<CPU内の機能構成>
図10は、図8のCPU1の構成例を示したブロック図であり、CPU1内の機能構成の一例が示されている。このCPU1は、データ取得要求生成部61、フラグ無効化部62、閾値記憶部63、タイマー64、押込み圧監視部65及びパラメータ更新要求生成部66により構成される。データ取得要求生成部61は、押込み圧の検出データやベクトル量(X,Y,Z)を読み出すために、圧力センサ34からのセンサ割込信号に基づいて、データ取得要求を生成し、当該圧力センサ34へ出力する。
フラグ無効化部62は、センサ割込信号の出力を停止させるために、上記センサ割込信号に基づいて割込フラグの無効化要求を生成し、圧力センサ34へ出力する。押込み圧監視部65は、圧力センサ34の操作終了を検知するために、押込み圧Zの検出データと、閾値記憶部63に保持されている所定のZ閾値Th2とを比較し、その比較結果とタイマー64からの経過時間情報とに基づいて、割込フラグの有効化要求を生成し、圧力センサ34へ出力する。具体的には、圧力センサ34の割込フラグが無効化された後、押込み圧ZがZ閾値Th2を下回ったまま一定時間Tが経過すれば、当該割込フラグが有効化される。
パラメータ更新要求生成部66は、キー入力部2からのキー割込信号に基づいて、圧力センサ34へ割込パラメータの更新要求を出力する。具体的には、圧力センサ34の割込フラグが有効化された後、センサ割込信号よりも前にキー割込信号が入力されれば、Z閾値Th1及び当該割込フラグの更新要求が生成される。更新要求は、圧力センサ34の初期化要求であっても良いし、所定のパラメータの書込み要求であっても良い。
図11は、図8の携帯電話機100の動作の一例を示した状態遷移図であり、電源オフ状態B1、スリープ状態B2、アクティブ状態B3及び待機状態B4間の遷移の様子が示されている。電源オフ状態B1は、主電源をオフした際の端末状態である。スリープ状態B2は、アプリケーションプログラムが圧力センサ34を使用していないセンサ非使用時の動作モードであり、電源投入後は、スリープ状態B2になる。スリープ状態B2では、CS線がロー(Low)レベルとなっている。
アクティブ状態B3は、押込み圧を監視し、データ取得要求を一定時間ごとに出力して押込み圧を繰返し読み出す端末状態であり、圧力センサ34を使用するアプリケーションプログラムの起動後にアクティブ状態B3になる。スリープ状態B2からアクティブ状態B3への遷移時には、CS線をローレベルからハイ(High)レベルに切り替えることによって、CPU1から圧力センサ34へ使用開始要求が出力され、また、割込フラグの無効化要求がCPU1から圧力センサ34へ出力される。
アクティブ状態B3では、一定時間、例えば、20msごとにデータ取得要求がCPU1から圧力センサ34へ出力され、押込み圧の検出データが繰返し読み出される。CS線をハイレベルからローレベルに切り替えることによって、CPU1から圧力センサ34へ停止要求が出力されれば、スリープ状態B2へ遷移する。
一方、圧力センサ34が一定時間、操作されなければ、待機状態B4へ遷移する。この待機状態B4は、センサ割込み及びキー割込みを監視し、押込み圧を読み出す割込み処理や、割込パラメータを更新させる割込み処理を実行する端末状態である。押込み圧ZがZ閾値Th2を下回ったまま一定時間が経過すると、待機状態B4になる。アクティブ状態B3から待機状態B4への遷移時には、割込フラグの有効化要求がCPU1から圧力センサ34へ出力される。この待機状態B4では、データ取得要求が出力されず、検出データの読出しは行われない。
待機状態B4において、押込み圧ZがZ閾値Th1を越え、押圧操作が検知されれば、PINT線をハイレベルからローレベルに切り替えることによって圧力センサ34からCPU1へセンサ割込信号が出力され、アクティブ状態B3へ遷移する。待機状態B4からアクティブ状態B3への遷移時には、割込フラグの無効化要求がCPU1から圧力センサ34へ出力される。また、CS線をハイレベルからローレベルに切り替えることによって、CPU1から圧力センサ34へ停止要求が出力されれば、スリープ状態B2へ遷移する。
図12(a)及び(b)は、図9の圧力センサ34の動作の一例を示した図であり、図12(a)には、割込パラメータを保持するレジスタが正常な場合が示され、図12(b)には、レジスタの保持データに異常が生じた場合が示されている。ZコンデンサのAD値(10ビットデータ)が、例えば、時刻t1に500から520に変化し、Z閾値Th1=510を越えた場合、割込フラグが有効「1」であれば、PINT線がハイレベルからローレベルに切り替えられ、圧力センサ34からCPU1へセンサ割込信号が出力される。
これに対して、割込パラメータを保持するレジスタの不具合によって、例えば、割込フラグが「0」に変化している場合、ZコンデンサのAD値がZ閾値Th1=510を越えたとしても、割込フラグが無効状態であるので、センサ割込信号は出力されない。この様な場合には、押圧操作が圧力センサ34側で検知されたとしても、押込み圧の読出しが行われないので、指を操作面に接触させているにもかかわらず、所望の入力処理が行われないといった不具合が生じることとなる。
図13のステップS101〜S106は、図10のCPU1のセンサ割込みの発生時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、フラグ無効化部62は、圧力センサ34からのセンサ割込信号に基づいて、割込フラグの無効化要求を生成して当該圧力センサ34へ出力し、アクティブ状態に移行する(ステップS101)。
アクティブ状態では、データ取得要求生成部61がデータ取得要求を一定時間ごとに圧力センサ34へ出力し、当該圧力センサ34から押込み圧の検出データが繰返し読み出される(ステップS102,S103)。次に、押込み圧監視部65は、Zコンデンサによる押込み圧の検出データを監視し、押込み圧ZがZ閾値Th2を下回ったまま一定時間が経過すれば、割込みフラグの有効化要求を生成して圧力センサ34へ出力し、待機状態に移行する(ステップS104〜S106)。
図14のステップS201及びS202は、図10のCPU1のキー割込みの発生時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、パラメータ更新要求生成部66は、動作モードがアクティブ状態でなく待機状態である場合に、キー入力部2からキー割込信号が入力されれば、割込パラメータの更新要求を生成して圧力センサ34へ出力し、Z閾値Th1及び割込フラグが更新される(ステップS201,S202)。一方、動作モードがアクティブ状態であれば、ただちにこの処理を終了する。
本実施の形態によれば、CPU1が、圧力センサ34の近傍に配置された方向キー31からのキー割込信号に基づいて、割込パラメータの更新要求を当該圧力センサ34へ出力する。このため、圧力センサ34を操作すれば、同時に方向キー31も操作され、圧力センサ34の操作時に割込パラメータを更新させることができる。従って、割込条件を規定する割込パラメータが静電気などの影響で変化し、圧力センサ34に対する操作入力が正常に行われなくなるのを抑制することができる。
また、圧力センサ34が、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサ34b,34cの静電容量と割込パラメータとに基づいて押圧操作時にセンサ割込信号を生成し、CPU1からのデータ取得要求に基づいて押圧操作の押込み圧を当該CPU1へ出力するので、ユーザ操作の押込み圧を取得することができる。また、CPU1が、圧力センサ34からのセンサ割込信号に基づいてデータ取得要求を当該圧力センサ34へ出力するので、圧力センサ34の非操作期間中における消費電力を低減させることができる。
特に、CPU1が、キー割込信号の入力により、Z閾値Th1として一定値を書き込み、割込フラグを有効化するので、割込フラグの有効化後にこれらの割込パラメータが変化することによる不具合の発生を効果的に抑制することができる。また、CPU1が、圧力センサ34からのセンサ割込信号に基づいて割込フラグを無効化するので、CPU1が押込み圧の読出しを繰返し行っている最中に、圧力センサ34がセンサ割込信号を繰返し出力するのを抑制することができる。
1 CPU
2 キー入力部
3 I/F部
4 検出部
5 比較部
6 割込条件記憶部
7 割込部
8 割込パラメータ更新部
9 AD値記憶部
10 表示筐体
11 メインディスプレイ
12 受話用レシーバ
13 サブディスプレイ
20 ヒンジ部
30 操作筐体
31 方向キー
32 センターキー
33 テンキー
34 圧力センサ
34a 感圧パッド部
34b,34c コンデンサ
34d センサ制御回路
35 送話用マイクロホン
36 メイン基板
37 フレキシブル基板
40 キートップシート
41〜43 キートップ部
41a,41b,42a,43a 押し子
44 マイク孔
45 切り欠き部
51 金属板
52,53 電極板
54 弾性部材
61 データ取得要求生成部
62 フラグ無効化部
63 閾値記憶部
64 タイマー
65 押込み圧監視部
66 パラメータ更新要求生成部
100 携帯電話機

Claims (6)

  1. プロセッサ、圧力センサ及び接点式スイッチを備えた携帯情報端末において、
    上記圧力センサは、押圧操作により電極間隔が変化するコンデンサと、上記コンデンサの静電容量を検出するセンサ制御回路とを備え、
    上記センサ制御回路は、割込条件を規定する割込パラメータを保持する割込条件記憶手段と、上記コンデンサの静電容量及び上記割込パラメータに基づいて、押圧操作時にセンサ割込信号を生成する割込信号生成手段と、上記プロセッサからの更新要求に基づいて、上記割込パラメータを更新する割込パラメータ更新手段とを有し、
    上記接点式スイッチは、上記コンデンサの近傍に配置され、押圧操作時にキー割込信号を生成し、
    上記プロセッサは、上記キー割込信号に基づいて、上記圧力センサへ上記割込パラメータの更新要求を出力することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記センサ制御回路は、上記プロセッサからのデータ取得要求に基づいて、上記コンデンサの静電容量に対応する上記押圧操作の押込み圧を上記プロセッサへ出力する操作データ出力手段を備え、
    上記プロセッサは、上記センサ割込信号に基づいて、上記データ取得要求を出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記接点式スイッチとして、センターキーを挟んで上下及び左右にそれぞれ配置された4つの方向キーを備え、
    上記コンデンサが、上記センターキーと上記方向キーとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 上記圧力センサは、上記センターキーを挟んで上下及び左右にそれぞれ配置された4つの上記コンデンサを備え、
    上記センサ制御回路が、上記プロセッサからのデータ取得要求に基づいて、上記押圧操作の操作位置に対応する上下左右のいずれかの方向を出力することを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 上記割込条件記憶手段が、上記割込パラメータとして、第1閾値及び割込フラグを保持し、
    上記割込信号生成手段は、上記コンデンサの静電容量が第1閾値を越え、かつ、上記割込フラグが有効である場合に、上記センサ割込信号を生成し、
    上記プロセッサは、上記キー割込信号が入力された場合に、第1閾値として一定値を書き込み、上記割込フラグを有効化することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  6. 上記プロセッサは、上記センサ割込信号に基づいて上記割込フラグを無効化し、上記コンデンサの静電容量が第2閾値を下回ったまま一定時間が経過した場合に当該割込フラグを有効化することを特徴とする請求項5に記載の携帯情報端末。
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